JPH0658997A - 半導体論理装置 - Google Patents

半導体論理装置

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JPH0658997A
JPH0658997A JP4209939A JP20993992A JPH0658997A JP H0658997 A JPH0658997 A JP H0658997A JP 4209939 A JP4209939 A JP 4209939A JP 20993992 A JP20993992 A JP 20993992A JP H0658997 A JPH0658997 A JP H0658997A
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JP
Japan
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signal
control signal
input
latch
circuit
Prior art date
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Application number
JP4209939A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Nakagawa
博雅 中川
Akira Yamada
朗 山田
Akihisa Oosaki
暁寿 大崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 論理回路及びその入出力両側に付随している
ラッチ回路で構成されるインタフェイス部分を信号が通
過する所要時間を正確に把握し得る半導体論理装置の提
供を目的とする。 【構成】 第1のクロック信号CLK2に同期して信号をラ
ッチして論理回路としてのメモリ26に入力する第1のラ
ッチ回路100, 101, 13と、メモリ26から出力された信号
を第2のクロック信号CLK4に同期してラッチして出力す
る第2のラッチ回路19とを備え、更に第1のクロック信
号CLK2と制御信号TEST1 とが入力され、制御信号TEST1
が有意である場合はメモリ26に入力されるべき信号が与
えられた場合に第1のクロック信号CLK2には拘わらず直
ちにメモリ26に入力させるORゲート27と、第2のクロッ
ク信号CLK4と制御信号TEST1 とが入力され、制御信号TE
ST1 が有意である場合はメモリ26から出力される信号が
与えられた場合に第2のクロック信号CLK4には拘わらず
直ちに出力させるORゲート28とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサ等
に内蔵されている半導体論理装置において、それを構成
する論理回路と、この論理回路に信号を入力するラッチ
回路と、論理回路から出力された信号をラッチして出力
する論理回路とについてそれぞれで信号を処理するため
の実時間を直接測定できるようにして、内蔵論理回路の
性能評価を容易に出来るようにした半導体論理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図7は半導体論理装置を内蔵する半導体
集積回路の一例としてのマイクロプロセッサの機能ブロ
ック図である。
【0003】図7において、参照符号1はクロック生成
回路であり、このクロック生成回路1により生成された
クロックがこのマイクロプロセッサ全体に供給されて使
用される。参照符号2は制御部であり、論理演算等の命
令を実行するデータパス部3を主に制御する。
【0004】参照符号4は内蔵メモリ部であり、データ
パス部3が実行する命令を記憶しており、また演算実行
前後のデータを記憶する。参照符号5は機能ブロックで
あり、たとえばクロック生成回路1により生成されたク
ロック等によって時間を計測するカウンタ,あるいはこ
の半導体集積回路が構成されているチップの外部に対し
て情報を入出力する I/O回路等を含んでいる。
【0005】なお、これらの各ブロック間はアドレスバ
ス6,データバス7,更にクロック及び制御信号線8等
で相互に接続されている。具体的には、クロック及び制
御信号線8は、クロック生成回路1と制御部2とからデ
ータパス部3,内蔵メモリ部4及び機能ブロック5に接
続されている。
【0006】また、アドレスバス6は、データパス部3
から内蔵メモリ部4及び機能ブロック5に接続されてい
る。更に、データバス7はデータパス部3を中心とし
て、内蔵メモリ部4及び機能ブロック5に対しては入出
力として接続され、制御部2に対しては入力として接続
されている。
【0007】図8はShoji Masakazuの「CMOS DIGITAL C
IRCUIT TECHNOLOGY 」P.333 (PRENTICE HALL社) に基づ
いて、図7の内蔵メモリ部4に対応する部分、即ちデー
タを一時記憶させるスタティックRAM(以下、SRAMとい
う) の構成を示すブロック図である。なお、この図8に
おいては、処理するデータを1ビットに限定した例を示
している。
【0008】図8において、参照符号9はメモリセルで
あり、この図8に示されている例では2N ×2N 個のメ
モリセル9, 9…が配列されている。これらのメモリセル
9それぞれの物理的な配置位置は、図7のアドレスバス
6から入力されるアドレスA0 〜A2N-1によって決定さ
れる。
【0009】これらの内、アドレスA0 〜AN-1 は後述
