JP3016368U - エアクリーナーエレメント保持枠及びエアクリーナーエレメント - Google Patents

エアクリーナーエレメント保持枠及びエアクリーナーエレメント

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JP3016368U
JP3016368U JP1995003641U JP364195U JP3016368U JP 3016368 U JP3016368 U JP 3016368U JP 1995003641 U JP1995003641 U JP 1995003641U JP 364195 U JP364195 U JP 364195U JP 3016368 U JP3016368 U JP 3016368U
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cleaner element
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JP1995003641U
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智章 山口
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Car Mate Manufacturing Co Ltd
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Car Mate Manufacturing Co Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、極めて簡単にエアクリーナ
ーの空気吸入抵抗を減少できるエアクリーナーエレメン
ト保持枠及びエアクリーナーエレメントを得るにある。 【構成】 排出側エアクリーナーケースと共にエアクリ
ーナーエレメントを挾持する吸入側エアクリーナーケー
スのエアクリーナーエレメント挾持部と実質的に等しい
形状のエアクリーナーエレメント保持枠。上記保持枠を
一体に有するエアクリーナーエレメント。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエアクリーナーエレメント保持枠及びエアクリーナーエレメント、特 に、既設の上部エアクリーナーケースを除去した後に用いられるエアクリーナー エレメント保持枠及びエアクリーナーエレメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関においては、吸入空気をフィルター(エアクリーナー)に通すことは その機関の耐久性向上のためには不可欠であるが、エアクリーナーによる吸入抵 抗はその機関の出力、燃費などの面でマイナスであり、その面では吸入抵抗は少 なければ少ないほど良いといえる。
【0003】 現在もっとも一般的と言える上下分割式エアクリーナーケースとその接合部で 保持されるエアクリーナーエレメントからなるエアクリーナーにおいては、その 吸入抵抗を大別すると、エアクリーナーエレメントのろ過抵抗とエアクリーナー ケースの形状による抵抗の2つに分けられる。その内エアクリーナーケースの抵 抗の大部分は空気吸入口の大きさによって左右されている。
【0004】 図5は従来の標準的なエアクリーナーを示し、1は自動車ボディ、2はこの自 動ボディ1に取り付けた下部エアクリーナーケース、3はこの下部エアクリーナ ーケース2上に重ねられる上部エアクリーナーケース、4はエアクリーナーエレ メント、5,6はこのエアクリーナーエレメント4を挾持固定するため、上記下 部及び上部エアクリーナーケース2,3の外周部分に形成したエアクリーナーエ レメント挾持部、7は上記エアクリーナーケース2,3のエアクリーナーエレメ ント挾持部5,6を互いに接近するよう押圧して上記エアクリーナーエレメント 4を挾持保持するための押圧部材、8は上記下部エアクリーナーケース2に形成 したエンジン側排出口、9は上記上部エアクリーナーケース3に形成した空気吸 入口を示す。
【0005】 上記空気吸入口9の大きさは、吸気音の低減、吸気温度の低下、ボディ形状、 吸入抵抗等さまざまな要因によって設定されているため、吸入抵抗を減少できな い理由の1つとなっている。
【0006】 然しながら、すべての自動車ユーザーがそれで満足している訳ではなく、吸気 音等が多少大きくなったとしても吸入抵抗低減を望むユーザーは存在する。
【0007】 このようなユーザーに対して、従来は、エアクリーナーケースの抵抗を低減す るためにエアクリーナーケースをそっくり取り外して交換するようにした、吸入 抵抗低減を重視したエアクリーナーが発売されている。
【0008】 図6は、上記エアクリーナーケース2,3を自動車ボディ1から取り外し、そ の代わりに空気吸入抵抗を減少せしめたエアクリーナーエレメント4aを取り付 けた場合を示す。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
然しながら、この場合にはエアクリーナーケースが自動車のエンジンルーム内 のボディなどに固定されていたり、排出口がエンジン側に接続されていることが 多く、また、現在の自動車においては(特に高性能車においては)、エンジンル ーム内は非常に狭くその中でエアクリーナーケースを取り外すことは困難な場合 も多い。
【0010】 本考案の目的は、排出側、例えば下部エアクリーナーケース2と自動車ボディ 1との固定や、下部エアクリーナーケース2の排出口8とエンジン側との接続を 外すことなく、エアクリーナーケースの空気吸入抵抗を低減できるエアクリーナ ーエレメント保持枠及びエアクリーナーエレメントを得るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本考案のエアクリーナーエレメント保持枠は、排出側エアクリーナーケースと 共にエアクリーナーエレメントを挾持する吸入側エアクリーナーケースのエアク リーナーエレメント挾持部と実質的に等しい形状を有する。
【0012】 また、本考案のエアクリーナーエレメント保持枠は、エアクリーナーエレメン トの外周鍔部の上部外面に合致する形状の下面と、自動車ボディに固定される排 出側エアクリーナーケースの上面に上記エアクリーナーを押圧するための押圧手 段に係合される上面とを有する。
【0013】 また、本考案のエアクリーナーエレメントは、エアクリーナーエレメント本体 と、鍔部とより成り、この鍔部が排出側エアクリーナーケースと共にエアクリー ナーエレメントを挾持する吸入側エアクリーナーケースのエアクリーナーエレメ ント挾持部と実質的に等しい形状をその上面に有する。
【0014】 また、本考案のエアクリーナーエレメントは、エアクリーナーエレメント本体 と、鍔部とより成り、上記鍔部が、自動車ボディに固定される排出側エアクリー ナーケースの上面に対向する下面と、この外周下端面を上記排出側エアクリーナ ーケースの上面に上記エアクリーナーを押圧するための押圧手段に係合される上 面とを有する。
【0015】
【実施例】
以下図面によって本考案の実施例を説明する。
【0016】 本考案においては図1に示すように、上部エアクリーナーケース3を除去し、 代わりにこの除去した上部エアクリーナーケース3のエアクリーナーエレメント 挾持部6と実質的に等しい形状のエアクリーナーエレメント保持枠10を用いる ようにする。
【0017】 上記エアクリーナーエレメント保持枠10には、エアクリーナーエレメント4 の外周鍔部4bの上部外面に合致する形状の下側窪み面と、自動車ボディ1に固 定される下部エアクリーナーケース2の外周上端面に対向する外周下端面と、こ の外周下端面を上記下部エアクリーナーケース2の外周上端面に押圧するための 押圧部材7に係合される上面とを有せしめる。
【0018】 本考案のエアクリーナーエレメント保持枠は、上記のような構成でるから、上 部エアクリーナーケース3が無くてもエアクリーナーエレメント4を従来と同様 下部エアクリーナーケース2のエアクリーナーエレメント挾持部5とエアクリー ナーエレメント保持枠10によって保持でき、反面、上部エアクリーナーケース 3が無いだけ空気吸入口9が広がり、空気吸入抵抗を減少できるようになる。
【0019】 なお、図2は、上記押圧部材7を用いず、下部エアクリーナーケース2のエア クリーナーエレメント挾持部5と、上記エアクリーナーエレメント保持枠10を これらに螺合したボルト11によって直接押圧するようにした本考案の他の実施 例を示す。
【0020】 また、図3は、上記エアクリーナーエレメント挾持枠10と実質的に同一形状 の枠部分12をエアクリーナーエレメント4の下部に一体に形成せしめた本考案 のエアクリーナーエレメント13を示す。
【0021】 本考案のエアクリーナーエレメント13の枠部分12には、図3に示すように 自動車ボディに固定される上記下部エアクリーナーケース2の外周上端面に対向 する外周下端面と、この外周下端面を上記下部エアクリーナーケース2の外周上 端面に押圧するための押圧部材7に係合される上面とを有せしめる。
【0022】 本考案のエアクリーナーエレメント13によれば、上記保持枠10の使用を不 要となし得る。
【0023】 なお、図4は下部エアクリーナーケース2の外周上端がエアクリーナーエレメ ント保持枠10の外周下端が対向せず、ずれている本考案の他の実施例を示す。
【0024】
【考案の効果】
上記のように本考案のエアクリーナーエレメント保持枠を用いれば、下部エア クリーナーケースを自動車ボディから取り外すことなく上部エアクリーナーケー スのみを取り外し、代わりにエアクリーナーエレメント保持枠を用いてエアクリ ーナーエレメントを自動車ボディに固定でき、極めて簡単に空気吸入口を拡大し て空気吸入抵抗を減少できるようになるばかりでなく、エアクリーナーエレメン トが露出されるためその汚れを簡単に目視できるようになると共に、デザインの 自由度も広がるようになる。
【0025】 また、本考案のエアクリーナーエレメントを用いれば上記エアクリーナーエレ メント保持枠の使用を不要にできる等大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエアクリーナーエレメント保持枠を用
いたエアクリーナーの説明図である。
【図2】本考案のエアクリーナーエレメント保持枠を用
いたエアクリーナーの一部の説明図である。
【図3】本考案のエアクリーナーエレメントを用いたエ
アクリーナーの他の実施例説明図である。
【図4】本考案のエアクリーナーエレメント保持枠を用
いたエアクリーナーの更に他の実施例説明図である。
【図5】従来のエアクリーナーの説明図である。
【図6】従来のエアクリーナーを交換した状態の説明図
である。
【符号の説明】
1 自動車ボディ 2 下部エアクリーナーケース 3 上部エアクリーナーケース 4 エアクリーナーエレメント 4a エアクリーナーエレメント 4b 外周鍔部 5 エアクリーナーエレメント挾持部 6 エアクリーナーエレメント挾持部 7 押圧部材 8 エンジン側排出口 9 空気吸入口 10 エアクリーナーエレメント保持枠 11 ボルト 12 枠部分 13 エアクリーナーエレメント

