JPH0674210A - 圧力シリンダ用シール部材 - Google Patents

圧力シリンダ用シール部材

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JPH0674210A
JPH0674210A JP5043143A JP4314393A JPH0674210A JP H0674210 A JPH0674210 A JP H0674210A JP 5043143 A JP5043143 A JP 5043143A JP 4314393 A JP4314393 A JP 4314393A JP H0674210 A JPH0674210 A JP H0674210A
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JP
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cylinder
slot
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sealing
elongated slot
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JP5043143A
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English (en)
Inventor
Walter G Lieberman
ウォルター・ジー.リーバーマン
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TORU O MACHITSUKU Inc
Tol O Matic Inc
Original Assignee
TORU O MACHITSUKU Inc
Tol O Matic Inc
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Publication date
Application filed by TORU O MACHITSUKU Inc, Tol O Matic Inc filed Critical TORU O MACHITSUKU Inc
Publication of JPH0674210A publication Critical patent/JPH0674210A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/082Characterised by the construction of the motor unit the motor being of the slotted cylinder type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体圧ロッドレスシリンダに用いるシール部
材を提供すること。 【構成】 一対の圧力室を持つ細長いシリンダと、当該
シリンダの内部で往復運動可能なピストンとを備えた形
式の、圧力シリンダの細長いスロットをシールするため
の細長いシール部材であって、 前記細長いスロットの
各々の側で、前記シリンダの内側表面の一部とシール係
合する一対のシールリップを備えている部分と、 さら
に、前記細長いスロットの少なくとも一部に進入するこ
とのできる部分とを有しており、 前記細長いスロット
は側壁及びシール部材保持部を有し、そして前記シール
部材保持部は該側壁の一部により形成されている狭い幅
の部分及び該側壁の別の部分により形成されているより
幅の広い部分とを有するもので、前記細長いスロット内
に挿入される前記シール部材の一部分は前記幅の狭い部
分よりもより幅の広い保持部を持つものであるシール部
材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、流体圧シ
リンダに、特に、改良された流体圧ロッドレスシリンダ
に係る。そして本発明は、特にこのシリンダに用いるシ
ール部材に関する。本発明のこの形式の流体圧ロッドレ
スシリンダは、細長い縦方向に延びるスロットを持つシ
リンダと、このシリンダ内で往復運動可能なピストン
と、ピストンの往復運動に際し、スロットを連続的にシ
ールするための改良されたシール手段とを備えている。
【0002】
【従来の技術】圧力シリンダ、特に、ロッドレスシリン
ダは長年にわたって使われてきた技術である。一般に、
ロッドレス流体圧シリンダは細長いシリンダを備えてい
る。このシリンダは、当該シリンダの壁に沿って軸線方
向に延びるスロットを備えている。シリンダ内には、当
該シリンダの長さに沿って前後に往復運動することので
きるピストン部材が配置されている。そうしたピストン
部材の動きは、ピストンの各側でシリンダの端にある室
内に流体圧または空気圧を導入することで制御されてい
る。また、これらのシリンダは、ピストンの往復運動を
外部にあるワークピースに伝達するための手段を備えて
いる。ロッドレスシリンダでは、この手段は一般にブラ
ケットを備えている。このブラケットはピストンに直接
に連結されまた、細長いスロットを通じて外側に突き出
し、ワークピースに連絡する部分を備えている。シリン
ダエレメントにこの細長いスロットが設けられているた
め、シール部材を使ってシリンダの両端にある圧力室を
シールし、流体圧がスロットから漏洩するのを防ぐ必要
がある。従来技術の構造が、米国特許第3,820,4
46号に示されている。この特許の装置は、磁石の特性
を備えた平らなシール部材を使用している。このシール
部材は、スロットの両側でシリンダの内側表面と係合す
るようになっている。この特許のシール部材は、シリン
