JPH0660484B2 - 布製型枠による成形物構造体 - Google Patents

布製型枠による成形物構造体

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JPH0660484B2
JPH0660484B2 JP60258483A JP25848385A JPH0660484B2 JP H0660484 B2 JPH0660484 B2 JP H0660484B2 JP 60258483 A JP60258483 A JP 60258483A JP 25848385 A JP25848385 A JP 25848385A JP H0660484 B2 JPH0660484 B2 JP H0660484B2
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郁彦 福森
宏 菊田
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旭化成工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、産業資材用の成形物構造体に関する。更に詳
しくは、粉粒体、液体、気体あるいはそれらの混合物等
の材料が、布製型枠によって拘束封入されている成形物
構造体に関する。
〔従来の技術〕 従来、土砂又はコンクリート等の成形物を得る方法とし
て二層の布地間内に土砂又はコンクリートを封入せしめ
た布製型枠が知られている。しかし、この布製型枠によ
って得られる成形物は、強度、厚み、外観品位面等で満
足するものではなく、幾多かの問題を残している。
すなわち、凹凸形状が激しいため、平坦性に欠ける、最
大と最小厚み差が大であるため最小厚み部の強度が弱
い、又、全体の厚み均一がとれていないため、強度斑が
ある。更には外観品位をそこなう等の問題がある。尚、
最小厚み部の強度を上げるには、最大厚み部分が必要以
上に厚くなり、材料が多量に必要となり、コスト高とも
なる。又、これらの成形物は、厚みに限界があり、厚層
の成形物を得ることが出来ない等の問題がある。
この原因は、布製型枠に起因するものである。すなわ
ち、従来より知られている布製型枠は、厚み規制のため
にタテ、ヨコ所定間隔で部分的に上下層布を連結したも
のが提案されており、その一つとして、二層の布帛をボ
ルト、ヒモ等の連結材にて連結固定したものであり、厚
みによってタテ、ヨコの取付間隔、連結長を調製するも
のであるが、この布製型枠は厚みをかなり大きく自由に
調整出来るものの、連結材の厚み調整が難しく、不均一
な厚みのものになりやすい。特に、ヒモ等を用いて結節
固定する場合は、結節部の伸びが大きく、厚みの設定、
均一化を図りえがたいものとなる。又、連結固定部の強
度が低く、破損して厚み斑を生じたり外観不良をおこ
す。一方、布帛製造段階に、タテ、ヨコ所定間隔をもっ
て、上下二層の布帛を接合糸で同時に連結した布製型枠
は、層間の厚みが、最大数十mmのものしか得られず、高
厚みの成形物製造は不可能であった。従って、厚層の成
形物を得るためには、上下層を連結する連結部間隔をタ
テ、ヨコ長大化して充填物充填時に型枠の平面方向が縮
小される(すなわち、面積収縮をおこす)ことにより垂
直方向に厚み出しを行なった方法、すなわち、上下連結
部の厚みに対して、地凸部の厚みを極端に大きくするこ
とにより、平均値をもって、厚みを増大していた。これ
は、布製型枠の収縮によって、表面の凹凸が激しく、か
つ厚みの不均一がおこり、強度、形状等の面で十分な成
形物を得ることが出来ない。
これらを解決するために、特公昭49−48206号公報が
知られている。これは、上下二層を連結する交互経糸が
各層で織込まれる各接合部間内の地組織内に地経糸より
も長くなるように過長してループ状に満留せしめ織成し
たもので、織成後、上下層を引き離すことにより、地組
織内の過長分が厚み方向に移動して高厚み化されるもの
であるが、これは、層間を連結する交互経糸が、地組織
を滑動するため、各連結部において、均一な厚みを設定
することが出来ず、実質的に厚み斑、強度斑及び形状不
