JPH0526292Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0526292Y2 JPH0526292Y2 JP2972387U JP2972387U JPH0526292Y2 JP H0526292 Y2 JPH0526292 Y2 JP H0526292Y2 JP 2972387 U JP2972387 U JP 2972387U JP 2972387 U JP2972387 U JP 2972387U JP H0526292 Y2 JPH0526292 Y2 JP H0526292Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- retainer
- air cleaner
- spring
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 25
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本願は、内燃機関のキヤブレータ上に装着され
るエアクリーナに関する。
るエアクリーナに関する。
一般に、エアクリーナは、入出口を設けた上下
ケース内に過エレメントを配して成り、内燃機
関のキヤブレータ（以下キヤブと略す）上に締着
されて使用されるものである。その例を示すと、
実開昭61−142961号公報のように、上下ケース
１，２の中央部にボルト３を挿設するとともに、
その間に支持枠４を有するブリツジ５を配設し、
キヤブ６上にナツト７で締着する構造のものであ
る（第４図）。このものはブリツジ５の下端がパ
ツキング８上にあり、ボルト３をナツト７で締付
けると、シールを強化するようになつている。
ケース内に過エレメントを配して成り、内燃機
関のキヤブレータ（以下キヤブと略す）上に締着
されて使用されるものである。その例を示すと、
実開昭61−142961号公報のように、上下ケース
１，２の中央部にボルト３を挿設するとともに、
その間に支持枠４を有するブリツジ５を配設し、
キヤブ６上にナツト７で締着する構造のものであ
る（第４図）。このものはブリツジ５の下端がパ
ツキング８上にあり、ボルト３をナツト７で締付
けると、シールを強化するようになつている。
エアクリーナが配置されているエンジンルーム
内の熱の影響などによつて、パツキング８が劣化
し、永久歪をもたらすことがある。そうすると、
ブリツジ５下端とパツキング８との間に間隙を生
じさせることになり、ナツト７の締付力は、弱化
してしまう。その結果、キヤブ６とエアクリーナ
との間のシールは損なわれ、外気中のダストをエ
ンジン内に送り込んでしまう恐れが生じる。
内の熱の影響などによつて、パツキング８が劣化
し、永久歪をもたらすことがある。そうすると、
ブリツジ５下端とパツキング８との間に間隙を生
じさせることになり、ナツト７の締付力は、弱化
してしまう。その結果、キヤブ６とエアクリーナ
との間のシールは損なわれ、外気中のダストをエ
ンジン内に送り込んでしまう恐れが生じる。
中央部に通孔を有する上ケースと流出口に内周
縁にパツキングを嵌着した下ケースとの間に、濾
過エレメントを配設するとともにリテーナを配設
し、リテーナ下端を上記パツキン上に当接させ該
パツキングをキヤブレータ上に載置し上ケースの
通孔にボルトを挿設してキヤブレータ上に締着し
た内燃機関用エアクリーナにおいて、リテーナ下
端とパツキングとの間にスプリングを配した構成
としたものである。
縁にパツキングを嵌着した下ケースとの間に、濾
過エレメントを配設するとともにリテーナを配設
し、リテーナ下端を上記パツキン上に当接させ該
パツキングをキヤブレータ上に載置し上ケースの
通孔にボルトを挿設してキヤブレータ上に締着し
た内燃機関用エアクリーナにおいて、リテーナ下
端とパツキングとの間にスプリングを配した構成
としたものである。
エアクリーナをキヤブの吸気口にパツキングを
介して取付け使用すると、パツキングが永久歪を
起すことがあるが、その場合でも上記リテーナが
スプリングを介してパツキングのほぼ全面を均等
に押圧し、エアクリーナとキヤブとの間に間隙が
形成されるのを防止する。
介して取付け使用すると、パツキングが永久歪を
起すことがあるが、その場合でも上記リテーナが
スプリングを介してパツキングのほぼ全面を均等
に押圧し、エアクリーナとキヤブとの間に間隙が
形成されるのを防止する。
第１図において、１０は、本考案のエアクリー
ナであり、金属又は樹脂製の上下ケース１１，１
２間に、環状の過エレメント１３が配設されて
成る。上ケース１１の中央部には、通孔１４が設
けられ、また下ケース１２の中央部には流出口１
５が、側壁部には流入管２８が各々設けられてい
る。下ケース１２の流出口１５の内周縁には、断
面コの字状のパツキング１６は嵌着される。上下
ケース１１，１２間には、リテーナ１７が設けら
れる。リテーナ１７は、ほぼ台形状のものであ
り、上下環状部１８，１９の間に、複数の支持枠
体２０を有し支持枠体２０間が流路を形成してい
る。リテーナ１７の上環状部１８の中央部には、
立上つた環状フランジ２１が設けられている。リ
テーナ１７は、その上端の環状フランジ２１が上
ケース１１の通孔１４に挿設され、その下端の下
環状部１９がスプリング２６およびスプリング受
２７を介してパツキング１６上に載置している。
スプリング受２７は、底部フランジ２７ａとこれ
に連らなる円筒部２７ｂとから成り、底部フラン
ジ２７ａがパツキング１６に当接し、円筒部２７
ｂがリテーナ１７内周に当接している。スプリン
グ２６は、コイル状のものである。
ナであり、金属又は樹脂製の上下ケース１１，１
２間に、環状の過エレメント１３が配設されて
成る。上ケース１１の中央部には、通孔１４が設
けられ、また下ケース１２の中央部には流出口１
５が、側壁部には流入管２８が各々設けられてい
る。下ケース１２の流出口１５の内周縁には、断
面コの字状のパツキング１６は嵌着される。上下
ケース１１，１２間には、リテーナ１７が設けら