ダ壁内に埋められた複数の磁石エレメントにより、この
シール位置に保持されている。別の従来技術の構造が、
米国特許第4,373,427号に示されている。この
特許では、磁気特性を持つスチールまたは他の材料から
シリンダ壁はできている。また、細長いシール部材は、
スチール壁に引っ付くゴム磁石で作られた部分を持つ、
比較的平らな部材である。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】これら従来技術の構
造はもとより他の構造のいずれもは、特定の使用例では
満足のいく結果を得ているが、今だにこの形式の流体圧
シリンダを改善する試みが続けられている。例えば、細
長いシール部材と、細長いスロットを分かつシリンダ壁
の一部分との間のシール関係を改善する努力が続けられ
ている。また、そうしたシールは、故障なしに数100
万回のサイクルに耐えなくてはならないために、シール
部材の寿命と耐久性を延ばす努力も続けられている。ま
た、改善された流体圧シリンダを安いコストで製造する
努力も長い間行なわれている。従って、前述した改良点
と特徴を持つ動力シリンダは、従来技術に於いて必要と
されてきた。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、一般に、細
長いスロットを持った細長いシリンダと、往復運動可能
なピストンと、当該ピストンの運動に際し、スロットを
連続的にシールすることのできるシール手段とを備えて
いる、ロッドレス形式の圧力シリンダに係る。本発明の
シール部材の構造により、当該部材と、細長いスロット
に接したシリンダ壁との間に充分に改善されたシール性
能が得られる。また、本発明は、圧力室内に圧力がかか
っていない場合、シール手段をシリンダ壁とのシール係
合関係に保つための改良された手段を備えている。ま
た、本発明の構造は、耐久性があって、圧力シリンダの
繰り返しサイクルに耐えられるシール部材を実現してい
る。また、本発明のシール部材は、製造コストを大幅に
下げられる構造も実現している。
【0005】さらに詳細には、本発明のシール部材は、
実質的に可撓性のある材料からできた細長い部分を備え
ている。この部分は、細長いスロットに接した内側円筒
壁とシール関係に係合することのできる部分すなわちシ
ール部分を備えている。また、シール部材は、細長いス
ロットの一部分に進入してシール部材をシリンダ壁の内
縁に適切に一致させ、そして、圧力室内に内圧が存在し
ない場合、当該シール部材をシール関係に保持すること
のできる、部分すなわち保持部分を備えている。また、
本発明の装置は、ピストンエレメントの前後の往復運動
に際し、細長いスロット内にシール部材の一部を連続的
に挿入し、そして当該スロットからこのシール部材を引
き出すことのできる手段を備えている。また、力伝達ブ
ラケットの形態をした手段も設けられている。このブラ
ケットは、ピストンに直接つながった部分と、スロット
を通じて突き出しワークピースに連結する部分とを備え
ている。力伝達ブラケットは、シリンダの長手方向軸線
に沿って、ピストンと共に往復運動するようになってい
る。
【0006】本発明のシール手段をなすシール部材は、
多くの異なった材料から作製することができる。これら
シール部材は同一材料から構成することができるが、本
発明の好ましい実施態様においては、シール手段は2つ
の異なる材料から作られている。シールストリップのあ
る部分、すなわち、第1の部分またはシール部分の支持
部分は、油に対し耐久性があり、著しく延びず、しかも
比較的高い弾性率と引っ張り強度を持っている材料から
作られるようになっている。シールストリップの第2の
部分、すなわち、第1の部分またはシール部分と第2の
部分または保持部分のシール区域は、シール部分よりも
かなり可撓性があって圧縮可能な材料から作られるよう
になっている。同時に、この材料は、油や溶剤に対し高
い耐久性を備えている。また、本発明の圧力シリンダ内
には、細長いスロットから外に細長いシールストリップ
を案内するための手段と、当該スロット内に細長いスト
リップの一部分を挿入するための手段とが設けられてい
る。好ましい実施例では、これら手段は複数のローラを
備えている。これらローラは、力伝達ブラケットに対し
回転可能に取り付けられている。また、スロットの側縁
には、圧力が加わっていない場合に、シール部材を保持
する助けとなる溝の形をした手段が設けられている。ま
た、本発明の好ましい実施例では、ダストバンド等を使
って、細長いスロットの必要とする位置の外側表面を覆
うことを考慮に入れている。こうして、本発明に従って
側壁(11)および一対の圧力室および該側壁にそって
伸長し且つ該側壁の相対するエッジ部(15)によって
規定される細長いスロットを備えた細長いシリンダと、
前記シリンダ内で往復運動することのできるピストン
と、前記ピストンの運動中、前記スロットを連続的にシ
ールするための部材(55)(但し、該部材には、前記
細長いスロットに進入することのできる部分と該部分に
該細長いスロットの対応する側壁部の間隔よりも大きな
保持部とを備えた細長いシール部材が含まれる)とを含
んで構成されている圧力シリンダが提供される。
【0007】従って、本発明の目的は、改良された細長
いシール部材を持つ、ロッドレス形式の流体圧シリンダ
を提供することにある。本発明の他の目的は、改善され
たシール特性を持つ、細長いシール手段を備えた流体圧
シリンダを提供することにある。本発明の別の目的は、
改善された耐久特性を持つ、流体圧シリンダを提供する
ことにある。本発明の他の目的は、製造コストを下げら
れ、しかも、砂、塵および外部からの浸入物質があって
も、シリンダから漏洩を生じることなくこれに耐える、
耐久性を備えたロッドレスシリンダ用の改良されたシー
