JPS5943748Y2 - マザ−ボ−ド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子計算機の実装構造に関し・特に大型集積
回路の為の配線接続器具を接続したマザーボードに関す
る。

従来、この種のドーターボードとマザーボードとの接続
構造は第１図に示す様に、ドーターボード１に取り付け
られた圧接用コネクタ接続端子４と、マザーボード上に
設置された連結用端子３とを、ある特定の圧力でコネク
タを介して接触する方法であった。

この方法は多ピン極小ピッチ間隔になるほどドーターボ
ード１側の圧接用コネクタ端子４及びマザーボード２側
の連結用端子３との接続におＬ・て、そのピッチ誤差、
端子幅等に高い精度が要求され、特にマザーボード２が
大型化すればするほど高精度の連結用端子３は製造しに
くくなる欠点があった。

特に、連結用端子３の製造上、オーバーエツチングによ
る幅のほそりに対し製造上困難となり、マザーボード２
の歩留りに大きな影響を与えてい丸 本考案の目的は高精度が要求されるピッチ誤差端子幅等
のコネクタ端子との接続部分をマザーボードから分離し
、あらかじめ接続部分のみ、別に用意した高精度の接続
片をマザーボードに熱圧着等により取り付ける事により
、ドーターボードとマザーボードとの接続を確実に行な
う様にした接続構造を有するマザーボードを提供するも
のである。

本考案は、第１の端子を設けたボードと、前記第１の端
子に接続される接着面と、この接着面に電気的に接続さ
れるスルーホールと、このスルーホールに電気的に接続
され ドーターボードに設けられた第２の端子に接続し
うるように前記接着面と反対側にある接続向とを具備す
る接触片とを含むことを特徴とするマザーボードを構成
する。

この考案の一実施例について図面を参照して説明する。

第２図、第３図、第４図、第５図および第６図を参照す
ると本考案におけるマザーボード２とドーターホード１
の接続は、ドーターボード１のコネクタ接続端子４と、
対応した接続端子９を有する接続片５は接続片５と連結
されるためのマザーボード２上にある連結用端子３と熱
圧着−はんだ付等により連結される。

マザーボード２上にある連結用端子３は接続片５との連
結の目的で作られる為、それ程厳しい精度を要求されな
い。

マザーボード２の連結用端子３に連結された接続片５は
、マザーボード２側の接続端子となり、ドーターボード
１とは、接触部分６で接続する。

連結用端子３と接続用端子７との接続位置決めは高精度
を要求されない第４図に示すマザーボード２の位置決め
用穴１０および第３図に示す接続片５の位置決め用穴８
にて行なう。

接続片５はフレキシブルプリント板で、２層構造となっ
ており、連結用端子３との連結部分７の層と、ドーター
ボード２のコネクタとの接触部分６の層と、スルーホー
ル１１で接続されている。

本考案は、以上説明したように、従来マザーボード上に
設けられた連結用端子を、マザーボード上の連結用端子
３とは別にこのマザーボードを数分割したうちの１つに
あたる大きさの接続片５に接続用端子７を設け、接続片
５の接続用端子７のみを高精度にすることにより、全体
で高信頼度を有し、ボード自身の製造における歩留りの
向上という効果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来におけるドーターボードとマザーボード
との接続構造の一例を示した図、第２図は、本考案の一
実施例であるドーターボードとマザーボードとの接続構
造をホした図、第３図は、第２図で示した接続片の平面
図、第４図は、第２図で示したマザーボードの平面図、
第５図は第２図の接続片を示す斜視図および第６図は第
２図の一実施例を示す斜視図である。 １・・・ドーターボード、２・・・マザーボード、３・
・・連結用端子、４・・・コネクタ接続端子、５・・・
接続片、６・・・コネクタとの接触部分、７・・・連結
用端子、８・・・接続片にある位置決め用穴、９・・・
接続用端子、１０・・・ボードにある位置決め用穴、１
１・・・スルーホール。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 第１の端子を設けたボードと、 前記第１の端子に接続される接着面と、この接着面に電
   気的に接続されるスルーホールと、このスルーホールに
   電気的に接続され、ドーターボードに設けられた第２の
   端子に接続しうるよ５に前記接着面と反対側にある接続
   向とを具備する接触片とを含むことを特徴とするマザー
   ボード。