JP2003029902A - 入力スイッチ、入力装置及び入力方法 - Google Patents

入力スイッチ、入力装置及び入力方法

Info

Publication number
JP2003029902A
JP2003029902A JP2001218732A JP2001218732A JP2003029902A JP 2003029902 A JP2003029902 A JP 2003029902A JP 2001218732 A JP2001218732 A JP 2001218732A JP 2001218732 A JP2001218732 A JP 2001218732A JP 2003029902 A JP2003029902 A JP 2003029902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
switches
pushing
plate
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001218732A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Komori
正一郎 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001218732A priority Critical patent/JP2003029902A/ja
Publication of JP2003029902A publication Critical patent/JP2003029902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で操作容易で多くの情報を入力可能な入
力スイッチ2、そのようなスイッチ2を使用して情報を
効率的に入力する方法、そのような入力スイッチを使用
した電子機器等を提供することにある。 【解決手段】 プレート5とベース4とにより4個のス
イッチ6を挟み、さらに、ケース3とベース4とにより
他の4個のスイッチ6を挟んで、入力スイッチ2を構成
した。そして、スイッチ2の9カ所の押す位置5a〜5
jを垂直下向に押したり、垂直下向に押しながらさらに
東西南北等m〜uに押すことにより、合計81個の情報
を入力するものとした。また、スイッチ2を使用して日
本語を入力する方法。前記81個の入力操作の内から特
に操作性の良い25個の操作を選定し情報を入力する方
法、入力スイッチ2を2個有する文字入力装置であっ
て、50個の入力を可能とした文字入力装置14などと
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電卓、腕時計、携帯
用オーディオ機器、録音器、録画器、リモートコントロ
ールスイッチ、携帯電話、文字入力装置などに使用する
入力スイッチとこれを使用した入力装置及びこのような
入力装置を有する電子機器などに係る。特に親指のみの
操作で多くの情報を入力できるようにした入力スイッチ
と、このスイッチを使用して簡単に日本語、ローマ字入
力による日本語、アルファベット、数字などを効率的に
入力する方法などに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の入力スイッチに関する発明として
は、特開2000−10716号、特開2000−14
8358号、特開2001−51778号などがあっ
た。特開2000−10716号と特開2000−14
8358号は、共に指示レバーの位置を検出しその位置
情報を出力する方向指示デバイスを用いて、指示レバー
の方向と傾きに関する出力の変化から文字を選定するも
のであるが、この方法では指示レバーの方向と傾きの調
整に熟練を要し、また、親指一本の操作では入力ができ
ない欠点があった。また、特開2001−51778号
には第1の文字群と第2の文字群とを段階的に選択する
ことにより所定の文字を入力する装置が記載されている
が、2段階の選択作業と決定スイッチの操作が必要であ
り単1の操作で入力することはできない問題があった。
また、携帯電話などでは小さなサイズのキーを取り付け
たものもあるが、親指の第1間接を曲げた状態でキーを
押す作業は、非常に手間がかかるだけでなく指にかかる
負担も大きい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
技術の欠点を除くためなされたもので、その目的とする
ところは、小型な入力スイッチであって、第1関節を曲
げない状態での親指のみの操作により、多くの情報を入
力することのできる入力スイッチを提供することにあ
る。また他の目的は、そのような入力スイッチを単数又
は複数使用して簡単に日本語、ローマ字入力による日本
語、英語など欧米語、数字などの情報を効率的に入力す
る方法を提供することにある。また他の目的は、そのよ
うな入力スイッチを使用した電卓、腕時計、携帯用オー
ディオ機器、録音器、録画器、リモートコントロールス
イッチ、携帯電話、入力装置及びそのような入力装置を
有するその他の電子機器などを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、互い
