JP4563717B2 - バッテリフォークリフト - Google Patents

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本発明は、車体に備えられたバッテリ収納室に、駆動源としてバッテリが搭載されるバッテリフォークリフトに関する。
従来、バッテリフォークリフトでは、車体に搭載されたバッテリに連結されているバッテリ側プラグを、車体に搭載された他の電気機器に連結されている機器側プラグに接続して、バッテリから電気機器に電力を供給しているが、そのうちには、両プラグを離脱させるためのバッテリプラグ切離し装置を備えたものがある(下記の特許文献を参照)。そして、電気機器が故障したり暴走したりといった非常時には、このバッテリプラグ切離し装置にて両プラグを離脱させて電気機器への電力供給を遮断し、電気機器を強制的に停止させる(作動不能とする)ことが行われている。
又、下記の特許文献4には、例えば電気自動車のバッテリと電気機器とを電気的に連結するコネクタ(プラグ)を接続したり、離脱したりする操作具を備えるコネクタ装置が開示されている。
実開平2−65615号公報 実開平4−131874号公報 特開2001−26398号公報 実開昭60−155184号公報
上記の特許文献3に記載のバッテリプラグ切離し装置では、一旦離脱されたプラグ同士を接続するためにはバッテリフードを開く必要があり、手間のかかる作業であった。特に、大型のプラグの場合には、プラグを接続する作業自体が容易ではなく、大変である。
更に、レバーがバッテリフードに支持されており、バッテリフードを開くとレバーとバッテリプラグ切離し装置の他の部分とが連繋しなくなるので、バッテリフードを開いた際には作業者が手作業でプラグを離脱する必要があるという問題があった。
そこで、本発明は、運転者が容易に、且つ迅速にプラグを離脱でき、しかも一旦離脱されたプラグを、容易に、且つ迅速に接続できるバッテリフォークリフトを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る第1のバッテリフォークリフト(以下、本第1発明という。)は、車体にバッテリを収納可能なバッテリ収納室が備えられ、該バッテリ収納室に収納されたバッテリから上記車体に搭載された電気機器へ電力を供給するバッテリフォークリフトにおいて、上記バッテリ収納室の天板上に運転者が座乗するシートが設けられ、該シートの左右いずれか一側方で、上記天板を上下に貫通して開口部が設けられると共に、該開口部を閉塞可能なカバーが設けられ、更に、上記開口部にて上記バッテリが備えるバッテリ側プラグと上記電気機器が備える機器側プラグとが接続又は離脱させられるよう、両プラグが配設され、該両プラグを接続又は離脱させる操作装置が、上記シートに座乗した運転者から操作可能に、上記天板に設けられることを特徴とする技術的手段を採用する。
本第1発明によれば、運転者はシートに座乗したまま操作装置を操作することにより、容易に、且つ迅速にバッテリ側プラグと機器側プラグを離脱させて、バッテリから電気機器への電力供給を絶つことができる。又、同様に、一旦離脱された両プラグを容易に、且つ迅速に接続させることができる。更に、操作装置は天板に設けられるので、カバーが開閉可能に設けられる場合でも、カバーの開閉状態によらず両プラグを離脱させたり、接続させたりすることができる。尚、上記の構成において、カバーを、天板に設けられた開口部を閉塞し、且つ、バッテリ側プラグ及び機器側プラグを覆うように設けることにより、運転者が不用意にプラグに触れることを防止することができる。
本第1発明において、上記操作装置は、上記天板に固定され、上記機器側プラグを支持する第1の支持具と、該第1の支持具に揺動可能に軸支される操作レバーと、該操作レバーの揺動により上記両プラグが接続又は離脱する方向へ駆動される、上記バッテリ側プラグを支持する第2の支持具とを備えており、上記操作レバーが、上記第1の支持具に設けられた案内溝に嵌め込まれる軸体と、該軸体に一端が連結され該軸体の軸心周りに揺動可能とされると共に、他端が上記開口部を閉塞する上記カバーから上方へ突出して設けられるレバー体とを備え、上記一端と上記他端との間で、上記レバー体が、上記軸体の軸心と平行な軸心周りに回転可能に上記第2の支持具に連結される構成とすることができる。
