JPH0660774A - 電気車におけるバッテリ闇電流遮断装置 - Google Patents

電気車におけるバッテリ闇電流遮断装置

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JPH0660774A
JPH0660774A JP20683892A JP20683892A JPH0660774A JP H0660774 A JPH0660774 A JP H0660774A JP 20683892 A JP20683892 A JP 20683892A JP 20683892 A JP20683892 A JP 20683892A JP H0660774 A JPH0660774 A JP H0660774A
Authority
JP
Japan
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battery
hood
connector
control circuit
side connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP20683892A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shiratani
博 白谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリから制御回路へ流れる微少な闇電流
を遮断し、バッテリの過放電を防止するとともに、バッ
テリフードを開放して充電装置によるバッテリの充電時
に水素ガスをバッテリケース外部ヘ放出して安全性を高
める。 【構成】 車体フレーム1の側面に制御回路側コネクタ
11を固定し、該コネクタ11に接続されるバッテリ側
コネクタ13の前面に操作片15を支持する。又、操作
片15の下面にバッテリフード4に支持した引き離しレ
バー17下端の引き離しロッド20を当接する。バッテ
リケース2とバッテリフード4との間には、バッテリフ
ード4を蝶番5を中心に上方へ回動するバネ10を介在
する。シート7から運転者が離れた状態でバネ10によ
りバッテリフード4が開放されるとき、引き離しレバー
17が操作片15を介してバッテリ側コネクタ13を上
方へ移動し制御回路側コネクタ11から離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばバッテリ式フォ
ークリフト等の電気車におけるバッテリ闇電流遮断装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バッテリ式フォークリフトにお
いては図7に示すように車体フレーム1上にバッテリケ
ース2を介してバッテリ3が搭載されている。又、この
バッテリケース2の上部にはバッテリフード4が開閉回
動可能に支持され、該バッテリフード4上面には運転者
用シート7が装着されている。
【0003】前記バッテリ3から出力された直流電流は
図6に示すように走行用モータ35に供給されるように
なっている。又、この走行用モータ35はトランジスタ
36のオン・オフ制御を行なう制御回路32を備えてい
る。さらに、前記バッテリ3にはフォークリフト上に搭
載された充電装置34が接続されている。この充電装置
34は前記制御回路32からの制御信号により制御動作
される。又、前記バッテリ3と制御回路32との間には
バッテリ側コネクタ13、該コネクタ13に接続される
制御回路32側のコネクタ11が介在されている。そし
て、フォークリフトの異常動作時において図7に示す車
体フレーム1側に固定されたコネクタ11からバッテリ
側のコネクタ13を引き離すことにより、図6に示す走
行用モータ35を手動にて緊急に停止するようになって
いる。
【0004】さらに、キースイッチ33のオフ状態にお
いても充電装置34によりバッテリ3への充電が行える
ように、キースイッチ33の上流側より制御回路32へ
の電源を供給するようにしている。
【0005】なお、バッテリフード4は、バッテリ3の
出し入れの際、開放されるとともに、充電時にバッテリ
3から少量の水素ガスが発生するので、この場合にも安
全のためバッテリフード4を中途開放して水素ガスを逃
がすようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した充電装置にお
いては、図6の破線で示すようにバッテリ側コネクタ1
3と制御回路32側のコネクタ11とを接続した状態
で、バッテリ3から制御回路32を通ってバッテリ3に
戻る微少な闇(リーク)電流が常時流れることになる。
両コネクタ13,11を接続したまま長期間放置してい
ると、前述した闇電流によりバッテリ3が過放電状態に
至り、最終的には使用不能となってしまうという問題が
あった。
【0007】この発明の目的は上記従来技術に存する問
題点を解消して、闇電流によるバッテリの過放電を防止
することができるとともに、充電時にバッテリケース内
で発生する水素ガスのバッテリケース外部への放出を確
実に行い、安全性を高めることができる電気車における
バッテリ闇電流遮断装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、車体フレーム上にバッテリケースを載置
