JPH0341870Y2 - - Google Patents
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- JPH0341870Y2 JPH0341870Y2 JP16899886U JP16899886U JPH0341870Y2 JP H0341870 Y2 JPH0341870 Y2 JP H0341870Y2 JP 16899886 U JP16899886 U JP 16899886U JP 16899886 U JP16899886 U JP 16899886U JP H0341870 Y2 JPH0341870 Y2 JP H0341870Y2
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- Japan
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- clamp
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- work
- movable
- plate
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 96
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は、板材加工機に係り、さらに詳細に
は、板材加工装置の前側に設けたワークテーブル
に前後方向であるY軸方向へ移動自在の第1キヤ
リツジを設け、前記板材加工装置によつて加工さ
れる板材を把持するためのワーククランプを備え
た第2キヤリツジを、前記第1キヤリツジに左右
方向へ移動自在に支承して設け、前記ワークテー
ブルの後側で前記板材加工装置の側方位置に配置
したシユータテーブルを後下りに傾斜自在に設
け、前記ワークテーブルと上記シユータテーブル
との間に配置した残材クランプを左右方向へ移動
自在かつ前記ワークテーブルの上面に対して出没
自在に設け、前記ワーククランプに把持されてい
た残材の一端部を前記残材クランプが把持して左
右方向へ移動するときに上記残材の他端部側が前
記ワークテーブル側へ移動することを規制する残
材ストツパを、前記ワークテーブルの後部付近に
ワークテーブルの上面に対して出没自在に設けて
なる板材加工機に関するものである。
は、板材加工装置の前側に設けたワークテーブル
に前後方向であるY軸方向へ移動自在の第1キヤ
リツジを設け、前記板材加工装置によつて加工さ
れる板材を把持するためのワーククランプを備え
た第2キヤリツジを、前記第1キヤリツジに左右
方向へ移動自在に支承して設け、前記ワークテー
ブルの後側で前記板材加工装置の側方位置に配置
したシユータテーブルを後下りに傾斜自在に設
け、前記ワークテーブルと上記シユータテーブル
との間に配置した残材クランプを左右方向へ移動
自在かつ前記ワークテーブルの上面に対して出没
自在に設け、前記ワーククランプに把持されてい
た残材の一端部を前記残材クランプが把持して左
右方向へ移動するときに上記残材の他端部側が前
記ワークテーブル側へ移動することを規制する残
材ストツパを、前記ワークテーブルの後部付近に
ワークテーブルの上面に対して出没自在に設けて
なる板材加工機に関するものである。
(従来の技術)
初めに第8,9、及び3図にもとづいて本考案
の技術的背景を説明する。
の技術的背景を説明する。
第8図および第9図を参照するに、シートメタ
ルのごとき板材Wを加工する加工装置として、例
えばタレツトパンチプレスやシヤーリングマシン
のごとき板材加工装置1(本実施例においてはシ
ヤーリングマシンにて例示されている。)が示さ
れている。この板材加工装置1の一側方には、板
材加工装置1へ板材Wを次々に自動的に送給する
一般的な給材装置3が配置されており、板材加工
装置1の他側方には、板材加工装置1によつて加
工された加工品WBを適宜に積層する一般的な積
層装置5が配置されていると共に、加工品WBを
積層装置5へ搬送する一般的な搬送コンベア7が
配置されている。公知のように、この種の板材加
工装置1においては、給材装置3から自動的に供
給された板材Wの加工が自動的に行なわれ、かつ
加工された加工品WBの移送および積層が自動的
に行なわれるものである。
ルのごとき板材Wを加工する加工装置として、例
えばタレツトパンチプレスやシヤーリングマシン
のごとき板材加工装置1(本実施例においてはシ
ヤーリングマシンにて例示されている。)が示さ
れている。この板材加工装置1の一側方には、板
材加工装置1へ板材Wを次々に自動的に送給する
一般的な給材装置3が配置されており、板材加工
装置1の他側方には、板材加工装置1によつて加
工された加工品WBを適宜に積層する一般的な積
層装置5が配置されていると共に、加工品WBを
積層装置5へ搬送する一般的な搬送コンベア7が
配置されている。公知のように、この種の板材加
工装置1においては、給材装置3から自動的に供
給された板材Wの加工が自動的に行なわれ、かつ
加工された加工品WBの移送および積層が自動的
に行なわれるものである。
上記板材加工装置1の前側には、板材Wを支持
するワークテーブル9が設けられており、このワ
