JPH0125423Y2 - - Google Patents

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JPH0125423Y2
JPH0125423Y2 JP1981096200U JP9620081U JPH0125423Y2 JP H0125423 Y2 JPH0125423 Y2 JP H0125423Y2 JP 1981096200 U JP1981096200 U JP 1981096200U JP 9620081 U JP9620081 U JP 9620081U JP H0125423 Y2 JPH0125423 Y2 JP H0125423Y2
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printed circuit
circuit board
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electrode
circuit unit
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JP1981096200U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、大きな主プリント基板に回路ブロツ
クを組付けるのに適したプリント基板回路ユニツ
トに関するものである。
電子機器においては、電子回路関係の部品をプ
リント基板に搭載してメカ部品と共にケース内に
収納することが行われているが、ケースへのプリ
ント基板の取付け作業性を良くするためには、プ
リント基板の枚数を減らし、出来れば1枚のプリ
ント基板にまとめることが好ましい。
ところが、全ての電子部品を一枚のプリント基
板に直接取付けるようにした場合、機器の開発の
過程、特にプリント基板の設計或は製作後に、設
計の変更や機能追加の要求がだされると、大きく
複雑なプリント基板のパターン設計を新たにやり
直さなければならなくなるため、設計のし直しに
時間がかかり、開発期間を大巾に延長しなければ
ならなくなるという問題がある。
この他に、全ての電子部品を1枚のプリント基
板に取付けようとすると、その作業が極めて面倒
となり、また完成後の電気検査も複雑なものとな
るなどの欠点もある。
そこで、上述のような問題或は欠点を解消する
ため、電源回路のように機器の基本となりしかも
変更の殆どない回路の電子部品を主プリント基板
に直接実装するようにし、これ以外の機能ブロツ
クなどのように内容を変更したり、追加、除去を
行うことの多い回路の電子部品を主プリント基板
とは別のプリント基板に取付けてプリント基板回
路ユニツトを構成し、これを電気的に検査した後
に主プリント基板に取付けることが一般に行われ
ている。
このようにプリント基板回路ユニツトを主プリ
ント基板に組付けるようにすると、回路の一部を
変更したり、或は機能を追加するときには、回路
ユニツトのプリント基板を設計し直すだけでよ
く、また機能を除去するときには、主プリント基
板から回路ユニツトを取除くだけでよく、複雑で
大型の主プリント基板に何ら手を加える必要がな
いため、開発過程での新しい要求に対して短期間
で応じることができ、開発期間の大巾な延長をし
なくてもよくなる。また、電気的検査が回路ユニ
ツト毎に行え簡単になつたり、ユニツトとして取
扱えるため主プリント基板への取付け作業が楽に
なる。
ところが、従来のプリント基板回路ユニツトで
は、主プリント基板の回路に接続するための端子
が回路ユニツトのプリント基板の電極に半田付け
されているだけであつたため、リード端子に不注
意に大きな力が加えられると、リード端子がプリ
ント基板から外れるだけでなく、電極もリード端
子と共にプリント基板から剥れて仕舞うという問
題が生じていた。また、プリント基板の電極への
リード端子の半田付けが比較的面倒で作業性が悪
いためコスト高となつていた。
本考案は上述した点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、プリント基板へのリー
ド端子の電気的接続作業性を向上してコストダウ
ンを図ると共に、プリント基板からのリード端子
の外れを生じないようにしたプリント基板回路ユ
ニツトを提供することにある。
以下本考案を図示実施例について説明する。
第1図及び第2図は本考案によるプリント基板
回路ユニツト10を示す。図示回路ユニツト10
は、プリント基板10aの対向する両側縁部の電
極(図示せず)に電気的に接続したりリード端子
10bをプリント基板10aの面と直角に折曲
し、かつ電極へのリード端子10bの接続部を樹
脂成形により封止10cとし、この封止部10c
をリード端子10bの折曲方向に一定の高さ突出
せしめてなる。
上記プリント基板10aは、図の例では、フエ
ノール系、エポキシ系などの樹脂板からなるベー
スの下面にのみ導電パターン(図示せず)をプリ
ントしたものとして示されているが、これ以外に
銅などの金属板の表面を絶緑処理した板をベース
としたもの、或はベースの両面に導電パターンを
プリントしたものなども適用できる。
