JPH0661458A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH0661458A
JPH0661458A JP20833792A JP20833792A JPH0661458A JP H0661458 A JPH0661458 A JP H0661458A JP 20833792 A JP20833792 A JP 20833792A JP 20833792 A JP20833792 A JP 20833792A JP H0661458 A JPH0661458 A JP H0661458A
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insulating film
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film
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謙一 黒田
Masaaki Terasawa
正明 寺沢
Kiyoshi Matsubara
清 松原
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読出し速度の短縮された不揮発性メモリを提
供する。 【構成】 メモリセルA0 〜A7 、B0 〜B7 のソー
ス、ドレインは、第1データ線である半導体基板1内の
+ 埋込み層d0 〜d8 に接続され、n+ 埋込み層d0
〜d8 は、トランスファMISFETT0 〜T8 を介し
て第2データ線D0〜D4 に接続されている。トランス
ファMISFETT0 〜T8 のゲートは、メモリセルA
0 〜A7 、B0 〜B7 のフローティングゲートと同一層
の多結晶シリコンで構成され、かつその寄生抵抗を低減
するため、多結晶シリコンよりも低抵抗のAl配線20
により8bit毎にシャントされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置お
よびその製造技術に関し、特に、電気的に書込み/消去
可能な不揮発性メモリを有する半導体集積回路装置に適
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の不揮発性メモリを有する半導体
集積回路装置の一例として、第1ゲート絶縁膜、フロー
ティングゲート、第2ゲート絶縁膜およびコントロール
ゲートを有するMISFETで構成された不揮発性メモ
リの複数をマトリクス状に配置したメモリアレイを有
し、このメモリアレイを1本以上のワード線からなる複
数のブロックに分割してアクセスタイムの短縮や信頼性
の向上を図ったものが知られている。
【0003】上記メモリアレイの各ブロック内におい
て、不揮発性メモリのソース、ドレインは、例えば半導
体基板内に埋込み層として形成された第1データ線に接
続され、この第1データ線は、トランスファMISFE
Tを介してAl系の導電材料からなる第2データ線に接
続されている。そして、メモリアレイの各ブロックの選
択は、このトランスファMISFETのON/OFFに
より行われる。
【0004】なお、メモリアレイを複数のブロックに分
割した不揮発性メモリについては、特開平2−2410
60号公報、特開平3−14272号公報、特開平3−
250495号公報などに記載がある。
【0005】また、上記の構成を備えた不揮発性メモリ
の製造方法として、第1データ線である埋込み層の形成
後に不揮発性メモリのフローティングゲートを形成する
方法(第1方法)と、フローティングゲートに対して自
己整合的に埋め込み層を形成する方法(第2方法)とが
知られている。
【0006】上記第1方法では、まず半導体基板上に形
成した窒化シリコン膜をストライプ状にパターニング
し、この窒化シリコン膜が除去された領域を第1領域、
窒化シリコンが残った領域を第2領域とする。続いて、
第2領域上の窒化シリコン膜をマスクにして第1領域の
半導体基板にこの基板と逆導電型の不純物をイオン注入
することにより、埋込み層(第1データ線)を形成す
る。
【0007】次に、上記埋込み層の上部に素子分離用の
厚い酸化シリコン膜(フィールド絶縁膜)を形成した
後、第2領域の窒化シリコン膜を除去し、そこに薄い酸
化シリコン膜からなる第1ゲート絶縁膜を形成する。続
いて、上記第1ゲート絶縁膜上に多結晶シリコン膜から
なるフローティングゲートを形成した後、その上部に第
2ゲート絶縁膜(通常、酸化シリコン膜/窒化シリコン
膜/酸化シリコン膜の3層膜で構成される)およびポリ
サイド膜からなるコントロールゲートを順次形成する。
【0008】これに対し、第2方法では、まず素子分離
用の厚い酸化シリコン膜を形成した半導体基板上に酸化
シリコン膜からなる第1ゲート絶縁膜を形成した後、そ
の上部にフローティングゲート用の多結晶シリコン膜お
よび第2ゲート絶縁膜(酸化シリコン膜/窒化シリコン
膜/酸化シリコン膜)を順次形成する。
【0009】次に、上記多結晶シリコン膜および第2ゲ
ート絶縁膜をストライプ状にパターニングし、これらの
膜が除去された領域を第1領域、これらの膜が残った領
域を第2領域とする。続いて、上記第2ゲート絶縁膜を
マスクにして第1領域の半導体基板にこの基板と逆導電
型の不純物をイオン注入して埋め込み層(第1データ
線)を形成した後、第2ゲート絶縁膜上にポリサイド膜
からなるコントロールートを形成する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記第1
方法または第2方法において、トランスファMISFE
Tのゲートをフローティングゲートと同一層の多結晶シ
リコン膜またはコントロールゲートと同一層のポリサイ
ド膜で形成した場合には、不揮発性メモリの読出し速度
がトランスファMISFETのスイッチング速度によっ
て規定されてしまうという問題があることを見いだし
た。
【0011】すなわち、不揮発性メモリのコントロール
ゲートが選択レベル“H”になるまでの遅延時間
(TW ) は、ワード線の寄生抵抗(RW ) と寄生容量
(CW ) との積(CW ×RW =TW ) で表され、他方、
第1データ線に接続されたドレインが選択レベル“H”
になるまでの遅延時間(TDB) は、主としてトランスフ
ァMISFETのゲートの寄生抵抗(RT ) と寄生容量
(CT ) との積(CT ×RT =TDB) で表されるとこ
ろ、トランスファMISFETのゲートを不揮発性メモ
リのフローティングゲートまたはコントロールゲートと
同一の導電材料(多結晶シリコンまたはポリサイド)で
形成した場合には、両者の寄生抵抗は同じであっても、
トランスファMISFETのゲートの寄生容量がワード
線の寄生容量よりも大きくなるために、コントロールゲ
ートの遅延時間がドレインの遅延時間よりも大きくなり
(TW >TDB)、不揮発性メモリの読出し速度がトラン
スファMISFETの遅延時間によって規定されること
になる。
【0012】また、前記のような不揮発性メモリの製造
方法(第1方法、第2方法)には、それぞれ次のような
問題がある。
【0013】まず、埋込み層(第1データ線)の形成後
に不揮発性メモリのフローティングゲートを形成する第
1方法は、埋込み層をイオン注入で形成する際に使用す
るフォトマスクとフローティングゲート加工用のフォト
マスクとの合わせ余裕が必要となるため、その分、メモ
リサイズの微細化が妨げられるという問題がある。
【0014】他方、フローティングゲートに対して自己
整合的に埋込み層を形成する第2方法では上記のような
問題は生じないが、この方法は、第2ゲート絶縁膜をマ
スクにして半導体基板に不純物をイオン注入して埋込み
層(第1データ線)を形成するため、このイオン注入に
よるダメージによって第2ゲート絶縁膜が劣化するとい
う問題がある。
【0015】なお、その対策として、フローティングゲ
ート用多結晶シリコン膜とその上部の第2ゲート絶縁膜
とをパターニングする際に使用したフォトマスクを第2
ゲート絶縁膜上に残し、これをマスクとしてイオン注入
することが考えられるが、フローティングゲート用多結
晶シリコン膜と第2ゲート絶縁膜とをパターニングする
と、その周囲の半導体基板上の第1ゲート絶縁膜も幾分
かエッチングされてその膜厚が薄くなると共に、膜質も
劣化する。そのため、この第1ゲート絶縁膜を残したま
ま埋込み層形成用のイオン注入を行うと、半導体基板中
に汚染が入ってしまう。
【0016】従って、この汚染を防止するためには、フ
ローティングゲート用多結晶シリコン膜とその上部の第
2ゲート絶縁膜とをパターニングした後、第2ゲート絶
縁膜上のフォトマスクを除去し、半導体基板上に新たな
第1ゲート絶縁膜を形成する必要がある。すなわち、フ
ローティングゲート用多結晶シリコン膜とその上部の第
2ゲート絶縁膜とをパターニングする際に使用したフォ
トマスクを第2ゲート絶縁膜上に残したままで埋込み層
形成用のイオン注入を行うことはできない。
【0017】本発明は、従来技術の上述した問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的は、不揮発性メモリ
の読出し速度を短縮することのできる技術を提供するこ
とにある。
【0018】本発明の他の目的は、不揮発性メモリの微
細化を促進することのできる技術を提供することにあ
る。
【0019】本発明の他の目的は、不揮発性メモリの信
頼性を向上させることのできる技術を提供することにあ
る。
【0020】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下の
とおりである。
【0022】(1) 本発明は、第1ゲート絶縁膜、フロー
ティングゲート、第2ゲート絶縁膜およびコントロール
ゲートを有するMISFETで構成された電気的に書込
み、消去可能な不揮発性メモリの複数をマトリクス状に
配置したメモリアレイを有する半導体集積回路装置であ
って、前記メモリアレイは、前記不揮発性メモリのコン
トロールゲートに接続されたワード線を1本以上含む複
数のブロックに分割され、前記それぞれのブロック内の
不揮発性メモリのソース、ドレインは、半導体基板に埋
込み層として形成され、かつブロック毎に分割して形成
された第1データ線に接続され、前記第1データ線は、
前記ブロックを選択するトランスファMISFETを介
して第2データ線に接続され、前記トランスファMIS
FETのゲートは、前記不揮発性メモリのコントロール
ゲートまたはフローティングゲートと同一の導電材料に
より構成され、前記導電材料よりも低抵抗の導電材料か
らなる配線によりシャントされている。
【0023】(2) 本発明は、第1ゲート絶縁膜、フロー
ティングゲート、第2ゲート絶縁膜およびコントロール
ゲートを有するMISFETで構成された電気的に書込
み、消去可能な不揮発性メモリの製造方法であって、半
導体基板上に第1ゲート絶縁膜、フローティングゲート
用第1導体層、少なくともその最上層が第2ゲート絶縁
膜用の窒化シリコン膜からなる絶縁膜および酸化シリコ
ン膜を順次形成する工程、前記酸化シリコン膜、絶縁膜
および第1導体層をストライプ状にパターニングする工
程、前記ストライプ状にパターニングした酸化シリコン
膜をマスクにして半導体基板に前記半導体基板と逆導電
型の不純物をイオン注入して半導体領域を形成する工程
を有している。
【0024】
【作用】上記した手段(1) によれば、不揮発性メモリの
コントロールゲートまたはフローティングゲートと同一
の導電材料で構成されたトランスファMISFETのゲ
ートを前記導電材料よりも低抵抗の導電材料からなる配
線でシャントすることにより、トランスファMISFE
Tのゲートの寄生抵抗を不揮発性メモリのコントロール
ゲート(ワード線)の寄生抵抗よりも小さくすることが
できるので、不揮発性メモリの読出し速度を短縮するこ
とができる。
【0025】上記した手段(2) によれば、不揮発性メモ
リのフローティングゲートを構成する第1導体層に対し
て自己整合的に半導体領域を形成するので、この半導体
領域を形成する際に使用するフォトマスクとフローティ
ングゲート加工用のフォトマスクとの合わせ余裕を必要
とする従来技術に比べてメモリセルサイズを微細化する
ことができる。
【0026】上記した手段(2) によれば、イオン注入法
により半導体領域を形成する際、第2ゲート絶縁膜の一
