JP2586610B2 - ファイル作成方式 - Google Patents

ファイル作成方式

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JP2586610B2
JP2586610B2 JP63276502A JP27650288A JP2586610B2 JP 2586610 B2 JP2586610 B2 JP 2586610B2 JP 63276502 A JP63276502 A JP 63276502A JP 27650288 A JP27650288 A JP 27650288A JP 2586610 B2 JP2586610 B2 JP 2586610B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レコード毎に一意に決まるキー(一次索引
キー)だけでなく、必ずしもレコード毎に一意とは限ら
ない別のキー(副次索引キー)をも有するファイルを作
成する処理に関する。
(従来の技術) 従来、副次索引キー付きの索引順編成ファイルを作成
する場合、データブロックへ出力したレコードを一旦、
一時ファイルへためておき、データブロック、および一
時索引作成終了後、レコードをためておいた一時ファイ
ルを、ソートの入出力ファイルとして、副次索引キーを
ソートキーとしてソート処理を呼び出すことにより副次
索引を作成していた。
また、ソート入出力用の一時ファイルにレコードをた
めておく際には、レコードデータをそのまま出力してい
た。
(発明が解決しようとしている課題) 上述したように従来、副次索引キー付きの索引順編成
ファイルを作成する場合、データブロックへ出力したレ
コードを一旦、一時ファイルへためておき、データブロ
ック、および一次索引作成終了後、レコードをためてお
いた一時ファイルを、ソートの入出力ファイルとして、
副次索引キーをソートキーとしてソート処理を呼び出す
ことにより副次索引を作成していた。ところが、このよ
うな従来のファイル作成方式では、ソート処理では、一
旦ファイルに書き込まれたレコードを再び、主記憶装置
内に読み込むという無駄な処理を行っていたから、ファ
イル作成処理の性能低下を招くという欠点があった。
また、従来のファイル作成方式では、ソート入出力用
の一時ファイルにレコードをためておく際には、レコー
ドデータをそのまま出力していた。このような従来方式
においては、特にレコード長が副次索引キーの長さより
非常に長いような場合、副次作成のためには不要なデー
タ部分をもソートに渡されることになるので、ソート処
理効率が低下し、それがファイル作成処理の性能低下を
招くという欠点もあった。
(課題を解決するための手段) 本発明のファイル作成方式は、レコード毎に一意に決
まるキーである一次索引キーと、必ずしもレコード毎に
一意に決まるとは限らないキーである副次索引キーとを
有する索引順編成ファイルを作成するファイル作成方式
であって、 一次索引キーおよび副次索引キーのレコード内位置、
サイズ、および前記索引順編成ファイルを作成するため
に必要な情報をパラメータとして、前記索引順編成ファ
イルの作成を要求するファイル作成要求プログラムと、 ソート処理を行うための一時ファイルであるソートワ
ークファイルと、前記ファイル作成要求プログラムから
前記索引順編成ファイルの作成の要求を受け、前記索引
順編成ファイルのファイル領域に複数のデータブロック
と一次索引用のファイル領域と副次索引用のファイル領
域を設定し、該データブロックをブロック番号により一
意に識別できるようにするとともに、前記副次索引キー
のサイズを含むソートキー情報を基にしてソート処理の
初期処理を行い、さらに副次索引用のファイル領域のフ
ァイル内先頭アドレスとを保持するファイル作成初期処
理と、 前記ファイル作成初期処理の終了後、前記ファイル作
成要求プログラムから前記索引順編成ファイルへ出力要
求されたレコードをブロック番号の小さいデータブロッ
クの先頭から格納し、一つのデータブロックが満杯にな
る毎に、該データブロックに格納したレコード群の一次
索引キーとデータブロック番号との組データを前記一次
索引用のファイル領域に格納するとともに、前記ファイ
ル作成要求プログラムから出力要求されたレコードの前
記副次索引キーに該レコードを格納したデータプログラ
ムのブロック番号とブロック内位置とを付加したものを
ソートしたレコード列を前記ソートワークファイルへ格
