JPS641487Y2 - - Google Patents

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JPS641487Y2
JPS641487Y2 JP1984016665U JP1666584U JPS641487Y2 JP S641487 Y2 JPS641487 Y2 JP S641487Y2 JP 1984016665 U JP1984016665 U JP 1984016665U JP 1666584 U JP1666584 U JP 1666584U JP S641487 Y2 JPS641487 Y2 JP S641487Y2
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JP
Japan
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air cleaner
opening
case
elastic plate
cleaner case
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JP1984016665U
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JPS60131658U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エアクリーナケース内にたまつたダ
ストを外部へ排出するためのチエツク弁を備えて
なるエアクリーナの防音装置に関するものであ
る。
(従来技術) 自動車のエンジン吸気通路には、内部にエアク
リーナエレメントを収納したエアクリーナケース
が接続されて、吸入空気は上記エアクリーナエレ
メントにより濾過された後、エンジン(のシリン
ダ)へと供給されるものである。
このエアクリーナケース内すなわちダーテイサ
イド(エアクリーナエレメント上流側のエアクリ
ーナケース内)には、使用に伴なつてダストがた
まるため、これを適宜排出する必要がある。この
ため従来、実公昭57−7811号公報に示すように、
エアクリーナケース底壁に、上記ダーテイサイド
とエアクリーナケース外部とを連通するダスト排
出口を設けると共に、該ダスト排出口を開閉する
チエツク弁(アンローダ弁とも称される)を設け
て、吸気脈動、ダストの自重等を利用してチエツ
ク弁を開かせることにより、上記ダストを自動的
にエアクリーナケース該へ排出するようにしたも
のがある。
しかしながら、この種従来のものは、チエツク
弁が、エアクリーナケース底壁に取付けられてい
て、硬質プラスチツクや金属からなるエアクリー
ナケースに対して離着座されるため、この離着座
のたびに異音を発するというような問題を生じて
いた。このため、上記公報に示すように、チエツ
ク弁自体をゴム等の弾性体によつて形成すること
により、上記異音の低減を図るようにしている
が、未だ十分とはいえなかつた。
このため、エアクリーナケースにチエツク弁が
離着座する部分に、別途弾性体からなるシートを
貼着することも考えられるが、このシートを別途
用いた場合は、部品点数やその組付工数が増加す
るので好ましくない。これに加えて、エアクリー
ナケースはボツクス構造される関係状、一種のス
ピーカボツクスのような作用すなわち振動を拡大
し易いため、例え上述のようなシートを用いたと
しても、チエツク弁がエアクリーナケースを叩く
衝撃が少なからず該ボツクス状のエアクリーナケ
ースを振動させるため、十に満足のいく異音低減
を図ることが難しかつた。
(考案の目的) 本考案は以上のような事情を勘案してなされた
もので、別途部品点数を増加させたり、組付工数
を増加させたりすることなく、ダスト排出用の弾
性材からなるチエツク弁が離着座することに起因
する異音を大幅に低減できるようにしたエアクリ
ーナの防音装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 本考案は、エアクリーナケース底壁には、該エ
アクリーナケースとこの内部に収納したエアクリ
ーナエレメントとの間をシールするための弾性板
が敷設されている点に着目し、この弾性板をチエ
ツク弁のシート(弁座)として兼用させるように
したものである。
具体的には、エンジンの吸気通路に接続され、
内部にエアクリーナエレメントを収納されたエア
クリーナケースと、 前記エアクリーナケース底壁に敷設され、前記
エアクリーナエレメントの端面に当接して該エア
クリーナエレメント内外のクリーンサイドとダー
テイサイドとの間をシールするシール部を備えた
弾性板と、 前記エアクリーナケース底壁に前記弾性板のシ
ール部位置よりもオフセツトした位置において開
口され、該エアクリーナケース内のダーテイサイ
ドと該エアクリーナケース外部とを連通する第1
開口部と、 前記弾性板を該弾性板のシール部から延長して
形成され、前記第1開口部と合致する位置におい
て前記第1開口部より小さく開口された第2開口
部を有する弁座部と、 前記弾性板の弁座部に装着され、該弁座部に離
着座されて前記第2開口部を開閉する弾性材製の
チエツク弁と、 を備えていることを特徴とするエアクリーナの防
音装置、とした構成としてある。
このような構成とすることにより、チエツク弁
