JPH0660652U - ガードの構造 - Google Patents
ガードの構造Info
- Publication number
- JPH0660652U JPH0660652U JP836193U JP836193U JPH0660652U JP H0660652 U JPH0660652 U JP H0660652U JP 836193 U JP836193 U JP 836193U JP 836193 U JP836193 U JP 836193U JP H0660652 U JPH0660652 U JP H0660652U
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- Japan
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- guards
- guard
- upper revolving
- rain
- revolving structure
- Prior art date
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 建設機械の車体上面を覆っているガードの従
来技術の構造では、上部旋回体の上面部に配設されてい
る複数個のガードがそれぞれ湾曲のない直平面で、しか
も水平状態に配設されていた。そのために上部旋回体の
上面に降りかかる砂ほこりや雨雪が溜ったり、堆積した
りすることが多かった、その砂ほこりや雨雪の除去清掃
作業が困難であるばかりでなく、その清掃時に安全面で
の問題点があった。この問題点を解決する。 [構成] 本考案のガード構造では、複数個のガードの
外面側がそれぞれ外側に僅かにふくらむような湾曲面に
形成し、しかも上部旋回体の上面の略中央部が中高で、
左右両側及び後方側へ向けて下り勾配となるように上記
複数個のガードを配置せしめて、構成した。
来技術の構造では、上部旋回体の上面部に配設されてい
る複数個のガードがそれぞれ湾曲のない直平面で、しか
も水平状態に配設されていた。そのために上部旋回体の
上面に降りかかる砂ほこりや雨雪が溜ったり、堆積した
りすることが多かった、その砂ほこりや雨雪の除去清掃
作業が困難であるばかりでなく、その清掃時に安全面で
の問題点があった。この問題点を解決する。 [構成] 本考案のガード構造では、複数個のガードの
外面側がそれぞれ外側に僅かにふくらむような湾曲面に
形成し、しかも上部旋回体の上面の略中央部が中高で、
左右両側及び後方側へ向けて下り勾配となるように上記
複数個のガードを配置せしめて、構成した。
Description
【0001】
本考案は、油圧ショベルなど建設機械,作業車両の車体上面部におけるガード の構造に関する。
【0002】
図5は、従来技術の油圧ショベル1の側面図である。図において、2は車体で ある上部旋回体、3は上部旋回体2の上面部を覆っているガード、4はエンジン 上部ガード、5はキャブ、6はカウンタウエイト、7はガード3を締付固定して いるボルト、8は下部走行体である。図6は、図5における上部旋回体2の要部 斜視図である。図5及び図6に示すように、上部旋回体2の上面部には複数個の ガード3及びエンジン上部ガード4が配設され、上部旋回体2の上面部を覆って いる。
【0003】
従来技術では、上部旋回体の上面部に配設されている複数個のガードがそれぞ れ湾曲のない直平面で、しかも水平状態に配設されていた。そのために上部旋回 体の上面に降りかかる砂ほこりや雨雪が溜ったり、堆積したりすることが多かっ た。その砂ほこりや雨雪の除去清掃作業が困難であるばかりでなく、作業者が上 部旋回体の上面に上らなければならないので、安全面で問題があった。本考案は 、上記の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
本考案のガードは、建設機械の上部旋回体の上面に沿って複数個の板材である ガードを配設し、上部旋回体の上面部を覆っているガードであって、複数個のガ ードの外面側がそれぞれ外側に僅かにふくらむように湾曲面に形成し、しかも上 部旋回体の上面の略中央部が中高で、左右両側及び後方側へ向けて下り勾配とな るように上記複数個のガードを配置せしめ、上部旋回体の上面に降りかかる砂ほ こりや雨雪が上記複数個のガードの湾曲傾斜上面に沿って、左、右、又は後方側 へ向けて流れ落ちるようにした。
【0005】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案のガ ードの構造をそなえた油圧ショベル9の要部側面図である。図において、10は 上部旋回体、11は上部旋回体10の上面部を覆っているガード、12はキャブ 、13はカウンタウエイトである。図2は、図1における上部旋回体14の要部 平面図である。図において、11は上部旋回体10の上面部を覆っている複数個 のそれぞれガード、OーOは上部旋回体10の前後方向中心線である。図3は、 図2のAーAより見た要部断面図である。図において、14は上部旋回体10の 内部側に固定されているステー、15はステー14の取付座下面に固着したナッ ト、16はガード11に形成したボルト締付用凹穴部、17はガード11をステ ー14のナット15に締付固定しているボルト、18はボルト締付用凹穴部16 の蓋部材である。図4は、上部旋回体10の要部斜視図である。図において、矢 印イ,〜,トは上部旋回体10の上面に降りかかる砂ほこりや雨雪が流れ落ちる 方向を示す。
【0006】 次に、本考案のガード11の構造を図1〜図4について述べる。本考案では、 複数個のガード11の外面側がそれぞれ外側に僅かにふくらむような湾曲面(た とえば図3に示すような曲率半径Rの湾曲面)に形成し、しかも上部旋回体10 の上面の略中央部が中高で、左右両側及び後方側へ向けて下り勾配(たとえば図 3に示すように傾斜角が角度aなる下り勾配)となるように上記複数個のガード 11を配置して構成した。