に平行に並べたプレートとベースとにより4個乃至6個
のスイッチを挟み、前記プレートを垂直下向に押すこと
により前記スイッチのいずれか1個以上がONとなり、
前記4個乃至6個のスイッチが概略正多角形の各頂点に
位置するように配置したことを特徴とする入力スイッチ
とする。請求項2の発明は、互いに平行に並べたプレー
トとベースとにより4個乃至6個のスイッチを挟み、前
記プレートを垂直下向に押すことにより前記スイッチの
いずれか1個以上がONとなり、前記4個乃至6個のス
イッチが概略正多角形の各頂点に位置するように配置す
る。また、ケースと前記ベースとにより他の4個乃至6
個のスイッチを挟み、前記プレートを南西南北等に押す
ことにより、前記他の4個乃至6個のスイッチのいずれ
か1個以上がONとなり、前記他の4個乃至6個のスイ
ッチが概略多角形の頂点に位置するように配置する。請
求項3の発明は、請求項2の入力スイッチにおいて、プ
レートとベースとに挟まれた4個乃至6個のスイッチの
真上に当たるプレートの上面4乃至6カ所に、概略3角
錐形状の突起を付ける。請求項4の発明は、請求項2又
は請求項3に記載した入力スイッチを取り付けた電卓、
腕時計、携帯用オーディオ機器、録音器、録画器、リモ
ートコントロールスイッチ、携帯電話、文字入力装置及
び前記文字入力装置を有するその他の電子機器とする。
【0005】請求項5の発明は、請求項2又は請求項3
に記載した入力スイッチであって、プレートとベースで
4個のスイッチを挟み、ケースとベースとで他の4個の
スイッチを挟んで成る入力スイッチを使用して文字を入
力する方法であって、プレートを南北3行と東西3列の
合計9カ所に分け押す位置とし、前記押す位置を変えて
順次垂直下向に押すことにより五十音図の「あ〜ら」の
各行の先頭の文字を入力し、押す位置のいずれかを押し
ながら東西南北の4方向に押すことにより、それぞれの
行に含まれる他の4文字を入力することを特徴とする日
本語入力方法とする。請求項6の発明は、請求項2又は
請求項3に記載した入力スイッチであって、プレートと
ベースで4個のスイッチを挟み、ケースとベースとで他
の4個のスイッチを挟んで成る入力スイッチを使用して
情報を入力する方法であって、プレートを上下3行と左
右3列の合計9カ所に分け押す位置とし、前記押す位置
を変えて順次垂直下向に押すことにより9個の情報を入
力し、前記押す位置の中で4隅にある4カ所の内のいず
れかを押しながらそれぞれ外側3方向に押すことにより
12個の情報を入力し、さらに、押す位置の中で外辺に
ある4カ所の押す位置の内のいずれかを押しながらそれ
ぞれ外側1方向へ押すことにより4個の情報を入力し、
合計25個の情報を入力する方法とする。請求項7の発
明は、請求項2又は請求項3に記載した入力スイッチで
あって、プレートとベースで4個のスイッチを挟み、ケ
ースとベースとで他の4個のスイッチを挟んで成る入力
スイッチを2個有する文字入力装置であって、請求項6
の情報入力方法を使用して合計50個の入力を可能と
し、そのうち10個を数字の入力として、26個をアル
ファベット26文字の入力として割り当てたことを特徴
とする文字入力装置とする。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1の発明の1実施例を第1
実施例として図1、図2、図3に示した。第1実施例で
は概略正方形の板から成るプレート5とベース4とで4
個のスイッチ6(6a、6b、6c、6d)を挟み、そ
れぞれ概略正方形のプレート5やベース4の4隅に配置
して入力スイッチ1を構成した。スイッチ6は弾性のカ
バー7dと3個の接点7a、7b、7cとからなり、カ
バー7dの中であってプレート5側に接点7aをベース
4側に接点7bと接点7cをそれぞれ取り付け、接点7
aが接点7bと接点7cに接触することによりスイッチ
6はONとなるように構成した。請求項2と請求項3の
発明の実施例を図4に示し、第2実施例の断面図を図5
に第3実施例の断面図を図6に第4実施例の断面図を図
7にそれぞれ示した。各実施例共に入力スイッチ1の下
面中央に支柱4a、4b、4cをそれぞれ取り付け、下
面の東西南北の4辺に4個の座10を取り付けた。ま
た、平面視概略正方形の皿状のケース3に支柱4a、4
b、4cを乗せ、ケース3の斜め立上3aの4カ所と座
10とで他の4個のスイッチ6(6e、6f、6g、6
h)を挟み、平面視においてスイッチ6a、6b、6
c、6dの作る正方形と他のスイッチ6e、6f、6
g、6hの作る正方形とが、その中心を同じくし互いに
90度だけ位置をずらした配置となるようにして、入力
スイッチ2を構成した。入力スイッチ2の第2実施例で
は、支柱4aとケース3とは滑り対偶とし、スイッチ6
のカバー7dを座10とケース3の両方に接着して取り
付けた。第3実施例では、支柱4bとケース3とをバネ
8を介して取り付けた。バネの他にも弾性ゴムや空気バ
ネなどを使用する方法もある。第4実施例では支柱4c
の先端4dの大部分を球形状とし、受箱9に挿入して旋
回可能に取り付けた。請求項3の発明は図4乃至図7に
示した各実施例のように、4個のスイッチ6(6a、6
