JPH0662205A - ディジタル複写機 - Google Patents

ディジタル複写機

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JPH0662205A
JPH0662205A JP4211313A JP21131392A JPH0662205A JP H0662205 A JPH0662205 A JP H0662205A JP 4211313 A JP4211313 A JP 4211313A JP 21131392 A JP21131392 A JP 21131392A JP H0662205 A JPH0662205 A JP H0662205A
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JP
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memory
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JP4211313A
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Yasuhiro Nakai
康博 中井
Yasunobu Okawa
康信 大川
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 朝、メモリに記憶されたFAX 情報を出力する
際に待時間をできるだけ少なくして迅速に出力し得るデ
ィジタル複写機を提供することにある。 【構成】 ファクシミリ装置と、ファクシミリ装置が受
信したファクシミリデ−タを記憶するメモリ(73)と、メ
モリに記憶されたファクシミリデ−タに基づいて転写媒
体上に形成されたトナ−像を転写媒体に定着させる定着
装置(49)と、メモリ(73)に記憶された全てのファクシミ
リデ−タに応じて定着装置(49)の定着温度を制御する制
御装置(74,79,80,81,102) とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル複写機に係
り、詳細にはファクシミリ装置を内蔵したデイジタル複
写機に係る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ(FAX)受信を夜間受け付け
てメモリに記憶する場合、翌朝夜間受け付け、すなわち
夜間受信モ−ドを通常の複写を行う通常モ−ドに切り替
えてメモリ内容を出力する方法は一般的ではあるが、そ
の際、定着装置の定着温度は通常モ−ドであるため、定
着装置の定着温度は受け付けたファクシミリの受信量に
かかわりなく所定の一定温度に上げてから出力してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリを夜間受
信したときに夜間その都度出力することによる無駄な電
力の消費を排除するため翌朝夜間受信したFAX 情報を出
力する場合、通常のコピ−処理やFAX 発信等の業務に影
響を与えないためにできるだけ早く出力することが必要
である。しかし、前述のごとく定着装置を一定温度に加
熱するまで常にオペレ−タは待たされるためロスタイム
が発生していた。
【0004】本発明の目的は、朝、メモリに記憶された
FAX 情報を出力する際に待時間をできるだけ少なくして
迅速に出力し得るディジタル複写機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
装置と、ファクシミリ装置が受信したファクシミリデ−
タを記憶するメモリと、メモリに記憶されたファクシミ
リデ−タに基づいて転写媒体上に形成されたトナ−像を
転写媒体に定着させる定着装置と、メモリに記憶された
全てのファクシミリデ−タに応じて定着装置の定着温度
を制御する制御装置とを含むことを特徴とする。
【0006】
【作用】制御装置がメモリに記憶された全てのファクシ
ミリデ−タに応じて定着装置の定着温度を制御するので
ファクシミリ装置の消費する夜間電力を節電することが
できるとともに定着装置の寿命を長くすることができ、
ファクシミリ情報を効率良く迅速に出力できる。
【0007】
【実施例】本発明のデイジタル複写機の実施例について
図面を参照して説明する。
【0008】図1は用紙搬送装置を備えた両面に画像を
形成し得るディジタル複写機の全体構成を示す断面図で
ある。
