JP2001027935A - 位置入力装置、位置入力処理装置および記録媒体 - Google Patents

位置入力装置、位置入力処理装置および記録媒体

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JP2001027935A
JP2001027935A JP11199627A JP19962799A JP2001027935A JP 2001027935 A JP2001027935 A JP 2001027935A JP 11199627 A JP11199627 A JP 11199627A JP 19962799 A JP19962799 A JP 19962799A JP 2001027935 A JP2001027935 A JP 2001027935A
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input device
switches
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axis direction
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Hideko Yoshino
英子 吉野
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TOHO BUSINESS KANRI CT KK
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TOHO BUSINESS KANRI CENTER KK
TOHO BUSINESS KANRI CT KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、三次元座標の指定が可能な位
置入力装置を提供する。 【解決手段】 第1の軸および当該第1の軸方向と異な
る軸方向を持つ第2の軸のそれぞれを中心に回動可能な
操作部材(10)を備えた位置入力装置(1)において、操作
部材(10)は、第1の軸方向(X)および第2の軸方向(Y)と
は異なる第3の軸方向(Z)に移動可能に構成されてお
り、操作部材(10)が第3の軸方向(Z)へ移動させられ
ることによって投入されるスイッチ(SW1-SW3)を備えて
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
に位置を入力するためのポインティングデバイスに係
り、特に、いわゆるマウスと同等以上の手軽さで三次元
の位置入力が可能な位置入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なコンピュータ装置の位置入力装
置として、マウスが広く用いられている。マウスは、コ
ンピュータ装置のディスプレイ上に表示されるカーソル
を移動させるための位置情報を供給するものである。
【0003】従来のマウスは、操作者の手の平面上の動
きを、トラッキングボールとセンサで検出し、X軸方向
(横方向)への変位データやY軸方向(縦方向)への変
位データをコンピュータ装置に供給するよう構成されて
いた。コンピュータ装置では、供給された変位データ
を、表示面に表示するカーソルの横方向や縦方向の動き
に対応させていた。しかし、従来のマウスは二次元座標
を指定するための位置入力装置であって、三次元座標を
指定することができなかった。一方、三次元座標を指定
するにあたり、第3の座標(Z軸方向)データをX軸方
向の変位データやY軸方向への変位データと同じ検出方
法で検出するのは、妥当ではない。つまり、Z軸方向の
データを使用するコンピュータ装置では、Z軸方向のデ
ータを特殊なパラメータとして使用することが多く、Z
軸方向のデータに高い精度が要求されない場合が多いか
らである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上記点に鑑
み、本発明は、簡単な構成で、三次元座標の指定が可能
な位置入力装置を提供することを課題とする。すなわ
ち、本発明の第1の課題は、Z軸方向への移動の有無を
検出しうる位置検出装置を提供することである。本発明
の第2の課題は、操作部材がZ軸方向へ移動する量の大
小関係を、確実にかつ簡単な構成で実現する位置検出装
置を提供することである。本発明の第3の課題は、キー
ボードを操作する操作者が、マウスと同様の操作感覚
で、かつ、キーポジションから手を動かさずに三次元座