自体は、ボツクス状のエアクリーナケースを何等
叩くことがなく、弾性板の弁座部を叩くだけであ
るので、弾性材からなるチエツク弁が離着座する
ことにより起因する異音を大幅に低減できること
になる。この場合、弾性板に該弾性板を延長して
チエツク弁に対する弁座部を設けるようにしたの
で、部品点数や組付工数の増加を招くことはな
い。
(実施例) 第1図において、Aはエアクリーナケースで、
該エアクリーナケースAは、有底筒状のケース本
体1とケース蓋体2とにより構成され、ケース蓋
体2でケース本体1を施蓋した状態で、ケース本
体1に保持されたサークリツプ3を利用して締結
することにより、該両者1と2とが結合される。
このケース本体1の側壁1aには、大気に開放さ
れる吸入口4が開口される一方、ケース蓋体2の
中央部には、エンジンの吸気通路(図示略)が接
続される排出口5が開口されている。
上記エアクリーナケースA内にはエアクリーナ
エレメント6が収納されている。このエアクリー
ナエレメント6は、ろ紙を多層に積層等してなる
円筒状のエレメント本体6aと、該エレメント本
体6aの両端面を補強するフランジ板6bとから
構成されている。このようなエアクリーナエレメ
ント6は、その一端側をケース本体1の底壁に着
座させて状態で、またその他端面側をケース蓋体
2に着座させた状態で、前記サークリツプ3の締
結力(ばね力)によつて、該底壁1bとケース蓋
体2とで押圧、挟持されている。したがつて、前
記吸入口からケース本体1内のダーテイサイドB
に入つた吸入空気は、エアクリーナエレメント6
(エレメント本体6a)を通過するときに濾過さ
れて、クリーンサイドC(エレメント本体6a内
の空間)に連通する排出口5より、エンジンへと
供給される。
前記ケース蓋体2の内面2aとエアクリーナエ
レメント6との間には弾性板7が、またケース本
体1の底壁1bとエアクリーナエレメント6との
間には弾性板8が、それぞれ介挿されている。こ
の両弾性板7,8は、実施例ではそれぞれ円板状
とされ、弾性板7はその環状の舌片状シール部7
aが、また弾性板8はその環状の舌片状シール部
8aが、それぞれエアクリーナエレメント6(の
フランジ板6b)に当接しており、これにより、
エアクリーナケースAとエアクリーナエレメント
6との間、より具体的には前記ダーテイサイドB
とクリーンサイドCとの間がシールされている。
このような両弾性板7,8は、その板面より突設
された取付突起部7b,8bが、ケース蓋体2に
形成した取付穴9あるいはケース本体1の底壁1
bに形成した取付穴10に圧入されている。ま
た、、両弾性板7,8は前記シール部7a,8a
より外側に延長されており、その外周縁部は、ケ
ース蓋体2に形成された環状の保持溝11あるい
はケース本体1に形成された環状の保持溝12に
対してきつく嵌合されて、これにより、両弾性板
7,8はケース蓋体2あるいはケース本体1にふ
らつきなくしつかりと保持されている。
前記ケース本体1の底壁1bには、その外周縁
部において、円形の第1開口部13が形成され、
該第1開口部13により、ダーテイサイドBとエ
アクリーナケースA外部とが連通されようになつ
ている。この第1開口部13に対しては、第3図
にも示すように、弾性板8の外周縁部をケース本
体1下方へ円形状に膨出させた弁座部としての膨
出部8cが、嵌合されている。この膨出部8cの
底壁8dは、上に凸となるような断面円弧状とさ
れ、このような底壁8dの外周縁部には、その周
回り方向に間隔をあけて複数個の第2開口部14
が形成されている。そして、この底壁8dの下方
には、弾性材からなるほぼ傘状のチエツク弁15
が配設されて、その中央部より突設された取付突
起部15aが、上記底壁8dの中央部分に開口さ
れた取付孔16内に圧入されている。このように
して、チエツク弁15は、弾性板8に保持され、
該チエツク弁15の周縁部が弾性板8(膨出部8
cの底壁8d)に離着座することにより、第2開
口部14が開閉される。
以上のような構成により、チエツク弁15は、
吸気脈動、あるいはダストの自重等により、第2
開口部14を適宜開閉する。これにより、ダーテ
イサイドB内のダストは、該第2開口部14を通
つて、エアクリーナケースAの外部へと排出され
ることになる。このチエツク弁15の開閉に際し
ては、該チエツク弁15は弾性板8における膨出
部8cの底壁部8dに離着座することになるが、
弾性板8の材質自身の弾性吸収により、また板状
とされている関係状生じるしなやかな変形によ
り、上記離着座の際の衝撃が大幅に緩和され、こ
の離着座に伴なう異音が大幅に低減される。
この場合、チエツク弁15に対する弁座部とし
ての膨出部8cは弾性板8を延長して設けられて
いるため、部品点数が組付工数の増加を招くこと
はない。
ここで、実施例では、第2開口部14を下方へ
膨出された膨出部8cの底壁8dというように、
エアクリーナケースAの最も低い位置に開口させ
てあるので、ダストの排出が有効に行なわれる。
また、第2開口部14が開口される底壁8dが、
中央部が最も高くなるように上に凸とされた断面
円弧状とされる一方、第2開口部14をこの底壁
8dの最も低い部分(外周縁部)に形成してある
ため、膨出部8cに入つたダストはすみやかに第
2開口部14へと導かれることになる。さらに、