【0009】図1に示すように、ディジタル複写機30
にはスキャナ部31、レ−ザプリンタ部32、多段給紙
ユニット33及びソ−タ34が備えられている。
【0010】スキャナ部31は透明ガラスからなる原稿
載置台35、両面対応自動原稿送り装置(RDF)36
及びスキャナユニット40から構成されている。
【0011】多段給紙ユニット33は、第1カセット5
1、第2カセット52、第3カセット53及び選択によ
り追加可能な第4カセット55を有している。
【0012】多段給紙ユニット33では、各段のカセッ
トに収容された用紙の上から用紙が1枚ずつ送りださ
れ、レ−ザプリンタ部32へ向けて搬送される。
【0013】RDF36は、複数枚の原稿を一度にセッ
トしておき、自動的に原稿を1枚ずつスキャナユニット
40へ送給して、オペレ−タの選択に応じて原稿の片面
又は両面をスキャナユニット40に読み取らせるように
構成されている。
【0014】スキャナユニット40は、原稿を露光する
ランプリフレクタアセンブリ41、原稿からの反射光像
を光電変換素子(CCD)42に導くための複数の反射
ミラ−43、及び原稿からの反射光像をCCD42に結
像させるためのレンズ44を含んでいる。
【0015】スキャナ部31は、原稿載置台35に載置
された原稿を走査する場合には、原稿載置台35の下面
に沿ってスキャナユニット40が移動しながら原稿画像
を読み取るように構成されており、RDF36を使用す
る場合には、RDF36の下方の所定の位置にスキャナ
ユニット40を停止させた状態で原稿を搬送しながら原
稿画像を読み取るように構成されている。
【0016】原稿画像をスキャナユニット40で読み取
ることにより得られた画像デ−タは、画像処理ユニット
へ送られ各種処理が施されて後、画像処理ユニットのメ
モリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリ内の画像
デ−タをレ−ザプリンタ部32に与えて用紙上に画像を
形成する。
【0017】レ−ザプリンタ部32は手差し原稿トレイ
45、レ−ザ書き込みユニット46及び画像を形成する
ための電子写真プロセス部47を備えている。
【0018】レ−ザ書き込みユニット46は、上述のメ
モリから画像デ−タに応じたレ−ザ光を出射する半導体
レ−ザ、レ−ザ光を等角速度偏向するポリゴンミラ−、
等角速度偏向されたレ−ザ光が電子写真プロセス部47の
感光体ドラム48上で等速度偏向されるように補正する
f−θレンズ等を有している。
【0019】電子写真プロセス部47は、周知の態様に
従い、感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリ−ニング器、除電器及び定着器49を
配置してなっている。
【0020】定着器49より画像が形成されるべき用紙
の搬送方向下流側には搬送路50が設けられており、搬
送路50はソ−タ34へ通じている搬送路57と多段給
紙ユニット33へ通じている搬送路58とに分岐してい
る。
【0021】搬送路58は多段給紙ユニット33におい
て分岐しており、分岐後の搬送路として反転搬送路50
aおよび両面/合成搬送路50bが設けられている。
【0022】反転搬送路50aは原稿の両面を複写する
両面複写モ−ドにおいて、用紙の裏表を反転するための
搬送路である。
【0023】両面/合成搬送路50bは、両面複写モ−
ドにおいて反転搬送路50aから感光ドラム48の画像
形成位置まで用紙を搬送したり用紙の片面に異なる原稿
の画像や異なる色のトナ−で画像を形成する合成複写を
行う片面合成複写モ−ドにおいて用紙を反転することな
く感光ドラム48の画像形成装置まで搬送するための搬
送路である。
【0024】多段給紙ユニット33は共通搬送路56を
含んでおり、共通搬送路56は第1カセット51、第2
カセット52、第3カセット53からの用紙を電子写真
プロセス部47に向かって搬出するように構成されてい
る。
【0025】共通搬送路56は電子写真プロセス部47
へ向かう途中で第4カセット55からの搬送路59と合
流して搬送路60に通じている。
【0026】搬送路60は両面/合成搬送路50b及び
手差し原稿トレイ45からの搬送路61との合流点62
で合流して電子写真プロセス部47の感光体ドラム48
と転写器との間の画像形成位置へ通じるように構成され
ており、これら3つの搬送路の合流点62は画像形成位
置に近い位置に設けられている。
【0027】従って、レ−ザ書き込みユニット46及び