標を指定することが可能な位置入力装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の位置入力装置
は、第1の課題を解決するものであり、第1の軸および
当該第1の軸方向と異なる軸方向を持つ第2の軸のそれ
ぞれを中心に回動可能な操作部材を備えた位置入力装置
において、操作部材は、第1の軸方向および第2の軸方
向とは異なる第3の軸方向に移動可能に構成されてお
り、操作部材が第3の軸方向へ移動させられることによ
って投入されるスイッチを備えたことを特徴とする位置
入力装置である。
【0006】本発明の位置入力装置は、第2の課題を解
決するものであり、操作部材の第3の軸方向への移動に
連れて順次投入される複数のスイッチを備えた位置入力
装置である。
【0007】本発明の位置入力装置は、第2の課題を解
決するものであり、複数のスイッチは、第3の軸方向に
沿って連設されている位置入力装置である。
【0008】本発明の位置入力装置は、第2の課題を解
決するものであり、複数のスイッチは、当該複数のスイ
ッチの少なくとも1以上が当該第3の軸方向に沿って移
動可能に構成され、互いに隣接するスイッチの間には、
これらスイッチの間隔が所定の間隔となるように弾性的
に保つ付勢手段が備えられている位置入力装置である。
【0009】本発明の位置入力装置は、第2の課題を解
決するものであり、複数のスイッチは、第3の軸方向と
異なる方向に沿って連設され、操作部材には、第3の軸
方向への移動に連れて、複数のスイッチを順次投入する
ための板状部材が設けられている位置入力装置である。
【0010】本発明の位置入力装置は、第3の課題を解
決するものであり、操作部材の操作とは独立して押下可
能な1以上のスイッチを備えた位置入力装置である。
【0011】本発明の位置入力装置は、第3の課題を解
決するものであり、当該位置入力装置の本体に係止し、
かつ、操作者の身体の一部に係止することにより、この
位置入力装置の本体を操作者の手の平側に位置させる少
なくとも1の係止部材を備えた位置入力装置である。
【0012】本発明の位置入力装置は、第3の課題を解
決するものであり、操作部材の第1の軸方向への変位を
検出し、第1検出信号を出力する第1のセンサと、操作
部材の第2の軸方向への変位を検出し、第2検出信号を
出力する第2のセンサと、第1検出信号および第2検出
信号に基づいて第1変位データおよび第2変位データを
出力する演算回路と、を備え、演算手段は、第1検出信
号の値と第2検出信号の値の二乗和平方根値に対応させ
た係数を、当該第1検出信号の値および当該第2検出信
号の値にそれぞれ乗じて第1変位データおよび第2変位
データを演算する。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
を、図面を参照しながら説明する。 <第1形態>本発明の実施の第1形態は、Z軸方向に沿
って並べたスイッチでZ軸方向の座標検出を行うもので
ある。 (構成)本第1形態の位置入力装置1は、図1に示すよ
うに、位置入力装置1は、操作部材10、位置入力装置
本体11、第1係止部材12、第2係止部材13、コー
ド14およびコネクタ15を備えて構成されている。
【0014】操作部材10は、軸受け部106(図2参
照)で位置入力装置本体11に係止され、この軸受け部
を中心に四周に傾動可能に構成されている。
【0015】位置入力装置本体11は、その外側壁にス
イッチSW4が設けられ、その内部に図2に示す位置入
力回路100が設けられ、軸受け部106で操作部材1
0を傾動自在に係止し、第2係止部13を摺動自在に係
止する構成を備えている。
【0016】第1係止部12は、略リング状に成形さ
れ、その一部に切り欠き131が設けられ、第1係止部
の開口面が、接合部132で第2係止部材13の開口面
と直角に接合されるように構成されている。
【0017】第2係止部13は、リング状に成形され、
位置入力装置本体10からの脱落しない範囲で摺動自在
に構成されている。
【0018】コード14は、図2に示すように、複数の
芯線がシールド被覆140により被覆され、コネクタ1
5が画像処理装置2に接続されることにより、接地電位
を供給可能に構成されている。芯線は、少なくとも送信
線141、電源線142およびデータ送信要求(RT
S)線143により構成される。この他、受信線、接地
線や通信プロトコル上必要な制御線を含めて構成しても
よい。
【0019】コネクタ15は、通信規格に準拠した形状
やピン数を備え、画像処理装置2のコネクタ24に接続
