JP3222251B2 - 半導体集積回路装置のテスト補助回路 - Google Patents

半導体集積回路装置のテスト補助回路

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JP3222251B2
JP3222251B2 JP06595493A JP6595493A JP3222251B2 JP 3222251 B2 JP3222251 B2 JP 3222251B2 JP 06595493 A JP06595493 A JP 06595493A JP 6595493 A JP6595493 A JP 6595493A JP 3222251 B2 JP3222251 B2 JP 3222251B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
のテストを容易にする半導体集積回路装置のテスト補助
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は例えばU,S,P 4,92
6,424に示された従来の半導体集積回路装置のテス
ト補助回路のスキャンレジスタ14aを示す回路図であ
る。図において、1aと1bはラッチ回路、2はセレク
タ回路、8はセレクタ制御端子、9はシリアル入力端
子、10はパラレル入力端子、11はパラレル出力端
子、12はシリアル出力端子である。15と16はクロ
ック端子、19はイクスクルーシブNOR回路(以下、
exNOR回路という)、20はNOR回路、21はO
R回路、22はテストクロック端子である。
【0003】次に動作について説明する。テストクロッ
ク端子22を‘H’レベルに固定すると、NOR回路2
0の出力は‘L’レベルになるのでOR回路21はクロ
ック端子15のレベルをそのままラッチ回路1aのイネ
ーブル端子ENに伝える。従って、この場合にはクロッ
ク端子15,16に2相のクロック信号を与えることに
より、シリアル入力端子9あるいはパラレル入力端子1
0に供給されたデータをシリアル出力端子12とパラレ
ル出力端子11に伝えることができる。
【0004】一方、RAMなどの被テスト回路の読出し
テスト時には、ラッチ回路1aとラッチ回路1bに期待
データをセットしておき、この状態でテストクロック端
子22にクロック信号を与えることで、パラレル入力端
子10のデータが期待データと異なるときのみラッチ回
路1aにパラレル入力端子のデータがラッチされ、ラッ
チ回路1aの内容が反転する。
【0005】すなわち、期待データと異なったデータが
RAMなどの被テスト回路から読み出されパラレル入力
端子10に加えられると、ラッチ回路1aには期待デー
タと異なったデータがラッチされるので、このラッチ回
路1aにラッチされたデータからRAMなどの被テスト
回路に異常があることを知ることが出来る。
【0006】図17は、図16に示したスキャンレジス
タ14aにより構成したスキャンパスを示すブロック図
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置のテスト補助回路は以上のように構成されているの
で、テスト時にはテストクロック端子22にクロック信
号を与えることが必要であり、RAMなどの被テスト回
路を高速でテストするときには、テストクロック端子2
2に高速のクロック信号を与えるための駆動能力の高い
クロックドライバ回路が必要となる問題点があった。
【0008】請求項1〜請求項6の発明は上記のような
問題点を解消するためになされたもので、高速のクロッ
ク信号をテストクロック端子22に与えるための駆動能
力の高いクロックドライバ回路を不要にできる半導体集
積回路装置のテスト補助回路を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る半
導体集積回路装置のテスト補助回路は、スキャンレジス
タを第1および第2のラッチ回路とセレクタ回路と比較
回路とイネーブル手段により構成し、上記比較回路は上
記第2のラッチ回路の出力データと上記第1のラッチ回
路の入力データを比較するように構成し、さらに上記イ
ネーブル手段は、クロック信号および上記比較回路の出
力信号およびモード制御信号を入力として、テストモー
ドに設定された場合には、上記比較回路の出力信号に応
じて上記クロック信号を上記第1のラッチ回路のクロッ
ク入力端子に伝えるようにしたものである。