上記プリント基板10aには、導電パターンに
それぞれ電気的に接続された電子部品10d1及び
10d2(第2図)がプリント基板10aの上面及
び下面にそれぞれ取付けられている。電子部品1
0d1の取付けは、プリント基板10aに穿つた孔
にリード線をその上面側から挿入し、そのリード
線をプリント基板10aの下面で導電パターンに
半田付けすることにより行われる。一方、フエイ
スボンデング部品である電子部品10d2の取付け
は導電パターンに直接半田付けすることにより行
われる。
上記リード端子10bは隣青銅のような弾性を
有する導電材料からなり、プリント基板10aに
電気的に接続されるその一端は第3図aに拡大し
て示すように二股状に成形されている。この二股
状部は、端子本体10b1から延長されその先端が
僅かに外方に屈曲された第1の脚10b2と、端子
本体10b1の面と直角に屈曲され、上記第1の脚
10b2との間に一定間隔を保つて平行に延長する
ように更に直角に屈曲され、しかもその先端が僅
かに外方に屈曲された第2の脚10b3とからな
る。上記第1及び第2の脚10b2及び10b3の間
の間隔は、プリント基板10aの厚さ、すなわち
第3図bに示すようなベース10a1の厚さに電極
10a2の厚さを加えた厚さより僅かに小さく、図
示のようにプリント基板10aの側縁部を挟持し
たとき第1の脚10b2が電極10a2と弾性的に接
触して電気的に接続されるようになつている。第
1及び第2の脚10b2及び10b3の先端の外方へ
の屈曲部は、図示のようなプリント基板へのリー
ド端子の装着をスムーズに行うのに有功に働く。
プリント基板10aの電極とリード端子10b
との接続部は、第2図に示すように、プリント基
板10aの側縁部と共に樹脂成形により全体的に
封止10cされており、このことによりプリント
基板10aの電極に対するリード端子の電気接続
が強固に保持され、端子10bが外れることが防
止されている。また上記封止部10cは、リード
端子10bの突出方向、すなわちプリント基板1
0aの導電パターン面から一定高さ突出されてい
て、第2図に破線で示す主プリント基板Xに回路
ユニツト10を取付けたとき、主プリント基板X
とプリント基板10aとの間に一定の間隔が保持
され、従つて回路ユニツト10の下側のプリント
基板Xの面に電子部品が載置されていても、回路
ユニツト10の部品10d2と接触するようなこと
は起らない。
なお、回路ユニツト10のリード端子10b間
の間隔をICのようにインチピンチとすれば、回
路ユニツト10をICと同じように取扱うことが
でき便利である。
次に、第1図及び第2図について上述した本考
案による回路ユニツト10の製造方法の一例を第
4図及び第6図について説明する。
回路ユニツトを製造するにはまず、対向する両
側縁部の導電パターン面側に複数の電極10a2
一定間隔でそれぞれ設けられているプリント基板
10aを用意し、その両面に電子部品10d1及び
10d2をそれぞれ取付けたものを多数作製する。
そして、第4図に示すように、導電パターン面側
を上にし、プリント基板10a相互間の間隔を一
定に保持して多数のプリント基板10aを同一面
上に一列に整列する。このとき、電極10a2が設
けられているプリント基板10aの側縁部が外側
に位置される。
次に、それぞれがリード端子10bとなる多数
のリード部片20aとこれらのリード部片20a
の一端を支持する共通フレーム20bとからなる
リードフレーム20を用意する。リード部片20
aは、プリント基板10a上の電極10a2間の間
隔に等しい間隔丈離されて共通フレーム20bに
支持され、しかも隣接するプリント基板10aに
対応するリード部片20a間は、整列されている
プリント基板10aの間隔丈離されている。共通
フレーム20bによつて支持されていないリード
部片20aの他端は、第3図aについて上述した
ように二股状になつている。従つて、リードフレ
ーム20を、そのリード部片20aが対応する電
極10a2と一致するように位置決めした後、第4
図に示すように矢印方向に移動すると、第3図b
に示すように、リード部片20aの二股状部がプ
リント基板10aの側縁部を挟持して電極10a2
と弾性的に接触するようになる。
上述したようにリードフレーム20のリード部
片20aをプリント基板10aの対応する電極1
0a2に接触した後、その状態でプリント基板10
aを第5図に示すように成形型の下型30a上に
置き、その上に更に上型30bを乗せる。そし
て、下型30aと上型30bとの間の成形部に樹
脂材料からなる封止材を充填してプリント基板1
0aへのリード部片20aの持続部をプリント基
板10aの側縁部と共に封止する。
第6図は、封止材の硬化後成形型から取出した
状態を示し、図から判るように、封止部10cは
リード部片20aの接続部のみに限定されてい
て、プリント基板10a上の部品を表面から見る
ことができるため、部品交換による修理や電気調
整を簡単に行うことができる。また、封止部10
cによりリード部片20aがプリント基板10a
の側縁部に強固に固定されているため、プリント
基板10aからリードフレーム20が脱落するこ
とがない。更に、リード部片20aが共通フレー
ム20bにより相互に連結されているため、第6
