JPH0660647B2 - 圧力シリンダ - Google Patents

圧力シリンダ

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JPH0660647B2
JPH0660647B2 JP59272720A JP27272084A JPH0660647B2 JP H0660647 B2 JPH0660647 B2 JP H0660647B2 JP 59272720 A JP59272720 A JP 59272720A JP 27272084 A JP27272084 A JP 27272084A JP H0660647 B2 JPH0660647 B2 JP H0660647B2
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JP
Japan
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slot
cylinder
seal
pressure cylinder
elongated
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JP59272720A
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Inventor
ウオルター・ジー・リーバーマン
Original Assignee
トルーオー―マチック インコーポレーテッド
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Publication date
Application filed by トルーオー―マチック インコーポレーテッド filed Critical トルーオー―マチック インコーポレーテッド
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Publication of JPH0660647B2 publication Critical patent/JPH0660647B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/082Characterised by the construction of the motor unit the motor being of the slotted cylinder type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般的には、流体圧シリンダに、特に、改良
された流体圧ロッドレスシリンダに係る。本発明はこの
形式の流体圧ロッドレスシリンダは、細長い縦方向に延
びるスロットを持つシリンダと、このシリンダ内で往復
運動可能なピストンと、ピストンの往復運動に際し、ス
ロットを連続的にシールするための改良されたシール手
段とを備えている。
(従来の技術) 圧力シリンダ、特に、ロッドレスシリンダは長年にわた
って使われてきた技術である。一般に、ロッドレス流体
圧シリンダは細長いシリンダを備えている。このシリン
ダは、当該シリンダの壁に沿って軸線方向に延びるスロ
ットを備えている。シリンダ内には、当該シリンダの長
さに沿って前後に往復運動することのできるピストン部
材が配置されている。そうしたピストン部材の動きは、
ピストンの各側でシリンダの端にある室内に流体圧また
は空気圧を導入することで制御されている。また、これ
らのシリンダは、ピストンの往復運動を外部にあるワー
クピースに伝達するための手段を備えている。ロッドレ
スシリンダでは、この手段は一般にブラケットを備えて
いる。このブラケットはピストンに直接に連結されま
た、細長いスロットを通じて外側に突き出し、ワークピ
ースに連絡する部分を備えている。シリンダエレメント
にこの細長いスロットが設けられているため、シール部
材を使ってシリンダの両端にある圧力室をシールし、流
体圧がスロットから漏洩するのを防ぐ必要がある。
従来技術の構造が、米国特許第3,820,446号に
示されている。この特許装置は、磁石の特性を備えた平
らなシール部材を使用している。このシール部材は、ス
ロットの両側でシリンダの内側表面と係合するようにな
っている。この特許のシール部材は、シリンダ壁内に埋
められた複数の磁石エレメントにより、このシール位置
に保持されている。別の従来技術の構造が、米国特許第
4,373,427号に示されている。この特許では、
磁気特性を持つスチールまたは他の材料からシリンダ壁
はできている。また、細長いシール部材は、スチール壁
に引っつく磁石で作られた部分を持つ、比較的平らな部
材である。
(発明が解決しようとする問題点) これら従来技術の構造はもとより他の構造のいずれも
は、特定の使用例では満足のいく結果を得ているが、今
だにこの形式の流体圧シリンダを改善する試みが続けら
れている。例えば、細長いシール部材と、細長いスロッ
トとを分かつシリンダ壁の一部分との間のシール関係を
改善する努力が続けられている。また、そうしたシール
は、故障なしに数100万回のサイクルに耐えなくては
ならないために、シール部材の寿命と耐久性を延ばす努
力も続けられている。また、改善された流体圧シリンダ
を安いコストで製造する努力も長い間行なわれている。
従って、前述した改良点と特徴を持つ動力シリンダは、
従来技術に於いて必要とされてきた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、一般に、細長いスロット15を持った細長い
シリンダ11と、往復運動可能なピストン14と、シー
ル当接部分54と保持用の挿入部分55を有し、当該ピ
ストンの運動に際してスロットを連続的にシールするこ
とのできるるシール部材16、及び該シール部材の挿入
手段42,44及び引出し手段44を有する力伝達手段
18とを備えている圧力シリンダに係る。本発明のシー
ル部材のシール当接部分54により、当該部材と細長い
スロットに接したシリンダ壁との間に充分に改善された
シール性能が得られる。また本発明は圧力室内に圧力が
かかっていない場合、保持用の挿入部分55及びシール
