JPH0660760U - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ

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Publication number
JPH0660760U
JPH0660760U JP669893U JP669893U JPH0660760U JP H0660760 U JPH0660760 U JP H0660760U JP 669893 U JP669893 U JP 669893U JP 669893 U JP669893 U JP 669893U JP H0660760 U JPH0660760 U JP H0660760U
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JP
Japan
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cover
filter element
circumference
air cleaner
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP669893U
Other languages
English (en)
Inventor
裕之 川俣
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社土屋製作所 filed Critical 株式会社土屋製作所
Priority to JP669893U priority Critical patent/JPH0660760U/ja
Publication of JPH0660760U publication Critical patent/JPH0660760U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エアクリーナのボデーから濾過エレメントを
傷つけずに容易に脱着する。 【構成】 濾過エレメント2の左端の端板9の円周上に
L字形の突起10を複数個設け、突起の内側の円周上に
弾性パッキン11を設けるとともにカバーの円周上に前
記突起10と同数の鍵あな状の溝部15を設け、突起1
0と溝部15を差し込み回動し係合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関のエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の内燃機関に用いられるエアクリーナの一例を示せば図5のとおりであり 、ボデー21と濾過エレメント22とカバー23からなっている。濾過エレメン ト22は、左端部の中心に凹部29を有する端板26で閉塞しており、ボデー2 1の他端壁の中心部にボデー21内へ突出したエレメント受け用の環状ガイド2 5に挿入されている。ボデー21の開放端には、深型の皿状で中心部に凸状のエ レメントガイド27を有し、外周の3ケ所に回動自在のクランプ28を設けたカ バー23を突き合わせカバー23のエレメントガイド27と濾過エレメント22 の端板26の凹部29を嵌合させクランプ28をボデー21の開放端の段部30 に引掛け濾過エレメント22を固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のエアクリーナ20は、ボデー21の内径と濾過エレメント22外径との 隙間が小さく濾過エレメント22の左端側は、端板26で閉塞しており指などを 掛け保持できず、濾過エレメント22の交換時あるいは清掃時の引出しは容易で なく、無理に引き出そうとすると濾過エレメント22の右端側のシールパッキン を兼ねた端板24を傷付てしまい、濾過性能を著しく損う恐れがある。
【0004】 本考案は、濾過エレメントの脱着が容易に行えるようにしたエアクリーナを提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
入口パイプと出口パイプを有し一端が開放した円筒状のボデーの内部に筒状の 濾過エレメントを収容し、ボデーの開放端を深型の皿状のカバーで閉塞するエア クリーナにおいて、上記濾過エレメントの左端の端板の円周上に複数のL字形の 突起を設け、該突起の内側の円周上に弾性パッキンを設けるとともにカバーの円 周上に濾過エレメントのL字形の突起と同数の鍵あな状の溝部を設けて、該溝部 に上記突起を係合させた。
【0006】 また、入口パイプと出口パイプを有し一端が開放した円筒状のボデーの内部に 筒状の濾過エレメントを収容し、ボデーの開放端を深型の皿状のカバーで閉塞す るエアクリーナにおいて、左端の端板の中心にオネジを形成し、円周上に弾性パ ッキンを設けるとともにカバーの中心にメネジを形成し、該メネジと上記オネジ を係合させた。
【0007】
【作用】
濾過エレメントの左端の端板に設けたL字形の突起をカバーの鍵あな状の溝部 に差し込み回動し係合すると、濾過エレメントとカバーは一体化し濾過エレメン トを安定して保持する。また、濾過エレメントの左端の端板に設けたオネジをカ バーのメネジに係合すると濾過エレメントは、一体化し濾過エレメントを安定し て保持する。濾過エレメントの引出し時は、濾過エレメントがボデーの軸心方向 と平行に引き出せる。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示すものであり、エアクリーナは、ボデー1と濾 過エレメント2とカバー3からなっている。ボデー1は、合成樹脂からなり一端 が開放した円筒型で、開放している周壁の一端側には、入口パイプ4が接線方向 に設けられ、他端壁の中心部には、軸線方向へ延びる出口パイプ5とボデー1内 に突出したエレメント受け用の環状ガイド6が設けられている。濾過エレメント 2は、濾紙または不織布などの濾材7を円筒状に形成し濾材の内側および外側を 多孔筒8a,8bで円筒状におおい、その左端には、合成樹脂からなる端板9で 閉塞している。端板9の外側には、円周上に4ケ所のL字形の突起部10を等間 隔で設け、突起部10の内側には、円周上にウレタン樹脂などの弾性材からなる 弾性パッキン11を被着しており、右端には、ウレタン樹脂などの弾性材からな りシールパッキンを兼ねた環状の端板12を被着している。カバー3は、合成樹 脂からなり深型の皿状で、周縁部には、段付部13を有しており、該段付部13 の円周上に3個の回動自在なクランプ14が設けられている。またカバー3の円 周上には、4ケ所の鍵あな状の溝部15が等間隔で配置されている。
