JPH0660773A - 多段押釦スイッチ - Google Patents

多段押釦スイッチ

Info

Publication number
JPH0660773A
JPH0660773A JP21307592A JP21307592A JPH0660773A JP H0660773 A JPH0660773 A JP H0660773A JP 21307592 A JP21307592 A JP 21307592A JP 21307592 A JP21307592 A JP 21307592A JP H0660773 A JPH0660773 A JP H0660773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
pressing
switches
reaction
reaction force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21307592A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamichi Masubuchi
孝道 増渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP21307592A priority Critical patent/JPH0660773A/ja
Publication of JPH0660773A publication Critical patent/JPH0660773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • H01H13/78Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites
    • H01H13/807Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by the contacts or the contact sites characterised by the spatial arrangement of the contact sites, e.g. superimposed sites
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2225/00Switch site location
    • H01H2225/002Switch site location superimposed

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチの押圧反力特性をなるべく水平に近
くして、ストロークを大きくしたときの反力の増加を抑
えた多段押釦スイッチを提供する。 【構成】 押圧反力の異なる複数のスイッチ21,22
を、押圧方向に沿って直列に設けた。 【効果】 スイッチの操作感触が良好になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は押釦スイッチに関し、
特に複数の接点を有し1回の押圧操作により各接点が順
番に接触する多段押釦スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多段押釦スイッチの構造例を図5
に示す。このスイッチは、例えば電子鍵盤楽器の鍵の押
鍵動作を検出するために、各鍵の下面側に設けられる。
基台1上にゴム等の弾性体からなる多段スイッチ2が固
定される。この多段スイッチ2は碗状の2段スイッチ構
造であって、側壁部は第1側壁部3と第2側壁部4とに
より構成される。第1側壁部3の弾性は第2側壁部4の
弾性よりも弱い。第1側壁部6の肩部6の下面には第1
可動接点7が設けられ、これに対応して基台1上に固定
接点8が設けられる。また第2側壁部4の中央突出部5
の下面には、第2可動接点9が設けられ、これに対応し
て基台1上に固定接点10が設けられる。
【0003】この多段スイッチ2を押圧すると、まず第
1側壁部3が撓んで1段目のスイッチ動作が行われ、接
点7,8同士が接触してオン状態になる。さらにスイッ
チを押込むと第2側壁部4が撓んで2段目のスイッチ動
作が行われ、接点9,10同士が接触してオン状態にな
る。
【0004】このスイッチ動作におけるストロークSと
押圧反力Fとの関係を図6に示す。S1で1段目のスイ
ッチがオンとなり、S2で2段目のスイッチがオンにな
る。S3は2段目のスイッチがオンとなった後さらにス
イッチを押込んだときのストロークの限界を示す。ライ
ンaはスイッチ2を押し始めてから1段目の接点がオン
になるまでのスイッチ反力を示し、第1側壁部3の弾性
反力である。ラインbは1段目の接点がオンになってか
ら2段目の接点がオンになるまでのスイッチ反力を示
し、fが第2側壁部4の反力を示す。ラインcは2段目
の接点がオンになった後さらにスイッチ2を押込んだと
きのスイッチ反力を示す。
【0005】このようなスイッチの反力特性は、各側壁
