JP2874421B2 - ソートワークファイルスペース管理方式 - Google Patents

ソートワークファイルスペース管理方式

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JP2874421B2
JP2874421B2 JP3353353A JP35335391A JP2874421B2 JP 2874421 B2 JP2874421 B2 JP 2874421B2 JP 3353353 A JP3353353 A JP 3353353A JP 35335391 A JP35335391 A JP 35335391A JP 2874421 B2 JP2874421 B2 JP 2874421B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主記憶装置内に一度に
読み込むことができない量のデータを扱うソート処理
で、ソートの中間結果であるストリングと呼ぶ順序付け
られたレコード列をワークファイルへ出力した後、これ
らのストリングを繰り返しマージしていき1本にまとめ
て出力していくソート処理の後半部分の処理方式に関連
する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術においては、ワークファイル
に出力したストリングをマージして新たなストリングを
作成して再度ワークファイルに出力する場合、入力する
ストリングのブロックが置かれていたファイルスペース
とは別のファイルスペースをワークファイル内に確保し
て出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術においては、ワークファイルに出力したストリン
グをマージして新たなストリングを作成して再度ワーク
ファイルに出力する場合、入力するストリングのブロッ
クが置かれていたファイルスペースとは別のファイルス
ペースをワークファイル内に確保して出力していた。
【0004】そのためストリングのマージ処理におい
て、入力ストリングのブロックを入力した後に、マージ
した結果のストリングのブロックをワークファイルに出
力する場合に、ブロックの出力処理においてデータの転
送を行う前のファイルの位置付けの処理が必ず必要にな
り、これがソート処理の処理性能低下の要因になってい
た。このように従来のソート処理には処理時間が長くか
かり、処理時間の短縮に関し解決すべき課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本ソートワークファイル
スペース管理方式は、ストリングのマージ処理を行うマ
ージ処理手段と、前記マージ処理手段がマージ処理を行
うための作業領域である主記憶装置内のマージ用メモリ
領域と、ソート中間結果であるストリングと呼ぶレコー
ド列を格納するための補助記憶装置内のランダムアクセ
ス可能なソートワークファイルと、前記マージ処理手段
が、前記ソートワークファイルからストリングをブロッ
ク単位で入力するためのバッファとして用いる、前記マ
ージ用メモリ領域内の入力バッファと、前記マージ処理
手段が、前記ソートワークファイルにストリングをブロ
ック単位で出力するためのバッファとして用いる、前記
マージ用メモリ領域内の出力バッファと、前記ソートワ
ークファイルへの入出力要求を複数個受け付けて前記マ
ージ処理手段と非同期に該入出力要求を処理する機能、
および受け付けた入出力要求が完了しているかを通知す
る機能、さらに受け付けた入出力要求の完了を待ち合わ
せる機能を有するワークファイル入出力処理手段と、ス
トリングのブロックを出力可能な前記ソートワークファ
イル内相対アドレスをスタックしておくために用いるフ
ァイルスペース管理テーブル、とから構成され、前記マ
ージ処理手段はマージ処理を開始するにあたり、マー
ジするストリング毎に前記入力バッファを複数個確保
し、前記マージ処理手段は、前記ワークファイル入出力
処理手段を用いてストリングのブロックを前記入力バッ
ファへ読み込み、ブロックの入力の完了を待ち合わせた
時点で、さらにその次のブロックの先読みの要求を、そ
のストリング用に確保されたもうひとつの前記入力バッ
ファを用いて前記ワークファイル入出力処理手段に対し
て行っていくことにより、ストリングのブロック単位で