b、6c、6d)の真上に当たるプレート5の上面の4
カ所に概略3角錐形状の突起11を取り付けた。請求項
7の発明の1実施例たる文字入力装置を第5実施例とし
て図10に示した。本実施例に係る文字入力装置14は
2個の入力スイッチ2とディスプレイ15とからなるも
のである。
【0007】本発明に係るスイッチ1、2のプレートの
上面を図1に示したように、南北3行と東西3列の合計
9個の位置に分け、それぞれ押す位置5a、5b、5
c、5d、5e、5f、5g、5h、5j(以下単に
「5a〜5j」という。)と呼称する。図中にはいずれ
の押す位置のも属さない空部5kがあるが、複雑となる
ので空部3kを使用しない方法を提案する。また東西南
北等の8方向について図4に示したようにn、p、q、
r、s、t、u、m(以下単に「m〜u」という。)と
呼称する。そして、それぞれの押す位置5a〜5jを垂
直下向に押すことを5a、5b、5c、5d、5e、5
f、5g、5h、5jと表示し、それぞれの押す位置を
押しながら東西南北等の方向に押す場合には、さらに、
方向の符号を付けて表示する。例えば5aを押しながら
北n方向に押す場合は5anのように表示するものとす
る。
【0008】請求項5の発明は請求項2又は請求項3に
記載したスイッチ2を使って効率よく日本語を入力する
方法である。本発明の1実施例を第6実施例として図8
に示して説明する。本実施例では5a〜5jを押すこと
により五十音図の「あ〜ら」の各行の最初の文字を入力
する。そして、5a〜5jを押しながら西u、北n、東
q、南sの方向に押してそれぞれの行に属する「い列、
う列、え列、お列」の文字を入力する。そして、「わ、
を」は「や」行の空いたところである5fu、5fqを
押し、「ん」は5jrを押して入力するものとし、五十
音のすべての文字の入力を可能とした。また、「きゃ、
きゅ、きょ」などの文字は「き」の属する「か」行の最
初の文字を入力する5bを押しながら北西m、北東p、
南西tの各方向に押して入力するものとした。「しゃ、
ちゃ、にゃ、ひゃ、みゃ、りゃ」などもそれぞれ最初の
文字の属する「さ、た、な、は、ま、ら」行の最初の文
字を入力する5c、5h、5j、5d、5g、5eを押
しながら北西m方向に押すことにより入力するものとし
た。図8中の「濁点、半濁点」はこれを押すと前に入力
した文字に濁点や半濁点を付けることができる。「変
換」はこれを押すと漢字に変換することができる。「切
替」はこれを押すと英文と数字入力に切り替わり、「小
文字」を押すと前に入力した文字を小文字にすることが
できるものとした。その他、句点、読点、長音「ー」や
括弧なども入力できるようにした。
【0009】請求項6の発明の1実施例を第7実施例と
して図9に示し説明する。本実施例では押す位置5a〜
5jの9カ所をそれぞれ押して合計9個の情報を入力す
る。また、押す位置5a〜5jの内の4隅に当たる5
a、5c、5e、5gの4カ所を押しながら、それぞれ
外側に押すことになる3方向、例えば、5aを押す場合
は北n、北西m、西uの3方向に押す。このようにする
と1カ所当たり3個の情報全部で12個の情報を入力す
ることができる。さらに、押す位置の中で外辺にある4
個の押す位置5b、5d、5f、5hのいずれかを押し
ながら、それぞれ外側に押すことになる北n、東q、南
s、西uに押して合計4個の情報を入力するようにし
た。図9は、押す位置5a〜5jの9カ所を中央部に太
線で区切り、それぞれに垂直下方向に押す操作を記入
し、外周の4隅又は4辺にあるいずれかの押す位置を押
しながら外側に押す操作を、それぞれの押す位置の押す
方向外側に一枡ずらして表示した模式図である。請求項
7の発明の1実施例を第5実施例として図10に示した
が、その使用方法の1例を図11に示し説明する。本実
施例に係る文字入力装置は入力スイッチ2を2個有する
文字入力装置14であって、入力した文字列を表示する
ディスプレイ15を有している。そして図9に示した2
5個の入力操作を2個分まとめ50個の入力操作とし、
図11に示したように数字入力に10個、アルファベッ
ト26文字の入力に26個、残りの14個を使用して他
の記号の入力や、英文・和文の切り替え、漢字変換など
必要な情報の入力に使用するようにした。
【0010】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。請求項1の発明に係る
第1実施例のスイッチ1のプレート5を垂直下向に押す
と、図1に示した9個の押す位置5a〜5jにより図1
2に示したようにONになるスイッチの組合せが異な
る。従って、スイッチ1を使えば合計9個の情報を入力
することができる。請求項2、請求項3の発明に係る第
2乃至第4実施例のスイッチ2のプレート5を垂直下向
きに押しながら同時に東西南北等m〜uの8方向に押し
た場合には、図12に加えて図13に示したスイッチが
それぞれONとなり、図14にその1部を示したように
9カ所の押す位置毎にそれぞれ8個、合計72個の情報
を入力することができる。従って、単にスイッチ2を垂
直下向に押したり、垂直下向に押しながら東西南北等に
押すことにより、図12に示した9個の情報と図14に