このようにすれば、運転者はカバーから突出しているレバー体の他端を握るなどして操作することで操作レバーを揺動させ、バッテリ側プラグを機器側プラグから離脱させたり、逆に接続させたりすることができる。又、軸体を支点として、運転者がレバー体を操作している場所が力点、レバー体と第2の支持具の連結箇所が作用点となるので、レバー体を揺動させると、てこの原理で第2の支持具に力が作用し、第2の支持具がバッテリ側プラグと共に移動して、機器側プラグから離脱されたり、接続されたりすることになる。そのため、直接手で両プラグを掴んで接続・離脱を行う場合に比べて少ない労力で済み、運転者への負担の軽減を図ることができる。
次に、本発明に係る第2のバッテリフォークリフト(以下、本第2発明という。)は、上記の目的を達成するため、車体に、上方へ開口して形成されたバッテリを収納可能なバッテリ収納室と、該バッテリ収納室の上方を閉塞する位置と開放する位置とにわたって開閉可能なバッテリフードとが備えられ、上記バッテリ収納室に収納されたバッテリから上記車体に搭載された電気機器へ電力を供給するバッテリフォークリフトにおいて、上記バッテリフード上に運転者が座乗するシートが設けられ、該シートの左右いずれか一側方で、上記バッテリフードを上下に貫通して開口部が設けられると共に、該開口部を閉塞可能なカバーが設けられ、更に、上記開口部より下方位置にて上記バッテリが備えるバッテリ側プラグと上記電気機器が備える機器側プラグとが接続又は離脱させられるよう、両プラグが配設され、該両プラグを接続又は離脱させる操作装置が、上記シートに座乗した運転者から操作可能に、上記バッテリに設けられることを特徴とする技術的手段を採用する。
本第2発明によれば、運転者はシートに座乗したまま操作装置を操作することにより、容易に、且つ迅速にバッテリ側プラグと機器側プラグを離脱させて、バッテリから電気機器への電力供給を絶つことができる。又、同様に、一旦離脱された両プラグを容易に、且つ迅速に接続することができる。更に、操作装置はバッテリに設けられるので、バッテリフードの開閉状態によらず両プラグを離脱させたり、接続させたりすることができ、カバーが開閉可能に設けられる場合でも、カバーの開閉状態によらず両プラグを離脱させたり、接続させたりすることができる。
本第2発明において、上記操作装置は、上記バッテリに固定され、上記バッテリ側プラグを支持する第1の支持具と、該第1の支持具に揺動可能に軸支される操作レバーと、該操作レバーの揺動により上記両プラグが接続又は離脱する方向へ駆動される、上記機器側プラグを支持する第2の支持具とを備えており、上記操作レバーが、上記第1の支持具に設けられた案内溝に嵌め込まれる軸体と、該軸体に一端が連結され該軸体の軸心周りに揺動可能とされると共に、他端が上記開口部を閉塞する上記カバーから上方へ突出して設けられるレバー体とを備え、上記一端と上記他端との間で、上記レバー体が、上記軸体の軸心と平行な軸心周りに回転可能に上記第2の支持具に連結される構成とすることができる。
このようにすれば、運転者はカバーから突出しているレバー体の他端を握るなどして操作することで操作レバーを揺動させ、機器側プラグをバッテリ側プラグから離脱させたり、逆に接続させたりすることができる。又、軸体を支点として、運転者がレバー体を操作している場所が力点、レバー体と第2の支持具の連結箇所が作用点となるので、レバー体を揺動させると、てこの原理で第2の支持具に力が作用し、第2の支持具が機器側プラグと共に移動して、バッテリ側プラグから離脱されたり、接続されたりすることになる。そのため、直接手で両プラグを掴んで接続・離脱を行う場合に比べて少ない労力で済み、運転者への負担の軽減を図ることができる。
本第1発明において、カバーを開閉可能に設け、天板に設けられた開口部の直下位置(開口部を平面投影した範囲内)にバッテリの補水口を配設することにより、カバーを開くだけでバッテリの補水作業を行うことができるようになる。そのため、バッテリをバッテリ収納室から取出す手間や労力がかからなくなり、作業性が向上する。又、本第2発明において、カバーを開閉可能に設け、バッテリフードに設けられた開口部の直下位置(開口部を平面投影した範囲内)にバッテリの補水口を配設することにより、カバーを開くだけでバッテリの補水作業を行うことができるようになる。そのため、バッテリフード全体を開く手間や労力がかからなくなり、作業性が向上する。