良の成形物しか得ることが出来ない。又、高厚み化に
も、連結部間隔内での過長織込み量に限界があり、要望
の厚みの成形物を得がたい。従って、高厚み化を得るに
当っては、従来と同様に、タテ、ヨコ方向(特にタテ方
向)の連結部間隔を拡大して、交互経糸の過長織込み量
を増すものであるが、連結部間隔の拡大による型枠収縮
によって表面の凹凸化、厚みの不均一化、形状不良、強
度斑等をおこした成形物となり、更には布製型枠の取扱
い性においても十分なものとは言えない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、前記問題点に鑑み鋭意研究を重ね完成に至っ
たものである。
すなわち、本発明の目的は、土砂又は無機質硬化物が、
布製型枠によって拘束封入されている成形物構造体にお
いて、表面の平坦度の高い、かつ寸法均一度の高い外観
形状良好な更には厚層である布製型枠による成形物構造
体を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の目的は、層間を接合する接合用糸を有する多層
布から形成される布製型枠と、前記多層布の少くとも1
つの層間に充填された土砂又は無機質硬化物の充填層と
から成り、その表面にタテ・ヨコ所定の接合点が設けら
れて多数の凸部が形成されている成形物構造体であっ
て、前記凸部の形状および接合点間の距離関係が下記条
件を満たすことを特徴とする布製型枠による成形物構造
体によって達成される。
(1)表面の平坦度(Z)がtan0°<Z≦tan25°であるこ
と、但しZ=h/(P/2)で表わし、Pは隣接接合点
間距離(隣接する上下接合点間の水平距離をmmで表わ
す)、hは上下接合点を基準とした凸部最大点の厚み
(mm); (2)厚み(T)と隣接接合点間距離(P)との比(α)がα=1
〜20で、且つ1つの成形物構造体内における寸法均一
度(β)がβ=0.8〜1.2であること、但しα=T/Pで表わ
し、β=α/で表わし、Tは上下接合点の厚み(m
m)、αはn番目の接合点におけるα値、はn個の
α値の平均値; (3)タテ方向・ヨコ方向の各隣接接合点間の寸法関係と
面積がP=(0.8〜1.2)Pで且つP・P=10
0〜100,000mm2であること、但しPはタテ方
向の隣接接合点間距離、Pはヨコ方向の隣接接合点間
距離。
本発明の成形物構造体は、少なくとも上下二層の布帛か
らなる布製型枠内に材料が封入されて一体成形されてい
るものであり、封入された材料は布帛及び布帛間の上下
接合糸の拘束によって均一に形状保持された成形物構造
体を有するものであって、厚みが1000mmまでの厚層
物である。
以下、本発明の成形物構造体の構成を図面に基いて説明
する。第1図は、成形物構造体の平面図で、(イ)は上下
層布帛の接合点が正配置、(ロ)は上下層布帛の接合点が
千鳥配置を示す。第2図は平坦度を示すためのモデル
図、第3図は第1図(イ)のX−X断面の全体図を示すも
ので、これらの図は、本発明の成形物構造体の一例を説
明するための略図である。
本発明の成形物構造体は、第4図に示す如く、上層布1
と下層布1′及び上下層布1,1′を接合する多数の接
合糸6からなる布製型枠の中に材料10が拘束封入され
ており、材料10は上下層布1,1′の接合点2,2′
を基点にして外側に膨張した形で布製型枠と一体化して
成形されたものである。
本発明において、この成形物構造体は、表面の平坦度
(Z)が、tan0°<Z≦tan25°を満足するものであ
る。
第1図,第2図において、PはAB,CD及びAC,B
Dにあたり、hはAB又はCD又はAC又はBDの水平
線を基準にして凸部最大点0点における厚みを算出した
ものである。第2図は平坦度(Z)を算出するための一
方向における一例を示したモデル図であるが、本条件
は、両方向すなわち、AB又はCD及びAC又はBDに
ついて満足するものでなければならない。
本範囲における成形物構造体は、第2図で示す角度θす
なわち、hとpの比が極めて小さいため、表面の凹凸性
が極めて平坦性に優れた外観品位の良好なもので、かつ
強度的にも安定したものとなる。更には、布製型枠の収
縮が殆んどない初期のすなわち材料10を充填前の布製
型枠寸法とほぼ同等の成形物構造体となる。
尚、Z=tan0°は、h=0となるため、理想の平坦性
をもつ成形物構造体となるが、布製型枠使用では、布帛
伸び、布製型枠変形等がやや起るため、現実にありえな
い。又、Z<tan25°では、hが極めて大となるため
表面の凹凸性が大きく、平坦性,強度,外観品位面に欠
け、更には布製型枠の変形も大きいため好ましいものと
言えない。これは、材料封入前後における布製型枠の収
縮が大きい、すなわち材料封入前の布製型枠の初期の隣
接接合点間距離(P)に対して、材料封入後の隣接接
合点間距離(P)が小さくなる場合、寸法変化分に応じ
た量が外側に膨張し、実質hが増大し、Pが減少するた
め、Zが極めて大きくなり成形物の凹凸化が激しくな
る。又、布製型枠の収縮がない場合(すなわち、P
P)においても、布帛伸びが大の場合は、布帛伸び分に
応じた量が外側に膨張し、実質Pの変化がなくてもhが
増大するため、Zが極めて大きくなり成形物の凹凸化が
激しくなる。更に、本発明の構成は、厚みと隣接接合点
間距離の比(α)が、α=1〜20とし、かつ、一つの
成形物構造体内における寸法均一度(β)がβ=0.8〜
1.2を満足するものである。尚、Tの値は、材料10を
封入後、即、硬質の線材等を挿入して測定するが、材料
10が固化あるいは硬化したものについては、膨張した
最大凸部0点ケ所の外部からの厚み測定値から、第2図
に示すhの測定値の2倍を減じた値をもって採用する。
α,は、第3図に示す如く、それぞれの隣接接合点
間距離P,P,P……P及び対応する厚み
,T,T……Tの測定値から、α=T
,α=T/P,α=T/P……α
/Pを算出し、 =(α+α+α……α)/をもって求め
る。尚、α値のT/Pは一方向の隣接接合点間距離のみで
の算出ではなく、タテ方向及びヨコ方向の両方向につい
て、それぞれ行ない、それぞれが前記条件を満足するも
のでなければならない。
本範囲における成形物構造体は、隣接接合点間距離に対
して厚みTが同等あるいはそれ以上に大きい、すなわ
ち、隣接接合点間距離Pに関係なく厚みTが大きいの
で、外側への膨張が少なく表面の凹凸性が極めて小さく
なり、ほぼ平坦性の成形物構造体となる。更には、一つ
の成形物構造体内の寸法均一度が一定範囲内にあるた
め、全体の表面の平坦性、厚み及び隣接接合点間距離の
寸法安定性、形状安定性、強度の安定性を十分に満足す
ることの出来る成形物構造体となる。
尚、前記範囲外、すなわち、α<1は隣接接合点間距離
Pに対して厚みが小さい(逆に言えば厚みTに対して隣
接接合点間距離Pが大きい)ため、外側への膨張度が大
きく、表面の凹凸性が激しい成形物構造体となり好まし
くない。又、α>20は隣接接合点間距離Pに対して、
厚みTが極大化しすぎるため、形状不良を起こしたりし
て安定した成形物構造体となりえない。
又、β<0.8あるいはβ>1.2では、隣接接合点間距離P
あるいは厚みTの寸法不均一を起こし、全体の寸法均一
性、形状、強度面等で安定した成形物構造体となりえな
い。
更に本発明の成型物構造体では凸部のタテ方向・ヨコ方
向の寸法関係と面積が、P=(0.8〜1.2)・Pでか
つ、P・P=100〜100,000mm2を満足するものであ
る。
本範囲における成型物構造体は、タテとヨコ方向の隣接
接合点間距離がほぼ同等であるため、正方形に近い状態
を有するので、外観形状が極めて均一性のとれた良好な
ものとなる。又、タテ、ヨコの隣接接合点間距離寸法の
規制により、安定した均整のとれた成型物構造体とな
る。
尚、前記範囲外すなわち、P>0.8P又はP>1.2
では、タテ、ヨコの隣接接合点間距離が大きく異な
り長方形状態となるため、外観形状が極めて不均性とな
り見芽えの悪いものとなる。又、タテ、ヨコ方向の厚み
均整がとれず、強度的にも一方向に片寄りが出て好まし
い成型物構造体となりえない。又、P・P<100
mm2では、隣接接合点間距離が狭くなりすぎ、接合糸の
数も増えるため、材料の充填が困難で要望の成形物構造
体を得ることが困難である。P・P>100,000mm
2は、タテ、ヨコの隣接接合点間距離が大きくなりすぎ
るため、外側への膨張が大きく表面の凹凸性が激しい成