の読み込み処理を行っていき、各ストリングから読み込
んだブロック内のレコードのキーを比較して勝者レコー
ドを決定し、決定した勝者レコードを前記出力バッファ
へブロッキングしていき、ブロックを前記ワークファイ
ル入出力処理手段を用いて前記ソートワークファイル内
に出力することにより、ストリングのマージ処理を行
い、上述のマージ処理を、1回のマージ処理で全ストリ
ングをマージできるまでにストリングの本数が減るまで
繰り返し実行するが、本発明の特徴として、さらに、前
記マージ処理手段は、前記ワークファイル入出力処理手
段に対して、ストリングのブロックの読み込み、及び次
のブロックの先読みを要求する際に、該要求を行った
後、ただちに入力を要求するブロックの前記ソートワー
クファイル内相対アドレスを、次にブロックを出力すべ
き前記ソートワークファイル内相対アドレスとして前記
ファイルスペース管理テーブルにスタックして次の処理
に移り前記マージ処理手段は、前記ワークファイル入
出力処理手段に対してストリングのブロックの出力を要
求する際に、前記ファイルスペース管理テーブル内にス
タックされている前記ソートワークファイル内相対アド
レスを取り出して、取り出した相対アドレスに対して発
行されているブロックの入力要求の完了を前記ワークフ
ァイル入出力処理手段を用いてチェックし、入力要求が
完了していなければ、前記ワークファイル入出力処理手
段を用いて完了を待ち合わせた後、入力を完了したブロ
ックの前記ソートワークファイル内相対アドレスにブロ
ックを出力する様、前記ワークファイル入出力処理手段
に対して要求してだたちに次の処理に移ることにより、
ストリングのブロック出力の際に、最も新しく入力した
ブロックの前記ソートワークファイル内相対アドレスに
ブロックを出力するように制御するとともに前記ソート
ワークファイルへの入出力処理とソート処理とを非同期
に行うことでソートワークファイルの入出力性能を向上
させる。
【0006】
【実施例】次に本発明について、図面を参照して詳細に
説明する。
【0007】図1は、本発明の構成を示すブロック図で
ある。図1において、1はストリングのマージ処理を行
うマージ処理手段、2はマージ処理手段1がマージ処理
を行うための作業領域である主記憶装置内のマージ用メ
モリ領域、3はソート中間結果であるストリングと呼ぶ
レコード列を格納するための補助記憶装置内のランダム
アクセス可能なソートワークファイル、4はマージ処理
手段1が、ソートワークファイル3からストリングをブ
ロック単位で入力するためのバッファとして用いる、マ
ージ用メモリ領域2内の入力バッファ、5はマージ処理
手段1が、ソートワークファイル3にストリングをブロ
ック単位で出力するためのバッファとして用いる、マー
ジ用メモリ領域2内の出力バッファ、6はソートワーク
ファイル3への入出力要求を複数個受け付けて処理する
機能、および受け付けた入出力要求が完了しているかを
通知する機能、さらに受け付けた入出力要求の完了を待
ち合わせる機能を有するワークファイル入出力処理手
段、7はストリングのブロックを出力可能なソートワー
クファイル3内相対アドレスをスタックしておくために
用いるファイルスペース管理テーブルである。
【0008】次に、本発明の一実施例であり、本発明の
方式を利用したソート処理の処理手順について図2から
図4を参照して詳細に説明する。
【0009】そのためにまず図2から図4で用いる記号
の説明をしておく。
【0010】図2から図4において、Nはストリングの
本数、Mは1回のマージ処理でマージできるストリング
の本数、S(i)i=1,…,M はマージ処理でマージ
するストリング、B(i,j)i=1,…,M j=
1,2はストリングS(i)用の入力バッファ、b
(i,j)i=1,…,M j=1,2はストリングS
(i)用の入力バッファのアドレスを示す制御変数(b
(i,1)は現在マージ処理に参加しているレコードの
ブロックが読み込まれているバッファを指すものであり
b(i,2)は次のブロックの先読み要求が出されてい
るバッファを指す)、r(i)i=1,…,Mはストリ
ングS(i)からマージ処理に参加しているレコード
(各ストリングから1レコードずつマージ処理の対戦に
参加する)のマージ用メモリ領域2内相対アドレスを示