ークテーブル9上には、板材加工装置1の加工領
域WZに対して板材WをX軸方向およびY軸方向
へ移動位置決めする移動位置決め装置11が設け
られている。移動位置決め装置11は、例えば一
般的なタレツトパンチプレス等における移動位置
決め装置と同様の構成であつて、Y軸方向に移動
自在の第1キヤリツジ13を備えると共に、第1
キヤリツジ13に支承されてX軸方向へ移動自在
な第2キヤリツジ15を備えている。上記第1キ
ヤリツジ13は、適宜に設けられた第1サーボモ
ータ17の駆動によつて回転されるボールネジ機
構(図示省略)を介して、板材加工装置1の加工
領域WZに対して接近離反するY軸方向へ往復駆
動される。また、第2キヤリツジ15は、第1キ
ヤリツジ13に装着した第2サーボモータ19お
よびボールネジ機構を介してX軸方向に往復駆動
されるものである。この第2キヤリツジ15に
は、板材Wを把持するためのワーククランプ21
が複数個装着されている。
するワークテーブル9が設けられており、このワ
ークテーブル9上には、板材加工装置1の加工領
域WZに対して板材WをX軸方向およびY軸方向
へ移動位置決めする移動位置決め装置11が設け
られている。移動位置決め装置11は、例えば一
般的なタレツトパンチプレス等における移動位置
決め装置と同様の構成であつて、Y軸方向に移動
自在の第1キヤリツジ13を備えると共に、第1
キヤリツジ13に支承されてX軸方向へ移動自在
な第2キヤリツジ15を備えている。上記第1キ
ヤリツジ13は、適宜に設けられた第1サーボモ
ータ17の駆動によつて回転されるボールネジ機
構(図示省略)を介して、板材加工装置1の加工
領域WZに対して接近離反するY軸方向へ往復駆
動される。また、第2キヤリツジ15は、第1キ
ヤリツジ13に装着した第2サーボモータ19お
よびボールネジ機構を介してX軸方向に往復駆動
されるものである。この第2キヤリツジ15に
は、板材Wを把持するためのワーククランプ21
が複数個装着されている。
以上のごとき構成により、給材装置3から板材
加工装置1へ送給された板材Wは、ワークテーブ
ル9上において第9図に示した原点位置にワーク
クランプ21によつて把持される。ワーククラン
プ21が板材Wを把持した状態において、第1キ
ヤリツジ13および第2キヤリツジ15を適宜に
移動することにより、板材加工装置1の加工領域
WZに対して板材WのX軸方向、Y軸方向の移動
位置決めが行なわれることが理解されよう。上述
のように板材加工装置1の加工領域WZに対して
板材Wの位置決めを行なつて板材Wの加工が繰り
返えされると、ワーククランプ置21には、最終
的にはスクラツプSとしての残材が把持されてい
ることとなる。
加工装置1へ送給された板材Wは、ワークテーブ
ル9上において第9図に示した原点位置にワーク
クランプ21によつて把持される。ワーククラン
プ21が板材Wを把持した状態において、第1キ
ヤリツジ13および第2キヤリツジ15を適宜に
移動することにより、板材加工装置1の加工領域
WZに対して板材WのX軸方向、Y軸方向の移動
位置決めが行なわれることが理解されよう。上述
のように板材加工装置1の加工領域WZに対して
板材Wの位置決めを行なつて板材Wの加工が繰り
返えされると、ワーククランプ置21には、最終
的にはスクラツプSとしての残材が把持されてい
ることとなる。
第9図を参照するに、前記ワーククランプ21
に把持されているスクラツプSを収納するための
スクラツプボツクス23が前記ワークテーブル9
の後方位置でかつ板材加工装置1の側方位置に配
置されている。ワークテーブル9上のスクラツプ
Sを前記スクラツプボツクス23へ落下せしめる
ために、ワークテーブル9には傾斜自在なシユー
タテーブル25が設けられていると共に、スクラ
ツプSをシユータテーブル25上へ確実に搬出す
るための残材クランプ27が設けられている。
に把持されているスクラツプSを収納するための
スクラツプボツクス23が前記ワークテーブル9
の後方位置でかつ板材加工装置1の側方位置に配
置されている。ワークテーブル9上のスクラツプ
Sを前記スクラツプボツクス23へ落下せしめる
ために、ワークテーブル9には傾斜自在なシユー
タテーブル25が設けられていると共に、スクラ
ツプSをシユータテーブル25上へ確実に搬出す
るための残材クランプ27が設けられている。
より詳細には、第3図より明らかなように、ワ
ークテーブル9の後側には、チヤンネル材のごと
き適宜の鋼材を適宜に組合わされた枠体構造の架
台29が配置されており、この架台29の上部に
枢軸31を介してシユータテーブル25が傾斜自
在に支承されている。シユータテーブル25の下
方位置には、ピン33を介して架台29に基部を
枢着された傾斜シリンダ35が配置してあり、こ
の傾斜シリンダ35のピストンロツド35Rの先
端部はピン37を介してシユータテーブル25に
連結されている。したがつて、傾斜シリンダ35
のピストンロツド35Rを適宜に伸縮作動するこ
とにより、枢軸31を中心としてシユータテーブ
ル25が上下動され、シユータテーブル25の後
部が低くなるように傾斜されたとき、シユータテ
ーブル25上のスクラツプSがスクラツプボツク
ス23へ自重落下し収容されることが理解されよ
う。
ークテーブル9の後側には、チヤンネル材のごと
き適宜の鋼材を適宜に組合わされた枠体構造の架
台29が配置されており、この架台29の上部に
枢軸31を介してシユータテーブル25が傾斜自
在に支承されている。シユータテーブル25の下
方位置には、ピン33を介して架台29に基部を
枢着された傾斜シリンダ35が配置してあり、こ
の傾斜シリンダ35のピストンロツド35Rの先
端部はピン37を介してシユータテーブル25に
連結されている。したがつて、傾斜シリンダ35
のピストンロツド35Rを適宜に伸縮作動するこ
とにより、枢軸31を中心としてシユータテーブ
ル25が上下動され、シユータテーブル25の後
部が低くなるように傾斜されたとき、シユータテ
ーブル25上のスクラツプSがスクラツプボツク
ス23へ自重落下し収容されることが理解されよ
う。
スクラツプSを傾斜テーブル25上に搬出する
ための残材クランプ27は、第9図に示したよう
にワークテーブル9とシユータテーブル25との
間において、前記板材加工装置1に対し接近離反
する方向(X軸方向)に往復動自在かつワークテ
ーブル9あるいはシユータテーブル25の上面に
対して出没自在に設けられている。すなわち、第
1図、第2図により明らかなように、シユータテ
ーブル25のワークテーブル9側の端縁には、X
軸方向(第2図においては左右方向)のスリツト
部25Sが形成されており、このスリツト部25
Sが板材加工装置1から離反した側の端部には拡
大部25Lが形成されている。そして上記スリツ
ト部25S内に残材クランプ27が往復動自在か
つ拡大部25Lの部分において出没自在に設けら
れている。
ための残材クランプ27は、第9図に示したよう
にワークテーブル9とシユータテーブル25との
間において、前記板材加工装置1に対し接近離反
する方向(X軸方向)に往復動自在かつワークテ
ーブル9あるいはシユータテーブル25の上面に
対して出没自在に設けられている。すなわち、第
1図、第2図により明らかなように、シユータテ
ーブル25のワークテーブル9側の端縁には、X
軸方向(第2図においては左右方向)のスリツト
部25Sが形成されており、このスリツト部25
Sが板材加工装置1から離反した側の端部には拡
大部25Lが形成されている。そして上記スリツ
ト部25S内に残材クランプ27が往復動自在か
つ拡大部25Lの部分において出没自在に設けら
れている。
より詳細には、第1図、第2図に示されるよう
に、前記架台29には、残材クランプ27を支承
した上下動フレーム39が上下に変位自在に設け
られている。上記上下動フレーム39はシユータ
テーブル25の前記スリツト部25Sの下方に位
置しており、かつスリツト部25Sと平行にX軸
方向に延伸して設けられている。上下動フレーム
39の板材加工装置1に近接した側の一端部付近
が、架台29に取付けたブラケツト41にピン4
3を介して上下方向に揺動自在に支承されてお
り、この上下動フレーム39の他端部側には、基
部を架台29に枢支された上下動シリンダ45に
おけるピストンロツド45Rの先端部がピン47
を介して枢着してある。したがつて、上下動シリ
ンダ45のピストンロツド45Rを適宜に伸縮作
動することにより、上下動フレーム39が上下に
揺動変位されることが理解されよう。
に、前記架台29には、残材クランプ27を支承
した上下動フレーム39が上下に変位自在に設け
られている。上記上下動フレーム39はシユータ
テーブル25の前記スリツト部25Sの下方に位
置しており、かつスリツト部25Sと平行にX軸
方向に延伸して設けられている。上下動フレーム
39の板材加工装置1に近接した側の一端部付近
が、架台29に取付けたブラケツト41にピン4
3を介して上下方向に揺動自在に支承されてお
り、この上下動フレーム39の他端部側には、基
部を架台29に枢支された上下動シリンダ45に
おけるピストンロツド45Rの先端部がピン47
を介して枢着してある。したがつて、上下動シリ
ンダ45のピストンロツド45Rを適宜に伸縮作
動することにより、上下動フレーム39が上下に
揺動変位されることが理解されよう。
上記上下動フレーム39の両端部にはそれぞれ
フランジ部39Fが立設してあり、このフランジ
部39Fには、X軸方向に延伸したガイドバー4
9の両端部が支承されている。このガイドバー4
9にはスライドブロツク51が往復動自在に支承
されており、このスライドブロツク51の上端部
は第2図に明らかなように前記スリツト部25S
に臨出して設けられ、かつ上端部には、前記スク
ラツプSを把持するための固定ジヨー53が一体
的に設けられている。またスライドブロツク51
には昇降部材55が上下動自在に支承されてお
り、この昇降部材55の上端部には、固定ジヨー
53と協働してスクラツプSを把持するための可
動ジヨー57が一体的に取付けられている。上記
昇降部材55は、スライドブロツク51内に内装
したコイルスプリングのごとき弾機59によつて
常に下方向へ付勢されており、昇降部材55の下
端部にはカムフオロワ61が回転自在に取付けら
れている。
フランジ部39Fが立設してあり、このフランジ
部39Fには、X軸方向に延伸したガイドバー4
9の両端部が支承されている。このガイドバー4
9にはスライドブロツク51が往復動自在に支承
されており、このスライドブロツク51の上端部