部の弾性反力の和となるため、ストロークが大きくなる
ほど反力が強くなって立上がり角度の大きい特性とな
る。従来の多段押釦スイッチの別の例を図7に示す。こ
の例は、基台11上に1段目のスイッチ12と2段目の
スイッチ13とを並列して設けたものである。両スイッ
チ12,13はパネル14から外部上側に露出するキー
15により押圧される。キー15を押込むと、まず1段
目のスイッチ12の可動接点16と固定接点17同士が
接触してオンとなる。さらにキー15を押込むと2段目
のスイッチ13の可動接点18と固定接点19同士が接
触してオンになる。
【0006】このような構成の押釦スイッチの反力特性
を図8に示す。ストロークS7で1段目のスイッチ12
がオンになり、ストロークS8で2段目のスイッチ13
がオンになる。ラインdはスイッチ側からキー15に負
荷される押圧反力を示す。ラインeは1段目のスイッチ
12の反力を示す。ラインfは2段目のスイッチ13の
反力を示す。この場合、キー15の反力を示すラインd
は、1段目のスイッチ12の反力を示すラインeと2段
目のスイッチ13の反力を示すラインfとの和となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の多段押釦ス
イッチ構造においては、スイッチを押込んだ際のスイッ
チの反力特性が、ストロークを大きくするほど反力が大
きく増加して立上がりの急な特性となる。しかしなが
ら、このような立上がり傾向の大きな特性は、スイッチ
の操作感覚的に好ましいものではない。特に、電子ピア
ノ等電子楽器の押鍵検出スイッチ等として用いる場合に
は、反力特性をなるべくグラフ上で水平に近くしてスト
ロークを大きくしても反力が大きく増加しない特性とし
たほうが、自然楽器のピアノの押鍵感覚に近似しスイッ
チの操作感触が良好になる。
【0008】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、スイッチの押圧反力特性をなるべく水平に近くし
て、ストロークを大きくしたときの反力の増加を抑えた
多段押釦スイッチの提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明に係る多段押釦スイッチは、押圧反力の異
なる複数のスイッチを、押圧方向に沿って直列に設けて
いる。
【0010】
【作用】押釦スイッチを押込むと、複数のスイッチのう
ち反力の小さいスイッチから順番に押圧されてオン状態
になる。ストロークが大きくなっても反力が大きく増加
しない。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の実施例に係る多段押釦ス
イッチの構成図である。基台20上に1段目のスイッチ
21と2段目のスイッチ22とが押圧方向(図の上下方
向)に沿って直列に設けられる。各スイッチ21,22
はゴム等の弾性体からなり、碗状の外形を有する。両ス
イッチ21,22は可動基板23を介して対向する向き
に設けられる。1段目のスイッチ21の上側にはキー2
5が装着される。このキー25はパネル24から外部に
露出する。1段目のスイッチ21は、可動接点28を有
し、これに対応して可動基板23上に固定接点29が設
けられる。2段目のスイッチ22は可動接点31を有
し、これに対応して可動基板23上に固定接点30が設
けられる。
【0012】1段目のスイッチ21の側壁26の厚さD
1は、2段目のスイッチ22の側壁27の厚さD2より
薄い。従って、スイッチ21の押圧反力はスイッチ22
の押圧反力より小さい。
【0013】上記構成の多段押釦スイッチにおいて、キ
ー25を押圧すると、まず1段目のスイッチ21の側壁
26が撓んで可動接点28と固定接点29同士が接触し
て1段目のスイッチ21がオンとなる。さらにキー25
を押込むと、2段目のスイッチ22の側壁27が撓んで
可動接点31と固定接点30同士が接触して(実際には
可動基板23上の固定接点30が下降する)2段目のス
イッチ22がオンとなる。
【0014】さらに詳しく説明すると、この発明の多段
押釦スイッチは、パネル24面上に露出したもしくは枠
体(図示しない)から露出した操作子部材(キー25)
と、このキー25の操作面(上面)を押圧操作すること
によって圧縮される少なくとも2つの第1および第2の
膨出弾性部材(スイッチ21,22)を含む複数のスイ
ッチ部とからなる操作子のタッチ感触機構である。
【0015】前記第1スイッチ21および第2スイッチ
22は、ベース部から立設した膨出側壁部26,27
と、この側壁26,27の基部最離部(スイッチ中央
部)から上向きに突出した突出部と、この突出部の基部
でかつスイッチ中央部からベース部の方へ弾性を有する
小膨出部を介して突出形成した可動接点部28,31と
からなる。前記スイッチ部の各スイッチ21,22は、
前記可動接点28,31とこの可動接点に対向配置した
基板23上の固定接点29,30とによりスイッチのオ
ンオフ動作を行う。前記各スイッチ21,22の側壁2
6,27の壁厚D1,D2を各々異ならせて構成する。
