JPH0660002U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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Publication number
JPH0660002U
JPH0660002U JP135793U JP135793U JPH0660002U JP H0660002 U JPH0660002 U JP H0660002U JP 135793 U JP135793 U JP 135793U JP 135793 U JP135793 U JP 135793U JP H0660002 U JPH0660002 U JP H0660002U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support wall
housing
reflector
ring
mounting ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP135793U
Other languages
English (en)
Inventor
博之 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP135793U priority Critical patent/JPH0660002U/ja
Priority to US08/167,146 priority patent/US5390088A/en
Publication of JPH0660002U publication Critical patent/JPH0660002U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付リングの取り付けが容易に行え、しかも
確実に取り付けることのできる車両用灯具を提供する。 【構成】 後部開口23を形成した筒部24を有するハ
ウジングと、後部が筒部24内に位置したリフレクター
31と、このリフレクター31の後部とハウジング20
の筒部24との間の間隙をシールするゴムカバー40
と、ゴムカバー40を押さえ付ける取付リング46とを
備えた車両用灯具において、後壁22に後方へ延びた支
持壁25を設け、この支持壁25の先端部に外側に突出
する突起26を設け、支持壁25の周囲に位置するとと
もに突起26に対向する脚部46bを取付リング46に
設け、脚部46bに内側に突出するとともに前記突起に
係合する弾性の爪46cを設け、この爪46cを突起26
に係合させることにより取付リング46を支持壁25に
取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、後壁に後部開口を形成した筒部を有するハウジングと、このハウ ジング内に傾動可能に配置されるとともに後部が前記筒部内に位置したリフレク ターと、このリフレクターの後部とハウジングの筒部との間に形成される間隙を シールする環状のゴムカバーと、このゴムカバーを前記筒部の後端面に押さえ付 ける取付リングとを備えた車両用灯具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両用灯具として図6に示すものが知られている。図6において、 1は前面開口にレンズ2を設けたハウジングで、このハウジング1の後壁3には 後部開口4を形成した筒部5が形成されている。この筒部5の周囲には係合溝6 が形成されている。
【0003】 他方、ハウジング1内には、バルブ7を装着したリフレクター8が傾動可能に 配置され、リフレクター8の後部9が前記後部開口4内に位置している。そして 、リフレクター8の後部9とハウジング1の筒部5との間に形成される間隙は環 状のゴムカバー10によってシールされ、水の浸入を防止している。
【0004】 ゴムカバー10は、図7に示すように、内側筒部10aと外側筒部10bと内側 筒部10aと外側筒部10bとの間のフレキシブル部10cとからなる。このゴム カバー10の内側筒部10aはリフレクター8の後部9に嵌合され、キャップ1 1により固定されている。外側筒部10bはハウジング1の係合溝6に嵌入し、 さらに金属性の取付リング12の脚部13を係合溝6に圧入させることにより外 側筒部10bを係合溝6に固定している。
【0005】 取付リング12の脚部13には折り返した抜け止め用の爪14が設けられてお り、これにより取付リング12の抜けの防止を図っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような車両用灯具にあっては、取付リング12が金属性で あることによりその脚部13の係合溝6への圧入力が高く、このため、取付リン グ12の脚部13の圧入作業が行いにくいという問題があった。また、脚部13 の爪14が変形したり寸法や組み付け精度等によりその爪14が係合溝6の側壁 面6aに食い込みにくいものとなり、取付リング12が係合溝6から外れ易くな ってしまうという問題があった。
【0007】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、取付リングの 取り付けが容易に行え、しかも確実に取り付けることのできる車両用灯具を提供 することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記目的を達成するため、前面開口にレンズを設け後壁に後部開 口を形成した筒部を有するハウジングと、バルブを取り付けて前記ハウジング内 に傾動可能に配置されるとともに後部が前記筒部内に位置したリフレクターと、 このリフレクターの後部とハウジングの筒部との間に形成される間隙をシールす る環状のゴムカバーと、前記ゴムカバーを前記筒部の後端面に押さえ付ける取付 リングとを備えた車両用灯具において、 前記後壁に後方へ延びた支持壁を設け、 この支持壁の先端部に外側に突出する突起を設け、 前記支持壁の周囲に位置するとともに前記突起に対向する脚部を前記取付リン グに設け、 前記脚部に内側に突出するとともに前記突起に係合する弾性の爪を設け、この 爪を前記突起に係合させることにより前記取付リングを前記支持壁に取り付ける ことを特徴とする。
【0009】
【作用】 この考案は、支持壁の先端部に外側に突出する突起を設け、取付リングに脚部 を設け、この脚部に内側に突出するとともに前記突起に係合する弾性の爪を設け 、この爪を前記突起に係合させて取付リングを支持壁に取り付けるものであるか ら、取付リングを後壁側へ押圧すれば、爪が前記突起に係合して取付リングが支 持壁に取り付られる。
【0010】
【実施例】
以下に、この考案に係わる車両用灯具の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1および図2において、20は前面開口にレンズ21を設けた樹脂製のハウ ジングで、このハウジング20の後壁22には後部開口23を形成した筒部24 が形成されている。この筒部24の周囲には後方に延びた環状の支持壁25が設 けられている。この支持壁25には、図3に示すように、その先端部から外側へ 突出した突起26が設けられている。