形物構造体となったり、寸法的に安定した成形物構造体
を得ることが出来なくなる。
以上の如く構成の本発明の布製型枠よりなる成形物構造
体は、全体が凹凸性の少ない平坦性に優れた均一な厚
み、強度を有する、かつ外観形状良好なものとなり、更
には厚層である従来にない成形物構造体となる。
尚、本発明の成形物構造体は、全体がほぼ一様な厚さ、
形状を有する成形物であるが、部分的に水抜孔として一
重部のフィルターポイントを設置されていてもよく、
又、材料10の充填性をよくするため設けられた材料1
0充填用のホースガイドが設置されていてもよく、又、
布製型枠の耐圧強度を緩和するために一重部の壁が設置
されていてもよく、その内容等は特に限定するものでは
ない。
又、本発明に用いる材料10は、土砂、コンクリート等
に限定するものではなく、粉体、液体、気体等であって
もよく、使用目的、内容等によって、その都度、布製型
枠の構成を変更して本発明の成形物構造体を得ることが
出来る。
尚、本発明の成形物構造体に使用する布製型枠は、タ
テ、ヨコ所定間隔をもって層間を接合する接合糸と該接
合糸と交錯する糸との間の複数の接合部中の所定の接合
部だけを物理的外力、熱的あるいは化学的処理によっ
て、接合糸を実質的に損傷することなく、接合糸との接
合部を解除することの出来る糸で形成し、かつ、接合糸
と布が部分的あるいは全面的に固定された所定の大きさ
の多層布の周囲を閉口し、更に材料充填用の注入口を複
数設けてなるものである。従って、使用する布は、織
物、編物であってもよく、又、層数も二層、三層…であ
ってもよい。
以下、本発明に使用する布製型枠に多層織物を利用した
一例について詳細に説明する。
本発明に使用する布製型枠は、タテ、ヨコ所定間隔をも
って層間を部分的に接合する接合用経糸を有した多層構
造の織物よりなる。
接合用経糸は、上下層布に所定の計画に基づき交互に織
込まれ、各層において、緯糸と交錯して複数の接合部を
形成する。該接合部における接合用経糸と緯糸との交錯
は、緯糸1本以上をもって組織されるが、組織形態等は
種々あり特に限定するものではない。
本構成において、接合部とは接合用経糸と緯糸とが交錯
すなわち組織している部分を云い、解除とは、接合部を
形成する接合用経糸と緯糸との交錯すなわち組織をとき
ほぐすことであり、すなわち接合用経糸と緯糸とが交錯
(組織)せず遊離してしまうことである。
又物理的外力による接合部の解除とは粉粒体,液体、気
体あるいはそれらの混合物等を充填する際の充填圧力又
は充填荷重による緯糸の破断あるいは治具を用いて緯糸
を破断又は引抜くことを意味し、化学的処理による接合
部の解除とは液体又は蒸気によって緯糸を分解又は溶解
して破壊することを意味する。
本構成においては、前記交錯(組織)の解除を緯糸に対
して前述の物理的外力,熱的あるいは化学的処理によっ
て行うものであり、これらの解除手段を緯糸側から見れ
ば緯糸に破断,溶融,溶解あるいは引抜き等を施すこと
になる。
すなわち、破断方式としては、緯糸に低強力の弱糸を使
用することにより、外力によって破断化せしめるもので
ある。たとえば、低デニールの繊維あるいはセルロー
ス,アクリル系等のスパン繊維による低強力糸を用い
て、層間を治具挿入あるいは材料の充填圧力によって引
き離す拡層力により破断する。
又、溶融方式としては、緯糸に低融点の溶解分解糸を使
用することにより、熱によって溶融化破壊せしめるもの
である。たとえば、ポリオレフィン系,ポリ塩化ビニ
ル,ポリ塩化ビニリデン等の低融点繊維を用いて、加熱
によって溶融化破壊する。
又、溶解方式としては、緯糸に高溶解性の溶解糸を使用
することにより、液体あるいは蒸気によって溶解化破壊
せしめるものである。たとえば、ポリビニルアルコー
ル,ポリアクリル,セルロース系等の繊維を用いて、水
溶解化破壊する。
又、引き抜き方式としては、緯糸を浮き組織あるいは輪
条組織等の織構成とすることにより、外力によって引き
抜き皆無化せしめるものである。たとえば、モノフィラ
メント,撚糸等の集束した滑りの良好な繊維糸を用い
て、幅方向の接合部間を浮き組織の織構成とすることに
