JP2581145B2 - 機密保護処理方式 - Google Patents

機密保護処理方式

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JP2581145B2 JP63085916A JP8591688A JP2581145B2 JP 2581145 B2 JP2581145 B2 JP 2581145B2 JP 63085916 A JP63085916 A JP 63085916A JP 8591688 A JP8591688 A JP 8591688A JP 2581145 B2 JP2581145 B2 JP 2581145B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 計算機の利用者が専用又は共用する、ファイル等の計
算機資源に対するアクセスを、機密保護のために制御す
る処理方式に関し、 記憶効率及び処理効率を改善した機密保護処理方式を
目的とし、 利用者ごとに専用の計算機資源及び複数の該利用者が
共用する計算機資源に対する該利用者によるアクセス
を、該利用者と該利用者のアクセスを許容する該計算機
資源との対応を示す機密保護管理情報に従って制御する
機密保護機構を有する計算機において、該機密保護管理
情報を、該共用される該計算機資源に関する共用部分
と、該利用者ごとに専用される該計算機資源に関する、
該利用者別の専用部分とに区分して外部記憶装置に保持
し、該機密保護機構は、所要数の記憶空間を主記憶装置
上に設けて、該共用部分をロードして、該機密保護機構
の稼動中保持し、所要の該利用者の該専用部分を、該主
記憶装置に生成される当該利用者ごとの記憶空間にロー
ドして、該専用部分と前記共用部分とを使用して、当該
利用者の該計算機資源に対するアクセスを制御するよう
に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計算機の利用者が専用又は共用する、ファ
イル等の計算機資源に対するアクセスを、機密保護のた
めに制御する処理方式に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
複数の利用者が共用する計算機で、計算機に保存され
るファイル等の計算機資源の利用を、機密保護のために
各ファイルごとに定まる特定の利用者、又は共用する特
定の利用者グループに限定する制御を必要とすることは
よく知られている。
その場合に、計算機にアクセスしようとした利用者
は、公知のように先ずその利用者が計算機の利用を認め
られて登録された利用者であるか否かが、例えば利用者
が入力する利用者識別名及びパスワードを登録情報と照
合することによってチェックし、それによって、登録さ
れた正当な利用者と認めた場合に、以後アクセスを要求
するファイル等について、その利用者がアクセス権を持
つか否かを監視しながら処理を進める。
第3図は計算機の構成例を示すブロック図であり、前
記のようにして計算機にアクセスした利用者について、
例えば各利用者ごとの記憶空間1が生成される。それら
の記憶空間は公知のように、各空間ごとに異なるユーザ
プログラム2等がロードされて実行される個別領域3
と、すべての記憶空間1に共通にシステムプログラム等
が駐在するシステム共通領域4からなる。
ある空間で実行されるユーザプログラム2からあるフ
ァイルに対するアクセス要求が発行されると、このアク
セス要求は例えばシステム共通領域4に駐在するファイ
ル管理部5で処理される。
このときファイル管理部5は、要求のファイルへのア
クセス実行に先立って、機密保護機構6に要求して利用
者のアクセス権をチェックする。
機密保護機構6は、アクセス要求元記憶空間の利用者
が、要求するファイルに、要求する種類のアクセス権を
持っているかを、外部記憶装置7に格納した機密保護管
理情報8を検索してチェックする。
機密保護管理情報8は、例えば利用者名と利用できる
計算機資源の識別名とアクセス権(例えば読出し可、書
込み可、プログラム実行可、及びそれらの組合わせ等)
を示す情報であり、又共用の計算機資源についてはそれ
らを利用者グループと計算機資源との関係として示し、
別に利用者グループに属する利用者を示す情報を設け
る。
機密保護機構6は上記のような機密保護管理情報8を
検索して、要求元の利用者名と要求ファイル名との対応
がつけば、それについて指定されているアクセス権を要
求と照合し、その結果利用可能と判定すればファイル管
理部5に通知し、ファイル管理部5によって外部記憶装
置9にあるファイル10へのアクセスが実行される。
前記以外の場合、即ち機密保護管理情報8に要求元の
利用者名と要求ファイル名との対応情報が無いか、指定
されているアクセス権以外の種類のアクセスを要求した
場合には、機密保護機構6はアクセス権が無い旨をファ
イル管理部5へ通知し、ファイル管理部5はアクセスを
実行することなく処理が終わる。
以上の機密保護機構6による処理において、要求元利
用者名とファイル等の計算機資源の識別名との対応は、