【0012】 他方、ハウジング20内にはバルブ30を装着した樹脂製のリフレクター31 が傾動自在に配置され、リフレクター31の後部32は後部開口23内に位置し ている。そして、図示しない光軸調整機構によってリフレクター31は破線(図 1参照)で示すように傾動するようになっている。
【0013】 リフレクター31の後部32とハウジング20の筒部24との間に形成される 間隙は環状のゴムカバー40によってシールされ、水の浸入を防止している。
【0014】 ゴムカバー40は、図3に示すように、内側筒部41の外周に設けられたフレ キシブル部42の外周に外側筒部43を形成したものである。このゴムカバー4 0の内側筒部41内には、リフレクター31の後部32に形成された取付部32 aが嵌入されている。そして、内側筒部41とともに取付部32aにキャップ45 がかぶせられて、その内側筒部41が取付部32aに固定されている。キャップ 45はネジNによりリフレクター31の後部32に固定されている。
【0015】 ゴムカバー40の外側筒部43は、ハウジング20の後壁22に設けた筒部2 4の外周に嵌合し、フレキシブル部42の外周部42aが取付リング46により 筒部24に固定されている。
【0016】 取付リング46は、図4および図5に示すように、平板状のリング部46aの 外周端に脚部46bを環状に連続形成し、この脚部46bの内側には爪46cを切 り起し、この爪46cを所定間隔毎に設けたものである。この爪46cは弾性力を 持たせてあり、爪46cの先端部46dが支持壁25の突起26に係合するように なっている。
【0017】 取付リング46の取り付けは、図3に示す鎖線位置から矢印P1方向へ押圧し ていくと、爪46cがその弾性力により外方に撓み、取付リング46が押し込ま れていく。取付リング46が図3の実線で示す位置へ押し込まれると、爪46c の先端部46dが支持壁25の突起26に係合する。これにより、取付リング4 6を図3の実線で示すように支持壁25に確実に取り付けることができる。この 取付リング46の取り付けにより、ゴムカバー40の外側筒部43がハウジング 20の筒部24に固定され、ゴムカバー40の外周部42aが取付リング46の リング部46aによって筒部24の端面24aに押圧された状態となる。
【0018】 このように、取付リング46の取り付けは押し込むだけでよく、しかも、爪4 6cの弾性力を弱くしても爪46cの先端部46dを突起26に確実に係合させる ことができるので、その押し込む力を小さくすることができ、その取り付け作業 を簡単にすることができる。
【0019】 また、リング部46aに矢印P2方向の内圧が加わると、脚部46bの先端部が ハウジング20にその反力で矢印P3方向へ食い込むので、取付リング46の取 付けがより強固なものとなる。
【0020】 さらに、この取付リング46は爪46cを支持壁25の突起26に係合させて 取り付けるので樹脂製でもよいことになり、安価なものにすることができる。
【0021】
【効果】
この考案によれば、脚部に設けた爪が支持壁の突起に係合して取付リングを支 持壁に取り付けるものであるから、取付リングを押し込むだけで確実に支持壁に 取り付けることができ、しかも、その取り付け作業を簡単にすることができる。 また、取付リングは樹脂製でもよいので安価なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わる車両用灯具の構成を示した断
面図、
【図2】図1に示すハウジングとリフレクターの後部を
示した背面図、
【図3】ゴムカバーの取付け状態を示した拡大断面図、
【図4】取付リングの断面を示した断面図、
【図5】取付リングの平面を示した平面図、
【図6】従来の車両用灯具の構成を示した断面図、
【図7】図6に示すゴムカバーの取付け状態を示した拡
大断面図である。
【符号の説明】
20 ハウジング 21 レンズ 22 後壁 23 後部開口 24 筒部 25 支持壁 26 突起 30 バルブ 31 リフレクター 32 後部 40 ゴムカバー 42a 外周部 46 取付リング 46b 脚部 46c 爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口にレンズを設け後壁に後部開口
    を形成した筒部を有するハウジングと、バルブを取り付
    けて前記ハウジング内に傾動可能に配置されるとともに
    後部が前記筒部内に位置したリフレクターと、このリフ
    レクターの後部とハウジングの筒部との間に形成される
    間隙をシールする環状のゴムカバーと、前記ゴムカバー
    を前記筒部の後端面に押さえ付ける取付リングとを備え
    た車両用灯具において、 前記後壁に後方へ延びた支持壁を設け、 この支持壁の先端部に外側に突出する突起を設け、 前記支持壁の周囲に位置するとともに前記突起に対向す
    る脚部を前記取付リングに設け、 前記脚部に内側に突出するとともに前記突起に係合する
    弾性の爪を設け、この爪を前記突起に係合させることに
    より前記取付リングを前記支持壁に取り付けることを特
    徴とする車両用灯具。
JP135793U 1992-12-16 1993-01-22 車両用灯具 Pending JPH0660002U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP135793U JPH0660002U (ja) 1993-01-22 1993-01-22 車両用灯具
US08/167,146 US5390088A (en) 1992-12-16 1993-12-16 Vehicle lamp device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP135793U JPH0660002U (ja) 1993-01-22 1993-01-22 車両用灯具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660002U true JPH0660002U (ja) 1994-08-19

Family

ID=11499254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP135793U Pending JPH0660002U (ja) 1992-12-16 1993-01-22 車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660002U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3119441A1 (fr) * 2021-02-02 2022-08-05 Psa Automobiles Sa Bloc optique à module optique externe à débattement, pour un véhicule

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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