JPH0661686B2 - ナイフ研ぎ装置 - Google Patents
ナイフ研ぎ装置Info
- Publication number
- JPH0661686B2 JPH0661686B2 JP62024430A JP2443087A JPH0661686B2 JP H0661686 B2 JPH0661686 B2 JP H0661686B2 JP 62024430 A JP62024430 A JP 62024430A JP 2443087 A JP2443087 A JP 2443087A JP H0661686 B2 JPH0661686 B2 JP H0661686B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- knife
- polishing surface
- sharpening device
- cone angle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
- B24D—TOOLS FOR GRINDING, BUFFING OR SHARPENING
- B24D15/00—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping
- B24D15/06—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges
- B24D15/08—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges of knives; of razors
- B24D15/081—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges of knives; of razors with sharpening elements in interengaging or in mutual contact
- B24D15/082—Hand tools or other devices for non-rotary grinding, polishing, or stropping specially designed for sharpening cutting edges of knives; of razors with sharpening elements in interengaging or in mutual contact the elements being rotatable
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本発明はフレームと、フレームに回転可能に取り付けら
れた研磨要素であって切頭円錐の表面形状を有しかつ互
いに角度を形成している研磨面を含む研磨要素と、研ぎ
処理中ナイフが前記両研磨面に抗して支えられるように
ナイフをかじ取りして前記研磨面に接触させる装置とを
備えたナイフを研ぐ装置に関する。
れた研磨要素であって切頭円錐の表面形状を有しかつ互
いに角度を形成している研磨面を含む研磨要素と、研ぎ
処理中ナイフが前記両研磨面に抗して支えられるように
ナイフをかじ取りして前記研磨面に接触させる装置とを
備えたナイフを研ぐ装置に関する。
(ロ)従来技術 この方法で作られた装置は例えば米国特許明細書第1、36
0、998から知られている。この知られた装置において、
ナイフはその縦軸線と研磨要素が回転する回転軸線との
間の角度が約70度となるように向けられ、それによっ
て各研磨面がナイフの刃のそれぞれの側面を同時に処理
するようにしている。ナイフが研磨要素上を前後に動か
されると研磨要素は回転され、それによって研磨面はナ
イフの刃を研磨する。相対回転は比較的遅いが、ナイフ
の刃がほぼ全幅に亙って研磨面に接するので研磨は効果
的である。ナイフの刃と研磨面との間の高い摩擦は同時
に回転する研磨要素の使用によって許容され、その研磨
要素はその下の容器内の水によって洗浄される。同じよ
うな構造の他の装置が米国特許明細書第1、342、275およ
び4、050、197号に示されている。これらの知られた研ぎ
装置の共通の特徴は、ナイフの刃の中心面に関してある
角度で刃の両側面を研磨することである。このようにす
ると、ナイフの刀身の側面と刃の側面との間で鋭い移り