【0016】前記複数のスイッチ21,22は各々積層
され、少なくとも一方のスイッチ21の前記突出部の中
央部を操作子のアクチュエータ部(キー下面)で押し下
げるようにして複数のスイッチ21,22を順次オンす
るように構成する。
【0017】上記構成の多段押釦スイッチの反力特性の
グラフを図2に示す。ラインgは2段目のスイッチ22
のストロークに対する反力特性を示す。ラインhは1段
目のスイッチ21のストロークに対する反力特性を示
す。ラインiはキー25に現れる反力特性を示す。押圧
力F1のときに1段目のスイッチ21がオンになる。押
圧力F2のときに2段目のスイッチ22がオンになる。
例えばこの押圧力がF2のとき、各スイッチ21,22
のストローク(変形して押し下げられた長さ)はそれぞ
れS5,S4である。スイッチ全体のストロークはS6
でありこれはS4とS5との和である。
【0018】以上のような反力特性においては、直列に
対向配置したスイッチ21,22同士が影響しあってス
トロークに対する反力傾斜が緩やかで水平に近い特性と
なり、スイッチの押圧操作感覚が良好になる。
【0019】図3は本発明の別の実施例に係る多段押釦
スイッチの構成図である。この実施例では、図1の実施
例と同様にゴム等の碗状弾性部材からなる4つのスイッ
チ32〜35を基台20とパネル24との間で押圧方向
に直列に配置したものである。各スイッチ32〜35は
それぞれ側壁のゴム厚が異なり、即ち反力が異なり、ス
イッチ32と34は可動基板23を介して対向配置さ
れ、スイッチ33と35は可動基板23を介して対向配
置される。キー25を押圧操作することにより、ゴム厚
の薄い、即ち反力の小さいスイッチから順番にオン状態
となる。その他の構成、作用効果は前記図1の実施例と
同様である。
【0020】図4は、本発明のさらに別の実施例の構成
図である。この実施例では、図5に示す2段スイッチと
同様な構造で側壁のゴム厚が異なる第1、第2のスイッ
チ36,37を可動基板23を介して押圧方向に沿って
対向配置したものである。キー25を押圧操作すること
により、スイッチ36,37が順次オンとなる。その他
の構成、作用効果は図1の実施例と同様である。
【0021】上記説明した本発明に係る多段押釦スイッ
チは、例えば電子楽器の鍵盤の押鍵動作検出スイッチと
して用いることができる。この場合、スイッチは各鍵に
対応してその下側の鍵フレーム上に設けてもよいし、あ
るいは鍵の回動支点より後方の鍵の上側に設けてもよ
い。またこのように電子楽器の鍵盤に適用する場合、多
数のスイッチを並列して取付けるため、各スイッチをフ
レキシブル配線板上に取付け各スイッチ間のフレキシブ
ルシートに切込みを形成し、このフレキシブルシートを
楽器本体側に固定することにより、配線作業が容易に行
われる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、反力の異なる複数のスイッチを押圧方向に沿って例
えば可動基板を介して直列に対向配置しているため、各
スイッチの作用反作用により、押圧反力特性が緩やかな
傾斜となり、ストロークが大きくなっても反力の増加が
抑えられ、スイッチ操作感覚が向上する。特に、電子楽
器の鍵盤装置に組込んで押鍵動作の検出用として使用す
れば、押鍵時の感触が自然楽器のピアノの感覚に近似し
て良好な操作感覚で電子楽器を演奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の構成図である。
【図2】 この発明の実施例のストローク・反力特性図
である。
【図3】 この発明の別の実施例の構成図である。
【図4】 この発明のさらに別の実施例の構成図であ
る。
【図5】 従来の多段スイッチの構成図である。
【図6】 図5のスイッチのストローク・反力特性図で
ある。
【図7】 従来の多段スイッチの別の例の構成図であ
る。
【図8】 図7のスイッチのストローク・反力特性図で
ある。
【符号の説明】
20;基台、21,22;スイッチ、23;可動基板、
24;パネル、25;キー、26,27;側壁、28,
31;可動接点、29,30;固定接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧反力の異なる複数のスイッチを、押
    圧方向に沿って直列に設けた多段押釦スイッチ。