納するデータブロック作成処理と、 前記データブロック作成処理によりすべてのレコード
が前記索引順編成ファイルへ出力された後、前記ソート
ワークファイル内の前記レコード列をマージし、前記副
次索引用のファイル領域のサイズの範囲内の大きのソー
ト出力バッファを設定し、マージされたレコード列を該
ソート出力バッファを介して、前記副次索引用のファイ
ル領域の先頭から格納する副次索引作成処理とからなる
ファイル作成処理手段とから構成されている。
(作用) 上記構成の本発明のファイル作成処理方式では、 前記索引順編成ファイルのデータブロックはブロック
番号により一意に識別され、 前記索引順編成ファイルの一次索引は、一次索引キー
によるアクセスを行うためのもので、ブロック番号と、
そのブロック番号のデータブロック内の一次索引キーの
値で最大のキーを持つレコードの次に位置するレコード
の一次索引キーとの組から構成され、 前記索引順編成ファイルの副次索引は、副次索引キー
によるアクセスを行うためのもので、副次索引キーと、
そのキーを持つレコードが格納されているデータブロッ
クのブロック番号、ブロック内位置との組から構成さ
れ、 前記ファイル作成要求プログラムは、前記索引順編成
ファイルを作成するにあたり一次索引キー、並びに副次
索引キーのレコード内位置、サイズ、その他ファイルを
作成するために必要なパラメータを、前記ファイル作成
パラメータテーブルへ設定し、前記ファイル作成処理手
段の前記ファイル作成初期処理へ制御を渡し、 前記ファイル作成初期処理は、前記索引順編成ファイ
ルのファイル領域を、複数のデータブロックと、一次索
引用のファイル領域と、副次索引用のファイル領域とに
分割し、各データブロックに1から始まるブロック番号
を付け、ブロック番号により一意に識別できるようにす
るとともに、ソートキーサイズとして前記ファイル作成
パラメータテーブルへ設定されている副次キーのサイズ
を、ソートキーのレコード内位置として0をそれぞれ前
記ソートパラメータテーブルへ設定し、さらに、前記副
次索引用ファイル領域のファイル内先頭アドレス、サイ
ズを前記ソートパラメータテーブルに設定し、前記ソー
ト処理手段の前記ソート初期処理へ制御を渡し、 前記ソート処理手段の前記ソート初期処理へ制御を渡
し、 前記ソート初期処理は、前記ソートパラメータテーブ
ルに設定されているソートキーについての情報をもと
に、キー比較命令の作成、その他ソート実行に必要な初
期処理を行い、前記ファイル作成初期処理へ制御を戻
し、 前記ファイル作成初期処理は、前記ソート初期処理か
ら制御を戻されると、前記ファイル作成要求プログラム
へファイル作成の準備が完了した旨を通知し、前記ファ
イル作成要求プログラムへ制御を戻し、 前記ファイル作成要求プログラムは、前記索引順編成
ファイルは出力する各レコードを、一次索引キーの順
に、前記レコード受け渡し領域へ移し、前記データブロ
ック作成処理を呼び出すことにより前記索引順編成ファ
イルへレコードを出力していき、 前記データブロック作成処理は、ブロック番号1のデ
ータブロックから使い始め、前記レコード受け渡し領域
内に送られてくるレコードをブロックの先頭から順次に
格納していき、格納したレコードの後ろに、そのレコー
ドのレコードポインタ用に領域を確保し、レコードポイ
ンタの値としては、レコードポインタ用に確保した領域
の語尾のブロック内位置を、次のレコードへのポインタ
として設定し、データブロックが満杯になると、出力す
るレコードの、一次キーと、満杯になったデータブロッ
クのブロック番号の組を、前記一次索引の1エントリと
して書き込み、次のブロック番号のデータブロックの先
頭に、レコードを書き込むことにより、データブロック
および一次索引の作成処理を行っていくのと並行して、
前記レコード受け渡し領域内に受け取ったレコードの副
次キーの部分を取り出しその後ろに、そのレコードを格
納したデータブロックのブロック番号ブロック内位置を
付加情報として付加することによりソートへ渡すための
新たなレコードを作成し、前記ソートレコードを受け渡
し領域へ移送し、前記ソート処理手段の前記ソートレコ
ード入力処理を呼び出すことにより前記ソート処理手段
にレコードを1件渡し、 前記ソートレコード入力処理は、前記データブロック
作成処理からレコードを一件ずつ受け取りながら、主記
憶装置内でソートしていき、ストリングと呼ぶ順序付け
られたレコード列を前記ソートワークファイルへ格納し
ていき、 前記データブロック作成処理は前記ソートレコード入
