JPH0662702U - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH0662702U
JPH0662702U JP203193U JP203193U JPH0662702U JP H0662702 U JPH0662702 U JP H0662702U JP 203193 U JP203193 U JP 203193U JP 203193 U JP203193 U JP 203193U JP H0662702 U JPH0662702 U JP H0662702U
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治 露峰
龍秋 平岩
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内器ブロックの配線作業が容易で、コストが
かかりにくい分電盤の提供。 【構成】 横方向に複数の内器ブロック13を配設した背
板10と、この背板の前面上下位置に配設される上下枠2
0,30 と、背板の前面両側に夫々配設され内器ブロック
から外部に接続するための接続導体15を収納するダクト
40と、少なくとも内器ブロックを隠蔽するように配設さ
れる保護板50と、を備えた分電盤において、前記背板の
内器ブロック間に上下方向に延びる第2ダクト16を取着
するとともに、ダクト及び第2ダクト間又は第2ダクト
間毎に保護板を配設させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、受電室や配電室等に配設する分電盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、受電室や配電室に配設する分電盤は、予め工場で制作された函状の盤本 体内にブレーカ等の内器ブロックを収納配設し、その状態で設置現場へ搬入して 現地施工を行っていた。
【0003】 しかし、この分電盤では搬入に際して重量が重いため多くの人手を必要とし、 また盤本体が函状の固定された形状であるため、配線作業に手間がかかるという 問題があった。そこで、本発明人は図8に示すような分電盤を提案している(特 願平3ー279892)。このものは、内器ブロック(図示せず)を配設した背 板10と、背板10の前面上下位置に配置される上下枠20,30と、背板10の前面両側 で上下枠20,30間に夫々配設されるダクト40と、両側ダクト40,40及び上下枠20 ,30で包囲された部位に配設される保護板50と、を備えている。
【0004】 背板10は、複数のブレーカ等を有する内器ブロックを配設した断面略コ字状の 金属性フレーム11を2本並列に配置し、固定プレート19を利用して受電室や配電 室等の取付け壁面に固定される。上枠20は、背板10の両端のフレーム11,11の前 面上端に外側面がフレーム11の外側面と略同一となるように夫々載置固定される 側板21と、側板21,21同士を螺子にて連結して前面開口を閉塞する前板22と、側 板21,21に螺子で固定され上面開口を閉塞する上板24と、からなる。下枠30は、 背板10の両端のフレーム11,11の前面下端に外側面がフレーム11の外側面と略同 一となるように夫々載置固定される側板31と、側板31,31同士を螺子にて連結し て前面開口を閉塞する前板32と、からなる。この上下枠20,30には、内方に突出 する保護板固定板25,35を設けている。
【0005】 ダクト40は、断面略コ字状で、前面と上下端面が開口した樹脂成形品からなり 、背板10のフレーム11の前面部にフレーム11の外側面と外側側片の外面が略同一 となるように螺子固定される。このダクト40内には、ブレーカから外部に接続す るための接続導体(図示せず)が収容されている。ダクト40の前面には、蓋42が 着脱自在に被着されて、前面開口を閉塞できるようになっている。
【0006】 保護板50は、鉄板等の材料を折曲して形成し、内器ブロックを塞ぐよう上下枠 20,30間に配設されるもので、ブレーカのハンドル等を外部に突出させる孔51, 52を設けて、この孔51,52よりハンドル等を外部に露出させている。この例では 上下2つに分割されている。上側の保護板50は、その上端部を上枠20の保護板固 定片25に、下端部を背板10の前面中央部に配設された固定台(図示せず)の上半 分にそれぞれ載置し、螺子を螺合させて固定している。下側の保護板50は、その 上端部を固定台に、下端部を下枠30の保護板固定片35にそれぞれ載置し、螺子を 螺合させて固定している。
