JPH06638U - ワーク送り装置 - Google Patents
ワーク送り装置Info
- Publication number
- JPH06638U JPH06638U JP4310292U JP4310292U JPH06638U JP H06638 U JPH06638 U JP H06638U JP 4310292 U JP4310292 U JP 4310292U JP 4310292 U JP4310292 U JP 4310292U JP H06638 U JPH06638 U JP H06638U
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- work
- gate
- inclined chute
- shaft
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- Pending
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 傾斜シュートから次の工程へのワークの送り
を円滑に行ない、ワークの落下や送り姿勢の崩れを防止
しうるようにする。 【構成】 傾斜シュート2に沿って送られてきて、ゲー
ト6に当接することによりワーク受渡し位置X−1に停止
させられたワーク1を、把持手段17の1対のフィンガ16
により挾んだ後、アクチュエータ32を作動させて、ゲー
ト6を開き、その後に駆動手段14を作動させて、把持手
段17を移動させることにより、ワーク1は両フィンガ16
から脱落することなく、確実に次の工程へ送られる。
を円滑に行ない、ワークの落下や送り姿勢の崩れを防止
しうるようにする。 【構成】 傾斜シュート2に沿って送られてきて、ゲー
ト6に当接することによりワーク受渡し位置X−1に停止
させられたワーク1を、把持手段17の1対のフィンガ16
により挾んだ後、アクチュエータ32を作動させて、ゲー
ト6を開き、その後に駆動手段14を作動させて、把持手
段17を移動させることにより、ワーク1は両フィンガ16
から脱落することなく、確実に次の工程へ送られる。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車のエンジンバルブのように、軸部の一端に拡径部が連 設されたワークの送り装置に関する。
【0002】
エンジンバルブの弁フェース部に、耐摩耗性の高いステライト等の合金粉末を 肉盛溶接する装置において、エンジンバルブの半製品であるワークを、溶接位置 へ送る従来のワーク送り装置として、図4〜図6に示すようなものがある。
【0003】 (1)は、軸部(1a)の一端に拡径部(1b)が連設されたワーク、(2)は、ワーク( 1)を、その拡径部(1b)を上方とし、かつ軸部(1a)を、互いに平行をなして前下 方に向かって傾斜する1対の板状の案内杆(3)の間に垂下させて、両案内杆(3) の上縁に沿って自重により滑走させるようにした傾斜シュートである。 傾斜シュート(2)の後上方には、ワーク(1)を、1作業終了毎に1個ずつ傾斜 シュート(2)に供給するセレクタ(図示略)が設けられている。
【0004】 (4)は、案内杆(3)の上方に案内杆(3)と平行に設けられたワーク(1)のはね 上り防止用の上部ガイド、(5)は、案内杆(3)を支持する側板である。 傾斜シュート(2)の一方の側板(5)の前端には、傾斜シュート(2)に沿って滑 走してきたワーク(1)の軸部(1a)に当接してワーク(1)を停止させる正面形がコ 字形のゲート(6)が、案内杆(3)の上縁と直交する軸(7)をもって枢着され、ゲ ート(4)はばね(8)により、常時閉じる方向に付勢されている。(9)は、ゲート (6)用のストッパである。
【0005】 (10)は、第1送り手段で、これは、適宜の固定体に支持されたロータリアクチ ュエータ(11)により所要角度回動させられる水平な回動軸(12)と、この回動軸(1 2)に固定され、かつ回動軸(12)と直交する旋回軸(13)をほぼ180゜回動させるロ ータリアクチュエータ(14)と、旋回軸(13)に固着され、旋回軸(13)と直交する方 向に延出するアーム(15)と、アーム(15)の先端に設けられ、ワーク(1)の軸部(1 a)を把持する1対のフィンが(16)を開閉させるワークを把持手段(17)とからなっ ている。
【0006】 第1送り手段(10)は、図4〜図6に実線で示すように、ゲート(6)に当接した ワーク受取り位置(X−1)に停止しているワーク(1)の軸部(1a)の中間部を、ワー ク把持手段(17)の両フィンガ(16)で把持し、ロータリアクチュエータ(14)を作動 させることにより、ワーク(1)を把持したまま、図5に想像線で示すように、ゲ ート(6)をばね(8)の付勢力に抗して、押し開いて、アーム(15)を図5の反時計 方向にほぼ180゜旋回し、ワーク(1)を図4及び図5に想像線で示す中間位置(X −2)まで移動し、次いで、ロータリアクチュエータ(11)を作動させて、ワーク( 1)を、第2送り手段(18)に受け渡す図4に想像線で示すワーク渡し位置(X−3) まで回動させる作用をする。
【0007】 第2送り手段(18)は、エアシリンダ(19)より延出するピストンロッド(20)の先 端部に設けた1対のフィンガ(21)を有するワーク把持手段(22)を備え、ワーク渡 し位置(X−3)に送られてきたワーク(1)を、フィンガ(21)で把持して、図4に実 線を示すように、適宜の角度に傾斜した回転テーブル(23)上の作業位置(X−4)ま で移動させる作用をする。
【0008】 作業位置(X−4)に送られてきたワーク(1)は、回転テーブル(23)と、エアシリ ンダ(24)より延出してきたピストンロッド(25)の先端に設けられた押えヘッド(2 6)とにより挾まれ、回転テーブル(23)とともに回転させられつつ、粉体肉盛溶接 のトーチ(27)により、弁フェース部(1c)に粉体肉盛溶接される。
【0009】 第1送り手段(10)及び第2送り手段(18)は、ワーク(1)を送り終えた後、上述 と逆の作動でそれぞれ元の位置まで復帰して、待機する。
【0010】
上述のような従来の装置においては、ワーク把持手段(17)により把持されたワ ーク(1)により、ゲート(4)をばね(8)の付勢力に抗して強制的に開かせるよう にしていたので、ばね(8)の力と両フィンガ(21)のワーク把持力とのバランスの 狂いその他の原因により、ワーク(1)がワーク把持手段(17)の両フィンガ(21)か ら脱落して落下したり、両フィンガ(21)によるワーク(1)把持姿勢が崩れ、第2 送り手段(18)への受け渡しや回転テーブル(23)上への位置決めが円滑に行なわれ なくなる等の問題点があった。
【0011】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、傾斜シュートから 次の工程へのワークの送りを円滑に行ない、ワークの落下や送り姿勢の崩れを防 止しうるようにしたワーク送り装置を提供することを目的としている。
【0012】
上記目的を達成するため、本考案のワーク送り装置は、軸部の一端に拡径部が 連設されたワークを、前記拡径部を上方とし、かつ軸部を、互いに平行をなして 前下方に向かって傾斜する1対の案内杆の間に垂下させて、両案内杆に沿って自 重により滑走させる傾斜シュートと、傾斜シュートの前端開口部の下方に、開閉 自在に設けられたゲートと、該ゲートを開閉させるアクチュエータと傾斜シュー トの前端部の一側方に枢設された回動アームの先端部に設けられ、ゲートにより 閉止された傾斜シュートの前端部に位置するワークの軸部を把持しうる開閉可能 な1対のフィンガを有する把持手段と、該把持手段を、前記傾斜シュートの前端 部に位置するワークを把持するワーク受取り位置と、次工程のワーク送り手段に ワークを渡す予め定めたワーク渡し位置との間を往復しうるように、前記回動ア ームを回動させる駆動手段とを備えることを特徴としている。
【0013】
傾斜シュートに沿って送られてきて、ゲートに当接することによりワーク受渡 し位置に停止させられたワークを、把持手段の1対のフィンガにより挾んだ後、 アクチュエータを作動させて、ゲートを開き、その後に駆動手段を作動させて、 把持手段を移動させることにより、ワークは両フィンガから脱落することなく、 確実に次の工程へ送られる。
【0014】
以下、本考案の一実施例を、図1〜図3を参照して説明する。なお、図4〜図 6に示す従来のものと同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略す る。
【0015】 この実施例においては、ゲート(6)の中位部に、図2の右方を向く突片(30)を 設け、かつ一方の側板(5)の前端より側方に折曲形成した支持片(5a)に、ピスト ンロッド(31)の先端が上記突片(30)を前方に向かって押動しうるようにしたエア シリンダ(アクチュエータ)(32)を設け、ピストンロッド(31)を収縮させていると きは、ばね(8)の付勢力により、ゲート(6)を図2に実線で示す閉止位置に保持 し、ピストンロッド(31)を進出させることにより、突片(30)を押動して、ゲート (6)を図2に想像線で示すように、ワーク(1)の通過の妨げとならない開放位置 に回動しうるようにしてある。 その他の構造は、従来のものと同一である。
【0016】 この実施例のような構成とすると、常時は、ピストンロッド(31)をエアシリン ダ(32)内に収縮させて、ゲート(6)を閉止位置に保持しておくことにより、傾斜 シュート(2)に沿って滑走してきたワーク(1)は、ゲート(6)に当接して、ワー ク受渡し位置(X−1)に停止させられ、このワーク受渡し位置(X−1)に停止させら れたワーク(1)を、ワーク把持手段(17)の1対のフィンガ(16)により挾んだ後、 ピストンロッド(31)をエアシリンダ(32)より進出させて、ゲート(6)を開放位置 まで開き、その後にロータリアクチュエータ(駆動手段)(14)を作動させて、アー ム(15)を旋回させ、ワーク把持手段(17)を移動させることにより、ワーク(1)を 、ゲート(6)により妨げられることなく、確実に次の工程へ送ることができる。 これらの作動の制御は、公知のシーケンス制御により、すべて自動的に行なう とができる。
【0017】
本考案によると、傾斜シュートから次の工程へのワークの送りを、ゲートによ り妨げられることなく、円滑に行なうことができ、ワークが把持手段の両フィン ガから脱落して落下したり、又は両フィンガによるワークの把持姿勢が崩れ、そ の後のワークの送りに支障を来たす等のおそれを防止することができる。
【図1】本考案の一実施例の要部の側面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】従来技術の一例を示す側面図である。
【図5】図4のC−C線断面図である。
【図6】図4のD−D線断面図である。