力処理により制御を戻されると、前記ファイル作成要求
プログラムへレコードを一件出力した旨の通知をし、前
記ファイル作成要求プログラムへ制御を戻し、 前記ファイル作成要求プログラムは、全てのレコード
を前記索引順編成ファイルに出力し終わると、前記副次
索引作成処理へ制御を渡し、 前記副次索引作成処理は、前記ファイル作成要求プロ
グラムから制御を渡されると、前記ソート処理手段の前
記マージ処理を呼び出し、 前記マージ処理は、前記ソートワークファイル内のス
トリングをマージしていき、一回のマージで全てのスト
リングを入力できるまでストリングの本数を減らすと前
記ソートレコード出力処理に制御を移し、 前記ソートレコード出力処理は、前記ソートパラメー
タテーブル内に設定されている前記副次索引用のファイ
ル領域のサイズを参照し、前記ソート出力バッファを、
前記副次索引用のファイル領域のサイズを越えない範囲
で最大限の大きさで、主記憶装置内に確保した後、スト
リングを最終的に一本のストリングにまとめながら、出
力レコードを、前記ソートパラメータテーブルに設定さ
れている前記副次索引用ファイル領域の先頭位置から前
記索引順編成ファイルへ、前記ソート出力バッファをバ
ッファとして用いながら出力していくことにより、前記
副次索引を直接前記索引順編成ファイル内に作成してい
き、 ソート出力レコードが尽きると、その旨を前記副次索
引作成処理へ通知し、前記副次索引作成処理に制御を戻
し 前記副次索引作成処理は出力レコードが尽きた旨を前
記ソートレコード出力処理から通知されると、ファイル
作成処理が終了した旨を前記ファイル作成要求プログラ
ムへ通知し、前記ファイル作成要求プログラムへ制御を
戻すことによりファイルを作成する。
(実施例) 次に本発明について、図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
第1図において、1は索引順編成ファイルの作成を要
求するファイル作成要求プログラム、2は索引順編成フ
ァイルの作成処理を行い、ファイル作成初期処理21、デ
ータブロック作成処理22、副次索引作成処理23の3つの
部分からなるファイル作成処理手段、3はファイル作成
要求プログラム1が、一次索引キー、および副次牽引キ
ーのレコード内位置、大きさ、その他ファイルを作成す
るために必要な情報を設定し、ファイル作成処理手段2
にパラメータとして渡すためのファイル作成パラメータ
テーブル、4はファイル作成要求プログラム1がファイ
ル作成処理手段2へ論理レコードを渡すための主記憶装
置内のレコード受け渡し領域、5はファイル作成処理手
段2が作成するファイルで、複数個のデータブロック51
1,512,513,一次索引52、および副次索引53から構成され
る索引順編成ファイル、6はファイル作成処理手段2が
索引順編成ファイル5の副次索引53を作成するために用
い、ソート初期処理61、ソートレコード入力処理62、マ
ージ処理63、ソートレコード出力処理64の4つの部分か
らなるソート処理手段、7はファイル作成処理手段2が
ソート処理手段6へパラメータとして渡すためのソート
パラメータテーブル、8はファイル作成処理手段2とソ
ート処理手段6との間でのソートレコードの受け渡しの
ために用いる主記憶装置内のソートレコード受け渡し領
域、9はソート処理手段6がワークファイルとして用い
るソートワークファイル、10はソートレコード出力処理
64が出力バッファとして用いる主記憶装置内のソート出
力バッファである。
データブロックは、ブロック番号により一意に識別さ
れるもので、ファイル作成時には、一次索引の順序でブ
ロックの先頭からレコードが書き込まれ、レコードと、
レコードポインタとの組から構成されている。
レコードポインタは、一次索引キーの順序でそのレコ
ードの直後のキー値を持つレコードが格納されているブ
ロック内位置が書かれており、ブロック内で最大のキー
を持つレコードのレコードポインタには最大キーレコー
ドであることを識別するための特別な値−1が設定され
ているものとする。
一次索引52は、一次索引キーによるアクセスを行うた
めのもので、ブロック番号と、そのブロック番号のデー
タブロック内の一次索引キーの値で最大のキーを持つレ
コードの次に位置するレコードの一次索引キーとの組か
ら構成されている。
副次索引53は、副次索引キーによるアクセスを行うた
めのもので、副次索引キーと、そのキーを持つレコード
が格納されているデータブロックのブロック番号、ブロ
