JPH0660064U - 入出力端子付き接続装置 - Google Patents
入出力端子付き接続装置Info
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- JPH0660064U JPH0660064U JP176093U JP176093U JPH0660064U JP H0660064 U JPH0660064 U JP H0660064U JP 176093 U JP176093 U JP 176093U JP 176093 U JP176093 U JP 176093U JP H0660064 U JPH0660064 U JP H0660064U
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- connection device
- output terminal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】組立てが簡単で安価な入力端子付き接続装置を
提供することを目的とする。 【構成】略矩形の金属板12の一方12aに入力端子1
3(13a,13b,13c)を、他方12bに出力端
子14(14a,14b,14c)を短冊状に連接さ
せ、該入力端子13と出力端子14とが互いに同方向で
しかも平行で水平になるように前記金属板12を点線
A,Bの箇所で折り曲げ、さらに入力端子13の各先端
部と出力端子14の各先端部とを直角にしかも同方向に
折り曲げる。以上のように構成された入出力端子付き接
続装置11をプリント基板16に取り付ける場合は、各
端子をプリント基板16に半田19で固定した後、不要
な金属板12を除去する。
提供することを目的とする。 【構成】略矩形の金属板12の一方12aに入力端子1
3(13a,13b,13c)を、他方12bに出力端
子14(14a,14b,14c)を短冊状に連接さ
せ、該入力端子13と出力端子14とが互いに同方向で
しかも平行で水平になるように前記金属板12を点線
A,Bの箇所で折り曲げ、さらに入力端子13の各先端
部と出力端子14の各先端部とを直角にしかも同方向に
折り曲げる。以上のように構成された入出力端子付き接
続装置11をプリント基板16に取り付ける場合は、各
端子をプリント基板16に半田19で固定した後、不要
な金属板12を除去する。
Description
【0001】
本考案は、機器と機器とを電気的に接続する接続装置に係り、特に入力端子と 出力端子と二段に構成された入出力端子付き接続装置に関する。
【0002】
従来の入出力端子付き接続装置を図面に基づいて説明する。図10は従来の入 出力端子付き接続装置の一実施例の外観斜視図、図11(a)は入出力端子付き 接続装置をプリント基板に接続した平面図、図11(b)は同じく要部断面図で ある。
【0003】 この入力端子付き接続装置1(以下接続装置と言う)は、チューナ装置に使用さ れるジグザグ型接続装置で、入力端子2(2a,2b,2c)と出力端子3(3 a,3b,3c)が樹脂モールドの補助部材4により保持され、チューナプリン ト基板5側の各端子はL字型に折り曲げられている。
【0004】 前記チューナプリント基板5への取付けは、L字型に折り曲げられた各端子を 取付孔5aに挿入後、半田6で固定する。このとき、反対側の入力端子2と出力 端子3はプリント基板5に対して図示しない機器などに接続するために平行に保 持される必要がある(図11a,b)。
【0005】 なお、入力端子2と出力端子3を補助部材で保持する手段としては、入力端子 2(2a,2b,2c)と出力端子3(3a,3b,3c)を金型に挿入して、 インサート成形するものがある。
【0006】
プリント基板に接続した後、上下二段の各端子は平行に保持する必要から、前 記したような接続装置では、下記のような問題点がある。 インサート成型する場合、端子1本1本を金型に挿入しなければならず、非常 に手間を要するとともに、インサート成形後片側の端子を折り曲げる工程が必要 であった。
【0007】 また、端子をプリント基板に半田付けすることから、補助部材は半田の熱伝導 に耐えるだけの耐熱性を有する高価な樹脂を使用する必要があった。
【0008】 よって、前記のような従来の接続装置は、組立ての作業性が悪くまた部品単価 が高価になるという問題があった。
【0009】 そこで、本考案は上記問題点を解決するため、作業性の良い、安価な接続装置 を提供することを目的とする。
【0010】
上記目的を達成するため、本考案は、機器と機器とを接続する入力端子と出力 端子を有する入出力端子付き接続装置において、略矩形の金属板の一方に入力端 子を、他方に出力端子を短冊状に連接させ、該入力端子と出力端子が互いに同方 向でしかも平行になるように前記金属板を折り曲げるとともに各端子の先端部が 互いに同方向でしかも平行になるように折り曲げるものとする。
【0011】 また、前記金属板に位置決め用の当接部を設けておくと、前記入出力端子つき 接続装置をプリント基板などに接続する場合作業性が向上する。
【0012】
本考案の入出力端子付き接続装置を上記のような構成にすることによって、 (1)入出力端子が一枚の金属板に連接されるので、構造が簡単で、組品とし ても簡単にできる。また、入出力端子は1組のものとして部品管理できる。
【0013】 (2)入出力端子の個々の寸法と互いの寸法の寸法管理が容易となる。
【0014】 (3)プリント基板、機器への接続後の各端子の寸法調整が不要となる。
【0015】 (4)一度のプレス工程ですべての入出力端子が成形できる。
【0016】
以下、本考案の一実施例について図面に基づいて詳細な説明をする。 図1は本考案の一実施例の入出力端子付き接続装置の展開平面図、図2は図1 を折り曲げた本考案の入出力端子付き接続装置の外観斜視図、図3は図2の要部 縦断面図である。
【0017】 本考案の入出力端子付き接続装置11(以下接続装置と言う)を構成している略 矩形の金属板12は入出力端子と同材質で、該金属板12の一方12aには、3 つの入力端子13(13a,13b,14c)が略短冊状に連接され、他方12 bには、3つの出力端子14(14a,14b,14c)が同じく略短冊状に連 接されている。
【0018】 図1のようにプレス成形された端子板組品15を接続装置11にするには、金 属板12の点線Aと点線Bの箇所を入力端子13(13a,13b,13c)と 出力端子14(14a,14b,14c)が同一方向で平行になるように折り曲 げ、同時かまたは次工程で点線Cと点線Dの箇所を略直角で同方向になるように 折り曲げる。以上の工程で成形されたものが図2の接続装置11である。