は第2図に明らかなように前記スリツト部25S
に臨出して設けられ、かつ上端部には、前記スク
ラツプSを把持するための固定ジヨー53が一体
的に設けられている。またスライドブロツク51
には昇降部材55が上下動自在に支承されてお
り、この昇降部材55の上端部には、固定ジヨー
53と協働してスクラツプSを把持するための可
動ジヨー57が一体的に取付けられている。上記
昇降部材55は、スライドブロツク51内に内装
したコイルスプリングのごとき弾機59によつて
常に下方向へ付勢されており、昇降部材55の下
端部にはカムフオロワ61が回転自在に取付けら
れている。
以上のごとき構成により、昇降部材55を適宜
に上下動することによつて固定ジヨー53と可動
ジヨー57との間にスクラツプSが把持でき、ま
た解放されることが理解されると共に、ガイドバ
ー49に沿つてスライドブロツク51を移動する
ことにより、固定ジヨー53と可動ジヨー57に
把持されたスクラツプSを板材加工装置1から離
反する方向へ移送し得ることが理解できよう。
に上下動することによつて固定ジヨー53と可動
ジヨー57との間にスクラツプSが把持でき、ま
た解放されることが理解されると共に、ガイドバ
ー49に沿つてスライドブロツク51を移動する
ことにより、固定ジヨー53と可動ジヨー57に
把持されたスクラツプSを板材加工装置1から離
反する方向へ移送し得ることが理解できよう。
上記昇降部材55の上下動を制御するために、
前記上下動フレーム39の両端部付近には、第1
図に示したようにそれぞれカム部材63,65が
設けられている。前記板材加工装置1から離反し
た側の一方のカム部材63は、上下動フレーム3
9に固定したブラケツト67にボルト等を介して
位置調節自在に取付けてある。他方のカム部材6
5は、上下動フレーム39に取付けたブラケツト
69に一対の平行リンク71を介してX軸方向
(第1図において左右方向)へ揺動自在に支承さ
れており、かつブラケツト69と平行リンク71
との間に張設したコイルスプリングのごとき弾機
73によつて前記板材加工装置1側へ付勢保持さ
れている。上記カム部材65の上面には、第1図
において右上りに緩く傾斜した第1カム面65F
と、右下りに急傾斜の第2カム面65Sとが形成
されている。
前記上下動フレーム39の両端部付近には、第1
図に示したようにそれぞれカム部材63,65が
設けられている。前記板材加工装置1から離反し
た側の一方のカム部材63は、上下動フレーム3
9に固定したブラケツト67にボルト等を介して
位置調節自在に取付けてある。他方のカム部材6
5は、上下動フレーム39に取付けたブラケツト
69に一対の平行リンク71を介してX軸方向
(第1図において左右方向)へ揺動自在に支承さ
れており、かつブラケツト69と平行リンク71
との間に張設したコイルスプリングのごとき弾機
73によつて前記板材加工装置1側へ付勢保持さ
れている。上記カム部材65の上面には、第1図
において右上りに緩く傾斜した第1カム面65F
と、右下りに急傾斜の第2カム面65Sとが形成
されている。
また、前記ガイドバー49に沿つてスライドブ
ロツク51を往復動するために、スライドブロツ
ク51には第1リンク75の一端部がピン77を
介して連結してあり、この第1リンク75の他端
部は、ピン79を介して第2リンク81の一端部
と枢支連結してある。上記第2リンク81の他端
部は、架台29に固定したブラケツト83にピン
85を介して枢着してある。さらに第2リンク8
1の適宜位置には作動シリンダ87におけるピス
トンロツド87Rの先端部がピン89を介して連
結してある。上記作動シリンダ87は、架台29
の適宜位置に固定したブラケツト91に枢軸93
を介して揺動自在に支承されている。
ロツク51を往復動するために、スライドブロツ
ク51には第1リンク75の一端部がピン77を
介して連結してあり、この第1リンク75の他端
部は、ピン79を介して第2リンク81の一端部
と枢支連結してある。上記第2リンク81の他端
部は、架台29に固定したブラケツト83にピン
85を介して枢着してある。さらに第2リンク8
1の適宜位置には作動シリンダ87におけるピス
トンロツド87Rの先端部がピン89を介して連
結してある。上記作動シリンダ87は、架台29
の適宜位置に固定したブラケツト91に枢軸93
を介して揺動自在に支承されている。
以上のごとき構成により、作動シリンダ87の
ピストンロツド87Rを適宜に伸縮作動すること
により、第2リンク81および第1リンク75を
介してスライドブロツク51がガイドバー49に
沿つて往復動されることが理解されよう。スライ
ドブロツク51が、第1図に示されるように左方
向へ移動され、昇降部材55の下端部に備えられ
たカムフオロワ61が一方のカム部材63に係合
すると、弾機59に抗して昇降部材55が上昇さ
れ、固定ジヨー53と可動ジヨー57とによつて
把持されていたスクラツプSは解放されることと
なる。
ピストンロツド87Rを適宜に伸縮作動すること
により、第2リンク81および第1リンク75を
介してスライドブロツク51がガイドバー49に
沿つて往復動されることが理解されよう。スライ
ドブロツク51が、第1図に示されるように左方