尚、以上の説明から明らかなように、本第1及び第2発明において、操作装置が両プラグを接続又は離脱させるとは、接続と離脱の両方を行うことが可能であって、接続と離脱とが択一的に行われるということである。同様に、バッテリ側プラグと機器側プラグとが接続又は離脱させられるとは、接続と離脱とが択一的に行われるということであり、第2の支持具が両プラグが接続又は離脱する方向へ駆動されるとは、両プラグが接続する方向と離脱する方向の両方向へ駆動可能であって、いずれかの方向へ択一的に駆動されるということである。
本発明によれば、運転者はシートに座乗したまま操作装置を操作することにより、容易に、且つ迅速にバッテリ側プラグと機器側プラグを離脱させることができる。又、同様に、一旦離脱されたバッテリ側プラグと機器側プラグを容易に、且つ迅速に接続することができる。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照しながら説明する。
図2に示すように、本第1発明の一実施例(実施例1)に係るバッテリフォークリフトは、カウンタバランス型バッテリフォークリフトである。車体フレーム1の前後方向中央部にバッテリ2を収納するバッテリ収納室3を備え、バッテリ収納室3の前側には前輪4と、フォーク5を備えた荷役装置6と、このバッテリフォークリフトを操縦するための操縦装置7が支持され、バッテリ収納室3の後側には後輪8と、カウンタウェイト9が支持されている。
バッテリ収納室3は、底板10と、底板10上に前後に適当な間隔を置いて立ち上げられた前立板11及び後立板12と、前立板11の上縁に円滑に連続し後立板12の上部に取付けられている天板13とを備え、左右の側面の下半部はサイドカバー14により開閉される。バッテリ2は例えば右側のサイドカバー14を開放して、車体フレーム1の右方からバッテリ収納室3に出し入れされる。
天板13上には運転者が座乗するシート15が設けられるが、図1に示すように、シート15の右側方に天板13を上下に貫く開口部16が形成され、この開口部16の平面投影内に電源プラグ17が配置される。電源プラグ17は、このバッテリフォークリフトに搭載されている電気機器につながれる機器側プラグ18と、バッテリ2につながれるバッテリ側プラグ19とからなり、両プラグ18,19を接続することで、バッテリ2からの電力供給が可能となる。そして、これら両プラグ18,19を離脱したり、接続したりする操作装置20が備えられている。又、開口部16及び電源プラグ17を覆う位置と開放する位置とにわたって開閉するカバー21が設けられ、操作装置20は、このカバー21に形成された挿通口22を通ってカバー21の上方に延出されたレバー23を備える。
尚、バッテリ収納室3に収納されたバッテリ2の補水口24も開口部16の平面投影内に位置するようにしている。このようにすることで、バッテリ2をバッテリ収納室3から取出さずに、カバー21を開くだけで簡単にバッテリ液の点検や補水を行うことができる。
図1と図2に示すように、バッテリ収納室3とカウンタウエイト9の間には、車体フレーム1に搭載されている走行用モータをはじめとする電気機器を制御するコントローラなどを収納する機器収納室25が設けられている。この機器収納室25とシート15の左右両側方の天板部分は、開口部16の部分を含めて天板13の上面よりも1段高いトップカバー26で覆われ、このトップカバー26の開口部16の上方の部分が開閉可能なカバー21で構成されている。
カバー21は、その前端部をトップカバー26にヒンジ27を介して連結することにより、トップカバー26を介して天板13に、開口部16を閉塞する閉位置と、開口部16を開放する開位置とにわたって回転可能に連結されている。尚、図3に示すように、このカバー21には、レバー23によってカバー21の開閉を妨げられないように挿通口22が形成されており、この挿通口22は、レバー23の先端に設けたグリップ38よりも幅広の前後に長い角長孔とされている。
さて、図3から図6に示すように、操作装置20は、機器側プラグ18を天板13に固定支持する固定支持具28と、バッテリ側プラグ19を支持する可動支持具29と、固定支持具28に対し可動支持具29を移動させるためのレバー23とを備えている。
固定支持具28は、機器側プラグ18と該機器側プラグ18に接続されたバッテリ側プラグ19の下面にわたって設けられるベース30と、このベース30から機器側プラグ18に接続されたバッテリ側プラグ19の両側面に沿って立ち上げられているフランジ31を備え、フランジ31には、上端縁から下端縁まで延びる支点挿通溝32が形成されている。