【0019】 なお、図4のように、金属板12に位置決め用の当接部12cを設け、前記点 線A,B,C,Dの箇所を折り曲げるときに同時に折り曲げると図5の断面図の ような位置決め用の当接部12cが形成される。
【0020】 次に、本考案の接続装置11をプリント基板に接続する工程について説明する 。 プリント基板16には、入力端子13a,13b,13cと出力端子14a, 14b,14cを挿入・半田付けする挿入孔17、18が設けられている。これ らの挿入孔17、18に前記各端子を挿入した後、半田19にて接続装置11を 固定する(図6a)。
【0021】 次工程として、金属板12と前記各端子とを切り離すため、図6aにおける一 点鎖線Eの箇所を切断する。一点鎖線Eを切断することによって、プリント基板 16には、それぞれ入力端子13a,13b,13cと出力端子14a,14b ,14cが独立して接続されるとともに、各端子は平行で垂直、水平に保持され ることになる。
【0022】 また、金属板12に位置決め用の当接部12cを設けた接続装置11a(図4 )をプリント基板20に接続する場合、該プリント基板20は、前記挿入孔17 、18の他に当接部12cが当接する被当接部20aが延長して設けられている 。
【0023】 そして前記プリント基板20に接続装置11aを半田19にて固定する(図7 )。このとき前記当接部12cがプリント基板20の被当接部20aに当接して 接続装置11aが位置決めされるので、入力端子13と出力端子14との位置関 係は、ずれることなく正確に位置決めされる。
【0024】 その後、次工程でプリント基板20の被当接部20aを切断するとともに金属 板12を各端子より切断することによって、入力端子13、出力端子14が独立 して接続される(図6b)。
【0025】 なお、例えば、前記入力端子13a,13b,13cをプリント基板16の挿 入孔17に挿入する場合の位置決め用として前記各端子の先端を図8のようなT 字型にする。また各端子の強度をアップさせるために、例えば、前記各端子の略 中央部に図9(a),(b)に示すような補強用の突起21を設けることは慣例 の技術であることは言うまでもない。
【0026】
本考案は前記したような構成になっているので以下のような効果を奏する。 (1)端子一本一本を、インサート成形するための金型に挿入する必要がない ので、非常に作業性が向上するとともに、安価な入出力端子付き接続装置を提供 することができる。
【0027】 (2)入出力端子の個々の寸法および互いの寸法関係が正確となる。
【0028】 (3)金属板に当接部を設けているので、機器またはプリント基板への接続時 入出力端子の寸法関係が正確に保たれる。
【0029】 (4)一枚の金属板に各端子が連接されるので管理部品点数が大幅に減少し、 部品管理が非常に簡単になる。
【図1】本考案の一実施例の入出力端子付き接続装置の
展開平面図である。
展開平面図である。
【図2】本考案の入出力端子付き接続装置の外観斜視図
である。
である。
【図3】同じく図2の要部縦断面図である。
【図4】本考案の他実施例の展開平面図である。
【図5】同じく図3に相当する縦断面図である。
【図6】(a)は本考案の一実施例の入出力端子付き接
続装置をプリント基板に接続した要部断面図、(b)は
入出力端子がプリント基板に接続された要部断面図であ
る。
続装置をプリント基板に接続した要部断面図、(b)は
入出力端子がプリント基板に接続された要部断面図であ
る。
【図7】本考案の他実施例の入出力端子付き接続装置を
プリント基板に接続した要部断面図である。
プリント基板に接続した要部断面図である。
【図8】入出力端子の先端部の要部正面図である。
【図9】(a)は入出力端子ので要部上面図、(b)は
同じく矢印F−F断面図である。
同じく矢印F−F断面図である。
【図10】従来の一実施例の入出力端子付き接続装置の
外観斜視図である。
外観斜視図である。
【図11】(a)は同じく入出力端子付き接続装置をプ
リント基板に接続した平面図、(b)は同じく要部断面
図である。
リント基板に接続した平面図、(b)は同じく要部断面
図である。
11 入出力端子付き接続装置 12 金属板 12c 当接部 13 入力端子 14 出力端子 16、20 プリント基板 17、18 挿入孔 19 半田 20a 被当接部
Claims (2)
- 【請求項1】 機器と機器とを接続する入力端子と出力
端子を有する入出力端子付き接続装置において、略矩形
の金属板の一方に入力端子を、他方に出力端子を短冊状
に連接させ、該入力端子と出力端子が互いに同方向でし
かも平行になるように前記金属板を折り曲げるととも
に、前記各端子の先端部が互いに同方向でしかも平行に
なるように折り曲げたことを特徴とする入出力端子付き
接続装置。 - 【請求項2】 前記略矩形の金属板に位置決め用の当接
部を設け、該当接部を前記各端子の先端部と同方向でし
かも平行になるように折り曲げたことを特徴とする請求
項1記載の入出力端子付き接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP176093U JPH0660064U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 入出力端子付き接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP176093U JPH0660064U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 入出力端子付き接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660064U true JPH0660064U (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11510541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP176093U Pending JPH0660064U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 入出力端子付き接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660064U (ja) |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP176093U patent/JPH0660064U/ja active Pending
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