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出側エアクリーナーケースと共にエア
    クリーナーエレメントを挾持する吸入側エアクリーナー
    ケースのエアクリーナーエレメント挾持部と実質的に等
    しい形状を有することを特徴とするエアクリーナーエレ
    メント保持枠。
  2. 【請求項2】 エアクリーナーエレメントの外周鍔部の
    上部外面に合致する形状の下面と、自動車ボディに固定
    される排出側エアクリーナーケースの上面に上記エアク
    リーナーを押圧するための押圧手段に係合される上面と
    を有することを特徴とするエアクリーナーエレメント保
    持枠。
  3. 【請求項3】 エアクリーナーエレメント本体と、鍔部
    とより成り、この鍔部が排出側エアクリーナーケースと
    共にエアクリーナーエレメントを挾持する吸入側エアク
    リーナーケースのエアクリーナーエレメント挾持部と実
    質的に等しい形状をその上面に有することを特徴とする
    エアクリーナーエレメント。
  4. 【請求項4】 エアクリーナーエレメント本体と、鍔部
    とより成り、上記鍔部が、自動車ボディに固定される排
    出側エアクリーナーケースの上面に対向する下面と、こ
    の外周下端面を上記排出側エアクリーナーケースの上面
    に上記エアクリーナーを押圧するための押圧手段に係合
    される上面とを有することを特徴とするエアクリーナー
    エレメント。
JP1995003641U 1995-03-30 1995-03-30 エアクリーナーエレメント保持枠及びエアクリーナーエレメント Expired - Lifetime JP3016368U (ja)

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