JP2000031305A - And型不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

And型不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2000031305A JP10198871A JP19887198A JP2000031305A JP 2000031305 A JP2000031305 A JP 2000031305A JP 10198871 A JP10198871 A JP 10198871A JP 19887198 A JP19887198 A JP 19887198A JP 2000031305 A JP2000031305 A JP 2000031305A
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insulating film
interlayer insulating
film
floating gate
memory cell
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Atsushi Fukumoto
敦 福本
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    • H01L29/42324Gate electrodes for transistors with a floating gate

Abstract

(57)【要約】 【課題】 AND型フラッシュメモリにおいて、フロー
ティングゲート直下におけるバーズビークの発生を抑制
し、かつ層間絶縁膜の上面を平坦化する。 【解決手段】 下層フローティングゲート4bの側面を
覆うように層間絶縁膜10を気相成長法により形成し、
該層間絶縁膜10の上面を平坦化する。下層フローティ
ングゲート4b上から層間絶縁膜10上に延在するよう
に上層フローティングゲート4aを形成する。上層フロ
ーティングゲート4a上に絶縁膜11を介在してコント
ロールゲート5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、AND型不揮発
性半導体記憶装置の構造および製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図14に、従来のAND型不揮発性半導
体記憶装置の一例であるAND型フラッシュメモリにお
けるメモリセルの断面構造を示す。図14に示すよう
に、メモリセルは、ソース3およびドレイン2と、フロ
ーティングゲート4と、コントロールゲート(ワード
線)5と、絶縁膜11とを有する。ソース3およびドレ
イン2は、シリコン基板1の主表面に間隔をあけて形成
される。これらの両側にフィールド酸化膜6を形成し、
その下にチャネルストッパ18を形成する。
【0003】ソース3およびドレイン2表面上には酸化
膜17が形成される。この酸化膜17は、ソース3およ
びドレイン2の表面を熱酸化することにより形成され
る。
【0004】フローティングゲート4は、下層フローテ
ィングゲート4bと上層フローティングゲート4aとを
含む。下層フローティングゲート4bは、トンネル酸化
膜8を介在してシリコン基板1の主表面上に形成され
る。下層フローティングゲート4bの側面上には窒化膜
15および酸化膜サイドウォール16が形成される。窒
化膜15は、酸化膜17の形成の際のバーズビークを抑
制するために形成される。
【0005】上層フローティングゲート4aは、下層フ
ローティングゲート4b上から酸化膜17上に延在す
る。それにより、フローティングゲート4とコントロー
ルゲート5とのカップリング比を約0.6程度と比較的
大きくすることができる。一方、フローティングゲート
4とシリコン基板1とのカップリングは、下層フローテ
ィングゲート4bの底面の面積が小さく設定されている
ので、比較的小さく抑えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願の発明者は、上述
の従来のAND型フラッシュメモリに特有の次のような
問題を独自に見出した。この問題について、図15を用
いて説明する。図15は、図14における領域19の拡
大図である。
【0007】窒化膜15を下層フローティングゲート4
bの側面上に形成したとしても、酸化膜17のバーズビ
ークを完全に阻止することは困難であり、図15に示す
ように、バーズビーク17aが形成される。このバーズ