向へ移動され、昇降部材55の下端部に備えられ
たカムフオロワ61が一方のカム部材63に係合
すると、弾機59に抗して昇降部材55が上昇さ
れ、固定ジヨー53と可動ジヨー57とによつて
把持されていたスクラツプSは解放されることと
なる。
上述のごとく一方のカム部材63にカムフオロ
ワ61が係合してスクラツプSの把持を解放する
位置は、第2図に示されたシユータテーブル25
のスリツト部25Sの拡大部25Lに対応した位
置であつて、シユータテーブル25およびワーク
テーブル9の上面に対して没入可能である。した
がつて、上述のごとく、一方のカム部材63に対
応した位置にスライドブロツク51が位置すると
きに、前記上下動シリンダ45を作動して上下動
フレーム39を下方向へ変位せしめることによ
り、スライドブロツク51に備えられた固定ジヨ
ー53および可動ジヨー57を、ワークテーブル
9およびシユータテーブル25の上面から没入す
ることができる。
ワ61が係合してスクラツプSの把持を解放する
位置は、第2図に示されたシユータテーブル25
のスリツト部25Sの拡大部25Lに対応した位
置であつて、シユータテーブル25およびワーク
テーブル9の上面に対して没入可能である。した
がつて、上述のごとく、一方のカム部材63に対
応した位置にスライドブロツク51が位置すると
きに、前記上下動シリンダ45を作動して上下動
フレーム39を下方向へ変位せしめることによ
り、スライドブロツク51に備えられた固定ジヨ
ー53および可動ジヨー57を、ワークテーブル
9およびシユータテーブル25の上面から没入す
ることができる。
上述のように固定ジヨー53および可動ジヨー
57を固定テーブル9等の上面より没入すること
により、給材装置3から板材加工装置1へ板材W
を給送するとき、および板材加工装置1に対して
板材WのX軸方向、Y軸方向の移動位置決めを行
なうとき、固定ジヨー53等が邪魔になるような
ことがなく、極めて有益である。
57を固定テーブル9等の上面より没入すること
により、給材装置3から板材加工装置1へ板材W
を給送するとき、および板材加工装置1に対して
板材WのX軸方向、Y軸方向の移動位置決めを行
なうとき、固定ジヨー53等が邪魔になるような
ことがなく、極めて有益である。
前記作動シリンダ87の作動により、スライド
ブロツク51を第1図において右方向へ移動せし
めると、昇降部材55に備えたカムフオロワ61
が他方のカム部材65の第1カム面65Fに係合
し、可動ジヨー57が次第に上昇され、固定ジヨ
ー53と可動ジヨー57との間が開かれる。した
がつて、可動ジヨー57が開かれる位置に、前記
移動位置決め装置11におけるクランプ装置21
に把持されたスクラツプSの端部を予め位置決め
しておくことにより、スクラツプSの端部は、固
定ジヨー53と可動ジヨー57との間に相対的に
進入されることとなる。
ブロツク51を第1図において右方向へ移動せし
めると、昇降部材55に備えたカムフオロワ61
が他方のカム部材65の第1カム面65Fに係合
し、可動ジヨー57が次第に上昇され、固定ジヨ
ー53と可動ジヨー57との間が開かれる。した
がつて、可動ジヨー57が開かれる位置に、前記
移動位置決め装置11におけるクランプ装置21
に把持されたスクラツプSの端部を予め位置決め
しておくことにより、スクラツプSの端部は、固
定ジヨー53と可動ジヨー57との間に相対的に
進入されることとなる。
第1図において、スライドブロツク51がさら
に右方向へ移動され、カムフオロワ61がカム部
材65の第2カム面65Sに係合すると、弾機5
9の作用によつて昇降部材55が下降され、固定
ジヨー53と可動ジヨー57との間にスクラツプ
Sが把持される。このようにスクラツプSが把持
された後に、再びスライドブロツク51を第1図
において左方向へ移動せしめると、カム部材65
の第2カム面65Sが急傾斜であるために、弾機
73に抗してカム部材65は左方向へ揺動されて
次第に下降される。したがつて、下降したカム部
材65を越えてスライドブロツク51はスクラツ
プSを把持したまま左方向へ移動する。すなわち
スクラツプSは、板材加工装置1から離反する方
向へ搬出されることとなる。
に右方向へ移動され、カムフオロワ61がカム部
材65の第2カム面65Sに係合すると、弾機5
9の作用によつて昇降部材55が下降され、固定
ジヨー53と可動ジヨー57との間にスクラツプ
Sが把持される。このようにスクラツプSが把持
された後に、再びスライドブロツク51を第1図
において左方向へ移動せしめると、カム部材65
の第2カム面65Sが急傾斜であるために、弾機
73に抗してカム部材65は左方向へ揺動されて
次第に下降される。したがつて、下降したカム部
材65を越えてスライドブロツク51はスクラツ
プSを把持したまま左方向へ移動する。すなわち
スクラツプSは、板材加工装置1から離反する方
向へ搬出されることとなる。
既に明らかなように、スライドブロツク51が
第1図において左方向へスクラツプSを搬出し、
左端付近においてスクラツプSの把持を解放した
後に、前記傾斜シリンダ35を作動してシユータ
テーブル25を後下りに傾斜せしめることによ
り、スクラツプSは自重によつてスクラツプボツ
クス23へ落下収容されることが理解されよう。