機密保護管理情報8を外部記憶装置7から機密保護機構
6の作業領域へ読み出して、利用者名又はファイル名に
よって走査する必要があり、そのためにアクセス要求当
たり平均2回程度の機密保護管理情報8の読出しを要す
る。
従って、ファイル等のアクセスが多いシステムでは、
機密保護機能のために外部記憶装置とのデータ入出力回
数が多くなりシステムの性能を悪化させる要因となる。
そこで機密保護管理情報8を予め記憶空間1へ読み込
んでおく方式が考えられ、例えば利用者の記憶空間1が
生成されたとき、機密保護管理情報8の当該利用者が利
用できる計算機資源に関するものを抽出して、外部記憶
装置7から個別領域3にすべて読み込んでおけば、アク
セス要求発生時には外部記憶装置7との入出力は無く、
主記憶の記憶空間1上で機密保護機構6の処理が完了
し、そのためのシステム性能の悪化を避けることができ
る。しかし、利用できる計算機資源が多くなると、機密
保護管理情報によって占められる記憶領域が大きくなっ
て、ユーザプログラム等に使用可能な記憶スペースを圧
迫するようになる。
本発明は、機密保護機能の実行における前記の問題を
解決するように、記憶効率及び処理効率を改善した機密
保護処理方式を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の構成を示すブロック図である。
図は計算機の構成を示し、外部記憶装置7に保持され
る機密保護管理情報30は、共用部分11と1以上の専用部
分12に区分され、機密保護機構13は共用部分11を1以上
の記憶空間14に共用部分15のようにロードし、又利用者
の記憶空間16には当該利用者に対する機密保護管理情報
の専用部分12を専用部分17のようにロードしておいて、
共用部分15及び専用部分17を検索して要求の計算機資源
に対するアクセス権を判定する。
〔作 用〕
計算機資源のアクセス権を示す機密保護管理情報30
は、共用される計算機資源に関する共用部分11と、計算
機の利用者ごとに専用される計算機資源に関する。利用
者別の専用部分12とに区分して外部記憶装置7に格納し
ておく。
機密保護機構13は起動されたとき、所要数の記憶空間
14を主記憶装置上に設けて、共用部分11をロードし、共
用部分15として機密保護機構13の稼動中保持し、又利用
者が計算機にアクセスして記憶空間16が生成されると、
その利用者の専用部分12を、その記憶空間16の所定領域
にロードし、計算機資源に対するアクセスの制御におい
ては専用部分17と共用部分15を使用して機密保護の処理
を行う。
以上の処理方式により、機密保護管理情報のうち比較
的大量になる共用部分の情報は、1群の記憶空間にロー
ドして共通に使用し、利用者ごとの専用部分の比較的少
量の情報のみを利用者ごとの記憶空間にロードするの
で、利用者ごとの記憶空間の記憶スペースを圧迫するこ
となく、必要な情報をすべて主記憶に置いて効率良く機
密保護の処理を実行できる。
〔実施例〕
第1図において、各利用者ごとの記憶空間16は前記の
記憶空間1と同様に個別領域18と、共通領域19からな
り、ファイル管理部5及び機密保護機構13は共通領域19
で実行される。
計算機資源のアクセス権に関する機密保護管理情報30
の示す実質的な内容は、前記従来の機密保護管理情報8
と同様であるが、共用される計算機資源に関する共用部
分11と、計算機の利用者ごとに専用される計算機資源に
関する、利用者別の専用部分12とに区分して外部記憶装
置7に格納しておく。
機密保護機構13は起動されたとき、共用部分11を保持
するに必要な記憶スペースを満足する個数の記憶空間14
を主記憶装置上に設けて、共用部分11をロードし、共用
部分15とする。それらの記憶空間14は機密保護機構13が
稼働状態にある間そのまゝ存続し共用部分15を保持す
る。
又機密保護機構13は、利用者が計算機にアクセスして
記憶空間16が生成されると、その利用者の専用する計算
機資源を示す専用部分12を、その記憶空間16の個別領域
18の所定領域に専用部分17としてロードする。
第2図は以上のようにして、共用部分15と専用部分17
がロードされた状態の、各機密保護管理情報の例を示す
図である。
第2図の例では、第1図の機密保護管理情報の共用部
分11を記憶空間20、21の2空間にロードし、利用者ごと
の記憶空間として、記憶空間22〜25の4空間が設けられ
ている。
記憶空間20、21に保持される共用部分は、それぞれグ
ループ情報26と、グループごとのアクセス権情報27から
なり、グループ情報26はグループ識別名(図にグループ
α等で示す)ごとに、そのグループに属す利用者識別名
(図に利用者A等で示す)を示すテーブルである。
グループごとのアクセス権情報27は、各グループ識別
名ごとに、そのグループに属する利用者がアクセス可能
な計算機資源の識別名(図に資源名30等として示し、例
えばファイル名である)と、その計算機資源に対して許
容されるアクセスの種類(図に読出/書込/実行を権利
R/W/Cで表す)を示す情報を、例えば資源種別(磁気デ
