JPH0139529Y2 - - Google Patents

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JPH0139529Y2
JPH0139529Y2 JP7817782U JP7817782U JPH0139529Y2 JP H0139529 Y2 JPH0139529 Y2 JP H0139529Y2 JP 7817782 U JP7817782 U JP 7817782U JP 7817782 U JP7817782 U JP 7817782U JP H0139529 Y2 JPH0139529 Y2 JP H0139529Y2
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JP
Japan
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grooves
plate
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longitudinal
side end
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JP7817782U
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JPS58181756U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の効果) 本考案は、発泡コンクリート版内に埋設する補
強筋篭をセツトするためのセツト枠に関するもの
で、その目的は、補強筋篭のセツト作業の省力化
を図ると共に、セツト時間を短縮させて、作業能
率を向上させることである。
(従来技術) 発泡コンクリート版内に埋設する補強筋篭を吊
り上げて型枠内にセツトするための従来のセツト
枠A′は、第7図に示されるように、一対の脚体
21の間に、上下方向に所定の間隔をおいて上方
および下方固定板22,23を取り付け、各固定
板22,23の長手方向の側端部にそれぞれ所定
ピツチをおいてセツト棒挿通孔24を穿設した構
成のものであり、このセツト枠A′と、異径棒2
5の細径部25aの下端部に半月状の係合部材2
6を固着し、かつ上端部にハンドル27を取り付
けたセツト棒B′とでセツト装置が構成されてい
た。
そして、補強筋篭C′の上端部に鉄筋を井桁状に
組んだ上端係合部材28を固着すると共に、下端
部に鉄筋を矩形状に組んだ下端係合部材29を固
着し、上端および下端の係合部材28,29の間
にセツト棒B′を差し込んだ後に、セツト棒B′を
ほぼ90゜回動させて、セツト枠A′、セツト棒B′お
よび補強筋篭C′を一体化していた。
しかし、このセツト枠A′は、手作業によりセ
ツト棒B′を一本宛回動させて補強筋篭C′に固定さ
せるを得ないので極めて非能率的であつた。
また、セツト枠A′と複数本のセツト棒B′とを
予め組み付けておき、補強筋篭C′を持ち上げて、
上端および下端の係合部材28,29にセツト棒
B′を差し込み、しかる後にセツト棒B′を回動さ
せて固定する方法が機械化されてはいるが、多数
のセツト棒B′を同時に多数の補強筋篭C′に固定す
ることは困難であるのみならず、補強筋篭C′を持
ち上げる必要があり、やはり非能率的であつた。
(考案の構成) 本考案は、従来の補強筋篭のセツト枠の有する
上記諸欠点に鑑み、所定ピツチをおいて配置した
多数の補強筋篭に固定した各セツト棒を同時にセ
ツト枠に固定できるようにして、補強筋篭のセツ
ト作業の能率を著しく向上させたもので、以下実
施例を添附図面を用いて説明する。
セツト枠Aは、第1図に示されるように、一対
の脚体1の間に、上下方向に所定の間隔をおいて
上方固定板2および下方固定板3が水平に取り付
けられており、上方および下方の各固定板2,3
の長手方向の両端部に、それぞれ後述の連結棒7
を挿通するための長孔4が設けられている。上方
固定板2の上面および下方固定板3の下面に、そ
れぞれ所要長さを有する上方スライド板および下
方スライド板6がスライド自在に配置されてお
り、各スライド板5,6は、前記長孔4に挿通さ
れた連結棒7により互いに連結されて一体となつ
てスライドし得るようになつている。各固定板
2,3の長手方向の一方の側端部には、長手方向
に所定のピツチpをおいて側端面に開口し、かつ
巾方向に所定長さ入り込んだ巾方向溝8aが設け
られていると共に、他方の側端部には、前記ピツ
チpと異なるピツチp′をおいて前記巾方向溝8a
と同一構成の別の巾方向溝8bが設けられてい
る。
また、各スライド板5,6の長手方向の一方の
側端部には、長手方向に前記ピツチpをおいて、
側端面に開口し、かつ長手方向に所要長さを有す
る長手方向溝9aが設けられていると共に、他方
の側端部には前記ピツチp′をおいて前記長手方向
溝9aと同一構成の別の長手方向溝9bが設けら
れている。
なお、上記実施例とは逆に、各固定板2,3の
長手方向の各側端部に長手方向溝9a,9bを設
け、各スライド板5,6の長手方向の各側端部に
巾方向溝8a,8bを設けてもよい。
また、セツト棒Bは、第2図に示されるよう
に、上端部に他部よりも細径の細径部10が設け
られると共に、下端部に球状部11が設けられ、
かつほぼ中央部に鍔部12が設けられた構成のも
のである。
また、発泡コンクリート版内に埋設される補強
筋篭Cは、第3図に示されるように、鉄筋を厚板
状に組んだもので、長手方向の両端部上面に鉄筋
を井桁状に組んだ係合部材13が取り付けられて
いると共に、両端部下面に弾性材で形成された弾
性変形可能な係合リング14が取り付けられてい
る。この係合リング14は、セツト棒Bの球状部
11と係合させて、セツト棒Bを補強筋篭Cに固
定するためのものである。
なお、第4図において、Dは型枠、Mは型枠D
内に注入したモルタル、15,16は、それぞれ
型枠Dの底板および側板を示す。
(考案の作用) 次に、本考案の作用について説明する。第1図
に示されるように、多数の補強筋篭Cを等間隔
(前記ピツチpに等しい)をおいて配置しておき、
各補強筋篭Cの両端部の上面の係合部材13にセ
ツト棒Bをそれぞれ差し込むと共に、両端部の下
面の係合リング14に、セツト棒Bの下端の球状
部11を強く押し付けると、係合リング14が押
し拡げられて、セツト棒Bの球状部11が係合リ
ング14に挿入されて両者が強固に係合し、補強
筋篭Cの両端部にセツト棒Bがほぼ垂直に固定さ
れる。
次に、第1図および第5図に示されるように、
各固定板2,3の巾方向溝8aの開口部と、各ス
ライド板5,6の長手方向溝9aの開口部とがほ
ぼ一致した状態にしておき、このままでセツト枠
Aを矢印Q方向に移動させて、各セツト棒Bの鍔
部12を下方固定板3の上面に当接させると共
に、各セツト棒Bを上方および下方の固定板2,
3の各巾方向溝8aの深方に入り込ませる。この
ままの状態で、上方スライド板5を矢印R方向に
移動させると、下方スライド板6も一体となつて
同方向に移動して、第6図に示されるように、セ
ツト棒Bは、各固定板2,3および各スライド板
5,6に設けた各溝8a,9aの周縁部により、
軸方向の二箇所で囲繞された状態となつて、半径
方向および軸方向の双方に移動不能となつて、多
数のセツト棒Bが同時にセツト枠Aに固定され
る。
次に、セツト枠Aを吊り上げると、セツト棒B
の鍔部12が下方固定板3の上面に当接している
ために、多数の補強筋篭Cがセツト棒Bを介して
セツト枠Aに吊り下げられた状態で、一体となつ
て吊り上げられ、第4図に示されるように、セツ
ト枠Aの各脚体1を、型枠Dの両側板16の上端
面に載せると、型枠D内に多数の補強筋篭Cが等
間隔を保持してセツトされる。
次に、型枠D内にモルタルMを注入し、モルタ
ルMが半硬化状態となつたときに、セツト枠Aを
瞬間的に上方に強く引いて、補強筋篭Cから各セ
ツト棒Bを分離させて取り出す。
また、同一のセツト枠Aの各固定板2,3およ
び各スライド板5,6に設けた他の巾方向溝8b
および長手方向溝9bを用いることにより、型枠
D内にセツトする補強筋篭Cの間隔を異ならしめ
ることができる。
(考案の効果) 本考案の補強筋篭のセツト枠によれば、補強筋
篭に固定された多数のセツト棒と、セツト枠とを
同時に固定したり或るいは分離させることが可能
となつて、補強筋篭のセツト作業の省力化を図る
ことができると共に、セツト時間を著しく短縮す
ることができ、ひいては作業能率を向上させるこ
とができる。
また、本考案によれば、同一のセツト枠によ
り、セツトピツチの異なる二種の補強筋篭のセツ
ト作業を行うことが可能となる。このため、予め
準備しておくべき異なるセツト枠の数を半減させ
ることができて、極めて経済的であるのみなら
ず、工場内におけるセツト枠の保管スペースを小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、セツト枠A並びにセツト棒Bを差し
込んだ補強筋篭Cの斜視図、第2図は、セツト棒
Bの斜視図、第3図は、補強筋篭Cの斜視図、第
4図は、型枠Dの側板16に、補強筋篭Cを吊り
下げたセツト枠Aを載せた状態の側面図、第5図
イは、セツト枠Aにセツト棒Bが固定されていな
い状態の斜視図、同ロは正面図、第6図イは、セ
ツト枠Aにセツト棒Bが固定された状態の斜視
図、同ロは、正面図、第7図は、従来のセツト装
置の斜視図である。 主要部分の符号の説明、1:脚体、2:上方固
定板、3:下方固定板、5:上方スライド板、
6:下方スライド板、8a,8b:巾方向溝、9
a,9b:長手方向溝、A:セツト枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一対の脚体に、上下方向に所定間隔をおいて
    上方固定板および下方固定板を水平に取り付
    け、該上方固定板の上面および下方固定板の下
    面にそれぞれ上方スライド板および下方スライ
    ド板をスライド自在に配置し、前記上下の固定
    板又は上下のスライド板の長手方向の側端部
    に、該側端面に開口し、かつ巾方向に所定長さ
    入り込んだ多数の巾方向溝が所定ピツチをおい
    て設けられていると共に、前記の巾方向溝が上
    下の固定板に設けられている場合は上下のスラ
    イド板の長手方向の側端部に、前記の巾方向溝
    が上下のスライド板に設けられている場合は上
    下の固定板の長手方向の側端部に、該側端面に
    開口し、かつ長手方向に所定長さを有する長手
    方向溝が前記巾方向溝と同一のピツチで設けら
    れて成る補強筋篭のセツト枠。 (2) 上方スライド板と下方スライド板とが一体に
    スライドし得るように連結棒を介して両者を互
    いに連結したことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の補強筋篭のセツト枠。 (3) 側端面に開口し巾方向に所定長さ入り込んだ
    多数の巾方向溝が同一の板の長手方向の両側の
    側端部において設けられていると共に、該巾方
    向溝のピツチが該両側の側端部間で異なり、か
    つ側端面に開口し長手方向に所定長さを有する
    長手方向溝も該溝が設けられた板の長手方向の
    両側の側端部において設けられていると共に、
    該長手方向溝のピツチも該両側の側端部間で前
    記巾方向溝のピツチに合わせて異なつているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項記載の補強筋篭のセツト枠。
JP7817782U 1982-05-27 1982-05-27 補強筋篭のセツト枠 Granted JPS58181756U (ja)

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JPS58181756U JPS58181756U (ja) 1983-12-03
JPH0139529Y2 true JPH0139529Y2 (ja) 1989-11-28

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