JPS607409Y2 - コンクリ−ト打設用枠パネル - Google Patents
コンクリ−ト打設用枠パネルInfo
- Publication number
- JPS607409Y2 JPS607409Y2 JP1974098405U JP9840574U JPS607409Y2 JP S607409 Y2 JPS607409 Y2 JP S607409Y2 JP 1974098405 U JP1974098405 U JP 1974098405U JP 9840574 U JP9840574 U JP 9840574U JP S607409 Y2 JPS607409 Y2 JP S607409Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- frame panel
- concrete pouring
- protrusions
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、土留擁壁、海岸防波堤、あるいは築堤等のコ
ンクリート工におけるコンクリート打設周枠パネルに関
するものである。
ンクリート工におけるコンクリート打設周枠パネルに関
するものである。
従来においては、土留擁壁、海岸防波堤、あるいは築堤
等のコンクリート工は、木製の仮枠を現場において組威
し、該仮枠内にコンクリートを打設養生腰前記仮枠を解
体して施行するのが普通であった。
等のコンクリート工は、木製の仮枠を現場において組威
し、該仮枠内にコンクリートを打設養生腰前記仮枠を解
体して施行するのが普通であった。
しかし、この場合、仮枠の組成には熟練した型工が必要
であり、非常に作業が困難であり、且つ、打設後のコン
クリートの養生及び仮枠の解体にも多大な時間と労力を
要するという欠点があった。
であり、非常に作業が困難であり、且つ、打設後のコン
クリートの養生及び仮枠の解体にも多大な時間と労力を
要するという欠点があった。
本考案は上記欠点を除くもので、コンクリートとの密着
性に優れ、コンクリート打設後１体化せしめて永久に残
置してもさしつかえない、コンクリート、合成樹脂、人
造石あるいは金属等の各種材料で構成された方形状土盤
の長手両側端に同一形状の突条を対向せしめて突設し、
該両突条の互いの内面に凹条溝を形成し、且つ前記土盤
中央適宜個所に通孔を穿設してコンクリート打設周枠パ
ネルを構成し、該枠パネルをして従来の仮枠を代用せし
め、施工個所に対向並列して所望高さまで積み上げ、内
部空間にコンクリートを打設して１体化せしめ、土留擁
壁、海岸防波堤、あるいは築堤等を構築せしめようとす
るものであり、従来における仮枠の組成、解体という面
倒な作業を不要とし、作業性の向上と共に堅牢な構築物
を造成しようとするものである。
性に優れ、コンクリート打設後１体化せしめて永久に残
置してもさしつかえない、コンクリート、合成樹脂、人
造石あるいは金属等の各種材料で構成された方形状土盤
の長手両側端に同一形状の突条を対向せしめて突設し、
該両突条の互いの内面に凹条溝を形成し、且つ前記土盤
中央適宜個所に通孔を穿設してコンクリート打設周枠パ
ネルを構成し、該枠パネルをして従来の仮枠を代用せし
め、施工個所に対向並列して所望高さまで積み上げ、内
部空間にコンクリートを打設して１体化せしめ、土留擁
壁、海岸防波堤、あるいは築堤等を構築せしめようとす
るものであり、従来における仮枠の組成、解体という面
倒な作業を不要とし、作業性の向上と共に堅牢な構築物
を造成しようとするものである。
次に本考案の実施例を図面を参照して詳述すると、コン
クリートどの密着性に優れ、コンクリート打設後１体化
せしめて永久に残置してもさしつかえない、コンクリー
ト、合成樹脂、人造石あるいは金属等の各種材料で構成
された方形状土盤１の長手両側端に沿って同一形状の突
条２，２を対向せしめて突設し、該両突条の互いの内面
に凹条溝３，３を形成し、且つ前記土盤１の中央適宜個
所に通孔４，４を穿設して枠パネル４を構成する。
クリートどの密着性に優れ、コンクリート打設後１体化
せしめて永久に残置してもさしつかえない、コンクリー
ト、合成樹脂、人造石あるいは金属等の各種材料で構成
された方形状土盤１の長手両側端に沿って同一形状の突
条２，２を対向せしめて突設し、該両突条の互いの内面
に凹条溝３，３を形成し、且つ前記土盤１の中央適宜個
所に通孔４，４を穿設して枠パネル４を構成する。
前記通孔４，４は、施工時に、並列対向せしめた枠パネ
ルＡ、 Ａの互いの間隔を保持せしめるべき締着杆５，
５の端部を挿通するものであり、該締着杆５は締着具７
を以って固定される。
ルＡ、 Ａの互いの間隔を保持せしめるべき締着杆５，
５の端部を挿通するものであり、該締着杆５は締着具７
を以って固定される。
次に本考案実施例を使用した施行例を説明すると、予め
工場等にて製作された枠パネルＡを現場において、互い
に突条２，２を対向せしめて枠パネルＡ、 Ａを施工個