より、手作業であるいは機械的なフック方式で引掛けて
抜きとり皆無化する。
本構成においては、接合部を解除することにより、その
接合部から遊離した接合用経糸は、自からあるいは解除
された層と反対層の接合部を滑動して隣接する接合用経
糸に供されて、あるいは前記両者を併用した形をもっ
て、上下層間を所望の間隔に引き離すことが可能とな
る。引き離された上下層間厚みは、初期(織成時)の上
下層間厚みの最低2倍以上を有するものとなり、これは
接合法形態、接合部形態、解除形態によって大きく左右
され、それらを適宜選定することにより、初期(織成
時)の数倍〜数十倍あるいは数百倍の所望厚みを得るこ
とが出来る。
尚、本発明に使用する布製型枠は、初期(織成時)の上
下層間厚みが小さくても、解除によって引き離される上
下層間厚みを極大化せしめることができるものである
が、更には初期(織成時)の上下層間厚みが大きい程、
解除作用は容易となり、かつ厚層化も容易となり、品質
的にも良好なものを得ることが出来る。
従って、初期(織成時)の上下層間厚みは少なくとも3
mm、好ましくは10mm以上とする。3mm以下では、厚層
化するための緯糸の解除が多くなり、解除が大変であっ
たり、解除後の織物が貧弱になったりして、製品・品質
面で十分なものを得ることが出来ない。
又、本構成においては、接合部を解除する際あるいは解
除後製品として使用する際、接合用経糸が、布製型枠の
長さ方向(織物の長さ方向)全体にわたって滑動し、層
間隔に厚み斑を生じるため、それを防止するために接合
用経糸と織物との摩擦係数を向上せしめ、接合用経糸の
滑動防止を図る。滑動防止策としては、接合用経糸が異
型糸、異デニール糸、撚糸等の凹凸性を有する糸、ある
いは表面が毛羽でおおわれた糸、あるいは樹脂加工、ゴ
ム加工等の加工糸を用いる。あるいは、接合用経糸の両
際の地経糸は糸密度を高くするか、あるいは前記接合用
経糸と同様形態の糸を用いる。あるいは無解除部の接合
部における地緯糸は糸密度を高くするか、あるいは前記
接合用経糸と同様形態の糸を用いる。あるいは無解除部
の接合部において接合用経糸と地緯糸を平織構成化、あ
るいは、接合用経糸と地糸とを樹脂、ゴム、接着テープ
等で接着加工を、あるいは融着、縫製等により固定する
こと等により、接合用経糸の滑動を低下あるいは皆無化
せしめるものであり、本目的を達しえるものであれば何
なるものでもよく、前記内容に限定されるものではな
い。
以上の如き構成よりなる本発明に使用する布製型枠は、
織物段階で、あるいは一定の大きさに仕上げられた中間
製品の段階で、あるいは充填物充填時の製品製造段階
で、接合部における交錯(組織)を解除して層間を所望
の間隔に引き離すことが出来る。どの段階で解除するか
は布製型枠の使用目的、使用内容、用途等に応じて適宜
選定すればよく、特に限定するものではない。
尚、本構成布製型枠に用いる繊維としては、綿,麻,羊
毛等の天然繊維、金属,ガラス,炭素系等の無機繊維、
セルロース,タンパク質系等の再成繊維、セルロース,
ポリアミド,ポリエステル,ポリオレフィン,ポリウレ
タン,ピリスチレン,ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリ
デン,ポリアクリル,ポリビニルアルコール系等の合成
繊維等があり、又、繊維形態も、長繊維糸,紡績糸があ
り、又、繊維形状も通常の円形断面糸,異形断面糸,発
泡糸,コンジュゲート糸等があり、又、繊維径も種々あ
り、使用上特に限定するものではなく、それらの繊維を
単独あるいは複合して使用出来、又、物理加工,化学加
工等を施した加工糸として用いてもよい。これらの条件
は布製型枠の使用目的,使用内容,用途等に応じて適宜
選定するものである。
又、本構成においては織構成,織形態等は特に限定する
ものではなく、たとえば、組織は平織,綾織,朱子織あ
るいはそれらの変化組織であってもよく、又、層数は全
面的にあるいは部分的に二層,三層,四層…構造のもの
であってもよく、又、接合法は、本発明のものを単独で
あるいは他の接合法(層間が部分的に密着したあるいは
間隔を保持したあるいは両者を複合したもの等)と併用