ル手段を提供することにある。本発明の別の目的は、改
良されたシール部分と、流体圧がかかっていない場合
に、スロット内にシール部材を保持することのできる改
良された手段とを持つ、ロッドレスシリンダの細長いス
ロット用の改良されたシール部材を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、2つの異なった構造特性を有
する改良されたシール部材を提供するにあり、その特に
好ましい形態にあっては、2つの異なった材料から作ら
れた改良されたシール部材が提供される。
【0008】本発明の概念に従えば、次に例示するよう
な種々の態様も示すことができる。 1. 一対の圧力室および所定の幅の細長いスロットを
備えた細長いシリンダと、前記シリンダ内で往復運動す
ることのできるピストンと、さらに、前記ピストンの運
動中、前記スロットを連続的にシールするための手段で
あって、前記細長いスロットの各々の側で前記シリンダ
の内側表面の一部分にシール係合するための部分と、当
該細長いスロットの少なくとも一部分に進入することの
できる部分とを備えている細長いシール部材とを含んで
構成され、前記細長いスロットは側壁及びシール部材保
持部を有しており、前記シール部材保持部は該側壁の一
部により形成されている狭い幅の部分及び該側壁の別の
部分により形成されている幅の広い部分とを有してお
り、前記細長いスロット内に挿入される前記シール部材
の一部分は前記の幅の狭い部分よりも幅が広い保持部を
持つものであることを特徴とする圧力シリンダ。 2. 一対の圧力室および所定の幅の細長いスロットを
備えた細長いシリンダと、前記シリンダ内で往復運動す
ることのできるピストンと、さらに、前記ピストンの運
動中、前記スロットを連続的にシールするための手段で
あって、前記細長いスロットの各々の側で前記シリンダ
の内側表面の一部分にシール係合するための部分と、当
該細長いスロットの少なくとも一部分に進入することの
できる部分とを備えている細長いシール部分とを含んで
構成され、前記細長いスロットは側壁及びシール部材保
持部を有しており、前記シール部材保持部は該側壁の一
部により形成されている狭い幅の部分および該側壁の別
の部分により形成されているより幅の広い部分とを有し
ており、前記細長いスロット内に挿入される前記シール
部材の一部分は前記の幅の狭い部分よりも幅が広い保持
部を持つものであり、さらに該シール部材の保持される
部分は、圧縮できるもので且つ該細長いスロットの該狭
い幅の部分を通り抜けて該シール部材保持部のところま
で挿入されうるものであり、これにより該シール部材の
保持される部分は該スロットの幅のより広い部分の所に
保持されるものであることを特徴とする圧力シリンダ。 3. 前記シール部材が可撓性を有するようにされてな
る前記第1項に記載の圧力シリンダ。 4. 前記シリンダの内側表面の一部分にシール係合す
るための部分が、前記シリンダの内側表面の前記一部分
とシール係合することのできる一対のシールリップを備
えている前記第3項に記載の圧力シリンダ。
【0009】5. 前記シリンダの内側表面の一部分に
シール係合するための部分が、前記細長いスロットの狭
い部分の幅より広い幅を備えている前記第1項に記載の
圧力シリンダ。 6. 該シール部材の保持部が前記スロットのより広い
部分内に保持されることにより前記シール部材が前記ス
ロット内に保持されるものである前記第1項に記載の圧
力シリンダ。 7. 該細長いスロットの少なくとも一部分に進入する
ことのできる部分が、圧縮可能とされてなる前記第5項
に記載の圧力シリンダ。 8. 該細長いスロットの少なくとも一部分に進入する
ことのできる部分が、該シリンダの内側表面の一部分に
シール係合するための部分につながった首部分と、前記
スロット内に進入することのできる保持部分とを備え、
当該保持部分が前記首部分の少なくとも一方の側から外
向きに突き出た保持リップから成る前記第1項に記載の
圧力シリンダ。 9. 前記首部分が、前記スロットの狭い部分の幅より
狭い幅寸法を持ち、また前記保持部分は、当該スロット
の狭い部分の幅より広い断面幅を備えている前記第8項
に記載の圧力シリンダ。 10. 前記保持部分が、前記スロット内に進入するこ
とができるように圧縮可能とされてなる前記第9項に記
載の圧力シリンダ。 11. さらに、前記首部分の各々の側から外向きに突
き出た保持リップを備えている前記第8項に記載の圧力
シリンダ。 12. 前記保持部分が、前記スロットの幅より広い断
面幅を備えている前記第11項に記載の圧力シリンダ。 13. 前記保持部分は、前記スロット内に進入するこ
とができるように圧縮可能とされてなる前記第12項に
記載の圧力シリンダ。 14. 前記保持部分が、前記保持リップの間に配置さ
れた細長い溝を備えている前記第13項に記載の圧力シ
リンダ。
【0010】15. 前記首部分が、前記スロットの狭
い部分の幅より狭い断面幅を備えている前記第12項に
記載の圧力シリンダ。 16. 前記細長いスロットが、当該スロットの側縁の
少なくとも一方に沿って延び、前記保持リップと係合す
ることのできる細長い保持溝を備えている前記第8項に
記載の圧力シリンダ。 17. 前記細長いスロットが、当該スロットの各々の
側縁に沿って延び、前記保持リップと係合することので
きる細長い保持溝を備えている前記第11項に記載の圧
力シリンダ。 18. 前記シール部材の該シリンダの内側表面の一部
分にシール係合するための部分の少なくとも一部が、可
撓性のあるほぼ非弾性的な材料からできている前記第1
項に記載の圧力シリンダ。 19. 前記シール部材の端に近接して、当該シール部
材をシリンダに取り付けるための手段を備えている前記