ビーク17aの長さにはばらつきがあるため、シリコン
基板1とフローティングゲート4間のカップリングにも
ばらつきが生じる。また、バーズビーク17aによりト
ンネル酸化膜8の両端の厚みにもばらつきが生じる。そ
のため、FN(Fowler−Nordheim)トンネリングによる
消去特性および書込特性にもばらつきが生じる。
【0008】また、それに伴い、書込/消去動作時のV
th分布が広がるため、多値技術を導入して狭帯域Vt
hを検知することが困難となる。なお、多値技術とは、
1つのセルで複数のビットのデータを保持できるように
する技術のことであり、通常は1つの基準電圧を使って
2つにしか区別しないセルの状態を複数の基準電圧を使
って3つ以上の状態に区別する。
【0009】さらに、バーズビーク17aの存在によ
り、書込/消去動作時に電子が通過する、ソース/ドレ
イン領域3,2とフローティングゲート4の端部との重
なり領域が十分に確保できなくなることが懸念される。
そのため、ソース3およびドレイン2の端部をバーズビ
ーク17aよりもフローティングゲート4の内方に延在
させる必要がある。それにより、プロセスフロー中に熱
拡散処理が多くなり、製造コストが高くなるという問題
も生じる。
【0010】さらに、下層フローティングゲート4bの
側壁上に形成された窒化膜15中には、水素イオンやホ
ールがトラップされていることが多い。この水素イオン
やホールがフローティングゲート4中の電子と結合し、
フローティングゲート4中の電子が消失することが懸念
される。つまり、フローティングゲート4に電子が注入
された状態の電荷保持特性であるリテンションが低下す
るという問題も生じる。また、窒化膜15から水素イオ
ンやホールが移動することにより、エンデュランス(書
換え耐性)が低下することも懸念される。
【0011】さらに、図14および図15に示すよう
に、酸化膜17の上面には段差が存在する。特に、酸化
膜サイドウォール16近傍やフィールド酸化膜6近傍に
おいて大きい段差が生じる。このため、上層フローティ
ングゲート4aやコントロールゲート5のパターニング
時に、段差にエッチング残渣が発生することが懸念され
る。また、酸化膜17表面の段差により、現像後のレジ
ストの側面が波状となり、上層フローティングゲート4
aやコントロールゲート5の形状がばらつくことも懸念
される。この場合には、特に消去特性に悪影響を及ぼす
ものと考えられる。
【0012】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、AND
型不揮発性半導体記憶装置において、下層フローティン
グゲート4bの周縁部直下にバーズビークが形成される
ことを抑制し、かつ上層フローティングゲート4a下の
層間絶縁膜10の平坦化を行なうとともに、リテンショ
ンやエンデュランスを向上させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るAND型
不揮発性半導体記憶装置は、複数のメモリセルと、第1
フローティングゲートと、層間絶縁膜と、第2フローテ
ィングゲートと、コントロールゲートと、メモリセルア
レイ領域と、周辺回路領域とを備える。複数のメモリセ
ルは、半導体基板の主表面上に形成される。第1フロー
ティングゲートは、主表面上に均一な厚みの第1絶縁膜
を介在して形成される。層間絶縁膜は、第1フローティ
ングゲートの側面を覆うように主表面上に気相成長法に
より形成され、平坦な上面を有する。第2フローティン
グゲートは、第1フローティングゲート上から層間絶縁
膜上に延在する。コントロールゲートは、第2フローテ
ィングゲート上に第2絶縁膜を介在して形成される。メ
モリセルアレイ領域は、内部にメモリセルが形成され
る。周辺回路領域内には、メモリセルの動作制御を行な
う周辺回路が形成される。周辺回路領域とメモリセルア
レイ領域との境界近傍に位置する境界領域の幅(図4お
よび図5におけるD1)は、コントロールゲートの延在
方向に並ぶメモリセルの第1フローティングゲート間の
間隔の1〜1.5倍である。
【0014】上記のように気相成長法により層間絶縁膜
を形成することにより、フローティングゲート直下にお
けるバーズビークの発生を阻止することができる。ま
た、層間絶縁膜の厚みを減じることにより、層間絶縁膜
上面の平坦化をも容易に行なえる。それにより、第2フ
ローティングゲートやコントロールゲートのパターニン
グ後のエッチング残渣の発生をも抑制できる。さらに、
第1フローティングゲートの側面上に窒化膜を形成する
必要もなくなる。さらに、上記の境界領域の幅を、コン
トロールゲートの延在方向におけるメモリセルの第1フ
ローティングゲート間の間隔の1〜1.5倍とすること
により、層間絶縁膜の上面を平坦化すべく厚みを減じた
際に、境界領域における層間絶縁膜の厚みが他の部分よ
りも極端に小さくなるのを回避できることを本願の発明
者は知得した。それにより、層間絶縁膜の平坦化の際に
境界領域において基板が露出する等の不具合を回避でき
る。
【0015】層間絶縁膜の上面の高さは、好ましくは、
第1フローティングゲートの上面の高さ以上である。
【0016】それにより、第2フローティングゲートが
基板側に向かって延在することを阻止でき、第2フロー
ティングゲートと基板間に不必要な容量が発生すること
を抑制できる。
【0017】本発明に係るAND型不揮発性半導体記憶
装置の製造方法は、下記の各工程を備える。半導体基板
の主表面上に第1絶縁膜、該第1絶縁膜上に第1フロー
ティングゲート、該第1フローティングゲート上にマス
ク膜を形成する。マスク膜を覆うように気相成長法によ
り層間絶縁膜を形成する。層間絶縁膜の厚みを減じるこ
とにより、層間絶縁膜の上面を平坦化するとともにマス
ク膜の上面を露出させる。マスク膜を除去するとともに
層間絶縁膜の厚みをさらに減じる。第1フローティング
ゲート上から層間絶縁膜上に延在する第2フローティン
グゲートを形成する。第2フローティングゲート上に第
2絶縁膜を介在してコントロールゲートを形成する。
【0018】上記のように気相成長法により層間絶縁膜
を形成することにより、バーズビークの発生を阻止でき
るとともに、第1フローティングゲートの側面上に窒化
膜を形成する必要もなくなる。また、第1フローティン
グゲート上にマスク膜を形成することにより、層間絶縁
膜の厚みを減じる際のダメージが第1フローティングゲ
ートに加わるのを阻止できる。さらに、層間絶縁膜の厚
みを減じることにより、層間絶縁膜の上面の平坦化をも
行なえる。
【0019】上記のマスク膜を除去する工程は、好まし
くは、下記の第1および第2エッチング工程を備える。
第1エッチング工程は、層間絶縁膜をエッチングして層
間絶縁膜の上面をマスク膜の上面より低くする工程であ
る。第2エッチング工程は、第1エッチング工程後にマ
スク膜および層間絶縁膜をエッチングすることにより、
第1フローティングゲートの上面を露出させるとともに
層間絶縁膜の上面の高さを第1フローティングゲートの
上面の高さ以上とする工程である。
【0020】第1エッチング工程で層間絶縁膜の上面を
マスク膜の上面よりも低くすることにより、第2エッチ
ング工程でマスク膜および層間絶縁膜をエッチングして
層間絶縁膜の上面の高さを第1フローティングゲートの
上面の高さとほぼ等しいかそれより若干高くすることが
できる。特に、層間絶縁膜の上面の高さと第1フローテ
ィングゲートの上面の高さとを等しくした場合には、第
2フローティングゲートおよびコントロールゲートの下
地を平坦化でき、それらのパターニングを容易に行なえ
る。
【0021】層間絶縁膜は、好ましくは酸化膜であり、
マスク膜は好ましくは窒化膜を含む。この場合には、第
1エッチング工程は、フッ酸を用いたウェットエッチン
グ工程を含み、第2エッチング工程は、熱リン酸を用い
たウェットエッチング工程を含む。
【0022】また、マスク膜は、酸化膜とその上に形成
されたポリシリコン膜とを含むものであってもよい。こ
の場合には、第1エッチング工程は、フッ酸を用いたウ
ェットエッチング工程を含み、第2エッチング工程は、
フッ酸および硝酸を用いたウェットエッチング工程を含
む。
【0023】このようにマスク膜が酸化膜とポリシリコ
ン膜とを含むことにより、マスク膜として窒化膜を用い
る場合と比べ第1フローティングゲートの変形を抑制で
きる。それにより、第1フローティングゲートの変形に
伴う基板での結晶欠陥の発生を抑制でき、不揮発性半導
体記憶装置の信頼性を向上することができる。
【0024】AND型不揮発性半導体記憶装置は、好ま
しくは、第1と第2フローティングゲートおよびコント
ロールゲートを有する複数のメモリセルが形成されるメ
モリセルアレイ領域と、このメモリセルアレイ領域と隣
接して配置されメモリセルの動作制御を行なう周辺回路
が形成される周辺回路領域とを有する。この場合、メモ
リセルアレイ領域と周辺回路領域間の境界近傍に位置す
る境界領域の幅は、コントロールゲートの延在方向に並
ぶメモリセルの第1フローティングゲート間の間隔の1
〜1.5倍である。そして、層間絶縁膜の厚みを減じる
工程は、好ましくは、CMP(Chemical Mechanical Po