【0010】請求項2の発明に係る半導体集積回路装置
のテスト補助回路は、比較回路は第2のラッチ回路の出
力データとセレクタ回路の一方の入力データを比較する
ようにしたものである。
【0011】請求項3の発明に係る半導体集積回路装置
のテスト補助回路は、第1のラッチ回路はセット/リセ
ット機能を有し、イネーブル手段は、クロック信号およ
びモード制御信号を入力として、テストモードでは上記
クロック信号を上記第1のラッチ回路のクロック入力端
子に伝えないように構成されており、さらに比較回路は
上記第2のラッチ回路の出力データと上記第1のラッチ
回路の入力データ,モード制御信号,上記クロック信号
を入力とし、テストモードでは上記第2のラッチ回路の
出力データと上記第1のラッチ回路の入力データを比較
し、その比較結果に応じて上記クロック信号に同期した
セット信号またはリセット信号を上記第1のラッチ回路
に供給するようにしたものである。
【0012】請求項4の発明に係る半導体集積回路装置
のテスト補助回路は、比較回路は第2のラッチ回路の出
力データとセレクタ回路の一方の入力データ,モード制
御信号,クロック信号を入力とし、テストモードでは上
記第2のラッチ回路の出力データと上記セレクタ回路の
一方の入力データを比較し、その比較結果に応じて上記
クロック信号に同期したセット信号またはリセット信号
を上記第1のラッチ回路に供給するようにしたものであ
る。
【0013】請求項5の発明に係る半導体集積回路装置
のテスト補助回路は、比較回路は期待データと第1のラ
ッチ回路の入力データとモード制御信号とクロック信号
を入力とし、上記期待データと上記第1のラッチ回路の
入力データとを比較し、テストモードでは上記比較結果
に応じて上記クロック信号に同期したセット信号を上記
第1のラッチ回路に供給するようにしたものである。
【0014】請求項6の発明に係る半導体集積回路装置
のテスト補助回路は、比較回路は期待データと上記セレ
クタ回路の一方の入力データとモード制御信号とクロッ
ク信号を入力とし、上記期待データと上記セレクタ回路
の一方の入力データとを比較し、テストモードでは上記
比較結果に応じて上記クロック信号に同期したセット信
号を上記第1のラッチ回路に供給するようにしたもので
ある。
【0015】
【作用】請求項1の発明における半導体集積回路装置の
テスト補助回路は、テストモードに設定すると、第1の
ラッチ回路の入力データと第2のラッチ回路の出力デー
タの比較結果が一致していないときには上記クロック信
号は上記第1のラッチ回路のクロック入力端子に供給さ
れ、上記第1のラッチ回路にラッチされているデータを
書き換える結果、テスト用のクロック信号を省略するこ
とが可能となり、このクロック信号を供給するための駆
動能力の高いクロックドライバ回路を不要にする。
【0016】請求項2の発明における半導体集積回路装
置のテスト補助回路は、テストモードに設定すると、セ
レクタ回路の一方の入力データと、第2のラッチ回路の
出力データの比較結果が一致していないときには上記ク
ロック信号は上記第1のラッチ回路のクロック入力端子
に供給され、上記第1のラッチ回路にラッチされている
データを書き換えるため、テスト用のクロック信号を省
略することが可能となり、このクロック信号を供給する
ための駆動能力の高いクロックドライバ回路を不要にす
る。
【0017】請求項3の発明における半導体集積回路装
置のテスト補助回路は、第1のラッチ回路がラッチして
いるデータに応じて、上記第2のラッチ回路の出力デー
タと上記第1のラッチ回路の入力データが異なっている
ときに上記第1のラッチ回路がラッチしているデータを
書き換え、テスト用のクロック信号の省略を可能にし
て、このクロック信号を供給するための駆動能力の高い
クロックドライバ回路を不要にする。
【0018】請求項4の発明における半導体集積回路装
置のテスト補助回路は、第1のラッチ回路がラッチして
いるデータに応じて、上記第2のラッチ回路の出力デー
タと上記セレクタ回路の一方の入力データが異なってい
るときには上記第1のラッチ回路がラッチしているデー
タを書き換える結果、テスト用のクロック信号の省略が
可能になり、このクロック信号を供給するための駆動能
力の高いクロックドライバ回路が不要になる。
【0019】請求項5の発明における半導体集積回路装
置のテスト補助回路は、テストモードでは期待データと
第1のラッチ回路の入力データとを比較し、その比較結