ック内位置との組から構成されている。
ファイル作成要求プログラム1は、索引順編成ファイ
ルを作成するにあたり、作成したいファイルの一次索引
キーのレコード内位置、サイズ、および副次索引キーの
レコード内位置、サイズ、その他ファイル作成に必要な
パラメータ(レコード長等のレコード特性)をファイル
作成パラメータテーブル3へ設定し、ファイル作成処理
手段2のファイル作成初期処理21へ制御を渡す。
第2図は、ファイル作成初期処理21の処理手順を示す
流れ図である。
ファイル作成初期処理21は、ファイル作成要求プログ
ラム1から制御を渡されると、まずステップ201で、作
成するファイルのファイル領域を、複数個のデータブロ
ック、一次索引用のファイル領域、副次索引用のファイ
ル領域に分割し、データブロックに、1から順にブロッ
ク番号を付し、ブロック番号によりデータブロックを一
意に識別できるようにする。
次にステップ202で、ファイル作成パラメータテーブ
ル3内に設定されている副次索引キーのサイズを取り出
し制御変数Sに設定する。
ステップ203では、ソートパラメータテーブル7に、
ソートキーのレコード内位置として0を、ソートキーサ
イズとしてSをそれぞれ設定し、ステップ204で、その
他ソートを実行するのに必要なパラメータを、ファイル
作成パラメータテーブル3の内容をもとにソートパラメ
ータテーブル7へ設定し、さらにステップ205におい
て、ステップ201で確保した副次索引用のファイル領域
のファイル内先頭アドレス、サイズを、ソートパラメー
タテーブル7へ設定する。
ソートパラメータテーブル7へのパラメータ設定が終
わると、ステップ206でソート処理手段6のソート初期
処理61を呼び出しソート初期処理をさせる。
ソート初期処理61は、ファイル作成初期処理21から制
御を渡されると、ソートパラメータテーブル7内に設定
されているソートキーの情報をもとにキー比較命令の作
成その他ソート実行に必要な準備を行い、ファイル作成
初期処理21に制御を戻す。
ファイル作成初期処理21はソート初期処理61から制御
を戻されると、ステップ207で、ファイル作成要求プロ
グラム1へ、ファイル作成の準備が完了した旨を通知
し、ファイル作成要求プログラム1へ制御を戻し処理を
終了する。
ファイル作成要求プログラム1は、ファイル作成初期
処理21から制御を戻されると、作成するファイルへ出力
したいレコードを、一次索引キーの順に一件ずつレコー
ド受け渡し領域4へ転送し、データブロック作成処理22
を呼び出すことによりファイルを作成していく。
第3図は、データブロック作成処理22の処理手順を示
す流れ図である。
データブロック作成処理22はファイル作成要求プログ
ラム1から制御を渡されると、まずステップ301におい
て、ファイル作成要求プログラム1からレコードが渡さ
れたのは初めてであるか、2回目以降であるかを判定
し、レコードが初めて渡された場合には、ステップ302
でレコードを書き込むべきデータブロックのブロック番
号を示す制御変数Nを初期値として1を、ステップ303
で、レコードを書き込むべきブロック内位置を示す制御
変数dの初期値として0をそれぞれ設定しステップ307
へ移行する。
2回目以降のレコード受け渡しの場合には、ステップ
304で、1つ前に渡されたレコードの一次索引キーの値
と、レコード受け渡し領域4内にあるレコードの一次索
引キーの値とを、ファイル作成パラメータテーブル3内
に設定されている一次索引キーについての記述をもとに
して比較し、ステップ305で、レコード受け渡し領域4
内にあるレコードの一次索引キーの値が1つ前に渡され
たレコードの一次索引キーの値よりも大きいか否かを判
定し、レコード受け渡し領域4内にあるレコードの一次
索引キーの値が1つ前に渡されたレコードの一次索引キ
ーの値よりも大きくなければステップ306で、一次索引
キーの不正を検出した旨ファイル作成処理手段1へ通知
し、処理を終了し、ファイル作成処理手段1へ制御を戻
す。
レコード受け渡し領域4内にあるレコードの一次索引
キーの値が、1つ前に渡されたレコードの一次索引キー
の値よりも大きければ、ステップ307へ移行する。
ステップ307では、レコード受け渡し領域4内にある
レコードの、レコードポインタの長さも含めたレコード
長をSに設定し、次のステップ308で、d+Sとデータ
ブロックサイズとを比較することにより、レコードを書
きこめるスペースがデータブロック内に残っているか否
かを判断している。
d+Sがデータブロックサイズよりも大きい場合はレ
コードを書きこめるスペースがデータブロック内に残っ
ていない場合であるので、ステップ309において、1つ
前に渡されたレコードのレコードポインタとして、ブロ
ックの最終レコードであることを示す−1に設定し、ス
テップ310では、レコード受け渡し領域4内にあるレコ
ードの一次索引キーの値とブロック番号Nとの組を、一
次索引52の1エントリとして出力し、ステップ311でブ
ロック番号Nに1を加え、ステップ312で、ブロック内
位置dを0にリセットし、ステップ313へ移行する。
d+Sがデータブロックサイズ以下である場合は、レ
コード書き込めるスペースがデータブロック内にまだ残
っていることになるので、ステップ313で、ブロック番
号Nで示されるデータブロックのブロック内位置dにレ
コード受け渡し領域4内にあるレコードを出力し、ステ
ップ314では、ステップ313で出力したレコードのレコー
ドポインタとしてd+Sを設定する。
次にステップ315では、ステップ313で出力したレコー
ドの副次索引キーの部分を取り出し、その後ろに付加デ
ータとして、ステップ313で出力したレコードの出力さ
れたデータブロック番号Nと、出力されたブロック内位
置dとを付けて新しいレコードを形成し、ソートレコー
ド受け渡し領域8へ転送する。
次にステップ316でdをd+Sに設定し、ステップ317
でソート処理手段6のソートレコード入力処理62を呼び
出すことにより、副次索引作成用のソートレコードを一
件ソートに渡す。
ソートレコード入力処理62は、データブロック作成処
理22からレコードを1件ずつ受け取りながら、主記憶装
置内でソートしていき、ストリングと呼ぶ順序付けられ
たレコード列を、ソートワークファイル9へ格納してい
き、データブロック作成処理22は、ソートレコード入力
処理62から制御を戻されると、ステップ318で、ファイ
ル作成要求プログラム1へ、レコードを1件出力し終わ
った旨を伝え、ファイル作成要求プログラム1へ制御を
戻し処理を終了する。
ファイル作成要求プログラム1は、データブロック作
成処理22を介して全てのレコードを索引順編成ファイル
5に出力し終わると、最後に副次索引作成処理23を呼び
出し副次索引53を作成させる。
副次索引作成処理23は、ファイル作成要求プログラム
1から制御を渡されると、ソート処理手段6の、マージ
処理63を呼び出し、ソートワークファイル9内に蓄えら
れているストリングのマージ処理を行わせる。
マージ処理63は、ソートワークファイル9内に蓄えら
れているストリングをマージしていき、1回のマージで
全ストリングをマージできるまでストリングの本数を減
らし、ソートレコード出力処理64へ制御を渡す。
第4図は、ソートレコード出力処理64の処理手順を示
す流れ図である。
ソートレコード出力処理64は、まずステップ401で、
ソートパラメータテーブル7内に設定されている副次索
引用のファイル領域のファイル内先頭位置、サイズをそ
れぞれ、A,Sに設定する。
次にステップ402で、nを1に設定し、ステップ403に
おいて、大きさS/nで、ソート出力バッファ10を主記憶
装置内に確保する。
次にステップ404で、ソート出力バッファの確保に成
功したか否か判断し、失敗であれば、ステップ405で、
nをn+1に設定し、ステップ403に戻り再度ソート出
力バッファ10の確保を試み、成功すれば、ステップ406
へ、移行する。
ステップ406では、出力すべきレコードが尽きている
か否か判断し、出力すべきレコードがまだある場合に
は、ステップ407で、出力レコードを索引順編成ファイ
ル5内のファイル内位置Aから始まる領域にソート出力
バッファ10をバッファとして用いながら出力していきス
テップ406へ戻り、出力すべきレコードが尽きていれ
ば、ステップ408でその旨副次索引作成処理23へ通知し
処理を終了、副次索引作成処理23へ制御を戻す。
副次索引作成処理23は、ソートレコード出力処理64か
ら制御を戻されると、要求された索引順ファイル5の作
成処理が完了した旨、ファイル作成要求プログラム1へ
通知し、ファイル作成要求プログラム1へ制御を戻す。
(発明の効果) 上述したように本発明は、副次索引付きの索引順編成
ファイルの作成処理において、データブロックにレコー
ドを書き込み、一次索引を作成していくのと並行して、
書き込んだレコードを、一時ファイルにためておくこと
なく直接、しかも副次索引キーの部分のみ抽出して、ソ
ート処理にわたし、副次索引キーをソートキーとしてソ