する制御信号CLK2によってアドレスラッチ100 に取込ま
れ、更にロウデコーダ11によってデコーダされて2N
のワード線12のいずれかが選択される。一方、アドレス
N 〜A2N-1も同じ制御信号CLK2によってアドレスラッ
チ101 に取込まれ、カラムデコーダ14を通してYセレク
タ16に接続され、2N 個の内のいずれかが選択される。
【0010】Yセレクタ16は、カラムデコーダ14からの
N 本のYセレクタ制御信号に応じて一つのカラムを選
択し、メモリセル9からビット線17a, 反転ビット線17
b に出力されたデータ情報を I/O線15a, 反転 I/O線15
b に伝えるためのゲートである。
【0011】参照符号18はセンスアンプであり、 I/O線
15a, 反転 I/O線15b へ読出された微小信号を増幅す
る。このセンスアンプ18により増幅されたデータ信号は
データラッチ19で制御信号CLK4によってクロック同期さ
れた上でドライバ20を通じてアドレスバス6に出力され
る。参照符号21はライトドライバであり、データバス7
から I/O線15a, 反転 I/O線15b, Yセレクタ16を通じ
てメモリセル9にデータを書込む。
【0012】ここでドライバ20, 21の出力条件は、制御
信号CLK2に同期して制御信号ラッチ13に取り込まれる #
CS信号22とR/#W信号24とによって制御される。なお、
「#」はローアクティブであることを示している。
【0013】即ち、 #CS信号22が”L” (内蔵メモリ部
4が選択されている) であり且つR/#W信号24が”H”
(リード) である場合に、ORゲート25の出力信号が”
L”になり、これによりORゲート23の出力信号が”H”
になる。このORゲート25の”L”の出力信号が与えられ
ることによりドライバ21はノンアクティブ状態に、ORゲ
ート23の”H”の出力信号が与えられることによりドラ
イバ20はアクティブ状態になる。
【0014】一方、 #CS信号22が”L” (内蔵メモリ部
4が選択されている) であり且つR/#W信号24が”L”
(ライト) である場合に、ORゲート25の出力信号が”
H”になり、これによりORゲート23の出力信号が”L”
になる。このORゲート25の”H”の出力信号が与えられ
ることによりドライバ21はアクティブ状態に、ORゲート
23の”L”の出力信号が与えられることによりドライ
バ20はノンアクティブ状態になる。
【0015】図9は図8に示されている内蔵メモリ部4
のアドレスラッチ100, 101並びにデータラッチ19にて構
成される入出力インタフェイス部分を理解しやすく示し
た回路図である。なお、この図9に示されているアドレ
スラッチ100, 101には制御信号ラッチ13の機能の一部も
併せて示してある。
【0016】図10は、図9に示されている回路において
メモリ読出しの際の動作状態についてのみ示したタイミ
ングチャートである。
【0017】この図10のタイミングチャートでは、クロ
ック生成回路1により発生される図10(a) に示されてい
るような基本クロックφを基準として、図10(b) に示さ
れているアドレスA0 〜A2N-1と、制御信号及び基本ク
ロックφから生成される図10(c) に示されているアドレ
スラッチ100, 101の制御信号CLK2と、図10(d) に示され
ているデータラッチの制御信号CLK4と、図10(e) に示さ
れているデータバス7上のデータD0 〜DN と、図10
(f) に示されているデータパス部3のサンプリング制御
信号F1とを示している。
【0018】次に、図7, 図8, 図9及び図10を参照し
て内蔵メモリ部4の動作について説明する。
【0019】データパス部3の基本動作は、クロックφ
のφ1 〜φ4 を1バスサイクルとしており、内蔵メモリ
部4もこれに同期して動作する。この従来例のマイクロ
プロセッサでは、データパス部3は図10(a) に示されて
いるバスサイクル1のφ1 の立上がり時点から図10(b)
に示されているようにアドレスをアドレスバス6に出力
し、次のバスサイクル2のφ1 の期間に図10(f) に示さ
れている制御信号F1によりデータバス7からデータをデ
ータパス部3にラッチする。
【0020】一方、内蔵メモリ部4では、φ2 が”L”
である期間に図10(c) に示されているように制御信号CL
K2によりアドレスバス6に出力されているアドレスをア
ドレスラッチ100, 101に取り込むと共に、 #CS信号22,
R/#W信号24を制御信号ラッチ13に取り込む。
【0021】アドレスラッチ100, 101に取り込まれたア
ドレスは、ロウデコーダ11とカラムデコーダ14とによっ
てワード線12, Yセレクタ16の各一つを指定するので、
これに対応する特定アドレスのメモリセル9からデータ
情報がセンスアンプ18を通じてデータラッチ19に入力さ
れ、更にドライバ20からデータバス7を通してデータパ
ス部3に送られる。
【0022】この際、データラッチ19のサンプリングは
図10(d) に示されている制御信号CLK4で行われる。従っ
て、データパス部3はこのデータラッチ19にラッチされ
て図10(e) に示されているようにデータバス7へ出力さ
れているデータを前述の如く次のバスサイクル2のφ1
に同期して制御信号F1でフェッチする。
【0023】このようなメモリを内蔵する従来のマイク
ロコンピュータは、図10のタイミングチャートに示され
ているように、各バスサイクルのφ2 における制御信号