果に応じてクロック信号に同期したセット信号を上記第
1のラッチ回路に供給することで、テスト用のクロック
信号の省略を可能にして、このクロック信号を供給する
ための駆動能力の高いクロックドライバ回路を不要にす
る。
【0020】請求項6の発明における半導体集積回路装
置のテスト補助回路は、テストモードでは上記期待デー
タと上記セレクタ回路の一方の入力データとを比較し、
その比較結果に応じて上記クロック信号に同期してセッ
ト信号を上記第1のラッチ回路に供給することで、テス
ト用のクロック信号の省略を可能にして、このクロック
信号を供給するための駆動能力の高いクロックドライバ
回路を不要にする。
【0021】
【実施例】
実施例1.以下、請求項1の発明の一実施例を図につい
て説明する。図1〜図4は、請求項1の発明の一実施例
による半導体集積回路装置のテスト補助回路のスキャン
レジスタを示す回路図である。図3は図1の回路にイネ
ーブル制御端子ENを付加したものであり、イネーブル
制御端子ENに供給されるイネーブル信号が‘H’レベ
ルの場合には動作は同一である。また、図4は図2の回
路にイネーブル制御端子ENを付加したものであり、イ
ネーブル信号が‘H’レベルの場合には動作は同一であ
る。なお、図1の回路と図2の回路は、理論的には同一
の動作をするので説明は同時に行なう。
【0022】図1および図2において、1a,1bはラ
ッチ回路(第1のラッチ回路),(第2のラッチ回
路)、2はセレクタ回路、3はイクスクルーシブNOR
回路(比較回路)(以下、exNOR回路という)、
はAND回路(イネーブル手段)、5はNAND回
(イネーブル手段)、6はNOR回路(イネーブル手
段)である。exNOR回路3は比較回路を構成し、A
ND回路4、NAND回路5とNOR回路6はイネーブ
ル手段を構成している。図1および図2の回路は通常動
作モード,シフトモード,テストモードの3つの動作モ
ードを持つ。順に説明を行なう。
【0023】まず、通常動作モードについて説明する。
通常動作時、制御入力SELによりセレクタ回路2は、
入力A(D端子)を選択するように設定される。また、
モード制御信号MDには‘L’レベルが与えられる。結
果として、NAND回路5の出力は強制的に‘H’レベ
ルとなる。この状態では、クロック信号TはAND回路
4を経てラッチ回路1aのイネーブル制御端子EN1に
伝わると共に、NOR回路6により反転されてラッチ回
路1bのイネーブル制御端子EN2に伝わる。
【0024】つまり、ラッチ回路1aとラッチ回路1b
は逆相のイネーブル信号により駆動されることになり、
一般に知られているエッジトリガ型フリップフロップ回
路を構成する。図1,図2の回路では、一例としてネガ
ティブ・エッジトリガ型フリップフロップ回路を構成し
ている。クロック信号Tの立ち下がりで、ラッチ回路1
aはデータ保持状態になり、ラッチ回路1bはデータ通
過状態となる。従って、クロック信号Tの立ち下がりで
D端子のデータを取り込むと共に、取り込んだデータを
出力Q(SO)に伝える。この動作波形を図5に示す。
【0025】次に、シフトモード時の動作について説明
する。シフトモード時、制御入力SELによりセレクタ
回路2は入力B(SI端子)側を選択するように設定さ
れている。また、モード制御信号MDには‘L’レベル
が与えられる。結果として、NAND回路5の出力は強
制的に‘H’レベルとなる。
【0026】この状態では、通常動作モードと同様に、
ラッチ回路1aとラッチ回路1bは逆相のイネーブル信
号で駆動されることになり、一般に知られているエッジ
トリガ型フリップフロップ回路を構成する。クロック信
号Tの立ち下がりで端子SIのデータを取り込むと共
に、取り込んだデータを出力Q(SO)に伝える。出力
Qは、次段のスキャンレジスタのSI端子に接続される
ため、直列シフト動作を行なうことが出来る。
【0027】次に、テストモード時の動作について説明
する。テストモード時、制御入力SELによりセレクタ
回路2は入力A(D端子)側を選択するように設定され
る。また、モード制御信号MDには‘H’レベルが与え
られる。この状態では、NOR回路6の出力は、‘L’
レベルとなりラッチ回路1bはデータ保持状態となる。
例えば、前述のシフト動作によりラッチ回路1aとラッ
チ回路1bに‘L’レベル、この場合‘0’が設定され
ていたとする。端子Dに‘0’が与えられている場合に
