JPH045256Y2 - - Google Patents

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JPH045256Y2
JPH045256Y2 JP18641387U JP18641387U JPH045256Y2 JP H045256 Y2 JPH045256 Y2 JP H045256Y2 JP 18641387 U JP18641387 U JP 18641387U JP 18641387 U JP18641387 U JP 18641387U JP H045256 Y2 JPH045256 Y2 JP H045256Y2
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JP
Japan
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knife
blade
ham
polishing
angle
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JP18641387U
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JPH0192374U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、V字形をなす研磨面の間に庖丁の
刃縁を当てがつて庖丁を研ぐ庖丁研磨具の改良に
関する。
(従来の技術) 従来の、V字形をなす研磨面を有する庖丁研磨
具の当該研磨面は、そのV字形底部を通る中心線
に関し左右対称となつていた。したがつて、従来
品で庖丁を研ぐと、庖丁の刃縁を形成する2つの
刃縁面のなす角度も同一となつていた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の研磨具で庖丁を研ぐと、前述した如く、
刃体の両面に存在し刃縁を形成する2つの刃縁面
と刃体の中心線との角度がそれぞれ等しくなる。
このような構造の庖丁は使用時に次のような不都
合を生じる。すなわち、第6図に示したように例
えばハム1をスライスする場合に、所定の厚さを
定めてハム1の上面から庖丁を下ろしていくと、
刃体の両刃縁面は両側からハム1の圧力を受ける
のであるが、その圧力を与えるハムは、ハム本体
とスライスされつつあるハムである。ところが図
面から明らかなように、スライスされつつあるハ
ムは本体から離れてしまうから、このハムが刃縁
面に与える圧力はわずかなものになる。これに対
しハム本体は充分に厚いから刃縁面に大きな圧力
を及ぼす。この結果、刃体は2つの圧力の差から
図面で右方向に押圧されるので、刃縁は右方向に
偏倚していき、それにつれて庖丁が左に傾くから
スライスされたハムの厚みが一定とならず、下の
方が薄くなつてしまうのである。
この不都合を防止するため、第7図の如き片刃
の刃体が考えられるが、これだと傾斜した刃縁面
がスライスされるハムの面がわにのみ形成されて
いるので、庖丁を下ろしていくと刃縁はハムの本
体がわに食い込むように進み、前述の庖丁とは逆
に下の方が厚いスライスハムが出来上がる。
そこで、ハムを同じ厚さでスライスするために
は刃体4の刃縁面2,3のうち一方の刃縁面2と
刃体の中心線とのなす角度aを比較的小さくし、
他方の刃縁面3と中心線とのなす角度bをそれよ
りも大きくすれば良いものと考えられる。
本考案は、そのような庖丁を提供することを目
的とする。
(問題を解決するための手段) 本考案の構成を、実施例として示す図面に従つ
て説明する。
図面は、研磨部材5,6としてニユーセラミツ
ク製の丸棒を4本用いたものであつて、この研磨
部材5,6が斜め上方を向くように、且つ各研磨
部材5,6は交互に反対方向に外側に傾いて並べ
られ、ゴム製の支持台7に穿設された穴に埋め込
まれている。
第2図に示すように、一方の列に並べられた研
磨部材5と中心線とのなす角aは比較的小さく、
他方の列に並べられた研磨部材6と中心線とのな
す角bはそれよりも大きくなつている。
本考案の構成は、これに限定されるものではな
く、棒状のニユーセラミツクに代えて刃体の材料
である金属よりも硬度の大きな金属を用いてもよ
い。板状の2つの砥石を互いにV字形をなすよう
に装着したものでもよい。また、必要に応じて支
持台7には手で支えるためのハンドルが設けられ
る。
第9図及び第10図は他の実施例を示すもので
あつて、円形の金属製研磨部材8,9を交互に並
べてあり、一方の研磨部材8の直径は他方の研磨
具9の直径よりも大きく形成されている。この研
磨具は、両方の研磨部材の谷間に庖丁の刃縁を当
てがうことにより庖丁を研ぐことができる。
(作用、効果) 本考案の構成は以上の通りであつて、V字形を
なす2面の研磨面と、そのV字の底部を通る垂直
線とのなすそれぞれの角度が、一方は比較的小さ
く、他方はそれよりも大きいことを特徴とする。
したがつて、この研磨具により研磨された庖丁
の刃体の両刃縁面2,3と中心線とのなす角度
は、一方が比較的小さく、他方はそれよりも大き
くなる。
この結果、例えばハムをスライスする場合に刃
体をハムに当てがつて下ろしていくと、刃縁面2
はハム本体から側方の圧力を受けて右側に進もう
とするが、他方の刃縁面3の角度bが角度aより
も大きいために、この刃縁面3の作用により刃縁
は左方向に食い込むように作用する。このため刃
体の刃縁面2,3の側方圧は調整がとれて、ハム
を真つ直にスライスすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図
はその側面図、第3図は本考案の研磨具によつて
研磨された庖丁の刃体の一部正面図、第4図はそ
の庖丁の使用状態を示す正面図、第5図は従来の
研磨具で研磨された庖丁の刃体の一部正面図、第
6図はその庖丁の使用状態を示す正面図、第7図
は片刃庖丁の刃体の一部正面図、第8図はその使
用状態を示す正面図、第9図は本考案の他の実施
例を示す平面図、第10図はその正面図である。 2,3……刃縁面、4……刃体、5,6……研
磨部材、7……支持台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼV字形をなす研磨面の間に庖丁の刃縁を当
    てがつて庖丁を研ぐ庖丁研磨具であつて、V字形
    をなす2面の研磨面と、そのV字の底部を通る垂
    直線とのなすそれぞれの角度は一定であつて、一
    方の角度は比較的小さく、他方の角度はそれより
    も大きいことを特徴とする庖丁研磨具。
JP18641387U 1987-12-09 1987-12-09 Expired JPH045256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18641387U JPH045256Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18641387U JPH045256Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0192374U JPH0192374U (ja) 1989-06-16
JPH045256Y2 true JPH045256Y2 (ja) 1992-02-14

Family

ID=31477641

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JP18641387U Expired JPH045256Y2 (ja) 1987-12-09 1987-12-09

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JPH0192374U (ja) 1989-06-16

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