部を構成する窒化シリコン膜の上部に酸化シリコン膜を
設けておくことにより、イオン注入による窒化シリコン
膜のダメージを防止することができる。
【0027】以下、本発明の不揮発性メモリおよびその
製造方法を実施例により説明する。
【0028】なお、実施例を説明するための全図におい
て同一の機能を有するものは同一の符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
【0029】
【実施例】以下、図1〜図6を用いて本発明の一実施例
であるフラッシュメモリを有する半導体集積回路装置の
構成を説明する。
【0030】図4に示すように、本実施例のフラッシュ
メモリは、半導体基板(チップ)1上に形成されたマイ
クロコンピュータに搭載されている。このマイクロコン
ピュータは、一例としてCPU、RAM、ROM、シリ
アルコミュニケーションインターフェイス(SCI)、
タイマ(TIMER)、アナログ/ディジタル変換器
(A/D)および入出力部(I/O)で構成されてい
る。
【0031】CPUは演算部であり、その内部に演算の
ための種々のレジスタや制御回路を含んでいる。本実施
例のフラッシュメモリを含んだROMは、プログラムお
よび辞書データを記憶しておくために使用される。RA
Mは、演算途中のデータを一時記憶しておくために使用
される。これらCPU、ROM、RAM、SCI、TI
MER、A/DおよびI/Oは、BUSを介して相互に
接続されている。BUSは、データバス、アドレスバス
および制御バスで構成されている。
【0032】図5に示すように、上記ROMは、BUS
からの信号により制御回路(CC)を通じて全体の制御
が行われる。BUSからのアドレスデータは、一旦アド
レスラッチ(AD−L)に記憶され、制御回路(CC)
によってXデコーダ(X−DEC)およびYデコーダ
(Y−DEC)が制御され、メモリマット(M−MA
T)の所望のメモリセルが選択される。後述するよう
に、このメモリマット(M−MAT)は、複数のブロッ
クに分割されている。
【0033】データを読出すには、Yセレクト(Y−S
ELECT)によって選択されたデータ線出力をセンス
アンプ(SA)でセンスし、一旦データラッチ(DAT
A−L)に記憶した後、制御回路(CC)の制御により
出力バッファ(DOB)を介してBUSに出力する。
【0034】データを書込むには、入力バッファ(DI
B)を介してBUSから入力された書込みデータを一旦
データラッチ(DATA−L)に記憶した後、制御回路
(CC)の制御により書込み回路(WRITE)を通じ
て行う。
【0035】データの消去は、ブロック単位で行われ
る。すなわち、消去ブロック指定レジスタ(ER)によ
り消去すべきブロックを指定し、指定されたブロック内
のデータを消去回路(ERASE)を通じて一括消去す
る。
【0036】図6(a) に示すように、上記メモリマット
(M−MAT)は、一例として7つの大ブロックと1つ
の小ブロックとに分割されている。大ブロック(0〜
6)は、それぞれが8KBの容量を有するように均一分
割され、小ブロックは、さらに256B、512Bまた
は1KBの容量を有する8つのブロック(0〜7)に不
均一分割されている。
【0037】そして、同図(b) に示すように、上記15
のブロックのそれぞれに対応する15のレジスタ(7つ
の大ブロック指定用レジスタ(EBR1)と8つの小ブ
ロック指定用レジスタ(EBR2))とによって前記消
去ブロック指定レジスタ(ER)が構成されている。
【0038】次に、図1を用いて上記メモリマット(M
−MAT)の回路構成をより詳細に説明する。なお、同
図には、前記図6(a) に示す15のブロックのうち、2
つのブロック(ブロックAおよびブロックB)の各一部
のみを示してある。
【0039】ブロックAのメモリセルA0 〜A7 、ブロ
ックBのメモリセルB0 〜B7 は、コントロールゲー
ト、フローティングゲート、ソースおよびドレインから
なるnチャネル型のMISFETで構成されている。
【0040】上記MISFETは、コントロールゲート
がポリサイドで構成され、フローティングゲートが多結
晶シリコンで構成されている。また、このMISFET
のソース、ドレインは、第1データ線である半導体基板
1内のn+ 埋込み層d0 〜d8 に接続されている。
【0041】上記n+ 埋込み層d0 〜d8 は、メモリマ
ット(M−MAT)のブロック毎に分割して形成され、
トランスファMISFETT0 〜T8 を介して第2デー
タ線D0 〜D4 に接続されている。また、n+ 埋込み層
0 〜d8 と交差する方向には、メモリセルA0
7 、B0 〜B7 のコントロールゲートを兼ねたワード
線WA0〜WA15 、WB0〜WB15 が延在している。これら
のワード線WA0〜WA15 、WB0〜WB15 は、スイッチ
(SW−C)を介してXデコーダ(X−DEC)に接続
されている。
【0042】上記第2データ線D0 〜D4 は、ワード線
A0〜WA15 、WB0〜WB15 よりも上層の配線層に形成
されたAl配線で構成され、かつワード線WA0
A15 、WB0〜WB15 と交差する方向に延在している。
また、第2データ線D0 〜D4 は、第1データ線である
+ 埋込み層d0 〜d8 の2本に対して1本の割合で設
けられており、その一端はスイッチ(SW−A)を介し
てYセレクト(Y−SELECT)に接続され、他端は
スイッチ(SW−B)を介して〔VS 〕電位に接続され
ている。〔VS 〕は、回路の電源電位〔VCC〕または基
準電位(GND)である。
【0043】上記トランスファMISFETT0 〜T8
は、各ブロックにおいてn+ 埋込み層d0 〜d8 の両端
部に設けられている。また、トランスファMISFET
0〜T8 のゲート(SELO、SELE)は、スイッ
チt0 、t1 を介してブロック選択ワード線WA 、WB
に接続され、このブロック選択ワード線WA 、WB は、
Xデコーダ(X−DEC)に接続されている。
【0044】本実施例では、トランスファMISFET
0 〜T8 のゲート(SELO、SELE)がメモリセ
ルA0 〜A7 、B0 〜B7 のフローティングゲートと同
一層の多結晶シリコンで構成され、かつその寄生抵抗を
低減するため、多結晶シリコンよりも低抵抗のAl配線
20により8bit毎にシャントされている。このAl
配線20は、前記第2データ線D0 〜D4 を構成するA
l配線よりも上層の配線層に形成され、かつトランスフ
ァMISFETT0 〜T8 のゲート(SELO、SEL
E)と平行に延在している。
【0045】次に、図1〜図3を用いて上記メモリマッ
ト(M−MAT)の回路動作を説明する。
【0046】データを書込むには、まずスイッチ(SW
−A)をON、スイッチ(SW−B)をOFFにし、Y
セレクト(Y−SELECT)を介してYデコーダ(Y
−DEC)により第2データ線D0 〜D4 の電位を制御
する。また、スイッチ(SW−C)をON、スイッチ
(SW−D)をOFFにし、Xデコーダ(X−DEC)
によりワード線WA0〜WA15 、WB0〜WB15 の電位を制
御する。
【0047】ブロックの選択は、ブロック選択ワード線
A 、WB により行い、各ブロック内の埋込みN+ 層d
0 〜d8 の選択は、第2データ線D0 〜D4 とスイッチ
0、t1 とにより行う。
【0048】ブロックAのメモリセルA0 、A2 、A4
およびA6 の選択は、スイッチtをONにし、(SE
LO)に接続されたトランスファMISFETT
8 をONにすることにより行う。また、メモリセルA
1 、A3 、A5 およびA7 の選択は、スイッチt1 をO
Nにし、(SELE)に接続されたトランスファMIS
FETT0 〜T8 をONにすることにより行う(ブロッ
クBのメモリセルB0 〜B7 の選択も同様に行う)。
【0049】第2データ線D0 〜D4 の選択は、Yセレ
クト(Y−SELECT)を介してYデコーダ(Y−D
EC)により行う。第2データ線D0 〜D4 の1本(例
えばD1)を選択すると、その右隣りの第2データ線(D
2)は、GNDレベルとなり、その他の第2データ線は、
すべてフローティング状態(OPEN)となる。
【0050】例えば、メモリセルA2 にデータを書込む
場合には、図2に示すように、第2データ線は、D1
選択レベル“H”、D2 がGNDレベル(非選択レベル
“L”)、その他がフローティング状態となる。また、
(SELO)に接続されたトランスファMISFETT
0 〜T8 をONにすることにより、n+ 埋込み層d1
2 が選択レベル“H”、d3 、d4 がGNDレベル、
その他がフローティング状態となる。
【0051】この結果、メモリセルA2 のドレインに接
続されたn+ 埋込み層d2 が選択レベル“H”、ソース
に接続された埋込みN+ 層d3 がGNDレベルとなるの
で、メモリセルA2 が選択される。この時、メモリセル
0 は、n+ 埋込み層d1 、d2 が共に選択レベル
“H”となり、ソース、ドレインが同電位となるので書
込みは行われない。また、メモリセルA1 は、ソースに
接続されたn+ 埋込み層d1 が選択レベル“H”となる
が、ドレインに接続されたn+ 埋込み層d0 がフローテ
ィング状態となるので、やはり書込みは行われない。
【0052】また、メモリセルA3 にデータを書込む場
合、第2データ線は、D1 が選択レベル“H”、D2
GNDレベル、その他がフローティング状態となる。ま
た、(SELE)に接続されたトランスファMISFE
TT0 〜T8 をONにすることにより、n+ 埋込み層d
2 、d3 が選択レベル“H”、d4 、d5 がGNDレベ
ル、その他がフローティング状態となる。
【0053】この結果、メモリセルA3 のドレインに接
続されたn+ 埋込み層d3 が選択レベル“H”、ソース
に接続されたn+ 埋込み層d4 がGNDレベルとなるの
で、メモリセルA3 が選択される。なお、選択されたメ
モリセルのコントロールゲート(ワード線)に印加され
る書込み電圧〔VPP〕は、例えば12V、ドレイン(n
+ 埋込み層)に印加される電圧は、例えば6Vである。
【0054】次に、データを読出す場合、メモリセルの
選択は、前述した書込み動作と同様に行う。本実施例で
は、前記のように、多結晶シリコンからなるトランスフ
ァMISFETT0 〜T8 のゲートがAl配線20によ
りシャントされている(ちなみに、Alのシート抵抗
は、多結晶シリコンよりもさらに低抵抗の配線材料であ
るポリサイドの約1/100程度である)。
【0055】これにより、トランスファMISFETT
0 〜T8 のゲートの寄生抵抗がメモリセルA0 〜A7
0 〜B7 のコントロールゲート(ワード線WA0〜W
A15 、WB0〜WB15)の寄生抵抗よりも小さくなり、選択
されたメモリセルA0 〜A7 、B0 〜B7 のドレインが
選択レベル“H”になるまでの遅延時間(TDB) は、ワ
ード線WA0〜WA15 、WB0〜WB15 の遅延時間(TW )
よりも小さくなるので、従来技術に比べてメモリセルA
0 〜A7 、B0 〜B7 の読出し速度を大幅に短縮するこ
とができる。
【0056】一方、データの消去は、消去方式によって
動作が異なる。図3に示すように、消去方式には、ゲー
ト負バイアス方式、基板正バイアス方式、ソース/ドレ
イン方式などがある。
【0057】まず、ゲート負バイアス方式では、消去す
るブロックの選択は、ブロック選択ワード線WA 、WB
によりpチャネルMISFET(p)を介して行う。選
択されたブロック内のn+ 埋込み層d0 〜d8 には、ト
ランスファMISFETT0〜T8 を介して〔VS 〕電
位(〔VCC〕またはGND)を供給する。
【0058】そして、スイッチ(SW−A)およびスイ
ッチ(SW−C)をOFFにして選択されたブロックを
Yデコーダ(Y−DEC)およびXデコーダ(X−DE
C)から切り離し(スイッチ(SW−B)はON)、ス
イッチ(SW−D)をONにしてブロック内のワード線
に消去用の高負電位〔−VPP〕を印加する。
【0059】基板正バイアス方式の消去動作は、実質的
に上記ゲート負バイアス方式と同じであり、選択したブ
ロック内のn+ 埋込み層d0 〜d8 に消去用の高電位
〔VPP〕を印加した状態で基板側に高電位〔VPP〕(ま
たは〔VCC〕)を印加する。また、ソース/ドレイン方
式は、〔VS 〕電位を高電位〔VPP〕にし、これを選択