その1部を示した72個の情報、合計81個の情報を入
力することができる。請求項3の発明に係るスイッチは
概略3角錐形状の突起を有しているので、比較的小さな
面積を有する4隅の押す位置5a、5c、5e、5gを
押しながら東西南北等の方向に押しても滑ることなく、
片手でスイッチ2又はスイッチ2を有する入力装置等を
持って、親指のみを使用し指を曲げることなく入力する
ことが可能である。請求項4に記載した発明は、スイッ
チ2を取り付けた電卓、腕時計、ポータブルMDのよう
な携帯用オーディオ機器、録音機、録画器、リモートコ
ントロールスイッチ、携帯電話、文字入力装置14及び
文字入力装置を有する他の電子機器に関するものである
が、特に携帯用の小型の電子機器においては片手で保持
し親指1本で入力することができるため、小型で軽量の
電子機器であって指にかかる負担が小さく使いやすいも
のとすることができる。また、一部の入力操作をコンピ
ュータに対するポインターの移動指令とクリック選択指
令として使用すれば、マウス機能付きキーボードとして
有用である。
【0011】請求項5に係る発明はスイッチ2を使用し
て日本語を入力する方法に係るものであるが、第6実施
例として図8に示したようにスイッチ2の各押す位置5
a〜5jを垂直下向に押すことにより、五十音図の「あ
〜ら」行の最初の言葉である「あ、か、さ、た、な、
は、ま、や、ら」を入力することができる。さらに、各
押す位置を押しながら西u、北n、東q、南s方向に押
すと、各行の「い列、う列、え列、お列」の文字を入力
することができる。また、各押す位置5a〜5jを垂直
下向に押しながら北西m、北東p、南西t方向に押す
と、各行の「い列の文字」に小文字の「ゃ、ゅ、ょ」を
付けた文字を入力することができる。なを、「5fu、
5fq、5jr、5dr」と押せば「わ、を、ん、ー」
のそれぞれの文字や長音符を、「5am、5ap、5h
r、5at、5ar」などと押せば前に入力した文字に
濁点や半濁点を付けたり、小文字にしたり、句点や読点
を入力することができる。さらに、「5br、5cr」
と押せば漢字への変換や英数字入力への切り替えをする
ことができ、「5fm、5fp、5ft、5fr」など
と押せばいろんな種類の括弧を入力することもできる。
以上のように本発明によれば、通常日本語の文章を作成
するために必要となる情報のすべてを、スイッチ2を1
個だけ使用して入力するすることができる。
【0012】請求項6に係る発明は、図9の第7実施例
に示したように、5a〜5jを垂直下向きに押す入力操
作9個と、外周の4隅にある押す位置5a、5c、5
e、5gを押しながら東西南北等であって外側に押す操
作となるそれぞれ3個合わせて12個の入力操作と、外
周4辺にある押す位置5b、5d、5f、5hを押しな
がらそれぞれ北n、東q、南s、西uの外側に押す操作
となる4個の入力操作とで合計25個の入力操作を選ん
だものである。本発明は、スイッチ2を使用して81個
の情報を入力する操作のうちから、特に操作性の高く、
また、記憶しやすい入力操作を選び25個の入力方法と
したものである。従って、この25個の入力操作を最も
頻繁に使用する情報の入力に使用すればより効率的に入
力が可能である。請求項7に係る発明は入力スイッチ2
を2個有する文字入力装置に14に関するものであり、
第5実施例に示したようにディスプレイ15を有してい
る。特に請求項6に記載した25個の入力方法を使用す
ることにより、2個のスイッチ2で合計50個の、操作
しやすくまた記憶しやすい入力操作により、図11に示
したように数字とアルファベットのすべてと必要な符号
その他の情報の入力が可能となり、また未だ使用してい
ない空欄に特殊文字を割り当てることにより、日本語の
ローマ字入力や英文入力さらにはドイツ語、フランス語
などの入力にも使用することができる。
【0013】上記実施例では、プレートとベースで4個
のスイッチを挟み、ケースとベースとで他の4個のスイ
ッチを挟んで成る入力スイッチについて記載したが、プ
レートとベースで5個又は6個のスイッチを挟み、ケー
スとベースとで他の5個又は6個スイッチを挟む構成と
し、プレート、ベース、ケースなどを正5角形又は正6
角形ととすることもでき、上記実施例に限定するもので
はない。
【0014】
【発明の効果】本発明により、小型な入力スイッチであ
って第1関節を曲げない状態での親指のみの操作によ
り、多くの情報を入力することのできる入力スイッチ
1、2を提供することができた。また、そのような入力
スイッチを単数又は複数使用して簡単に日本語、ローマ
字入力による日本語、英語など欧米語、数字などの情報
を効率的に入力する方法や装置を提供することができ
た。また、そのような入力スイッチを使用した電卓、腕
時計、携帯用オーディオ機器、録音器、録画器、リモー
トコントロールスイッチ、携帯電話、入力装置及びその
ような入力装置を有するその他の電子機器などを提供す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る入力スイッチの平面図であ
る。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】図2のB−B矢視断面図である。
