JP3022562U - 移動形分電盤 - Google Patents

移動形分電盤

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JP3022562U
JP3022562U JP1995006343U JP634395U JP3022562U JP 3022562 U JP3022562 U JP 3022562U JP 1995006343 U JP1995006343 U JP 1995006343U JP 634395 U JP634395 U JP 634395U JP 3022562 U JP3022562 U JP 3022562U
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幸二 飛田
義典 川口
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Tempearl Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は負荷設備の集中する箇所に容易に移動
可能な分電盤を提供する。 【構成】分電盤をデスクサイズの箱形に構成し、内部に
は分電盤を構成する機器を収納し、前後の側面には分電
盤操作時に開閉する扉と、左右の側面には分電盤への配
線工事、補修工事や点検時に開閉する扉と、底面には配
線用の引き込み口を設け、脚部には、任意の位置に容易
に移動するための車輪をもうけ、該車輪は設置後には容
易に移動しない車止め構造とし、フリーアクセスフロア
ーや配線ピット設置フロアーにおいて、任意の位置に移
動して設置できるようにし、且つ、上面はデスクとし
て、又機器の設置や各種アクセサリーの置き場所として
活用出来る移動形で、且つ、多目的に活用できるように
したものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0002】 本考案は負荷設備の集中する箇所に容易に移動可能な分電盤に関するものであ る。
【考案が解決しようとする課題】
従来、分電盤の設置場所は建物を新築するときに、負荷設備の集中する場所を 想定したり、配線コストを優先して決定され、壁面に露出または埋め込んで固定 設置する手段が知られている。
【0003】 このような従来の固定設置方式では、負荷設備のレイアウトを変更したり、操 作性を改善するために分電盤の設置場所を変更する場合は、電気工事資格を持つ 専門の業者に委託して改造する事が必要である。
【0004】 このような改造に当たっては既設の配線経路を変更したり、既設配線及び分電 盤を放棄し、配線や分電盤を新規に追加設置する方法が取られている。
【0005】 更に、改造は配線や分電盤だけに限定されず、建物の内装改造工事を伴うなど 多大の費用と期間を要したり、建物構造によっては改造不可能な場合もあるなど の問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
上記の問題点を解決するため本件考案では、 分電盤をデスクサイズの箱形に構成し、 内部には分電盤を構成する機器を収納し、 前後の側面には分電盤操作時に開閉する扉と、 左右の側面には分電盤への配線工事、補修工事や点検時に開閉する扉と、 底面には配線用の引き込み口を設け、 脚部には、任意の位置に容易に移動するための車輪をもうけ、該車輪は設置後に は容易に移動しない車止め構造とし、 フリーアクセスフロアーや配線ピット設置フロアーにおいて、任意の位置に移動 して設置できるようにし、且つ、上面はデスクとして、又機器の設置や各種アク セサリーの置き場所として活用出来る移動形で、且つ、多目的に活用できるよう にした移動形分電盤を提供するものである。
【0007】 より詳しくは、 分電盤をデスクサイズの箱形に構成し、 内部を前後横割に2分割し、前方には電灯用の分電盤構成機器を取り付けた基板 を、後方には動力用の分電盤構成機器を取り付けた基板を収納し、該両基板は相 互の背面が対向するように配置し、且つ、引出し方式のように左右に引き出せる ようスライドレール上に装着し、該、基板を左叉は右に引き出すことにより分電 盤への配線工事、補修工事や点検が容易に出来るよう構成する。
【0008】 又、デスクサイズの箱形に構成した前面には前面扉を、後面には後面扉を装着し 、 前面扉の開閉により電灯回路機器を、後面扉の開閉により動力回路機器が操作で きるように構成する。
【0009】 更に、左右の側面には前記基板を引き出すときに開閉する扉と、底面には配線用 の引き込み口を設け、上面はデスクとして、又機器の設置や各種アクセサリーの 置き場所として活用出来るようカラーボード等で形成する。
【0010】 更に脚部は、任意の位置に容易に移動するための車輪をもうけ、該車輪は設置後 には容易に移動しないよう車止め構造とし、フリーアクセスフロアーや配線ピッ ト設置フロアーにおいて、任意の位置に移動して設置できるようにした移動形分 電盤を提供するものである。
【0011】
【実施例】 以下に、本考案の、実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0012】 図1〜図5は、本考案の構成要件を簡略に図示した図である。