又、レバー23は、支点挿通溝32に挿入される支点ピン33を有する支点部34と、支点部34の上方に位置し、支点ピン33と平行な作用点ピン35を介して可動支持具29に回転可能に支持される作用部36と、カバー21から上方へ延出された操作部37とを備え、この操作部37の上端にグリップ38が固定されている。
そして、図7に示すように、バッテリ側プラグ19を可動支持具29に固定し、可動支持具29に支持されているレバー23下端の支点ピン33を固定支持具28の支点挿通溝32に上から挿入する。これにより、レバー23は支点ピン33を中心として固定支持具28に揺動可能に支持され、レバー23を揺動させることで、可動支持具29が固定支持具28に対し両プラグ18,19を接続又は離脱する方向へ駆動される。
この構成によれば、レバー23の作用部36が機器側プラグ18に近づく方向(ここでは前から後ろ)にレバー23を揺動させるという操作(接続操作)で、両プラグ18,19を嵌め合わせて簡単に接続することができる。又、両プラグ18,19が接続されている状態から、レバー23の作用部36が機器側プラグ18から遠ざかる方向(ここでは後ろから前)にレバー23を揺動操作(離脱操作)すると、バッテリ側プラグ19を機器側プラグ18から簡単に離脱することができる。
しかも、このレバー23の構造はてこの原理を利用しているので、その操作は、両プラグ18,19を手で持って接続させたり離脱させたりする場合に比べて小さい力で行うことができる。もちろん、これらの操作は運転者がシート15に座乗したままで行うことができ、運転者が容易に、しかも迅速に両プラグ18,19を離脱させたり、接続させたりすることができる。
ところで、バッテリ2から電気機器への電力供給を絶つには、両プラグ18,19が電気的に切断されていればよく、再び機器側プラグ18とバッテリ側プラグ19とを接続することを考えると、容易に両プラグ18,19を接続できない程度にまで両者を離脱させる必要はない。
そこで、カバー21には、カバー21を閉じた状態で、離脱される方向に移動するバッテリ側プラグ19(可動支持具29又はレバー23でもよい。)を、両プラグ18,19が電気的に切断されるプラグ切断位置(図5参照)で受止めるストッパ部材39を設けている。
このように構成すれば、離脱操作時にバッテリ側プラグ19が完全に機器側プラグ18から抜けていない状態に保持されるので、支点ピン33が支点挿通溝32から抜け出すことがなく、この後にレバー23を接続操作することにより、容易に、しかも迅速に両プラグ18,19を再接続できるようになる。又、図6に示すように、カバー21を開くと、このストッパ部材39はカバー21と共に移動し、ストッパ部材39によりバッテリ側プラグ19が受止められなくなるので、両プラグ18,19の嵌合が完全に解除される位置まで機器側プラグ18、可動支持具29及びレバー23を移動させることができるようになる。そのため、例えばバッテリ2をバッテリ収納室3に出し入れするなど必要な際には、カバー21を開いた上でレバー23を離脱操作し、両プラグ18,19を完全に離脱させることができる。
図8は、本第2発明の一実施例(実施例2)に係るバッテリフォークリフトの要部の側面図である。
この実施例2に係るバッテリフォークリフトは、車体フレーム1の前部に前輪と荷役装置(いずれも図示せず)が支持され、後部に後輪8とカウンタウェイト9が支持される点では前例と同様であるが、バッテリ2を収納するバッテリ収納室3の上面が開放されていて、このバッテリ収納室3の上面を開閉するバッテリフード40が設けられる点が大きく異なっている。
バッテリフード40は後縁部を車体フレーム1に左右軸心回りに回転可能に枢支されており、その枢支点を中心にして前縁部を跳ね上げることによりバッテリ収納室3の上面が開かれ、バッテリ収納室3の上面に寝かせることによりバッテリ収納室3の上面が閉じられる。