第8項に記載の圧力シリンダ。 20. 該シリンダの内側表面の一部分にシール係合す
るための部分の少なくとも一部が、約1×10より大
きい弾性率を持つポリマー材料からできている前記第1
8項に記載の圧力シリンダ。 21. 該シリンダの内側表面の一部分にシール係合す
るための部分が、支持部分と、当該支持部分につながり
前記シリンダの内側表面に係合することのできるシール
部分とを有している前記第1項に記載の圧力シリンダ。 22. 前記支持部分が、約90と110の間のジュロ
メータを持つ材料からできている前記第21項に記載の
圧力シリンダ。 23. 該細長いスロットの少なくとも一部分に進入す
ることのできる部分が、約50と80の間のジュロメー
タを持つ材料からできている前記第22項に記載の圧力
シリンダ。 24. 前記シール部分が、約50と80の間のジュロ
メータを持つ材料からできている前記第23項に記載の
圧力シリンダ。 25. 該シリンダの内側表面の一部分にシール係合す
るための部分の少なくとも一部がポリプロピレンからで
きている前記第18項に記載の圧力シリンダ。 26. 該細長いスロットの少なくとも一部分に進入す
ることのできる部分が、可撓性のある圧縮可能な材料か
らできている前記第18項に記載の圧力シリンダ。 27. 前記ピストンの運動に応答して、該細長いスロ
ットの少なくとも一部分に進入することのできる部分を
前記細長いスロット内に挿入し、また当該細長いスロッ
トの少なくとも一部分に進入することのできる部分を細
長いスロットから引き出すようにするための手段を備え
ている前記第1項に記載の圧力シリンダ。 28. 前記ピストンに連結され、しかも前記細長いス
ロットを通じて突き出ている部分を持つ力伝達手段を備
えている前記第1項に記載の圧力シリンダ。 29. 前記力伝達手段は、前記ピストンの運動に応答
して、該細長いスロットの少なくとも一部分に進入する
ことのできる部分を前記細長いスロット内に挿入し、ま
た当該細長いスロットの少なくとも一部分に進入するこ
とのできる部分を細長いスロットから引き出すようにす
るための手段を備えている前記第28項に記載の圧力シ
リンダ。 30. 細長いスロットの少なくとも一部分に進入する
ことのできる部分を前記細長いスロット内に挿入する前
記手段が、間隔をあけた一対の挿入ローラを備え、当該
挿入ローラが、前記シリンダの内側表面から離れて当該
表面に面した前記シリンダの内側表面の一部分にシール
係合するための部分の側部と係合することのできる表面
を備えている前記第29項に記載の圧力シリンダ。
【0011】31. 該細長いスロットの少なくとも一
部分に進入することのできる部分を前記細長いスロット
から引き出すための前記手段が引き出しローラを備え、
この引出しローラは前記挿入ローラの間に配置され、し
かも前記シリンダの内側表面に面した該シリンダの内側
表面の一部分にシール係合するための部分の側部に係合
することのできる表面を備えている前記第30項に記載
の圧力シリンダ。 32. 該シリンダの内側表面の一部分にシール係合す
るための部分が、前記シリンダの内側表面の前記部分に
シール係合することのできる一対のシールリップを備
え、また前記引き出しローラが、前記シールリップに係
合することのできる間隔のあいた一対の表面を備えてい
る前記第31項に記載の圧力シリンダ。 33. 前記挿入ローラと前記引き出しローラとは、前
記力伝達手段によって回転可能に支持されている前記第
31項に記載の圧力シリンダ。 34. 該シリンダの内側表面の一部分にシール係合す
るための部分は、一部分が可撓性のあるスチール材料か
らできている前記第1項に記載の圧力シリンダ。 35. 前記支持部分が可撓性のあるスチール材料から
できている前記第21項に記載の圧力シリンダ。 36. 両端にある一対の圧力流体室、およびシリンダ
の全長にわたって延びる所定幅の細長いスロットを有す
る細長いシリンダと、前記圧力流体室の間に配置されて
当該圧力流体室を形成するピストンであって、この圧力
流体室内に流体圧が加えられたり流体圧力室から流体圧
が除かれることに応答して、前記シリンダ内部で往復運
動可能なピストンと、前記ピストンに連結されて当該ピ
ストンと共に移動することができ、前記細長いスロット
を通じて突き出た部分を備えている圧力伝達ブラケット
と、前記ピストンの移動に際し、前記スロットを連続的
にシールするための手段であって、前記シリンダに各々
の端部が接続された細長いシール部材を備え、そしてこ
のシール部材が、前記細長いスロットの何れかの側で、
前記シリンダの内側表面の一部にシール係合することの
できる一対のシールリップを備えた部分と、前記細長い
スロット内に進入して、圧力室内に流体圧がかかってい
ない場合に、このシール部材をそうした位置に留めてお
くことのできる部分とを備えるようになされた手段と、
を含んで構成されてなる前記第1項に記載の圧力シリン
ダ。 37. 側壁および一対の圧力室および該側壁に沿って
伸長し且つ該側壁相対するエッジ部によって規定される
細長いスロットを備えた細長いシリンダと、前記シリン
ダ内で往復運動することのできるピストンと、前記ピス
トンの運動中、前記スロットを連続的にシールするため
の部材(但し、該部材には、前記細長いスロットに進入
することのできる部分と該部分に該細長いスロットの対
応する側壁部の間隔よりも大きな保持部とを備えた細長
いシール部材が含まれる)とを含んで構成されている前
記第1〜17、21、27〜33及び36項のうちのい
ずれか一つに記載の圧力シリンダ。 38. 該細長いスロットが、そのスロットの側縁の少
なくとも一方に沿って延びた細長い保持溝を有し、該細
長いスロット中に進入することのできる該細長いシール
部材の一部は、該保持溝と係合するための保持リップを