【0013】 図において、1はフレームで、以下に説明する各々の装置、及び図示しない部品 等を支える。
【0014】 フレーム1の内部を前後横割に2分割し、前方には後述の電灯用の分電盤構成機 器を取り付けた電灯回路用基板2を、後方には後述の動力用の分電盤構成機器を 取り付けた動力回路用基板41を収納した2ブロックで構成する。
【0015】 2は、電灯回路用分電盤機器群を取り付ける電灯回路用基板で、上辺3及び下 辺4が前記フレーム1に設けた電灯回路スライドレール5及び6に勘合し左右方 向にスライド自在に装着され、且つ、分電盤の使用時にはスライド防止装置(図 示しない)により固着する手段が施されている。
【0016】 7は、電灯回路用分電盤機器群を構成する主幹開閉器で、分配用銅母線群8に より分岐開閉器9、10、11が電気的に接続される。
【0017】 12は、主開閉器7の電源端子部13と引込端子14を電気的に接続する電源導 体15の電源電線貫通穴である。
【0018】 16は、分岐開閉器9、10、11の負荷端子部17と分岐端子18を電気的に 接 続する分岐導体19の分岐電線貫通穴である。
【0019】 20は、電灯回路用基板2に固着された支柱21に化粧ネジ22で螺設され、主 幹開閉器・分岐開閉器の端子部や分配用銅母線群8の充電部を覆う電灯回路用化 粧板である。
【0020】 41は、動力回路用分電盤機器群を取り付ける動力回路用基板で、前記電灯回路 用基板2と同様な方法すなわち、上辺23及び下辺24が前記フレーム1に設け た動力回路スライドレール25及び26に勘合し左右方向にスライド自在に装着 され、且つ、分電盤の使用時にはスライド防止装置(図示しない)により固着す る手段を施されている。
【0021】 27は、動力回路用分電盤機器群を構成する主幹開閉器で、分配用銅母線群2 8により分岐開閉器29、30、31に電気的に接続する。
【0022】 32は、主開閉器27の電源端子部33と引込端子34を電気的に接続する電源 導体35の電源電線貫通穴である。
【0023】 36は、分岐開閉器29、30、31の負荷端子部37と分岐端子38を電気的 に 接続する分岐導体39の分岐電線貫通穴である。
【0024】 40は、動力回路用基板41に固着された支柱42に化粧ネジ43で螺設され、 主幹開閉器・分岐開閉器の端子部や分配用銅母線群28の充電部を覆う動力回路 用化粧板である。
【0025】 44は、前記フレーム1の脚部に装着した車輪で、任意の目標位置に容易に移動 するためのものであり、且つ、設置後には容易に移動しないよう車止め構造とし ている。
【0026】 45は、相互が背面対向して配置された前記電灯回路用基板2及び動力回路用基 板41のほぼ中央に設けた絶縁隔壁であり、電灯・動力回路用基板相互間の混触 防止を目的にするものである。
【0027】 46、47、48、49は前面扉、後面扉、左側面扉、右側面扉で、それぞれは 蝶番50により開閉自在に蝶着され、且つ、施錠手段51により施錠可能に構成 されている。
【0028】 52及び53は、それぞれ電灯回路用及び動力回路用の底面壁板で凹部54及び 55を持つ形状にし、該凹部54、55を突合せてフレーム1に螺着し、配線穴 56を形成する。
【0029】 57は、フレーム1に固着された上面板である。
【0030】 次に、上記のように構成した移動形分電盤の操作方法について説明する。
【0031】 図7及び図8において、アクセスフロアー58の配線経路部分59(図8の斜線 部分)のアクセスブロック群60を取り外し電源電線61及び負荷電線62を引 き回し、本考案の移動形分電盤への配線引出し口63以外のアクセスブロック を設置し電源電線61及び負荷電線62を配線引出し口63からを引出す。
【0032】 本考案の移動形分電盤を目的位置まで移動し、移動防止のため車輪44に車止装 置(図示しない)をロックする。
【0033】 左側面扉48を開扉し、電灯回路用基板スライド防止装置(図示しない)を解除 し電灯回路用基板を→方向に引出す。
【0034】 前記の電源電線61及び負荷電線62を配線穴56を貫通させ、該各電線に端末 処理を施し引込端子14及び分岐端子18を電気的に接続し電灯回路側の接続作 業を完了する。
【0035】 動力回路側についても、電灯回路側と同等な手順で接続作業を行なうことにより すべての接続作業を完了する。
【0036】 接続作業完了後は電灯回路用基板2及び動力回路用基板41をフレーム1内にス ライドレールに沿って押し込みスライド防止装置(図示しない)をロックしてフ レームに固定する。
【0037】 次に、接続作業場所64から本設置場所65に移動し左側面扉48を閉扉し、設 置作業を完了する。
【0038】 更に、設置以降に主幹開閉器や分岐開閉器等の分電盤構成機器を操作する場合は 図6に示すように前面扉及び後面扉を開扉し操作可能である。
【0039】 更に、設置以降に負荷機器やアクセスフロアー内のレイアウト変更により本考案 の移動形分電盤の設置場所を変更する場合においても、前述した設置作業と同様 な手順で希望する場所に簡単に移動可能である。
