JPH0662827A - ワインのアルコール濃度減少装置および方法 - Google Patents

ワインのアルコール濃度減少装置および方法

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JPH0662827A
JPH0662827A JP5033559A JP3355993A JPH0662827A JP H0662827 A JPH0662827 A JP H0662827A JP 5033559 A JP5033559 A JP 5033559A JP 3355993 A JP3355993 A JP 3355993A JP H0662827 A JPH0662827 A JP H0662827A
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JP
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wine
alcohol concentration
distillation
alcohol
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JP5033559A
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Armand Boucher
ボウヒュアー アーマンド
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Joseph E Seagram and Sons Inc
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Joseph E Seagram and Sons Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/22Evaporating by bringing a thin layer of the liquid into contact with a heated surface
    • B01D1/222In rotating vessels; vessels with movable parts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H3/00Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages
    • C12H3/02Methods for reducing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverage to obtain low alcohol or non-alcoholic beverages by evaporating
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12HPASTEURISATION, STERILISATION, PRESERVATION, PURIFICATION, CLARIFICATION OR AGEING OF ALCOHOLIC BEVERAGES; METHODS FOR ALTERING THE ALCOHOL CONTENT OF FERMENTED SOLUTIONS OR ALCOHOLIC BEVERAGES
    • C12H6/00Methods for increasing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverages
    • C12H6/02Methods for increasing the alcohol content of fermented solutions or alcoholic beverages by distillation

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルコール濃度を減少させたワインの品質を
改良し向上させることができるワインのアルコール濃度
減少装置および方法発明を提供する。 【構成】 原料ワインの供給管(18a)と、供給管を
通って原料ワインを供給する供給手段と、原料ワインの
所定成分を液相と気相とに遠心分離する遠心フィルム蒸
発器(10a)を備え、遠心フィルム蒸発器は液相を遠
心力で取出す第1の取出手段と気相を取出す第2の取出
