JPH0663361B2 - コンクリ−トの構築用の型枠 - Google Patents
コンクリ−トの構築用の型枠Info
- Publication number
- JPH0663361B2 JPH0663361B2 JP60034964A JP3496485A JPH0663361B2 JP H0663361 B2 JPH0663361 B2 JP H0663361B2 JP 60034964 A JP60034964 A JP 60034964A JP 3496485 A JP3496485 A JP 3496485A JP H0663361 B2 JPH0663361 B2 JP H0663361B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- members
- longitudinal direction
- adjacent
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Foundations (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリートの構築用の型枠に関する。
住宅用の鉄筋コンクリートの基礎は断面が凸字状をな
し、これを厚さ2mmの鉄板よりなる一対の逆L字状の下
型枠と、同様の材料よりなる上型枠により型内にコンク
リートを流し込んで構築していた。
し、これを厚さ2mmの鉄板よりなる一対の逆L字状の下
型枠と、同様の材料よりなる上型枠により型内にコンク
リートを流し込んで構築していた。
このため本発明者は既に底板と縦枠とよりなる支持体に
より上記上下の型枠を支持するようにしたものを特願昭
59-269316号で提案したが、これでは上の型枠の容易か
つ確実な組立が面倒であった。
より上記上下の型枠を支持するようにしたものを特願昭
59-269316号で提案したが、これでは上の型枠の容易か
つ確実な組立が面倒であった。
本発明型枠は複数個の長手方向に配列する箱型の第1の
部材とそれら第1の部材間に介在する第2の部材とより
なり、第1の部材の隣接する側面は傾斜せしめると共に
その側面に隣接する第2の部材の側面はそれと平行に傾
斜し、第2の部材の外側面の縁部は上記第1の部材の側
面を密嵌すべく突出すると共にその外側面には上記第1
の部材の側面の内面に設けたカムと係合する係合腕を回
動すべく枢着したものである。なお、実施例では本発明
を基礎構築用の型枠に用いているが基礎に限られるもの
ではなく、例えば壁の構築等にも利用しうるものであ
る。
部材とそれら第1の部材間に介在する第2の部材とより
なり、第1の部材の隣接する側面は傾斜せしめると共に
その側面に隣接する第2の部材の側面はそれと平行に傾
斜し、第2の部材の外側面の縁部は上記第1の部材の側
面を密嵌すべく突出すると共にその外側面には上記第1
の部材の側面の内面に設けたカムと係合する係合腕を回
動すべく枢着したものである。なお、実施例では本発明
を基礎構築用の型枠に用いているが基礎に限られるもの
ではなく、例えば壁の構築等にも利用しうるものであ
る。
第1の部材と第2の部材を交互に配列し、第2の部材の
係合腕を、第1の部材のカムに係合させることにより第
1の部材と第2の部材は強固に連結されて長手方向に配
列し、型枠を容易かつ確実に組み立てることができるも
のである。
係合腕を、第1の部材のカムに係合させることにより第
1の部材と第2の部材は強固に連結されて長手方向に配
列し、型枠を容易かつ確実に組み立てることができるも
のである。
第1図示のように基礎構築用の土溝1内には横方向に細
長い矩形状のプラスチックよりなる底板2,2……を一
定の間隔で載置する。第2図(イ),第3図示のようにこ
の底板2上に立設するプラスチック製の縦枠3には第2
図(イ)示のように上辺3aが水平な山形をなし、その上辺3
a両側と斜辺3b外端より下方に延びる4本の脚4,4,
5,5を有する。上記底板2の上面にはこの脚4,4,
5,5の下端を嵌合する4つの係止部6,6,7,7を
有する。
長い矩形状のプラスチックよりなる底板2,2……を一
定の間隔で載置する。第2図(イ),第3図示のようにこ
の底板2上に立設するプラスチック製の縦枠3には第2
図(イ)示のように上辺3aが水平な山形をなし、その上辺3
a両側と斜辺3b外端より下方に延びる4本の脚4,4,
5,5を有する。上記底板2の上面にはこの脚4,4,
5,5の下端を嵌合する4つの係止部6,6,7,7を
有する。
第2図(ロ)示のようにこの係止部6,7は一対の上端が
Y字状に開いた突片10,11よりなり、一方の突片10には
一対の上端が開いた案内枠12,12で脚4,5の補強用リ
ブ8が通過する縦の案内溝13を形成し、他方の突片11に
は脚4,5の下端の溝14に係合する突起15を形成する。
Y字状に開いた突片10,11よりなり、一方の突片10には
一対の上端が開いた案内枠12,12で脚4,5の補強用リ
ブ8が通過する縦の案内溝13を形成し、他方の突片11に
は脚4,5の下端の溝14に係合する突起15を形成する。
上記斜辺3bの外端には溝1の長手方向に延びる鉄筋16,
嵌合用の溝17,17を形成する。
嵌合用の溝17,17を形成する。
底板2の上面の両端には厚さ2mmの鋼板よりなる逆L型
の下型枠20の下端を受ける係止部21,21を設ける。第2
図(ロ)示のようにこの係止部21,21も一対の上端がY字状
に開いた突片22,23よりなり、その一方の突片22には下
型枠20の折返による突部24が係合する突部25を設ける。
の下型枠20の下端を受ける係止部21,21を設ける。第2
図(ロ)示のようにこの係止部21,21も一対の上端がY字状
に開いた突片22,23よりなり、その一方の突片22には下
型枠20の折返による突部24が係合する突部25を設ける。
第2,3図示のように縦枠3の上辺3aの両側には突起3
0,30を設け、この突起30,30の外側には上記下型枠20の
