JPH0662331U - 感振器 - Google Patents

感振器

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JPH0662331U
JPH0662331U JP234293U JP234293U JPH0662331U JP H0662331 U JPH0662331 U JP H0662331U JP 234293 U JP234293 U JP 234293U JP 234293 U JP234293 U JP 234293U JP H0662331 U JPH0662331 U JP H0662331U
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JP
Japan
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sealing resin
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switch
vibration
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JP234293U
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邦夫 坂本
成信 岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感振器の組立てにおいて工程数を節減して生
産性を高める。 【構成】 振動や衝撃を感知する感知部16と、感知し
た振動などをスイッチ信号に変換するスイッチ部5と、
これらの感知部16とスイッチ部5とを収納するハウジ
ング部Aとを備えてなる感振器において、前記ハウジン
グ部Aを、スイッチ部5を中央部位に装備するとともに
その周部に取付け部1dを形成したベース部材1と、感
知部16を外囲するキャップ状のカバー部材2とで形成
し、ベース部材1にカバー部材2の下端部2aを嵌合連
結し、カバー部材2の下端部2aに臨む環状の封止樹脂
充填部1cをベース部材1に形成し、かつ、この封止樹
脂充填部1cに封止樹脂18を充填する開口をベース部
材1の底面側に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ストーブ、ファンヒータなどに異常な振動や衝撃が働いた場合に自 動消火操作を行う自動復帰形の感振器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の感振器としては、図7に示すように、スイッチ部25を中央部 位に装備するとともにその周部に取付け部21dをフランジ状に形成したベース 部材21と、感知部としての鋼球36を外囲するキャップ状のカバー部材22と を嵌合連結するとともに、カバー部材22の下端部の周部において上方に開放す る封止樹脂充填部21cをベース部材21に形成し、この封止樹脂充填部21c に封止樹脂38を充填したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の感振器の組立てにおいては、カバー部材22を上方に開放した姿勢 にして鋼球36、鋼球受止め用のガイド部材23、および、予めスイッチ部25 を装備したベース部材21を順次組付け、その後、これを上下反転して、上向き となった封止樹脂充填部21cに封止樹脂38を充填する手順をとっていた。
【0004】 そのため、部品組付け工程時と樹脂充填工程との間にワーク姿勢の反転工程を 必要とし、生産性を高める上での妨げとなっていた。
【0005】 本考案は、このような点に着目してなされたものであって、その第1の目的と するところは、製造工程を節減して生産性を高めることにある。
【0006】 また、本考案の第2の目的とするところは、封止樹脂によるベース部材とカバ ー部材との連結強度を高めることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の第1の目的を達成するために、本考案は、振動や衝撃を感知する感知部 と、感知した振動などをスイッチ信号に変換するスイッチ部と、これらの感知部 とスイッチ部とを収納するハウジング部とを収納してなる感振器において、前記 ハウジング部を、スイッチ部を中央部位に装備するとともにその周部に取付け部 を形成したベース部材と、感知部を外囲するキャップ状のカバー部材とで形成し 、ベース部材にカバー部材の下端部を嵌合連結し、カバー部材の下端部に臨む環 状の封止樹脂充填部をベース部材に形成し、かつ、この封止樹脂充填部に封止樹 脂を充填する開口をベース部材の底面側に形成した。
【0008】 また、本考案の第2の目的を達成するために、請求項1記載の感振器において 、前記カバー部材の下端部に前記封止樹脂充填部の内奥に臨む凹凸を形成した。
【0009】
【作用】
請求項1の構成によると、感振器の組立てに際しては、カバー部材を上方に開 放した姿勢にして鋼球、鋼球受止め用のガイド部材、および、予めスイッチ部を 装備したベース部材を順次組付け、そのままの姿勢で、上向きに開放している封 止樹脂充填部に封止樹脂を充填する。
【0010】 また、請求項2の構成により、封止樹脂充填部の内奥においてカバー部材の下 端部と封止樹脂との接触面積が増大する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 この感振器は、ベース部材1とカバー部材2とガイド部材3とを備えており、 ベース部材1とカバー部材2とは感振器のハウジング部Aを構成している。この ベース部材1の上面部には筒状部1aと環状のカバー部材嵌合溝1bと封止樹脂 充填部1cとが同心的に形成してあり、ベース部材1の底部の中央にはスイッチ 装着部4が設けてあり、このスイッチ装着部4にはスイッチ部5が装着してある 。また、ベース部材1の下部外周部には一対の取付け部1dが設けてある。
【0013】 前記封止樹脂充填部1cの上部は前記カバー部材嵌合溝1bに連通して上方に 開放するとともに、その下部には周方向の複数箇所においてブリッジ部1eを設 けて、前記スイッチ装着部4と取付け部1dとを一体的に繋いでいる。また、カ バー部材嵌合溝1bに嵌合するカバー部材2の下端部2aの下面には、封止樹脂 充填部1cに臨む環状の凸部2bを設けてある。