した構造のものであってもよく、それらの条件は使用目
的,使用内容,用途等に応じて適宜構成内容を選定す
る。
本発明に使用する布製型枠は、前記構成の多層織物の周
辺を縫製等により閉口し、表面に材料充填用の注入口を
複数設けて、所定の大きさに仕上げたものである。
尚、本布製型枠は、他の織物、編物、不織布、ネット等
を重合一体化せしめたり、あるいは他部材を取付けた
り、あるいは物理加工、化学加工等を施して、取扱い性
の向上化、製品機能の向上化等を図ることが出来、使用
上、特に限定するものではない。それらの条件は、使用
目的、使用内容、用途等に応じて適宜選定し採用すれば
よいものである。
第4図〜第6図は、本発明に使用する布製型枠の一例と
して、破断方式について示したものであり、第4図は拡
層前の布製型枠の組織断面図、第5図は第4図の平面
図、第6図は拡層後の布製型枠の組織断面図を示す。
第4図において、接合用経糸6′は上下層布1,1′を
通じて初期(織成時)厚みtをもって交互に織込まれて
いる。すなわち、接合用経糸6′は各層1,1′の緯糸
と部分的に交錯して、上層布1側では、2a,2b,2
c…の複数の接合部を、下層布1′側では、2′a,
2′b,2′c…の複数の接合部をもって構成されてい
る。これらの接合部において、接合用経糸6′と交錯す
る緯糸は、上層布1側の2a,2b,2c,2e,2
f,2g及び下層布1′側の2′a,2′b,2′c,
2′d,2′e,2′fでは弱糸緯糸4,4′をそれぞ
れ各1本用い、又、他の接合部2d,2′gでは地緯糸
3,3′をそれぞれ複数本用い、更には、接合用経糸
6′が反対層に転換する部分の地緯糸には補強緯糸8,
8′をもって構成されている。第2図は、その平面図を
示したものであり、接合用経糸6′は、実線、破線で示
す如く上下層布1,1′の長さ方向に幅方向に所定間隔
をもって配列され、かつ太線の実線、破線で示す部分に
おいて、弱糸緯糸4、4′と、又、補強緯糸8,8′と
交錯して構成されている。更には、接合用経糸6′の両
際は高密度の地経糸部7で構成されている。
この布製型枠を高厚み化するに当っては、弱糸緯糸4,
4′を用いた解除接合部、すなわち、上層布1側の2
a,2b,2c及び2e,2f,2g下層布1′側の
2′a,2′b,2′c及び2′d,2′e,2′fの
弱糸緯糸4,4′を切断することにより、接合用経糸
6′は、その解除接合部の層から遊離し第6図に示す如
く、遊離化した接合用経糸6′は、自ら上下層布1,
1′間を所望の間隔Tに引き離すことが出来る。尚、解
除時の接合用経糸6′は、未解除の接合部2d,2′g
を滑動することがないので、解除後の上下層布1,1′
間の間隔Tは、各部とも一定に設定することが出来る。
拡層化した布製型枠は、第6図に示す如く、層間隔Tは
初期に厚みtに対して、約7倍のものとなる。一方、接
合部の内、地緯糸3,3′使用して構成した接合部2
d、2′gは何ら変化せず、初期の接合状態を保持して
いる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を記す。
実施例1 上下層間の初期厚みを20mmに設定した二層織物(各層
の地経糸及び地緯糸は、Ny840d×22本/in)におい
て、幅方向100mm間隔毎に上下層間を接合する接合用
経糸(Ny3万デニール撚糸)を上下層に配置し、長さ方
向100mm間隔毎に解除用接合部を設け、該接合部は緯
糸にレーヨン紡績糸20/2sを一方の接合用経糸に対し、
上下各層に各3本用い、該接合用経糸とレーヨン紡績糸
を上下層にて6回交錯してループ状に7回繰返し、更に
接合用経糸の両際5mm幅は地経糸を高密度(Ny840d×4
0本/in)にした第3図、第4図と同構成の二層織物を
作成し、該織物の周囲は縫製により閉口し、かつ、表面
に注入口を取付けた布製型枠(幅2mm×長さ5m)法面
に布設し、アンカーにて固定後、水/セメント比65%
の流動性コンクリートをポンプにより約1気圧の圧力で
圧送し、レーヨン紡績糸を切断しながら充填施工した結
果、表1に示す如く均一厚みで、凹凸の少ない、形状良
好なコンクリート製の成形物構造体を得た。
実施例2 上下層間の初期厚みを30mmに設定した二層織物(各層