したブロック内のn+ 埋込み層d0 〜d8 に印加して行
う。
【0060】図7は、本実施例のフラッシュメモリの他
の回路構成であり、トランスファMISFETT0 〜T
4 がメモリセルA0 〜A7 、B0 〜B7 の2個に対して
1個の割合で設けられている。また、このトランスファ
MISFETT0 〜T4 のゲートは、Al配線20によ
りシャントされている。
【0061】上記のような回路構成を有するフラッシュ
メモリにおいても、選択されたメモリセルA0 〜A7
0 〜B7 のドレインが選択レベル“H”になるまでの
遅延時間(TDB) は、ワード線WA0〜WA15 、WB0〜W
B15 の遅延時間(TW ) よりも小さくなるので、従来技
術に比べてメモリセルA0 〜A7 、B0 〜B7 の読出し
速度を大幅に短縮することができる。
【0062】図8および図10は、本実施例のフラッシ
ュメモリのさらに他の回路構成である。図8は、隣接す
るブロック間のn+ 埋込み層d0 〜d8 にスイッチ(S
W−A)を設けた例であり、その書込みおよび読出し動
作を図9に示す。一方、図10は、第1データ線である
+ 埋込み層1本に対して第2データ線D0 〜D4 を1
本の割合で設けた例である。
【0063】図示は省略するが、これらの回路構成を有
するフラッシュメモリにおいても、トランスファMIS
FETのゲートをAl配線20でシャントすることによ
り、従来技術に比べてメモリセルA0 〜A7 、B0 〜B
7 の読出し速度を大幅に短縮することができる。
【0064】次に、図11〜図22を用いて本実施例の
フラッシュメモリ(ゲート負バイアス方式でデータの消
去を行う)の製造方法を説明する。なお、以下の説明で
は、メモリセルを構成するnチャネル型MISFETお
よびブロックを選択するトランスファMISFETの製
造方法のみを説明し、周辺回路などを構成するその他の
素子の説明は省略する。
【0065】まず、図11に示すように、シリコン単結
晶からなるp- 型の半導体基板1内にイオン注入法を用
いてp型のウエル(pウエル)2を形成した後、このp
ウエル2の主面に酸化シリコンからなる素子分離用の厚
いフィールド絶縁膜3を形成する。また、このときフィ
ールド絶縁膜3の下部にp- 形のチャネルストッパ領域
4を形成する。
【0066】続いて、メモリセル形成領域(図の左側)
の半導体基板1の主面に膜厚8〜12nm程度の第1ゲー
ト絶縁膜5aを、またトランスファMISFET形成領
域(図の右側)の半導体基板1の主面に膜厚40〜50
nm程度のゲート絶縁膜5bをそれぞれ形成する。この第
1ゲート絶縁膜5aおよびゲート絶縁膜5bは、熱酸化
法により形成した酸化シリコンからなる。
【0067】次に、図12に示すように、半導体基板1
の主面にメモリセルのフローティングゲート6aおよび
トランスファMISFETのゲートをそれぞれ構成する
第1導体層6を形成した後、この第1導体層6の上部に
酸化シリコンと窒化シリコンとの2層膜からなる第2ゲ
ート絶縁膜7を形成し、さらにこの第2ゲート絶縁膜5
の上部に酸化シリコン膜8を形成する。
【0068】上記第1導体層6は、CVD法で堆積した
膜厚200〜300nm程度のn型多結晶シリコンからな
る。多結晶シリコン膜中へのn型不純物のドープは、多
結晶シリコン膜堆積後の熱拡散により行うか、多結晶シ
リコン膜の堆積中に行う。
【0069】上記第2ゲート絶縁膜7は、上記多結晶シ
リコン膜を熱酸化してその表面に膜厚20nm程度の酸化
シリコン層を形成した後、この酸化シリコン層の上部に
CVD法で膜厚20nm程度の窒化シリコン膜を堆積して
形成する。また、上記酸化シリコン膜8は、CVD法を
用いて膜厚50〜100nm程度に堆積する。
【0070】次に、図13に示すように、上記酸化シリ
コン膜8、第2ゲート絶縁膜7および第1導体層6をス
トライプ状にパターニングし、これらの膜が除去された
領域を第1領域、これらの膜が残った領域を第2領域と
する。
【0071】図14は、上記図13の製造工程に対応す
る半導体基板1の平面図であり、メモリセルのフローテ
ィングゲートを構成する第1導体層6は、同図の縦方向
に沿ってストライプ状に延在し、トランスファMISF
ETのゲート(ワード線SELOおよびSELE)を構
成する第1導体層6は、同図の横方向に沿ってストライ
プ状に延在している(同図では、第1導体層6の上部の
第2ゲート絶縁膜7および酸化シリコン膜8の図示は省
略してある)。
【0072】同図に示すように、メモリセルのフローテ
ィングゲートを構成する第1導体層6は、8本(8ビッ
ト)毎にフィールド絶縁膜3で分離されている(なお、
図13では、上記8本の第1導体層6のうちの4本のみ
を図示してある。)また、この第1導体層6は、各ブロ
ックの端部において、1本おきにフィールド絶縁膜3の
一部と重なるように配置されている。
【0073】次に、図16に示すように、第1領域の第
1ゲート絶縁膜5aおよびゲート絶縁膜5bをエッチン
グにより除去した後、CVD法を用いて半導体基板1の
全面に膜厚20nm程度の酸化シリコン膜9を堆積する。
【0074】次に、図17に示すように、上記酸化シリ
コン膜9をマスクにしてメモリセル形成領域に不純物を
イオン注入し、950℃程度の熱処理で不純物を引伸し
拡散することにより、メモリセルのソース、ドレイン、
かつ第1データ線を構成するn+ 埋込み層10とp型半
導体領域11とを形成する。
【0075】上記n+ 埋込み層10は、n型不純物であ
るヒ素を1〜5×1015/cm2程度またはこれに加えてリ
ンを1×1015/cm2程度導入することにより形成する。
また、このn+ 埋込み層10の下部のp型半導体領域1
1は、p型不純物であるホウ素を1×1014/cm2程度導
入することにより形成する。
【0076】また、図示は省略するが、上記酸化シリコ
ン膜9をマスクにしてトランスファMISFET形成領
域にリンを1〜5×1015/cm2程度イオン注入すること
により、トランスファMISFETのソース、ドレイン
を構成するn型半導体領域を形成する。
【0077】このように、本実施例のフラッシュメモリ
の製造方法は、メモリセルのフローティングゲートを構
成する第1導体層6に対して自己整合的にn+ 埋込み層