ィスク、磁気テープ等の記憶媒体種別等で、図に資源種
別名f等で示す)ごとに区分したテーブルである。
又、利用者ごとの記憶空間22〜25にロードされる専用
部分28は、当該利用者のみが専用する計算機資源に関す
るアクセス権情報であって、例えば図示のように、資源
種別名ごとに分類して、資源名と許容されるアクセス種
類とを、前記と同様に示すテーブルとする。
記憶空間22〜25で実行されるあるユーザプログラム2
からあるファイル10に対するアクセス要求が発行される
と、このアクセス要求を従来のようにシステム共通領域
19のファイル管理部5で処理し、アクセス実行に先立っ
て、機密保護機構13に要求して要求のファイルへのアク
セス権をチェックする。
機密保護機構13は、アクセス要求元の利用者が、要求
するファイルに、要求する種類のアクセス権を持ってい
るかをチェックするために、先ずアクセス要求元の記憶
空間22〜25の1つに保持されている専用部分28の機密保
護管理情報に、資源名として要求のファイル名があるか
検索し、要求ファイル名があれば、それについて指定さ
れているアクセス権を要求と照合し、利用可能と判定す
ればファイル管理部5に通知し、ファイル管理部5によ
って外部記憶装置9にあるファイル10へのアクセスが実
行される。
専用部分28を検索して、要求のファイル名が無けれ
ば、次に記憶空間20、21の共用計算機資源に関する情報
を調べるために、例えば要求ファイルが分類されている
資源種別についての機密保護管理情報を保持する記憶空
間20又は21にアクセスして、先ずグループ情報26を要求
元利用者識別名で検索してグループ名を決定し、次にア
クセス権情報27を当該グループ名と要求ファイル名で検
索し、その結果要求のファイル名があれば前記と同様に
してアクセス権を判定する。
以上のようにしてアクセス権の有ることが判定される
場合の他は、機密保護機構13はアクセス権が無い旨をフ
ァイル管理部5へ通知し、ファイル管理部5はアクセス
を実行することなく処理を終わる。
以上の説明から明らかなように、アクセス要求ごとの
アクセス権チェックの実行に際しては、外部記憶装置7
に格納されている機密保護管理情報30への入出力動作は
不要となり、主記憶の記憶空間に予めロードされている
機密保護管理情報によって処理されるので、システムの
処理効率は改善される。
そのために、必要な機密保護管理情報を保持する記憶
領域が使われるが、機密保護管理情報の共用部分は各利
用者の空間とは別の空間を設けて保持し、各利用者の記
憶空間には当該利用者が専用する計算機資源に関する比
較的少量の機密保護管理情報のみをロードするので、利
用者ごとの記憶空間の個別領域の記憶スペースへの影響
は軽減される。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば、計算
機の利用者のファイル等の計算機資源に対するアクセス
を、機密保護のために制御するシステムにおいて、利用
者ごとの記憶空間の記憶スペースを圧迫することなく、
必要な情報をすべて主記憶に置いて効率良く機密保護の
処理を実行できるので、システムの記憶効率及び処理効
率を改善するという著しい工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、 第2図は本発明の機密保護管理情報の説明図、 第3図は従来の構成を示すブロック図である。 図において、 1、14、16、20〜25は記憶空間、 2はユーザプログラム、3、18は個別領域、 4、19は共通領域、5はファイル管理部、 6、13は機密保護機構、7、9は外部記憶装置、 8、30は機密保護管理情報、 10はファイル、11、15は共用部分、 12、17は専用部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者ごとに専用の計算機資源及び複数の
    該利用者が共用する計算機資源に対する該利用者による
    アクセスを、該利用者と該利用者のアクセスを許容する
    該計算機資源との対応を示す機密保護管理情報(30)に
    従って制御する機密保護機構(13)を有する計算機にお
    いて、 該機密保護管理情報(30)を、該共用される該計算機資
    源に関する共用部分(11)と、該利用者ごとに専用され
    る該計算機資源に関する。該利用者別の専用部分(12)
    とに区分して外部記憶装置(7)に保持し、 該機密保護機構(13)は、所要数の記憶空間(14)を主
    記憶装置上に設けて、該共用部分をロードして、該機密
    保護機構の稼動中保持し、 所要の該利用者の該専用部分を、該主記憶装置に生成さ
    れる当該利用者ごとの記憶空間(16)にロードして、該
    専用部分(17)と前記共用部分(15)とを使用して、当
    該利用者の該計算機資源に対するアクセスを制御するこ
    とを特徴とする機密保護処理方式。
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