変わりを有するナイフ刀身を得る。刃のこの鋭さは、刃
の角度が比較的に小さく作られるに違いないことから、
好ましくない。多くの使用および刃の耐久性の考察に対
して刀身の側面に滑らかに結合する凸状の側面のある刃
を有することが有利である。刃の側面を凸状にした場
合、刃の角度を、平らな側面を有する刃の角度よりも大
きくすることができる。
0、998から知られている。この知られた装置において、
ナイフはその縦軸線と研磨要素が回転する回転軸線との
間の角度が約70度となるように向けられ、それによっ
て各研磨面がナイフの刃のそれぞれの側面を同時に処理
するようにしている。ナイフが研磨要素上を前後に動か
されると研磨要素は回転され、それによって研磨面はナ
イフの刃を研磨する。相対回転は比較的遅いが、ナイフ
の刃がほぼ全幅に亙って研磨面に接するので研磨は効果
的である。ナイフの刃と研磨面との間の高い摩擦は同時
に回転する研磨要素の使用によって許容され、その研磨
要素はその下の容器内の水によって洗浄される。同じよ
うな構造の他の装置が米国特許明細書第1、342、275およ
び4、050、197号に示されている。これらの知られた研ぎ
装置の共通の特徴は、ナイフの刃の中心面に関してある
角度で刃の両側面を研磨することである。このようにす
ると、ナイフの刀身の側面と刃の側面との間で鋭い移り
変わりを有するナイフ刀身を得る。刃のこの鋭さは、刃
の角度が比較的に小さく作られるに違いないことから、
好ましくない。多くの使用および刃の耐久性の考察に対
して刀身の側面に滑らかに結合する凸状の側面のある刃
を有することが有利である。刃の側面を凸状にした場
合、刃の角度を、平らな側面を有する刃の角度よりも大
きくすることができる。
米国特許明細書第3、461、616号は、かみそり刃等の研ぎ
装置を示し、その装置によりかみそり刃の刃先は凸状に
される。これによりそのかみそり刃は、互いに部分的に
位置決めされる二つのねじ形の回転する研磨要素の間の
溝内に通される。ねじの高さが研磨要素の一端に向かう
方向に増加するので、研磨面の間の角度は広くなり、か
つこのようにしてかみそり刃の刃先は、かみそり刃がね
じの縦方向に移されたとき、種々の角度で研磨される。
この装置は構造が複雑でかつそれゆえにかみそり刃工場
でのみ使用されている。
装置を示し、その装置によりかみそり刃の刃先は凸状に
される。これによりそのかみそり刃は、互いに部分的に
位置決めされる二つのねじ形の回転する研磨要素の間の
溝内に通される。ねじの高さが研磨要素の一端に向かう
方向に増加するので、研磨面の間の角度は広くなり、か
つこのようにしてかみそり刃の刃先は、かみそり刃がね
じの縦方向に移されたとき、種々の角度で研磨される。
この装置は構造が複雑でかつそれゆえにかみそり刃工場
でのみ使用されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は家庭で使用される研ぎ装置を提供するこ
とであり、その装置はナイフの刃の両側面をこれらの側
面が凸状になるように研磨する。本発明によれば、前記
研磨面の円錐角は前記研磨要素の円周方向に変化し、小
さな円錐角を有する研磨面のそのまたはそれらの部分は
広い円錐角を有するそれまたはそれらの部分よりも粗い
面が設けられている。
とであり、その装置はナイフの刃の両側面をこれらの側
面が凸状になるように研磨する。本発明によれば、前記
研磨面の円錐角は前記研磨要素の円周方向に変化し、小
さな円錐角を有する研磨面のそのまたはそれらの部分は
広い円錐角を有するそれまたはそれらの部分よりも粗い
面が設けられている。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明のナイフ研ぎ装置は、フレーム(1)と、該フレ
ームに回転可能に取り付けられた研磨要素(10)とを
備え、前記研磨要素は、それぞれの頂部を互いにほぼ整
合させた2つの切頭円錐の形状を有しており、前記切頭
円錐の円錐面は研磨面(13、14)を形成しており、
ナイフ(19)を前記研磨面(13、14)に接触する
ように案内する案内装置(15)を備えており、この案
内装置により、研磨工程の間、前記ナイフを前記研磨面
(13、14)に圧接可能なようにしてあり、前記研磨
要素の回転軸に垂直な平面と、前記研磨面(13、1
4)に接する平面との間の円錐角(α)が、前記研磨要