すために制御変数を表している。
【0011】なお本実施例においてはr(i)i=1,
…,M の初期値は0であり、r(i)i=1,…M にレ
コードアドレスが設定される場合は必ず0でない値が設
定され、またストリングS(i)の全てのレコードの処
理を終了した時点でr(i)は0にリセットされるもの
とする。
【0012】次に図2を参照して本実施例のソート処理
の処理手順の概略を説明する。
【0013】最初のステップ201はソート処理の前半
部分であり、レコードを1件ずつ入力しながらソートし
ていき、ソートの中間結果であるストリングと呼ぶ順序
付けられたレコード列をソートワークファイル3へ出力
していき、出力したストリングの本数をNに設定する。
【0014】次のステップ202からソート処理の後半
部分(ストリングのマージ処理)に入る。
【0015】ステップ202と203はマージ処理の準
備処理であり、まずステップ202ではマージ用メモリ
領域2内に出力バッファ5を確保し、次にステップ20
3ではマージ用メモリ領域2内に確保可能な入力バッフ
ァ4の数を計算し、計算した値を2で割った結果を、1
回のマージ処理(ストリングの入力をダブルバッファで
行うと仮定)でマージできるストリングの本数としてM
に設定、ステップ204ではマージ用メモリ領域2内に
2*M個の入力バッファB(i,j)i=1…M J=
1,2を確保してマージ処理の準備を完了する。
【0016】ステップ205から実際のマージ処理を開
始し、ステップ205で現在のストリング数を示すNと
一回のマージ処理でマージできるストリング数Mとを比
較し、NがM以下ならば、ステップ208の最終マージ
処理へ移行し、NがMよりも大ならばNがM以下になる
までステップ206,207のストリングのマージ処理
を繰り返して実行する。
【0017】ステップ206,207はストリングをマ
ージし、マージしたストリングを再度ソートワークファ
イル2に出力する処理であり、ステップ206ではマー
ジ処理手段1を呼び出してM本のストリングのマージ処
理を行いマージしたストリングを再度ソートワークファ
イル2に出力し、ステップ207ではソートワークファ
イル内のストリング数Nを更新(M本のストリングが1
本になったので(M−1)本減少)する。
【0018】ステップ208はソートの最終マージ処理
で、ソートワークファイル3内に残っている全ストリン
グをマージ処理手段1によりマージし、ソート出力結果
として出力し、ソート処理を終了する。
【0019】次に、ソートワークファイル3からストリ
ングを読み込んでマージし、マージしたストリングを再
度ソートワークファイル3に書き出す処理(図2のステ
ップ206の処理)についてマージ処理手段1の処理手
順を中心にして、図3と図4を用いて詳細に説明する
(本部分において本発明の方式が適用される)。
【0020】マージ処理手段1の処理は大きく分けて、
マージするストリングの先頭ブロックを入力し終わるま
での処理と、それ以降の処理の2つに分けられる。
【0021】図3はマージするストリングの先頭ブロッ
クを入力し終わるまでの処理の処理手順を示す図であ
る。
【0022】マージ処理手段1はマージ処理を開始する
にあたりまずステップ301で各ストリングの入力で使
用する入力バッファ4のアドレスを設定する。
【0023】次にステップ302では、各ストリングか
らマージ処理の対戦に参加しているレコードの位置を示
す制御変数r(i)i=1,…,M を0にリセットし、
ステップ303では次に読み込むストリングの番号を示
す制御変数nに1(最初のストリングS(1))を初期
設定し、ステップ304以下のストリング読み込み処理
に移行する。
【0024】ステップ304からステップ310までの
処理はストリングS(n)の先頭ブロックの読み込み
と、その次のブロックの先読みを行う処理であり、まず
ステップ304で、先頭ブロックの読み込みを、ワーク
ファイル入出力処理手段6に対して要求し、ステップ3
05ではステップ304で読み込みを要求したブロック
のソートワークファイル3内相対アドレスをファイルス
ペース管理テーブル7にスタックした後、ステップ30
6ではステップ304で出した読み込み要求の完了をワ
ークファイル入出力処理手段6を用いて待ち合わせ、ス
テップ307では、読み込みを完了したブロックの先頭