【0007】 また、この分電盤を使用して、ブレーカを有した強電回路等の内器ブロックと 電話線の弱電回路等の内器ブロックとを配設する場合には、強電回路の接続導体 と弱電回路の接続導体とが接触しないよう内器ブロックと内器ブロックとの間に 絶縁材料で形成された成形品(プラスチック等)を背板に取着したり、強電回路 の内器ブロックと弱電回路の内器ブロックとを別々の分電盤に配設してから分電 盤相互を連結したりして行うことが考えられる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の分電盤によれば、背板と、保護板と、ダクトと、上下枠との各 部に分解できるため、搬入の際、個々の部材の重量が軽く、そのため少ない人手 で搬入ができ、またダクトの蓋を外せば前面開口となるため、配線施工や、配線 の保守点検が簡単に行える。
【0009】 しかし、ブレーカを有した強電回路等の内器ブロックと電話線の弱電回路等の 内器ブロックとを配設する場合には、強電回路の接続導体と弱電回路の接続導体 とが接触しないよう内器ブロックと内器ブロックとの間に絶縁材料で形成された 成形品(プラスチック等)を背板に取着したり、強電回路の内器ブロックと弱電 回路の内器ブロックとを別々の分電盤に配設してから分電盤相互を連結したりし て行うので、成形品近傍の内器ブロックに接続された接続導体を配線する作業が 困難であったり、余分な分電盤を使用した分のコストがかかるという問題があっ た。
【0010】 本発明は、かかる事由に鑑みて成したもので、その目的とするところは、強電 回路の内器ブロック及び弱電回路の内器ブロックを分割して分電盤に配設した場 合でも、内器ブロックの配線作業が容易で、コストがかかりにくい分電盤を提供 することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、請求項1記載の分電盤は、横方向に複数の内器 ブロックを配設した背板と、この背板の前面上下位置に配設される上下枠と、背 板の前面両側に夫々配設され内器ブロックから外部に接続するための接続導体を 収納するダクトと、少なくとも内器ブロックを隠蔽するように配設される保護板 と、を備えた分電盤において、前記背板の内器ブロック間に、上下方向に延びる 第2ダクトを取着してなる構成としてある。
【0012】 請求項2記載の分電盤は、請求項1のものの保護板は、ダクト及び第2ダクト 間又は第2ダクト間毎に配設されてなる構成としてある。
【0013】
【作用】 請求項1記載の構成によれば、第2ダクト近傍の内器ブロックに 接続された接続導体を第2ダクト内に配線することができる。
【0014】 請求項2記載の構成によれば、請求項1の作用に加え、内器ブロック毎に開閉 することができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を、図1乃至図7に基づいて説明する。なお、従来例 と基本的機能が同様な部材には、同じ符号を付している。
【0016】 このものは、ブレーカを有した強電回路等の内器ブロックと電話線の弱電回路 等の内器ブロックとを1つの分電盤に配設したものである。
【0017】 背板10は、断面略コ字状の金属製フレーム11を6本平行に配置し、このフレー ム11の上下においてフレーム11間を金属製電線支持レール12,12 で橋絡して固定 されている。このフレーム11の上面の横方向に複数の内器ブロック13を配設して いる。この内器ブロック13は、電路電源を接続したブレーカ14を有する強電回路 の内器ブロック13a と、電話線の弱電回路の内器ブロック13b とを有している。 強電回路の内器ブロック13a は、ブレーカ14に接続導体15を接続して後述するダ クト及び第2ダクトから外部の負荷に接続している。弱電回路の内器ブロック13 b は、接続導体15を接続して後述するダクト及び第2ダクトから外部の電話に接 続している。
【0018】 第2ダクト16は、背板10の内器ブロック13,13 間に、上下方向に延びるように 取着している。この第2ダクト16は、図5に示すように、前面と上下端面が開口 した樹脂成形品から断面コ字状に形成され、背板10の前面略中央で後述する上下 枠間に螺子固定される。この第2ダクト16の両側には、強電回路の接続導体15及 び弱電回路の接続導体 (図示せず) を収納するために多数の切欠17が設けられ、 第2ダクト16内外に接続導体の導入, 導出ができるようになっている。この第2 ダクト16の前面には蓋18が着脱自在に被着されて、前面開口を閉塞することがで きるようになっている。この蓋18が後述する2つの保護板同士の隙間を塞ぐ位置 に設けられている。
【0019】 上枠20は、背板10の両端のフレーム11,11 の前面開口部に外側面がフレーム11 の外側面と略同一となるように夫々載置固定される金属製側板21と、両側の側板 21,21の前面間に螺子で固定されて前面開口を閉塞する前板22とを有している。 前板22には、図 に示すように、後述する保護板の被掛止部を掛止するためのL 字状の掛止部23が設けられている。