部材の挿入・引出し手段42,43,44により、シー
ル部材16はシリンダ壁中に保持されるよう改良されて
いる。また、本発明の構造は、耐久性があって、圧力シ
リンダの繰り返しサイクルに耐えられるシール部材を実
現している。また、本発明のシール部材は、製造コスト
を大幅に下げられる構造も実現している。
さらに詳細には、細長いスロット15はシール部材保持
部分すなわち該側壁の一部により形成され幅の狭い部分
及び該側壁の別の部分より形成され表面のより広い部分
8とを有する。一方シール部材16は、実質的に可撓性
のある材料からできた細長い部分を備えている。この部
分は、細長いスロットに接した内側円筒壁とシール関係
に当接することのできる部分すなわち細長いシール当接
部分54を備えている。また、シール部材16は、細長
いスロットの一部分に進入してシール部材をシリンダ壁
の内縁(幅の広い部分28)に適切に一致させ、そし
て、圧力室内に内圧が存在しない場合、当該シール部材
を保持することのできる部分すなわち保持用の挿入部分
55を備えている。また本発明の装置はピストンエレメ
ントの前後の往復運動に際し、細長いスロット内にシー
ル部材の保持用の挿入部分55を連続的に挿入し、そし
て当該スロットからこのシール部材を引き出すことので
きる手段42,43,44を備えている。また、さらに
本発明の装置は力伝達手段18を備えるが、これは力伝
達ブラケットの形態をとってよい。これはピストンに直
接に連結する部分とシリンダの外側にあるワークピース
とを連結させるために細長いスロットを通じて突き出て
いる部分33を備えいる。力伝達ブラケットは、シリン
ダの長手方向軸線に沿って、ピストンと共に往復運動す
るようになっている。
本発明のシール手段をなすシール部材は、多くの異なっ
た材料から作製することができる。これらシール部材は
同一材料から構成することができるが、本発明の好まし
い実施態様においては、シール手段は2つの異なる材料
から作られている。シール部材のシール当接部分または
シール部材の支持部分54aは、油に対し耐久性があ
り、著しく延びず、しかも比較的高い弾性率と引っ張り
強度を持っている材料から作られる。シール部材の別の
部分、すなわち、挿入部分はシール部分よりもかなり可
撓性があって圧縮可能な材料から作られるようになって
いる。同時に、この材料は、油や溶剤に対し高い耐久性
を備えている。また、本発明の圧力シリンダ内には、細
長いスロットから外に細長いシール部材を引き出す(案
内する)ための手段と、当該スロット内に細長いシール
部材の一部分を挿入するための手段とが設けられてい
る。好ましくは実施例では、これら手段は複数のローラ
であり、引出し(案内)手段は引出しローラ43であ
り、挿入手段は挿入ローラ42,44である。これらロ
ーラは、力伝達ブラケットに対し回転可能に取り付けら
れている。また、スロットの側縁には、圧力が加わって
いない場合に、シール部材を保持する助けとなる溝の形
をした手段が設けられている。
また、本発明の好ましい実施例では、ダストバンドを使
って、細長いスロットの必要とする位置の内側表面を覆
うことを考慮に入れている。
こうして、本発明に従って側壁15および一対の圧力室
および該側壁に沿って伸長し且つ該側壁の相対するエッ
ジ部(15と24の接線)によって規定される細長いス
ロットを備えた細長いシリンダと、前記シリンダ内で往
復運動することのできるピストンと、前記ピストンの運
動中、前記スロットを連続的にシールするためのシール
手段(但し該手段はシール当接部分54と保持部56を
もつ挿入部分55とをもつシール部材16及びスリット
側壁の幅のより広い部分28及びこれをシール部材に作
用する挿入42,44及び引出し43手段とからなる)
を含んで構成される圧力シリンダが提供される。
従って、本発明の目的は、改良された細長いシール部材
を持つ、流体圧シリンダを提供することにある。
本発明の他の目的は、改善されたシール特性を持つ、細
長いシール部材を備えた流体圧シリンダを提供すること
にある。
本発明の別の目的は、改善された耐久特性を持つ、流体
圧シリンダを提供することにある。
本発明の他の目的は、製造コストを下げられ、しかも、
砂、塵および外部から侵入物質があっても、シリンダか
ら漏洩を生じることなくこれに耐える、耐久性を備えた
ロッドレスシリンダ用の改良されたシール手段を提供す
ることにある。
本発明の別の目的は、改良されたシール部分と、流体圧
がかかっていない場合に、スロット内にシール部材を保
持することのできる改良された手段とを持つ、ロッドレ
スシリンダの細長いスロット用の改良されたシール部材
を提供することにある。
本発明の他の目的は、2つの異なった構造特性を有する
改良されたシール部材を提供するにあり、その特に好ま
しい形態にあっては、2つの異なった材料から作られた
改良されたシール部材が提供される。
本発明のこれらの目的および他の目的は、図面、好まし
い実施例の説明、および本発明の特許請求の範囲を参照
することにより明らかになる。
(実施例) まず第1図を参照する。図中にて、流体圧シリンダは全
体を参照番号10で示されている。図示したように、流
体圧シリンダ10は、細長いほぼ円筒状のシリンダ11
と、一対の端キャップまたはヘッド組立体12,12
と、ピストン14とを備えている。このピストンはシリ
ンダ11の内部に配置され、前後に往復運動するように
なっている。シリンダの側面には細長いスロット15が
設けられている。このスロットは、シリンダ11の全長
にわたり且つ当該シリンダ11の長手方向軸線に平行す
る方向に延び、細長いシール部材16を収容している。
また、細長いダストカバー69がスロット15を覆うた
めに設けられている。シール部材16とダストカバー6
9は、第1図と第2図に図示した方法で、ヘッド組立体
12,12の一部分に端部が固定されている。とりわ
け、シール部材16とカバー69はヘッド組立体12,
12の各々の開口を通り抜け、楔部材65及び、シール
部材をシリンダに取り付けるための手段68としての一
対の固定ねじにより当該位置に保持されている。
シール部材16は、ピストン14が往復運動する際、ス
ロット15に侵入したり当該スロットから外れるように
