JPS62192849A - 計算機ネツトワ−クにおけるコマンド実行方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 本発明は、複数のコンピュータをネットワークで接続し
てその１台に外部記↑、ｑ装置を接続しこれを他のコン
ビニ〜りがあた力・も自コンピュータの外部記憶である
かの如（使用できる機能を有するシステムにおいて、前
記外部記憶装置に予めコマンドファイルとその中で使用
するコマンドすべてを１つのファイルにまとめておき、
コマンドファイルを実行するコンピュータは実行に先立
ち前記ファイルを読み、これをコマンドファイルとコマ
ンドに分解し、自主記憶上に登録し、それからこれを実
行するものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、計算機ネットワークにおけるコマンド実行方
式に係り、特にファイルサーバを有するコンピユータ網
において、コマンドファイルを実行するとき、必要なフ
ァイルを一体化したものをファイルサーバ上に用意して
おき、実行側のコンピュータはこれを自主記憶上に展開
することにより実行するようにしたものに関する。

〔従来の技術〕

コンピュータでは主記憶の容量不足を補うために外部記
憶装置が使用されている。ところで、第４図に示す如く
、複数のコンピュータＡ、Ｂ、Ｃ−をＬＡＮ　（ローカ
ルエリア・ネットワーク）の如き通信路ＮＴを介して接
続したコンビエータ・ネットワークでは、個々のコンピ
ュータに外部記憶装置を接続するよりも、例えばコンピ
ュータＡに大容量の外部記憶装置（磁気ディスク、ＤＡ
ＳＤ等）Ｆを接続してファイルサーバを構成し、コンピ
ュータＢ、Ｃ−はこの外部記憶装置Ｆをあたかも自コン
ピュータの外部記憶であるかの如く使用する機能を具備
している。

ところでコンピュータがデータ処理を行う場合、使用者
がしばしば行うようなある特定の処理をコマンド列とし
てファイルに登録し、簡単に実行できるようにしている
。この登録されたファイルはコマンドファイルと呼（ボ
れている。

第５図に、このコマンドファイルＣＯＭＦ　Ｉ　ＬＥの
１例を示す。これは、コマンドＣ０Ｍ１、Ｃ０Ｍ２、Ｃ
０Ｍ３により構成されたものであってコマンドファイル
名（ＦＮ）が付与されている。

そして、第４図に示すシステムでは、このコマンドファ
イルは外部記憶装置Ｆに格納されている。

ところで、外部記憶装置Ｆに格納されている、第５図に
示すコマンドファイルを、例えばコンピュータＢが実行
する場合、第６図に示す如き動作シーケンスとなる。

■　コンピュータＢにおいて使用者がそのコマンドファ
イルのファイル名（ＦＮ）をキーインする。これにより
コンピュータＢよりファイルサーバに対してコマンドフ
ァイルに対する０ＰＥＮ要求が行われる。ファイルサー
バはこのコマンドファイル（ＦＮ）に対する０ＰＥＮ処
理を行い、ＣＯＭＦ　Ｉ　ＬＥの内容（データ■）をコ
ンピュータＢに転送する。

■　コンピュータＢではこの転送されたＣＯＭＦＩＬＥ
の内容よりこのコマンドファイルがコマンドＣＯＭＩ、
Ｃ０Ｍ２、Ｃ０Ｍ３により構成されていることを認識す
る。そしてまずコマンドＣＯＭＩに対して０ＰＥＮ要求
を行う。ファイルサーバではこれにより０ＰＥＮ処理を
行い、またＣＯＭＩの内容つまりＣ０Ｍ１のプログラム
をデータ■としてコンピュータＢに転送する。コンピュ
ータＢではこれをその主記憶上に展開してこのＣＯＭＩ
のプログラムを実行する。そしてそのあとＣ０Ｍ１のフ
ァイルに対するＣＬＯ３Ｅ要求を行ない、ファイルサー
バはこのＣ０Ｍ１に対するＣＬＯ５Ｅ処理を行う。

■　ところでコンピュータＢは前記Ｃ０Ｍ１のＣＬＯ３
Ｅ要求に続いてコマンドＣ０Ｍ２のファイルに対する０
ＰＥＮ要求を行う。これに対してファイルサーバでは前
記Ｃ０Ｍ１に対すると同様な処理が行われる。このよう
なことがＣ０Ｍ３に対しても遂行される。そしてＣ０Ｍ
３が実行された後にコンピュータＢからＣ０Ｍ３に対す
るＣＬＯ３Ｅ要求が送出され、その後ＣＯＭＦ　Ｉ　Ｌ
Ｅに対するＣＬＯ３Ｅ要求が行われてＣＯＭＦ　Ｉ　Ｌ
ＥがＣＬＯ５Ｅ処理される。このようにしてＣＯＭＦＩ
ＬＥ（ＦＮ）に対する処理が終了する。