可能に構成されている。通信規格としては、RS−23
2CやRS―422等、画像処理装置2であるパーソナ
ルコンピュータが通常提供している通信規格を採用すれ
ばよい。
【0020】なお、本位置入力装置では、RS−232
C規格を採用するものとし、コード14中、通常使用し
ない制御線であるDTR信号から電源電圧を取り出して
いる。また、シールド被覆140を位置入力装置に接地
し、接地線を省略して構成している。
【0021】本位置入力装置の位置入力回路100は、
図2に示すように、X軸方向可変抵抗101、Y軸方向
可変抵抗102、CPU(中央演算処理装置)103、
ドライバ回路104、電圧変換回路105およびスイッ
チSW1〜SW4を備えている。
【0022】X軸方向可変抵抗101は、X軸を中心と
する回転角を検出し、この回転角に対応した検出信号S
axをCPU103に出力可能に構成されている。Y軸方
向可変抵抗102は、Y軸を中心とする回転角を検出
し、この回転角に対応した検出信号SayをCPU103
に出力可能に構成されている。なお、可変抵抗101と
102は軸の回転角に対する抵抗値の変化が直線性を有
するB型抵抗であるのが好ましい。また、X軸とY軸
は、操作者が表示画面を見ながら操作するに際し、画面
に表示されたカーソルの移動方向が親指を動かす方向に
ほぼ一致するように構成するのが、操作感覚を快適にす
る上で好ましい。
【0023】操作部材10は、X軸方向可変抵抗101
およびY軸方向可変抵抗102とともに、いわゆるジョ
イスティック装置を構成しているが、さらにジョイステ
ィック装置全体が同図のZ軸方向に移動可能な構成を備
えている。
【0024】CPU103は、いわゆるワンチップマイ
クロコンピュータであり、内蔵ROMに予め格納された
プログラムデータを実行することにより、本発明の位置
入力処理を制御可能に構成されている。CPU103
は、入力ポートI1〜I5、アナログ信号入力ポートA
N1およびAN2並びに出力ポートOを備えている。ド
ライバ回路104は、トランジスタおよびバイアス抵抗
等により構成され、CPU103の出力ポートOに出力
信号の電圧値を変換(例えば5V〜0Vを±12Vへ)
し、電流増幅可能に構成されている。電圧変換回路10
5は、制御線(DTR)からの電圧を所定の電圧へ変換
(例えば+12Vを5Vへ)可能に構成されている。入
力ポートI1〜I4には、スイッチSW1〜SW4の出
力が接続され、入力ポートI5には、データ送信要求線
143が接続されている。アナログ信号入力ポートAN
1とAN2とには、可変抵抗101と102からの検出
信号SaxとSayとがそれぞれが接続されている。出力ポ
ートOには送信線141が接続されている。
【0025】また、CPU103は、ワークエリアとな
り、各種変数を設定する内部RAM,プログラムデータ
を格納する内部ROM等を備えている。
【0026】スイッチSW1〜SW3は、図3に示すよ
うに、そのボタン面が同一方向を向き、その中心軸が一
致するように構成されている。保持台111〜113
は、スイッチSW1〜SW3のそれぞれを載せ、保持部
材110に対して摺動可能に構成されている。ばね11
4は、保持台111と112との間に設けられ、外力が
働かない状態で保持台間が距離d2になるよう弾性的に
両者を付勢して構成されている。ばね115は、保持台
112と113との間に設けられ、外力が働かない状態
で互いの保持台間が距離d1になるよう弾性的に付勢し
て構成されている。
【0027】なお、各スイッチ間の距離については、ば
ねの強さ(ばね定数)が114と115との間で等し
く、スイッチの高さ(ボタン面を押し込んだときの高さ
の変動は無視する)をdとした場合、d<d1<d2と
なるようにばねの長さが調整されている。ただし、ばね
の強さをそれぞれ違えた場合には、この関係は成り立た
たず、ばね114と115とのばね定数をそれぞれk
1、k2とすると、d1k1/k2<d2という関係を
満たすように、間隙d1とd2とが調整される。
【0028】スイッチSW4は、マウスに設けられてい
る確認ボタンと同等の働きを有するものであり、一定以
上の力が加えられた場合に投入状態となるように構成さ
れている。
【0029】画像処理装置2は、図2に示すように、汎
用コンピュータ装置が適用され、CPU20、RAM2
1、ROM22、インターフェース(I/O)回路2
3、コネクタ24、固定ディスク25、ビデオ表示回路
(Video Display Processor)26およびバス27を備
えている。