なっている。また、本発明のシリンダは力伝達ブラケッ
ト18を備えている。この力伝達ブラケットはピストン
14に連結され、細長いスロット15から突き出してワ
ークピース(図示せず)に接続する部分を備えている。
力伝達ブラケット18の一部分はカバー19の内部に収
容される。カバーは複数の孔20を備えており、これら
孔は力伝達ブラケット18の上側部分にある相対するね
じ孔21に合致するようになっている。複数のねじ22
は孔20を通り抜けてねじ開口21に受け入れられ、カ
バー19を力伝達ブラケット18に固定する。
第1図を全体的に参照する一方で、第6図、第7図およ
び第10図をさらに詳しく説明する。シリンダ11は中
空のほぼ円筒状の形をした内側表面24を備えている。
この内側表面はシリンダの全長にわたって延びている。
好ましい実施例では、内側表面24は円形の断面形状を
備えている。シリンダ11の外側表面は、複数の長手方
向に延びる凹所部分25を備えている。これら凹所部分
は、ヘッド組立体12,12を通り抜ける従来のセルフ
タッピングねじまたは他のねじ26を受け入れるように
なっている。ねじ26を締めつけることにより、ヘッド
組立体12,12はシリンダの端にしっかりと固定され
る。“O”リング70(第2図)のような適当なシール
手段まは技術的に慣用されている他の手段を使って、ヘ
ッド組立体12,12とシリンダ11の間にシールを形
成している。開口71,71が各ヘッド組立体12,1
2に設けられ、技術的に周知の方法で、シリンダ11の
内部に空気または他の流体を導入しあるいは当該空気ま
は他の流体をシリンダ11の内部から排出することがで
きる。取付具72が、シリンダを適当なフレームまたは
他の手段に取り付けるために各々のヘッド組立体12,
12に連結されている。
シリンダの1つは側面に配置されている細長いスロット
15は一定の幅から成り、シリンダ11の全長にわたっ
て当該シリンダの長手方向軸線とほぼ平行する方向に延
びている。第6図と第7図に詳しく示すように、スロッ
ト15は、好ましくは、当該スロット15の各側縁に沿
って溝または凹所部分28を備えている。前記凹所部分
28はシリンダ11の全長にわたって延びている。以下
にさらに詳しく説明するように、これら凹所部分28の
役割は、シリンダの内部に圧力がかかっていない場合
に、細長いシール部材16をスロット15内に留める助
けをすることである。スロット15の底縁がシリンダ1
1の内側表面24とつながっていることに注目する必要
がある。本発明のシリンダ11は種々の材料から構成で
きると考えられるが、好ましい実施例では、当該シリン
ダ11は押し出しアルミニウムから作られている。
次に、ピストン組立体14を図示した第1図および第2
図を参照する。ピストン組立体14は、一対のピストン
端部31,31の間に延びる細長いピストン胴体29を
備えている。前記端部31,31の各々には従来の方法
によるピストンシール部材32,32が取り付けられて
いる。この用途には様々な種類のシールを使うこともで
きるが、本発明の好ましい実施例では、ピストンシール
部材32,32として従来のカップシールの使用が考え
られる。ピストン胴体29に連結され一対のシール支持
部分30,30が、ピストンシール部材32,32に接
して配置されている。シール支持部材30,30はシリ
ンダ内でピストンを中央に保つ働きをする。完全に組み
立てた場合、ピストンシール部材32,32はシリンダ
11の内側表面24とシール関係を形成する。
ローラを支持する力伝達ブラケット18は、ピストン1
4に作動的に接続されそして細長いスロット15からら
突き出している。この力伝達ブラケット18は、第1図
と第2図に詳しく図示されている。図示したように、力
伝達ブラケット18は一対のブラケット分割部分34と
35を備えている。これら部分は中央部付近を溶接等に
よってお互いに固定されている。各々の分割部分34と
35は、それぞれ間隔のあく外側部分36と38を備え
ている。外側部分36と38は、それぞれ、シール部材
16をスリット内に挿入するための挿入ローラ42,4
3およびシール部材16をスリットから引き出すための
引出しローラ44を回転可能に取り付けるための複数の
開口39,40および41を備えている。引出しローラ
43は、開口40を通じて延びるピン46により、外側
部分36と38の間に回転可能に支持されている。ま
た、挿入ローラ42と44は、それぞれ開口39と41
を通りり抜けるピン45と48により、外側部分36と
38の間で回転可能に支持されている。力伝達ブラケッ
ト18の全体は、一対の連結ピン49,49により主要
なピストン胴体29に固定的に取り付けられている。こ
れらピンは、力伝達ブラケット18の孔51,51とピ
ストン胴体29の相対する孔50,50とを通り抜けて
いる。開口52を外側部分36と38の各々に設け、引
出しローラ43が回転できるようにしている。第2図に
図示したようにシリンダ内部に力伝達ブラケット18を
適切に組み立てた場合、当該力伝達ブラケット18の中
央部分は細長いスロット15から外に突き出る。
本発明において好ましく用いられる改良されたシール部
材16が、第1図、第3図、第4図、第5図、および第
7図に詳しく図示されている。シール部材16の断面形
状を図示した第3図、第4図、第5図および第7図に見
られるように、当該シール部材16は第1すなわちシー
ル用の外側部分すなわちシール当接部分54と、第2す
なわち保持用の上側部分すなわち挿入部分55とを備え
ている。第5図を参照すると、シール当接部分54は一
対のシールリップ59,59を備えている。これらシー
ルリップは、シール部材16の中央部分から横に突き出
している。好ましい実施例に於いて、シールリップ5
9,59を備えたシール当接部分54は下側支持部分5
4aと上側シール部分54bとで構成されている。支持
部分54aはほぼ平らであるか、又はスロット上に来る
中央部分でシリンダ外側にわずかに湾曲しており、端部
ではピストンシール部材32の表面とシール当接する。
シールリップ59,59の上側表面を構成するシール部
材54bは、スロット15に隣接するシリンダ11の内
側表面24の一部とシール当接するようになっている
(第4図と第7図)。