CLK2によるアドレスの取込みタイミングまでにアドレス
及び制御信号ラッチ19への #CS信号22, R/#W信号24の入
力が間に合っていればメモリ読出が可能である。しか
し、上述の動作はクロックに同期しているため、この内
蔵メモリ部4からでたを読出すために実際に必要な時間
を正確に評価することは出来ない。
【0024】更に、図10に示されているように、アドレ
スのアドレスバス6への出力がバスサイクル3のφ2 の
ように制御信号CLK2タイミングから遅延している場合、
あるいは内蔵メモリ部4の読出し速度をタイミングに依
存しない状態で評価する場合にはいずれも性能評価が出
来ないという問題がある。
【0025】つまり、バスサイクル1では、アドレスAA
は制御信号CLK2の立上がりよりもセットアップ時間T
Ast.2 前の時点で内蔵メモリ部4に入力し、これに対す
るデータ(AA)は制御信号CLK4の立上がりから遅延時間T
Dd1.4 後の時点で出力されるので、結果的にはアドレス
AAの入力からデータ(AA)の出力までの遅延時間は両者の
合計のT(AMD1)φになる。
【0026】しかし、バスサイクル2では、アドレスBB
は制御信号CLK2の立下がりよりもセットアップ時間T
Ast.3 前の時点で内蔵メモリ部4に入力しているが、こ
れに対するデータ(BB)はバスサイクル1の場合と同様に
遅延時間TDd1.4 後の時点で出力される。従って、アド
レスBBの入力からデータ(BB)の出力までの遅延時間は両
さの合計のT(AMD2)φになる。なお、バスサイクル3で
は内蔵メモリ部4はアドレスCCを取り込むことが出来な
い。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】従来の論理回路を内蔵
する半導体論理装置は上述のように、入力されるべき信
号をクロック信号に同期してラッチするラッチ回路と出
力した信号をクロック信号に同期してラッチするラッチ
回路とを論理回路の入出力の両側に備えているので、論
理回路自体が信号入力から信号出力までに要する時間,
入力側のラッチ回路に信号が与えられた時点から出力側
のラッチ回路から信号が出力されるまでに要する時間,
更には入出力両側の各ラッチ回路に信号が与えられた時
点から信号を出力するまでに要する時間等を正確に把握
することが出来ない。しかし、このような時間を正確に
把握することは半導体集積回路チップの性能評価におい
ては非常に重要である。
【0028】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、内蔵している論理回路及びその入出力両側
に付随しているラッチ回路で構成されるインタフェイス
部分を信号が通過する所要時間を正確に把握し得る半導
体論理装置の提供を目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体論理
装置の第1の発明は、第1のクロック信号に同期して信
号をラッチして論理回路に入力する第1のラッチ回路
と、論理回路により処理された信号を第2のクロック信
号に同期してラッチして出力する第2のラッチ回路とを
備えた半導体論理装置であって、制御信号が入力され、
この制御信号が有意である場合は論理回路に入力される
べき信号が与えられた場合に第1のクロック信号には拘
わらず直ちに論理回路に入力させるゲート手段と、上述
の制御信号が入力され、この制御信号が有意である場合
は論理回路から出力される信号が与えられた場合に第2
のクロック信号には拘わらず直ちに出力させるゲート手
段とを備えている。
【0030】また本発明に係る半導体論理装置の第2の
発明は、制御信号が入力され、この制御信号が有意であ
る場合は論理回路に入力されるべき信号が与えられた場
合に第1のクロック信号には拘わらず直ちに論理回路に
入力させるゲート手段と、制御信号が有意である場合に
第1のラッチ回路の出力信号を第2のラッチ回路へ直接
与える短絡手段とを備えている。
【0031】本発明に係る半導体論理装置の第3の発明
は、第1の制御信号が入力され、この第1の制御信号が
有意である場合は論理回路に入力されるべき信号が与え
られた場合に第1のクロック信号には拘わらず直ちに論
理回路に入力させるゲート手段と、第2の制御信号が入
力され、この第2の制御信号が有意である場合は論理回
路から出力される信号が与えられた場合に第2のクロッ
ク信号には拘わらず直ちに出力させるゲート手段とを備
えている。
【0032】
【作用】本発明の第1の発明では、制御信号が有意にさ
れると、第1及び第2のクロック信号のいずれにも拘わ
らず、第1のラッチ回路に与えられた信号が第1のラッ
チ回路,論理回路及び第2のラッチ回路で実時間処理さ
れて第2のラッチ回路から出力されるため、第1のラッ
チ回路に信号が与えられた時点から第2のラッチ回路か
ら信号が出力される時点までの所要時間が判明する。
【0033】本発明の第2の発明では、制御信号が有意
にされると、第1及び第2のクロック信号のいずれにも
拘わらず、第1のラッチ回路に与えられた信号が論理回
路を短絡して第1のラッチ回路及び第2のラッチ回路で
実時間処理されて第2のラッチ回路から出力されるた
め、第1のラッチ回路に信号が与えられた時点から出力
される時点及び第2のラッチ回路に信号が与えられた時
点から出力される時点までの所要時間が判明する。
【0034】本発明の第3の発明では、第1の制御信号
が有意にされると、第1のクロック信号には拘わらず、
第1のラッチ回路に与えられた信号が第1のラッチ回路