の地経糸及び地緯糸は、PP1000d×20本/in)におい
て、幅方向180mm間隔毎に上下層間を接合する接合用
経糸(PET5万デニール撚糸)を上下層に配置し、長さ
方向180mm間隔毎に解除用接合部を設け、該接合部
は、緯糸に紙紐(約200d)を一方の接合用経糸に対し、
上下各層に各7本用い、該接合用経糸と紙糸を上下層に
て14回交錯してループ状に15回繰返し、更に接合用
経糸の両際10mm幅は、異種の地経糸を高密度(綿糸7
/2′×25本/in)にした二層織物を作成し、該織
物を水浸後、織物内に持具を挿入し紙紐を切断して、解
除用接合部の解除を行ったのち、周囲を縫製により閉口
し、かつ表面に注入口を取り付けた布製型枠(幅2mm×
長さ5m)を、整地された緩斜法面にチェーンブロック
にて張設し、注入口より、水/土比50%の流動性土壌
をポンプにより圧送充填した結果、表1に示す如く、厚
みの均一な凹凸性の少ない形状良好な人工土壌を形成す
る成形物構造体を得た。
実施例3 上下層間の初期厚みを20mmに設定した二層織物(各層
の地経糸及び地緯糸は、Ny420d×50本/in)におい
て、幅方向60mm間隔毎に上下層間を接合する接合用経
糸(Ny2500d)を上下層に配置し、長さ方向60mm間隔
毎に解除用接合部を設け、該接合部は、緯糸に水溶性ビ
ニロン糸(100d)を一方の接合用経糸に対し、上下
各層に各2本用い、該接合用経糸と水溶性ビニロン糸を
上下層にて4回交錯してループ状に5回繰返した二層織
物を作成し、該織物の表裏面にゴムコーティングを行っ
た後、周囲をゴム糊にて接着閉口し、かつ、端部に注入
口を取り付けた気密性のある布製型枠(幅1.5mm×長さ
10m)を平地面におき、該注入口より、水をポンプに
より圧送し、水溶液ビニロンを溶解しながら約0.25気圧
で封入せしめた結果、表1に示す如く均一厚みで凹凸の
少ない形状良好な水体の成形物構造体を得た。
実施例4 上下層間の初期厚みを20mmに設定した二層織物(各層
の地経糸及び地緯糸は、Ny840d×28本/in)におい
て、幅方向20mm間隔毎に上下層間を接合する接合用経
糸(Ny840d)を上下層に配置し、長さ方向20mm間隔毎
に解除用接合部を千鳥状に設け(図1の(ロ)と同形態に
て)、該接合部は、緯糸にアセテート糸(50デニー
ル)を一方の接合用経糸に対し、上下各層に各2本用
い、該接合用経糸とアセテート糸を上下層にて4回交錯
してループ状に5回繰返した二層織物を作成し、該織物
の表裏面にゴムコーティングを行った後、周囲をゴム糊
にて接着閉口し、かつ、端部に注入口を取付けた気密性
のある布製型枠(幅1.5m×長さ10m)内に、該注入
口より、エアーを圧入し、アセテート糸を切断しながら
エアーを0.5気圧で封入せしめた結果、表1に示す如
く、均一厚みで凹凸の少ない形状良好な厚層エアー体の
成形物構造体を得た。
比較例1 実施例1の構成において、接合用経糸の滑動防止を行な
わず、接合用経糸の両際は地密度と同等(Ny840d×22
本/in)にして、他は同構成でコンクリート封入を行っ
た結果、表1に示す如く、凹凸性の激しい厚みの不均一
な形状不良の成形物構造体となった。
比較例2 実施例1の構成において、接合用経糸を幅方向50mm間
隔に配置し、長さ方向200mm間隔毎に解除用接合部を
設け、他は同構成で同様にコンクリート封入を行った結
果、表1に示す如く、凹凸性の激しい厚みの不均一な形
状不良の成形物構造体となった。
比較例3 実施例1の構成において、接合用経糸を幅方向400mm
間隔に配置し、長さ方向400mm間隔毎に解除用接合部
を設け、他は同構成で同様にコンクリート封入を行った
結果、表1に示す如く、凹凸性の激しい厚みの不均一な
形状不良の成形物構造体となった。
比較例4 上下層間の初期厚みを20mmに設定した二層織物(各層
の地経糸及び地緯糸は、Ny840d×22本/in)におい
て、幅方向50mm間隔毎に上下層間を接合する接合用経
糸(Ny1万デニール)を上下層に配置し、長さ方向20
0mm間隔毎に接合部を設け、該接合用経糸は、長さ方向
の接合部間の地組織内の中央部に80mm長で地経糸の1.