運転者が座乗するシート15はバッテリフード40上に設けられ、このシート15の右側方で、バッテリフード40とバッテリ収納室3に収納されたバッテリ2の間の空間に、電源プラグ17が配置されている。電源プラグ17は、このバッテリフォークリフトに搭載されている電気機器につながれる機器側プラグ18と、バッテリ2につながれるバッテリ側プラグ19とからなり、両プラグ18,19が接続されることでバッテリ2からの電力供給が可能となる。そして、これら両プラグ18,19の接続及び離脱を行う操作装置20が設けられている。バッテリフード40にはこれを貫通する開口部が形成され、バッテリフード40を閉じた状態で、この開口部を通ってバッテリフード40の上方に延出されるレバー23を、操作装置20は備えている。尚、開口部にはカバー21が設けられ、レバー23の動きを許容しつつ開口部を閉塞して、開口部からバッテリ収納室3内へゴミ等が侵入しないようにしている。
さて、図9から図11に示すように、操作装置20は、バッテリ側プラグ19をバッテリ2に固定支持する固定支持具28と、機器側プラグ18を支持する可動支持具29と、固定支持具28に対し可動支持具29を移動させるためのレバー23とを備えている。
固定支持具28は、バッテリ側プラグ19と該バッテリ側プラグ19に接続されている機器側プラグ18の下面にわたって設けられるベース30と、このベース30からバッテリ側プラグ19に接続された機器側プラグ18の両側面に沿って立ち上げられているフランジ31を備え、フランジ31には、上端縁から下端縁まで延びる支点挿通溝32が形成されている。
又、レバー23は、支点挿通溝32に挿入される支点ピン33を有する支点部34と、支点部34の上方に位置し、支点ピン33と平行な作用点ピン35を介して可動支持具29に回転可能に支持される作用部36と、バッテリフード40及びカバー21から上方へ延出された操作部37とを備え、この操作部37の上端にグリップ38が固定されている。
図12に示すように、機器側プラグ18を可動支持具29に固定し、可動支持具29に支持されているレバー23下端の支点ピン33を固定支持具28の支点挿通溝32に上から挿入する。これにより、レバー23は支点ピン33を中心として固定支持具28に揺動可能に支持され、レバー23を揺動させることで、可動支持具29が固定支持具28に対し両プラグ18,19を接続又は離脱する方向へ駆動される。
この構成によれば、レバー23の作用部36がバッテリ側プラグ19に近づく方向(ここでは後ろから前)にレバー23を揺動させるという操作(接続操作)で、両プラグ18,19を簡単に接続することができる。又、両プラグ18,19が接続されている状態から、レバー23の作用部36がバッテリ側プラグ19から遠ざかる方向(ここでは前から後ろ)にレバー23を揺動操作(離脱操作)すると、機器側プラグ18をバッテリ側プラグ19から簡単に離脱することができる。
しかも、このレバー23の構造はてこの原理を利用しているので、その操作は、両プラグ18,19を手で持って接続させたり離脱させたりする場合に比べて小さい力で行うことができる。もちろん、これらの操作は運転者がシート15に座乗したままで行うことができ、運転者が容易に、しかも迅速に両プラグ18,19を離脱させたり、接続させたりすることができる。
ところで、バッテリフード40には、バッテリフード40を閉じた状態で、離脱される方向に移動する機器側プラグ18(可動支持具29又はレバー23でもよい。)を、両プラグ18,19が電気的に切断されるプラグ切断位置(図10参照)で受止めるストッパ部材39を設けている。
このように構成すれば、離脱操作時に機器側プラグ18が完全にバッテリ側プラグ19から抜けていない状態に保持されるので、支点ピン33が支点挿通溝32から抜け出すことがなく、この後にレバー23を接続操作することにより、容易に、しかも迅速に両プラグ18,19を再接続できるようになる。
本発明の平面図である。 本発明の側面図である。 本発明の平面図である。 本発明の縦断側面図である。 本発明の縦断側面図である。 本発明の縦断側面図である。 本発明の拡大図である。 本発明の側面図である。 本発明の縦断側面図である。 本発明の縦断側面図である。 本発明の縦断側面図である。 本発明の拡大図である。
符号の説明
1 車体
2 バッテリ
3 バッテリ収納室
13 天板
15 シート
16 開口部
17 電源プラグ
18 機器側プラグ
19 バッテリ側プラグ
20 操作装置
21 カバー
23 レバー
28 固定支持具
29 可動支持具
32 支点挿通溝
33 支点ピン
40 バッテリフード

Claims (2)

  1. 車体にバッテリを収納可能なバッテリ収納室が備えられ、該バッテリ収納室に収納されたバッテリから上記車体に搭載された電気機器へ電力を供給するバッテリフォークリフトにおいて、