(1)ワーク (1a)軸部 (1b)拡径部 (1c)弁フェース部 (2)傾斜シュート (3)案内杆 (4)上部ガイド (5)側板 (5a)支持片 (6)ゲート (7)軸 (8)ばね (9)ストッパ (10)第1送り手段 (11)ロータリアクチュータ (12)回動軸 (13)旋回軸 (14)ロータリーア
クチュエータ(駆動手段) (15)アーム (16)フィンガ (17)ワーク把持手段(把持手段) (18)第2送り手段 (19)エアシリンダ (20)ピストンロッ
ド (21)フィンガ (22)ワーク把持手
段 (23)回転テーブル (24)エアシリンダ (25)ピストンロッド (26)押えヘッド (27)トーチ (30)突片 (31)ピストンロッド (32)エアシリンダ
(アクチュエータ)
クチュエータ(駆動手段) (15)アーム (16)フィンガ (17)ワーク把持手段(把持手段) (18)第2送り手段 (19)エアシリンダ (20)ピストンロッ
ド (21)フィンガ (22)ワーク把持手
段 (23)回転テーブル (24)エアシリンダ (25)ピストンロッド (26)押えヘッド (27)トーチ (30)突片 (31)ピストンロッド (32)エアシリンダ
(アクチュエータ)
Claims (1)
- 【請求項1】 軸部の一端に拡径部が連設されたワーク
を、前記拡径部を上方とし、かつ軸部を、互いに平行を
なして前下方に向かって傾斜する1対の案内杆の間に垂
下させて、両案内杆に沿って自重により滑走させる傾斜
シュートと、 傾斜シュートの前端開口部の下方に、開閉自在に設けら
れたゲートと、 該ゲートを開閉させるアクチュエータと、 傾斜シュートの前端部の一側方に枢設された回動アーム
の先端部に設けられ、ゲートにより閉止された傾斜シュ
ートの前端部に位置するワークの軸部を把持しうる開閉
可能な1対のフィンガを有する把持手段と、 該把持手段を、前記傾斜シュートの前端部に位置するワ
ークを把持するワーク受取り位置と、次工程のワーク送
り手段にワークを渡す予め定めたワーク渡し位置との間
を往復しうるように、前記回動アームを回動させる駆動
手段とを備えることを特徴とするワーク送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4310292U JPH06638U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ワーク送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4310292U JPH06638U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ワーク送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06638U true JPH06638U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12654474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4310292U Pending JPH06638U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | ワーク送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06638U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015125231A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 日鍛バルブ株式会社 | 加工装置及びバリ取り装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231227B2 (ja) * | 1985-12-17 | 1990-07-12 | Matsuda Kk | |
JP3087545B2 (ja) * | 1993-10-29 | 2000-09-11 | 安藤電気株式会社 | コネクタ圧入装置 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4310292U patent/JPH06638U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231227B2 (ja) * | 1985-12-17 | 1990-07-12 | Matsuda Kk | |
JP3087545B2 (ja) * | 1993-10-29 | 2000-09-11 | 安藤電気株式会社 | コネクタ圧入装置 |
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WO2015125231A1 (ja) * | 2014-02-19 | 2015-08-27 | 日鍛バルブ株式会社 | 加工装置及びバリ取り装置 |
US9339872B2 (en) | 2014-02-19 | 2016-05-17 | Nittan Valve Co., Ltd. | Machining apparatus and deburring device |
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