はexNOR回路3は‘1’を出力する。この結果、N
AND回路5の出力は、‘L’レベルすなわち‘0’と
なり、クロック信号Tはラッチ回路1aには伝わらず、
ラッチ回路1aはデータ保持状態となる。逆に端子Dに
‘1’が与えられている場合には、exNOR回路3は
‘0’を出力する。この結果、NAND回路5の出力は
‘H’レベル、すなわち‘1’となり、クロック信号T
はAND回路4を経てラッチ回路1aに伝わり、ラッチ
回路1aはデータ通過状態となる。このとき、ラッチ回
路1aにはD端子のデータ‘1’が取り込まれる。
【0028】以上のように、クロック信号Tが‘H’レ
ベルのときにD端子に‘1’が与えられるとラッチ回路
1aのデータは反転する。ラッチ回路1aとラッチ回路
1bに‘1’が設定されていた場合にも同様の動作が行
なわれる。
【0029】図6にシフトモードおよびテストモードの
動作波形を示す。図示していないRAMのデータ出力端
子はD端子に接続されている。図6では、周期(1),
(2)で‘0’がシフトインされ、周期(3),
(4),(5)でRAMの‘0’読み出しテストが行な
われ、周期(6),(7)ではテスト結果をシフトアウ
トする動作が示されている。
【0030】周期(1),(2),(6),(7)はシ
フトモードである。周期(1)および周期(7)は、必
要な回数だけ繰り返される。周期(2)は、周期(1)
と同じ動作であるが、ここでは一例として‘0’がシフ
トインされる場合を示している。周期(6)は、周期
(7)と同じ動作である、テストモードからシフトモ
ードに移行した直後の動作を示しており、ここではフェ
イルデータ‘1’が読み出されシフトアウトされる場合
を示している。
【0031】周期(3),(4),(5)は、必要な回
数だけ繰り返される。周期(4)は、RAMの‘0’読
み出しテスト時にフェイルデータである‘1’が読み出
された場合を示している。テスト中に1度でも‘1’が
読み出されると、ラッチ回路1aの出力は‘1’に反転
し、その後正しいデータ‘0’が読み出されてもフェイ
ルデータが読み出されたことを示す‘1’を保持する。
RAMの‘1’読み出しテスト時にフェイルデータであ
る‘0’が読み出された場合にも同様の動作を行なう。
【0032】次に、請求項1の発明の他の実施例につい
て説明する。図3,図4は、この実施例のスキャンレジ
スタを示す回路図であり、テストモード時のEN1信号
を抑制する目的で、図1と図2の回路にEN端子が設け
られている。従って、AND回路4は、3入力AND回
路に変更されている。RAMの特定のアドレスに対して
EN端子に‘H’レベルを与えれば、この特定のアドレ
スに対してテストを行なうことが出来る。この機能は、
不良解析などに役立つ。
【0033】実施例2.なお、以上説明した実施例1で
は、exNOR回路3の一方の入力は、ラッチ回路1a
のデータ入力に接続されているが、図1〜図4の破線で
示すように、セレクタ回路の一方のデータ入力に接続し
てもよい。
【0034】実施例3.以下、請求項3の発明の一実施
例を図について説明する。図7〜図10は、この実施例
による半導体集積回路装置のテスト補助回路のスキャン
レジスタを示す回路図である。
【0035】まず、図7と図8について説明する。図7
と図8に示すスキャンレジスタは、論理的には同一の動
作をするので説明は同時に行なう。図7および図8にお
いて、図1〜図4と同一または相当の部分については同
一の符号を付し説明を省略する。図7および図8におい
て、ラッチ回路1aは、セット端子とリセット端子を備
えている。4aと4bと4cと4dはAND回路、7a
と7bと7cはインバータ回路(イネーブル手段)であ
る。AND回路4c,4dは比較回路を構成し、AND
回路4a,NOR回路6,インバータ回路7aはイネー
ブル手段を構成している。
【0036】テスト動作の抑制機能が不要な場合には、
EN端子を取り除き、AND回路4bを2入力AND回
路に変更してもよい。以後の説明では、EN端子に
‘H’レベルが与えられているものとして説明を行な
う。図7および図8の回路は、通常動作モード,シフト
モード,テストモードの3つの動作モードを持つ。順に
説明を行なう。
【0037】まず、通常動作モードについて説明する。
通常動作時、制御入力SELによりセレクタ回路2は、
入力A(D端子)を選択するように設定される。また、
モード制御信号MDには‘L’レベルが与えられる。結