【図4】請求項2及び請求項3の発明に係る入力スイッ
チの実施例の平面図である。
【図5】図4のC−C矢視であって第2実施例の断面図
である。
【図6】図4のC−C矢視であって第3実施例の断面図
である。
【図7】図4のC−C矢視であって第4実施例の断面図
である。
【図8】第6実施例に係る日本語入力方法を表した模式
図である。
【図9】第7実施例に係る入力方法を表した模式図であ
る。
【図10】第5実施例に係る文字入力装置の平面図であ
る。
【図11】請求項7に係る発明の文字入力方法を表した
模式図である。
【図12】入力スイッチ1の押す位置とONとなるスイ
ッチとの関係を示した表である。
【図13】入力スイッチ2の押す方向とONとなるスイ
ッチとの関係を示した表である。
【図14】入力スイッチ2の各押す位置を押しながら東
西南北等に押した場合にONとなるスイッチを示した表
の一部である。
【図15】第7実施例に係る入力操作とONとなるスイ
ッチとの関係を示した表である。
【符号の説明】
1 :入力スイッチ 2 :入力スイッチ
3 :ケース 3a:斜め立上 4 :ベース
4a:支柱 4b:支柱 4c:支柱
4d:先端 5 :プレート 5a:押す位置
5b:押す位置 5c:押す位置 5d:押す位置
5e:押す位置 5f:押す位置 5g:押す位置
5h:押す位置 5j:押す位置 5k:空部
6 :スイッチ 6a:スイッチ 6b:スイッチ
6c:スイッチ 6d:スイッチ 6e:スイッチ
6f:スイッチ 6g:スイッチ 6h:スイッチ
7a:接点 7b:接点 7c:接点
7d:カバー 8 :バネ 9 :受箱
10 :座 11 :突起 14 :文字入力装置
15 :ディスプレイ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレートとベースとにより4個乃至6個
    のスイッチを挟み、前記プレートを垂直下向に押すこと
    により前記スイッチのいずれか1個以上がONとなるよ
    うにし、前記4個乃至6個のスイッチが概略正多角形の
    各頂点に位置するように配置したことを特徴とする入力
    スイッチ。
  2. 【請求項2】 プレートとベースとにより4個乃至6個
    ののスイッチを挟み、前記プレートを垂直下向に押すこ
    とにより前記スイッチのいずれか1個以上がONとなる
    ようにし、前記4個乃至6個のスイッチが概略正多角形
    の各頂点に位置するように配置し、 ケースと前記ベースとにより他の4個乃至6個のスイッ
    チを挟み、前記プレートを東西南北等に押すことによ
    り、前記他の4個乃至6個のスイッチのいずれか1個以
    上がONとなるようにし、前記他の4個乃至6個のスイ
    ッチが概略正多角形の各頂点に位置するように配置した
    ことを特徴とする入力スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した入力スイッチにおい
    て、プレートとベースとに挟まれた4個乃至6個のスイ
    ッチの真上に当たるプレートの上面4乃至6カ所に、概
    略3角錐形状の突起を取り付けたことを特徴とする入力
    スイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載した入力ス
    イッチを取り付けた電卓、腕時計、携帯用オーディオ機
    器、録音器、録画器、リモートコントロールスイッチ、
    携帯電話、文字入力装置及び前記文字入力装置を有する
    その他の電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項2又は請求項3に記載した入力ス
    イッチであって、プレートとベースで4個のスイッチを
    挟み、ケースとベースとで他の4個のスイッチを挟んで
    成る入力スイッチを使用して文字を入力する方法であっ
    て、プレートを南北3行と東西3列の合計9カ所に分け
    て押す位置とし、前記押す位置を順次変えて垂直下向に
    押すことにより、五十音図の「あ、か、さ、た、な、
    は、ま、や、ら(以下単に「あ〜ら」という。)」の各
    行の先頭の文字を入力し、前記押す位置のいずれかを押
    しながら東西南北の4方向に押すことにより、それぞれ
    の行に含まれる他の4文字を入力することを特徴とする
    日本語入力方法。
  6. 【請求項6】 請求項2又は請求項3に記載した入力ス
    イッチであって、プレートとベースで4個のスイッチを
    挟み、ケースとベースとで他の4個のスイッチを挟んで
    成る入力スイッチを使用して情報を入力する方法であっ
    て、プレートを南北3行と東西3列の合計9カ所に分け
    て押す位置とし、前記押す位置を順次変えて垂直下向に
    押すことにより9個の情報を入力し、前記押す位置の中
    で4隅にある4カ所の押す位置のいずれかを押しなが
    ら、それぞれ外側3方向に押すことにより12個の情報
    を入力し、さらに、前記押す位置の中で外辺にある4カ