電子写真プロセス部47において、上述のメモリから読
み出された画像デ−タは、レ−ザ書き込みユニット46
によってレ−ザ光線を走査させることにより感光体ドラ
ム48の表面上に静電潜像として形成され、トナ−によ
り可視像化されたトナ−像は多段給紙ユニット33から
搬送された用紙の面上に静電転写され定着される。この
ようにして画像が形成された用紙は定着器49から搬送
路50及び57を介してソ−タ34へ送られたり、搬送
路50及び58を介して反転搬送路50aへ搬送され
る。
【0028】次にこの複写機30に含まれている画像処
理ユニット及び各制御系の構成及び機能を説明する。
【0029】図1は図2の複写機30に含まれている画
像処理ユニット、および各制御系のブロック構成図であ
る。
【0030】複写機30に含まれている画像処理ユニッ
トは、画像デ−タ入力部70、画像処理部71、画像デ
−タ出力部72、RAM(ランダムアクセスメモリ)等
から構成されるメモリ73及び画像処理中央処理装置
(CPU)74を備えている。
【0031】画像デ−タ入力部70はCCD部70a、
ヒストグラム処理部70b及び誤差拡散処理部70cを
含んでいる。
【0032】画像デ−タ入力部70は図2のCCD42
から読み込まれた原稿の画像デ−タを2値化変換して、
2値のデジタル量としてヒストグラムをとりながら、誤
差拡散法により画像デ−タを処理して、メモリ73に一
旦記憶するように構成されている。
【0033】即ち、CCD部70aでは、画像デ−タの
各画素濃度に応じたアナログ電気信号がA/D変換され
たのち、MTF補正、白黒補正またはガンマ補正が行わ
れ、256階調(8ビット)のデジタル信号としてヒス
トグラム処理部70bへ出力される。
【0034】ヒストグラム処理部70bでは、CCD部
70aから出力されたデジタル信号が256階調の画素
濃度別に加算され濃度情報(ヒストグラムデ−タ)が得
られるとともに、必要に応じて、得られたヒストグラム
デ−タは画像処理CPU74へ送られ、又画素デ−タと
して誤差拡散処理部70cへ送られる。
【0035】誤差拡散処理部70cでは、疑似中間調処
理の一種である誤差拡散法、すなわち、2値化の誤差を
隣接画素の2値化判定に反映させる方法により、CCD
部70aから出力された8ビット/画素のデジタル信号
が1ビット(2値)に変換され、原稿における局所領域
濃度を忠実に再現するための再配分演算が行われる。
【0036】画像処理部71は多値化処理部71a及び
71b、合成処理部71c、濃度変換処理部71d、変
倍処理部71e、画像プロセス部71f、誤差拡散処理
部71g並びに圧縮処理部71hを含んでいる。
【0037】画像処理部71は、入力された画像デ−タ
をオペレ−タが希望する画像デ−タに最終的に変換する
処理部であり、メモリ73に最終的に変換された出力画
像デ−タとして記憶されるまでこの処理部にて処理する
ように構成されている。但し、画像処理部71に含まれ
ている上述の各処理部は必要に応じて機能するものであ
り、機能しない場合もある。
【0038】即ち、多値化処理部71a及び71bで
は、誤差拡散処理部70cで2値化されたデ−タが再度
256階調に変換される。
【0039】合成処理部71cでは、画素毎の論理演
算、即ち、論理和、論理積又は排他的論理和の演算が選
択的に行われる。この演算の対象となるデ−タは、メモ
リ73に記憶されている画素デ−タ及びパタ−ンジェネ
レ−タ(PG)からのビットデ−タである。
【0040】濃度変換処理部71dでは、256階調の
デ−タ信号に対して、所定の階調変換テ−ブルに基づい
て入力濃度に対する出力濃度の関係が任意に設定され
る。
【0041】変倍処理部71eでは、指示された変倍率
に応じて、入力される既知デ−タにより補間処理を行う
ことによって、変倍後の対象画素に対する画素デ−タ
(濃度値)が求められ、副走査が変倍された後に主走査
が変倍処理される。
【0042】画像プロセス部71fでは、入力された画
素デ−タに対して様々な画像処理が行われ、又、特徴抽
出等デ−タ列に対する情報収集が行われ得る。
【0043】誤差拡散処理部71gでは、画像デ−タ入
力部70の誤差拡散処理部70cと同様な処理が行われ
る。
【0044】圧縮処理部71hでは、ランレングスとい
う符号化により2値デ−タが圧縮される。又、画像デ−
タの圧縮に関しては、最終的な出力画像デ−タが完成し
た時点で最後の処理ル−プにおいて圧縮が機能する。
【0045】画像デ−タ出力部72は復元部72a、多