シール部材16の支持部分54aは種々の材料から構成
することもできるが、当該部分54aは比較的可撓性が
あって延びない材料であるのが好ましい。従って、この
材料は比較的高い弾性率と高い引っ張り強度とを備えて
いるものが好ましい。さらに支持部分54aは使用中に
常に晒される油および熱あるいは他の物質に耐性のある
ことが望まれる。好ましい実施例では、支持部分54a
は90〜110の間のジュロメータ(durometer)を持つ
工業用グレードのポリプロピレンから作られている。好
ましいジュロメータは約100である。好ましいポリプ
ロピレンの弾性率は2×10であるが、本発明におい
ては低い弾性率の材料も効果はあると思われる。好まし
くは、支持部分54aの弾性率は、約1×10より大
きくするべきであるが、また本発明においては支持部分
54aは、スチールで作ることもでき、または第11図
に示したのと同じ材料で作ることもできる。そうしたス
チールの構造に於いて、シール部材54bと保持用の挿
入部分55は従来の方法によりスチールの上側表面に直
接接着される。スチールの支持部分の上側表面は平らで
ある。他方、当該支持部分の下側部分は平らであるが、
または、使用に湾曲部の中央がスロットの上方に且つシ
リンダの外側に向くように湾曲されていることに注意す
る必要がある。スチールを支持部分54aとして使用す
る場合、弾性率は30×10である。
シール当接部分54の上側シール部分54bは、通常同
じ材料で作られることができるが、本発明の好ましい態
様では、下側支持部分54aとは異なる材料で作られて
いる。特に、上側シール部分54bは可撓性のあるるゴ
ム材料からできている。この材料はシリンダの内側表面
24と共に良好なシールを形成する。また、この材料
は、シリンダの運転時に当該材料が晒される油や他の物
質に対し耐久性がなければならない。好ましい実施例で
は、上側シール部分54bは、50と80の間のジュロ
メータを持つ天然または合成ゴムのような圧縮可能な材
料から作られている。好ましいジュロメータは約65で
ある。図面に示すように、上側シール部分54bは挿入
部分55と一体に作られているのが好ましく、また、同
じ材料からできているのがよい。
シール部材16の第2すなわち保持用の上側部分すなわ
ち挿入部分55はシール当接部分54と一体に形成さ
れ、少なくとも部分的に細長いスロット15内に挿入さ
れるようになっている。保持用の挿入部分55は首部分
57を備えている。この首部分は、上側シール部分54
bに一体に形成された下端を備えている。また、保持部
56として、首部分57と一体に形成された横に突き出
た一対のリブ状の保持リップを有する。これらリブ状の
保持リップは狭くなった首部分57から外側に向けて突
き出し、シール部材16の全長にわたって延びている。
保持部56すなわち一対の保持リップの間に配置された
細長い凹所区域または溝58は、シール部材の全長にわ
たって延びている。この溝58は、保持部56が内側に
曲がることができるような充分な深さがあり、従って、
保持用の挿入部分55をスロット15内に容易に挿入す
ることができる。
シール部材16が各種の寸法からできていても本発明に
従って充分な効果を発揮するが、好ましい実施例が示す
首部分57(第5図)は細長いスロット15(第7図)
の幅より狭い幅から成っている。また、保持部56の最
先端の縁の間の距離は、スロット15の幅より大きくす
る必要がある。この構成により、シール部材16を細長
いスロット15内に押し込むと保持部56は圧縮され
る。従って、シール部材16をスロット15内に保持し
やすくなる。前述したように、細長い溝58があるた
め、保持部56を圧縮する助けとなっている。好ましい
実施例では、細長いスロット15の側縁には、シリンダ
11の全長にわたって延びる向かい合った一対の保持溝
または凹所部分28が設けられている。保持部56は、
第4図と第7図に詳しく示すように、これら溝28,2
8に合致するようになっており、圧力が室内に加わって
いない場合、シール部材16をスロット15内に保持す
る働きをしている。また、本発明のシリンダはスロット
15の一方の側縁だけに溝28のある構造を使用できる
ことも考えられる。
シール当接部分54と同じように、保持用の挿入部分5
5も種々の材料から構成することができる。好ましく
は、材料は可撓性があって、作動時にシール部材16が
晒されることのある油や他の材料に対し耐久性がなくて
はならない。保持用の挿入部分55は、ローラ42と4
4によりスロット15内に挿入することができるよう圧
縮可能であるのが好ましい。この圧縮性は、図面に示す
ように保持部又は保持部56の間に溝58の付いた構造
にするか、または天然もしくは合成ゴムまたはこれら両
方のゴムから構成されているような圧力可能な材料にす
ることで得られる。好ましくは、保持用の挿入部分55
のジュロメータは50と80の間にするべきであり、好
ましいジュロメータは約65である。
好ましい実施例でのシール部材16は、2種類の材料か
ら作られしかも部分54aと54bの接合部で結合され
ているものとして説明されているが、シール部材16の
全体を同じ材料で作ってあっても、本発明の利点は得ら
れる。そうした構造も、シリンダの内側表面24と係合
するシール当接部分54と、スロット15内に入る保持
用の挿入部分55とを備えているが、構成材料はこれら
の両方の機能を果たす特性を持つものである。
シール部材16の保持用の挿入部分55を細長いスロッ
ト15内に挿入する手段は、挿入ローラ42と44を備
えている。このことは、両方のローラを示す第2図と、
シール部材16を押圧する挿入ローラ42を示す第4図
に詳しく図示されている。第4図に示すように、挿入ロ
ーラ42は、力伝達ブラケット18の間隔のあいた下側
部分36と38の間で、ピン部材45に回転可能に取り
付けられている。ピストン14の往復運動に際し、挿入
ローラ42はシール部材16の連続する部分と押圧す
る。従って、当該シール部材を細長いスロット15に押
し込み、保持部56,56は第7図に示すように幅のよ
り広い部分28,28内で着座する。他の挿入ローラ4
4も下側部分36と38の間でピン48に回転可能に取
り付けられ、ピストン14の運動時に、シール部材16