手段(62a)と、遠心フィルム蒸発器に接続され気相
が供給されて気相のアルコール濃度を高める蒸留手段
(200)と、蒸留手段に接続され、ハイプルーフな気
相を冷却するとともに凝縮する凝縮手段と、ハイプルー
フな産物を集める収集手段とを具備し、蒸留手段に、高
プルーフ蒸気相の凝結物を蒸留手段に戻す還流手段(2
10)が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコール濃度を減少
させたライトワインおよびその製造方法(昭和57年特
許願第132920号参照)に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】昭和57年特許願第132
920号(親出願)に開示されたアルコール低減飲料お
よびワインは、その方法および製造装置と同様に、商業
的にも消費者側からみた場合でも成功しているが、副産
物と同様に製品の品質を改良し向上させる余地がある。
【0003】
【発明の目的】本発明の主な目的は、このような製品が
消費者に受けいれられるだけでなく、これに開示された
アルコール濃度を減少させた飲料すなわちワインの品質
を改良し向上させながら、上記の親出願の発明によって
保持され、思慮されている目的を保持し、継続するもの
である。
【0004】また更なる目的は、本発明の装置および方
法によって産出された凝縮された高プルーフの蒸気相
(高級アルコール)のアルコール強度を取り出して、こ
の副産物を直接ブランディの製品に加えることである。
他の目的は、低アルコール飲料およびワイン産物の保存
期間を改良することである。更に他の目的は、前述に従
ってこの産物を製造するシステムおよび方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のワインのアルコ
ール濃度減少装置装置は、原料ワインの供給源と、この
供給源に連結される原料ワインの供給管と、供給源から
供給管を通って原料ワインを供給する供給手段と、供給
管に連結されると共に原料ワインの所定成分を液相と気
相とに分割できる温度に原料ワインを遠心分離しながら
その温度を上昇させる遠心フィルム蒸発器を備え、液相
は低アルコール濃度の飲料であり、液相はかなり高アル
コール濃度の蒸気副産物であり、遠心フィルム蒸発器は
液相を遠心力で取出す第1の取出手段と気相を取出す第
2の取出手段と、遠心フィルム蒸発器に接続され、気相
が供給されて気相のアルコール濃度を高める蒸留手段
と、蒸留手段に接続され、ハイプルーフな気相を冷却す
るとともに凝縮する凝縮手段と、ハイプルーフな産物を
集める収集手段とを具備したもので、蒸留手段に蒸気相
の蒸留を容易にするために、高プルーフ蒸気相の凝結物
を蒸留手段に戻す還流手段を形成したことを特徴として
いる。
【0006】本発明の他の特徴によれば、原料ワインの
供給源と、この供給源に連結される原料ワインの供給管
と、供給源から供給管を通って原料ワインを供給する供
給手段と、供給管に連結されると共に原料ワインの所定
成分を液相と気相とに分割できる温度に原料ワインを遠
心分離しながらその温度を上昇させる遠心フィルム蒸発
器を備え、液相は低アルコール濃度の飲料であり、液相
はかなり高アルコール濃度の蒸気副産物であり、遠心フ
ィルム蒸発器は液相を遠心力で取出す第1の取出手段と
気相を取出す第2の取出手段と、遠心フィルム蒸発器に
接続され、気相が供給されて気相のアルコール濃度を高
める蒸留手段とを具備し、蒸発器には、低アルコールワ
インが取り出される取出管が接続され、蒸留手段は所定
位置に形成される蛇口と、この蛇口と取出管との間に形
成されて、蒸留手段内の蒸気相の所定の留分を低アルコ
ールワインに戻す結合手段とを備えている。
【0007】さらに、本発明の原料ワインからアルコー
ル含量を減少させる方法は、原料ワインを供給源から供
給管を通って遠心フィルム蒸発器に供給し、遠心フィル
ム蒸発器内で、原料ワインの所定成分を液相と気相とに
分割できる温度に原料ワインを遠心分離しながらその温
度を上昇させ、液相は低アルコール濃度の飲料であり、
液相はかなり高アルコール濃度の蒸気副産物であり、気
相を蒸留手段に供給してそのアルコール濃度を高めて高
プルーフ副産物として回収するとともに、蒸留手段の所
定の留分を低アルコールワインに戻すことを特徴として
いる。
【0008】
【実施例】まず、図1、図2、図3および図4は、本発
明の実施例の装置を縦に4分割したもので、蒸気副産物
のアルコール含量が劇的に増加し、またライトワインの