10を形成する。従って、n+ 埋め込み層を形成する際
に使用するフォトマスクとフローティングゲート加工用
のフォトマスクとの合わせ余裕を必要する従来技術に比
べて、メモリセルサイズを微細化することができる。
【0078】また、本実施例のフラッシュメモリの製造
方法は、イオン注入法でn+ 埋込み層10を形成する
際、第1導体層6の上部の第2ゲート絶縁膜7の上に酸
化シリコン膜8が保護膜として設けられているので、イ
オン注入のダメージによる第2ゲート絶縁膜7の劣化を
有効に防止することができる。
【0079】次に、上記イオン注入のマスクに用いた酸
化シリコン膜9および第2ゲート絶縁膜7上の酸化シリ
コン膜8をエッチングにより除去した後、図18に示す
ように、熱酸化法を用いてメモリセルのn+ 埋込み層1
0の上部と第1導体層6の側壁とに膜厚100〜300
nm程度の酸化シリコン膜12を形成する。また、図示は
省略するが、このとき同時にトランスファMISFET
のn型半導体領域の上部と第1導体層6の側壁にも上記
酸化シリコン膜12を形成する。
【0080】次に、図19に示すように、CVD法を用
いて半導体基板1の全面に膜厚10〜15nm程度の窒化
シリコン膜13を堆積する。この窒化シリコン膜13
は、図示しない周辺回路形成領域の半導体基板1の表面
の酸化シリコン膜をエッチングにより除去し、新たにロ
ジック系MISFETのゲート絶縁膜を形成する際のマ
スクとして用いる。
【0081】なお、図示は省略するが、半導体基板1上
に窒化シリコン膜13を堆積する上記手段に代えて、第
1導体層6の上部の第2ゲート絶縁膜7をエッチングに
より除去した後、半導体基板1の全面に酸化シリコンと
窒化シリコンとの2層膜からなる絶縁膜、または酸化シ
リコン、窒化シリコン、酸化シリコンおよび窒化シリコ
ンの4層膜からなる絶縁膜を堆積してもよい。
【0082】上記絶縁膜は、メモリセルの第2ゲート絶
縁膜として用いられると共に、前記窒化シリコン膜13
と同様、周辺回路形成領域の半導体基板1の表面の酸化
シリコン膜をエッチングにより除去し、新たにロジック
系MISFETのゲート絶縁膜を形成する際のマスクと
して用いられる。
【0083】次に、半導体基板1の全面に第2導体層
(図示せず)を形成した後、図20および図15に示す
ように、この第2導体層をパターニングしてメモリセル
のコントロールゲート(ワード線)14を形成する。こ
の第2導体層は、CVD法を用いて堆積したn型多結晶
シリコンの上部にタングステンシリサイドを積層したポ
リサイド膜からなる。
【0084】また、このとき同時にメモリセル形成領域
の窒化シリコン膜13、第2ゲート絶縁膜7および第1
導体層6をパターニングしてフローティングゲート6a
を形成することにより、メモリセルを構成するMISF
ETが完成する。なお、除去された第1導体層6は、図
15に一点鎖線で示してある。
【0085】次に、図21に示すように、半導体基板1
の全面に層間絶縁膜15を形成し、トランスファMIS
FETのゲートを構成する第1導体層6および同図には
示さないトランスファMISFETのソース、ドレイン
のそれぞれの上部の層間絶縁膜15を開孔してコンタク
トホール16を形成した後、層間絶縁膜15の上部に第
2データ線を構成するAl配線17を形成する。
【0086】上記層間絶縁膜15は、CVD法を用いて
堆積した酸化シリコン膜とPSG(Phospho Silicate Gl
ass)膜またはBPSG(Boro Phospho Silicate Glass)
膜との2層膜からなる。また、Al配線17は、スパッ
タ法を用いて層間絶縁膜15の上部に堆積したAl−S
i−Cu合金膜をパターニングして形成する。
【0087】次に、図22に示すように、半導体基板1
の全面に層間絶縁膜18を形成し、トランスファMIS
FETのゲートを構成する第1導体層6の上部の層間絶
縁膜18を開孔してスルーホール19を形成した後、層
間絶縁膜18の上部にAl配線20を形成することによ
り、トランスファMISFETのゲートを構成する第1
導体層6をAl配線17を介してAl配線20によりシ
ャントする。
【0088】上記層間絶縁膜18は、CVD法を用いて
堆積した酸化シリコン膜の中間にスピンオングラス膜を
挟んだ3層膜からなる。また、Al配線20は、スパッ
タ法を用いて層間絶縁膜18の上部に堆積したAl−S
i−Cu合金膜をパターニングして形成する。
【0089】その後、半導体基板1の全面に図示しない
パッシベーション膜を形成することにより、本実施例の
半導体集積回路装置が完成する。このパッシベーション
膜は、CVD法で堆積した酸化シリコン膜と窒化シリコ
ン膜との積層膜からなる。
【0090】図23は、上記図22の製造工程に対応す
る半導体基板1の平面図であり、同図の横方向に沿って
トランスファMISFETのゲート(第1導体層6)が
延在し、その上部には、これと重なるようにしてシャン
ト用のAl配線20が延在している。このAl配線20
は、メモリアレイ端部のフィールド絶縁膜3の上部にお
いて、スルーホール19、Al配線20およびコンタク
トホール16を介してトランスファMISFETのゲー
ト(第1導体層6)に接続されている。
【0091】このように、本実施例によれば、多結晶シ
リコンからなるトランスファMISFETT0 〜T8
ゲートがAl配線20によりシャントされている。
【0092】これにより、トランスファMISFETT
0 〜T8 のゲートの寄生抵抗(RT) がメモリセルA0
〜A7 、B0 〜B7 のコントロールゲート(ワード線W
A0〜WA15 、WB0〜WB15)の寄生抵抗(RW ) よりも小
さくなり、選択されたメモリセルA0 〜A7 、B0 〜B
7 のドレインが選択レベル“H”になるまでの遅延時間
(TDB) は、ワード線WA0〜WA15 、WB0〜WB15 の遅
延時間(TW ) よりも小さくなるので、従来技術に比べ
てメモリセルA0 〜A7 、B0 〜B7 の読出し速度を大
幅に短縮することができる。
【0093】また、メモリセルAにデータを書込む場
合、トランスファMISFETT0 〜T8 を介してメモ
リセルAのドレインに接続されたn+ 埋込層10に書込