の連続部分を同じようにスロット15内に押し込む。第
2図を参照すると、ピストン14が右に向いて動く場
合、挿入ローラ42はシール部材16をスロット15に
押し込む。ピストン14が左方向に動くと、挿入ローラ
44はシール部材16をスロット15に押し込む。挿入
ローラ42と44の各々は概ね円筒状であり、シール部
材16の底の表面と当接する円筒状の表面を備えてい
る。
また、引出しローラ(ガイドローラ)43が下側部分3
6と38の間でピン46の廻りに回転可能に取り付けら
れている。この引出しローラはピストン14の移動に際
し、シール部材16の連続部分をスロット15から外に
引出す(案内する)働きをしている。第3図に詳しく図
示したように、引出しローラ43はシールリップを押圧
する間隔のあいた一対の表面60,60を備える。実施
例では一対の側部ローラ部分60,60を備えている。
これら側部ローラ部分は横方向に間隔をあけられ、中央
ハブ部分61と一体に作られている。側部ローラ部分6
0,60はシールリップ59,59の上側表面を押圧す
るようになっている。保持用の挿入部分55は中央ハブ
61が形成する凹所区域内に配置される。ピストン14
がシリンダ内で往復運動すると、シール部材16は引出
しローラ43の廻りで下向きに押さえられる。従って、
シール部材16はスロット15から引き出される。この
ため、力伝達ブラケット18はスロット15を通じてて
上向きに突き出すことができる。
また、第2図に示すように、スロット15からダストバ
ンド69を遠ざけるよう案内する手段が設けられてい
る。この手段はガイド部材75を備えている。このガイ
ド部材は、一対のガイド部分76,76と、ローラまた
はピン77とを備えている。前記ローラまたはピンは、
間隔をあけた力伝達ブラケットの間で力伝達ブラケット
開口78,78内に支持されている。これら部材75と
77は、ピストン14の往復運動中、バンド69を案内
してシリンダの凹所部分との係合関係から外し、また元
の係合関係に戻す働きをする。バンド69はばねスチー
ルから構成することができ、また、磁石エレメントを溝
78,78内に設けて、バンド69をスロット内に保持
することもできる。
本発明の好ましい実施例は詳しく説明するように、本発
明のシリンダの動作は以下の如くして行なわれる。端部
組立体12,12の1つを通じてピストン14の何れの
側に位置した一方の圧力室に流体圧を導入すると、ピス
トン14は圧力を加えた室とは反対方向に動き始める。
他方、このピストン14の運動により、圧力が導入され
ているシリンダの端では細長いシール部材16は細長い
スロット15内に挿入され、反対の端ではこの細長いス
ロット15から引き出される。例えば、第1図と第2図
を参照すると、ピストン14の左端の圧力室に流体圧を
導入した場合、ピストン14は右方向に動き始める。こ
のピストン14の動きにより、挿入ローラ42はほぼ可
揆性のあるシール部材16の一部を細長いスロット15
内に挿入できるようになる。また、ピストン14が右方
向に運動するため、引出しローラ部材43によりシール
部材16はスロット15から引き出される方向に移動す
る。ピストン14がシリンダの反対の端に到達すると、
適当なバルブ手段(図示せず)によって流体圧ピストン
14の右側にある圧力室に加えられる。その結果、ピス
トンは左方向に動かされる。この運動により、挿入ロー
ラ44は可揆性のあるシール部材16の一部をスロット
15内に押し込む。また、引出しローラ部材43は左方
向に移動する間に、スロット15からシール部材16を
引き出す。こうした構造により、シール部材16とシリ
ンダ11の内側表面24との間に改善されたシール関係
が得られ、従って、製造コストを著しく下げられること
が判明した。
好ましい実施例について非常に詳しく説明してきたが、
本発明の精神を逸脱することなく様々な変更を行なえる
ことが考えられる。従って、本発明の範囲は、好ましい
実施例の説明よりも特許請求の範囲に明らかにされてい
るものである。
本発明の概念に従って提供される圧力シリンダは次の通
りである。
1.一対の圧力室及び所定の幅の細長いスロット15を
備えた細長いシリンダ11、該シリンダ内で往復運動す
ることのできるピストン14、及び該ピストンの運動中
に該細長いスロットを連続的にシールするための手段で
あって、該細長いスロットの両側で該シリンダ内側表面
部分とシール当接するシール当接部分54及び該細長い
スロットの少なくとも一部へ挿入しうる挿入部分55と
を備える細長いシール部材16を含んで構成され、該細
長いスロット15は側壁及びシール部材保持部分を有し
ており、該シール部材保持部分は該側壁の一部により形
成され幅の狭い部分及び該側壁の別の部分より形成され
幅のより広い部分28とを有しており、該細長いスロッ
ト内への該シール部材の該挿入部分55は細長いスロッ
トの該幅の狭い部分よりも幅の広い保持部56を有し、
該シール部材の該保持部56は細長いスロットの該幅の
狭い部分を通り抜けて該保持部56が挿入されるよう圧
縮可能であり、これにより該シール部材の該保持部56
が該スロットの該幅のより広い部分28内に保持されて
該シール部材16が前記スロット内に保持され、 さらに、前記ピストンの運動に応答して挿入部分55を
前記細長いスロット内に挿入してまた細長いスロットか
ら引き出す挿入42,44及び引出し43手段及び前記
ピストンに連結されてしかも前記細長いスロットを通じ
て突き出ている部分33を持つ力伝達手段18を備えて
いることを特徴とする圧力シリンダ。
2.前記シール部材16が可撓性である前記1に記載の
圧力シリンダ。
3.前記シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54
が、前記シリンダの内側表面部分とシール当接する一対
のシールリップ59,59を備えている前記2に記載の
圧力シリンダ。
4.前記シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54
が、前記細長いスロットの狭い部分の幅より広い幅を備
えている前記1に記載の圧力シリンダ。
5.該シール部材の保持部56はが前記スロットのより
広い部分28内に保持されることにより前記シール部材
が前記スロット内に保持されるものである前記1に記載
の圧力シリンダ。
6.該細長いスロットの少なくとも一部分への挿入部分
55が、圧縮可能である前記4に記載の圧力シリンダ。
7.該細長いスロットの少なくと一部分への挿入部分5
5が、該シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54
につながった首部分57と及び前記スロット内に挿入さ
れる保持部56とを備え、当該保持部56が前記首部分
の少なくとも一方の側から外向きに突き出た保持リップ
から成る前記1に記載の圧力シリンダ。
8.前記首部分57が、前記スロットの狭い部分の幅よ
り狭い幅寸法を持ち、また前記保持部56は、当該スロ
ットの狭い部分の幅よりも広い断面幅を備えている前記
7に記載の圧力シリンダ。
9.前記保持部56が、前記スロット内に挿入すること
ができるように圧縮可能である前記8に記載の圧力シリ
ンダ。
10.さらに、前記首部分57の各々の側から外向きに突
き出た保持リップを備えている前記7に記載の圧力シリ
ンダ。
11.前記保持部56が、前記スロットの幅より広い断面
幅を備えている前記10に記載の圧力シリンダ。
12.前記保持部56が、前記スロット内に挿入すること
ができるように圧縮可能である前記11に記載の圧力シ
リンダ。
13.前記保持部56が、前記保持リップの間に配置され
た細長い溝58を備えている前記12に記載の圧力シリ
ンダ。
14.前記首部分57が、前記スロットの狭い部分の幅よ
りも狭い断面幅を備えている前記11に記載の圧力シリ
ンダ。
15.前記細長いスロット15が、当該スロットの側縁の
少なくとも一方に沿って延び、前記保持リップと係合す
ることのできる細長い保持溝28を備えている前記7に
記載の圧力シリンダ。
16.前記細長いスロット15が、当該スロットの各々の
側縁に沿って延び、前記保持リップと係合することので
きる細長い保持溝28を備えている前記10に記載の圧
力シリンダ。
17.前記シール部材の該シリンダ内側表面部分とのシー
ル当接部分54の少なくとも一部が、可撓性のあるほぼ
非弾性的な材料からできている前記1に記載の圧力シリ
ンダ。
18.前記シール部材の端に近接して、当該シール部材を
シリンダに取り付けるための手段を備えている前記17
に記載の圧力シリンダ。
19.該シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54の
少なくとも一部が、約1×10より大きい弾性率を持
つポリマー材料からできている前記17に記載の圧力シ
リンダ。
20.該シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54
が、支持部分54aと、当該支持部分につながり前記シ
リンダ内側表面に当接することのできるシール部分54
bとを有している前記1に記載の圧力シリンダ。
21.前記支持部分54aが、約90と110の間のジュ
ロメータを持つ材料からできている前記20に記載の圧
力シリンダ。
22.前記細長いスロットの少なくとも一部分への挿入部
分55が、約50と80の間のジュロメータを持つ材料
からできている前記21に記載の圧力シリンダ。
23.前記シール部材54bが、約50と80の間のジュ
ロメータを持つ材料からできている前記22に記載の圧
力シリンダ。
24.該シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54の
少なくとも一部がポリプロピレンからできている前記1
7に記載の圧力シリンダ。
25.該細長いスロットの少なくとも一部分への挿入部分
55が、可撓性のある圧縮可能な材料からできている前
記17に記載の圧力シリンダ。
26.細長いスロットの少なくとも一部分への挿入部分5
5を細長いスロット内に挿入する該挿入手段が間隔をあ
けた一対の挿入ローラ42,44を備え、該挿入ローラ
42,44の表面が、シリンダ内側表面とのシール当接
部分54の、シリンダ内側表面と向かわない側面と当接
する前記1に記載の圧力シリンダ。
27.細長いスロットの少なくとも一部分への挿入部分5
5を前記細長いスロットから引出すための前記引出し手
段が引出しローラ43を備え、この引出しローラ43は
前記挿入ローラ42,44の間に配置されてしかもその
表面がシリンダ内側表面部分とのシール当接するための
部分54の、前記シリンダの内側表面に面する側面を当
接する前記1に記載の圧力シリンダ。
28.該シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54
が、前記シリンダ内側表面部分にシール当接することの
できる一対のシールリップ59,59を備え、また前記
引出しローラ43が、前記シールリップに当接すること
のできる間隔のあいた一対の表面60,60を備えてい
る前記27に記載の圧力シリンダ。
29.前記挿入ローラ42,44と前記引出しローラ43
は、前記力伝達手段18によって回転可能に支持されて
いる前記27に記載の圧力シリンダ。
30.該シリンダ内側表面部分とのシール当接部分54
は、一部分が可撓性のあるスチール材料からできている
前記1に記載の圧力シリンダ。
31.前記支持部分54aが可撓性のあるスチール材料か
らできている前記20に記載の圧力シリンダ。
32.両端にある一対の圧力流体室、およびシリンダの全
長にわたって延びる所定幅の細長いスロット15を有す
る細長いシリンダ11と、前記圧力流体室の間に配置さ
れて当該圧力流体室を形成するピストン14であって、
この圧力流体室内に流体圧が加えられたり流体圧力室か
ら流体圧が除かれることに応答して、前記シリンダ内部
で往復運動可能なピストンと、 前記ピストンに連結されて当該ピストンと共に移動する
ことでき、前記細長いスロットを通じて突き出た部分を
備えている圧力伝達ブラケット18と、 前記ピストンの移動に際し、前記スロットを連続的にシ
ールするための手段であって前記シリンダに各々の端部
が接続された細長いシール部材16を備え、 そして該シール部材16が、前記細長いスロットの何れ
かの側で前記シリンダ内側表面部分とシール当接するこ
