JP2510107Y2 - プッシュスイッチ - Google Patents

プッシュスイッチ

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JP2510107Y2
JP2510107Y2 JP1988108553U JP10855388U JP2510107Y2 JP 2510107 Y2 JP2510107 Y2 JP 2510107Y2 JP 1988108553 U JP1988108553 U JP 1988108553U JP 10855388 U JP10855388 U JP 10855388U JP 2510107 Y2 JP2510107 Y2 JP 2510107Y2
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JP
Japan
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rubber contact
base
cover
contact
hanging wall
Prior art date
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JP1988108553U
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JPH0229126U (ja
Inventor
清隆 山口
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 本考案はプッシュスイッチに係り、特には、その接点
のシール構造に関する。
〈従来技術とその問題点〉 従来から、一般的なプッシュスイッチとして、第2図
で示すような構造を有するものが知られている。このプ
ッシュスイッチ10は、上部中央が開口された箱状のケー
ス11と、盃形状に成形されてケース11内に上下逆向きで
配置されたラバーコンタクト12と、このラバーコンタク
ト12の有する弾性によってケース11の開口内周縁に押し
つけ支持されたプランジャー13とによって構成されてい
る。
そして、このケース11の内底面上には一対の固定接点
14,14の内端部が互いに対向して配設されており、これ
らの外端部それぞれはケース11の側壁を貫通して外部に
延出されている。また、ラバーコンタクト12の上部下面
には固定接点14,14の内端部同士を互いに連結して導通
させる可動接点15が配設されており、この可動接点15は
ラバーコンタクト12がプランジャー13を介して下向きに
弾性変形させられることによって前記固定接点14,14に
接触するようになっている。さらに、このラバーコンタ
クト12の下端縁にはその内外を連通接続する空気孔16,
…が形成されており、プランジャー13の押圧動作によっ
て圧縮されたラバーコンタクト12内の空気が自在に出入
しうるようになっている。なお、このプッシュスイッチ
10は、図で示すように、所要の配線基板20上に配置され
たうえ、固定接点14,14の外端部それぞれと配線基板20
に形成された配線パターン(図示していない)とが互い
に半田付けで接続されることによって取り付けられる。
ところで、このような従来のプッシュスイッチ10にお
いては、配線基板20に固着されたプッシュスイッチ10に
対して半田付け終了後の洗浄処理を施す際、その洗浄液
がケース11の開口内周面とプランジャー13の外周面との
間からケース11内に入り、さらに、ラバーコンタクト12
の空気孔16を通してラバーコンタクト12内に侵入して固
定接点14,14や可動接点15に付着して残存することにな
って、その結果、接触不良などの不都合を招いてしまう
ことになっていた。
〈考案の目的〉 本考案は、このような事情に鑑みて創案されたもので
あって、固定接点および可動接点を外部に対してシール
することができ、これらの接点への洗浄液などの付着を
確実に防止することが可能なプッシュスイッチの提供を
目的としている。
〈考案の構成と効果〉 本考案は、上記目的を達成するため、底面上に一対の
固定接点が配設されたベースと、上記固定接点同士を接
続する可動接点が配設されたラバーコンタクトと、上記
ラバーコンタクトを囲んで上記ベースを覆うカバーとか
らなり、上記カバーに形成された開口に上記ラバーコン
タクトの押圧操作部が露呈する構成であり、前記ベース
の周縁に連続する立ち上がり壁が形成され、前記カバー
の周縁に連続する垂下壁が形成され、前記ラバーコンタ
クトの周縁に空気孔を有する垂下壁が形成されるととも
にその垂下壁より上側の位置に全周にわたってシール片
が外方に突出形成され、前記ラバーコンタクトの垂下壁
が前記ベースの立ち上がり壁と空間を介して配置され、
上記シール片が前記ベースの立ち上がり壁の上端と前記
カバーの垂下壁の下端との間で挟持された構成となって
いる。
したがって、この構成によれば、洗浄に際しその洗浄
液がカバーに形成されたラバーコンタクトの押圧操作部
が露呈する開口部分から侵入したとしても、ラバーコン
タクトのシール片がベースの立ち上がり壁の上端とカバ
ーの垂下壁の下端との間で挟持されていることでシール
片の下側のラバーコンタクトの垂下壁とベースの立ち上
がり壁との間の空間に至ることはなく、これにより、そ
の空間に相対する空気孔を通してラバーコンタクト内に
洗浄水が侵入することが回避される。
その結果、固定接点や可動接点に洗浄水等が付着して
残存することを原因とする接点の接触不良の問題が確実
に防止される。
〈実施例の説明〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係るプッシュスイッチの概略構造を