値化処理部72b、誤差拡散処理部72c、及びレ−ザ
出力部72dを含んでいる。
【0046】画像デ−タ出力部72は、圧縮状態でメモ
リ73に記憶されている画像デ−タを復元し、もとの2
56階調に再度変換し、2値デ−タより滑らかな中間調
表現となる4値デ−タの誤差拡散を行ない、レ−ザ出力
部72dへデ−タを転送するように構成されている。
【0047】即、復元部72aでは、圧縮処理部71h
によって圧縮された画像デ−タが復元される。
【0048】多値化処理部72bでは、画像処理部71
の多値化処理部71a及び71bと同様な処理が行われ
る。誤差拡散処理部72cでは、画像デ−タ処理部70
の誤差拡散処理部70cと同様な処理が行なわれる。
【0049】レ−ザ出力部72dでは、プリンタ制御用
CPU79からの制御信号に基づき、デジタル画素デ−
タがレ−ザのオン/オフ信号に変換され、レ−ザがオン
/オフ状態となる。
【0050】尚、画像デ−タ入力部70および画像デ−
タ出力部72において扱われるデ−タは、メモリ73の
容量の削減のため、基本的には2値デ−タの形でメモリ
73に記憶されているが、画像デ−タの劣化を考慮して
4値のデ−タの形で処理することも可能である。また、
メモリと接続された画像処理CPU74は通信ライン8
4を介してCPU79と接続されている。
【0051】一方ファクシミリ装置としては電話回線7
8、NCU77及びモデム76を介して発呼側のファク
シミリ装置より受信情報が着信するとプリンタ部制御用
CPU79へ着信信号が送られ、CPU79は画像処理
CPU74に対して通信ライン84を介して画像デ−タ
(モデムからのデ−タ)のメモリ準備を命令しデ−タラ
イン85を介してメモリ73へ画像デ−タを記憶させ
る。
【0052】ついでこれを読み出し読み出した受信情報
にしたがってレ−ザ書き込みユニット46を駆動し、感
光ドラム48の表面に受信情報に対応した静電潜像を形
成する。
【0053】なお、レ−ザ書き込みユニットの駆動に先
立って感光ドラム48の表面は帯電チャ−ジにより均一
に帯電される。
【0054】次に、感光ドラム48上の静電潜像に現像
器がトナ−を供給しこれにより該当する部分にトナ−像
が形成される。また、この間において、図1に示される
プリンタ部制御用CPU79が給紙し、搬送ロ−ラを駆
動しカセット内の紙をレジストロ−ラ63へ供給する。
【0055】レジストロ−ラ63は感光ドラム48の回
転と同期をとって紙を感光ドラムと転写チャ−ジとの間
に供給する。これにより感光ドラム48上のトナ−像が
紙に転写される。
【0056】トナ−像を転写された紙は定着器49の位
置へ搬送され、ここで定着工程が行われた後、搬送路5
0、57を介してソ−タ34へ送られたり、搬送路5
0、58を介して反転搬送路50aへ搬送される。
【0057】図3に定着器49の詳細を示す。
【0058】定着器49は上ロ−ラ100a及び下ロ−
ラ100bの上下一対のロ−ラを含む。上ロ−ラ100
aの内部にはこれの表面を定着温度になるまで加熱する
ヒ−タランプ101が設けられている。
【0059】上ロ−ラ100aの外部にはこれの表面温
度を検出するサ−ミスタ102が設けられ、サ−ミスタ
102にはばね装置103により上ロ−ラ100aに常
に均一な圧力で接触するように支持されている。
【0060】サ−ミスタ102では、上ロ−ラ100a
の表面温度に対応した電圧信号をプリンタ部制御用CP
U79に出力する。そうすると、プリンタ部制御用CP
U79はサ−ミスタ102からの検出信号とあらかじめ
設定された基準電圧値とに基づき、上ロ−ラ100aの
表面温度を定着温度に設定するように、ヒ−タON-OFF駆
動回路80に所定の駆動信号を発する。
【0061】ヒ−タON-OFF回路80はゼロクロスを使用
したトライアック等を装備しており、プリンタ部制御用
CPU79からの駆動信号に応じてヒ−タランプ101
を加熱し、これにより上ロ−ラ100a、すなわち定着
装置49が定着温度に設定される。図4は夜間ファクシ
ミリモ−ド及び通常モ−ドの切換スイッチ200とメッ
セ−ジ表示パネル201が設けられた操作パネルを示
す。
【0062】図5は本発明の実施例の動作を説明するフ
ロ−チャ−トである。
【0063】図4の夜間ファクシミリモ−ドを選択する
と(5−1)受信メモリはクリアされる(5−2)。ヒ
−タランプはプリンタ部制御用CPU79によりオフ状
態となり(5−3)、その後受信デ−タはメモリへ蓄積
される。