保存期間が改良されている。この明細書においては、親
出願に示された部材と対応する部分に同じ符号が付さ
れ、さらに接尾語aが付されている。
【0009】このために、遠心フィルム蒸発器10a
は、原料ワインを、本発明の目的を達成する減アルコー
ルワイン14aの液体相と、高プルーフの蒸気副産物1
6aの蒸気相とに分離するのに協働している。
【0010】本発明の実施例においては、供給される原
料ワイン12aが12%アルコール濃度のワインであ
り、また低アルコール濃度のワイン(ライトワイン)1
4aが7%アルコール濃度のワインであり、さらに蒸気
副産物16aが75%アルコール濃度の高強度(ハイプ
ルーフ)なものである。
【0011】まず、原料ワイン12aの供給管18aは
所望容積の原料タンク20aと親出願の実施例に示され
る供給ポンプ22aとに接続されている。この供給管1
8aは、その分岐管18a′,18a′各々2個のスク
リーンフィルタ24a,24aを備えている。またその
分岐、合流点には各々3方向弁(切換弁)26a,28
aが取付けられ、2個のスクリーンフィルタ24a,2
4aを浄化できるようにいずれか一方の分岐管18
a′,18a′が閉じられる。計器30aは供給管18
a内の原料ワイン12aの圧力を指示する。制御装置3
2aは、電磁弁34aと対になり作動時に供給ポンプ2
2aの動作を遮断し、この結果原料ワイン12aの供給
が停止する。
【0012】この電磁弁34aは水源38aに接続され
る水供給管36aの途中に設けられている。水はシステ
ム特に供給管18aに導入され、これによって、原料ワ
イン12aの供給停止時に蒸発器10aの内部に原料ワ
イン12aが枕積したり固化したりするのを防止する。
そうでなければ、蒸発器10aの内部を清潔にするため
に全てのシステムを停止しなければならない。弁40a
は水量を調整するものであり、また逆止弁42aは供給
管18a内の原料ワイン12aが水供給管36aに逆流
するのを防止する。同様に逆止弁44aも水と混合した
ワインが逆流するのを防止する。手動制御弁46aは供
給管18a内の原料ワイン12aの供給量を調整してい
る。従って、流量計48aからの原料ワイン12aは蒸
発器10aに供給される。成功例においては、0〜3リ
ットル/分の蒸発器への流れが用いられた。
【0013】一方供給管20aは、供給管18aから別
の手動弁46a′第2の流量計48a′を通って分岐し
て、蒸発器10aから流出する低アルコール濃度のワイ
ンの産物に接続されている。この流量計48a′を通る
原料ワインの供給量は、成功例において0〜1リットル
/分であった。弁制御システムに示されているように、
洗浄網は、システム内を通過する最適な洗浄液あるいは
水を通過させる目的で含まれていてもよい。流量計48
aからの原料ワイン12aは蒸発器10aに(供給)指
向される。
【0014】また蒸発器10aは、スエーデン国、ルン
ドのアルファーラバル社から商業的に得られる。この蒸
発器10aは、薄膜液体流の間接的な熱交換と遠心分離
とを用いている。加熱面は、共通のスピンドルを介して
モータによって駆動される多段の窪んだ回転円錐盤50
aから構成される。熱は簡単に述べる方法で回転円錐盤
50aの内部に供給される蒸気によって与えられる。
【0015】まず、原料ワイン12aは静止の分配管5
4aを通って中央の円柱状の開口に導入され、ノズル5
6aを通って回転円錐盤50aの外下方向58aに散布
される。その領域で原料ワイン12aに遠心力が作用
し、全ての回転円錐盤50a表面に拡散される。成功例
においては、このワイン層の厚みが0.1mm以下であ
り、また原料ワイン12aが円盤の内端から外端まで移
動する時間は約1秒であった。原料ワイン12aは蒸気
加熱面に接触すると、低沸点、低温蒸気成分を直ちに蒸
気にさせる。この蒸気相(気相)は薄い液体層から蒸発
して蒸発器10aの中央開口を通って上蓋60aに上昇
し、出口62aを通って水とアルコールの混合物として
塔200に引き込まれ、ここで蒸気相が蒸気副産物16
aに濃縮される。
【0016】この混合物は、通常36〜47%のアルコ
ール濃度であり、シャブリの場合約42%、ローゼの場
合約47%のアルコール濃度であった。また本発明によ
る蒸気副産物16aは75%以上のアルコール濃度であ
った。
【0017】一方この蒸発器10aにおいては、低アル
コール濃度のワイン14aが回転円錐盤50aのリムの
内壁に集められ、垂直な開口70を上昇して上部の削り
取り用の溝に導入され、ここから固定の削取管74aに