【0030】CPU20は、ROM22または固定ディ
スク25に格納されたプログラムデータを実行可能に構
成されている。RAM21は、ハードディスク25から
読み取ったプログラムデータを格納する他、CPU20
が一時的に使用可能に構成されている。ROM22は、
電源投入初期においてハードディスク25からプログラ
ムデータを呼び出すIPL等を格納して構成されてい
る。インターフェース回路23は、コネクタ24を介し
て位置入力装置1のコネクタ15から供給された位置情
報Sxyを記憶し、CPU20の指示に従い受信した位置
情報をバス27に出力可能に構成されている。固定ディ
スク25は、プログラムデータ等を格納可能に構成され
ている。ビデオ表示回路26は、CPU20から供給さ
れた画像データに基づいて、CRT28に画像を表示可
能に構成されている。
【0031】(作用)次に、本形態の位置入力装置1の
作用を説明する。図4に、位置入力装置1を装着する方
法の説明図を示す。操作者が位置入力を行う場合には、
同図に示すように、操作者のいずれかの指を、第1係止
部13に嵌め込む。第1係止部13に嵌め込む指は、位
置入力装置1の重量やバランスに応じて定める。
【0032】図5に、本形態の位置入力装置1を装着し
て、操作者がキーボード操作を行っている様子を示す。
キーボード操作を行う場合、位置入力装置1は操作者の
薬指に第1係止部材13により係止しているので、操作
者は支障なくキーボード操作ができる。
【0033】図6に、位置入力を行う場合の操作状態を
示す。同図に示すように、キーボードを入力している姿
勢のまま、操作者が各指をキーから離して人差し指、中
指、薬指および小指を曲げると位置入力装置本体を握り
締める体勢となる。この体勢から、操作者は親指で容易
に操作部材10を操作でき、スイッチSW4を操作でき
る。つまり、キーボード操作中であっても、キーポジシ
ョンを動かさずにすぐ位置入力が行える。
【0034】X軸方向またはY軸方向の位置入力をする
場合、操作者は、同図に示すように、親指で操作部材1
0を傾ける。操作部材10の接触部107に指が触れな
い状態では、操作部材10の軸方向がZ軸方向に一致し
ている。操作部材10がX軸方向やY軸方向のいずれに
も傾動していない場合、可変抵抗101や102からは
電源電圧の約半分の電圧値が出力される。また、操作部
材10の接触部107に指を触れて操作部材を傾動させ
ると、それに応じた電圧が可変抵抗101や102から
出力される。位置入力回路100は、後述する処理によ
り電圧値を位置情報Sxyに変換し出力する。
【0035】ところで、図3(a)に示すように、操作
者が操作部材10に軽い力で触れている場合には、操作
部材10のZ軸方向の逆方向へ付勢力が働いているの
で、スイッチは押下されない。
【0036】一方、同図(b)に示すように、操作者が
操作部材10に軽い押圧を加えるとは、操作部材10の
先端部108がスイッチSW3のボタン面に触れて、ス
イッチSW3が押下される。この状態では、各ばねに応
力が作用しないので、保持台間の距離に変化はない。
【0037】同図(c)に示すように、操作者が操作部
材10に加える応力を上げると、先端部108がスイッ
チSW3を押し込み、その応力がばね114と115に
作用する。スイッチSW3が押されることで、ばね11
4および115とも高さが小さくなる。保持台112と
113との間の距離がdに等しくなるとき、操作台11
3の底面がスイッチSW2のボタン面に触れ、スイッチ
SW2が押下される。保持台111と112との間のば
ね115の方がばね114より高いので、この状態では
まだスイッチSW1は押下されない。
【0038】同図(d)に示すように、操作者が操作部
材10に加える応力をさらに上げると、先端部108が
スイッチSW3とともにスイッチSW2も押し込み、操
作台113とともに操作台112も移動させる。そして
保持台112と111との間の距離もdに等しくなる
と、操作台112の底面がスイッチSW1のボタン面に
触れ、スイッチSW1が押下される。
【0039】各スイッチSW1〜SW3の押下状態は、
CPU103の入力ポートI1〜I3に供給される。
【0040】(座標演算処理)次に、位置入力回路10
における座標演算処理を、図7および図8のフローチャ
ートに基づいて説明する。 ステップS1: まず、割り込み要求を禁止した上で、
CPUの各ポートを出力ポート、入力ポートおよびアナ
ログ信号入力ポート等の各設定、タイマーの設定等の初
期化処理をする。 ステップS2: 画像処理装置2がデータを受信できる