【0040】 次に他の実施例の一部について記述する。
【0041】 前記実施例ではフレーム1の内部を前後横割に2分割し、前方には前述の電灯用 の分電盤構成機器を取り付けた電灯回路用基板2を、後方には前述の動力用の分 電盤構成機器を取り付けた動力回路用基板41を収納した2ブロックで構成した が。
【0042】 フレーム1の内部を前後横割に2分割し、前方及び後方のいずれのブロックにも 電灯回路用基板2叉は、動力回路用基板41を収納した構成にすること、及び構 成を1ブロックにすることも請求項に含まれるものである。
【0043】 更に、前記実施例では電灯回路用基板2及び動力回路用基板41への主幹・分岐 を表面側に、引込・分岐端子を裏面側に設置したが。
【0044】 図9に示すように、主幹・分岐ブレーカは裏面接続方式を使用し、基板の表面側 にブレーカを設置し、該基板を貫通して裏面側に端子を引出し、裏面接続端子に 直接電源・負荷電線を接続する構造も可能であり、当然請求項に含まれるもので ある。
【0045】
【考案の効果】
【0046】 以上のように本考案によれば、フリーアクセスフロアーや配線ピット設置フロ アーにおいて、任意の位置に簡単に移動して設置できるようにし、且つ、上面は デスクとして、又機器の設置や各種アクセサリーの置き場所として活用出来る移 動形としたことにより、従来の固定設置式分電盤では配線作業、内装作業等に多 大の費用を要し、且つ、建物構造によっては実施不可能な場合がある等の問題点 があったがこれらを一気に解決し、且つ、多目的に活用できる分電盤を提供する も のである。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の要部分解斜視図
【図2】 図3のXーX’要部断面図
【図3】 実施例の外観図
【図4のA】 電灯回路基板正面図
【図4のB】 電灯回路基板裏面図
【図4のC】 電灯回路基板右側面図
【図5のA】 動力回路基板正面図
【図5のB】 動力回路基板裏面図
【図5のC】 動力回路基板右側面図
【図6】 前面扉を開扉した姿図
【図7】 電灯回路配線工事姿図
【図8】 アクセスフロアー正面図
【図9のA】 他の実施例を示す基板正面図
【図9のB】 他の実施例を示す側面図
【図9のC】 他の実施例を示す裏面図
【符号の説明】
1 フレ−ム 2 電灯回路用基板 3 〃 基板上辺 4 〃 基板下辺 5 〃 スライドレ−ル上 6 〃 スライドレ−ル下 7 〃 主幹開閉器 8 〃 分配用銅母線群 9 〃 分岐開閉器 10 〃 〃 11 〃 〃 12 〃 電源電線貫通穴 13 〃 電源端子部 14 〃 引込端子 15 電灯回路用電源導体 16 〃 分岐電線貫通穴 17 〃 負荷端子部 18 〃 分岐端子 19 〃 分岐導体 20 〃 化粧板 21 〃 化粧板用支柱 22 〃 化粧ネジ 23 動力回路用基板上辺 24 〃 基板下辺 25 〃 スライドレ−ル上 26 〃 スライドレ−ル下 27 〃 主幹開閉器 28 〃 分配用銅母線群 29 〃 分岐開閉器 30 〃 〃 31 〃 〃 32 〃 電源電線貫通穴 33 〃 電源端子部 34 〃 引込端子 35 〃 電源導体 36 〃 分岐電線貫通穴 37 〃 負荷端子部 38 〃 分岐端子 39 〃 分岐導体 40 〃 化粧板 41 〃 基板 42 〃 化粧板用支柱 43 〃 化粧ネジ 44 車輪 45 絶縁隔壁 46 前面扉 47 後面扉 48 左側面扉 49 右側面扉 50 蝶番 51 施錠手段(ハンドル) 52 底面壁板 53 〃 54 〃 凹部 55 〃 〃 56 底面配線穴 57 上面板 58 アクセスフロア− 59 配線経路部分 60 アクセクブロック群 61 電源電線 62 負荷電線 63 配線引き出し口64 接続作業場所 65 本設置場所

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】分電盤をデスクサイズの箱形に構成し、機
    器基板をスライド自在に収納し、前後左右側面に蝶着し
    た扉と、配線用の引き込み口を有する底壁板と、脚部の
    車輪と上面板により構成し、フリーアクセスフロアーや
    配線ピット設置フロアーにおいて、任意の位置に移動し
    て設置できるようにし、且つ、上面はデスクとして、活
    用できるようにしたことを特徴とする移動形分電盤。 【0001】
JP1995006343U 1995-05-31 1995-05-31 移動形分電盤 Expired - Lifetime JP3022562U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190023912A (ko) 2017-08-30 2019-03-08 삼성중공업 주식회사 이중 바닥 구조용 전기반

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20190023912A (ko) 2017-08-30 2019-03-08 삼성중공업 주식회사 이중 바닥 구조용 전기반

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