吸い取られる。この低アルコールワインは、成功例にお
いて5%アルコール濃度であった。
【0018】また水蒸気の中空のスピンドル52aと、
回転円錐盤50aを囲む水蒸気ジャケット76aとを各
々通り、穴を通って円盤の内部に導入される。この領域
で水蒸気は下側部58aを通過するワインによって水滴
に変化させられる。水滴になると直ちに、この水滴は遠
心力によって回転円錐盤50aの上内面に投げ飛ばされ
る。この上内面を下方に移動して、最初に蒸気が入力さ
れた同じ孔を通って水蒸気ジャケット76aに戻る。こ
の凝結物(水滴)は水蒸気ジャケット76aの壁を通っ
て底に位置する削り取り溝82aに走り、ここから中空
のスピンドル52aの内部に取付けられた固定の削り取
り管84aによって取り除かれる。この回転円錐盤の上
面に散布される原料ワインが乾燥して固化することを防
止するためには、この面は蒸気凝結熱から隔離される。
蒸発器10aの商用品は回転円錐盤50aの上壁が上内
面の断熱を形成する二重の分離壁である。
【0019】本発明の成功実施例によれば、低アルコー
ルワインは原料ワイン12aと所定の比で混合されて7
%アルコール濃度のワイン14aを形成する。この混合
が低アルコールワインに原料ワインの芳香と風味とを導
入して重大な品質改良を提供する。更に口触りも改良し
ている。このポンプ90aは削取管74aを通過して蒸
発器10aから容器86aに低アルコール濃度のワイン
14aを導入できるように十分に真空引きされる。逆止
弁92aは真空ロスをなくすためにポンプ90の上流側
にある。
【0020】さて蒸気相システムを参照すると、蒸気相
は塔200内に繰り返し動作でさらされる。この塔20
0は、端部方向に配列した複数の蒸留金網包装材の小部
屋201、好ましくはかなりの開口量すなわち低い低損
を有する仕切部屋201を含んでいる。この小部屋用の
満足な材料は、ニュージャージ州フェアフィールドのケ
ミプロ イクイップメント社からハイパフィルの名称で
販売されているワイヤ金網の包装材である。この塔20
0の基部には、水蒸気が可変で調整でき、応用例で約5
0,000BTU/時間の水蒸気が通過できる銅製の弁
制御のコイル状の管202が設けられる。
【0021】変速ポンプ204は、集められた水(ライ
ン)管206(この間に所望ならばオンオフ弁と同様に
調整弁208を含んでもよい)から取り出している。
【0022】超高プルーフ蒸気産物(75%アルコー
ル)は、凝結器64aで凝結され、その後主真空ポンプ
116aによって分離器114aに吸引される。ポンプ
118aは高プルーフ副産物16aを凝結器すなわち1
20aに供給し、その後貯蔵タンク122aに供給して
も良い。この冷却器120aには弁123aを有するラ
イン125aを通って氷水がポンプ128aによって供
給される。このポンプ128aは管100a用に冷却剤
を供給しても良い。
【0023】調整弁212によって制御されると共に、
流量計214を有する還流ライン210は、超高プルー
フの副産物を塔200の上部に戻して蒸留を容易にして
いる。この応用例において供給量は0〜2リットル/分
であった。
【0024】本発明によって熟慮されて好ましいと証明
される限り、塔200は高プルーフの選択された直接成
分あるいは部分あるいは留分を低アルコールワインのラ
イン74aに戻すために206でタップ(分岐あるいは
蛇口)されている。このタップラインには、供給を容易
にするためにポンプ218および流量計220が設けら
れる。この方法で原料ワインから取り出された所望の留
分が低アルコールワインに戻って導入される。例えば、
芳香を形成するエステルあるいは口触りを良くする高級
アルコールが加えられてもよい。他の成功例において、
蒸発器10aからの低アルコールワインは5%アルコー
ル濃度であり、原料ワインの量はアルコール濃度を1%
増加させ、分岐した蒸気凝結物は、7%のアルコール濃
度に増加した。
【0025】次に蒸発器10a用の蒸気供給システムを
参照する。この実施例においては、所定圧の蒸気が減圧
器130aを通って減圧される。蒸気供給システムの制
御装置132aは、接続のセンサー134aを通ってこ
の蒸気圧を監視する。この圧力が所定限界を越えた場
合、あるいはこの蒸気狂気をシステムに不都合があった
場合、電磁弁136aはこのシステムを遮断する。計器
138aは、蒸気温度を表示するに用いられる。
【0026】本発明の方法の操作は、高度な減圧状態で
行なわれる。原料ワイン12aが熱交換面58aに接触