第1図において左方向へスクラツプSを搬出し、
左端付近においてスクラツプSの把持を解放した
後に、前記傾斜シリンダ35を作動してシユータ
テーブル25を後下りに傾斜せしめることによ
り、スクラツプSは自重によつてスクラツプボツ
クス23へ落下収容されることが理解されよう。
前述のごとく、スライドブロツク51に備えた
固定ジヨー53と可動ジヨー57によつてスクラ
ツプSの一端部を把持して牽引するとき、スクラ
ツプSの重心位置と把持位置との関係によつて
は、時として、スクラツプSの他端部がワークテ
ーブル9側へ振られる傾向にあつて、シユータテ
ーブル25の傾斜時に自重によつて落下しないこ
とがある。したがつて、スライドブロツク51に
よつてスクラツプSが第9図において左方向へ牽
引されるとき、スクラツプSをシユータテーブル
25上へ案内する残材ストツパ95が単一の遊転
輪として設けられていた。
固定ジヨー53と可動ジヨー57によつてスクラ
ツプSの一端部を把持して牽引するとき、スクラ
ツプSの重心位置と把持位置との関係によつて
は、時として、スクラツプSの他端部がワークテ
ーブル9側へ振られる傾向にあつて、シユータテ
ーブル25の傾斜時に自重によつて落下しないこ
とがある。したがつて、スライドブロツク51に
よつてスクラツプSが第9図において左方向へ牽
引されるとき、スクラツプSをシユータテーブル
25上へ案内する残材ストツパ95が単一の遊転
輪として設けられていた。
より詳細には、残材ストツパ95は第9図によ
り明らかなように、前記上下動フレーム39と板
材加工装置1との間においてシユータテーブル2
5に近接した位置に設けられている。移動位置決
め装置11におけるワーククランプ装置21に把
持されているスクラツプSを前記固定ジヨー53
と可動ジヨー57によつて把持すべく、移動位置
決め装置11を適宜に位置決めしたとき、前記残
材ストツパ95は、移動位置決め装置11におけ
る第2キヤリツジ15とワーククランプ装置21
に把持されたスクラツプSとの間から突出自在に
設けられていた。
り明らかなように、前記上下動フレーム39と板
材加工装置1との間においてシユータテーブル2
5に近接した位置に設けられている。移動位置決
め装置11におけるワーククランプ装置21に把
持されているスクラツプSを前記固定ジヨー53
と可動ジヨー57によつて把持すべく、移動位置
決め装置11を適宜に位置決めしたとき、前記残
材ストツパ95は、移動位置決め装置11におけ
る第2キヤリツジ15とワーククランプ装置21
に把持されたスクラツプSとの間から突出自在に
設けられていた。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで第9図に示したように従来の残材スト
ツパ95は、シユータテーブル25に隣接するワ
ークテーブル9に単一で設けてあつた遊転輪状の
ものであつた。
ツパ95は、シユータテーブル25に隣接するワ
ークテーブル9に単一で設けてあつた遊転輪状の
ものであつた。
したがつて先づスクラツプSをワーククランプ
21で把持して、前記シユータテーブル25のス
リツト部25Sに向つて引き出し、次いで残材ク
ランプ27を迎えに移動すると同時に上昇した残
材ストツパ95の真上にワーククランプ21の固
定ジヨー53W(第4,5図参照)が位置してい
て干渉する問題が頻繁に発生していたのである。
21で把持して、前記シユータテーブル25のス
リツト部25Sに向つて引き出し、次いで残材ク
ランプ27を迎えに移動すると同時に上昇した残
材ストツパ95の真上にワーククランプ21の固
定ジヨー53W(第4,5図参照)が位置してい
て干渉する問題が頻繁に発生していたのである。
その結果は残材ストツパ95が全く役に立たず
残材Sの自由端がワーククランプ21の原点復帰
の移動につれてワークテーブル9上に移動したり
して、スクラツプボツクス23へ収納されない問
題点があつたのである。
残材Sの自由端がワーククランプ21の原点復帰
の移動につれてワークテーブル9上に移動したり
して、スクラツプボツクス23へ収納されない問
題点があつたのである。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
上述のごとき従来の問題点に鑑みて、本考案
は、板材加工装置1の前側に設けたワークテーブ
ル9に前後方向であるY軸方向へ移動自在の第1
キヤリツジ13を設け、前記板材加工装置1によ
つて加工される板材Wを把持するためのワークク
ランプ21を備えた第2キヤリツジ15を、前記
第1キヤリツジ13に左右方向へ移動自在に支承
して設け、前記ワークテーブル9の後側で前記板
材加工装置1の側方位置に配置したシユータテー
ブル25を後下りに傾斜自在に設け、前記ワーク
テーブル9と上記シユータテーブル25との間に
配置した残材クランプ27を左右方向へ移動自在
かつ前記ワークテーブル9の上面に対して出没自
在に設け、前記ワーククランプ21に把持されて
いた残材の一端部を前記残材クランプ27が把持
して左右方向へ移動するときに上記残材の他端部
側が前記ワークテーブル9側へ移動することを規
制する残材ストツパ95を、前記ワークテーブル
9の後部付近にワークテーブル9の上面に対して
出没自在に設けてなる板材加工機にして、前記残