所長手方向に並列し、締着杆５の端部を通孔４に挿通し
、締着具７を以って両枠パネルＡ、 Ａを適当な間隔を
おいて固定する。
工場等にて製作された枠パネルＡを現場において、互い
に突条２，２を対向せしめて枠パネルＡ、 Ａを施工個
所長手方向に並列し、締着杆５の端部を通孔４に挿通し
、締着具７を以って両枠パネルＡ、 Ａを適当な間隔を
おいて固定する。
同様な操作により所望高さ迄枠パネルＡを積みあげ、積
み上げられた枠パネルＡにより形成された内部空間にコ
ンクリート６を注入打設し、■体に凝固せしめて擁壁を
造成する。
み上げられた枠パネルＡにより形成された内部空間にコ
ンクリート６を注入打設し、■体に凝固せしめて擁壁を
造成する。
本実施例においては擁壁について示したが、その他各種
の海岸防波堤、河川堤防等に利用できること勿論である
。
の海岸防波堤、河川堤防等に利用できること勿論である
。
本考案は、上述の如く構成され、従来の仮枠とは異なり
、コンクリート打設後１体に凝固せしめて、そのまま残
置するので、仮枠の組成、解体という面倒な作業が不要
となり、作業性が著しく向上する効果と、コンクリート
養生も非常に簡便となる効果がある。
、コンクリート打設後１体に凝固せしめて、そのまま残
置するので、仮枠の組成、解体という面倒な作業が不要
となり、作業性が著しく向上する効果と、コンクリート
養生も非常に簡便となる効果がある。
又、本考案枠パネルは、方形状主盤の長手両側端に沿っ
て同一形状の突条を突設し、該突条の互いの内面に凹条
溝を形威しであるので、方形状主盤の連設及び並設が極
めて容易で、施工が簡便となり、且つコンクリートとの
くいつきが良く、打設コンクリートと完全に１体化され
、非常に堅牢で長期の使用に充分に耐える効果もある。
て同一形状の突条を突設し、該突条の互いの内面に凹条
溝を形威しであるので、方形状主盤の連設及び並設が極
めて容易で、施工が簡便となり、且つコンクリートとの
くいつきが良く、打設コンクリートと完全に１体化され
、非常に堅牢で長期の使用に充分に耐える効果もある。
更に本考案は、工場にて規格品を多量生産できるので、
廉価となる等々の従来にない諸効果を有する実用的考案
である。
廉価となる等々の従来にない諸効果を有する実用的考案
である。
図面は本考案実施例で、第１図は本考案実施例の斜視図
、第２図は本考案実施例を組合せた斜面図、第３図は本
考案実施例による施行例の断面図、第４図は同じく他の
施工例の断面図である。 符号１は土盤、２は突条、３は凹条溝、４は通孔、Ａは
枠パネルである。
、第２図は本考案実施例を組合せた斜面図、第３図は本
考案実施例による施行例の断面図、第４図は同じく他の
施工例の断面図である。 符号１は土盤、２は突条、３は凹条溝、４は通孔、Ａは
枠パネルである。
Claims (1)
- 方形状土盤の長手両側端に沿って同一形状の突条を対向
せしめて突設し、該両突条の互いの内面に凹条溝を形成
せしめ、これ等方形状土盤を多数連接することを特徴と
するコンクリート打設周枠パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974098405U JPS607409Y2 (ja) | 1974-08-17 | 1974-08-17 | コンクリ−ト打設用枠パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974098405U JPS607409Y2 (ja) | 1974-08-17 | 1974-08-17 | コンクリ−ト打設用枠パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5125807U JPS5125807U (ja) | 1976-02-25 |
| JPS607409Y2 true JPS607409Y2 (ja) | 1985-03-12 |
Family
ID=28299791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974098405U Expired JPS607409Y2 (ja) | 1974-08-17 | 1974-08-17 | コンクリ−ト打設用枠パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607409Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5043707U (ja) * | 1973-08-16 | 1975-05-02 |
-
1974
- 1974-08-17 JP JP1974098405U patent/JPS607409Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5125807U (ja) | 1976-02-25 |
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