素(10)の周辺方向で変化しており、これにより、前
記研磨面の少なくとも一部分(20)に小さな円錐角
(α1)が形成され、また、前記研磨面の少なくとも一
部分(21)に広い円錐角(α2)が形成されており、
小さな円錐角(α1)を有する前記一部分(20)に、
広い円錐角(α2)を有する前記一部分(21)よりも
粗い粗加工用の研磨面が設けられているという構成を採
用したものである。
ームに回転可能に取り付けられた研磨要素(10)とを
備え、前記研磨要素は、それぞれの頂部を互いにほぼ整
合させた2つの切頭円錐の形状を有しており、前記切頭
円錐の円錐面は研磨面(13、14)を形成しており、
ナイフ(19)を前記研磨面(13、14)に接触する
ように案内する案内装置(15)を備えており、この案
内装置により、研磨工程の間、前記ナイフを前記研磨面
(13、14)に圧接可能なようにしてあり、前記研磨
要素の回転軸に垂直な平面と、前記研磨面(13、1
4)に接する平面との間の円錐角(α)が、前記研磨要
素(10)の周辺方向で変化しており、これにより、前
記研磨面の少なくとも一部分(20)に小さな円錐角
(α1)が形成され、また、前記研磨面の少なくとも一
部分(21)に広い円錐角(α2)が形成されており、
小さな円錐角(α1)を有する前記一部分(20)に、
広い円錐角(α2)を有する前記一部分(21)よりも
粗い粗加工用の研磨面が設けられているという構成を採
用したものである。
(ホ)作用 研磨面の円錐角が変化するので、研磨面の異なる部分が
刃の側面の別の部分を、粗い研磨面が刃先から遠く離れ
た刃面のこれらの部分を研磨し、同時に滑らかな研磨面
が刃先に近い刃の側面を研磨するような方法で研磨す
る。研磨面が非常に粗いので、多くの物質が刃先の近く
よりも刃先から遠いところで除去される。ナイフの刃の
凸状は、円錐角が最小値から最大値まで等しく変化すれ
ば得られ、それによって、ナイフの刃に当たる研磨面の
部分は二つの終端位置の間で連続的に再度配置され、そ
の終端位置の一方は刃先の近くに置かれかつ他方は刃先
から離れて置かれる。これにより、凸状の側面を有する
ナイフの刃が得られ、この凸状側面はナイフの刀身の側
面に滑らかに続く。
刃の側面の別の部分を、粗い研磨面が刃先から遠く離れ
た刃面のこれらの部分を研磨し、同時に滑らかな研磨面
が刃先に近い刃の側面を研磨するような方法で研磨す
る。研磨面が非常に粗いので、多くの物質が刃先の近く
よりも刃先から遠いところで除去される。ナイフの刃の
凸状は、円錐角が最小値から最大値まで等しく変化すれ
ば得られ、それによって、ナイフの刃に当たる研磨面の
部分は二つの終端位置の間で連続的に再度配置され、そ
の終端位置の一方は刃先の近くに置かれかつ他方は刃先
から離れて置かれる。これにより、凸状の側面を有する
ナイフの刃が得られ、この凸状側面はナイフの刀身の側
面に滑らかに続く。
粗い研磨面を有する研磨面のその部分は滑らかな研磨面
を有する部分よりもナイフの刀身の刃に作用するので、
粗い研磨面を有する部分が約90度の角度長を有せば十
分で有ることは明らかであり、それによって、滑らかな
研磨面が約270度の円弧に亙って伸びる。
を有する部分よりもナイフの刀身の刃に作用するので、
粗い研磨面を有する部分が約90度の角度長を有せば十
分で有ることは明らかであり、それによって、滑らかな
研磨面が約270度の円弧に亙って伸びる。
ナイフを研磨要素の回転軸線からほぼ一定の距離に止め
るために、研磨要素の研磨面は粗い面を有する部分が滑
らかな面を有する部分の反対側に配置されるように互い
に相対的位置を有する。
るために、研磨要素の研磨面は粗い面を有する部分が滑
らかな面を有する部分の反対側に配置されるように互い
に相対的位置を有する。
(ヘ)実施例 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
る。
第1図ないし第3図に示される研ぎ装置は端面2および
3を有するほぼ半円筒形のフレーム1と、釘等の装置を
掛けることが可能な穴を有する取り付け耳部4とを有す
る。フレームの総ての部分は好ましくは堅いプラスチッ
クで造られている。
3を有するほぼ半円筒形のフレーム1と、釘等の装置を
掛けることが可能な穴を有する取り付け耳部4とを有す
る。フレームの総ての部分は好ましくは堅いプラスチッ
クで造られている。
フレームはその端面3の近くにリセスが設けられ、その
リセスは端面2および3と平行な二つの壁5および6、
二つの下側壁7および8並びに壁5ないし8に接続した
底9を備えている。図面および上記記載は、壁および底
がともに耐水の樋を形成し、その樋の上縁は側壁7、8
の上縁によって形成されている。
リセスは端面2および3と平行な二つの壁5および6、
二つの下側壁7および8並びに壁5ないし8に接続した
底9を備えている。図面および上記記載は、壁および底
がともに耐水の樋を形成し、その樋の上縁は側壁7、8
の上縁によって形成されている。
研磨要素10が壁5と6との間でリセス内に配置されて
いる。研磨要素はホイールから成り、そのホイールは互
いに向かい合う壁5、6の側面上で回転軸12によって
軸受け11に回転可能に取り付けられている。
いる。研磨要素はホイールから成り、そのホイールは互
いに向かい合う壁5、6の側面上で回転軸12によって
軸受け11に回転可能に取り付けられている。
研磨要素10は、外周面が互いに向かい合う二つの研磨
面13および14を形成するような方法で形成され、そ
の研磨面はともに切頭円錐の面に相当する。研磨要素
は、好ましくはアルミニウム酸化物のようなセラミック
またはタングステン若しくは金属で造られる。
面13および14を形成するような方法で形成され、そ
の研磨面はともに切頭円錐の面に相当する。研磨要素
は、好ましくはアルミニウム酸化物のようなセラミック
またはタングステン若しくは金属で造られる。
研磨要素が配置されるリセスは、フレームの円弧形状と
同じ形状の透明なプラスチックの蓋15で被われ、蓋1
5の縦縁はフレームの外面の溝(図示せず)に当接す
る。蓋15は側壁7の上縁から研磨要素10の上にかつ
側壁8の上縁まで下に伸びる。蓋の縦縁すなわちフレー
ムの端面と平行な縁は突出する丸い保護フランジ16お
よび17が設けられ、その保護フランジは側壁7、8の
上に伸びかつ蓋がフレームにスナップ係止するようにな
っている。
同じ形状の透明なプラスチックの蓋15で被われ、蓋1
5の縦縁はフレームの外面の溝(図示せず)に当接す
る。蓋15は側壁7の上縁から研磨要素10の上にかつ
側壁8の上縁まで下に伸びる。蓋の縦縁すなわちフレー
ムの端面と平行な縁は突出する丸い保護フランジ16お
よび17が設けられ、その保護フランジは側壁7、8の
上に伸びかつ蓋がフレームにスナップ係止するようにな
っている。
蓋はフレームの縦軸線に関して横になっておりかつ蓋の
全長の一部に亙って伸びているスリットが設けられてい
る。スリットは通常の厚さのナイフがその中に挿入され
る幅である。第1図から明らかなように、スリットの端
は、好ましくは、研磨要素の軸線の水平面より僅かに上
の点に配置される。
全長の一部に亙って伸びているスリットが設けられてい
る。スリットは通常の厚さのナイフがその中に挿入され
る幅である。第1図から明らかなように、スリットの端
は、好ましくは、研磨要素の軸線の水平面より僅かに上
の点に配置される。
図面特に第2図から明らかなように、研磨要素10の回
転軸線12はフレームの縦軸線に関して傾斜され、その
結果、スリット18内に挿入されたナイフは研磨面13
と14の間の接触線に続かず、その代わり、ナイフは軸
12の一方の側で研磨面の一方と接しかつ軸12の反対
側で研磨面の他方と接する。研磨面13と14の間の角
度およびスリット18と回転軸12との間の角度は、ナ
イフまたはスリット18の長手方向で見た研磨面の輪郭
が互いに交差するようにすなわち後方に配置された研磨
面が前に配置された研磨面の後部に部分的に隠れるよう
に決定される。
転軸線12はフレームの縦軸線に関して傾斜され、その
結果、スリット18内に挿入されたナイフは研磨面13
と14の間の接触線に続かず、その代わり、ナイフは軸
12の一方の側で研磨面の一方と接しかつ軸12の反対
側で研磨面の他方と接する。研磨面13と14の間の角
度およびスリット18と回転軸12との間の角度は、ナ
イフまたはスリット18の長手方向で見た研磨面の輪郭
が互いに交差するようにすなわち後方に配置された研磨
面が前に配置された研磨面の後部に部分的に隠れるよう
に決定される。
第7図ないし第9図はナイフ19がいかに研磨要素10
に押圧されるかを示している。特に第8図は研磨面の重
なり合いによりナイフは研磨面の共通の外周には接触せ
ず、代わりにナイフは外周を越えて研磨面と接触する。
に押圧されるかを示している。特に第8図は研磨面の重
なり合いによりナイフは研磨面の共通の外周には接触せ
ず、代わりにナイフは外周を越えて研磨面と接触する。
第10図および第11図は本発明による研磨要素がいか
に造されるかを拡大して示す。軸12に垂直な平面に関
する研磨面13、14の角度は、20度から25度でよ
い、好ましくは23度の最小値α1と、26度から30
度でよい、好ましくは27度の最大値α2との間で等し
く変わる。前記平面に関して最も小さい角度を有する研
磨面の部分は、本発明によれば、ナイフの刃の側面に有
効に作用する比較的粗い面が設けられている。この部分
は参照番号20で示され、それは約90度の角度長を有
する。中央部分の傾斜角がα1であるこの部分から傾斜
角はα2の値になるまで面の外周方向に連続的に増加す
る。部分20の外側に配置された研磨面のその部分は参
照番号21で示され、部分20に比較して滑らかな面を
有しており、この面は部分20のようにナイフの刃に作
用しない。 小さな傾斜角α1を有する部分20が刃先
からある距離に位置決めされたナイフの刃の部分にいか
に作用するかが、しかるに広い傾斜角を有する部分21
が刃先に近い部分にいかに作用するかが、第12図から
明らかである。
に造されるかを拡大して示す。軸12に垂直な平面に関
する研磨面13、14の角度は、20度から25度でよ
い、好ましくは23度の最小値α1と、26度から30
度でよい、好ましくは27度の最大値α2との間で等し
く変わる。前記平面に関して最も小さい角度を有する研
磨面の部分は、本発明によれば、ナイフの刃の側面に有
効に作用する比較的粗い面が設けられている。この部分
は参照番号20で示され、それは約90度の角度長を有
する。中央部分の傾斜角がα1であるこの部分から傾斜
角はα2の値になるまで面の外周方向に連続的に増加す
る。部分20の外側に配置された研磨面のその部分は参
照番号21で示され、部分20に比較して滑らかな面を
有しており、この面は部分20のようにナイフの刃に作
用しない。 小さな傾斜角α1を有する部分20が刃先
からある距離に位置決めされたナイフの刃の部分にいか
に作用するかが、しかるに広い傾斜角を有する部分21
が刃先に近い部分にいかに作用するかが、第12図から
明らかである。
第10図から明らかなように、研磨面13、14は、研
磨面の一方の部分20が研磨面の他方の部分20から可
能な限り離れて位置決めされるような相互の位置を有す
る。このように、両部分20は部分21の反対に配置さ
れる。
磨面の一方の部分20が研磨面の他方の部分20から可
能な限り離れて位置決めされるような相互の位置を有す
る。このように、両部分20は部分21の反対に配置さ
れる。
前述から明らかなように、研磨面13、14は二つまた
はそれ以上の互いに隔てられた粗い面部分20が設けら
れてもよく、それにより研磨面は波状になる。部分20
の角度長は図に示された長さとは当然異なる。
はそれ以上の互いに隔てられた粗い面部分20が設けら
れてもよく、それにより研磨面は波状になる。部分20
の角度長は図に示された長さとは当然異なる。
以上のように本発明によると、研磨要素の円錐角を、研
磨要素の周辺方向に変化させ、これにより、研磨面の少
なくとも一部分に小さな円錐角を形成し、また、研磨面
の少なくとも一部分に広い円錐角を形成し、小さな円錐
角を有する部分に、広い円錐角を有する部分よりも粗い
粗加工用の研磨面を設けたので、粗加工用の研磨面が刃
先から離れた部分の側面を研磨し、広い円錐角を有する
部分が刃先に近い部分の側面を研磨することとなり、多
くの物質が刃先の近くよりも刃先から遠い部分の側面で
除去され、刃の側面が凸状となり、これにより、刀身の
側面と刃の側面との間が従来のように鋭い移り変わりで
なく滑らかにつなげることができ、より切断効果の優れ
た刃を形成することができる。また、刃の側面が凸状
に、すなわち湾曲状になって、刃の部分が比較的厚くな
ることから、耐久性の優れた刃を形成できる。
磨要素の周辺方向に変化させ、これにより、研磨面の少
なくとも一部分に小さな円錐角を形成し、また、研磨面
の少なくとも一部分に広い円錐角を形成し、小さな円錐
角を有する部分に、広い円錐角を有する部分よりも粗い
粗加工用の研磨面を設けたので、粗加工用の研磨面が刃
先から離れた部分の側面を研磨し、広い円錐角を有する
部分が刃先に近い部分の側面を研磨することとなり、多
くの物質が刃先の近くよりも刃先から遠い部分の側面で