み電流を供給するので、トランスファMISFETT0
〜T8 のゲート幅(W)は大きい方が書込電流が大きく
なり、書込み効率が向上する。
【0094】しかし、書込み効率を向上させるためにト
ランスファMISFETT0 〜Tのゲート幅(W)を
大きくすると、そのゲート容量(寄生容量(C))
が大きくなるため、その遅延時間(TDB=CT ×RT
が大きくなり、読出し速度が低下するおそれがある。
【0095】これに対し、本実施例では、トランスファ
MISFETT0 〜T8 のゲートをAl配線20でシャ
ントすることにより、ゲートの寄生抵抗(RT ) を低減
しているので、書込み効率を低減させずに遅延時間(T
DB) を低減して読出し速度を向上させることができる。
【0096】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0097】前記実施例では、フラッシュメモリのフロ
ーティングゲートとトランスファMISFETのゲート
を同一層の多結晶シリコンで構成したが、フラッシュメ
モリのフローティングゲートとトランスファMISFE
Tのゲートを同一層のポリサイドで構成する場合や、フ
ラッシュメモリのコントロールゲートとトランスファM
ISFETのゲートを同一層の多結晶シリコンまたはポ
リサイドで構成する場合にも適用することができる。
【0098】前記実施例では、ゲート負バイアス方式で
データの消去を行うフラッシュメモリの製造方法を説明
したが、半導体基板に高電位〔VPP〕を印加してデータ
の消去を行う基板正バイアス方式のフラッシュメモリの
製造方法などにも適用することができる。
【0099】上記の場合のウエル形成方法としては、
n型の半導体基板を使用し、メモリセル形成領域にpウ
エルを形成する方法、p型の半導体基板を使用してメ
モリセル形成領域に深いnウエルを形成し、このnウエ
ル内にpウエルを形成する方法、p型の半導体基板を
使用して深いnウエルを形成し、メモリセル形成領域の
深いnウエル内にpウエルを形成する方法、などがあ
る。
【0100】前記実施例では、フラッシュメモリおよび
その製造方法を説明したが、EEPROMおよびその製
造方法に適用することもできる。
【0101】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0102】(1) 本発明によれば、不揮発性メモリのコ
ントロールゲートまたはフローティングゲートと同一の
導電材料で構成されたトランスファMISFETのゲー
トを前記導電材料よりも低抵抗の導電材料からなる配線
でシャントすることにより、トランスファMISFET
のゲートの寄生抵抗を不揮発性メモリのコントロールゲ
ート(ワード線)の寄生抵抗よりも小さくすることがで
きるので、不揮発性メモリの読出し速度を短縮すること
ができる。
【0103】(2) 本発明によれば、不揮発性メモリのフ
ローティングゲートを構成する第1導体層に対して自己
整合的に半導体領域を形成するので、この半導体領域を
形成する際に使用するフォトマスクとフローティングゲ
ート加工用のフォトマスクとの合わせ余裕を必要する従
来技術に比べてメモリセルサイズを微細化することがで
きる。
【0104】(3) 本発明によれば、イオン注入法により
半導体領域を形成する際、不揮発性メモリの第2ゲート
絶縁膜の一部を構成する窒化シリコン膜の上部に酸化シ
リコン膜を設けておくことにより、イオン注入による窒
化シリコン膜のダメージを防止することができるので、
第2ゲート絶縁膜の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である不揮発性メモリの回路
構成を示す図である。
【図2】本発明の不揮発性メモリのデータ書込み動作を
説明する図である。
【図3】本発明の不揮発性メモリのデータ読出し動作を
説明する図である。
【図4】本発明の不揮発性メモリを搭載したマイクロコ
ンピュータのブロック図である
【図5】本発明の不揮発性メモリを有するROMの回路
構成を示す図である。
【図6】(a) は、メモリマットのブロック構成を示す図
であり、(b) は、このブロック構成に対応する消去ブロ
ック指定レジスタの構成を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例である不揮発性メモリの回
路構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施例である不揮発性メモリの回
路構成を示す図である。
【図9】図8に示す不揮発性メモリの書込みおよび読出
し動作を説明する図である。
【図10】本発明の他の実施例である不揮発性メモリの
回路構成を示す図である。
【図11】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図12】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図13】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図14】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示すメモリマットの要部平面図である。
【図15】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示すメモリマットの要部平面図である。
【図16】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図17】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図18】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図19】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図20】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図21】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図22】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示す半導体基板の要部断面図である。
