JPH08168943A - 双胴螺旋型自動包丁研ぎ機 - Google Patents
双胴螺旋型自動包丁研ぎ機Info
- Publication number
- JPH08168943A JPH08168943A JP27823894A JP27823894A JPH08168943A JP H08168943 A JPH08168943 A JP H08168943A JP 27823894 A JP27823894 A JP 27823894A JP 27823894 A JP27823894 A JP 27823894A JP H08168943 A JPH08168943 A JP H08168943A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kitchen knife
- cylindrical
- knife
- knife sharpener
- grindstones
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】家庭用包丁研ぎ機に関するものである。包丁を
スリットに挿入し、柄の部分を上下動させるだけで包丁
の両側面を同時に研磨することが目的である。 【構成】円柱型砥石(1)を2本平行に配置する。砥石
(1)の外周表面に螺旋状の溝(2)を施す。左右の円
柱型砥石(1)の接円部付近では、一方の螺旋状の溝
(2)の山(3)が他方の谷(4)に入り組むよう配置
する。以上の如く構成された、双胴螺旋型自動包丁研ぎ
機。 【効果】包丁をスリットに挿入し、柄の部分を上下動さ
せるだけで包丁の両側面を同時に研磨することができ
る。
スリットに挿入し、柄の部分を上下動させるだけで包丁
の両側面を同時に研磨することが目的である。 【構成】円柱型砥石(1)を2本平行に配置する。砥石
(1)の外周表面に螺旋状の溝(2)を施す。左右の円
柱型砥石(1)の接円部付近では、一方の螺旋状の溝
(2)の山(3)が他方の谷(4)に入り組むよう配置
する。以上の如く構成された、双胴螺旋型自動包丁研ぎ
機。 【効果】包丁をスリットに挿入し、柄の部分を上下動さ
せるだけで包丁の両側面を同時に研磨することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用包丁研ぎ機に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】円柱状または円盤状砥石を電動により回
転させ、砥石の研磨面に対し、一定の研磨角が保てるよ
う刃物ガイドを設け、刃物ガイドに対し、刃物を手で押
さえつけるようにして、片面づつ研磨するのが従来の技
術の域である。包丁はその用途により左側面と右側面と
では研磨角度が異なり、これを見定めながら刃物ガイド
を調整するのは難点があった。また、刃面のカーブも異
なるため刃面と砥石が平行になるよう手で調整しながら
研磨せねばならず、多少とも技術を要するものであり、
家庭用には不向きであった。
転させ、砥石の研磨面に対し、一定の研磨角が保てるよ
う刃物ガイドを設け、刃物ガイドに対し、刃物を手で押
さえつけるようにして、片面づつ研磨するのが従来の技
術の域である。包丁はその用途により左側面と右側面と
では研磨角度が異なり、これを見定めながら刃物ガイド
を調整するのは難点があった。また、刃面のカーブも異
なるため刃面と砥石が平行になるよう手で調整しながら
研磨せねばならず、多少とも技術を要するものであり、
家庭用には不向きであった。
【0003】
(イ)包丁の両側面を同時に研磨する。 (ロ)研磨角度は自由に可変でき、用途によりプリセッ
トできる。 (ハ)包丁をスリットに挿入し、柄の部分を上下動させ
るだけで研磨でき、包丁の腹を指先で押さえる必要がな
い。
トできる。 (ハ)包丁をスリットに挿入し、柄の部分を上下動させ
るだけで研磨でき、包丁の腹を指先で押さえる必要がな
い。
【0004】
(イ)円柱型砥石(1)を2本平行に配置する。 (ロ)円柱型砥石(1)の外周表面に螺旋状の溝(2)
を施す。 (ハ)螺旋状の溝(2)の谷幅は山幅より広くし、巻き
方向は左右反対巻きとし、ピッチは左右同一とする。 (ニ)左右の円柱型砥石(1)の接円部付近では、一方
の螺旋状の溝(2)の山(3)が他方の谷(4)に入り
組むよう配置する。 (ホ)2本の円柱型砥石(1)は同期して回転する。 以上の如く構成された、双胴螺旋型自動包丁研ぎ機。
を施す。 (ハ)螺旋状の溝(2)の谷幅は山幅より広くし、巻き
方向は左右反対巻きとし、ピッチは左右同一とする。 (ニ)左右の円柱型砥石(1)の接円部付近では、一方
の螺旋状の溝(2)の山(3)が他方の谷(4)に入り
組むよう配置する。 (ホ)2本の円柱型砥石(1)は同期して回転する。 以上の如く構成された、双胴螺旋型自動包丁研ぎ機。
【0005】
【作用】次に本発明の作用を述べると。左右に平行に配
置された2本の円柱型砥石(1)は歯車(5)とタイミ
ングベルト(6)とにより電動モーター(7)と連結さ
れており、同期して回転する。回転方向は両円柱の接円
部に刃先を挿入した時、刃先が吸い込まれない方向に回
転させる。円柱型砥石(1)の外周面は螺旋状に溝