    所の押す位置のいずれかを押しながらそれぞれ外側1方
    向へ押すことにより4個の情報を入力し、合わせて25
    個の情報を入力する方法。
  7. 【請求項7】 請求項2又は請求項3に記載した入力ス
    イッチであって、プレートとベースで4個のスイッチを
    挟み、ケースとベースとで他の4個のスイッチを挟んで
    成る入力スイッチを2個有する文字入力装置であって、
    請求項6の情報入力方法を使用して合計50個の情報の
    入力を可能とし、そのうち10個を数字の入力として、
    26個をアルファベット26文字の入力として割り当て
    たことを特徴とする文字入力装置。
JP2001218732A 2001-07-18 2001-07-18 入力スイッチ、入力装置及び入力方法 Pending JP2003029902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218732A JP2003029902A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 入力スイッチ、入力装置及び入力方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001218732A JP2003029902A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 入力スイッチ、入力装置及び入力方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003029902A true JP2003029902A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19052869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001218732A Pending JP2003029902A (ja) 2001-07-18 2001-07-18 入力スイッチ、入力装置及び入力方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003029902A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005057395A1 (ja) * 2003-12-12 2005-06-23 Itsuo Kumazawa データ入力装置、情報機器、および、ユーザインターフェイス方法
JP2008516312A (ja) * 2004-10-01 2008-05-15 エヌヴィディア コーポレイション 電子デバイスとのインタフェースとして機能するインタフェース、回路、及び方法
US8698305B1 (en) 2002-07-16 2014-04-15 Nvidia Corporation Multi-configuration GPU interface device

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5958525A (ja) * 1982-09-28 1984-04-04 Panafacom Ltd キ−ボ−ド装置
JPH02278321A (ja) * 1989-04-19 1990-11-14 Sharp Corp 入力装置
JPH03214524A (ja) * 1990-01-18 1991-09-19 Mitsubishi Electric Corp キーボード
JPH0660773A (ja) * 1992-08-10 1994-03-04 Yamaha Corp 多段押釦スイッチ
JP2000165499A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Nec Corp 携帯電話機およびそれへの文字入力方法
JP2001175401A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Toshiba Corp マルチファンクションキー装置、及びそれを備えた無線電話装置
JP2001184155A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Misawa Homes Co Ltd キー入力装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5958525A (ja) * 1982-09-28 1984-04-04 Panafacom Ltd キ−ボ−ド装置
JPH02278321A (ja) * 1989-04-19 1990-11-14 Sharp Corp 入力装置
JPH03214524A (ja) * 1990-01-18 1991-09-19 Mitsubishi Electric Corp キーボード
JPH0660773A (ja) * 1992-08-10 1994-03-04 Yamaha Corp 多段押釦スイッチ