【図23】本発明の一実施例である不揮発性メモリの製
造方法を示すメモリマットの要部平面図である。
【符号の説明】 1 半導体基板 2 pウエル 3 フィールド絶縁膜 4 チャネルストッパ領域 5a 第1ゲート絶縁膜 5b ゲート絶縁膜 6 第1導体層 6a フローティングゲート 7 第2ゲート絶縁膜 8 酸化シリコン膜 9 酸化シリコン膜 10 n+ 埋込み層 11 p形半導体領域 12 酸化シリコン膜 13 窒化シリコン膜 14 コントロールゲート 15 層間絶縁膜 16 コンタクトホール 17 Al配線 18 層間絶縁膜 19 スルーホール 20 Al配線 A0 〜A7 メモリセル B0 〜B7 メモリセル D0 〜D4 第2データ線 d0 〜d8 + 埋込み層 p pチャネル型MISFET SW−A スイッチ SW−B スイッチ SW−C スイッチ SW−D スイッチ T0 〜T8 トランスファMISFET t0 、t1 スイッチ WA 、WB ブロック選択ワード線 WA0〜WA15 ワード線 WB0〜WB15 ワード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/788 29/792 H01L 29/78 371 (72)発明者 寺沢 正明 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 日 立超エル・エス・アイ・エンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 松原 清 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所武蔵工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ゲート絶縁膜、フローティングゲー
    ト、第2ゲート絶縁膜およびコントロールゲートを有す
    るMISFETで構成された電気的に書込み、消去可能
    な不揮発性メモリの複数をマトリクス状に配置したメモ
    リアレイを有し、前記メモリアレイは、前記不揮発性メ
    モリのコントロールゲートに接続されたワード線を1本
    以上含む複数のブロックに分割され、前記それぞれのブ
    ロック内の不揮発性メモリのソース、ドレインは、ブロ
    ック毎に分割して形成された第1データ線に接続され、
    前記第1データ線は、前記ブロックを選択するトランス
    ファMISFETを介して第2データ線に接続され、前
    記トランスファMISFETのゲートは、前記不揮発性
    メモリのコントロールゲートまたはフローティングゲー
    トと同一の導電材料により構成されてなる半導体集積回
    路装置であって、前記トランスファMISFETのゲー
    トを前記不揮発性メモリのコントロールゲートまたはフ
    ローティングゲートを構成する導電材料よりも低抵抗の
    導電材料からなる配線によりシャントしたことを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 第1データ線を半導体基板に埋込んだこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 トランスファMISFETのゲートは、
    多結晶シリコンまたはポリサイドからなり、前記トラン
    スファMISFETのゲートをシャントする配線は、A
    l系導電材料からなることを特徴とする請求項1または
    2記載の半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 トランスファMISFETのゲートをシ
    ャントする配線を第2データ線よりも上層の配線層に設
    け、前記配線を前記第2データ線と同一の配線層に設け
    た配線を介して前記トランスファMISFETのゲート
    に接続したことを特徴とする請求項1、2または3記載
    の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 トランスファMISFETのゲートをシ
    ャントする配線を前記トランスファMISFETのゲー
    トと重なるように配置したことを特徴とする請求項4記
    載の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 不揮発性メモリは、フラッシュメモリで
    あることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記
    載の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 マイクロコンピュータであることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5または6記載の半導体
    集積回路装置。
  8. 【請求項8】 第1ゲート絶縁膜、フローティングゲー
    ト、第2ゲート絶縁膜およびコントロールゲートを有す
    るMISFETで構成された電気的に書込み、消去可能
    な不揮発性メモリの製造方法であって、半導体基板上に
    第1ゲート絶縁膜、フローティングゲート用第1導体
    層、少なくともその最上層が第2ゲート絶縁膜用の窒化
    シリコン膜からなる絶縁膜および酸化シリコン膜を順次
    形成する工程、前記酸化シリコン膜、絶縁膜および第1
    導体層をストライプ状にパターニングする工程、前記ス
    トライプ状にパターニングした酸化シリコン膜をマスク
    にして半導体基板に前記半導体基板と逆導電型の不純物
    をイオン注入して半導体領域を形成する工程を有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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