ケース本体1の底壁1b(したがつて弾性板8)
も、上に凸となるゆな断面円弧状とされているた
め、ダーテイサイドb内のダストが前記膨出部8
cへと導かれる作用が強められる。このようにし
て、本実施例では、ダストが第2開口部14へ効
率よく導かれて、ダスト排出効率の高いものとな
つている。また、本実施例は、弾性板8がケース
蓋体2の内面2aとケース本体1の底壁1bとの
全体に敷設されているため、吸気脈動によるエア
クリーナケースAの振動音も低減できる。
以上実施例について説明したが、本考案はこれ
に限らず、例えば、弾性板8に膨出部8cを設け
ることなく、該弾性板8の平担面部分に第2開口
部14を形成するようにしてもよい。また、弾性
板8は、円形状ではなく、環状にする等適宜の形
状とすることができる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたことから明らかなように、
エアクリーナケース内のダーテイサイドとクリー
ンサイドとをシールするシール用の弾性板を延長
してダスト排出用のチエツク弁に対する弁座部を
設けるようにしたことから、部品点数や組付工数
を増加させることなく、弾性材からなるチエツク
弁が離着座することに起因する異音を大幅に低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すエアクリーナ
の一部断面平面図。第2図は第1図の−線断
面図。第3図は第2図の要部拡大断面図。 A:エアクリーナケース、B:ダーテイサイ
ド、1:ケース本体、1d:底壁、2:ケース蓋
体、8:弾性板、8a:シール部、13:第1開
口部、14:第2開口部、15:チエツク弁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エンジンの吸気通路に接続され、内部にエアク
    リーナエレメントが収納されたエアクリーナケー
    スと、 前記エアクリーナケース底壁に敷設され、前記
    エアクリーナエレメントの端面に当接して該エア
    クリーナエレメント内外のクリーンサイドとダー
    テイサイドとの間をシールするシール部を備えた
    弾性板と、 前記エアクリーナケース底壁に前記弾性板のシ
    ール部位置よりもオフセツトした位置において開
    口され、該エアクリーナケース内のダーテイサイ
    ドと該エアクリーナケース外部とを連通する第1
    開口部と、 前記弾性板を該弾性板のシール部から延長して
    形成され、前記第1開口部と合致する位置におい
    て前記第1開口部より小さく開口された第2開口
    部を有する弁座部と、 前記弾性板の弁座部に装着され、該弁座部に離
    着座されて前記第2開口部を開閉する弾性材製の
    チエツク弁と、 を備えていることを特徴とするエアクリーナの防
    音装置。
JP1666584U 1984-02-10 1984-02-10 エアクリ−ナの防音装置 Granted JPS60131658U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1666584U JPS60131658U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 エアクリ−ナの防音装置

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JP1666584U JPS60131658U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 エアクリ−ナの防音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60131658U JPS60131658U (ja) 1985-09-03
JPS641487Y2 true JPS641487Y2 (ja) 1989-01-13

Family

ID=30503647

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JP1666584U Granted JPS60131658U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 エアクリ−ナの防音装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577811U (ja) * 1980-06-13 1982-01-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5864855U (ja) * 1981-10-28 1983-05-02 東京濾器株式会社 エアクリ−ナ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577811U (ja) * 1980-06-13 1982-01-16

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JPS60131658U (ja) 1985-09-03

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