する時間は、1秒以内であり、それゆえ、化学反応によ
って分解あるいは変位が行なわれない。
【0027】ワインは特有の味あるいはかおりの特性の
ために配合された混合物の非常に複雑な物であることが
当業者によって容易に認識される。勿論、ワインの主成
分は水とエチルアルコールとで作られる。更に通常下記
の有機無機成分が微量成分として加えられる。
【0028】グルコース、フラクトース、ペントース等
の糖類、グリセロール、2,3ブタネディオール、アセ
トイン、アミル、イソブチル、およびn−プロピル ア
ルコール等のアルコール類、エチルアセテート、エチル
サシネート、エチルラクテート等のエステル類、タルタ
リック、マリック、シトリック、スシニック、ラチッ
ク、アセチック酸等の酸類、ナトリウム、ポタジウム、
カルシウム、鉄、りん、硫黄、銅等の無機質、アンモニ
ア、アミノ酸、蛋白質等の窒化合物、アセトアルデヒ
ド、フエノリック物質、着色物、およびビタミン。これ
らの有機無機成分は、ライトワインに所定の味および香
料の特性を得るために、単体あるいは混合して添加され
る。
【0029】ワインの微量成分を形成する揮発芳香成分
のほとんどは、本発明の方法の実行期間中において除去
されることが予想される。アルデヒドおよびエステルお
よび高級アルコールのいくらかは、減少しあるいは除去
される揮発成分である。しかし、これらアリファティク
アルコールのような揮発芳香成分の損失は、原料ワイン
の味覚特性にあまり影響しない。実際、アルデヒド、ア
セテートおよびプロピルアルコールの除去は、得られた
原料ワインの味覚に有益であると思われていた。親出願
のものと比較して、ワイン副産物を5%のような低アル
コール濃度に落とすと、このワインは、高アミルアルコ
ール、低nプロピルアルコールおよび低揮発性エステ
ル、アセタルおよびアルデヒドの留分を含んでいる。こ
のアミルアルコールが味に対して有益でなくても、その
存在がライトワインに必須のものと考慮される口触りに
寄与している。従って本発明は、アミルアルコールを味
が改良されるまで除去するが、口触りを形成する量が維
持されている。またアルデヒド、アセテートおよびnプ
ロピルの除去および減少は低アルコールワインの保存期
間を改良する。
【0030】図5を参照すると、蒸発器10bから超高
プルーフ副産物を受け取って、低アルコールワインの品
質を改良しながら、副産物のアルコール濃度をより高い
レベルに増加させる別の実施例が示されている。通常、
多段装置230は親出願に開示されるシステムの蒸発器
10bと凝結器64bとの間に設置される。従って対応
の部材には同じ番号とbの接尾語が付されている。この
実施例において、蒸発器10bを離れた低アルコールワ
インは約5%のアルコール濃度であり、その後原料ワイ
ンの一部と混合されて消費者用の7%アルコール濃度の
ライトワインを形成する。この多段装置230には、蒸
発器10bから結合手段62bを通って高プルーフ蒸気
副産物が供給され、その後この蒸気副産物が結合手段6
3bを通って凝結器64bに供給される。この多段装置
230の基部に配置される銅製のコイル状管236に
は、多段装置内を加熱するために蒸気が運ばれる。変速
ポンプ204bは集められた水およびアルコールを残り
244として弁制御されるライン206を通して図示さ
れるタンクのような選択された目的地に供給する。この
残りは通常酸味の少ないアメリカンシャンペンの製造に
活性とタル出しワインとを増加させるために用いられ
る。
【0031】弁245は液面の制御のために用いられて
もよい。その後約80%アルコール濃度の蒸気副産物は
多段装置230から前の実施例で議論したのと同様に凝
結器64bによって冷却するために通過する。冷却前に
高プルーフ副産物16bは、流量計214bおよび弁制
御212を通過する還流物として供給され、冷却後前実
施例に示すように貯蔵される。本発明の成功実施例にお
いては、超高プルーフの蒸気副産物が80%のアルコー
ル濃度である。調整弁212bによって調整され、また
流量計214bを有する流束戻りライン210bはトッ
プ板ユニット(多段装置)230に戻って高プルーフ副
産物を供給する。本発明の成功例においては、戻り量が
0〜200/時間である。塔と同様に多段装置の効率
は、1/2〜3対1の流量比を形成することによって向
上される。
【0032】図1〜図4の実施例の場合と同様に、多段
装置230は、管74bに接続される低アルコール供給
管に戻してより高プルーフな副産物のそのままの部分あ
るいは選択(分留)された留分を分岐管246a〜24