liching )により層間絶縁膜の厚みを減じるとともに層
間絶縁膜の上面を平坦化する工程を含む。なお、境界領
域の幅とは、本願明細書では、図5に示すように、周辺
回路領域内の導電層20のメモリセルアレイ領域側の端
部と、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域との境界線
に最も近い第1フローティングゲート(下層フローティ
ングゲート4b)間の間隔D1のことを称するものと定
義する。
【0025】上記のように境界領域の幅を規定すること
により、CMPによって層間絶縁膜の厚みを減じた際
に、境界領域における層間絶縁膜が極端に薄くなること
を抑制できる。それにより、CMPによって層間絶縁膜
の厚みを減じる際に境界領域における基板表面が露出す
る等の不具合を回避でき、容易かつ安定して層間絶縁膜
の厚みを減じるとともにその上面を平坦化することがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図13を用いて、こ
の発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明
に係るAND型フラッシュメモリのメモリセルアレイ領
域100の平面図である。なお、説明の便宜上、上層フ
ローティングゲート4aまでを図示している。
【0027】図1に示すように、メモリセルアレイ領域
100内には複数のメモリセルが形成される。各メモリ
セルは、ドレイン2、ソース3、フローティングゲート
4およびコントロールゲート(図示せず)を備える。フ
ローティングゲート4は、上層フローティングゲート4
aと下層フローティングゲート4bとを含む。
【0028】複数のフィールド酸化膜6が、互いに平行
に形成される。このフィールド酸化膜6間に位置するド
レイン2およびソース3は、フィールド酸化膜6に沿っ
て互いに連結される。また、コントロールゲートは、フ
ィールド酸化膜6の長手方向と直交する方向に延在する
ように設けられる。
【0029】図2に、1つのメモリセル7を示す。この
図に示すように、上層フローティングゲート4aは、ド
レイン2およびソース3上に延在する。コントロールゲ
ート(ワード線)5は、上層フローティングゲート4a
上に絶縁膜を介在して設けられる。
【0030】図3に、図2におけるIII−III線に
沿う断面図を示す。図3に示すように、シリコン基板1
の主表面にはドレイン2およびソース3が間隔をあけて
形成される。ドレイン2とソース3の構造は異なってお
り、ソース3側にのみp型不純物領域が設けられてい
る。下層フローティングゲート4bは、シリコン基板1
の主表面上にトンネル酸化膜8を介在して形成される。
下層フローティングゲート4bの側面上には、直接酸化
膜サイドウォール9が形成される。酸化膜サイドウォー
ル9を覆うように主表面上に層間絶縁膜10を形成す
る。この層間絶縁膜10は、たとえばシリコン酸化膜に
より構成され、気相成長法により形成される。そのた
め、下層フローティングゲート4bの周縁部直下にバー
ズビークが発生せず、トンネル酸化膜8は均一な厚みを
有する。
【0031】また、層間絶縁膜10の上面は平坦化され
ている。それにより、後述する上層フローティングゲー
ト4aやコントロールゲート5のパターニングの際にエ
ッチング残渣が発生することを効果的に抑制でき、それ
らのパターニングを容易に行なうことができる。
【0032】なお、図3では、下層フローティングゲー
ト4bの上面と層間絶縁膜10の上面とが同一の高さと
なっているが、層間絶縁膜10の上面が下層フローティ
ングゲート4bの上面よりも若干高くなるように設定さ
れてもよい。それにより、上層フローティングゲート4
aがシリコン基板1側に向かって延びることを回避で
き、上層フローティングゲート4aとシリコン基板1間
に不必要な容量が発生することを効果的に抑制できる。
【0033】下層フローティングゲート4b上から層間
絶縁膜10上に延在するように上層フローティングゲー
ト4aが形成される。この上層フローティングゲート4
aを覆うように層間絶縁膜10上に絶縁膜11が形成さ
れる。絶縁膜11の材質としては、たとえば酸化膜/窒
化膜/酸化膜/窒化膜からなる積層膜を挙げることがで
きる。
【0034】絶縁膜11上にコントロールゲート5が形
成される。コントロールゲート5は、たとえば、ドープ
トポリシリコン膜5aと、高融点金属シリサイド膜5b
との積層膜により構成される。
【0035】次に、図4と図5とを用いて、本発明に係
るAND型フラッシュメモリのさらなる特徴について説