とのできる一対のシールリップ59,59を備えたシー
ル当接部分54及び圧力室内に流体圧がかかっていない
場合にもこのシール部材16を挿入位置に留めておくこ
とのできる前記細長いスロット内への挿入部分55とを
備える前記1に記載の圧力シリンダ。
33.側壁および一対の圧力室および該側壁に沿って伸長
し且つ該側壁の相対するエッジ部によって規定される細
長いスロット15を備えた細長いシリンダ11と、 前記シリンダ内で往復運動することのできるピストン1
4と、 前記細長いスロット15に挿入されることのできる部分
55と該部分に該細長いスロットの対応する側壁部の間
隔よりも大きな保持部56とを備えた細長いシール部材
16が含まれる前記ピストンの運動中に前記スロットを
連続的にシールするための部材、とを含んで構成されて
いる前記1〜16,20,26〜32及び35のうちい
ずれか1つに記載の圧力シリンダ。
34.該細長いスロットが、そのスロットの側縁の少なく
とも一方に沿って延びた細長い保持溝を有し、該細長い
スロット中に挿入することのできる該細長いシール部材
の一部は、該保持溝と係合するための保持リップを有し
ている前記1に記載の圧力シリンダ。
本発明の概念に従えばさらに次のようなシール部材も提
供される。
1.一対の圧力室を持つ細長いシリンダと、当該シリン
ダ内の内部で往復運動可能なピストンと備えた形式の、
圧力シリンダの細長いスロットをシールするための細長
いシール部材であって、 前記細長いスロットの各々の側で、前記シリンダの内側
表面の一部とシール当接する一対のシールリップを備え
ている部分と、さらに、前記細長いスロットの少なくと
も一部に挿入することのできる部分とを有しており、 前記細長いスロットは側壁及びシール部材保持部を有
し、そして前記シール部材保持部は該側壁の一部により
形成されている狭い幅の部分及び該側壁の別の部分によ
り形成されているより幅の広い部分とを有するもので、
前記細長いスロット内に挿入される前記シール部の一部
分は前記幅の狭い部分よりもより幅の広い保持部を持つ
ものであり、 さらに該シール部材の保持される部分は、圧縮できるも
ので且つ該細長いスロットの該狭い幅の部分を通り抜け
て該シール部材保持部材のところまで挿入されうるもの
であり、これにより該シール部材の保持される部分は該
スロットの幅より広い部分の所に保持されるものである
ことを特徴とするシール部材。
2.前記細長いスロットの少なくとも一部に挿入するこ
とのできる部分は、前記シリンダの内側表面の一部とシ
ール当接する部分につながった首部分と、前記スロット
内に挿入することのできる保持部分とを備え、当該保持
部分が、前記首部分の少なくとも一方の側から外向きに
突き出た保持リップから成る前記1に記載のシール部
材。
3.前記首部分の各々の側から外向きに突き出た保持リ
ップを備えている前記2に記載のシール部材。
4.前記シリンダの内側表面の一部とシール当接する部
分が、支持部分と当該支持部分につながり前記シリンダ
の内側表面に当接することのできるシール部分とを有し
ている前記3に記載のシール部材。
5.側壁および一対の圧力室および該側壁に沿って伸長
し且つ該側壁相対するエッジ部によって規定される細長
いスロットを備えた細長いシリンダと、 前記シリンダ内で往復運動することのできるピストン
と、 前記ピストンの運動中、前記スロットを連続的にシール
するための部材とを含んで構成されている圧力シリンダ
の細長いスロットをシールするための細長いシール部材
であって、前記細長いスロットに挿入することのできる
部分と該部分に該細長いスロットの対応する側壁部の間
隔よりも大きな保持部とを備えている前記1〜4のいず
れか一つに記載のシール部材。
6.前記支持部分が、約90と110の間のジュロメー
タを持つ材料からできている前記4に記載のシール部
材。
7.前記細長いスロットの少なくとも一部に挿入するこ
とのできる部分が、約5と80の間のジュロメータを持
つ材料からできている前記6に記載のシール部材。
8.前記シール部材が約50と80の間のジュロメータ
を持つ材料からできている前記7に記載のシール部材。
9.当該シール部材の前記シリンダの内側表面の一部と
シール当接する部分の少なくとも一部が、可撓性のある
ほぼ非弾性的な材料からできている前記1に記載のシー
ル部材。
10.前記シリンダの内側表面の一部とシール当接する部
分の少なくとも一部が、約1×10より大きい弾性率
を持つポリマー材料からできている前記9に記載のシー
ル部材。
11.シール部材に於いて、前記シリンダの内側表面の一
部とシール当接する部分は、一部が可撓性のあるスチー
ル材料からできている前記1に記載のシール部材。
12.該シール部材の保持部が前記スロットのより広い部
分内に保持されることにより前記シール部材が前記スロ
ット内に保持されるものである前記1に記載のシール部
材。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る流体圧シリンダの、一部を分解
し且つ断面にして示す図解説明図である。 第2図は、本発明に係る流体圧シリンダの一部断面側面
図である。 第3図は、第2図の3−3線に沿って見た一部断面図で
ある。 第4図は、第2図の4−4線に沿って見た一部断面図で
ある。 第5図は、本発明に係る改良された細長いシール部材の
断面図である。 第6図は、本発明に係る流体圧シリンダの一部の断面図
にして、細長いスロットを示している。 第7図は、本発明に係る流体圧シリンダの一部の断面に
して、細長いスロットと当該スロット内にシール関係に
配置された改良されたシールストリップとを示してい
る。 第8図は、細長いスロットと当該スロット内に配置され
たシールストリップの一つの例を示している。但し本発
明に従っていない。 第9図は、細長いシール部材の他の実施例の断面図であ
る。 第10図は、本発明の円筒状のシリンダ部分の断面図で
ある。 第11図は、他のシール部材の構造の断面図である。 10……流体圧シリンダ、11……シリンダ(エレメン
ト)、12……ヘッド組立体、14……ピストン(エレ
メント)、15……細長いスロット、16……シール部
材、18……力伝達ブラケット、19……カバー、24
……シリンダ内側表面、25……凹所部分、26……ね