果として、インバータ回路7aの出力は‘H’レベルと
なる。この状態では、クロック信号TはAND回路4を
経てラッチ回路1aのイネーブル制御端子EN1に伝わ
ると共に、NOR回路6により反転されてラッチ回路1
bのイネーブル制御端子EN2に伝わる。
【0038】つまり、ラッチ回路1aとラッチ回路1b
は逆相のイネーブル信号により駆動されることになり、
一般に知られているエッジトリガ型フリップフロップ回
路を構成する。
【0039】図7,図8の回路では、一例としてネガテ
ィブ・エッジトリガ型フリップフロップ回路を構成して
いる。クロック信号Tの立ち下がりで、ラッチ回路1a
はデータ保持状態になり、ラッチ回路1bはデータ通過
状態となる。従って、クロック信号Tの立ち下がりでD
端子のデータを取り込むと共に、取り込んだデータを出
力Q(SO)に伝える。この動作波形を図5に示す。
【0040】次に、シフトモード時の動作について説明
する。シフトモード時、制御入力SELによりセレクタ
回路2は入力B(SI端子)側を選択するように設定さ
れる。また、モード制御信号MDには、‘L’レベルが
与えられる。結果として、インバータ回路7aの出力は
‘H’レベルになる。
【0041】この状態では、通常動作モードと同様に、
ラッチ回路1aとラッチ回路1bは逆相のイネーブル信
号により駆動されることになり、一般に知られているエ
ッジトリガ型フリップフロップ回路を構成する。クロッ
ク信号Tの立ち下がりで端子SIのデータを取り込むと
共に、取り込んだデータを出力Q(SO)に伝える。出
力Qは、次段のスキャンレジスタの端子SIに接続され
るため、直列シフト動作を行なうことが出来る。
【0042】次に、テストモード時の動作について説明
する。テストモード時、制御入力SELによりセレクタ
回路2は入力A(D端子)側を選択するように設定され
る。また、モード制御信号MDには‘H’レベル、この
場合‘1’が与えられる。この状態では、NOR回路6
の出力は‘L’レベルになり、ラッチ回路1bはデータ
保持状態になる。また、インバータ回路7aの出力は
‘L’レベルになり、ラッチ回路1aのイネーブル制御
端子EN1は‘L’レベルになる(ラッチ回路1aもデ
ータ保持状態になる)。
【0043】例えば、前述のシフト動作によりラッチ回
路1aとラッチ回路1bに‘L’レベル、この場合
‘0’が設定されていたとする。この状態ではAND回
路4dの出力は‘L’レベルに固定される。端子Dに
‘0’が与えられている場合にはインバータ回路7bは
‘1’を出力する。この結果、AND回路4cの出力
は、‘L’レベルすなわち‘0’となり、クロック信号
Tはラッチ回路1aのセット端子Sには伝わらない。逆
にD端子に‘1’が与えられている場合にはインバータ
回路7bは‘0’を出力する。この結果、AND回路4
cの出力は、‘H’レベルすなわち‘1’となり、クロ
ック信号TはAND回路4b,4cを経てラッチ回路1
aのセット端子Sに伝わり、ラッチ回路1aのデータは
‘1’に変化する。
【0044】以上のように、クロック信号Tが‘H’レ
ベルのときにD端子に‘1’が与えられればラッチ回路
1aのデータは反転する。ラッチ回路1aとラッチ回路
1bに‘1’が設定されていた場合にも同様の動作が行
なわれる。ただし、最初にシフト動作により‘1’がラ
ッチ回路1aとラッチ回路1bに設定されている場合に
は、セット端子Sは‘L’レベルに固定され、リセット
端子Rにはテスト結果に応じてクロック信号Tが伝わ
る。
【0045】図11と図12にシフトモードおよびテス
トモードの動作波形を示す。図11は、シフト動作によ
り、‘0’がラッチ回路1aとラッチ回路1bに設定さ
れる場合を示し、図12は、シフト動作により‘1’が
ラッチ回路1aとラッチ回路1bに設定される場合を示
している。図示していないRAMのデータ出力端子はD
端子に接続されている。図11では、周期(1),
(2)で‘0’がシフトインされ、周期(3),
(4),(5)でRAMの‘0’読み出しテストが行な
われ、周期(6),(7)ではテスト結果をシフトアウ
トする動作が示されている。図12では、周期(1),
(2)で‘1’がシフトインされ、周期(3),
(4),(5)でRAMの‘1’読み出しテストが行な
われ、周期(6),(7)ではテスト結果をシフトアウ
トする動作が示されている。
【0046】周期(1),(2),(6),(7)はシ
フトモードである。周期(1)および周期(7)は、必