有している前記第1項に記載の圧力シリンダ。
【0012】本発明のこれらの目的および他の目的は、
図面、好ましい実施例の説明、および添付の特許請求の
範囲を参照することにより明らかになる。
【実施例】まず第1図を参照する。図中にて、流体圧シ
リンダは全体を参照番号10で示されている。図示した
ように、流体圧シリンダ10は、細長いほぼ円筒状のシ
リンダエレメント11と、一対の端キャップまたはヘッ
ド組立体12,12と、ピストンエレメント14とを備
えている。このピストンエレメントはシリンダ11の内
部に配置され、前後に往復運動するようになっている。
シリンダの側面は細長いスロット15が設けられてい
る。このスロットは、シリンダ11の全長にわたり且つ
当該シリンダ11の長手方向軸線に平行する方向に延
び、細長いシール部材16を収容している。また、細長
いダストカバー69がスロット15を覆うために設けら
れている。シール部材16とダストカバー69は、第1
図と第2図に図示した方法で、ヘッド組立体12,12
の一部分に端部が固定されている。とりわけ、部材16
とカバー69はヘッド組立体12,12の各々の開口を
通り抜け、楔部材65と一対の固定ねじ68により当該
位置に保持されている。
【0013】シール部材16は、ピストン14が往復運
動をする際、スロット15に進入したり当該スロットか
ら外れるようになっている。また、本発明のシリンダは
力伝達ブラケット18を備えている。このブラケットは
ピストン14に連結され、細長いスロット15から突き
出してワークピース(図示せず)に接続する部分を備え
ている。力伝達ブラケット18の一部分はカバー19の
内部に収容される。このカバーは複数の孔20を備えて
おり、これら孔はブラケット18の上側部分にある相対
するねじ孔21に合致するようになっている。複数のね
じ22は孔20を通り抜けてねじ開口21に受け入れら
れ、カバー19をブラケット18に固定する。第1図を
全体的に参照する一方で、第6図、第7図および第10
図をさらに詳しく説明する。シリンダ11は中空のほぼ
円筒状の形をした内側表面24を備えている。この内側
表面はシリンダの全長にわたって延びている。好ましい
実施例では、内側表面24は円形の断面形状を備えてい
る。シリンダ11の外側表面は、複数の長手方向に延び
る凹所部分25を備えている。これら凹所部分は、ヘッ
ド組立体12,12を通り抜ける従来のセルプタッピン
グねじまたは他のねじ26を受け入れるようになってい
る。ねじ26を締め付けることにより、ヘッド組立体1
2,12はシリンダの端にしっかりと固定される。
“O”リング70(第2図)のような適当なシール手段
または技術的に慣用されている他の手段を使って、ヘッ
ド組立体12,12とシリンダ11の間にシールを形成
している。開口71,71が各々のヘッド組立体12,
12に設けられ、技術的に周知の方法で、シリンダ11
の内部に空気または他の流体を導入しあるいは当該空気
または他の流体をシリンダ11の内部から排出すること
ができる。ブラケット72が、シリンダを適当なフレー
ムまたは他の手段に取り付けるために各々のヘッド組立
体12,12に連結されている。
【0014】シリンダの1つの側面に配置されている細
長いスロット15は一定の幅から成り、シリンダ11の
全長にわたって当該シリンダの長手方向軸線とほぼ平行
する方向に延びている。第6図と第7図に詳しく示すよ
うに、スロット15は、好ましくは、当該スロット15
の各側縁に沿って溝または凹所部分28を備えている。
前記凹所部分28はシリンダ11の全長にわたって延び
ている。以下にさらに詳しく説明するように、これら凹
所部分28の役割は、シリンダの内部に圧力がかかって
いない場合に、細長いシール部材16をスロット15内
に留める助けをすることである。スロット15の底縁が
シリン11の内側表面24とつながっていることに注目
する必要がある。本発明のシリンダ11は種々の材料か
ら構成できると考えられるが、好ましい実施例では、当
該シリンダ11は押し出しアルミニウムから作られてい
る。次に、ピストン組立体14を図示した第1図および
第2図を参照する。ピストン組立体14は、一対のピス
トン端部31,31の間に延びる細長いピストン胴体2
9を備えている。前記端部31,31の各々には従来の
方法によりシール部材32,32が取り付けられてい
る。この用途には様々な種類のシールを使うこともでき
るが、本発明の好ましい実施例では、シール部材32,
32として従来のカップシールの使用が考えられる。ピ
ストン胴体29に連結された一対のシール支持部材3
0,30が、シール部材32,32に接して配置されて
いる。シール支持部材30,30はシリンダ内でピスト
ンを中央に保つ働きをする。完全に組み立てた場合、シ
ール部材32,32はシリンダ11の内側表面24とシ
ール関係を形成する。
【0015】力伝達兼ローラー支持ブラケット18は、
ピストン14に作動的に接続されそして細長いスロット
15から突き出している。このブラケット18は、第1
図と第2図に詳しく図示されている。図示したように、
ブラケット18は一対のブラケット分割部分34と35
を備えている。これら部分は中央部付近を溶接等によっ
てお互いに固定されている。各々の分割部分34と35
は、それぞれ間隔のあく下側部分36と38を備えてい
る。これら部分36と38は、それぞれ、ガイド兼支持
ローラ42,43および44を回転可能に取り付けるた
めの複数の開口39,40および41を備えている。ガ
イドローラ43は、開口40を通じて延びるピン46に
より、下側部分36と38の間に回転可能に支持されて
いる。また、ローラ42と44は、それぞれ開口39と
41を通り抜けるピン45と48により、部分36と3
8の間で回転可能に支持されている。ブラケット18の