じ、28……幅のより広い部分、29……ピストン胴
体、30……シール支持部材、31……ピストン端部、
32……ピストンシール部材、42,44……挿入ロー
ラ、43……引出しローラ、54……(シリンダ内側表
面部分との)シール係合部分、55……(細長いスロッ
トへの)挿入部分、54a……支持部分、54b……上
側シール部分、56……保持部、57……首部分、58
……溝、59……シールリップ。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の圧力室及び所定の幅の細長いスロッ
    ト(15)を備えた細長いシリンダ(11)、該シリンダ内で往
    復運動することのできるピストン(14)、及び該ピストン
    の運動中に該細長いスロットを連続的にシールするため
    の手段であって、該細長いスロットの両側で該シリンダ
    内側表面部分とシール当接するシール当接部分(54)及び
    該細長いスロットの少なくとも一部へ挿入しうる挿入部
    分(55)とを備える細長いシール部材(16)を含んで構成さ
    れ、 該スロット(15)は側壁及びシール部材保持部分を有し
    て、該シール部材保持部分は該側壁の一部により形成さ
    れ幅材の狭い部分及び該側壁の別の部分より形成され幅
    のより広い部分(28)とを有しており、 該挿入部分(55)はスロットの該幅の狭い部分よりも幅の
    より広い保持部(56)を有し、該保持部(56)はスロットの
    該幅の狭い部分を通り抜けて挿入されるよう圧縮可能で
    あり、これにより該保持部(56)が該幅のより広い部分(2
    8)内に保持されて該シール部材(16)が前記スロット内に
    保持され、 さらに、該ピストンの運動に応答して該挿入部分(55)を
    スロット内に挿入する挿入手段(42,44)、スロットから
    引き出す引出し手段(43)、及び前記ピストンに連結され
    て且つ前記細長いスロットを通じて突き出ている部分(3
    3)を持つ力伝達手段(18)を備えていることを特徴とする
    圧力シリンダ。
  2. 【請求項2】該シール当接部分(54)が、前記シリンダの
    内側表面部分とシール当接する一対のシールリップ(59,
    59)を備えている特許請求の範囲第1項に記載の圧力シ
    リンダ。
  3. 【請求項3】該保持部(56)が側方に突き出た保持リップ
    であり、さらにそれらの間に配置された細長い溝(58)を
    備えている特許請求の範囲第1項に記載の圧力シリン
    ダ。
  4. 【請求項4】該スロット(15)が、該保持リップと係合す
    るための、少なくとも一方のスロット側壁に沿って延び
    る細長い保持溝(28)を備えている特許請求の範囲第1項
    に記載の圧力シリンダ。
  5. 【請求項5】該スロット(15)が、該保持リップと係合す
    るための、該スロットの各々の側壁に沿って延びる細長
    い保持溝(28)を備えている特許請求の範囲第1項に記載
    の圧力シリンダ。
  6. 【請求項6】該シール部材の端に近接して、該シール部
    材をシリンダに取り付けるための手段(68)を備えている
    特許請求の範囲第1項に記載の圧力シリンダ。
  7. 【請求項7】該シール当接部分(54)が、支持部分(54a)
    と、当該支持部分につながり且つシリンダ内側表面に当
    接するシール部分(54b)とを一体的に有している特許請
    求の範囲第1項に記載の圧力シリンダ。
  8. 【請求項8】該支持部分(54a)が、約1×10より大
    きい弾性率を持つポリマー材料からできている特許請求
    の範囲第7項に記載の圧力シリンダ。
  9. 【請求項9】該支持部分(54a)が、約90と110の間
    のジュロメータを持つ材料からできている特許請求の範
    囲第7項に記載の圧力シリンダ。
  10. 【請求項10】該挿入部分(55)が、約50と80の間の
    ジュロメータを持つ材料からできている特許請求の範囲
    第9項に記載の圧力シリンダ。
  11. 【請求項11】前記シール部分(54b)が、約50と80
    の間のジュロメータを持つ材料からできている特許請求
    の範囲第10項に記載の圧力シリンダ。
  12. 【請求項12】該支持部分(54a)がポリプロピレンから
    できている特許請求の範囲第8項に記載の圧力シリン
    ダ。
  13. 【請求項13】該挿入部分(55)をスロット内に挿入する
    該挿入手段が間隔をあけた一対の挿入ローラ(42,44)を
    備え、該挿入ローラ(42,44)の表面がシール当接部分(5
    4)の、シリンダ内部表面と向かい合わない側面を押圧す
    る特許請求の範囲第1項に記載の圧力シリンダ。
  14. 【請求項14】該挿入部分(55)をスロットから引出すた
    めの該引出し手段が引出しローラ(43)を備え、該引出し
    ローラ(43)は該挿入ローラ(42,44)の間に配置されてし
    かもその表面がシール当接部分(54)の、前記シリンダの
    内側表面に面する側面を押圧する特許請求の範囲第1項
    に記載の圧力シリンダ。
  15. 【請求項15】該シール当接部分(54)が、シリンダ内側
    表面部分にシール当接することのできる一対のシールリ
    ップ(59,59)を備え、また該引出しローラ(43)が、該シ
    ールリップを押圧する間隔のあいた一対の表面(60,60)
    を備えている特許請求の範囲第14項に記載の圧力シリ
    ンダ。
  16. 【請求項16】該挿入ローラ(42,44)と該引出しローラ
    (43)は、該力伝達手段(18)によって回転可能に支持され
    ている特許請求の範囲第14項に記載の圧力シリンダ。
  17. 【請求項17】前記支持部分(54a)が可撓性のあるスチ
    ール材料からできている特許請求の範囲第7項に記載の
    圧力シリンダ。
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