レコードをマージの対戦に参加させるためアドレスをr
(n)に設定する。
【0025】次にステップ308では、次の(2番目
の)ブロックの有無をチェックし、2番目のブロックが
あればステップ309でそのブロック先読みをワークフ
ァイル入出力処理手段6に対して要求し、ステップ31
0ではステップ305と同様にブロックアドレスをファ
イルスペース管理テーブル7にスタックする。
【0026】ステップ304から310までの処理を実
行した後ステップ311ではnとMを比較することによ
り全ストリングの先頭ブロックの入力が完了したかをチ
ェックし、完了したならば処理を終了し実際のマージ処
理に移行、完了していなければステップ312でnに1
を加え、ステップ304に戻り、次のストリングの入力
処理を行う。
【0027】図4はマージするストリングの先頭ブロッ
クを入力し終わってから後の処理の処理手順を示す図で
ある。
【0028】ステップ401では、各ストリングからマ
ージ処理に参加しているレコードのアドレスr(i)i
=1,…,M が全て0か(全てのストリングについてス
トリング内の最後のレコードまで処理した)かをチェッ
クし、全て0ならば処理を終了、r(i)のなかに0で
ないものがあれば、レコードの対戦と対戦の勝者レコー
ドの出力の処理と、対戦の勝者レコードのストリングか
ら次のレコードを読み込む処理をr(i)が全て0にな
るまで繰り返し実行していく。
【0029】ステップ402からステップ407までの
処理はレコードの対戦と対戦の勝者レコードの出力の処
理である。
【0030】ステップ402では、各ストリングからマ
ージの対戦に参加しているレコード群(r(i)i=
1,…M のなかで0でないもの)を対象にソートキーの
比較処理を行い、勝者レコード(ソートキーの順で最も
早く出力すべきレコード)r(w)を決定する。
【0031】次にステップ403では、出力バッファ5
内にレコードr(w)を転送できるスペースがあるかを
チェックする。
【0032】出力バッファ5内にレコードr(w)を転
送できるスペースがあれば、ステップ407でレコード
r(w)を出力バッファ5にブロッキングし、ステップ
408以降の処理に移る。
【0033】出力バッファ5内にレコードr(w)を転
送できるスペースがなければ、まずステップ404にお
いてファイルスペース管理テーブル7にスタックされて
いるソートワークファイル3内相対アドレスfを取り出
す。
【0034】次にステップ405では、相対アドレスf
に対して発行されているブロックの入力要求の完了をワ
ークファイル入出力処理手段6を用いてチェックし、完
了していなければワークファイル入出力処理手段6を用
いてその完了待ちを行い、ステップ406では、入力を
完了したブロックの相対アドレスfに出力ストリングの
ブロックを出力した後、ステップ407でレコードr
(w)を出力バッファ5にブロッキングし、ステップ4
08以降の処理に移る。
【0035】ステップ408からステップ417までの
処理は対戦の勝者レコードのストリングから次のレコー
ドを読み込む処理であり、まずステップ408では勝者
レコードの属するストリング(ストリングS(w))の
次のレコードが入力バッファ内に存在するかをチェック
し、次のレコードが存在すればステップ416にてその
レコードをマージの対戦に参加させるためアドレスをr
(w)に設定し、ステップ401に戻る。
【0036】勝者レコードの属するストリングの次のレ
コードが入力バッファ内になければ、ステップ409以
下の処理を実行する。
【0037】ステップ409ではストリングS(w)内
に後続のブロックがあるかを判定し、後続のブロックが
なければ、そのストリングのレコードは全て処理し終わ
ったので、ステップ417にてr(w)を0にリセット
することによりストリングS(w)をマージの対戦から
除いてステップ401に戻る。
【0038】ストリングS(w)内に後続のブロックが
あれば、ステップ410に移り、そのブロックに対して
出されているはずの先読みの要求が完了しているかをワ
ークファイル入出力処理手段6を用いてチェックし、完
了していなければ、ワークファイル入出力処理手段6を
用いて、その完了を待ち合わせた後、ステップ411で
は読み込みを完了したブロックの先頭レコードをマージ