全体は、一対の連結ピン49,49により主要なピスト
ン胴体29に固定的に取り付けられている。これらピン
は、ブラケット18の孔51,51とピストン胴体29
の相対する孔50,50とを通り抜けている。開口52
を部分36と38の各々に設け、ガイドローラ43が回
転できるようにしている。第2図に図示したようにシリ
ンダ内部にブラケット18を適切に組み立てた場合、当
該ブラケット18の中央部分は細長いスロット15から
外に突き出る。
【0016】本発明において好ましく用いられる改良さ
れたシール16が、第1図,第3図,第4図,第5図,
および第7図に詳しく図示されている。シール部材16
の断面形状を図示した第3図,第4図,第5図,および
第7図に見られるように、当該シール部材16は第1す
なわちシール用の下側部分54と、第2すなわち保持用
の上側部分55とを備えている。第5図を参照すると、
シール部分54は一対のシール縁59,59を備えてい
る。これらシール縁は、シール部材16の中央部分から
横に突き出している。好ましい実施例に於いて、シール
リップ59,59を備えたシール部分54は下側支持部
分54aと上側シール部分54bとで構成されている。
支持部分54aはほぼ平らかまたは僅かに湾曲されてい
る。この湾曲部の中央はスロット15に接し且つシリン
ダの外側に向き、カップシール32,32の外側シール
表面とシール係合することができる。シール縁59,5
9の上側表面を構成するシール部分54bは、スロット
15に隣接するシリンダ11の内側表面24の一部とシ
ール係合するようになっている(第4図と第7図)。シ
ール部材16の支持部分54aは種々の材料から構成す
ることもできるが、当該部分54aは比較的可撓性があ
って延びない材料であるのが好ましい。従って、この材
料は比較的高い弾性率と高い引っ張り強度とを備えてい
る必要がある。また、部分54aは、使用中に常に晒さ
れる油および熱あるいは他の物質に耐性のあることが望
まれる。好ましい実施例では、支持部分54aは90〜
110の間のジュロメータ(durometer)を持
つ工業用グレードのポリプロピレンから作られている。
好ましいジュロメータは約100である。好ましいポリ
プロピレンの弾性率は2×10であるが、低い弾性率
の材料もある程度効果はあると思われる。しかし、好ま
しくは、支持部分54aの弾性率は、約1×10より
大きくするべきである。
【0017】また、支持部分54aは、スチールで作る
こともでき、または第11図に示したのと同じ材料で作
ることもできる。そうしたスチールの構造に於いて、シ
ール部分54bと保持部分55は従来の方法によりスチ
ールの上側表面に直接接着される。スチールの支持部分
の上側表面は平らである。他方、当該支持部分の下側表
面は平らであるか、または、使用時に湾曲部の中央がス
ロットの上方に且つシリンダの外側に向くように湾曲さ
れていることに注意する必要がある。スチールを支持部
分54aとして使用する場合、弾性率は30×10
ある。シール部分54の上側シール部分54bは、通
常、同じ材料で作られることができるが、本発明の好ま
しい態様では、下側支持部分54aとは異なる材料で作
られている。特に、上側シール部分54bは可撓性のあ
るゴム材料からできている。この材料はシリンダの内側
表面24と共に良好なシールを形成する。リップ部分5
6,56の間に配置された細長い凹所区域または溝58
は、シール部材の全長にわたって延びている。この溝5
8は、リップ部分56,56が内側に曲がることができ
るような充分な深さがあり、従って、部分55をスロッ
ト15内に挿入することができる。
【0018】シール部材16が各種の寸法からできてい
ても本発明に従って充分な効果を発揮するが、好ましい
実施例が示す首部分57(第5図)は細長いスロット1
5(第7図)の幅より狭い幅から成っている。また、リ
ップ部分56,56の最先端の縁の間の距離は、スロッ
ト15の幅より大きくする必要がある。この構成によ
り、シール部材16を細長いスロット15内に押し込む
とリップ部分56,56は圧縮される。従って、シール
部材16をスロット15内に保持しやすくなる。前述し
たように、細長い溝58があるため、リップ部分56,
56を圧縮する助けとなっている。ある種の材料と寸法
を用いれば、リップ部分56,56とスロット15の内
側縁の間の摩擦力は流体圧が圧力室内に加わっていなく
とも、当該スロット15内にシール部材16を保持する
のに充分な力がある。しかしながら、好ましい実施例で
は、細長いスロット15の側縁には、シリンダ11の全
長にわたって延びる向かい合った一対の保持溝または凹
所部分28が設けられている。リップ部分56,56
は、第4図と第7図に詳しく示すように、これら溝2
8,28に合致するようになっており、圧力が室内に加
わっていない場合、シール部材16をスロット15内に
保持する働きをしている。また、本発明のシリンダはス
ロット15の一方の側縁だけに溝28のある構造を使用
できることも考えられる。
【0019】シール部分54と同じように、保持部分5
5も種々の材料から構成することができる。好ましく
は、材料は可撓性があって、作動時にシール部材16が
晒されることのある油や他の材料に対し耐久性がなくて
はならない。部分55は、ローラ42と44によりスロ
ット15内に進入することができるよう圧縮可能である
のが好ましい。この圧縮性は、図面に示すようにリップ
56,56の間に溝58の付いた構造にするか、または
天然もしくは合成ゴムまたはこれら両方のゴムから構成
されているような圧力可能な材料にすることで得られ
る。好ましくは、保持部分55のジュロメータは50と
80の間にするべきであり、好ましいジュロメータは約
65である。好ましい実施例でのシール部材16は、2