5倍の長さをもってループ状に滞留せしめた構成の二層
織物を作成し、該織物の周囲は縫製により閉口し、か
つ、表面に注入口を取付けた布製型枠(幅2m×長さ5
m)を法面に布設し、アンカーにて固定後、水/セメン
ト比65%の流動性コンクリートをポンプにより約1気
圧の圧力で圧送し、地組織内にループ状に滞留せしめた
接合用経糸を厚み方向に滑動移動しながら充填施工した
結果、表1に示す如く凹凸性の激しい全体厚みが不均一
な形状不良の成形構造対となった。
〔発明の効果〕 本発明の布製型枠による成形物構造対は、前記した如く
構成によって、以下に示す特徴を有する。
(1)表面が平坦性に優れ、外観形状が良好である。
(2)全体に均一な厚みのものであるため、強度が安定し
ている。
(3)タテ、ヨコの隣接接合点間距離の均整がとれている
ので、外観形状が良好であるとともに強度もタテ、ヨコ
安定して均整がとれている。
(4)布製型枠が縮まずして、厚層化物を得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
各図面は、本発明の成形物構造体を説明するための略図
ならびに本発明の成形物構造体に使用する布製型枠の一
例を示したものであり、第1図は成形物構造体の平面図
で、(イ)は上下層布帛の接合点が正配置、(ロ)は上下層布
帛の接合点が千鳥配置を示す。第2図は平坦度を示すた
めのモデル図、第3図は第1図のX−X断面の全体図を
示す。第4図は材料充填前の布製型枠の組織断面図、第
5図は第4図の平面図、第6図は材料充填後の布製型枠
の組織断面図を示す。 1……上層布、1′……下層布、2……接合点(上層
布)、2′……接合点(下層布)、3……地緯糸(上層
布)、3′……地緯糸(下層布)、4……弱糸緯糸(上
層布)、4′……弱糸緯糸(下層布)、5……切断され
た弱糸緯糸(上層布)、5′……切断された弱糸緯糸
(下層布)、6……接合糸、6′……接合用経糸、7…
…高密度の地経糸部、8……補強緯糸(上層布)、8′
……補強緯糸(下層布)、2a〜2g……上層接合部、
2′a〜2′g……下層接合部、10……材料、A,
B,C,D……各接合点、O……最大凸部、P……隣接
接合点間距離(mm)、h……上下接合点を基準とした凸
部最大点の厚み(mm)、T……成形物の上下接合点の厚
み(mm)、t……充填前の布製型枠の上下接合点の厚み
(mm)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】層間を接合する接合用糸を有する多層布か
    ら形成される布製型枠と、前記多層布の少くとも一つの
    層間に充填された土砂又は無機質硬化物の充填層とから
    成り、その表面にタテ・ヨコ所定の接合点が設けられて
    多数の凸部が形成されている成型物構造体であって、前
    記凸部の形状および接合点間の距離関係が下記条件を満
    たすことを特徴とする布製型枠による成形物構造体。 (1)表面の平坦度(Z)がtan0°<Z≦tan25°であるこ
    と、但しZ=h/(P/2)で表わし、Pは隣接接合点
    間距離(mm)、hは上下接合点を基準とした凸部最大点
    の厚み(mm); (2)厚み(T)と隣接接合点間距離(P)との比(α)がα=1
    〜20で、且つ1つの成形物構造体内における寸法均一
    度(β)がβ=0.8〜1.2であること、但しα=T/Pで表わ
    し、β=α/で表わし、Tは上下接合点の厚み(m
    m)、αはn番目の接合点におけるα値、はn個の
    α値の平均値; (3)タテ方向・ヨコ方向の各隣接接合点間の寸法関係と
    面積がP=(0.8〜1.2)Pで且つP・P=10
    0〜100,000mm2であること、但しPはタテ方
    向の隣接接合点間距離、Pはヨコ方向の隣接接合点間
    距離。
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