除去され、刃の側面が凸状となり、これにより、刀身の
側面と刃の側面との間が従来のように鋭い移り変わりで
なく滑らかにつなげることができ、より切断効果の優れ
た刃を形成することができる。また、刃の側面が凸状
に、すなわち湾曲状になって、刃の部分が比較的厚くな
ることから、耐久性の優れた刃を形成できる。
第1図はナイフ研ぐ装置の側面図、第2図は前記装置の
平面図、第3図は装置の端面図、第4図は装置の斜視
図、第5図は蓋の斜視図、第6図はナイフの研磨を示す
図、第7図は研磨要素とナイフとの相互の位置を示す
図、第8図は第7図の線VIII−VIIIに沿った断面図、第
9図はナイフの縦軸線で見たナイフと研磨要素とを示す
図、第10図は本発明による研磨要素の拡大側面図、第
11図は研磨要素の一つの円錐部分の端面図、第12図
はナイフと研磨要素との接触を示す図である。 1:フレーム、10:研磨要素 12:回転軸、13、14:研磨面 19:ナイフ、20、21:部分
平面図、第3図は装置の端面図、第4図は装置の斜視
図、第5図は蓋の斜視図、第6図はナイフの研磨を示す
図、第7図は研磨要素とナイフとの相互の位置を示す
図、第8図は第7図の線VIII−VIIIに沿った断面図、第
9図はナイフの縦軸線で見たナイフと研磨要素とを示す
図、第10図は本発明による研磨要素の拡大側面図、第
11図は研磨要素の一つの円錐部分の端面図、第12図
はナイフと研磨要素との接触を示す図である。 1:フレーム、10:研磨要素 12:回転軸、13、14:研磨面 19:ナイフ、20、21:部分
Claims (5)
- 【請求項1】フレーム(1)と、該フレームに回転可能
に取り付けられた研磨要素(10)とを備え、 前記研磨要素は、それぞれの頂部を互いにほぼ整合させ
た2つの切頭円錐の形状を有しており、前記切頭円錐の
円錐面は研磨面(13、14)を形成しており、 ナイフ(19)を前記研磨面(13、14)に接触する
ように案内する案内装置(15)を備えており、この案
内装置により、研磨工程の間、前記ナイフを前記研磨面
(13、14)に圧接可能なようにしたナイフ研ぎ装置
において、 前記研磨要素の回転軸に垂直な平面と、前記研磨面(1
3、14)に接する平面との間の円錐角(α)が、前記
研磨要素(10)の周辺方向で変化しており、 これにより、前記研磨面の少なくとも一部分(20)に
小さな円錐角(α1)が形成され、また、前記研磨面の
少なくとも一部分(21)に広い円錐角(α2)が形成
されており、 小さな円錐角(α1)を有する前記一部分(20)に、
広い円錐角(α2)を有する前記一部分(21)よりも
粗い粗加工用の研磨面が設けられていることを特徴とす
るナイフ研ぎ装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のナイフ研ぎ
装置において、 前記円錐角(α)が、最小値(α1)から最大値(α2)
まで等しく変化することを特徴とするナイフ研ぎ装置。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項に記載のナイフ研ぎ
装置において、 前記円錐角(α)が、20度と30度との間、好ましく
は23度と27度との間で変化することを特徴とするナ
イフ研ぎ装置。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載のナイフ研ぎ
装置において、 前記研磨面(13、14)が、粗加工用の研磨面を有す
る部分(20)と、仕上げ加工用の研磨面を有する部分
(21)とを備えており、 粗加工用の研磨面を有する前記部分(20)が約90度
の角度長を有することを特徴とするナイフ研ぎ装置。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項に記載のナイフ研ぎ
装置において、 粗加工用の研磨面を有する少なくとも前記一部分(2
0)が、仕上げ加工用の研磨面を有する少なくとも前記
一部分(21)に対向するように、前記研磨要素の研磨
面(13、14)は配置されていることを特徴とするナ
イフ研ぎ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI860502 | 1986-02-04 | ||
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