JP21307592A 1992-08-10 1992-08-10 多段押釦スイッチ Pending JPH0660773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21307592A JPH0660773A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 多段押釦スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21307592A JPH0660773A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 多段押釦スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660773A true JPH0660773A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16633133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21307592A Pending JPH0660773A (ja) 1992-08-10 1992-08-10 多段押釦スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660773A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027935A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Toho Business Kanri Center:Kk 位置入力装置、位置入力処理装置および記録媒体
JP2003029902A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Shoichiro Komori 入力スイッチ、入力装置及び入力方法
JP2010182695A (ja) * 2010-04-14 2010-08-19 Tokai Rika Co Ltd スイッチ機構
CN101866770A (zh) * 2009-04-14 2010-10-20 倪军 多键码输出按键
CN112713035A (zh) * 2019-10-25 2021-04-27 致伸科技股份有限公司 按键结构
DE102022202269A1 (de) 2022-03-07 2023-09-07 Shimano Inc. Elektrische steuervorrichtung für ein menschlich angetriebenes fahrzeug

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001027935A (ja) * 1999-07-13 2001-01-30 Toho Business Kanri Center:Kk 位置入力装置、位置入力処理装置および記録媒体
JP2003029902A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Shoichiro Komori 入力スイッチ、入力装置及び入力方法
CN101866770A (zh) * 2009-04-14 2010-10-20 倪军 多键码输出按键
JP2010182695A (ja) * 2010-04-14 2010-08-19 Tokai Rika Co Ltd スイッチ機構
CN112713035A (zh) * 2019-10-25 2021-04-27 致伸科技股份有限公司 按键结构
DE102022202269A1 (de) 2022-03-07 2023-09-07 Shimano Inc. Elektrische steuervorrichtung für ein menschlich angetriebenes fahrzeug

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3000885B2 (ja) スイッチ装置
JPS59186214A (ja) 押釦スイツチ
JPH02256094A (ja) 電子鍵盤楽器の鍵盤装置
JP3010938B2 (ja) 複合プッシュスイッチ
JPH0660773A (ja) 多段押釦スイッチ
JPS5829514Y2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP3231972B2 (ja) 電子楽器のスイッチ装置
JP2932132B2 (ja) 電子鍵盤楽器の発音制御方法
CN108091513B (zh) 能够反馈按压深度的按键及其键盘
JPH04301331A (ja) タッチレスポンスセンサ
JPS6154235B2 (ja)
JP4224943B2 (ja) 鍵盤装置
JPH11120862A (ja) 押ボタンスイッチ
JP2903931B2 (ja) スイッチ回路およびスイッチ装置
JP2000076959A (ja) クリック感付き二段動作機能押釦操作スイッチ
JPH06175649A (ja) 鍵盤装置
JP2018163258A (ja) 反力発生装置および鍵盤装置
JP2576459B2 (ja) タッチレスポンス鍵盤
JPH04272626A (ja) スイッチ装置
JP2000173397A (ja) スイッチ装置
JP2879100B2 (ja) 押釦スイッチ
JPH02987Y2 (ja)
JP3656235B2 (ja) 電子鍵盤楽器の接点装置
JP2554858Y2 (ja) 電子楽器のタッチレスポンススイッチ
JP3031058B2 (ja) キーボード