の対戦に参加させるためアドレスをr(w)に設定す
る。
【0039】次にステップ412では、ストリングS
(w)内にさらに次のブロックがあるかをチェックし、
あればステップ413においてそのブロックの先読みを
ワークファイル入出力処理手段6に対して要求し、ステ
ップ414では先読みを要求したブロックのソートワー
クファイル3内相対アドレスをファイルスペース管理テ
ーブル7にスタック、ステップ415でバッファの交換
を行いステップ401に戻る。
【0040】
【発明の効果】上述したように本発明は、ソートの中間
結果であるストリングをソートワークファイルからブロ
ック単位で入力してマージを行い、マージしたストリン
グをブロック単位で再度ソートワークファイルに出力す
る処理において、ソートワークファイルへの入出力処理
とソート処理とを非同期に行うとともに、ブロックを出
力する際には、最も新しく入力したブロックのソートワ
ークファイル内相対アドレスに出力するように制御する
から、ソートワークファイルのスペースとしてはソート
するデータ量分のスペースのみを使用し、しかもブロッ
ク出力の際にファイルの位置付けの処理が不要になる場
合があるのでソートワークファイルの入出力処理時間を
短縮し、効率良くソートできるとうい効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の方式を利用したソート処理の処理概要
を示す図。
【図3】マージ処理手段1の前半部分の処理手順を示す
図。
【図4】マージ処理手段1の後半部分の処理手順を示す
図。
【符号の説明】
1 ストリングのマージ処理を行うマージ処理手段 2 マージ処理手段1がマージ処理を行うための作業
領域である主記憶装置内のマージ用メモリ領域 3 ソート中間結果であるストリングと呼ぶレコード
列を格納するための補助記憶装置内のランダムアクセス
可能なソートワークファイル 4 マージ処理手段1が、ソートワークファイル3か
らストリングをブロック単位で入力するためのバッファ
として用いる、マージ用メモリ領域2内の入力バッファ 5 マージ処理手段1が、ソートワークファイル3に
ストリングをブロック単位で出力するためのバッファと
して用いる、マージ用メモリ領域2内の出力バッファ 6 ソートワークファイル3への入出力要求を複数個
受け付けて処理する機能、および受け付けた入出力要求
が完了しているかを通知する機能、さらに受け付けた入
出力要求が完了していなければその完了を待ち合わせる
機能を有するワークファイル入出力処理手段ソートワー
クファイル3への入出力要求を受け付けて処理するワー
クファイル入出力処理手段 7 ストリングのブロックを出力すべきソートワーク
ファイル3内相対アドレスを管理するためのファイルス
ペース管理テーブル 201〜208 本発明の方式を利用したソート処理
の処理概要の処理ステップ 301〜312 マージ処理手段1の前半部分の処理
の処理ステップ 401〜417 マージ処理手段1の後半部分の処理
の処理ステップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−246836(JP,A) 特開 平2−136922(JP,A) 特開 昭62−179026(JP,A) 特開 平2−306331(JP,A) 特開 平2−96213(JP,A) 特開 昭62−271029(JP,A) 特開 平4−160441(JP,A) 特開 平1−119839(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 7/24 - 7/36 G06F 12/00 G06F 3/06 - 3/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置内に一度に読み込むことがで
    きない量のデータを扱うソート処理で、ソートの中間結
    果であるストリングと呼ぶ順序付けられたレコード列を
    ワークファイルへ出力した後、これらのストリングを繰
    り返しマージしていき1本にまとめて出力していくソー
    ト処理の後半部分において、 ストリングのマージ処理を行うマージ処理手段と、 前記マージ処理手段がマージ処理を行うための作業領域
    である主記憶装置内のマージ用メモリ領域と、 ソート中間結果であるストリングと呼ぶレコード列を格
    納するための補助記憶装置内のランダムアクセス可能な
    ソートワークファイルと、 前記マージ処理手段が、前記ソートワークファイルから
    ストリングをブロック単位で入力するためのバッファと
    して用いる、前記マージ用メモリ領域内の入力バッファ
    と、 前記マージ処理手段が、前記ソートワークファイルにス
    トリングをブロック単位で出力するためのバッファとし
    て用いる、前記マージ用メモリ領域内の出力バッファ
    と、 前記ソートワークファイルへの入出力要求を複数個受け
    付けて前記マージ処理手段と非同期に該入出力要求を
    理する機能、および受け付けた入出力要求が完了してい
    るかを通知する機能、さらに受け付けた入出力要求の完
    了を待ち合わせる機能を有するワークファイル入出力処
    理手段と、 ストリングのブロックを出力可能な前記ソートワークフ
    ァイル内相対アドレスをスタックしておくために用いる
    ファイルスペース管理テーブル、 とから構成され、 前記マージ処理手段はマージ処理を開始するにあた
    り、マージするストリング毎に前記入力バッファを複数
    個確保し、 前記マージ処理手段は、前記ワークファイル入出力処理
    手段を用いてストリングのブロックを前記入力バッファ
    へ読み込み、ブロックの入力の完了を待ち合わせた時点
    で、さらにその次のブロックの先読みの要求を、そのス
    トリング用に確保されたもうひとつの前記入力バッファ
    を用いて前記ワークファイル入出力処理手段に対して行
    っていくことにより、ストリングのブロック単位での読
    み込み処理を行っていき、各ストリングから読み込んだ
    ブロック内のレコードのキーを比較して勝者レコードを
    決定し、決定した勝者レコードを前記出力バッファへブ
    ロッキングしていき、ブロックを前記ワークファイル入
    出力処理手段を用いて前記ソートワークファイル内に出
    力することにより、ストリングのマージ処理を行い、 前記マージ処理手段は、前記マージ処理を、1回のマー
    ジ処理で全ストリングをマージできるまでにストリング
    の本数が減るまで繰り返し実行し、 さらに、前記マージ処理手段は、前記ワークファイル入
    出力処理手段に対して、ストリングのブロックの読み込
    み、及び次のブロックの先読みを要求する際に、該要求
    を行った後、ただちに入力を要求するブロックの前記ソ
    ートワークファイル内相対アドレスを、次にブロックを
    出力すべき前記ソートワークファイル内相対アドレスと
    して前記ファイルスペース管理テーブルにスタックして
    次の処理に移り前記マージ処理手段は、前記ワークファイル入出力処理
    手段に対してストリングのブロックの出力を要求する際
    に、前記ファイルスペース管理テーブル内にスタックさ
    れている前記ソートワークファイル内相対アドレスを取
    り出して、取り出した相対アドレスに対して発行されて
    いるブロックの入力要求の完了を前記ワークファイル入
    出力処理手段を用いてチェックし、入力要求が完了して
    いなければ、前記ワークファイル入出力処理手段を用い
    て完了を待ち合わせた後、入力を完了したブロックの前
    記ソートワークファイル内相対アドレスにブロックを出
    力する様、前記ワークファイル入出力処理手段に対して
    要求してだたちに次の処理に移ることにより、ストリン
    グのブロック出力の際に、最も新しく入力したブロック
    の前記ソートワークファイル内相対アドレスにブロック
    を出力するように制御するとともに前記ソートワークフ
    ァイルへの入出力処理とソート処理とを非同期に行うこ
    とを特徴とするソートワークファイルスペース管理方
    式。
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JPH05165604A (ja) 1993-07-02

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