示す断面図であって、このプッシュスイッチ1はベース
2、ラバーコンタクト3およびカバー4によって構成さ
れている。そして、樹脂からなるベース2の上面には一
対の固定接点5,5の内端部が互いに対向して配設されて
おり、各固定接点5の外端部はベース2の周縁部全周に
わたって突設された側壁(立ち上がり壁)2aをそれぞれ
貫通して外部に延出されたうえで下方に向かって屈曲形
成されている。
また、弾性を有するゴム材料からなるラバーコンタク
ト3は、盃形状に成形された本体3aとその外周縁全周に
わたって半径方向に延出されたシール片3bとそのシール
片3b部分から下方に延び出す垂下壁3cとからなってお
り、ベース2の上面に上下逆向きとなった状態で配置さ
れている。その配置状態において、上記本体3aの上部に
位置する部分が押圧操作部8となる。なお、このとき、
ラバーコンタクト3のシール片3bはベース2の側壁2a上
に載置され、後述するカバー4を構成するリング4aとの
間で密着状に挟持されることになる。そして、このラバ
ーコンタクト3の押圧操作部8下面には固定接点5,5の
内端部同士を互いに連結して導通させる可動接点6が配
設されており、この可動接点6はラバーコンタクト3が
押圧動作によって下向きに弾性変形させられることによ
って固定接点5,5に接触するようになっている。さら
に、このラバーコンタクト3の垂下壁3c下端縁にはその
内外を連通接続する空気孔7が形成されており、押圧動
作によって圧縮されたラバーコンタクト3内の空気が空
気孔7を介して自在に出入しうるようになっている。
一方、カバー4はラバーコンタクト3の外周部を囲ん
でベース2の側壁2aと対向する樹脂製のリング(垂下
壁)4aと、このリング4aの上面を覆うプレート4bとによ
って構成されており、このプレート4bの中央にはラバー
コンタクト3の押圧操作部8が突出する開口9が形成さ
れている。なお、このカバー4は、必ずしもリング4aと
プレート4bとからなるものでなければならないものでは
なく、これらの両者が一体形成されてなるものであって
もよい。
そして、このようにして構成されたプッシュスイッチ
1は、第1図で示すように、所要の配線基板20上に配置
されたうえ、固定接点5,5の外端部それぞれと配線基板2
0に形成された配線パターン(図示していない)とが互
いに半田付けで接続されることによって取り付けられ
る。
以上のような構成により、洗浄に際しその洗浄液がカ
バー4に形成されたラバーコンタクト3の押圧操作部8
が露呈する開口9部分から侵入したとしても、ラバーコ
ンタクト3のシール片3bがベース2の側壁2aの上端とカ
バー4のリング4aの下端との間で挟持されていることで
シール片3bの下側のラバーコンタクト3の垂下壁3cとベ
ース2の側壁2aとの間の空間に至ることはなく、これに
より、その空間に相対する空気孔7を通してラバーコン
タクト3内に洗浄水が侵入することがないようにされて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るプッシュスイッチの概略構造を示
す断面図、第2図は従来例に係るプッシュスイッチの概
略構造を示す断面図である。 図における符号1はプッシュスイッチ、2はベース、3
はラバーコンタクト、3bはシール片、4はカバー、5は
固定接点、6は可動接点である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面上に一対の固定接点が配設されたベー
    スと、上記固定接点同士を接続する可動接点が配設され
    たラバーコンタクトと、上記ラバーコンタクトを囲んで
    上記ベースを覆うカバーとからなり、上記カバーに形成
    された開口に上記ラバーコンタクトの押圧操作部が露呈
    する構成であり、 前記ベースの周縁に連続する立ち上がり壁が形成され、
    前記カバーの周縁に連続する垂下壁が形成され、前記ラ
    バーコンタクトの周縁に空気孔を有する垂下壁が形成さ
    れるとともにその垂下壁より上側の位置に全周にわたっ
    てシール片が外方に突出形成され、前記ラバーコンタク
    トの垂下壁が前記ベースの立ち上がり壁と空間を介して
    配置され、上記シール片が前記ベースの立ち上がり壁の
    上端と前記カバーの垂下壁の下端との間で挟持されたこ
    とを特徴とするプッシュスイッチ。
JP1988108553U 1988-08-18 1988-08-18 プッシュスイッチ Expired - Lifetime JP2510107Y2 (ja)

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JP1988108553U JP2510107Y2 (ja) 1988-08-18 1988-08-18 プッシュスイッチ

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JPH0229126U JPH0229126U (ja) 1990-02-26
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JP6263734B2 (ja) * 2013-10-15 2018-01-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチ装置

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JPS62137526U (ja) * 1986-02-24 1987-08-29
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