JP2000165499A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Nec Corp 携帯電話機およびそれへの文字入力方法
JP2001175401A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Toshiba Corp マルチファンクションキー装置、及びそれを備えた無線電話装置
JP2001184155A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Misawa Homes Co Ltd キー入力装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8698305B1 (en) 2002-07-16 2014-04-15 Nvidia Corporation Multi-configuration GPU interface device
WO2005057395A1 (ja) * 2003-12-12 2005-06-23 Itsuo Kumazawa データ入力装置、情報機器、および、ユーザインターフェイス方法
JP2008516312A (ja) * 2004-10-01 2008-05-15 エヌヴィディア コーポレイション 電子デバイスとのインタフェースとして機能するインタフェース、回路、及び方法
JP4704433B2 (ja) * 2004-10-01 2011-06-15 エヌヴィディア コーポレイション 電子デバイスとのインタフェースとして機能するインタフェース、回路、及び方法
US8941594B2 (en) 2004-10-01 2015-01-27 Nvidia Corporation Interface, circuit and method for interfacing with an electronic device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6963332B1 (en) Letter input method and device using the same
US7548231B1 (en) Devices having input controls for efficient input of data
US6657560B1 (en) Rounded keypad
ES2512516T3 (es) Aparato electrónico y método para la entrada de símbolos
CN101140481B (zh) 人机界面系统
US7186041B2 (en) Keyboard layout for mouse or rocker switch text entry
US20100110012A1 (en) Asymmetric shuffle keyboard
US8350729B2 (en) Reduced QWERTY keyboard system that provides better accuracy and associated method
US20030107555A1 (en) Key press disambiguation using a keypad of multidirectional keys
JP5292302B2 (ja) キーボード
EA011269B1 (ru) Активная клавиатурная система для электронных устройств, выполненных с возможностью удержания в руке
CN101419504A (zh) 使用圆形键盘的中文输入系统
CN202563450U (zh) 鼠标键盘一体装置
JP2003029902A (ja) 入力スイッチ、入力装置及び入力方法
WO1999067772A1 (en) Ohai technology user interface
CN102681674A (zh) 笔划及区位汉字输入法
KR100851471B1 (ko) 문자 입력을 위한 키패드
KR200351906Y1 (ko) 이동통신 단말기용 키보드
KR100627964B1 (ko) 문자 입력을 위한 크로스 다이얼 키패드
Lee et al. Complete as you go: A constructive Korean text entry method for smartwatches
US20200150779A1 (en) Keyboard
US20020173335A1 (en) Input system
WO2000073886A1 (fr) Clavier ergonomique conçu pour un fonctionnement avec une seule main
KR20040044238A (ko) 다중문자 입력방법
CN2162671Y (zh) 小型电脑

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100719

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100823