し、該バッテリケースの上部開口を開閉する回動式のバ
ッテリフードを装着し、該フードの上面に運転者用シー
トを配置し、前記バッテリフードは運転者がシートから
離れると開放されるように付勢部材により開口方向に付
勢され、前記バッテリの出力側と走行用モータ等の駆動
機構を制御する制御回路側とを電源遮断用のコネクタに
より電路の遮断可能に接続した電気車において、前記制
御回路側のコネクタを車体フレーム側に取り付け、前記
バッテリフードには付勢部材による該フードの開放動作
時にバッテリ側のコネクタを前記制御回路側のコネクタ
から引き離すコネクタ引離機構を設けるという手段をと
っている。
【0009】
【作用】この発明は運転者がシートから離れると付勢部
材によりシートがバッテリフードとともに上方に回動さ
れ、この回動動作によりバッテリ側コネクタがコネクタ
引離機構により制御回路側のコネクタから離脱される。
従って、運転者がシートから離れた状態においてバッテ
リから制御回路への微少な闇電流が遮断され、バッテリ
の過放電が抑制される。
【0010】又、バッテリフードが開放されているの
で、バッテリの充電時においてバッテリから発生する水
素ガスがバッテリケース外部に放出され、安全性が向上
する。
【0011】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
〜図4、図6に基づいて説明する。
【0012】図4に示すように車体フレーム1上にはバ
ッテリ収納ケース2が載置され、該ケース2内にはバッ
テリ3が収容されている。又、前記収納ケース2の上端
後側縁にはバッテリフード4が蝶番5を介して上方への
開閉回動可能に装着されている。なお、6はバッテリ収
納ケース2とバッテリフード4との間に設けたショック
アブソーバである。
【0013】前記バッテリフード4の上方面には運転者
用シート7が装着されている。図1に示すように前記バ
ッテリフード4の下面にはピン8が下向きに支持され、
バッテリケース2の内側面にはバネ受板9が水平に支持
され、前記ピン8に緩く嵌合した付勢部材としてのコイ
ル状のバネ10をバネ受板9に当接している。そして、
図1に示すようにシート7に運転者が着席している場合
には前記バネ10を圧縮してバッテリフード4がバッテ
リ収納ケース2の上部開口を閉鎖する位置に保持される
ようにしている。反対に、シート7から運転者が離れた
場合には図2に示すようにバネ10の上方への弾性力に
より、バッテリフード4が開放されるようにしている。
前記車体フレーム1の前側面にはフレーム側、つまり制
御回路側コネクタ11がビスにより固着されている。こ
のコネクタ11はリード線12により図6に示すように
制御回路32に接続される。
【0014】又、この制御回路側コネクタ11にはバッ
テリ側コネクタ13が取外し可能に嵌合されている。こ
のコネクタ13は可撓導線14によりバッテリ3に接続
されている。前記バッテリ側コネクタ13の前側面には
操作片15がビス16により取付られている。この操作
片15は前記バッテリフード4側に取着した引離機構K
を構成する引き離しレバー17によってバッテリフード
4が上方に回動されたとき、操作片15が持ち上げられ
てバッテリ側コネクタ13が制御回路側コネクタ11か
ら引き離されるようにしている。
【0015】前記引き離しレバー17はバッテリフード
4の内部に形成した一対の係止リング18に挿通される
支持軸19と、前記操作片15の下面に当接する引き上
げロッド20と、前記支持軸19と引き上げロッド20
とを連結する連結ロッド21とにより構成されている。
【0016】次に、前記のように構成したバッテリ式フ
ォークリフトの作用を説明する。図1はシート7上に運
転者が着席していて、バッテリフード4が閉鎖位置に保
持されるとともに、バッテリ側コネクタ13が制御回路
側コネクタ11に接続された状態を示す。
【0017】この状態において、運転者がシート7から
離れると、バッテリフード4はバネ10の上方への弾性
力により蝶番5を中心に図1の時計回り方向に回動され
る。この結果、引き離しレバー17を介してバッテリ側
コネクタ13が制御回路側コネクタ11から引き外され
る。従って、図6においてバッテリ3と制御回路32と
を結ぶ回路に微少の闇電流が流れることはなく、バッテ
リ3が過放電を起こすのを防止することが可能となる。
【0018】又、図2に示す状態においては、バッテリ
フード4が開放されるため、バッテリ3に充電装置34
によって充電作業を行なう際、バッテリ3から発生する
水素ガスがバッテリ収納ケース2内に充満することはな
く、外部に放出されるため安全性を高めることができ
る。
【0019】前記実施例においては図2に示す開放状態
から図1に示すバッテリフード4の閉鎖状態に戻す際に
は、手動によりバッテリ側コネクタ13を制御回路側コ
ネクタ11に接続する必要がある。
【0020】次に、この発明の別の実施例を図5に基づ
いて説明する。この実施例においては、バッテリフード
4を開放した状態から、運転者によりシート7とともに
閉鎖位置に戻す際、引き離しレバー17によってバッテ
リ側コネクタ13が自動的に制御回路側コネクタ11に
接続されるように構成されている。
【0021】すなわち、引き離しロッド20の先端部に
連結具25を介してロックレバー26を水平回動可能に
支持し、該レバー26と前記引き離しロッド20との間
に前記操作片15を挟持する。そして、バッテリフード
4が閉鎖状態においてバッテリ側コネクタ13の開放を
許容するとともに、開放状態から閉鎖状態に移動する
際、両コネクタ11,13の接続を可能としている。
【0022】又、運転者が異常時にコネクタ13を引き
離す場合には、ロックレバー26の操作部26aを回動
して操作片15を開放すればよい。なお、この発明は前
記実施例に限定されるものではなく、次のように具体化
することもできる。
【0023】(1)前記引き離しレバー17を図示しな
いがワイヤーに変更すること。 (2)前記実施例ではフォークリフトに具体化したが、
これをその他の産業車両に具体化すること。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は運転者
がシートから離れた状態においては、シートとともにバ
ッテリ側コネクタを制御回路側コネクタから離脱してバ
ッテリから制御回路へ流れる微少な闇電流を遮断し、バ
ッテリの過放電を防止することができるとともに、バッ
テリフードを開放して充電装置による充電時に水素ガス
をバッテリケース外部へ放出して安全性を高めることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明をバッテリ式フォークリフトに具体化
した一実施例を示す要部の断面図である。
【図2】バッテリフードが開放された要部の断面図であ
る。
【図3】要部のみの斜視図である。
【図4】フォークリフトの全体を示す正面図である。
【図5】この発明の別の実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【図6】走行用モータの電気回路図である。
【図7】従来のバッテリ側コネクタと制御回路側コネク
タとの関係を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車体フレーム、2 バッテリ収納ケース、3 バッ
テリ、4 バッテリフード、7 運転者用シート、10
付勢部材としてのバネ、11 制御回路側コネクタ、
13 バッテリ側コネクタ、15 操作片、17 引離
機構Kを構成する引き離しレバー、32 制御回路、3
5 走行用モータ、K コネクタ引離機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム上にバッテリケースを載置
    し、該バッテリケースの上部開口を開閉する回動式のバ
    ッテリフードを装着し、該フードの上面に運転者用シー
    トを配置し、前記バッテリフードは運転者がシートから
    離れると開放されるように付勢部材により開口方向に付
    勢され、前記バッテリの出力側と走行用モータ等の駆動
    機構を制御する制御回路側とを電源遮断用のコネクタに
    より電路の遮断可能に接続した電気車において、 前記制御回路側のコネクタを車体フレーム側に取り付
    け、前記バッテリフードには付勢部材による該フードの
    開放動作時にバッテリ側のコネクタを前記制御回路側の
    コネクタから引き離すコネクタ引離機構を設けたバッテ
    リ闇電流遮断装置。
JP20683892A 1992-08-03 1992-08-03 電気車におけるバッテリ闇電流遮断装置 Pending JPH0660774A (ja)

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JPH0660774A true JPH0660774A (ja) 1994-03-04

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ID=16529904

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JP20683892A Pending JPH0660774A (ja) 1992-08-03 1992-08-03 電気車におけるバッテリ闇電流遮断装置

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JP (1) JPH0660774A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102310829A (zh) * 2011-09-06 2012-01-11 浙江万安科技股份有限公司 一种电动汽车动力电池紧急安全脱离装置
WO2023092483A1 (zh) * 2021-11-26 2023-06-01 宁德时代新能源科技股份有限公司 用电装置及其安全控制方法、制造方法和制造系统

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CN102310829A (zh) * 2011-09-06 2012-01-11 浙江万安科技股份有限公司 一种电动汽车动力电池紧急安全脱离装置
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