状態のときは、データ送信要求(RTS)線143が有
効レベルになっている。そこで、データ送信要求線が有
効レベルか否かを検査し、有効レベルでない場合には
(NO)待つ。
【0041】ステップS3: データ送信要求線が有効
レベルである場合(S2;YES)、画像処理装置2に
本位置入力装置が動作を開始する旨を知らせるために、
処理開始データを送出する。処理開始データは、特定の
文字、例えば文字コード‘H’(=47H)とする。画
像処理装置は処理開始データが送信さああれてくると、
位置入力装置が動作を開始したものとして、引き続き送
信されてくる位置情報Sxyの受信準備をする。位置入力
装置1は、画像処理装置2のデータ受信準備が完了する
までしばらく(50ms程度)待ってから、CPUは割
り込み要求を許可し、データ送信動作を開始させる。
【0042】ステップS4: ステップS4〜S7まで
が通常のループ処理である。ループ処理の最初に、入力
ポートI5に入力されているデータ送信要求線143が
有効レベルか否かを調べ、有効レベルでなければ、ステ
ップS2に移行する。
【0043】ステップS5: データ送信要求線143
が有効レベルになっていれば(S4;YES)、送出フ
ラグがオン(‘1’)かオフ(‘0’)かを検査する。
送出フラグは、初期状態でオフであり、タイマー割り込
み処理でデータが有効ならオンにされるものである。送
出フラグがオフなら(NO)再びステップS4に戻る。
【0044】ステップS6: 送出フラグがオンなら
(S5;YES)、データが存在することを意味してい
るので、内部RAMに格納されているデータ、すなわち
X軸データバッファXv、Y軸データバッファYvおよ
びスイッチデータバッファSWDATAに格納されてい
るデータを出力ポートOから順に出力する。これらデー
タは画像処理装置2により受信され、各種処理に使用さ
れる。
【0045】ステップS7: データを送出したら、送
出フラグをリセットし、各バッファのデータをクリアす
る。データをクリアしたらステップS4に戻る。
【0046】さて、操作部材10がX軸方向あるいはY
軸方向に操作され、あるいはいずれかのスイッチが押下
されると、それに伴って送信すべきデータが変化する。
このため、本位置入力装置では内部タイマーにより割り
込みを定期的に発生させ、割り込みが発生するたびに、
データの読み取りを行う。この取り込み処理は、図8に
おいて後述するタイマー割り込み処理により遂行され
る。
【0047】タイマー割り込み処理を説明する。CPU
103の内部タイマーは、定期的に(例えば、50ms
ごとに)CPUに割り込み処理を要求する。CPUは割
り込み要求がされると、それまでのレジスタ状態を待避
し、図8に示すタイマー割り込み処理を行う。
【0048】まずアナログ信号入力ポートAN1に入力
れている電圧をアナログ−デジタル変換(A/D変換)
し、例えば8ビットデジタル値にする(ステップS1
1)。すなわち、アナログ信号入力ポートAN1を内部
のA/D変換器に接続し、アナログ入力に対応するデジ
タル信号に変換する。ここでA/D変換器から読み取っ
た値が正常でなければ(ステップS11;NO)そのま
ま復帰する。
【0049】読み取った値が正常であれば(S11;Y
ES)、所定の換算処理を行い、これをX軸データバッ
ファXvに格納する(S12)。換算処理については後
述する。
【0050】Y軸方向のデータについても、X軸方向の
データと同様に、アナログ信号入力ポートAN2に入力
されている電圧をデジタル信号へ変換し(S13)、デ
ジタル信号の変換値が正常か否かを検査する(S1
4)。そして、変換値に対し換算処理を行い、Y軸デー
タバッファYvに格納する(S15)。
【0051】最後に、入力ポートI1〜I4に入力され
ているスイッチの状態を読み取って、スイッチデータバ
ッファSWDATAに格納し(S18)、割り込み処理
から復帰する。
【0052】(換算処理)上記ステップS12およびS
15における換算処理とは、X軸方向のデジタル信号変
換値およびY軸方向のデジタル信号変換値の値に応じ
て、変換値を計算するものである。
【0053】1) まず、デジタル信号変換値Xおよび
Yは、0〜5Vの電圧値を所定のビット数に変換したも
のなので、これから中間値を中心にした所定の幅のデジ
タル値に変換する。例えば、8ビットで変換されるなら
ば、変換値は128を中心に0〜255まで変化する値
となるので、128を「0」として±31だけ変動する
値に変換する。変換値をXおよびYとすると、 −31<X<+31、 −31<Y<+31 となる。
【0054】2) 次に、操作部材10に触れていない
無入力状態において、データを「0」とするため、一定
の微少な変位を不感応帯とする演算を行う。例えば、X
<128、Y<128かつ、√(X+Y)<9
0のとき、不感応帯であるものとして、出力データをX
=0、Y=0とする。
【0055】3) 不感応帯から外れる場合には、L=
√(X+Y)の値を演算し、表1に示すようなテー
ブルから、スピードパラメータSpdを決定する。下表
において、L=A+Bとする。
【0056】
【表1】 4) XmodおよびYmodを前回の演算の余りとした場
合、データバッファの値を下式で計算する。
【0057】 Xv=(X・Spd+Xmod)/16 …(1) Yv=(Y・Spd+Ymod)/16 …(2) (1)式の商がXvの値となる。その余りはXmodに格
納される。また(2)式の商がYvの値となる。その余
りはYmodに格納される。以上の処理により、X軸デー
タバッファXv、Y軸データバッファYvおよびスイッ
チデータバッファSWDATAの値が、位置情報Sxyと
して画像処理装置2へ送信される。
【0058】(画像処理装置における処理)画像処理装
置2では、XvおよびYvの値を、表示面上の座標値と
して使用する他、SWDATAをZ軸方向のデータとし
て使用することができる。例えば、SW3の情報をマウ
スの左ボタンをクリックしたのと同様に取り扱うことが
できる。また、SW2およびSW1の情報をZ軸方向の
位置情報として使用することができる。画像処理装置に
搭載するプログラムにより、その処理形態は任意であ
る。
【0059】(利点)以上のように本第1形態によれ
ば、操作部材が軸方向に移動可能であり、その軸方向へ
の応力で投入されるスイッチを備えたので、Z軸方向の
押圧を検出することができる。また、複数のスイッチを
Z軸方向の移動に連れて順次投入されるように、配置し
たので、スイッチの投入状態によりZ軸方向の変位を検
出できる。また、複数のスイッチ間の間隙をばねで付勢
したので、Z軸方向への操作感覚を良好に維持すること
ができる。また、スイッチSW4を設けたので、マウス
の右ボタンと同等の機能を当該位置入力装置に設けるこ
とも可能である。また、係止部材を設けたので、キーボ
ード操作から位置入力操作へ、また位置入力操作からキ
ーボード操作への移行が容易に素早く行え、操作効率を
向上させることができる。また、スピード係数LをX軸
方向のデータとY軸方向のデータとの二乗和平方根値に
対応させ、これに基づいて位置情報を生成するので、基
準位置からの変位に応じて大きく座標を変化させること
ができる。したがって、親指等だけで画像表示装置の表
示面上におけるいずれの場所でも、迅速にカーソルを移
動させることができる。
【0060】<第2形態>本発明の第2形態は、上記第
1形態と異なるZ軸方向への変位検出機構を提供するも
のである。 (構成)本第2形態の構成は、操作部材に設けられるZ
軸方向への変位検出機構が第1形態と異なる。X軸方向
およびY軸方向の検出機構並びに電気回路の構成は第1
形態と同様なので、その説明を省略する。
【0061】本第2形態の位置入力装置は、図9乃至図
11に示すように、そのZ軸方向の変位検出機構とし
て、操作部材30、スライド板31、ガイド枠32、ば
ね33、スイッチ台34、スイッチSW5〜SW7を備
えて構成されている。なお、同図ではX軸方向およびY
軸方向の検出機構は省略されている。
【0062】操作部材30は、スライド板31と遊動可
能に接続されており、Z軸方向への変位を伝達可能に構
成されている。スライド板31は、スイッチSW5の位
置でZ軸方向に最も長く、スイッチSW7の位置でZ軸
方向に最も短くなるように、階段状に成形されている。
また、スライド板31は、ガイド枠32に保持されて、
Z軸方向に摺動可能に構成されている。ガイド枠32
は、スイッチ台34とともに、スイッチSW5〜SW7
を固定可能に、また、スライド板31をZ軸方向へ摺動
可能に構成されている。ばね33は、スライド板上に設
けられたタップとスイッチ台34との間に設けられ、ス
ライド板をZ軸方向に沿って、同図の上方に付勢可能に
構成されている。
【0063】スイッチSW5〜SW7は、いわゆるマイ
クロスイッチを組み合わせて構成されている。各スイッ
チにおいて、開閉棒35〜37が支点を中心に開閉可能
に構成されている。開閉板は、スライド板31がZ軸方
向へ移動した場合に、各開閉棒の先端が、スライド板の