要な回数だけ繰り返される。図11において、周期
(2)は周期(1)と同じ動作である、ここでは
‘0’がシフトインされる場合を示している。図12に
おいて、周期(2)は周期(1)と同じ動作である
ここでは‘1’がシフトインされる場合を示している。
図11において、同期(6)は、周期(7)と同じ動作
であるが、テストモードからシフトモードに移行した直
後の動作を示しており、ここではフェイルデータ‘1’
が読み出されシフトアウトされる場合を示している。図
12において、周期(6)は、周期(7)と同じ動作で
あるが、テストモードからシフトモードに移行した直後
の動作を示しており、ここではフェイルデータ‘0’が
読み出されシフトアウトされる場合を示している。
【0047】周期(3),(4),(5)は、必要な回
数だけ繰り返される。図11において、周期(4)は、
RAMの‘0’読み出しテスト時にフェイルデータであ
る‘1’が読み出された場合を示している。テスト中に
1度でも‘1’が読み出されると、ラッチ回路1aの出
力は‘1’に反転し、その後正しいデータ‘0’が読み
出されてもフェイルデータが読み出されたことを示す
‘1’を保持する。図12において、周期(4)は、R
AMの‘1’読み出しテスト時にフェイルデータである
‘0’が読み出された場合を示している。テスト中に1
度でも‘0’が読み出されると、ラッチ回路1aの出力
は‘0’に反転し、その後正しいデータ‘1’が読み出
されてもフェイルデータが読み出されたことを示す
‘0’を保持する。以上のように、図7と図8の回路で
は、まずRAMの読み出し期待データをシフトインして
おき、テスト動作の後でシフトアウトを行なうことによ
り、RAMの不良判定を行なうことが出来る。
【0048】なお、図9の回路は、図7の回路のAND
回路4c,4dの接続を一部変更したものであり、RA
Mの読み出し期待データの反転データをシフトインして
おき、テスト動作の後でシフトアウトを行なうことによ
り不良判定を行なうことが出来る。
【0049】同様に、図10の回路は、図8の回路のA
ND回路4c,4dの接続を一部変更したものであり、
RAMの読み出し期待データの反転データをシフトイン
しておき、テスト動作の後でシフトアウトを行なうこと
により不良判定を行なうことが出来る。
【0050】実施例4.なお、以上説明した実施例3で
は、インバータ回路7bの入力およびAND回路4cの
入力は、ラッチ回路1aのデータ入力に接続されている
が、破線で示したようにセレクタ回路の一方のデータ入
力に接続してもよい。
【0051】実施例5.以下、請求項5の発明の一実施
例を図について説明する。図13と図14は、この実施
例による半導体集積回路装置のテスト補助回路のスキャ
ンレジスタを示す回路図である。テスト動作の抑制機能
が不要な場合には、EN端子を取り除き、AND回路4
eを3入力AND回路に変更してもよい。以後の説明で
は、EN端子に‘H’レベルが与えられているものとし
て説明を行なう。図13と図14に示すスキャンレジス
タは、論理的には同一の動作をするので説明は同時に行
なう。図13および図14において、図1と図4と同一
または相当の部分については同一の符号を付し説明を省
略する。ラッチ回路1aは、セット端子を備えている。
4aと4eはAND回路、7aと7dはインバータ回
路、18はイクスクルーシブOR回路(比較回路)(以
下、exOR回路という)である。exOR回路18は
比較回路を構成し、AND回路4a,インバータ回路7
a,7dはイネーブル手段を構成している。図13およ
び図14の回路は、通常動作モード,シフトモード,テ
ストモードの3つの動作モードを持つ。順に説明を行な
う。
【0052】まず、通常動作モードについて説明する。
通常動作時、制御入力SELによりセレクタ回路2は、
入力A(D端子)を選択するように設定される。また、
モード制御信号MDには‘L’レベルが与えられる。結
果として、インバータ回路7aの出力は‘H’レベルと
なる。また、AND回路4eの出力は‘L’レベルに固
定される。この状態では、クロック信号TはAND回路
4aを経てラッチ回路1aのイネーブル制御端子EN1
に伝わると共に、インバータ回路7dにより反転されて
ラッチ回路1bのイネーブル制御端子EN2に伝わる。
つまり、ラッチ回路1aとラッチ回路1bは逆相のイネ
ーブル信号により駆動されることになり、一般に知られ