6eから吸引してもよい。この分岐管にはポンプ248
および流量計250が配置されてもよい。
【0033】また、この多段装置の上部には、特に揮発
性のエステルを凝結器251に導入する分岐管が設けら
れ、その後分離器114bに指向している。偏流板25
2は液体があまりにも迅速に、突然に沸騰するのを防止
する。この多段装置において、液面はこの偏流板上で気
液交換が液面のレベルで維持されるように、偏流板25
3上のせき(ダム)256に維持される。この偏流板に
は3/16インチ径の穴が形成され、これらダム256
と穴明領域との間には織布あるいはスクリーン254
(実施例では、150メッシュのステンレススチールの
布)を当ててもよい。この織布254は液体の穴を通し
て流れないように偏流板253の液体を上昇させる織ら
れた包装充填材の形態の曇り止め装置255は、上記の
金網スクリーン254上に液滴の再成を展開し、従って
偏流板の衝撃を除去する。底向きの室258は、蒸気が
下側の室に通過するのを防ぐために密封されたカップ2
60を有している。
【0034】図6のシステムは、塔200が装置230
cに置換された以外は図1、図2、図3および図4と同
類である。この装置230cは塔200と類似のストリ
ッピング(放散)部を含む棚段塔と呼ばれている(図5
は、これら放散部が含まれていない)。この蒸留装置2
30cの注目すべき点は、導入される所望の高級アルコ
ールあるいはエステルを低アルコールワインに戻すため
に所望の棚板上から1つを吸引することができる点であ
る。
【0035】蒸発器10cからの蒸気相は直接凝結器6
4cに供給される。凝結器64cからの産物はタンク1
14cおよび装置230cにこの産物をポンプするポン
プ118cを通ってタンク114cに供給される。この
蒸留装置230cは、多段装置230と類似だが、この
多段装置より多くの小部屋と棚段とが形成されている。
特定の応用例において、この装置230cには24個の
棚板(多段装置は4個の棚板)が用いられた。この内1
4個の棚板がアルコールを零に減少させる放散板であ
る。また残り10個の棚板が80%以上のアルコール濃
度を有するブランデを製造するのと同様に、高級アルコ
ールおよび選択的なエステル分離の容量を得る精留板と
して用いられる。
【0036】図6の実施例による方法を以下に説明す
る。蒸気相は蒸発器10cから送られ、高真空圧下で操
作される装置に供給される熱は蒸留器として操作される
棚段塔230cを通って進行する。この蒸気相は穴明板
の開口253cで凝結され、液体の落下がこの棚段塔2
30cの最上段の棚板に戻り供給管210cによって形
成される各部屋の棚板253cに保持される。この供給
は棚板253c上の連続的な交差した流れであり、各棚
板253cに取付けられるせき256cによって液面が
維持される。液体はせき256cをあふれ出してイツ流
管258cを通って次の棚板253cに流れ、その間に
蒸留塔230c内を上昇する蒸気相と係合する。液体
は、イツ流管258cの底から現われ、棚板253cを
横断して、次の棚板に液体を導く次のイツ流管258c
に流れる。再び液体はせき256cをあふれてイツ流管
258cを下り、下側の棚板253cに流入する。これ
は、この棚段塔230cにおいて小部屋の数によって繰
り返されるプロセスである。蒸発器10cから供給され
る蒸気相から由来する熱は、棚段塔230cの底でボイ
ラあるいは熱交換器によって増加されて冷却された液体
として供給される還流210cを沸騰させるに十分な熱
が加えられる。蒸発熱はこの蒸留部に形成される還流の
量を基礎として還流として供給されるアルコール/水の
混合物によって濃縮される。これに関連して、アルコー
ルはより低い沸点と蒸発熱とを有している。この低蒸発
熱化の結果と液体棚板253c上で凝結される毎に、そ
の熱が棚板を交差する液体に与えられ、ほとんどのアル
コールが水の中にあるより蒸気相に存在するようにな
る。従ってこのシステムは蒸発器10cからの約40〜
45%のアルコール濃度の蒸気相を84〜86%のアル
コール濃度の蒸気相として上昇して塔230cの頂上か
ら送出する。これは還流210cによる向上の結果であ
り、蒸発器10cから送られる蒸気の塔230c内のス
ループット(効率)に関連するガロンにおける還流量で
ある還流比に基づいている。還流210cの機能に対す
る容量は、塔230cの底での熱交換器あるいはボイラ
による追加の熱入力に依存する。
【0037】ライトワインの芳香を向上するためには、