(2)が施されており、両円柱の接円部において、一方
の螺旋の山(3)の部分が他方の螺旋の谷(4)の部分
に入り組んで配置されるので、左右の円柱型砥石(1)
の中心軸間の距離は、それぞれの最大半径の和よりも小
さくなり、回転軸方向から見た時、左右の円柱型砥石
(1)が入り組んでつくる谷間ができる。左右の円柱型
砥石(1)がつくる谷間に包丁の刃を差し込むことによ
り、刃の両面を同時に研磨できる。両円柱の外周面が交
差してできる研磨角度は、左右の円柱型砥石(1)の中
心軸間の距離を研磨角度設定レバー(8)で調節するこ
とにより、自由に設定できる。菜切り包丁(10)の研
磨角度は5°のシャープな鋭角にする必要があるので、
左右の円柱型砥石(1)の中心軸間の距離を、それぞれ
の最大半径の和に近い位置まで離し、出刃包丁(11)
の研磨角度はより鈍角となるので、左右の円柱型砥石
(1)の中心軸間の距離をより接近した位置に置く。な
お、研磨角度が異なれば包丁の挿入角も調節してやる必
要があるので、挿入角調節ガイド(9)を設けて調節の
プリセット化を図る。包丁の刃面に接触する螺旋状の山
(3)の部分は、円柱型砥石(1)の回転と共に刃面方
向に直線的に移動するため、包丁の刃面が直線の場合は
包丁を円柱の谷間に平行に載せておけば全体に一様に研
磨できる。また、包丁の刃面が湾曲している場合は、刃
面の湾曲線と2本の円柱型砥石(1)がつくる谷間の直
線とが接する接円部の位置の刃面のみを研磨するので、
包丁の柄の側を上下動させることにより、接円部が前後
に移動し、湾曲した刃面全域を研磨できる。また、包丁
の長さが砥石の長さよりも長い時には、包丁を前後に摺
動させることにより刃面全域を研磨できる。
置された2本の円柱型砥石(1)は歯車(5)とタイミ
ングベルト(6)とにより電動モーター(7)と連結さ
れており、同期して回転する。回転方向は両円柱の接円
部に刃先を挿入した時、刃先が吸い込まれない方向に回
転させる。円柱型砥石(1)の外周面は螺旋状に溝
(2)が施されており、両円柱の接円部において、一方
の螺旋の山(3)の部分が他方の螺旋の谷(4)の部分
に入り組んで配置されるので、左右の円柱型砥石(1)
の中心軸間の距離は、それぞれの最大半径の和よりも小
さくなり、回転軸方向から見た時、左右の円柱型砥石
(1)が入り組んでつくる谷間ができる。左右の円柱型
砥石(1)がつくる谷間に包丁の刃を差し込むことによ
り、刃の両面を同時に研磨できる。両円柱の外周面が交
差してできる研磨角度は、左右の円柱型砥石(1)の中
心軸間の距離を研磨角度設定レバー(8)で調節するこ
とにより、自由に設定できる。菜切り包丁(10)の研
磨角度は5°のシャープな鋭角にする必要があるので、
左右の円柱型砥石(1)の中心軸間の距離を、それぞれ
の最大半径の和に近い位置まで離し、出刃包丁(11)
の研磨角度はより鈍角となるので、左右の円柱型砥石
(1)の中心軸間の距離をより接近した位置に置く。な
お、研磨角度が異なれば包丁の挿入角も調節してやる必
要があるので、挿入角調節ガイド(9)を設けて調節の
プリセット化を図る。包丁の刃面に接触する螺旋状の山
(3)の部分は、円柱型砥石(1)の回転と共に刃面方
向に直線的に移動するため、包丁の刃面が直線の場合は
包丁を円柱の谷間に平行に載せておけば全体に一様に研
磨できる。また、包丁の刃面が湾曲している場合は、刃
面の湾曲線と2本の円柱型砥石(1)がつくる谷間の直
線とが接する接円部の位置の刃面のみを研磨するので、
包丁の柄の側を上下動させることにより、接円部が前後
に移動し、湾曲した刃面全域を研磨できる。また、包丁
の長さが砥石の長さよりも長い時には、包丁を前後に摺
動させることにより刃面全域を研磨できる。
【0006】
(イ)2本の円柱型の砥石の半径サイズは同一でなくて
も良い。 (ロ)外周表面の溝の形状を円周に平行なリング状とし
ても良い。砥面が前後方向に一定の部位に留まるので、
包丁を前後に摺動させてやらねばならないが、コストを
安くできる可能性がある。また、この溝形状を採用する
と、左右の円柱型砥石(1)の回転方向は左右同一方向
でも可能となり、回転周期が異なっても良い。 (ハ)基本的には、左右の円柱に施す溝は、左右の山と
谷が、接円部において、回転と同期して入り組むように
施せば良いので、外周表面の溝の形状は、いろいろな形
状模様を採用することができる。
も良い。 (ロ)外周表面の溝の形状を円周に平行なリング状とし
ても良い。砥面が前後方向に一定の部位に留まるので、
包丁を前後に摺動させてやらねばならないが、コストを
安くできる可能性がある。また、この溝形状を採用する
と、左右の円柱型砥石(1)の回転方向は左右同一方向
でも可能となり、回転周期が異なっても良い。 (ハ)基本的には、左右の円柱に施す溝は、左右の山と
谷が、接円部において、回転と同期して入り組むように
施せば良いので、外周表面の溝の形状は、いろいろな形
状模様を採用することができる。
【0007】
(イ)包丁の両側面を同時に研磨する。 (ロ)研磨角度は自由に可変でき、用途によりプリセッ
トできる。 (ハ)包丁をスリットに挿入し、柄の部分を上下動させ