及び論理回路で実時間処理され、第2のラッチ回路で第
2のクロック信号に同期してラッチされて出力されるた
め、第1のラッチ回路に信号が与えられた時点から第2
のクロックに同期して第2のラッチ回路から信号が出力
される時点までの所要時間が判明する。また、第2の制
御信号が有意にされると、第2のクロック信号には拘わ
らず、第1のラッチ回路に与えられた信号が第1のクロ
ック信号に同期して第1のラッチ回路でラッチされ、論
理回路及び第2のラッチ回路で実時間処理されて第2の
ラッチ回路から出力されるため、第1のクロック信号に
同期して第1のラッチ回路に信号がラッチされた時点か
ら第2のラッチ回路から信号が出力される時点までの所
要時間が判明する。
【0035】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。まず、本発明の第1の発明について説明
する。
【0036】図1は本発明の第1の発明の半導体論理装
置としてのメモリ部4を内蔵したマイクロプロセッサの
図8に示されている従来の内蔵論理回路としての内蔵メ
モリ部4のアドレスラッチ100, 101並びにデータラッチ
19の入出力インタフェイス部分に相当する部分を示す回
路図である。なお、この図1に示されているアドレスラ
ッチ100, 101には制御信号ラッチ13の機能の一部も併せ
て示してある。
【0037】図1に示されている回路では、従来は制御
信号CLK2が直接アドレスラッチ100,101, 制御信号ラッ
チ13に与えられていたのが、2入力のORゲート27を介し
て与えられている。このORゲート27の他方の入力には制
御信号TEST1 が与えられている。また、従来は制御信号
CLK4が直接データラッチ19に与えられていたのが、2入
力のORゲート28を介して与えられている。このORゲート
28の他方の入力には上述のORゲート27同様に制御信号TE
ST1 が与えられている。
【0038】制御信号TEST1 はアドレスラッチ100, 10
1, 制御信号ラッチ13, データラッチ19に各バスサイク
ルの期間中に入力信号を常時取り込ませる信号である。
この制御信号TEST1 と従来の制御信号CLK2とのOR信号を
ORゲート27で発生することにより新たに制御信号ADL1を
生成し、また制御信号TEST1 と従来の制御信号CLK4との
OR信号をORゲート28で発生することにより新たに制御信
号DTL1を生成ししている。
【0039】図2は図1に示されている構成の回路の動
作説明のためのタイミングチャートである。
【0040】このタイミングチャートでは、クロック生
成回路1により発生される図2(a)に示されているよう
な基本クロックφを基準として、図2(b) に示されてい
るアドレスA0 〜A2N-1と、図2(c) に示されている制
御信号TEST1 と、図2(d) に示されているORゲート27の
出力信号である制御信号ADL1と、図2(e) に示されてい
るORゲート28の出力信号である制御信号DTL1と、図2
(f) に示されているデータバス7上のデータD0 〜DN
とを示している。
【0041】なお図2において、バスサイクル1は図10
に示されている従来のバスサイクル1と同一の動作が行
われる。
【0042】しかし、バスサイクルT1では、制御信号TE
ST1 を”H”とすることにより制御信号ADL1が”H”に
なるので、アドレスラッチ100, 101, 制御信号ラッチ13
はクロックには拘わらずにアドレスバス6上のアドレス
をラッチしてメモリ26に入力する。これにより、入力さ
れたアドレスに対応するデータがメモリ26から読出され
るが、制御信号TEST1 を”H”とすることにより制御信
号DTL1が”H”になるので、データラッチ19もクロック
には拘わらずにメモリ26から出力されるデータをラッチ
してデータバス7へ出力する。
【0043】従って、図2(c) に示されているように、
制御信号TEST1 を”H”にした時点から図2(f) に示さ
れているようにデータバス7へデータが出力されるまで
の時間を読出し遅延時間T(AMD) として評価することが
出来る。
【0044】次に、本発明の第2の発明について説明す
る。図3は本発明の第2の発明の半導体論理装置として
の内蔵メモリ部4の図8に示されている従来の内蔵メモ
リ部4のアドレスラッチ100, 101並びにデータラッチ19
の入出力インタフェイス部分に相当する部分を示す回路
図である。なお、この図3に示されているアドレスラッ
チ100, 101には制御信号ラッチ13の機能の一部も併せて
示してある。
【0045】図3において図1と異なる点は、アドレス
ラッチ100, 101, 制御信号ラッチ13の出力ノード30とデ
ータラッチ19の入力ノード31との間にトランスミッショ
ンゲート32をメモリ26と並列に設けた点と、アドレスラ
ッチ100, 101, 制御信号ラッチ13の制御信号としてTEST
2 を更に追加して3入力のORゲート29で制御信号TEST1,
TEST2及びCLK2のOR信号を発生させている点である。従
って、ORゲート29の出力信号を制御信号ADL2としてい
る。
【0046】なお、トランスミッションゲート32は上述
の制御信号TEST2 が”H”である場合にノード30とノー
ド31とを短絡する。
【0047】図4は図3に示されている構成の回路の動
作説明のためのタイミングチャートである。
【0048】このタイミングチャートでは、クロック生
成回路1により発生される図4(a)に示されているよう