各小部屋に貯蔵部が形成され、これらの吸引される液体
が各棚段のせきの背後であって、その液体が低アルコー
ルワインに戻って加えられる液体の容量と分離される。
各吸引の凝結は、わずかの量が最終製品の芳香向上と最
良風味と口あたりの向上を達成するに要求されるに十分
である。
【0038】極めて低い沸点成分であるエステルおよび
高級アルコールは、管252cから通りぬける蒸気であ
る。凝結器64cの外管は、蒸気を凝結器251cに分
岐させる。この凝結器は主にエステルを捕集するように
なっている。
【0039】75%および80%アルコール濃度の高強
度蒸気副産物16a,16bおよび16c(これはフラ
ンスにおいてブランデとみなされる)は、ブランデの製
造に用いられてもよい。これらの環境において、これら
高プルーフアルコール副産物は、熟成するためにオーク
製の樽に貯蔵される。
【0040】従って図1〜図4、および図5および図6
の実施例は、蒸気副産物16a〜16bを75〜80%
のアルコール強度に蒸留することができる。また蒸気凝
結物の種々の留分を分離することは、口触りに重大な品
質改良を示している。この件に関して、アミルアルコー
ルはこの目的で加えられるが、残りの量は原料ワインに
含まれる量より少ない。これらの実施例は、最終生成物
の品質を改良し、これは低アルコールワインに戻される
高級アルコールおよびエステルのかなり少ない%を再導
入してなされる。塔および蒸留塔230の枝わかれの位
置は、アミルアルコールに富み、nプロピルアルコール
の少ない産物の抽出を可能としている。本実施例におい
ては、低アルコールワイン14a,14bに好ましく得
られる留分は、高濃度アミルアルコール、低濃度nプロ
ピルおよび低濃度揮発性エステル、アセタルおよびアル
デヒドである。この機能は、保存の安定性、特に揮発物
の減少結果によってアルデヒドが減少して得られる。
【0041】下記の実施例は、本発明の方法および工程
を記載したものであり、また本発明者によって最高のモ
ードで実行を意図したものであり、本発明を制限するも
のでない。これらの実施例において、化学分析は、ガス
クロマトグラフによって決定された。
【0042】(実施例1)図5に示す上記の装置を用い
て、カリフォルニア産の白ディナワイン(シャブリ)が
本発明の方法によって処理された。原料ワインと本発明
の方法によって得られたワインとの化学分析表が下記の
表に示される。 第 1 表 原料ワイン ライトワイン 蒸留物 12b 14b 16B アルコール% 11.7 7.0 79.3 pH 3.7 3.6 4.0 銅 PPM 0.18 0.28 0.17 鉄 PPM 3.50 5.10 0.26 砂糖の減少量%W/W 1.2 1.4 0.0 自由SO2 34 35 0.0 合計SO2 PPM(ADAC) 77 92 0.0 合計SO2 PPM(Ripper) 117 131 − 100リットル当りのグラム数 タルタリッリク酸 678 684 25 アセチック酸 542 547 19 揮発アセチック酸 63 68 9 エチルアセテート 3.6 1.3 70.6 高級アルコール 24 11 252 nプロピル 5 3 46 イソブチル 3 1 38 アミル 17 7 159 アセトアルデヒド 4.9 8.6 N−D アセタル N−D N−D 1.0 フルフラール 0.00 0.00 0.00 N−D=識別できない
【0043】従って、種々の前述の目的および利点が最
良に効果的に得られた。本発明は、上記の実施例に基づ
いて説明したが、これらの実施例のみに限定されるので
なく、特許請求の範囲によって制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】原料ワインのアルコール濃度を減少させるシス
テムを4分割して示した概略図である。
【図2】原料ワインのアルコール濃度を減少させるシス
テムを4分割して示した概略図である。
【図3】原料ワインのアルコール濃度を減少させるシス
テムを4分割して示した概略図である。
【図4】原料ワインのアルコール濃度を減少させるシス
テムを4分割して示した概略図である。
【図5】本発明の第2の実施例の蒸留塔の概略図であ
る。
【図6】本発明の別の実施例の蒸留塔の概略図である。
【符号の説明】
10a 蒸発器 12a 原料ワイン 14a 低アルコール濃度のワイン 16a 蒸気副産物 18a 供給管 200,230,230c 蒸留塔

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料ワインの供給源と、この供給源に連