種類の材料から作られしかも部分54aと54bの接合
部で結合されているものとして説明されているが、シー
ル部材16の全体を同じ材料で作ってあっても、本発明
の利点は得られる。そうした構造も、シリンダの内側表
面24と係合するシール部分54と、スロット15内に
入る保持部分55とを備えているが、構成材料はこれら
両方の機能を果たす特性を持つものである。シール部材
16の保持部分55を細長いスロット15内に挿入する
手段は、ローラ42と44を備えている。このことは、
両方のローラを示す第2図と、シール部材16に係合す
るローラ42を示す第4図に詳しく図示されている。第
4図に示すように、ローラ42は、力伝達ブラケット1
8の間隔のあいた下側取り付け部分36と38の間で、
ピン部材45に回転可能に取り付けられている。ピスト
ン14の往復運動に際し、ローラ42はシール部材16
の連続する部分と係合する。従って、当該シール部材を
細長いスロット15に押し込み、リップ部分56,56
は第7図に示すように溝28,28内で着座する。他の
ローラ44も部分36と38の間でピン48に回転可能
に取り付けられ、ピストン14の運動時にシール部材1
6の連続部分を同じようにスロット15内に押し込む。
第2図を参照すると、ピストン14が右に向いて動く場
合、ローラ42はシール部材16をスロット15に押し
込む。ピストン14が左方向に動くと、ローラ44はシ
ール部材16をスロット15に押し込む。ローラ42と
44の各々は概ね円筒状であり、シール部材16の底の
表面と係合する円筒状の表面を備えている。
【0020】また、ガイドローラ43が部分36と38
の間でピン46の廻りに回転可能に取り付けられてい
る。このガイドローラはピストン14の移動に際し、シ
ール部材16の連続部分をスロット15から外に案内す
る働きをしている。第3図に詳しく図示したように、ロ
ーラ43は一対の側部ローラ部分60,60を備えてい
る。これら側部ローラ部分は横方向に間隔をあけられ、
中央ハブ部分61と一体に作られている。側部ロール部
分60,60はシールリップ59,59の上側表面と係
合するようになっている。保持部分55は中央ハブ61
が形成する凹所区域内に配置される。ピストン14がシ
リンダ内で往復運動すると、シール部材16はローラ4
3の廻りで下向きに押さえられる。従って、シール部材
16はスロット15から引き出される。このため、力伝
達ブラケット18はスロット15を通じて上向きに突き
出すことができる。
【0021】また、第2図に示すように、スロット15
からダストバンド69を遠ざけるよう案内する手段が設
けられている。この手段はガイド部材75を備えてい
る。このガイド部材は、一対のガイド部分76,76
と、ローラまたはピン77とを備えている。前記ローラ
またはピンは、間隔をあけたブラケットの間でブラケッ
ト開口78,78内に支持されている。これら部材75
と77は、ピストン14の往復運動中、バンド69を案
内してシリンダの凹所部分との係合関係から外し、また
元の係合関係に戻す働きをする。バンド69はばねスチ
ールから構成することができ、また、磁石エレメントを
溝78,78内に設けて、バンド69をスロット内に保
持することもできる。
【0022】本発明の好ましい実施例に詳しく説明した
ように、本発明のシリンダの動作は以下の如くして行な
われる。端部組立体12,12の1つを通じてピストン
14の何れの側に位置した一方の圧力室に流体圧を導入
すると、ピストン14は圧力を加えた室とは反対方向に
動き始める。他方、このピストン14の運動により、圧
力が導入されているシリンダの端では細長いシール部材
16は細長いスロット15内に挿入され、反対の端では
この細長いスロット15から引き出される。例えば、第
1図と第2図を参照すると、ピストン14の左側の圧力
室に流体圧を導入した場合、ピストン14は右方向に動
き始める。このピストン14の動きにより、ローラ42
はほぼ可撓性のあるシール部材16の一部を細長いスロ
ット15内に挿入できるようになる。また、ピストン1
4が右方向に運動するため、ローラ部材43によりシー
ル部材16はスロット15から引き出される方向に移動
する。ピストン14がシリンダの反対の端に到達する
と、適当なバルブ手段(図示せず)によって流体圧がピ
ストン14の右側にある圧力室に加えられる。その結
果、ピストンは左方向に動かされる。この運動により、
ローラ44は可撓性のあるシール部材16の一部をスロ
ット15内に押し込む。また、ローラ43は左方向に移
動する間に、スロット15からシール部材16を引き出
す。こうした構造により、シール部材16とシリンダ1
1の内側表面24との間に改善されたシール関係が得ら
れ、従って、製造コストを著しく下げられることが判明
した。好ましい実施例について非常に詳しく説明してき
たが、本発明の精神を逸脱することなく様々な変更を行
なえることが考えられる。従って、本発明の範囲は、好
ましい実施例の説明よりもむしろ添付の特許請求の範囲
に明らかにされているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、本発明に係る流体圧シリンダの、一
部を分解し且つ断面にして示す図解説明図である。
【図2】第2図は、本発明に係る流体圧シリンダの一部
断面側面図である。
【図3】第3図は、第2図の3−3線に沿って見た一部
断面図である。
【図4】第4図は、第2図の4−4線に沿って見た一部
断面図である。
【図5】第5図は、本発明に係る改良された細長いシー
ル部材の断面図である。
【図6】第6図は、本発明に係る流体圧シリンダの一部
の断面図にして、細長いスロットを示している。
【図7】第7図は、本発明に係る流体圧シリンダの一部