    上記バッテリ収納室の天板上に運転者が座乗するシートが設けられ、該シートの左右いずれか一側方で、上記天板を上下に貫通して開口部が設けられると共に、該開口部を閉塞可能なカバーが設けられ、
    更に、上記開口部にて上記バッテリが備えるバッテリ側プラグと上記電気機器が備える機器側プラグとが接続又は離脱させられるよう、両プラグが配設され、該両プラグを接続又は離脱させる操作装置が、上記シートに座乗した運転者から操作可能に、上記天板に設けられ
    上記操作装置は、上記天板に固定され、上記機器側プラグを支持する第1の支持具と、該第1の支持具に揺動可能に軸支される操作レバーと、該操作レバーの揺動により上記両プラグが接続又は離脱する方向へ駆動される、上記バッテリ側プラグを支持する第2の支持具とを備えており、
    上記操作レバーが、上記第1の支持具に設けられた案内溝に嵌め込まれる軸体と、該軸体に一端が連結され該軸体の軸心周りに揺動可能とされると共に、他端が上記開口部を閉塞する上記カバーから上方へ突出して設けられるレバー体とを備え、上記一端と上記他端との間で、上記レバー体が、上記軸体の軸心と平行な軸心周りに回転可能に上記第2の支持具に連結され、
    上記カバーには、該カバーが閉じた状態で上記機器側プラグから離脱される方向に移動する上記バッテリ側プラグを、上記両プラグが電気的に切断されるプラグ切断位置で受止めるストッパ部材が設けられており、該ストッパ部材は、離脱される方向に移動する上記バッテリ側プラグを、上記機器側プラグと電気的には切断されているが上記機器側プラグから完全には抜けていない状態で保持すると共に、上記カバーを開いて該ストッパ部材が該カバーと共に移動することにより該ストッパ部材により受止められなくなった上記バッテリ側プラグを、上記機器側プラグから完全に抜ける位置まで移動可能にすることを特徴とするバッテリフォークリフト。
  2. 車体に、上方へ開口して形成されたバッテリを収納可能なバッテリ収納室と、該バッテリ収納室の上方を閉塞する位置と開放する位置とにわたって開閉可能なバッテリフードとが備えられ、上記バッテリ収納室に収納されたバッテリから上記車体に搭載された電気機器へ電力を供給するバッテリフォークリフトにおいて、
    上記バッテリフード上に運転者が座乗するシートが設けられ、該シートの左右いずれか一側方で、上記バッテリフードを上下に貫通して開口部が設けられると共に、該開口部を閉塞可能なカバーが設けられ、
    更に、上記開口部より下方位置にて上記バッテリが備えるバッテリ側プラグと上記電気機器が備える機器側プラグとが接続又は離脱させられるよう、両プラグが配設され、該両プラグを接続又は離脱させる操作装置が、上記シートに座乗した運転者から操作可能に、上記バッテリに設けられ
    上記操作装置は、上記バッテリに固定され、上記バッテリ側プラグを支持する第1の支持具と、該第1の支持具に揺動可能に軸支される操作レバーと、該操作レバーの揺動により上記両プラグが接続又は離脱する方向へ駆動される、上記機器側プラグを支持する第2の支持具とを備えており、
    上記操作レバーが、上記第1の支持具に設けられた案内溝に嵌め込まれる軸体と、該軸体に一端が連結され該軸体の軸心周りに揺動可能とされると共に、他端が上記開口部を閉塞する上記カバーから上方へ突出して設けられるレバー体とを備え、上記一端と上記他端との間で、上記レバー体が、上記軸体の軸心と平行な軸心周りに回転可能に上記第2の支持具に連結され、
    上記バッテリフードには、該バッテリフードが閉じた状態で上記バッテリ側プラグから離脱される方向に移動する上記機器側プラグを、上記両プラグが電気的に切断されるプラグ切断位置で受止めるストッパ部材が設けられており、該ストッパ部材は、離脱される方向に移動する上記機器側プラグを、上記バッテリ側プラグと電気的には切断されているが上記バッテリ側プラグから完全には抜けていない状態で保持すると共に、上記バッテリフードを開いて該ストッパ部材が該バッテリフードと共に移動することにより該ストッパ部材により受止められなくなった上記機器側プラグを、上記バッテリ側プラグから完全に抜ける位置まで移動可能にすることを特徴とするバッテリフォークリフト。
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