ているエッジトリガ型フリップフロップ回路を構成す
る。
【0053】図13,図14の回路では、一例としてネ
ガティブ・エッジトリガ型フリップフロップ回路を構成
している。クロック信号Tの立ち下がりで、ラッチ回路
1aはデータ保持状態になり、ラッチ回路1bはデータ
通過状態となる。従って、クロック信号Tの立ち下がり
で端子Dのデータを取り込むと共に、取り込んだデータ
を出力Q(SO)に伝える。この動作波形を図5に示
す。
【0054】次に、シフトモード時の動作について説明
する。シフトモード時、制御入力SELによりセレクタ
回路2は入力B(SI端子)側を選択するように設定さ
れる。また、モード制御信号MDには、‘L’レベルが
与えられる。結果として、インバータ回路7aの出力は
‘H’レベルになる。また、AND回路4eの出力は
‘L’レベルに固定される。この状態では、通常動作モ
ードと同様に、ラッチ回路1aとラッチ回路1bは逆相
のイネーブル信号により駆動されることになり、一般に
知られているエッジトリガ型フリップフロップ回路を構
成する。クロック信号Tの立ち下がりでSI端子のデー
タを取り込むと共に、取り込んだデータを出力Q(S
O)に伝える。出力Qは、次段のスキャンレジスタの端
子SIに接続されるため、直列シフト動作を行なうこと
が出来る。
【0055】次に、テストモード時の動作について説明
する。テストモード時、制御入力SELによりセレクタ
回路2は入力A(D端子)側を選択するように設定され
る。また、モード制御信号MDには‘H’レベル、この
場合‘1’が与えられる。この状態では、インバータ回
路7aの出力は‘L’レベルになり、ラッチ回路1aの
EN1端子も‘L’レベルになるのでラッチ回路1aは
データ保持状態になる。
【0056】例えば、前述のシフト動作によりラッチ回
路1aとラッチ回路1bに‘0’が設定されていたとす
る。EXP端子に与えられた期待データと端子Dに与え
られるRAMの読み出しデータが同じ場合は、exOR
回路18は‘0’を出力する。この結果、AND回路4
eの出力は‘L’レベル、この場合‘0’となり、クロ
ック信号Tはラッチ回路1aのセット端子Sには伝わら
ず、ラッチ回路1aはデータ保持状態となる。
【0057】逆に、EXP端子に与えられる期待データ
と端子Dに与えられるRAMの読み出しデータが異なる
場合は、exOR回路18は‘1’を出力する。この結
果、クロック信号Tは、AND回路4eを経てラッチ回
路1aのセット端子に伝わり、ラッチ回路1aのデータ
は‘1’に変化する。
【0058】以上のように、クロック信号Tが‘H’レ
ベルのときにEXP端子に与えられる期待データと端子
Dに与えられるRAMの読み出しデータが異なる場合に
は、ラッチ回路1aのデータは‘1’に変化する。
【0059】図15にシフトモードおよびテストモード
の動作波形を示す。図15にいて、EN2−(a),
Q2(SO)−(a)は図13のラッチ回路1bのイネ
ーブル制御端子EN2および出力端子Q2の波形を示
し、EN2−(b),Q2(SO)−(b)は図14の
ラッチ回路1bのイネーブル制御端子EN2および出力
端子Q2の波形を示す。図示していないRAMのデータ
出力端子はD端子に接続されている。図15では、周期
(1),(2)で‘0’がシフトインされ、周期
(3),(4),(5)でRAMの‘0’読み出しテス
トが行なわれ、同期(6),(7)ではテスト結果をシ
フトアウトする動作が示されている。
【0060】同期(1),(2),(6),(7)はシ
フトモードである。周期(1)および周期(7)は、必
要な回数だけ繰り返される。周期(2)は周期(1)と
同じ動作であるが、ここでは‘0’がシフトインされる
場合を示している。周期(6)は、周期(7)と同じ動
作であるが、テストモードからシフトモードに移行した
直後の動作を示しており、ここではフェイルデータ
‘1’が読み出されシフトアウトされる場合を示してい
る。
【0061】周期(3),(4),(5)は、必要な回
数だけ繰り返される。周期(4)は、RAMの‘0’読
み出しテスト時にフェイルデータである‘1’が読み出
された場合を示している。テスト中に1度でも‘1’が
読み出されると、ラッチ回路1aの出力は‘1’に反転
し、その後正しいデータ‘0’が読み出されてもフェイ
ルデータが読み出されたことを示す‘1’を保持する。
期待データ(RAMの読み出しデータ)が図15と逆の
場合にも同様に動作を行なう。ただし、この場合でも周