な基本クロックφを基準として、図4(b) に示されてい
るアドレスA0 〜A2N-1と、図4(c) に示されている制
御信号TEST1 と、図4(d) に示されているORゲート29の
出力信号である制御信号ADL2と、図4(e) に示されてい
るORゲート28の出力信号である制御信号DTL1と、図4
(f) に示されている制御信号TEST2 と、図4(g) に示さ
れているデータバス7上のデータD0 〜DN とを示して
いる。
【0049】なお図4において、バスサイクルT1では、
制御信号TEST1 が”H”に、制御信号TEST2 が”L”に
それぞれなっていて、ORゲート29の出力信号である制御
信号ADL2が”H”になると共に、トランスミッションゲ
ート32はノード30と31とを短絡しない状態になっている
ので、図2に示されているバスサイクルT1と同一の動作
が行われる。
【0050】しかし、バスサイクルT2では、制御信号TE
ST1 を”L”に、制御信号TEST2 を”H”にすることに
より、ORゲート29の出力信号である制御信号ADL2が”
H”になり、またトランスミッションゲート32がノード
30と31とを短絡させるので、アドレスラッチ100, 101,
制御信号ラッチ13はクロックには拘わらずにアドレスバ
ス6上のアドレスをラッチしてノード30からトランスミ
ッションゲート32を介してノード31へ出力してデータラ
ッチ19にラッチさせる。これにより、アドレスラッチ10
0, 101, 制御信号ラッチ13にラッチされたアドレスが直
接データラッチ19にラッチされてデータバス7へ出力さ
れる。
【0051】従って、制御信号TEST2 を”H”にするこ
とにより、アドレスラッチ100, 101, 制御信号ラッチ13
の遅延時間T(AD)を評価することが出来る。この遅延時
間T(AD)を、バスサイクルT1で求められるメモリの読出
し遅延時間T(AMD) から差し引けば、メモリ26そのもの
の正確な読出し遅延時間を求めることが出来る。
【0052】なお、この実施例では、メモリ26が対象と
なっているが、メモリ26以外にも通常のクロック同期方
式の論理回路に関しても同様にその論理回路の遅延時間
を測定することが出来る。また、上記実施例では前述の
第1の発明と本第2の発明とを併せた状態で示したが、
第2の発明のみを独立させた構成を採ることも勿論可能
である。
【0053】次に、本発明の第3の発明について説明す
る。図5は本発明の第3の発明の半導体論理装置として
の内蔵メモリ部4の図8に示されている従来の内蔵メモ
リ部4のアドレスラッチ100, 101並びにデータラッチ19
の入出力インタフェイス部分に相当する部分を示す回路
図である。なお、この図5に示されているアドレスラッ
チ100, 101には制御信号ラッチ13の機能の一部も併せて
示してある。
【0054】図5において図1に示されている第1の発
明と異なる点は、データラッチ19の制御信号をTEST3 と
してアドレスラッチ100, 101, 制御信号ラッチ13の制御
信号TEST1 とは独立させた点である。従って、制御信号
TEST3 とCLK4とをORゲート33に入力して両者のOR信号を
データラッチ19の制御信号DTL2としている。
【0055】図6は図5に示されている構成の回路の動
作説明のためのタイミングチャートである。
【0056】このタイミングチャートでは、クロック生
成回路1により発生される図6(a)に示されているよう
な基本クロックφを基準として、図6(b) に示されてい
るアドレスA0 〜A2N-1と、図6(c) に示されている制
御信号TEST1 と、図6(d) に示されている制御信号TEST
3 と、図6(e) に示されているORゲート27の出力信号で
ある制御信号ADL1と、図6(f) に示されているORゲート
33の出力信号である制御信号DTL2と、図6(g) に示され
ているデータバス7上のデータD0 〜DN とを示してい
る。
【0057】図6において、バスサイクルT3では、制御
信号TEST1 が”H”に、制御信号TEST3 が”L”にそれ
ぞれなっていて、ORゲート27の出力信号である制御信号
ADL1がクロックには拘わらずに”H”になると共に、OR
ゲート33の出力信号である制御信号DTL2はバスサイクル
T3のφ4 においてのみ”H”になる。換言すれば、アド
レスラッチ100, 101, 制御信号ラッチ13ではクロックに
は拘わらずにアドレスバス6からアドレスを常時ラッチ
し、データラッチ19では従来例と同様に動作する。従っ
て、メモリ26からデータラッチ19へのデータの読出し遅
延時間はクロックに同期した規定の遅延時間TDd1.4
なるので、アドレスが確定した時点からそれに対応する
データがメモリ26から読出されるまでの時間T(AM)φを
求めることが出来る。
【0058】一方、バスサイクルT4では、制御信号TEST
1 が”L”に、制御信号TEST3 が”H”にそれぞれなっ
ていて、ORゲート27の出力信号である制御信号ADL1がバ
スサイクルT4のφ2 においてのみ”H”になると共に、
ORゲート33の出力信号である制御信号DTL2はクロックに
は拘わらず”H”になる。換言すれば、アドレスラッチ
100, 101, 制御信号ラッチ13では従来例と同様に動作
し、データラッチ19ではクロックには拘わらずにメモリ
26から読出されたデータを常時ラッチしてデータバス7
へ出力する。従って、アドレスバス6からアドレスラッ
チ100, 101, 制御信号ラッチ13がアドレスをラッチして