    結される原料ワインの供給管と、前記供給源から前記供
    給管を通って前記原料ワインを供給する供給手段と、前
    記供給管に連結されると共に前記原料ワインの所定成分
    を液相と気相とに分割できる温度に前記原料ワインを遠
    心分離しながらその温度を上昇させる遠心フィルム蒸発
    器を備え、前記液相は低アルコール濃度の飲料であり、
    前記液相はかなり高アルコール濃度の蒸気副産物であ
    り、前記遠心フィルム蒸発器は前記液相を遠心力で取出
    す第1の取出手段と前記気相を取出す第2の取出手段
    と、前記遠心フィルム蒸発器に接続され、前記気相が供
    給されて気相のアルコール濃度を高める蒸留手段と、前
    記蒸留手段に接続され、ハイプルーフな気相を冷却する
    とともに凝縮する凝縮手段と、ハイプルーフな産物を集
    める収集手段とを具備し、 前記蒸留手段には、前記蒸気相の蒸留を容易にするため
    に、前記高プルーフ蒸気相の凝結物を蒸留手段に戻す還
    流手段が形成されることを特徴とするワインのアルコー
    ル濃度減少装置。
  2. 【請求項2】 原料ワインの供給源と、この供給源に連
    結される原料ワインの供給管と、前記供給源から前記供
    給管を通って前記原料ワインを供給する供給手段と、前
    記供給管に連結されると共に前記原料ワインの所定成分
    を液相と気相とに分割できる温度に前記原料ワインを遠
    心分離しながらその温度を上昇させる遠心フィルム蒸発
    器を備え、前記液相は低アルコール濃度の飲料であり、
    前記液相はかなり高アルコール濃度の蒸気副産物であ
    り、前記遠心フィルム蒸発器は前記液相を遠心力で取出
    す第1の取出手段と前記気相を取出す第2の取出手段
    と、前記遠心フィルム蒸発器に接続され、前記気相が供
    給されて気相のアルコール濃度を高める蒸留手段とを具
    備し、 前記蒸発器には、前記低アルコールワインが取り出され
    る取出管が接続され、前記蒸留手段は所定位置に形成さ
    れる蛇口と、この蛇口と前記取出管との間に形成され
    て、前記蒸留手段内の前記蒸気相の所定の留分を前記低
    アルコールワインに戻す結合手段とを備えたことを特徴
    とするワインのアルコール濃度減少装置。
  3. 【請求項3】 前記原料ワインに前記液体相を所定の比
    で混合する手段を含むことを特徴とする請求項第2項記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 原料ワインを供給源から供給管を通って
    遠心フィルム蒸発器に供給し、前記遠心フィルム蒸発器
    内で、前記原料ワインの所定成分を液相と気相とに分割
    できる温度に前記原料ワインを遠心分離しながらその温
    度を上昇させ、前記液相は低アルコール濃度の飲料であ
    り、前記液相はかなり高アルコール濃度の蒸気副産物で
    あり、前記気相を蒸留手段に供給してそのアルコール濃
    度を高めて高プルーフ副産物として回収するとともに、
    前記蒸留手段の所定の留分を前記低アルコールワインに
    戻す全ての原料ワインからアルコール含量を直接減少さ
    せる連続方法。
  5. 【請求項5】 前記超高プルーフ副産物は、前記蒸発物
    のアルコール濃度の増加に協働する前記蒸留装置に還流
    することを特徴とする請求項第4項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記蒸留装置の所定位置には、前記蒸発
    物の留分を前記低アルコールワインに導入する蛇口が設
    けられることを特徴とする請求項第4項記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記超高プルーフ蒸発副産物は、凝結期
    を通過することを特徴とする請求項第4項記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記蒸留装置に供給される蒸気副産物
    は、約47%のアルコール濃度を有し、前記超高プルー
    フ蒸気副産物は約75〜80%のアルコール濃度を有す
    ることを特徴とする請求項第4項記載の方法。
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