れる。リテーナ１７は、ほぼ台形状のものであ
り、上下環状部１８，１９の間に、複数の支持枠
体２０を有し支持枠体２０間が流路を形成してい
る。リテーナ１７の上環状部１８の中央部には、
立上つた環状フランジ２１が設けられている。リ
テーナ１７は、その上端の環状フランジ２１が上
ケース１１の通孔１４に挿設され、その下端の下
環状部１９がスプリング２６およびスプリング受
２７を介してパツキング１６上に載置している。
スプリング受２７は、底部フランジ２７ａとこれ
に連らなる円筒部２７ｂとから成り、底部フラン
ジ２７ａがパツキング１６に当接し、円筒部２７
ｂがリテーナ１７内周に当接している。スプリン
グ２６は、コイル状のものである。
第２図は、他の実施例であり、下ケース１２の
流出口１５の内周縁に嵌着されるパツキング１６
ａが次のような形状になつている。すなわち、断
面コの字状の本体１６ｂの上面に、環状の内外周
壁１６ｃ，１６ｄを形成し、これらの間にスプリ
ング受溝１６ｅを一体的に設けた構造である。ス
プリング受溝１６ｅ内には、スプリング２６ａが
配設され、その上にリテーナ１７の下環状部１９
が載置する。なお、この例では、スプリング２６
ａが、第１図のようなコイル状のものでも良い
が、波型の片（第３図）を環状に連らねた形状と
したものを用いている。
流出口１５の内周縁に嵌着されるパツキング１６
ａが次のような形状になつている。すなわち、断
面コの字状の本体１６ｂの上面に、環状の内外周
壁１６ｃ，１６ｄを形成し、これらの間にスプリ
ング受溝１６ｅを一体的に設けた構造である。ス
プリング受溝１６ｅ内には、スプリング２６ａが
配設され、その上にリテーナ１７の下環状部１９
が載置する。なお、この例では、スプリング２６
ａが、第１図のようなコイル状のものでも良い
が、波型の片（第３図）を環状に連らねた形状と
したものを用いている。
エアクリーナ１０は、そのパツキング１６がキ
ヤブ２２の吸気口２３上に載置するように取付け
られ、吸気口２３側から立設したボルト２４を挿
設し、ナツト２５により締着される。
ヤブ２２の吸気口２３上に載置するように取付け
られ、吸気口２３側から立設したボルト２４を挿
設し、ナツト２５により締着される。
エアクリーナ１０がキヤブ２２に取付けられる
と、リテーナ１７は、パツキング１６をその全面
にわたりほぼ均等に常時付勢することになる。パ
ツキング１６は、永久歪を起こすことがあるが、
その場合でも、リテーナ１７がスプリング２６，
２６ａを介してパツキング１６，１６ａ上から押
圧し、その間に間隙を形成させない。
と、リテーナ１７は、パツキング１６をその全面
にわたりほぼ均等に常時付勢することになる。パ
ツキング１６は、永久歪を起こすことがあるが、
その場合でも、リテーナ１７がスプリング２６，
２６ａを介してパツキング１６，１６ａ上から押
圧し、その間に間隙を形成させない。
以上のように、本考案のエアクリーナは、パツ
キングが劣化し永久歪を起こした場合でも、キヤ
ブとエアクリーナとの間に間隙を形成させないの
で、シール不良によるダストのエンジンへの侵入
を防止する。
キングが劣化し永久歪を起こした場合でも、キヤ
ブとエアクリーナとの間に間隙を形成させないの
で、シール不良によるダストのエンジンへの侵入
を防止する。
第１図は、本考案のエアクリーナ断面図、第２
図は、他の実施例のエアクリーナの一部断面図で
ある。第３図は波型のスプリング斜視図であり、
第４図は従来のエアクリーナの一部断面である。 １１……上ケース、１２……下ケース、１６…
…パツキング、１７……リテーナ、２６，２６ａ
……スプリング。
図は、他の実施例のエアクリーナの一部断面図で
ある。第３図は波型のスプリング斜視図であり、
第４図は従来のエアクリーナの一部断面である。 １１……上ケース、１２……下ケース、１６…
…パツキング、１７……リテーナ、２６，２６ａ
……スプリング。
Claims (1)
- 中央部に通孔を有する上ケースと流出口の内周
縁にパツキングを嵌着した下ケースとの間に、濾
過エレメントを配設するとともにリテーナを配設
し、リテーナ下端を上記パツキン上に当接させ該
パツキングをキヤブレータ上に載置し上ケースの
通孔にボルトを挿設してキヤブレータ上に締着し
た内燃機関用エアクリーナにおいて、リテーナ下
端とパツキングとの間にスプリングを配した内燃
機関用エアクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2972387U JPH0526292Y2 (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2972387U JPH0526292Y2 (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63174565U JPS63174565U (ja) | 1988-11-11 |
| JPH0526292Y2 true JPH0526292Y2 (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=30833867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2972387U Expired - Lifetime JPH0526292Y2 (ja) | 1987-02-28 | 1987-02-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526292Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-28 JP JP2972387U patent/JPH0526292Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63174565U (ja) | 1988-11-11 |
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