明する。なお、図4および図5には、説明の便宜上、下
層フローティングゲート4b上に後述するマスク膜が形
成された状態を示している。
【0036】図4と図5を参照して、メモリセルアレイ
領域100と隣接して周辺回路領域200が配置され
る。周辺回路領域200内には、メモリセルの動作制御
を行なう周辺回路が形成される。本願明細書において
は、周辺回路領域200に最も近い下層フローティング
ゲート4bと、周辺回路領域とメモリセルアレイ領域と
の境界21(周辺回路領域200内の導電膜20あるい
はマスク膜22のメモリセルアレイ領域100側端部)
間に位置する領域を境界領域と称する。
【0037】上記の境界領域の幅D1が、コントロール
ゲート(図示せず)の延在方向に並ぶ2つのメモリセル
の下層フローティングゲート4b間の間隔D2の1〜
1.5倍であることが好ましい。
【0038】幅D1をこのような範囲内とすることによ
り、層間絶縁膜10の厚みを減じてその上面を平坦化す
る際に、境界領域上に位置する層間絶縁膜10が層間絶
縁膜10の他の部分よりも早く削られるのを阻止できる
ことを本願の発明者は知得した。それにより、層間絶縁
膜10の厚みを減じる際に、上記の境界領域におけるシ
リコン基板1の表面が露出する等の不具合を回避でき、
層間絶縁膜10の厚みを減じる処理が容易に行なえる。
そればかりでなく、層間絶縁膜10の厚みを減じた後の
フラッシュメモリの信頼性をも向上させることができ
る。
【0039】次に、図6〜図13を用いて、本発明に係
るAND型フラッシュメモリの製造方法について説明す
る。
【0040】図6を参照して、周知の方法で400nm
程度の厚みのフィールド酸化膜6およびチャネルストッ
パ18を形成した後、フィールド酸化膜6に挟まれた領
域に10nm程度の厚みの薄い酸化膜を形成する。これ
が、トンネル酸化膜8となる。この薄い酸化膜上に10
0nm程度の厚みのポリシリコン膜と150nm程度の
厚みの窒化膜とを順に成膜し、0.4μm程度の幅にそ
れらをパターニングする。それにより、下層フローティ
ングゲート4bとマスク膜12を形成する。
【0041】次に、ソース3の形成領域にボロンを注入
する。注入条件は、たとえば30keV,1.0×10
14cm-2である。それにより、ソース3側にのみp型不
純物領域を形成する。次に、マスク膜12をマスクとし
て用いて、ソース3側とドレイン2側との双方に砒素を
注入する。注入条件は、ソース側において50keV,
3.5×1014cm-2であり、ドレイン側において50
keV,6.0×10 15cm-2である。
【0042】次に、200nm程度の厚みの酸化膜を堆
積した後、等方性エッチング処理を施す。それにより、
酸化膜サイドウォール9を形成する。その後、酸化膜サ
イドウォール9およびマスク膜12をマスクとして用い
て、砒素をソース3側とドレイン2側とに注入する。注
入条件は、50keV,3.0×1015cm-2である。
上記のようにマスク膜12を形成することにより、ソー
ス/ドレイン領域のための不純物注入の際に下層フロー
ティングゲート4bを保護することができる。
【0043】次に、図7に示すように、CVD(Chemic
al Vapor Deposition )法により全面にシリコン酸化膜
等の絶縁膜を堆積する。より詳しくは、たとえば750
℃でTEOS酸化膜を300nm程度堆積する。
【0044】次に、図8を参照して、CMPやエッチバ
ック等の技術を用いて、絶縁膜10aの厚みを減じる。
それにより、絶縁膜10aの上面を平坦化するとともに
マスク膜12の上面を露出させる。CMPを採用する場
合には、前述のようにメモリセル領域と周辺回路領域間
の境界領域の幅D1を、コントロールゲートの延在方向
に並ぶメモリセルの下層フローティングゲート4b間の
間隔D2の1〜1.5倍とすることにより、境界領域に
おいて絶縁膜10aが削れすぎることを効果的に抑制す
ることができる。それにより、フラッシュメモリの信頼
性を向上させることができる。
【0045】次に、図9を参照して、絶縁膜10aをウ
エットエッチングする。絶縁膜10aがシリコン酸化膜
である場合には、フッ酸を用いてウエットエッチングす
る。それにより、絶縁膜10aの上面をマスク膜12の
上面よりも低くする。このとき、マスク膜12の底面か
ら絶縁膜10aの上面までの厚みtは、後の工程でマス
ク膜12をウエットエッチングする際に絶縁膜10aが
エッチングされる厚みと等しくしておく。つまり、この
厚みtは、マスク膜12をウエットエッチングする際の
絶縁膜10aとのエッチング選択比を考慮した値とな
る。
【0046】次に、図10を参照して、ウエットエッチ
ングによりマスク膜12を除去する。マスク膜12が窒
化膜である場合には、熱リン酸を用いてウエットエッチ
ングを行なう。それにより、マスク膜12を除去すると
ともに、絶縁膜10aも厚みt分だけエッチングされ
る。その結果、露出した下層フローティングゲート4b
の上面4b1の高さと、層間絶縁膜10の上面10bの
高さが等しくなる。なお、厚みtの値を調整することに
より、上面10bを上面4b1より高くすることができ
る。
【0047】ここで、図13を用いて、マスク膜12の
構造の変形例について説明する。図13に示すように、
マスク膜12を、酸化膜12bとポリシリコン膜12a
とで構成してもよい。この場合、酸化膜12bの厚みは
15nm程度であり、ポリシリコン膜12aの厚みは1
50nm程度であればよい。ポリシリコン膜12aおよ
び酸化膜12bは、CVD法により形成できる。
【0048】窒化膜を下層フローティングゲート4b上
に直接形成した場合には、窒化膜中にトラップされてい
る水素イオンやホールが下層フローティングゲート4b
中に移動することが考えられる。しかしながら、本変形
例のように酸化膜12bとポリシリコン膜12aとの積
層構造を採用することにより、水素イオンやホールのフ
ローティングゲート中への侵入を阻止できる。それによ
り、フラッシュメモリの信頼性(電荷保持特性、書換え
耐性)の向上が可能となる。
【0049】また、上記の積層構造を採用することによ
り、窒化膜を直接下層フローティングゲート4b上に形
成する場合よりも下層フローティングゲート4bに加わ
るストレスを軽減できる。それにより、下層フローティ
ングゲート4bの変形を抑制でき、この変形に伴うシリ
コン基板1中における結晶欠陥の発生をも抑制できる。
このことも、フラッシュメモリの信頼性の向上に寄与し
得る。
【0050】上記のようにマスク膜12を酸化膜12b
とポリシリコン膜12aとの積層構造で構成した場合に
は、図9の段階での絶縁膜10aのエッチングはフッ酸
を用いたウェットエッチングにより行なえ、図10の段
階でのマスク膜12のエッチングはフッ酸および硝酸を
用いたウエットエッチングにより行なえる。この場合
も、前述の場合と同様に、層間絶縁膜10の上面10b
と下層フローティングゲート4bの上面4b1の高さを
揃えることができる。
【0051】次に、図11を参照して、CVD法等を用
いて、不純物をドープしたポリシリコン膜を成膜する。
このドープトポリシリコン膜をパターニングすることに
より、上層フローティングゲート4aを形成する。この
とき、層間絶縁膜10の上面10bが平坦化されている
ので、エッチング残渣が発生することを効果的に抑制で
き、上層フローティングゲート4aのパターニングが容
易に行なえる。
【0052】次に、図12を参照して、上層フローティ
ングゲート4aを覆うように薄い絶縁膜11を堆積す
る。たとえば、CVD法により、5nm程度の厚みのT
EOS(Tetraethyl Orthoslicate )、9nm程度の厚
みのシリコン窒化膜(Si3 4 )、3nm程度の厚み
のTEOSおよび13nm程度の厚みのシリコン窒化膜
を順次堆積する。
【0053】次に、絶縁膜11を覆うように100nm
程度の厚みのドープトポリシリコン膜を成膜し、その上
に100nm程度の厚みのWsi等の高融点金属シリサ
イド膜5bを堆積する。高融点金属シリサイド膜5b上
に200nm程度のTEOS等の酸化膜13を堆積し、
その上に150nm程度の厚みのドープトポリシリコン
膜14を堆積する。
【0054】ポリシリコン膜14上にレジスト(図示せ
ず)を塗布し、それをワード線方向にパターニングす
る。このレジストを用いてポリシリコン膜14と酸化膜
13とを順にエッチングする。その後、レジストを除去
し、ポリシリコン膜14と酸化膜13とをマスクとして
用いて、高融点金属シリサイド膜5b、ドープトポリシ
リコン膜5a、絶縁膜11およびフローティングゲート
4を順にエッチングする。以上の工程を経て、メモリセ
ルが形成されることとなる。
【0055】以上のようにこの発明の実施の形態につい
て説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更が含まれる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フローティングゲートの形成時に熱酸化処理を施す
必要がないので、フローティングゲート下にバーズビー
クが形成されることを阻止できる。それにより、書込/
消去動作時にFNトンネリングで電子が通過するトンネ
ル絶縁膜の厚みを均一に制御することができる。その結
果、メモリセルアレイ内での書込/消去特性のばらつき
を抑制することができる。これに伴い、書込/消去後の
Vth分布幅を狭帯化できる。それにより、多値メモリ
として複数のレベルにVthを分布させることができる
ので、将来の高集積化が可能となる。
【0057】また、層間絶縁膜の上面の平坦化を行なえ
るので、第2フローティングゲートやコントロールゲー
トのパターニングを容易に行なえる。
【0058】さらに、フローティングゲートの形成時に
熱酸化処理を施す必要がないので、フローティングゲー
トの側壁上に窒化膜を形成する必要がなくなる。それに
より、リテンションやエンデュランスなどの信頼性を向
上することができる。
【0059】さらに、メモリセルアレイ領域と周辺回路
領域間の境界領域の幅を適切に調整することにより、層
間絶縁膜の上面の平坦化を容易に行なえるとともに、A
ND型不揮発性半導体記憶装置の信頼性をも向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 AND型フラッシュメモリのメモリセルアレ
イ領域の平面図である。
【図2】 1つのメモリセルを示す平面図である。
【図3】 図2におけるIII−III線に沿う断面図
である。
【図4】 下層フローティングゲート間の間隔D2と、
メモリセルアレイ領域と周辺回路領域間の境界領域の幅
D1の関係を説明するための平面図である。
【図5】 図4におけるV−V線に沿う断面図である。
【図6】 本発明に係るAND型フラッシュメモリの製
造工程の特徴的な第1工程を示す断面図である。
【図7】 本発明に係るAND型フラッシュメモリの製
造工程の特徴的な第2工程を示す断面図である。
【図8】 本発明に係るAND型フラッシュメモリの製
造工程の特徴的な第3工程を示す断面図である。
【図9】 本発明に係るAND型フラッシュメモリの製
造工程の特徴的な第4工程を示す断面図である。
【図10】 本発明に係るAND型フラッシュメモリの
製造工程の特徴的な第5工程を示す断面図である。
【図11】 本発明に係るAND型フラッシュメモリの
製造工程の特徴的な第6工程を示す断面図である。
【図12】 本発明に係るAND型フラッシュメモリの
製造工程の特徴的な第7工程を示す断面図である。
【図13】 本発明に係るマスク膜の構造の変形例を示
す断面図である。
【図14】 従来のAND型フラッシュメモリのメモリ
セルの断面図である。
【図15】 図14における領域19を拡大した断面図
である。
【符号の説明】
1 シリコン基板、2 ドレイン、3 ソース、4 フ
ローティングゲート、4a 上層フローティングゲー
ト、4b 下層フローティングゲート、4b1,10b
上面、5 コントロールゲート(ワード線)、5a,
14 ドープトポリシリコン膜、5b 高融点金属シリ
サイド膜、6 フィールド酸化膜、7 メモリセル、8
トンネル酸化膜、9,16 酸化膜サイドウォール、
10 層間絶縁膜、11,10a 絶縁膜、12,22
マスク膜、12a ポリシリコン膜、12b,13,
17 酸化膜、15 窒化膜、21 境界、100 メ
モリセルアレイ領域、200 周辺回路領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA25 AA30 AA43 AB02 AB04 AD17 AD23 AD53 AD62 AD63 AF06 AF07 AF20 AG21 AG29 5F083 EP04 EP05 EP14 EP27 EP52 EP53 EP56 EP63 EP68 EP79 ER22 GA30 JA04 JA32 JA35 JA39 NA04 NA08 PR05 PR06 PR21 PR40 ZA21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の主表面上に形成された複数
    のメモリセルと、 前記主表面上に均一な厚みの第1絶縁膜を介在して形成
    された前記メモリセルの第1フローティングゲートと、 前記第1フローティングゲートの側面を覆うように前記
    主表面上に気相成長法により形成され、平坦な上面を有
    する層間絶縁膜と、 前記第1フローティングゲート上から前記層間絶縁膜上
    に延在する前記メモリセルの第2フローティングゲート
    と、 前記第2フローティングゲート上に第2絶縁膜を介在し
    て形成された前記メモリセルのコントロールゲートと、 前記メモリセルが形成されるメモリセルアレイ領域と、 前記メモリセルの動作制御を行なう周辺回路が形成さ
    れ、前記メモリセルアレイ領域との境界近傍に位置する
    境界領域の幅が前記コントロールゲートの延在方向に並
    ぶ前記メモリセルの前記第1フローティングゲート間の
    間隔の1〜1.5倍である周辺回路領域と、を備えた、
    AND型不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記層間絶縁膜の上面の高さは、前記第
    1フローティングゲートの上面の高さ以上である、請求
    項1に記載のAND型不揮発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板の主表面上に第1絶縁膜、該
    第1絶縁膜上に第1フローティングゲート、該第1フロ
    ーティングゲート上にマスク膜を形成する工程と、 前記マスク膜を覆うように気相成長法により層間絶縁膜
    を形成する工程と、 前記層間絶縁膜の厚みを減じることにより、前記層間絶
    縁膜の上面を平坦化するとともに前記マスク膜の上面を
    露出させる工程と、 前記マスク膜を除去するとともに前記層間絶縁膜の厚み
    をさらに減じる工程と、 前記第1フローティングゲート上から前記層間絶縁膜上
    に延在する第2フローティングゲートを形成する工程
    と、 前記第2フローティングゲート上に第2絶縁膜を介在し
    てコントロールゲートを形成する工程と、を備えた、A
    ND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記マスク膜を除去する工程は、 前記層間絶縁膜をエッチングして前記層間絶縁膜の上面
    を前記マスク膜の上面より低くする第1エッチング工程
    と、 前記第1エッチング工程後に前記マスク膜および前記層
    間絶縁膜をエッチングすることにより、前記第1フロー
    ティングゲートの上面を露出させるとともに前記層間絶
    縁膜の上面の高さを前記第1フローティングゲートの上
    面の高さ以上とする第2エッチング工程とを含む、請求
    項3に記載のAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記層間絶縁膜は酸化膜であり、前記マ
    スク膜は窒化膜を含み、 前記第1エッチング工程は、フッ酸を用いたウェットエ
    ッチング工程を含み、 前記第2エッチング工程は、熱リン酸を用いたウェット
    エッチング工程を含む、請求項4に記載のAND型不揮
    発性半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記層間絶縁膜は酸化膜であり、前記マ
    スク膜は酸化膜とその上に形成されたポリシリコン膜と
    を含み、 前記第1エッチング工程は、フッ酸を用いたウェットエ
    ッチング工程を含み、 前記第2エッチング工程は、フッ酸および硝酸を用いた
    ウェットエッチング工程を含む、請求項4に記載のAN
    D型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記AND型不揮発性半導体記憶装置
    は、前記第1と第2フローティングゲートおよび前記コ
    ントロールゲートを有する複数のメモリセルが形成され
    るメモリセルアレイ領域と、該メモリセルアレイ領域と
    隣接して配置され前記メモリセルの動作制御を行なう周
    辺回路が形成される周辺回路領域とを有し、 前記メモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域間の境界
    近傍に位置する境界領域の幅は、前記コントロールゲー
    トの延在方向に並ぶ前記メモリセルの前記第1フローテ
    ィングゲート間の間隔の1〜1.5倍であり、 前記層間絶縁膜の厚みを減じる工程は、 CMP(Chemical Mechanical Poliching )により前記
    層間絶縁膜の厚みを減じるとともに前記層間絶縁膜の上
    面を平坦化する工程を含む、請求項3から6のいずれか
    に記載のAND型不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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