【0064】画像処理CPU74はメモリ残量をモニタ
しているので受信メモリの蓄積量に余裕がなくなった場
合(5−4)画像処理CPU74はプリンタ部制御用C
PU79へ通信によって情報を流す。それに基づきプリ
ンタ部制御用CPU79はメモリの内容を出力すること
で次回ファクシミリの受信に応じられるようにメモリに
空き領域を確保するべきか否か判断する。その結果、出
力すべきと判断した時点でヒ−タオンのシ−ケンスに入
る。一方受信メモリの蓄積量に余裕があっても例えば朝
ユ−ザが通常モ−ド(昼間のマルチコピ−やファクシミ
リ)に切換えた場合には(5−5)、画像処理CPU7
4はメモリ残量をプリンタ部CPU79へ通信によって
情報を流す。メモリの蓄積料がゼロの場合には(5−
8)、図4の表示パネル201に例えば「昨夜のファク
シミリ(FAX)の着信はありません」などのメッセ−
ジを表示させることによりユ−ザに情報を流し(5−
9)、通常モ−ドのマシン待機状態となる(5−1
0)。
【0065】図6は図5のステップ5−6の詳細を示
す。
【0066】メモリの蓄積内容があった場合、図5のヒ
−タランプ設定温度を決めるステップ(5−6)を行
う。デ−タ量と定着温度との関係を示す図7に示される
ようにファクシミリデ−タ量に対して定着設定温度を変
更する。図8は時間の経過にともなって定着温度の低下
する状況を示す。図8に示すように連続的にコピ−をし
ているときに降下する温度が最低定着温度(160℃)
未満とならないように定着温度を設定する。図6におい
て、ファクシミリデ−タ量を確認し(5−6−1)、図
7のデ−タ量−定着温度設定関係グラフから定着設定値
(TF)を求め(5−6−2)、ヒ−タランプのオンオフ
制御にはいり(5−6−3)、定着器の温度(T0)が定
着設定値(TF)以上となったら(5−6−4)、受信デ
−タが出力可能となり出力シ−ケンスに入る(5−6−
5、5−7)。なお、夜間ファクシミリモ−ドが選択さ
れていなければヒ−タランプのオンオフ制御に入る(5
−11)。
【0067】本実施例においては、最低定着温度が16
0℃に設定されているから、これ以下にヒ−トロ−ラ温
度が下がり転写紙上のトナ−粒子が完全に溶融せず紙の
繊維間への流入が不完全で手を触れるだけでも容易にト
ナ−が転写紙から離れる、いわゆる低温オフセット現象
の発生を防止できる。
【0068】
【発明の効果】制御装置がメモリに記憶された全てのフ
ァクシミリデ−タに応じて定着装置の定着温度を制御す
るため、ファクシミリ装置の消費する夜間電力の節電し
得るとともに定着装置の寿命を長くすることができ、フ
ァクシミリ情報を効率良く迅速に出力し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル複写機の実施例に含まれる
画像処理ユニット及び各制御系のブロック構成図であ
る。
【図2】本発明のディジタル複写機の実施例の全体構成
を示す断面図である。
【図3】定着器の要部を示す図である。
【図4】操作パネルを説明する図である。
【図5】本発明のディジタル複写機の実施例の第1の動
作を説明するフロ−チャ−トである。
【図6】本発明のディジタル複写機の実施例の第2の動
作を説明するフロ−チャ−トである。
【図7】デ−タ量と設定される定着温度との関連を示す
図である。
【図8】ヒ−トロ−ラの表面温度の時間的変化を示す図
である。
【符号の説明】
30 ディジタル複写機 70 画像デ−タ入力部 71 画像処理部 72 画像デ−タ出力部 73 メモリ 74 画像処理CPU 79 プリンタ部制御用CPU 80 ヒ−タオン・オフ回路 81 ヒ−タランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置と、前記ファクシミリ
    装置が受信したファクシミリデ−タを記憶するメモリ
    と、前記メモリに記憶されたファクシミリデ−タに基づ
    いて転写媒体上に形成されたトナ−像を前記転写媒体に
    定着させる定着装置と、前記メモリに記憶された全ての
    ファクシミリデ−タに応じて前記定着装置の定着温度を
    制御する制御装置とを含むことを特徴とするディジタル
    複写機。
JP4211313A 1992-08-07 1992-08-07 ディジタル複写機 Pending JPH0662205A (ja)

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