上端27を嵌合する溝31,31を水平方向に設け、この溝31,
31の上側にはその下型枠20の上端27を係止するストッパ
32,32を設ける。
0,30を設け、この突起30,30の外側には上記下型枠20の
上端27を嵌合する溝31,31を水平方向に設け、この溝31,
31の上側にはその下型枠20の上端27を係止するストッパ
32,32を設ける。
第3図(イ)示のように厚さ2mmの鋼板よりなる上型枠33
は複数個の長手方向に配列する箱型の第1の部材34,34
とそれらの第1の部材34,34間に介在する台形柱状の第
2の部材36,36……よりなり、その底面には上記突起30
を嵌合する長手方向に延びる溝35を有する。
は複数個の長手方向に配列する箱型の第1の部材34,34
とそれらの第1の部材34,34間に介在する台形柱状の第
2の部材36,36……よりなり、その底面には上記突起30
を嵌合する長手方向に延びる溝35を有する。
上記第1の部材34,34……の長手方向に隣接する側面37,
37……は互いに反対方向に傾斜し、それらの側面37,37
に隣接する第2の部材36,36……の側面38,38……は夫々
上記側面37,37と平行に傾斜する。この第2の部材36,36
の台形をなす上下面39,39の縁部及び外側面40の縁部は
夫々上記第1の部材34の側面37を密嵌すべく突出し、ま
たこの外側面40の上下部に形成した軸承41,42には軸43,
44を水平に枢着し、これらの軸43,44の両端には夫々上
記第1の部材34の側面37,37の内面の上下部に設けた反
円形状のカム45,46の傾斜する頂面47及び周囲48に摺接
するL型の抱持する係合腕49,49を形成する。50,50は上
記軸43,44に設けた回動用のハンドルである。
37……は互いに反対方向に傾斜し、それらの側面37,37
に隣接する第2の部材36,36……の側面38,38……は夫々
上記側面37,37と平行に傾斜する。この第2の部材36,36
の台形をなす上下面39,39の縁部及び外側面40の縁部は
夫々上記第1の部材34の側面37を密嵌すべく突出し、ま
たこの外側面40の上下部に形成した軸承41,42には軸43,
44を水平に枢着し、これらの軸43,44の両端には夫々上
記第1の部材34の側面37,37の内面の上下部に設けた反
円形状のカム45,46の傾斜する頂面47及び周囲48に摺接
するL型の抱持する係合腕49,49を形成する。50,50は上
記軸43,44に設けた回動用のハンドルである。
上記部材34,34の上端の所々は第1図(ロ)示のような連結
具51により連結する。この連結具51の下面には上記部材
34の上端を嵌合保持する溝52,52を突起53,53……により
形成する。
具51により連結する。この連結具51の下面には上記部材
34の上端を嵌合保持する溝52,52を突起53,53……により
形成する。
次にこの装置の使用法を説明する。第1図示のように土
溝1内には一定の間隔で底板2,2……を横方向に置
く。次にその上に例えば実願昭57−118015号に示
すような筋枠を置く。次にその筋枠の間に縦枠3……の
脚4、4,5,5を挿入し、その下端を底板2の係止部
6,6,7,7に嵌合すると共にその溝17,17内に筋枠
の長手方向に延びる鉄筋16,16を嵌合する。かくして下
型枠20,20の下端を係止部21,21に係合し、またその上端
27を溝31,31に嵌合する。次に上型枠33,33の部材34,34
……の溝35,35を上突起30,30内に嵌合し、これらの部材
34,34……間に部材36,36……を介在させてその上下面3
9,39と外側面40の突出する縁部内に部材34,34の側面37,
37を嵌合する。かくしてハンドル50,50を下方に回動す
ると軸43,44は第3図(ロ)矢印で示すように時計方向に回
動し、その抱持する係合腕49,49とカム45,46の頂面47,4
7との係合により第1と第2の部材34,34と、36は互いに
接近して側面38,38に圧接し、また抱持する係合腕49,49
とカム45,46の周面48,48との係合により側面37,37は部
材36の上下面39,39と外側面40内に密嵌し、各第1と第
2の部材34,36……の内面は一平面状にならび上形を構
成する。而してその上型枠33,33の上端の所々を連結具5
1の溝52,52に嵌合して互いに一定間隔に連結する。
溝1内には一定の間隔で底板2,2……を横方向に置
く。次にその上に例えば実願昭57−118015号に示
すような筋枠を置く。次にその筋枠の間に縦枠3……の
脚4、4,5,5を挿入し、その下端を底板2の係止部
6,6,7,7に嵌合すると共にその溝17,17内に筋枠
の長手方向に延びる鉄筋16,16を嵌合する。かくして下
型枠20,20の下端を係止部21,21に係合し、またその上端
27を溝31,31に嵌合する。次に上型枠33,33の部材34,34
……の溝35,35を上突起30,30内に嵌合し、これらの部材
34,34……間に部材36,36……を介在させてその上下面3
9,39と外側面40の突出する縁部内に部材34,34の側面37,
37を嵌合する。かくしてハンドル50,50を下方に回動す
ると軸43,44は第3図(ロ)矢印で示すように時計方向に回
動し、その抱持する係合腕49,49とカム45,46の頂面47,4
7との係合により第1と第2の部材34,34と、36は互いに
接近して側面38,38に圧接し、また抱持する係合腕49,49
とカム45,46の周面48,48との係合により側面37,37は部
材36の上下面39,39と外側面40内に密嵌し、各第1と第
2の部材34,36……の内面は一平面状にならび上形を構
成する。而してその上型枠33,33の上端の所々を連結具5
1の溝52,52に嵌合して互いに一定間隔に連結する。
かくして上型枠33,33と下型枠20,20間にコンクリートを
打ち込み固化させると断面凸字状の基礎が構築される。
次に連結具51,51を外せば、上型枠33,33を外すことがで