るだけで研磨でき、包丁の腹を指先で押さえる必要がな
い。
トできる。 (ハ)包丁をスリットに挿入し、柄の部分を上下動させ
るだけで研磨でき、包丁の腹を指先で押さえる必要がな
い。
【図1】本発明の要部平面図
【図2】本発明の要部側面図
【図3】本発明の要部正面図
【図4】本発明の要部背面図
【図5】本発明の外観斜視図
【図6】本発明の研磨角説明図
【図7】本発明の実施例(ロ)の要部平面図
1 円柱型砥石 2 螺旋状の溝 3 山 4 谷 5 歯車 6 タイミングベルト 7 電動モーター 8 研磨角度設定レバー 9 挿入角調節ガイド 10 菜切り包丁 11 出刃包丁
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)円柱型砥石(1)を2本平行に配置
する。 (ロ)円柱型砥石(1)の外周表面に螺旋状の溝(2)
を施す。 (ハ)螺旋状の溝(2)の谷幅は山幅より広くし、巻き
方向は左右反対巻きとし、ピッチは左右同一とする。 (ニ)左右の円柱型砥石(1)の接円部付近では、一方
の螺旋状の溝(2)の山(3)が他方の谷(4)に入り
組むよう配置する。 (ホ)2本の円柱型砥石(1)は同期して回転する。 以上の如く構成された、双胴螺旋型自動包丁研ぎ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27823894A JPH08168943A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 双胴螺旋型自動包丁研ぎ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27823894A JPH08168943A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 双胴螺旋型自動包丁研ぎ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08168943A true JPH08168943A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=17594550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27823894A Pending JPH08168943A (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | 双胴螺旋型自動包丁研ぎ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08168943A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2103380A1 (en) * | 2008-03-14 | 2009-09-23 | Smith Abrasives, Inc. | Electric abrasive sharpener |
CN105619188A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-06-01 | 李冉 | 绞肉切片机磨刀器 |
CN107443182A (zh) * | 2016-05-30 | 2017-12-08 | 重庆华西三利包装刀具有限责任公司 | 一种印刷用模切刀的刀刃刃尖面镜面磨削抛光工艺 |
WO2023242471A1 (en) * | 2022-06-17 | 2023-12-21 | Tmi Lindén Instruments | Knife sharpener with rotating grinding drums |
-
1994
- 1994-10-05 JP JP27823894A patent/JPH08168943A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2103380A1 (en) * | 2008-03-14 | 2009-09-23 | Smith Abrasives, Inc. | Electric abrasive sharpener |
US8206199B2 (en) | 2008-03-14 | 2012-06-26 | Smith Abrasives, Inc | Electric abrasive sharpener |
CN105619188A (zh) * | 2016-01-29 | 2016-06-01 | 李冉 | 绞肉切片机磨刀器 |
CN107443182A (zh) * | 2016-05-30 | 2017-12-08 | 重庆华西三利包装刀具有限责任公司 | 一种印刷用模切刀的刀刃刃尖面镜面磨削抛光工艺 |
WO2023242471A1 (en) * | 2022-06-17 | 2023-12-21 | Tmi Lindén Instruments | Knife sharpener with rotating grinding drums |
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