階段状の端面に当接するように長さが調整されている。
各スイッチにはスイッチボタン38が設けられており
(図11)、開閉板が一定の角度より閉じた場合に当該
開閉板が開く方向に、一定の付勢力で付勢されて構成さ
れている。
【0064】(作用)操作者が操作部材30をZ軸方向
に押下すると、それに応じてばね33で付勢されたスラ
イド板31がZ軸方向に移動する。スライド板31がZ
軸方向へ移動すると、その端面がスイッチに設けられた
開閉板に当接するようになる。ところでスライド板31
は、スイッチSW5の位置でZ軸方向に最も長く、スイ
ッチSW7の位置でZ軸方向に最も短くなるように成形
されているのに対し、各スイッチに対する開閉板の配置
はどのスイッチでも同じである。したがって、スライド
板31がZ軸方向に移動するに連れ、まず最初にスイッ
チSW5の開閉板35がスライド板の端面に当接する。
さらにスライド板がZ軸の方向へ移動すると、開閉板3
5がスイッチボタン38より与えられる付勢力に反抗し
て閉じられていく。そして、ある位置でスイッチボタン
38が電気的に投入される(図11において破線で示す
位置)。このとき、他のスイッチは投入されていない。
【0065】さらに、スライド板31がZ軸方向に下が
ると、次にスイッチSW6の開閉板36が端面に当接
し、スイッチSW6が投入状態となる。同様にして、さ
らにスライド板31がZ軸方向へ移動すると、最後にス
イッチSW7が投入状態となる。
【0066】操作部材30に加えるZ軸方向の力を弱め
ると、ばね33の付勢力により、スライド板31がそれ
までと逆方向に押し上げられ、押し下げ時と逆の順番で
スイッチが遮断状態に移行していく。以上のように本第
2形態によれば、スイッチをZ軸方向に垂直な方向に並
べても、Z軸方向の変位の検出を行わせることができ
る。
【0067】<その他の変形例>本発明は、上記各実施
形態によらず、種々に変形して適用することが可能であ
る。例えば、スイッチの態様、その向き、個数等は任意
に変更できる。第1形態であれば、スイッチの向きは、
逆向きであってもよい。スイッチの個数はさらに増やし
ても、減らしてもよい。付勢手段にはばねのみならず、
ゴムやスポンジ等任意の手段を適用できる。また、第2
形態であれば、スイッチをZ軸に垂直に並べる必要性は
なく、Z軸と所定の角度で交わるような斜めの線に沿っ
て並べてもよい。さらに、スイッチをZ軸方向に沿って
縦に並べてもよい。斜めに並べたり縦に並べたりする場
合にはスライド板を階段状にする必要はない。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で、三次元
座標の指定が可能な位置入力装置を提供することができ
る。すなわち、本発明によれば、操作部材の第3の軸方
向への移動を検出するスイッチを設けたので、Z軸方向
への移動の有無を簡単な構成で検出できる。本発明によ
れば、操作部材の第3の軸方向への移動に連れその変位
量を順次する複数のスイッチを設けたので、Z軸方向へ
の移動量の大小関係を簡単な構成で検出できる。本発明
によれば、スイッチを第3の軸方向へ配列しスイッチ間
に付勢手段を設けたり、スイッチを第3の軸方向以外の
方向に配列しスイッチを順次押下する板状部材を設けた
ので、スイッチ操作部材のZ軸方向への変位量を、確実
にかつ簡単な構成で検出できる。本発明によれば、操作
部材と個別にスイッチを設けたり、操作部材の変位量が
大きいときに、出力されるデータを大きくする演算回路
を設けたので、キーボードを操作する操作者が、マウス
と同様の操作感覚で位置入力装置を操作できる。また、
位置入力装置の本体を係止部材が操作者の手の平側に位
置させるので、キーボード操作を行っている途中で手の
ポジションを変えることなく、カーソルの移動やクリッ
ク等の入力操作が行える。したがって、キーボードの操
作効率を損なわず、効率良く、かつ、正確にカーソルの
移動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置入力装置の外観斜視図である。
【図2】本発明の位置入力装置における電気回路および
画像処理装置のブロック図である。
【図3】本発明の第1形態におけるZ軸方向の位置検出
機構を説明する図である。
【図4】本発明の位置入力装置の装着方法を説明する図
である。
【図5】本発明の位置入力装置を使用したキーボード操
作の例である。
【図6】本発明の位置入力装置の操作を説明する図であ
る。
【図7】本発明の位置入力装置の全体処理を説明するフ
ローチャートである。