材ストツパ95を、前記ワーククランプ21の左
右方向の幅より比較的大きい間隔に離隔して複数
設け、上記各残材ストツパ95を上方向へ個別に
付勢して設けると共に各残材ストツパ95を個別
に出没自在に設けてなるものである。
は、板材加工装置1の前側に設けたワークテーブ
ル9に前後方向であるY軸方向へ移動自在の第1
キヤリツジ13を設け、前記板材加工装置1によ
つて加工される板材Wを把持するためのワークク
ランプ21を備えた第2キヤリツジ15を、前記
第1キヤリツジ13に左右方向へ移動自在に支承
して設け、前記ワークテーブル9の後側で前記板
材加工装置1の側方位置に配置したシユータテー
ブル25を後下りに傾斜自在に設け、前記ワーク
テーブル9と上記シユータテーブル25との間に
配置した残材クランプ27を左右方向へ移動自在
かつ前記ワークテーブル9の上面に対して出没自
在に設け、前記ワーククランプ21に把持されて
いた残材の一端部を前記残材クランプ27が把持
して左右方向へ移動するときに上記残材の他端部
側が前記ワークテーブル9側へ移動することを規
制する残材ストツパ95を、前記ワークテーブル
9の後部付近にワークテーブル9の上面に対して
出没自在に設けてなる板材加工機にして、前記残
材ストツパ95を、前記ワーククランプ21の左
右方向の幅より比較的大きい間隔に離隔して複数
設け、上記各残材ストツパ95を上方向へ個別に
付勢して設けると共に各残材ストツパ95を個別
に出没自在に設けてなるものである。
(実施例)
第1,2図に示した本考案の実施例では、前記
した第2リンク81の一部に可撓索体97を連結
して設け、架台29の中段に設けたブラケツト9
9,99に設けた転輪101,101を経て、ワ
ーククランプ21の幅より広く離隔させた2個の
残材ストツパ95の下端を連結した連結板103
の中央に連結した。
した第2リンク81の一部に可撓索体97を連結
して設け、架台29の中段に設けたブラケツト9
9,99に設けた転輪101,101を経て、ワ
ーククランプ21の幅より広く離隔させた2個の
残材ストツパ95の下端を連結した連結板103
の中央に連結した。
上記した残材ストツパ95,95は架台29に
設けたブラケツト105に支柱107,107を
介して垂直に滑動自在であり、ブラケツト105
と残材ストツパ95との間には圧縮した弾機10
9が嵌装してある。
設けたブラケツト105に支柱107,107を
介して垂直に滑動自在であり、ブラケツト105
と残材ストツパ95との間には圧縮した弾機10
9が嵌装してある。
前記した支柱107の下端にはフランジ部11
1が設けてあり、その下にはボルト113が植設
してあつて連結板103に設けた長孔115を貫
いて設けてある。
1が設けてあり、その下にはボルト113が植設
してあつて連結板103に設けた長孔115を貫
いて設けてある。
さらに残材ストツパ95の頂部は裁頭円錐状に
加工してある。
加工してある。
第7図に例示したのは前記した連結板103を
使用せずに、直接2本に分技した可撓索体97を
フランジ部111に連結した別の実施例である。
使用せずに、直接2本に分技した可撓索体97を
フランジ部111に連結した別の実施例である。
以上のごとき説明より既に理解されるように、
本実施例によれば、ワーククランプ21で残材S
を引出し、残材クランプ27が残材Sを受取るべ
く第1図で右方向に移動するのに連動して残材S
のパスラインPLを越えて突出しようとする。
本実施例によれば、ワーククランプ21で残材S
を引出し、残材クランプ27が残材Sを受取るべ
く第1図で右方向に移動するのに連動して残材S
のパスラインPLを越えて突出しようとする。
この場合たとえ第4図に示したようにワークク
ランプ21の固定ジヨー53Wが残材ストツパ9
5の真上に位置していても複数の残材ストツパ9
5の何れか少なくとも1つは残材Sのパスライン
PLより上に突出する。
ランプ21の固定ジヨー53Wが残材ストツパ9
5の真上に位置していても複数の残材ストツパ9
5の何れか少なくとも1つは残材Sのパスライン
PLより上に突出する。
さらに第5図に示したようにワーククランプ2
1の固定ジヨー53が残材ストツパ95の1つに
多少干渉する場合には、残材ストツパ95はパス
ラインPLを越えて突出しない。しかしワークク
ランプ21が原点側に復帰移動する段階で円錐斜
面に従つてゆるやかに上昇し従来装置のように急
激に上昇して残材Sをはねとばす問題はおこらな
いのである。
1の固定ジヨー53が残材ストツパ95の1つに
多少干渉する場合には、残材ストツパ95はパス
ラインPLを越えて突出しない。しかしワークク
ランプ21が原点側に復帰移動する段階で円錐斜
面に従つてゆるやかに上昇し従来装置のように急
激に上昇して残材Sをはねとばす問題はおこらな
いのである。
(考案の効果)
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、本考案によれば、複数の残材ストツパ95
は、ワーククランプ21の左右方向の幅より比較
的大きい間隔に離隔してあるので、複数の残材ス
トツパ95が1つのワーククランプ21に同時に
干渉するようなことがなく、仮りに一方の残材ス
トツパ95とワーククランプ21とが干渉したよ