を断面にして、細長いスロットと当該スロット内にシー
ル関係に配置された改良されたシールストリップとを示
している。
【図8】第8図は、細長いスロットと当該スロット内に
配置されたシールストリップの一つの例を示している。
【図9】第9図は、細長いシール部材の他の実施例の断
面図である。
【図10】第10図は、本発明の円筒状シリンダ部分の
断面図である。
【図11】第11図は、他のシール部材の構造の断面図
である。
【符号の説明】
10…流体圧シリンダ 11…シリンダ(エレメント) 12…ヘッド組立体 14…ピストン(エレメント) 15…スロット 16…シール部材 18…力伝達ブラケット 19…カバー 24…内側表面 25…凹所部分 26…ねじ 28…凹所部分 29…ピストン胴体 30…シール支持部材 31…ピストン端部 32…シール部材 42,43,44…ガイド兼支持ローラ 54…第1すなわちシール用の下側部分 55…第2すなわち保持用の上側部分 54a…支持部分 55b…上側シール部分 56…リップ部分 57…首部分 58…溝 59…シールリップ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の圧力室を持つ細長いシリンダと、
    当該シリンダの内部で往復運動可能なピストンとを備え
    た形式の、圧力シリンダの細長いスロットをシールする
    ための細長いシール部材であって、 前記細長いスロットの各々の側で、前記シリンダの内側
    表面の一部とシール係合する一対のシールリップを備え
    ている部分と、 さらに、前記細長いスロットの少なくとも一部に進入す
    ることのできる部分とを有しており、 前記細長いスロットは側壁及びシール部材保持部を有
    し、そして前記シール部材保持部は該側壁の一部により
    形成されている狭い幅の部分及び該側壁の別の部分によ
    り形成されているより幅の広い部分とを有するもので、
    前記細長いスロット内に挿入される前記シール部材の一
    部分は前記幅の狭い部分よりもより幅の広い保持部を持
    つものであり、 さらに該シール部材の保持される部分は、圧縮できるも
    ので且つ該細長いスロットの該狭い幅の部分を通り抜け
    て該シール部材保持部のところまで挿入されうるもので
    あり、これにより該シール部材の保持される部分は該ス
    ロットの幅のより広い部分の所に保持されるものである
    ことを特徴とするシール部材。
  2. 【請求項2】 前記細長いスロットの少なくとも一部に
    進入することのできる部分は、前記シリンダの内側表面
    の一部とシール係合する部分につながった首部分と、前
    記スロット内に挿入することのできる保持部分とを備
    え、当該保持部分が、前記首部分の少なくとも一方の側
    から外向きに突き出た保持リップから成る請求項1項に
    記載のシール部材。
  3. 【請求項3】 前記首部分の各々の側から外向きに突き
    出た保持リップを備えている請求項第2項に記載のシー
    ル部材。
  4. 【請求項4】 前記シリンダの内側表面の一部とシール
    係合する部分が、支持部分と当該支持部分につながり前
    記シリンダの内側表面に係合することのできるシール部
    分とを有している請求項第3項に記載のシール部材。
  5. 【請求項5】 側壁および一対の圧力室および該側壁に
    沿って伸長し且つ該側壁相対するエッジ部によいって規
    定される細長いスロットを備えた細長いシリンダと、 前記シリンダ内で往復運動することのできるピストン
    と、 前記ピストンの運動中、前記スロットを連続的にシール
    するための部材とを含んで構成されている圧力シリンダ
    の細長いスロットをシールするための細長いシール部材
    であって、前記細長いスロットに進入することのできる
    部分と該部分に該細長いスロットの対応する側壁部の間
    隔よりも大きな保持部とを備えている請求項第1〜4項
    のいずれか一つに記載のシール部材。
  6. 【請求項6】 前記支持部分が、約90と110の間の
    ジュロメータを持つ材料からできている請求項第4項に
    記載のシール部材。
  7. 【請求項7】 前記細長いスロットの少なくとも一部に
    進入することのできる部分が、約50と80の間のジュ
    ロメータを持つ材料からできている請求項第6項に記載
    のシール部材。
  8. 【請求項8】 前記シール部材が約50と80の間のジ
    ュロメータを持つ材料からできている請求項第7項に記
    載のシール部材。
  9. 【請求項9】 当該シール部材の前記シリンダの内側表
    面の一部とシール係合する部分の少なくとも一部が、可
    撓性のあるほぼ非弾性的な材料からできている請求項第
    1項に記載のシール部材。
  10. 【請求項10】 前記シリンダの内側表面の一部とシー
    ル係合する部分の少なくとも一部が、約1×10より
    大きい弾性率を持つポリマー材料からできている請求項
    第9項に記載のシール部材。
  11. 【請求項11】 シール部材に於て、前記シリンダの内
    側表面の一部とシール係合する部分は、一部が可撓性の
    あるスチール材料からできている請求項第1項に記載の
    シール部材。
  12. 【請求項12】 該シール部材の保持部が前記スロット
    のより広い部分内に保持されることにより前記シール部
    材が前記スロット内に保持されるものである請求項第1
    項記載のシール部材。
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