JPH0663983U - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPH0663983U
JPH0663983U JP476093U JP476093U JPH0663983U JP H0663983 U JPH0663983 U JP H0663983U JP 476093 U JP476093 U JP 476093U JP 476093 U JP476093 U JP 476093U JP H0663983 U JPH0663983 U JP H0663983U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
joint member
joint
inner hole
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP476093U
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English (en)
Inventor
石 詔二郎 上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanoh Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanoh Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanoh Industrial Co Ltd filed Critical Sanoh Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0663983U publication Critical patent/JPH0663983U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、振動等により漏れにくい
管継手を得ること。 【構成】 接続すべき第1の管P1の端部にフレア部1
0を形成し、接続すべき第2の管P2の端部に、段部1
4aと円錐面状縮径部14bとからなる弾性フランジ部
14を形成する。第1の管P1にはめた第1の継手部材
A1と、第2の管P2にはめた第2の継手部材A2とを
ねじ13,17の螺合により緊締すると、第1の継手部
材のテーパ内孔12と第2の継手部材の端部15との間
でフレア部10とフランジ部14が圧接されてシール部
が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は管継手に係り、特に自動車の配管に用いるに好適な管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車には、ブレーキチューブ、燃料パイプ等の配管がなされるが、このよう な配管では、図1に示すように複数本のパイプPは集合配管用クランプCにより 車体に固定される。
【0003】 FF車の場合には、特にブレーキチューブ1本をP´で示すように配管の束か らL字状に分岐させてX配管を行うことになる。このようなX配管のための集合 配管は、側方に張出すチューブP´を有しているので、輸送、保管の際にかさ張 って取扱いが不便であるうえに、輸送効率を低くし、保管スペースを多く必要と するので好ましくない。また、この集合配管を車体に取付けるに際しては、張出 しているチューブP´のために取りまわしが容易でない。このような問題の解決 のためには、張出しているチューブP´を集合配管とは別に作り、組付け後に集 合配管に管継手Aにより連結することが考えられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来はこのような管継手を用いることが行われておらず、各管の端 部を図2に示すように固定部に接続することが行われているだけである。すなわ ち、管Pの端部の朝顔状に拡開するフレア部Fを、固定部Bの穴内に螺入した締 付部材Dの先端部で締付けて接続状態を得るようにしているだけである。また、 仮に集合配管の途中から分岐する管を管継手により接続することを意図するにし ても、車の振動等に十分耐え、しかも接続作業が簡単で、部品点数が少なく、漏 れを起さない管継手の開発が必要とされる。
【0005】 本考案は上述の課題を解決しようとするもので、その目的は、部品点数が少な く、接続が簡単で、振動により漏れを起すことのない管継手を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の管継手は、接続すべき第1の管の端部に 、それから軸方向に離れるにつれて円錐面状に拡径するように形成したフレア部 と、接続すべき第2の管の端部に、段部をなすように拡径した後円錐面状に縮径 するように形成した弾性フランジ部と、第1の管の外周面にはめられ、前記フレ ア部の外周面に沿って延びる円錐面状内孔面を有しかつその内孔面の延長部にめ ねじが形成された第1の継手部材と、前記段部に当接するように第2の管の外周 面にはめられ、外周面に前記めねじに螺合するおねじを有する第2の継手部材と から構成され、第1および第2の継手部材の相互の緊締により、第1の継手部材 の前記円錐面状内孔面と第2の継手部材の前記段部に当接する端面との間で、前 記フレア部と前記弾性フランジ部の円錐面状縮径部とが圧接されるように構成さ れていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
上述の構成により、第1の管の端部に第1の継手部材をはめ、第2の管の端部 に第2の継手部材をはめ、第1の管と第2の管を突き合せ、両継手部材を螺合し て緊締すると、第1の管のフレア部と第2の管の弾性フランジ部とが互いに押圧 され、両者は弾性的に強く接触してシール部が形成される。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。 図1に示す管継手Aは図3に示すように構成されている。この管継手Aによっ て、第1の管P1と第2の管P2が連結される。両方の管P1,P2を連結する 継手部材としては、第1の管P1の側に第1の継手部材A1が、また第2の管P 2の側に第2の継手部材A2が設けられる。
【0009】 第1の管P1の先端部にはフレア部10が一体的に形成されている。フレア部 10は、管P1の端部を、その軸線方向に離れるにつれ円錐面状に拡径するよう に加工することによって形成される。フレア部10は、その先端縁を内側へ折返 して二重構造にするのが好ましく、全体的に朝顔の花の形態をなしている。
【0010】 第1の継手部材A1はほぼ筒状をなし、その内側には、第1の管P1の外周に 摺動可能にはまる内孔11と、それに続く円錐面状テーパ内孔12とが形成され 、テーパ内孔12に続いてめねじ13が形成されている。テーパ内孔12のテー パ角度はフレア部10の外面のテーパの角度に等しくしておくのが望ましい。
【0011】 第2の管P2は、第1の管P1に対向する端部に弾性フランジ部14を一体的 に有している。このフランジ部14は、第2の管P2の端部の加工により一体的 に形成されており、段部をなすように拡径した部分14aと、それに続いて円錐 面状に縮径する部分14bとから構成されている。段部の立上り角度は第2の継 手部材A2の先端部15の形状に合せて定めることができる。
【0012】 第2の継手部材A2も筒状をなし、第2の管P2の外周に摺動自在にはまる内 孔16を有するとともに、外周面の先端側におねじ17を備えている。おねじ1 7は管継手の組立て時に第1の継手部材A1のめねじ13と図示のように螺合す る。
【0013】 以上のように構成された管継手を結合するには、図3に示すように、第1の管 P1の外周に第1の継手部材A1をはめ、同様に第2の管P2の外周に第2の継 手部材A2をはめた状態で、第1の管のフレア部10と第2の管の弾性フランジ 部14を突合せ、両継手部材A1,A2のめねじ13およびおねじ17を螺合さ せて締付ける。
【0014】 継手部材A1,A2を締付けると、第1継手部材A1のテーパ内孔12と第2 継手部材A2の先端部15との間で、フレア部10とフランジ部14が互いに押 圧される。フランジ部14はその弾性のためにフレア部10になじむ。これによ り、フレア部10の円錐面状内面と、フランジ部14の円錐面状縮径部分14b が密に接触し、縮径部分14bはその弾性変形による反力をフレア部10に及ぼ しつつそれに圧接され続ける。したがって、両者の間には強いシール面が形成さ れ、弾性力の作用により振動などが作用しても、シール面は確実に保持され、パ ッキンがなくても漏れを防止することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案によれば、1対の継手部材以外にパッキン等の部 材を必要とせず、最少の部品点数で、振動等によって漏れを起すことがなく、接 続作業が簡単な管継手が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】集合配管の一例を示す図。
【図2】従来の継手部分の断面図。
【図3】本考案の管継手の断面図。
【符号の説明】
P1 第1の管 P2 第2の管 A1 第1の継手部材 A2 第2の継手部材 10 フレア部 12 円錐面状内孔面 13 めねじ 14 弾性フランジ部 14a 段部 14b 円錐面状縮径部 15 端部 17 おねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続すべき第1の管の端部に、それから軸
    方向に離れるにつれて円錐面状に拡径するように形成し
    たフレア部と、接続すべき第2の管の端部に、段部をな
    すように拡径した後円錐面状に縮径するように形成した
    弾性フランジ部と、第1の管の外周面にはめられ、前記
    フレア部の外周面に沿って延びる円錐面状内孔面を有し
    かつその内孔面の延長部にめねじが形成された第1の継
    手部材と、前記段部に当接するように第2の管の外周面
    にはめられ、外周面に前記めねじに螺合するおねじを有
    する第2の継手部材とから構成され、第1および第2の
    継手部材の相互の緊締により、第1の継手部材の前記円
    錐面状内孔面と第2の継手部材の前記段部に当接する端
    面との間で、前記フレア部と前記弾性フランジ部の円錐
    面状縮径部とが圧接されるように構成されていることを
    特徴とする管継手。
JP476093U 1993-02-16 1993-02-16 管継手 Pending JPH0663983U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP476093U JPH0663983U (ja) 1993-02-16 1993-02-16 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP476093U JPH0663983U (ja) 1993-02-16 1993-02-16 管継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663983U true JPH0663983U (ja) 1994-09-09

Family

ID=11592853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP476093U Pending JPH0663983U (ja) 1993-02-16 1993-02-16 管継手

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JP (1) JPH0663983U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107023721A (zh) * 2016-01-19 2017-08-08 福特全球技术公司 喇叭型制动管路总成及其制造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03209087A (ja) * 1989-11-15 1991-09-12 Bundy Gmbh 管接続装置

Patent Citations (1)

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