【図8】タイマー割り込み処理を説明するフローチャー
トである。
【図9】本発明の第2形態におけるZ軸方向検出機構の
透視斜視図である。
【図10】第2形態におけるZ軸方向検出機構の正面図
である。
【図11】第2形態におけるZ軸方向検出機構の側面図
である。
【符号の説明】
1…位置入力装置、2…画像処理装置、10…操作部
材、11…位置入力装置本体、SW1〜SW3…Z軸方
向検出スイッチ、SW4…スイッチ、101、102…
可変抵抗、103…CPU、100…位置入力回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の軸および当該第1の軸方向と異な
    る軸方向を持つ第2の軸のそれぞれを中心に回動可能な
    操作部材を備えた位置入力装置において、 前記操作部材は、前記第1の軸方向および前記第2の軸
    方向とは異なる第3の軸方向に移動可能に構成されてお
    り、 前記操作部材が前記第3の軸方向へ移動させられること
    によって投入されるスイッチを備えたことを特徴とする
    位置入力装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部材の前記第3の軸方向への移
    動に連れて順次投入される複数の前記スイッチを備えた
    請求項1に記載の位置入力装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のスイッチは、前記第3の軸方
    向に沿って連設されている請求項2に記載の位置入力装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数のスイッチは、当該複数のスイ
    ッチの少なくとも1以上が当該第3の軸方向に沿って移
    動可能に構成され、 互いに隣接する前記スイッチの間には、これらスイッチ
    の間隔が所定の間隔となるように弾性的に保つ付勢手段
    が備えられている請求項3に記載の位置入力装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のスイッチは、前記第3の軸方
    向と異なる方向に沿って連設され、 前記操作部材には、前記第3の軸方向への移動に連れ
    て、前記複数のスイッチを順次投入するための板状部材
    が設けられている請求項2に記載の位置入力装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部材の操作とは独立して押下可
    能な1以上のスイッチを備えた請求項1乃至請求項5の
    いずれか一項に記載の位置入力装置。
  7. 【請求項7】 当該位置入力装置の本体に係止し、か
    つ、操作者の身体の一部に係止することにより、この位
    置入力装置の本体を操作者の手の平側に位置させる少な
    くとも1の係止部材を備えた請求項1乃至請求項6のい
    ずれか一項に記載の位置入力装置。
  8. 【請求項8】 前記操作部材の前記第1の軸方向への変
    位を検出し、第1検出信号を出力する第1のセンサと、 前記操作部材の前記第2の軸方向への変位を検出し、第
    2検出信号を出力する第2のセンサと、 前記第1検出信号および前記第2検出信号に基づいて第
    1変位データおよび第2変位データを出力する演算回路
    と、を備え、 前記演算手段は、前記第1検出信号の値と前記第2検出
    信号の値の二乗和平方根値に対応させた係数を、当該第
    1検出信号の値および当該第2検出信号の値にそれぞれ
    乗じて前記第1変位データおよび前記第2変位データを
    演算する請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の
    位置入力装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0660773A (ja) * 1992-08-10 1994-03-04 Yamaha Corp 多段押釦スイッチ
JPH087988A (ja) * 1994-06-22 1996-01-12 S K Koki:Kk 多段ピンスイッチ
JPH10143320A (ja) * 1996-11-15 1998-05-29 Toho Business Kanri Center:Kk 位置入力装置および画像表示装置

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