メモリ26に入力するまでのセットアップ時間はクロック
に同期した規定のセットアップ時間TAst.3 になるの
で、メモリ26からデータラッチ19までのデータの読出し
遅延時間T(MD)φを求めることが出来る。
【0059】なお、上記各実施例ではメモリ26とその入
出力両側のラッチ回路、即ちアドレスラッチ100, 101,
制御信号ラッチ13及びデータラッチ19とで構成される回
路を本発明の半導体論理装置として示したが、これに限
るものではない。
【0060】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
メモリを内蔵したマイクロプロセッサ等の半導体集積回
路において、内蔵メモリの読出し遅延時間を容易且つ正
確に評価出来るようになる。
【0061】即ち、第1の発明では、第1のラッチ回路
に信号が与えられた時点から第2のラッチ回路から信号
が出力される時点までの所要時間が判明する。
【0062】また第2の発明では、第1のラッチ回路に
信号が与えられた時点から出力される時点及び第2のラ
ッチ回路に信号が与えられた時点から出力される時点ま
での所要時間が判明する。
【0063】更に第3の発明では、第1のラッチ回路に
信号が与えられた時点から第2のクロックに同期して第
2のラッチ回路から信号が出力される時点までの所要時
間が、第1のクロック信号に同期して第1のラッチ回路
に信号がラッチされた時点から第2のラッチ回路から信
号が出力される時点までの所要時間が判明する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明の半導体論理装置としての
メモリ部の入出力インタフェイス部分に相当する部分を
示す回路図である。
【図2】図1に示されている回路の動作説明のためのタ
イミングチャートである。
【図3】本発明の第2の発明の半導体論理装置としての
メモリ部の入出力インタフェイス部分に相当する部分を
示す回路図である。
【図4】図3に示されている回路の動作説明のためのタ
イミングチャートである。
【図5】本発明の第3の発明の半導体論理装置としての
メモリ部の入出力インタフェイス部分に相当する部分を
示す回路図である。
【図6】図5に示されている回路の動作説明のためのタ
イミングチャートである。
【図7】従来の半導体論理装置としてのメモリ部を内蔵
する半導体集積回路の一例としてのマイクロプロセッサ
の機能ブロック図である。
【図8】図7の内蔵メモリ部に対応する部分の詳細な構
成を示すブロック図である。
【図9】図8に示されている内蔵メモリ部の入出力イン
タフェイス部分示す回路図である。
【図10】図9に示されている回路においてメモリ読出
しの際の動作状態についてのみ示したタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
13 制御信号ラッチ 19 データラッチ 26 メモリ 27 ORゲート 28 ORゲート 29 ORゲート 32 トランスミッションゲート 33 ORゲート 100 アドレスラッチ 101 アドレスラッチ CLK2 第1のクロック信号 CLK4 第2のクロック信号 TEST1 制御信号 TEST2 制御信号 TEST3 制御信号
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】参照符号18はセンスアンプであり、 I/O線
15a, 反転 I/O線15b へ読出された微小信号を増幅す
る。このセンスアンプ18により増幅されたデータ信号は
データラッチ19で制御信号CLK4によってクロック同期さ
れた上でドライバ20を通じてデータバス7に出力され
る。参照符号21はライトドライバであり、データバス7
から I/O線15a, 反転 I/O線15b, Yセレクタ16を通じ
てメモリセル9にデータを書込む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】このようなメモリを内蔵する従来のマイク
ロコンピュータは、図10のタイミングチャートに示され
ているように、各バスサイクルのφ2 における制御信号
CLK2によるアドレスの取込みタイミングまでにアドレス
及び制御信号ラッチ19への #CS信号22, R/#W信号24の入
力が間に合っていればメモリ読出が可能である。しか
し、上述の動作はクロックに同期しているため、この内
蔵メモリ部4からデータを読出すために実際に必要な時
間を正確に評価することは出来ない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】つまり、バスサイクル1では、アドレスAA
は制御信号CLK2の立上がりよりもセットアップ時間T
Ast.2 前の時点で内蔵メモリ部4に入力し、これに対す
るデータ(AA)は制御信号CLK4の立上がりから遅延時間T
Dd1.4 後の時点で出力されるので、結果的にはアドレス
AAの入力からデータ(AA)の出力までの遅延時間は両者と
φ3の時間とを合計したT(AMD1)φになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】しかし、バスサイクル2では、アドレスBB
は制御信号CLK2の立下がりよりもセットアップ時間T
Ast.3 前の時点で内蔵メモリ部4に入力しているが、こ
れに対するデータ(BB)はバスサイクル1の場合と同様に
遅延時間TDd1.4 後の時点で出力される。従って、アド
レスBBの入力からデータ(BB)の出力までの遅延時間は