【0014】 スイッチ部5はスイッチ装着部4の面部に位置してベース部材1にインサート 形成された端子部7,8とスイッチ部材9とを備えている。このスイッチ部材9 は、図3に示すように、バネ性を有する板材に舌片状のレバー10を打ち抜き形 成し、このレバー10を除く部分を可動片11にして、このレバー10と可動片 11とを一体化したものであり、可動片11に基部には側面クランク状に屈曲さ れていてその端部が固定部11aにしてある。
【0015】 そして、前記スイッチ部材9は、その可動片11の固定部11aを端子部7に カシメ、あるいは、スポット溶接等により固着してあり、可動片11の自由端は 、前記ガイド部材3の下面一側に突設形成されたストッパ部12に当接支持され ている。
【0016】 また、前記ガイド部材3の上面は浅いすり鉢状をなしていて、その中央部が鋼 球座部13にしてあり、この鋼球座部13の中央にプランジャ用孔部14が設け てあり、このプランジャ用孔部14にはプランジャ15が貫通状態で挿入してあ り、このプランジャ15の下端部が前記スイッチ部材9のレバー10の先側に上 方より接触している。
【0017】 そして、組立てに際しては、開口が上向きになるように反転した状態のカバー 部材2に、鋼球16、ガイド部材3、および、プランジャ15を組付け、予めス イッチ部材9を装着したベース部材1の筒状部1aをカバー部材2の開口に嵌入 して、筒状部1aの先端とカバー部材2の開口内部の段部2cとの間にガイド部 材3の周縁部を挟持し、かつ、カバー部材2の下端部2aをベース部材1のカバ ー部材嵌合溝1bに嵌入する。その後、上下反転姿勢のベース部材1の底面側か ら封止樹脂充填部1cに封止樹脂18を充填してカバー部材2とベース部材1と を密封状態に連結固定し、もって感振器が完成する。
【0018】 なお、図5に示すように、前記ブリッジ部1eの端部が傾斜状に形成されてお り、封止樹脂18が充填される際に、封止樹脂充填部1c内の空気がブリッジ部 1eの陰に滞留することなく傾斜端部に沿って円滑に上昇排出されるようにして ある。
【0019】 以上にようにして構成した感振器を水平姿勢に置くと、図1に示すように、前 記鋼球16が正しく鋼球座部13に受け止め載置され、前記レバー10の先端部 に接するプランジャ15は鋼球16の自重により押されてこのレバー10は下方 向に付勢されていて、可動片11の中間部は他方の端子部8の接点8aに接触し ている。
【0020】 このように設置された感振器が振動を受けると、前記鋼球16が転動して鋼球 座部13から外れて前記プランジャ15の押圧が解除されて、レバー10が上方 に変位して、可動片11が上方に変位しこの可動片11が他方の端子部8の接点 8aから離れて、スイッチの切替えが行われる。
【0021】 (別実施例) 図6に示すように、前記カバー部材嵌合溝1bに嵌合するカバー部材2の下端 部2aの下面に、カバー部材嵌合溝1bに臨む環状の凹部2cを設けて、カバー 部材2の下端部2aと充填樹脂18との連結強度を高めることができる。
【0022】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、感振器を組立てる際に部品組付け方向 と封止樹脂の充填方向を同一とすることができるので、組立て工程中にワークの 姿勢反転工程が不要となり、工程の節減によって生産性を向上することが可能と なった。
【0023】 本考案は、請求項1に記載の感振器において、カバー部材の下端部に、前記封 止樹脂充填部の内奥に臨む凹凸を形成することで、封止樹脂充填部の内奥におい てカバー部材の下端部と封止樹脂との接触面積を増大して、連結強度を高めるこ とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る感振器の一実施例を示す縦断面図
【図2】図1におけるX−X線断面図
【図3】スイッチ用部材の斜視図
【図4】感振器の底面図
【図5】図4におけるY−Y線断面図
【図6】他の実施例における要部を示す縦断面図
【図7】従来の感振器を示す縦断面図
【符号の説明】
1 ベース部材 1c 封止樹脂充填部 1d 取付け部 2 カバー部材 2a 下端部 5 スイッチ部 16 鋼球(感知部) 18 封止樹脂 A ハウジング部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動や衝撃を感知する感知部と、感知し
    た振動などをスイッチ信号に変換するスイッチ部と、こ
    れらの感知部とスイッチ部とを収納するハウジング部と
    を収納してなる感振器において、 前記ハウジング部を、スイッチ部を中央部位に装備する
    とともにその周部に取付け部を形成したベース部材と、
    感知部を外囲するキャップ状のカバー部材とで形成し、
    ベース部材にカバー部材の下端部を嵌合連結し、カバー
    部材の下端部に臨む環状の封止樹脂充填部をベース部材
    に形成し、かつ、この封止樹脂充填部に封止樹脂を充填
    する開口をベース部材の底面側に形成してあることを特
    徴とする感振器。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材の下端部に、前記封止樹
    脂充填部の内奥に臨む凹凸を形成してある請求項1記載
    の感振器。
JP1993002342U 1993-02-02 1993-02-02 感振器 Expired - Lifetime JP2597026Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010010569A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Sanyo Electric Co Ltd 回路装置およびその製造方法
KR102078987B1 (ko) * 2018-11-13 2020-02-19 한국전력공사 전신주용 충격 감지장치

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