図に示す状態で運搬すれば、リード部片20aの
曲りが起り難くなる。
第6図に示す状態から第1図及び第2図に示す
回路ユニツト10を完成させるためには、リード
フレーム20の共通フレーム20bを切除すると
共に、リード部片20aをプリント基板10aの
面と直角に折曲げればよく、このことにより一度
に多数のプリント基板回路ユニツトを作ることが
できる。
本考案は上述したように、弾性材料からなるリ
ード端子の一端を二股状となし、この二股状部に
より電極のあるプリント基板の側縁部を弾性的に
挟持して上記電極と上記リード端子とを電気的に
接続し、かつこの接続部を樹脂成形により封止
し、該封止部が他のプリント基板と当接されるよ
うになしたものである。
従つて、従来のようにリード端子をプリント基
板の電極に半田付けなどにより固着する必要がな
くなり、作業性が良くなつてコストダウンが図ら
れると共に、電極とリード端子との電気接続部の
封止により、リード端子がプリント基板に強固に
取付けられ、従来のように端子がプリント基板か
ら電極と共に剥れるということがなくなるなど多
くの実用的に優れた効果が得られる。また上記封
止部は、プリント基板の導電パターン面から一定
高さ突出されていて、他のプリント基板に回路ユ
ニツトを取付けたとき、他のプリント基板とプリ
ント基板との間に一定の間隔が保持され、従つて
回路ユニツトの下側のプリント基板の面に電子部
品が載置されていても、回路ユニツトの部品と接
触するようなことは起らない。更に、端子は回路
ユニツトを直接支持していないので電気接続だけ
のための極めて薄く、細いICのピンのようなも
のでもよくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図及び第2
図は本考案によるプリント基板回路ユニツトをそ
れぞれ示す斜視図及び断面図、第3図a及びbは
第2図の一部分を拡大して示す斜視図及び側面
図、第4図乃至第6図は第1図及び第2図に示す
プリント基板回路ユニツトの製造方法の一例を示
す斜視図である。 10……プリント基板回路ユニツト、10a…
…プリント基板、10a2……電極、10b……リ
ード端子、10b2……第1の脚、10b3……第2
の脚、10c……封止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性材料からなり一端が二股状のリード端子
    と、前記二股状の一端によつて弾性的に挟持され
    る電極を側縁部に有するプリント基板と、前記プ
    リント基板に装着される電子部品と、前記リード
    端子と電極の接続部を樹脂形成により封止すると
    共に前記プリント基板の導電パターン面から前記
    電子部品の高さ以上突出している封止部とからな
    り、前記封止部を他のプリント基板と当接させる
    ようにしたことを特徴とするプリント基板回路ユ
    ニツト。
JP1981096200U 1981-06-30 1981-06-30 プリント基板回路ユニット Granted JPS582975U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981096200U JPS582975U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 プリント基板回路ユニット

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JP1981096200U JPS582975U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 プリント基板回路ユニット

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Publication Number Publication Date
JPS582975U JPS582975U (ja) 1983-01-10
JPH0125423Y2 true JPH0125423Y2 (ja) 1989-07-31

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ID=29891080

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JP1981096200U Granted JPS582975U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 プリント基板回路ユニット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60235390A (ja) * 1984-05-08 1985-11-22 松下電器産業株式会社 高周波加熱装置

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JPS582975U (ja) 1983-01-10

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