うな場合であつても、他方の残材ストツパ95が
ワークテーブル9の上面から突出して残材を規制
するものである。
に、本考案によれば、複数の残材ストツパ95
は、ワーククランプ21の左右方向の幅より比較
的大きい間隔に離隔してあるので、複数の残材ス
トツパ95が1つのワーククランプ21に同時に
干渉するようなことがなく、仮りに一方の残材ス
トツパ95とワーククランプ21とが干渉したよ
うな場合であつても、他方の残材ストツパ95が
ワークテーブル9の上面から突出して残材を規制
するものである。
すなわち本考案によれば、少なくとも1つの残
材ストツパ95がワークテーブル9から必ず突出
して残材の規制を行なうので、前述した従来のご
とき問題を生じるようなことがないものである。
材ストツパ95がワークテーブル9から必ず突出
して残材の規制を行なうので、前述した従来のご
とき問題を生じるようなことがないものである。
第1図は本考案の実施例の立面図、第2図は第
1図の部分平面図、第3図はシユータテーブルの
立面図、第4図は本考案の実施例装置の作動説明
図、第5図も第4図と同じでワーククランプの固
定ジヨーの一部が残材ストツパと干渉する場合の
作動説明図、第6図は連結板の平面図、第7図は
連結板不使用の設計変更例の説明図、第8図は本
考案のなされた背景を示した説明立面図、第9図
は第8図の平面図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……板材
加工機、S……残材、9……ワークテーブル、2
1……ワーククランプ、25……シユータテーブ
ル、27……残材クランプ、95……残材ストツ
パ、PS……パスライン。
1図の部分平面図、第3図はシユータテーブルの
立面図、第4図は本考案の実施例装置の作動説明
図、第5図も第4図と同じでワーククランプの固
定ジヨーの一部が残材ストツパと干渉する場合の
作動説明図、第6図は連結板の平面図、第7図は
連結板不使用の設計変更例の説明図、第8図は本
考案のなされた背景を示した説明立面図、第9図
は第8図の平面図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、1……板材
加工機、S……残材、9……ワークテーブル、2
1……ワーククランプ、25……シユータテーブ
ル、27……残材クランプ、95……残材ストツ
パ、PS……パスライン。
Claims (1)
- 板材加工装置1の前側に設けたワークテーブル
9に前後方向であるY軸方向へ移動自在の第1キ
ヤリツジ13を設け、前記板材加工装置1によつ
て加工される板材Wを把持するためのワーククラ
ンプ21を備えた第2キヤリツジ15を、前記第
1キヤリツジ13に左右方向へ移動自在に支承し
て設け、前記ワークテーブル9の後側で前記板材
加工装置1の側方位置に配置したシユータテーブ
ル25を後下りに傾斜自在に設け、前記ワークテ
ーブル9と上記シユータテーブル25との間に配
置した残材クランプ27を左右方向へ移動自在か
つ前記ワークテーブル9の上面に対して出没自在
に設け、前記ワーククランプ21に把持されてい
た残材の一端部を前記残材クランプ27が把持し
て左右方向へ移動するときに上記残材の他端部側
が前記ワークテーブル9側へ移動することを規制
する残材ストツパ95を、前記ワークテーブル9
の後部付近にワークテーブル9の上面に対して出
没自在に設けてなる板材加工機にして、前記残材
ストツパ95を、前記ワーククランプ21の左右
方向の幅より比較的大きい間隔に離隔して複数設
け、上記各残材ストツパ95を上方向へ個別に付
勢して設けると共に各残材ストツパ95を個別に
出没自在に設けてなることを特徴とする板材加工
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16899886U JPH0341870Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16899886U JPH0341870Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6376334U JPS6376334U (ja) | 1988-05-20 |
JPH0341870Y2 true JPH0341870Y2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=31102399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16899886U Expired JPH0341870Y2 (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341870Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP16899886U patent/JPH0341870Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6376334U (ja) | 1988-05-20 |
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