きる。またストッパ32,32をこわし、たがね等を上方よ
り挿入して係止部21,21の外側の突片22,22をこわせば、
下型枠20,20も外すことができる。而して上型枠におい
ては第1の部材34と第2の部材36は斜面で互にかつ交互
に連結されているので両者は容易に分離して再使用しう
るものである。
打ち込み固化させると断面凸字状の基礎が構築される。
次に連結具51,51を外せば、上型枠33,33を外すことがで
きる。またストッパ32,32をこわし、たがね等を上方よ
り挿入して係止部21,21の外側の突片22,22をこわせば、
下型枠20,20も外すことができる。而して上型枠におい
ては第1の部材34と第2の部材36は斜面で互にかつ交互
に連結されているので両者は容易に分離して再使用しう
るものである。
以上のように本発明によれば第1の部材と第2の部材を
交互に配列し、第2の部材の係合腕を、第1の部材のカ
ムに係合させることにより第1の部材と第2の部材は強
固に連結されて長手方向に配列し、型枠を容易かつ確実
に組み立てることができるものである。また、上型枠に
おいては第1の部材と第2の部材は斜面で互いにかつ交
互に連結されているので両者は容易に分離して再使用し
うるものである。
交互に配列し、第2の部材の係合腕を、第1の部材のカ
ムに係合させることにより第1の部材と第2の部材は強
固に連結されて長手方向に配列し、型枠を容易かつ確実
に組み立てることができるものである。また、上型枠に
おいては第1の部材と第2の部材は斜面で互いにかつ交
互に連結されているので両者は容易に分離して再使用し
うるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図(イ)は本発明の一実施例の概略を示す斜視図、(ロ)
はその連結具の端面図、第2図(イ)は縦枠の正面図、(ロ)
は底板の正面図、第3図(イ)は縦枠の上部と下型枠及び
上型枠の一部の斜視図、(ロ)はその軸、(ハ)はカムの斜視
図である。 33……型枠、34……第1の部材、36……第2の部材、37
……第1の部材の隣接する側面、38……第2の部材の隣
接する側面、40……第2の部材の外側面、49……係合
腕、45,46……カム。
はその連結具の端面図、第2図(イ)は縦枠の正面図、(ロ)
は底板の正面図、第3図(イ)は縦枠の上部と下型枠及び
上型枠の一部の斜視図、(ロ)はその軸、(ハ)はカムの斜視
図である。 33……型枠、34……第1の部材、36……第2の部材、37
……第1の部材の隣接する側面、38……第2の部材の隣
接する側面、40……第2の部材の外側面、49……係合
腕、45,46……カム。
Claims (1)
- 【請求項1】型枠は複数個の長手方向に配列する箱型の
第1の部材とそれら第1の部材間に介在する第2の部材
とよりなり、第1の部材の隣接する側面は傾斜せしめる
と共にその側面に隣接する第2の部材の側面はそれと平
行に傾斜し、第2の部材の外側面の縁部は上記第1の部
材の側面を密嵌すべく突出すると共にその外側面には上
記第1の部材の側面の内面に設けたカムと係合する係合
腕を回動すべく枢着してなるコンクリートの構築用の型
枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60034964A JPH0663361B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | コンクリ−トの構築用の型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60034964A JPH0663361B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | コンクリ−トの構築用の型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61196066A JPS61196066A (ja) | 1986-08-30 |
JPH0663361B2 true JPH0663361B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=12428826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60034964A Expired - Lifetime JPH0663361B2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 | コンクリ−トの構築用の型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663361B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523571U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57164302U (ja) * | 1981-04-10 | 1982-10-16 | ||
JPS59156936U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-22 | ナショナル住宅産業株式会社 | 基礎型枠 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP60034964A patent/JPH0663361B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS523571U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61196066A (ja) | 1986-08-30 |
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