【0007】 次に、ガード11の構造の作用について述べる。本考案では、上部旋回体10 のガード11の上面に降りかかった砂ほこりや雨雪がガード11の湾曲傾斜上面 に沿って左(図4に示す矢印イ,ロの方向)、右(図4に示す矢印ハ,ニの方向 )、又は後方(図4に示す矢印ホ,ヘ,トの方向)側へ向けて流れ落ちる。した がって、上部旋回体10の上面に砂ほこりや雨雪が溜まったり、堆積することは ない。なお上部旋回体10の清掃を行うときには、上部旋回体10の上面に上る ことなく、地上から圧水を注ぐことにより容易に清掃を行うことができる。
【0008】
従来技術では、上部旋回体の上面部に配設されている複数個のガードがそれぞ れ湾曲のない直平面で、しかも水平状態に配設されていた。そのために上部旋回 体の上面に降りかかる砂ほこりや雨雪が溜ったり、堆積したりすることが多かっ た。その砂ほこりや雨雪の除去清掃作業が困難であるばかりでなく、作業者が上 部旋回体の上面に上らなければならないので、安全面で問題があった。しかし本 考案では、複数個のガードの外面側がそれぞれ外側に僅かにふくらむような湾曲 面に形成し、しかも上部旋回体の上面の略中央部が中高で、左右両側及び後方側 へ向けて下り勾配となるように上記複数個のガードを配置せしめて、構成した。 それにより、上部旋回体の上面に降りかかった砂ほこりや雨雪が複数個のガード の湾曲傾斜上面に沿って、左、右、又は後方側へ向けて流れ落ちる。したがって 、上部旋回体の上面に砂ほこりや雨雪が溜まったり、堆積することはない。なお 上部旋回体の清掃を行うときには、上部旋回体の上面に上ることなく、地上から 圧水を注ぐことにより容易に清掃を行うことができる。したがって本考案のガー ドをそなえた建設機械では、常に上部旋回体の美観を保持できるとともに、上部 旋回体外周面の清掃時に安全性を発揮することができる。
【図1】本考案のガードの構造をそなえた油圧ショベル
の要部側面図である。
の要部側面図である。
【図2】図1における上部旋回体の要部平面図である。
【図3】図2のAーAより見た要部断面図である。
【図4】本考案における上部旋回体の要部斜視図であ
る。
る。
【図5】従来技術の油圧ショベルの側面図である。
【図6】図5における上部旋回体の要部斜視図である。
1,9 油圧ショベル 2,10 上部旋回体 3,11 ガード 5,12 キャブ 6,13 カウンタウエイト 14 ステー 16 締付用凹穴部 17 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 建設機械の上部旋回対の上部に沿って複
数個の板材であるガードを配設し、上部旋回体の上面部
を覆っているガードであって、複数個のガードの外面側
がそれぞれ外側に僅かにふくらむような湾曲面に形成
し、しかも上部旋回体の上面の略中央部が中高で、左右
両側及び後方側へ向けて下り勾配となるように上記複数
個のガードを配置せしめ、上部旋回体の上面に降りかか
る砂ほこりや雨雪が上記複数個のガードの湾曲傾斜上面
に沿って、左、右、又は後方側へ向けて流れ落ちるよう
にしたことを特徴とするガードの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008361U JP2566846Y2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 建設機械のガードの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993008361U JP2566846Y2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 建設機械のガードの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660652U true JPH0660652U (ja) | 1994-08-23 |
JP2566846Y2 JP2566846Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11691096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993008361U Expired - Lifetime JP2566846Y2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 建設機械のガードの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566846Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0184353U (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-05 |
-
1993
- 1993-02-04 JP JP1993008361U patent/JP2566846Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0184353U (ja) * | 1987-11-27 | 1989-06-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2566846Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |