JPH0662061B2 - サツシユレス型4ドア車のドア構造 - Google Patents

サツシユレス型4ドア車のドア構造

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JPH0662061B2
JPH0662061B2 JP17821285A JP17821285A JPH0662061B2 JP H0662061 B2 JPH0662061 B2 JP H0662061B2 JP 17821285 A JP17821285 A JP 17821285A JP 17821285 A JP17821285 A JP 17821285A JP H0662061 B2 JPH0662061 B2 JP H0662061B2
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JP
Japan
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door
edge
waist flange
waist
rear door
Prior art date
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JP17821285A
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English (en)
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JPS6239317A (ja
Inventor
直紀 増田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はサッシュレス型4ドア車のドア構造に関する。
従来の技術 第6〜12図は従来のサッシュレス型4ドア車のドア構
造を示すもので、1はフロントドアで、ドアアウタパネ
ル2の上面にはウエストウエザーストリップ5を付帯成
形したフロントアウトサイドモール4を装着するウエス
トフランジ3を立上り形成してある。6はフロントドア
ガラスで、上昇時に後方にせり出して後縁部が後述する
リヤドアガラス前縁のセンターシールと密接するように
なっている。7はリヤドアを示し、ドアアウタパネル8
の上面にはフロントドア1の場合と同様にウエストウエ
ザーストリップ11を付帯成形したリヤアウトサイドモ
ール10を装着するウエストフランジ9を立上り形成し
てある。12はリヤドアガラスで、上昇時に前方にせり
出して前縁に装着したセンターシール13がフロントド
アガラス6の後縁部に車室側から密接するようになって
いる。この類似構造は、例えば実開昭59−15062
0号公報に示されている。
発明が解決しようとする問題点 フロントドア1のドアアウタパネル2とリヤドア7のド
アアウタパネル8は、空力特性および外観を考慮して面
一に整合されてあり、これに伴って、フロントドア1の
後縁1A,ウエストフランジ3と、リヤドア7の前縁7
A,ウエストフランジ9とが所定のパーティング間隙を
おいて相対峙している。このため、車両が前面あるいは
後面衝突した際に、フロントドア1が後方に移動し、あ
るいはリヤドア7が前方に移動すると、第9,10図に
示すようにフロントドア1の後縁1Aおよびウエストフ
ランジ3が、リヤドア7の前縁7aおよびウエストフラ
ンジ9の内側に入り込んだり、あるいは第11,12図
に示すようにリヤドア7の前縁7Aおよびウエストフラ
ンジ9が、フロントドア1の後縁1Aおよびウエストフ
ランジ3の内側に入り込んでしまう。前者の場合は、フ
ロントドア1の後縁1Aおよびウエストフランジ3が、
リヤドア7の前縁7Aおよびウエストフランジ9に引掛
かってしまうため、フロントドア1の開扉が不可能とな
って乗員の緊急脱出に支障を来してしまう。また、後者
の場合にあっては前述のようにフロントドア1の後縁1
A,ウエストフランジ3がリヤドア7の前縁7A,ウエ
ストフランジ9に引掛かることはないが、サッシュレス
ドアにあってはフロントドアガラス6の後縁とリヤドア
ガラス12の前縁とが接近しているため、フロントドア
ガラス1の後縁が、リヤドア7のウエストフランジ9の
前縁に引掛かってしまい、結局この場合もフロントドア
1の開扉が不可能になってしまう。
一方、サッシュ付きドアの中では、例えば実開昭57−
59118号公報に示されているように、リヤドアの前
縁を内側に曲折し、フロントドアの後縁よりも車室側に
オフセット配置して、衝突時の対策、つまり、フロント
ドアの開扉確保を図ったものが知られているが、単にリ
ヤドアの前縁をフロントドアの後縁よりも車室側にオフ
セット配置しただけでは、サッシュレス型4ドア車に適
用したとしても、前述した第11,12図に示す状態に
なった時に、フロントドアの開扉が不可能となってしま
うもので、有効なフロントドア拘束防止対策とはなり得
ない。
そこで、本発明は車両衝突時にフロントドアあるいはリ
ヤドアが前後方向に移動した場合にあっても、フロント
ドアをリヤドアで拘束することがなく、フロントドアの
開扉を自由に行えて安全対策を徹底することができるサ
ッシュレス型4ドア車のドア構造を提供するものであ
る。
問題点を解決するための手段 リヤドアの前縁をフロントドアの後縁よりも車室側にオ
フセット配置すると共に、該リヤドアの前縁上部のウエ
ストフランジ前端部に切欠部を形成してある。
作用 車両の衝突時にフロントドアあるいはリヤドアが前後方
向に移動すると、リヤドアの前縁がフロントドアの後縁
よりも車室側に位置して、フロントドアの後縁がリヤド
アの前縁に引掛かるのを回避すると共に、リヤドアのウ
エストフランジ前端部の切欠部によりフロントドアガラ
スの開扉方向の移動を許容する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に前記従来の構成と
同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1〜5図において、フロントドア1のドアアウタパネ
ル2とリヤドア7のドアアウタパネル8を、それぞれの
上面に立上がり形成したウエストフランジ3,9部分も
含めて面一に整合させてある点、および前記各ウエスト
フランジ3,9には、フロントドアガラス6,リヤドア
ガラス12に密接するウエストウエザーストリップ5,
11を付帯成形したフロントアウトサイドモール4,リ
ヤアウトサイドモール10を装着してある点等の基本的
構造は前記従来と同様である。
ここで、前記リヤドア7の前縁部分には、下端からウエ
ストフランジ9に亘って段部15を形成してあって、該
リヤドア7の前縁7Aをフロントドア1の後縁1Aより
も車室側にδ量をもってオフセット配置してある。ま
た、このリヤドア7の前縁7Aの上部となる前記ウエス
トフランジ9の前端部には適宜の長さ寸法で切欠部1
6を形成してある。この切欠部16はウエストフランジ
9の外側面に装着されたリヤアウトサイドモール10で
隠蔽されている。
以上の実施例構造によれば、車両の衝突時にフロントド
ア1が後方に移動し、あるいはリヤドア7が前方に移動
する何れの場合にあっても、リヤドア7の前縁7Aがフ
ロントドア1の後縁1Aよりもδ量車室側にオフセット
配置してあるため、必ずリヤドア7の前縁7Aが内側に
位置してフロントドア1の後縁1Aとラップした状態と
なる。従って、フロントドア1の後縁1Aがリヤドア7
の前縁7Aに引掛かって拘束されるようなことはない。
一方、前述のフロントドア1とリヤドア7の前後方向の
相対移動により、リヤアウトサイドモール10の前端が
フロントドア1のウエストフランジ3の後縁に突当って
後方に移動され、また、フロントドアガラス6の後縁と
リヤドアガラス7の前縁とがより近接乃至は当接する状
態となるが、リヤドア7のウエストフランジ9の前端部
には切欠部16を設けてあり、しかも、リヤアウトサイ
ドモール10が後退移動されるため、切欠部16によっ
てフロントドアガラス6の後縁がウエストフランジ9に
引掛かることはなく、該フロントドアガラス6の開扉方
向の移動を許容する。従って、車両衝突時にフロントド
ア1,リヤドア7が相対的に前後方向に移動した場合に
あっても、フロントドア1をリヤドア7に拘束すること
がなく、フロントドア1の開扉を自由に行えて前席乗員
の緊急脱出を図ることができるのである。
なお、前記実施例ではリヤドア7の前縁7Aを有段成形
して車室側にオフセット配置してあるが、この前縁7A
を車室側に曲折成形するようにしてもよい。
発明の効果 以上のように本発明によれば、リヤドアの前縁をフロン
トドアの後縁よりも車室側にオフセット配置してあると
共に、リヤドアの前縁上部となるウエストフランジ前端
部には切欠部を形成してあるため、車両衝突時にフロン
トドア,リヤドアが相対的に前後方向に移動した場合に
あっても、フロントドアの後縁とリヤドアの前縁との引
掛かりはもとより、フロントドアガラス後縁と、リヤド
アのウエストフランジとの引掛かりを回避できて、リヤ
ドアによるフロントドアの拘束を確実に防止することが
できる。従って、フロントドアの開扉を自由にして前席
乗員の緊急脱出を図ることができて、安全性を一段と向
上することができるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図のII−II線に沿う断面図、第3図は第1図のIII−III
線に沿う断面図、第4図、第5図はドア移動時の状態を
示す第2図,第3図と同様の断面図、第6図は従来の構
造を示す斜視図、第7図は第6図のVII−VII線に沿う断
面図、第8図は第6図のVIII−VIII線に沿う断面図、第
9図,第11図および第10図,第12図はドア移動時
の状態を示す第7図,第8図と同様の断面図である。 1……フロントドア、1A……後縁、3……ウエストフ
ランジ、7……リヤドア、7A……前縁、9……ウエス
トフランジ、16……切欠部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リヤドアの前縁をフロントドアの後縁より
    も車室側にオフセット配置すると共に、リヤドアの前縁
    上部のウエストフランジ前端部に切欠部を形成したこと
    を特徴とするサッシュレス型4ドア車のドア構造。
JP17821285A 1985-08-13 1985-08-13 サツシユレス型4ドア車のドア構造 Expired - Lifetime JPH0662061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17821285A JPH0662061B2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13 サツシユレス型4ドア車のドア構造

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JP17821285A JPH0662061B2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13 サツシユレス型4ドア車のドア構造

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Publication Number Publication Date
JPS6239317A JPS6239317A (ja) 1987-02-20
JPH0662061B2 true JPH0662061B2 (ja) 1994-08-17

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ID=16044541

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JP17821285A Expired - Lifetime JPH0662061B2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13 サツシユレス型4ドア車のドア構造

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JP4225332B2 (ja) * 2006-08-09 2009-02-18 トヨタ自動車株式会社 車両用ドア装置
US8454077B2 (en) * 2011-04-27 2013-06-04 GM Global Technology Operations LLC Headerless opposing hinged doors

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JPS6239317A (ja) 1987-02-20

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