者とφ3の時間とを合計したT(AMD2)φになる。なお、
バスサイクル3では内蔵メモリ部4はアドレスCCを取り
込むことが出来ない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】制御信号TEST1 はアドレスラッチ100, 10
1, 制御信号ラッチ13, データラッチ19に各バスサイク
ルの期間中に入力信号を常時取り込ませる信号である。
この制御信号TEST1 と従来の制御信号CLK2とのOR信号を
ORゲート27で発生することにより新たに制御信号ADL1を
生成し、また制御信号TEST1 と従来の制御信号CLK4との
OR信号をORゲート28で発生することにより新たに制御信
号DTL1を生成している。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】しかし、バスサイクルT1では、制御信号TE
ST1 を”H”とすることにより制御信号ADL1が”H”に
なるので、アドレスラッチ100, 101, 制御信号ラッチ13
はクロックには拘わらずにアドレスバス6上のアドレス
出力してメモリ26に入力する。これにより、入力され
たアドレスに対応するデータがメモリ26から読出される
が、制御信号TEST1 を”H”とすることにより制御信号
DTL1が”H”になるので、データラッチ19もクロックに
は拘わらずにメモリ26から出力されるデータを出力して
データバス7へ出力する。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】しかし、バスサイクルT2では、制御信号TE
ST1 を”L”に、制御信号TEST2 を”H”にすることに
より、ORゲート29の出力信号である制御信号ADL2が”
H”になり、またトランスミッションゲート32がノード
30と31とを短絡させるので、アドレスラッチ100, 101,
制御信号ラッチ13はクロックには拘わらずにアドレスバ
ス6上のアドレスを出力してノード30からトランスミッ
ションゲート32を介してノード31へ出力してデータラッ
チ19に出力させる。これにより、アドレスラッチ100, 1
01, 制御信号ラッチ13から出力されたアドレスが直接デ
ータラッチ19に出力されてデータバス7へ出力される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】図6において、バスサイクルT3では、制御
信号TEST1 が”H”に、制御信号TEST3 が”L”にそれ
ぞれなっていて、ORゲート27の出力信号である制御信号
ADL1がクロックには拘わらずに”H”になると共に、OR
ゲート33の出力信号である制御信号DTL2はバスサイクル
T3のφ4 においてのみ”H”になる。換言すれば、アド
レスラッチ100, 101, 制御信号ラッチ13ではクロックに
は拘わらずにアドレスバス6からアドレスを常時出力
し、データラッチ19では従来例と同様に動作する。従っ
て、メモリ26からデータラッチ19へのデータの読出し遅
延時間はクロックに同期した規定の遅延時間TDd1.4
なるので、アドレスが確定した時点からそれに対応する
データがメモリ26から読出されるまでの時間T(AM)φを
求めることが出来る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】一方、バスサイクルT4では、制御信号TEST
1 が”L”に、制御信号TEST3 が”H”にそれぞれなっ
ていて、ORゲート27の出力信号である制御信号ADL1がバ
スサイクルT4のφ2 においてのみ”H”になると共に、
ORゲート33の出力信号である制御信号DTL2はクロックに
は拘わらず”H”になる。換言すれば、アドレスラッチ
100, 101, 制御信号ラッチ13では従来例と同様に動作
し、データラッチ19ではクロックには拘わらずにメモリ
26から読出されたデータを常時出力してデータバス7へ
出力する。従って、アドレスバス6からアドレスラッチ
100, 101, 制御信号ラッチ13がアドレスをラッチしてメ
モリ26に入力するまでのセットアップ時間はクロックに
同期した規定のセットアップ時間TAst.3 になるので、
メモリ26からデータラッチ19までのデータの読出し遅延
時間T(MD)φを求めることが出来る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11C 29/00 303 H 6741−5L H03K 19/00 B 8941−5J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を論理処理してその結果の信号
    を出力する論理回路と、 前記論理回路に入力されるべき信号を第1のクロック信
    号に同期してラッチして前記論理回路に入力する第1の
    ラッチ回路と、 前記論理回路から出力された信号を第2のクロック信号
    に同期してラッチして出力する第2のラッチ回路とを備
    えた半導体論理装置において、 前記第1のクロック信号とこれとは異なる制御信号とを
    入力し、前記制御信号が有意である場合は前記論理回路
    に入力されるべき信号が与えられた場合に前記第1のク
    ロック信号には拘わらず直ちに前記論理回路に入力さ
    せ、前記制御信号が有意でない場合は前記論理回路に入
    力されるべき信号を前記第1のクロック信号に同期して
    ラッチして前記論理回路に入力させるように前記第1の