〔発明が解決しようとする問題点〕 このような従来の方式においてば、コマンドファイルお
よびそのコマンドの個数だけの０ＰＥＮ、ｃ　Ｌ　ｏ　
Ｓ　Ｅ処理が必要となる。ところでこの０ＰＥＮ処理は
外部記憶装置Ｆにおいて必要とするデータをアクセスし
たり、外部記憶装置Ｆから読み出したデータを一時保持
するため主記憶の領域を確保したりすることになるので
、その処理時間が長く、このような０ＰＥＮ、ＣＬＯ３
Ｅ処理数が増加するとデータ処理速度がおそくなる。

また第６図に示す動作シーケンスを遂行するため、コマ
ンドファイルに対する０ＰＥＮ、ＣＬＯ５Ｅのパケソ１
−と、各コマンドファイルに対するバケソＩ・に対する
バケットが必要になる。コマンドファイル、コマンド転
送の際に、許容された最大長のバケットが使用できない
ことがあり、このためバケット数が増える。第６図にお
いて、データ■として示すコマンドファイル転送のデー
タバケット長は、コマンドファイルの内容が小さいと考
えられるので、最大長とはならない。また、第６図にお
いてデータ■として示すＣＯＭＩのプログラムのデータ
バゲソ１−は、ＣＯＭＩの内容であるプログラム転送の
際に最大長のバケットを使用したとしても、その最終の
データは通常バケットθ）最大長ではない。このように
データ転送の際に少なくとも必要となる最小バケット数
（次式）最小バケット数＝（コマンドファイルのバイト
数÷コマンドのバイト数の合計）÷（最大パケット長） よりも、バケツ１−が多くなる。このよ−うにバケソｌ
−数が増加すると、コンビエータとして処理速度の遅い
もの（パソコン等）を使用した場合などは、バケット処
理のオーバーヘッドのために、非常に転送効率が低下し
、コマンドファイルの実行が遅くなってしまう。

本発明の目的は、前記の問題点を解決するため、０ＰＥ
Ｎ回数も少なく、バケット数も少ない計算機ネットワー
クにおけるコマンド実行方式を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明では、第１図に示す如
く、コマンドファイルと必要なすべてのコマンドを一体
化した新しいコマンドファイルをファイルサーバ上に作
成しておく。

コンピュータの使用者がこのコマンドファイルの実行を
指示すると、このコマンドファイルをファイルサーバか
ら読取り、主記憶上にコマンドファイル、コマンドと分
解してロードする。以後、コンピュータはファイルサー
バを使用せず自主記憶でコマンドファイルを処理する。

〔作用〕

コマンドファイルに対する０ＰＥＮ要求を行うと、これ
に対するデータ転送を、第１図のＣＯＭＦＩＬＥのバイ
ト数からＣ０Ｍ３の内容まで連続的に転送するので、各
コマンドＣＯＭＩ、Ｃ０Ｍ２、Ｃ０Ｍ３毎の０ＰＥＮ要
求は不必要となる。

しかも連続的に転送されるので、バケット数を少なくす
ることができる。

〔実施例〕

本発明の一実施例を第２図、第３図にもとづき他図を参
照して説明する。

第２図は本発明の一実施例構成図、第３図は本発明にお
ける動作シーケンスを示す。

第２図において、コンピュータＢｏはプロセッサ１およ
び主記憶２より構成され、識別部３を具備している。ま
たコンピュータＣｏはプロセッサ１′および主記憶２′
および仮想的に外部記憶とみなした主記憶（通常ＲＡＭ
Ｄｉｓｋと呼ばれる）４′より構成され、識別部３′を
具備している。

ここで識別部３．３′はファイルサーバから伝達された
、第１図に示す如き、コマンドファイルの区切り部分を
識別するものであって、ＣＯＭＦＩ　Ｌ　Ｅの区分のバ
イト数、ＣＯＭＩのハイド数、Ｃ０Ｍ２のバイト数、Ｃ
０Ｍ３のバイ１−数−を認識してそれぞれの区分で区別
するものである。

ファイルサーバを構成する外部記憶Ｆｏは、第４図の外
部記憶Ｆに対応するものであるが、第５図に示す如くコ
マンドＣ０Ｍ１〜Ｃ０Ｍ３により構成されるコマンドフ
ァイルが格納されるものではなく、第１図に示す如く、
ＣＯＭＩ、Ｃ０Ｍ２、Ｃ０Ｍ３については、それらを構
成する具体的なプログラムが記入されたコマンドファイ
ルとして格納されている。本発明におけるコマンドファ
イルは、そのコマンドファイルの構成を示すＣＯＭＦＩ
ＬＥ部分は、従来のものと同様に、そのＣＯＭＦ　Ｉ　
ＬＥ部分のバイト数と、ＣＯＭＦ　Ｉ　ＬＥの内容（こ
の例ではＣ０Ｍ１〜Ｃ０Ｍ３より構成されていることの
指示）が記入されているが、それに続いて、Ｃ０Ｍ１の
バイト数、ファイル名記入部およびＣＯＭＩの内容であ
るプログラム記入部、Ｃ０Ｍ２のバイト数、ファイル名
記入部およびＣ０Ｍ２のプログラム記入部、Ｃ０Ｍ３の
バイト数、ファイル名記入部およびＣ０Ｍ３のプログラ
ム記入部が存在する。この新しいコマンドファイルはコ
マンドファイル生成時に、ファイルサーバ上に作製され
るものである。