ートさせ、ソート出力レコードを直接ファイルに書き込
んでいくことにより副次索引を作成していくようにする
ことにより、ファイル作成処理の処理効率を高めること
ができる。本発明にはこのような効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図実施例におけるファイル作成初期処理の処
理手順を示す流れ図、第3図は第1図実施例におけるデ
ータブロック作成処理の処理手順を示す流れ図、第4図
は第1図実施例におけるソートレコード出力処理の処理
手順を示す流れ図である。 1……ファイル作成要求プログラム、2……ファイル作
成処理手段、21……ファイル作成初期処理、22……デー
タブロック作成処理、23……副次索引作成処理、3……
ファイル作成パラメータテーブル、4……レコード受け
渡し領域、5……索引順編成ファイル、511,512,513…
…データブロック、52……一次索引、53……副次索引、
6……ソート処理手段、61……ソート初期処理、62……
ソートレコード入力処理、63……マージ処理、64……ソ
ートレコード出力処理、7……ソートパラメータテーブ
ル、8……ソートレコード受け渡し領域、9……ソート
ワークファイル、10……ソート出力バッファ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レコード毎に一意に決まるキーである一次
    索引キーと、必ずしもレコード毎に一意に決まるとは限
    らないキーである副次索引キーとを有する索引順編成フ
    ァイルを作成するファイル作成方式であって、 一次索引キーおよび副次索引キーのレコード内位置、サ
    イズ、および前記索引順編成ファイルを作成するために
    必要な情報をパラメータとして、前記索引順編成ファイ
    ルの作成を要求するファイル作成要求プログラムと、 ソート処理を行うための一時ファイルであるソートワー
    クファイルと、 前記ファイル作成要求プログラムから前記索引順編成フ
    ァイルの作成の要求を受け、前記索引順編成ファイルの
    ファイル領域に複数のデータブロックと一次索引用のフ
    ァイル領域と副次索引用のファイル領域を設定し、該デ
    ータブロックをブロック番号により一意に識別できるよ
    うにするとともに、前記副次索引キーのサイズを含むソ
    ートキー情報を基にしてソート処理の初期処理を行い、
    さらに副次索引用のファイル領域のファイル内先頭アド
    レスとを保持するファイル作成初期処理と、 前記ファイル作成初期処理の終了後、前記ファイル作成
    要求プログラムから前記索引順編成ファイルへ出力要求
    されたレコードをブロック番号の小さいデータブロック
    の先頭から格納し、一つのデータブロックが満杯になる
    毎に、該データブロックに格納したレコード群の一次索
    引キーとデータブロック番号との組データを前記一次索
    引用のファイル領域に格納するとともに、前記ファイル
    作成要求プログラムから出力要求されたレコードの前記
    副次索引キーに該レコードを格納したデータプログラム
    のブロック番号とブロック内位置とを付加したものをソ
    ートしたレコード列を前記ソートワークファイルへ格納
    するデータブロック作成処理と、 前記データブロック作成処理によりすべてのレコードが
    前記索引順編成ファイルへ出力された後、前記ソートワ
    ークファイル内の前記レコード列をマージし、前記副次
    索引用のファイル領域のサイズの範囲内の大きのソート
    出力バッファを設定し、マージされたレコード列を該ソ
    ート出力バッファを介して、前記副次索引用のファイル
    領域の先頭から格納する副次索引作成処理とからなるフ
    ァイル作成処理手段とを備えたことを特徴とするファイ
    ル作成方法。
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JPS60229137A (ja) * 1984-04-25 1985-11-14 Fujitsu Ltd ソ−ト処理方式
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JPH02122328A (ja) 1990-05-10

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