【0009】 そして、濾過エレメント2とカバー3とは次のようにしてボデー1に装着され る。まず、濾過エレメント2のL字形の突起部10をカバー3の鍵あな状の溝部 15に差し込み、カバー3側を固定した後、濾過エレメント2を時計方向に回し カバー3に濾過エレメント2を一体化し、ボデー1の環状ガイド6に濾過エレメ ント2の右端側の端板12を差し込むようにカバー3の周縁部を手でしっかり保 持し、濾過エレメント2をボデー1の環状ガイド6に挿入する。その後クランプ 14をボデー1の開放端に形成されている段部18に掛け固定することにより濾 過エレメント2が装着される。このとき、濾過エレメント2の突起部の厚さをs 、弾性パッキンの高さをu、カバーの鍵あな状の溝部寸法をtとするとu〉s− t(ただしu−(s−t)〈弾性パッキンの圧縮代)の寸法関係としておく。
【0010】 濾過エレメント2をボデー1より引き出すには、濾過エレメント2のL字形の 突起部10にカバー3の鍵あな状の溝部15を差し込み、カバー3側を時計方向 に廻し濾過エレメント2にカバー3を一体化しカバー3をボデー1と反対側に移 動すると引き出すことができる。
【0011】 図4は、濾過エレメント2’カバー3’をネジを用いて係合した例であり、濾 過エレメント2’の左端の端板9’の中心にオネジ16を濾過フィルタ2’の軸 心に平行に形成し、円周上に弾性パッキン11を設ける。カバー 3’の中心に は、濾過エレメント2’の端板8’に形成したオネジ16と同径のメネジ17を 形成する。濾過エレメント2’に形成したオネジ16の高さをc、弾性パッキン 11の厚さをu、カバー3’に設けたメネジ17の深さをdとするとu〉c−d (ただしu−(c−d)〈パッキンの圧縮代)の寸法関係としておく。
【0012】 濾過エレメント2’をボデー1より引き出すには、濾過エレメント2’のオネ ジ16にカバー3’のメネジ17をネジ込み濾過エレメント2’にカバー3’を 一体化し、カバー3’をボデー1と反対側に移動すると引き出すことができる。
【0013】
【考案の効果】
濾過エレメントとカバーは、L字形の突起部と鍵あな状の溝部またはオネジ とメネジを差し込み回動し係合させたので、濾過エレメントを確実に保持しボデ ーの環状ガイドへの脱着が容易にしかも無理なく行え、ボデーの環状ガイドで濾 過エレメントのシールパッキンを兼ねた端板を傷つけることなく濾過性能を損う こともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す断面図。
【図2】本考案の実施例の正面図。
【図3】本考案の実施例の濾過エレメントとカバーの係
合状態を示す図で、(a)は、濾過エレメントとカバー
の差し込んだ状態を示し、(b)は、濾過エレメントと
カバーの回動した状態を示す。
【図4】本考案の第2実施例を示す断面図。
【図5】従来の実施例。
【符号の説明】
1 ボデー 2、2’ 濾過エレメント 3 3’ カバー 4 入口パイプ 5 出口パイプ 10 突起 11 弾性パッキン 15 溝部 16 オネジ 17 メネジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口パイプと出口パイプを有し一端が開
    放した円筒状のボデーの内部に筒状の濾過エレメントを
    収容し、ボデーの開放端を深型の皿状のカバーで閉塞す
    るエアクリーナにおいて、上記濾過エレメントの左端の
    端板の円周上に複数のL字形の突起を設け、該突起の内
    側の円周上に弾性パッキンを設けるとともにカバーの円
    周上に濾過エレメントのL字形の突起と同数の鍵あな状
    の溝部を設けて、該溝部に上記突起を係合させたことを
    特徴とするエアクリーナ。
  2. 【請求項2】 入口パイプと出口パイプを有し一端が開
    放した円筒状のボデーの内部に筒状の濾過エレメントを
    収容し、ボデーの開放端を深型の皿状のカバーで閉塞す
    るエアクリーナにおいて、左端の端板の中心にオネジを
    形成し、円周上に弾性パッキンを設けるとともにカバー
    の中心にメネジを形成し、該メネジと上記オネジを係合
    させたことを特徴とするエアクリーナ。
JP669893U 1993-01-29 1993-01-29 エアクリーナ Pending JPH0660760U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP669893U JPH0660760U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 エアクリーナ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP669893U JPH0660760U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 エアクリーナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660760U true JPH0660760U (ja) 1994-08-23

Family

ID=11645558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP669893U Pending JPH0660760U (ja) 1993-01-29 1993-01-29 エアクリーナ

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JP (1) JPH0660760U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202364A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kubota Corp エアクリーナ
JP2013000743A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Mann & Hummel Gmbh エアフィルタエレメント、フィルタハウジング及びフィルタ装置

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JP2012202364A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Kubota Corp エアクリーナ
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