いま、コンピュータＢＯの使用者が、そのコマンドファ
イル名（ＦＮ）をキーインしてその実行を指示すると、
第３図に示す如きシーケンスが遂行される。

■　前記コマンドファイル名をキーインしその実行を指
示すると、プロセッサ１よりファイルサーバに対してそ
のコマンドファイルに対する０ＰＥＮ要求が行われる。

ファイルサーバはこのコマンドファイル（ＦＮ）に対す
る０ＰＥＮ処理を行ない、それからこのコマンドファイ
ルをデータとしてコンピュータＢＯに転送する。

■　この転送データは、識別部３によりまずそのＣＯＭ
Ｆ　Ｉ　ＬＥのバイト数とＣＯＭＦ　Ｉ　ＬＥの内容か
ら、・コマンドがＣＯＭＩ〜Ｃ０Ｍ３よりなるものであ
ることを認識する。そして次にＣ０Ｍ１のバイト数、フ
ァイル名を検出しＣＯＭＩの内容の終わりを検出する。

以下同様にしてＣ０Ｍ２のバイト数、ファイル名、Ｃ０
Ｍ３のバイト数、ファイル名を検出する。このようにし
てコマンドファイルとコマンドＣＯＭＩ〜Ｃ０Ｍ３に識
別してこれらをもとどおりに区分して、その主記憶２上
にロードする。

■　コンピュータＢｏではこのようにして主記憶２上に
登録されたコマンドファイルを解釈して、主記憶２上に
登録されているコマンドＣ０Ｍ１〜Ｃ０Ｍ３のプログラ
ムを使用してこれらを順次実行する。そして実行終了後
、プロセッサ１は、ファイルサーバに対しそのコマンド
ファイルに対するＣＬＯ３Ｅ要求が行われ、ファイルサ
ーバではこれによりこのコマンドファイルのＣＬＯ３Ｅ
処理を行う。

前記■においてもともとのファイルのバイト数と、ファ
イル名を付加しであるので、これを受信したコンビエー
タ側では主記憶上にコマンドファイルやコマンドに分解
しなおすことができる。

ところで、コンピュータのオペレーテング・システムに
よっては、主記憶上にコマンド等のロードができない場
合がある。第２図におけるコンピュータＣｏのオペレー
テング・システムがこのようなものであるとき、そのオ
ペレーテング・システムに主記憶の一部を仮想的に外部
記憶４′とみなし仮想的に使用する機能を付加する。そ
して一般にＲＡＭＤ　Ｉ　ＳＫと呼ばれるこの仮想的な
外部記憶上に分解したファイルを置き、この上で実行す
ることになる。

本発明では、予め、第１図に示す如き、新しいコマンド
ファイルを作り出さなければならないので、例えばＩＰ
Ｌ時の５ＴＡＲＴ　　ＵＰ　　ＦＩＬＥの実行とか、コ
ンパイルを行うときのコマンドファイルの実行のように
、頻繁に行われるコマンドファイルの実行に通している
。

〔発明の効果〕

本発明によればファイルサーバでのファイルの０ＰＥＮ
、ＣＬＯ３Ｅが各１回でよいので、ファイルサーバのフ
ァイルアクセスの負荷を大幅に減少させることができる
。

また、コマンドファイルをコマンド毎に区分せずに連続
的に転送するため、パケットの最大転送長を最大限度利
用することができるため、バケツト数が最低限必要な数
とほぼ同じになるため、従来の場合に比較して、パケッ
トの処理のオーバーヘッドを非掌に少なくできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図であって本発明において使
用されるコマンドファイル例、第２図は本発明の一実施
例構成図、 第３図は本発明における動作シーケンス、第４図はコン
ピュータ・ネットワーク例、第５図はコマンドファイル
例、 第６図はコマンドファイルを実行するときの動作シーケ
ンスである。 １．１′−・プロセッサ　２．２′−主記憶３．３′−
識別部 特許出廓人　　富士通株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のコンピュータをネットワークで接続するとともに
   そのうちの少くとも１つのコンピュータに外部記憶装置
   を接続してこれをあたかも自コンピュータの外部記憶装
   置であるように使用することのできるシステムにおいて
   、 複数のコマンドにより構成されるとともに各コマンドの
   プログラムが記入されたコマンドファイルが格納された
   外部記憶手段（Ｆ＿０）と、コマンドファイルのコマン
   ド名やバイト数を識別する識別手段（３、３′）を具備
   する複数のコンピュータ（Ｂ＿０、Ｃ＿０）を有し、 コンピュータで前記コマンドファイルを実行するときに
   前記外部記憶手段（Ｆ＿０）よりそのコマンドファイル
   のデータを連続的に転送させてこれをコマンドファイル
   とコマンドに区分し、コンピュータでこの区分したコマ
   ンドを実行するようにしたことを特徴とする計算機ネッ
   トワークにおけるコマンド実行方式。