【0020】 下枠30は、上枠20と同様、背板10の両端のフレーム11,11 の前面開口部に外側 面がフレーム11の外側面と略同一となるように夫々載置固定される金属製側板31 と、両側の側板31,31の前面間に螺子で固定されて前面開口を閉塞する前板32と を備えている。前板32には、後述する保護板の係合凸部が係合する係合孔34を有 したL字状の係合片33が突設されている。
【0021】 ダクト40は、前面と上下端面が開口した樹脂成形品から断面コ字状に形成され 、背板10の前面両側で上下枠20,30 間に螺子固定される。このダクト40に内器ブ ロック13から外部に接続するための接続導体15を収納している。ダクト40の内側 側片は多数の切欠41が設けられ、ダクト40内外に接続導体の導入, 導出ができる ようになっている。このダクト40の前面には蓋42が着脱自在に被着されて、前面 開口を閉塞することができるようになっている。なお、本実施例によれば、ダク トを上下枠間に配設しているが、上下枠をダクト間に配設したものでもよい。
【0022】 保護板50は、金属板からなり一方のダクト40及び第2ダクト16間に配設された 第1保護板50a と、他方のダクト40及び第2ダクト16間に配設された第2保護板 とに分割している。第1保護板50a には、ブレーカのハンドル等を外部に突出 させる孔51,52 を設けて、この孔51,52 よりハンドル等を外部に露出させ、同時 に上下枠20,30 と一方のダクト40及び第2ダクト16間で包囲される空間の前面開 口を塞ぐものである。第2保護板50b は、電話線の弱電回路等の内器ブロック13 b を隠蔽するものである。この保護板50には、図6に示すように、上枠20の掛止 部23に掛止される被掛止部53を設けるとともに、図7に示すように、下枠30の係 合孔34に係合する係合凸部54を設けている。
【0023】 なお、本実施例によれば、強電回路の内器ブロックと弱電回路の内器ブロック とを第2ダクトで分割しているが、強電回路の内器ブロック同士を分割してもよ い。また、内器ブロックは2つとは限らず、横方向に複数個横方向に複数配設さ れたものであれば適用できる。
【0024】
【考案の効果】
請求項1記載の分電盤によれば、強電回路の内器ブロック及び弱電回路の内器 ブロックを分割して分電盤に配設した場合、第2ダクト近傍の内器ブロックに接 続された接続導体を第2ダクト内に配線することができ、内器ブロックの配線作 業が容易で、コストがかかりにくいものとなる。
【0025】 請求項2記載の分電盤によれば、内器ブロック毎に開閉することができ、請求 項1記載の効果に加え、必要な内器ブロックのみ開閉することにより、使い勝手 の向上が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す上面図である。
【図2】図1のものの斜視図である。
【図3】図2のものの側面図である。
【図4】図2のものの内器を外した状態を示す分解斜視
図である。
【図5】図4のものの第2ダクトに蓋を取着した状態を
示す説明図である。
【図6】図3のものの掛止部を被掛止部に掛止した状態
を示す説明図である。
【図7】図3のものの係合凸部を係合孔に係合させた状
態を示す説明図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 背板 13 内器ブロック 15 接続導体 16 第2ダクト 20 上枠 30 下枠 40 ダクト 50 保護板

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向に複数の内器ブロックを配設した
    背板と、この背板の前面上下位置に配設される上下枠
    と、背板の前面両側に夫々配設され内器ブロックから外
    部に接続するための接続導体を収納するダクトと、少な
    くとも内器ブロックを隠蔽するように配設される保護板
    と、を備えた分電盤において、 前記背板の内器ブロック間に、上下方向に延びる第2ダ
    クトを取着してなる分電盤。
  2. 【請求項2】 前記保護板は、ダクト及び第2ダクト間
    又は第2ダクト間毎に配設されてなる請求項1記載の分
    電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005051909A (ja) * 2003-07-28 2005-02-24 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤装置

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