    ラッチ回路を制御する手段と、 前記第2のクロック信号と前記制御信号とを入力し、前
    記制御信号が有意である場合は前記論理回路から出力さ
    れる信号が与えられた場合に前記第1のクロック信号に
    は拘わらず直ちに出力させ、前記制御信号が有意でない
    場合は前記論理回路から出力される信号を前記第1のク
    ロック信号に同期してラッチして出力させるように前記
    第2のラッチ回路を制御する手段とを備え、 前記制御信号を有意にすることにより、前記第1のラッ
    チ回路に信号が与えられた時点から前記第2のラッチ回
    路から信号が出力される時点までの所要時間を評価すべ
    くなしてあることを特徴とする半導体論理装置。
  2. 【請求項2】 入力信号を論理処理してその結果の信号
    を出力する論理回路と、 前記論理回路に入力されるべき信号を第1のクロック信
    号に同期してラッチして前記論理回路に入力する第1の
    ラッチ回路と、 前記論理回路から出力された信号を第2のクロック信号
    に同期してラッチして出力する第2のラッチ回路とを備
    えた半導体論理装置において、 前記第1のクロック信号とこれとは異なる制御信号とを
    入力し、前記制御信号が有意である場合は前記論理回路
    に入力されるべき信号が与えられた場合に前記第1のク
    ロック信号には拘わらず直ちに前記論理回路に入力さ
    せ、前記制御信号が有意でない場合は前記論理回路に入
    力されるべき信号を前記第1のクロック信号に同期して
    ラッチして前記論理回路に入力させるように前記第1の
    ラッチ回路を制御する手段と、 前記制御信号が有意である場合に前記第1のラッチ回路
    の出力信号を前記第2のラッチ回路へ直接与える短絡手
    段とを備え、 前記制御信号を有意にすることにより、前記第1のラッ
    チ回路に信号が与えられた時点から出力される時点及び
    前記第2のラッチ回路に信号が与えられた時点から出力
    される時点までの所要時間を評価すべくなしてあること
    を特徴とする半導体論理装置。
  3. 【請求項3】 入力信号を論理処理してその結果の信号
    を出力する論理回路と、 前記論理回路に入力されるべき信号を第1のクロック信
    号に同期してラッチして前記論理回路に入力する第1の
    ラッチ回路と、 前記論理回路から出力された信号を第2のクロック信号
    に同期してラッチして出力する第2のラッチ回路とを備
    えた半導体論理装置において、 前記第1のクロック信号とこれとは異なる第1の制御信
    号とを入力し、前記第1の制御信号が有意である場合は
    前記論理回路に入力されるべき信号が与えられた場合に
    前記第1のクロック信号には拘わらず直ちに前記論理回
    路に入力させ、前記第1の制御信号が有意でない場合は
    前記論理回路に入力されるべき信号を前記第1のクロッ
    ク信号に同期してラッチして前記論理回路に入力させる
    ように前記第1のラッチ回路を制御する手段と、 前記第2のクロック信号とこれとは異なる第2の制御信
    号とを入力し、前記第2の制御信号が有意である場合は
    前記論理回路から出力される信号が与えられた場合に前
    記第1のクロック信号には拘わらず直ちに出力させ、前
    記第2の制御信号が有意でない場合は前記論理回路から
    出力される信号を前記第1のクロック信号に同期してラ
    ッチして出力させるように前記第2のラッチ回路を制御
    する手段とを備え、 前記第1の制御信号を有意にすることにより、前記第1
    のラッチ回路に信号が与えられた時点から前記第2のク
    ロックに同期して前記第2のラッチ回路から信号が出力
    される時点までの所要時間を評価し、また前記第2の制
    御信号を有意にすることにより、前記第1のクロック信
    号に同期して前記第1のラッチ回路に信号がラッチされ
    た時点から前記第2のラッチ回路から信号が出力される
    時点までの所要時間を評価すべくなしてあることを特徴
    とする半導体論理装置。
JP4209939A 1992-08-06 1992-08-06 半導体論理装置 Pending JPH0658997A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19737589C1 (de) * 1997-08-28 1998-11-26 Siemens Ag Interfaceschaltung für fullcustom- und semicustom-Taktdomänen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19737589C1 (de) * 1997-08-28 1998-11-26 Siemens Ag Interfaceschaltung für fullcustom- und semicustom-Taktdomänen
JP2001515238A (ja) * 1997-08-28 2001-09-18 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト フルカスタムタイミングドメインおよびセミカスタムタイミングドメインに対するインタフェース回路

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