期(1),(2)のシフト動作により‘0’をラッチ回
路1aとラッチ回路1bに設定しておく必要がある。こ
れは図1〜図4および図7〜図10に示した回路とは異
なるので注意が必要である。
【0062】実施例6.なお、以上説明した実施例5で
は、exOR回路18の一方の入力は、ラッチ回路1a
のデータ入力に接続されているが、破線で示すように、
セレクタ回路2の一方のデータ入力に接続してもよい。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、テストモード
に設定したときに、第1のラッチ回路の入力データと第
2のラッチ回路の出力データの比較結果が一致している
と、クロック信号は上記第1のラッチ回路のクロック入
力端子には供給されず、また一致していないと上記クロ
ック信号は上記第1のラッチ回路のクロック入力端子に
供給され、上記第1のラッチ回路にラッチされているデ
ータを書き換えるように構成したので、テスト用のクロ
ック信号を省略することが可能となり、このクロック信
号を供給するための駆動能力の高いクロックドライバ回
路が不要になる効果がある。
【0064】請求項2の発明によれば、テストモードに
設定したときに、セレクタ回路の一方の入力データと第
2のラッチ回路の出力データの比較結果が一致を示して
いると、クロック信号は第1のラッチ回路のクロック入
力端子には供給されず、また一致していないときには上
記クロック信号は上記第1のラッチ回路のクロック入力
端子に供給され、上記第1のラッチ回路にラッチされて
いるデータを書き換えるように構成したので、テスト用
のクロック信号を省略することが可能となり、このクロ
ック信号を供給するための駆動能力の高いクロックドラ
イバ回路が不要になる効果がある。
【0065】請求項3の発明によれば、テストモードに
設定されると第2のラッチ回路の出力データと第1のラ
ッチ回路の入力データの比較結果に応じて上記クロック
信号に同期したセット信号またはリセット信号を上記第
1のラッチ回路に供給し、上記第1のラッチ回路がラッ
チしているデータに応じて、上記第2のラッチ回路の出
力データと上記第1のラッチ回路の入力データが異なっ
ているときに上記第1のラッチ回路がラッチしているデ
ータを書き換えるように構成したので、テスト用のクロ
ック信号の省略を可能にして、このクロック信号を供給
するための駆動能力の高いクロックドライバ回路が不要
になる効果がある。
【0066】請求項4の発明によれば、テストモードに
設定されると第2のラッチ回路の出力データとセレクタ
回路の一方の入力データの比較結果に応じて上記クロッ
ク信号に同期したセット信号またはリセット信号を上記
第1のラッチ回路に供給し、上記第1のラッチ回路がラ
ッチしているデータに応じて、上記第2のラッチ回路の
出力データと上記セレクタ回路の一方の入力データが異
なっているときには上記第1のラッチ回路がラッチして
いるデータを書き換えるように構成したので、テスト用
のクロック信号の省略を可能にして、このクロック信号
を供給するための駆動能力の高いクロックドライバ回路
が不要になる効果がある。
【0067】請求項5の発明によれば、テストモードに
設定されたときに期待値データと第1のラッチ回路の入
力データとの比較結果に応じてクロック信号に同期した
セット信号を上記第1のラッチ回路に供給し、第1のラ
ッチ回路にラッチされているデータを書き換えるように
構成したので、テスト用のクロック信号の省略が可能に
なり、このクロック信号を供給するための駆動能力の高
いクロックドライバ回路が不要になる効果がある。
【0068】請求項6の発明によれば、テストモードに
設定されたときに期待値データとセレクタ回路の一方の
入力データとの比較結果に応じてクロック信号に同期し
たセット信号を上記第1のラッチ回路に供給し、第1の
ラッチ回路にラッチされているデータを書き換えるよう
に構成したので、テスト用のクロック信号の省略が可能
になり、このクロック信号を供給するための駆動能力の
高いクロックドライバ回路が不要になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および請求項2の発明の一実施例によ
る半導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するスキ
ャンレジスタを示す回路図である。
【図2】図1に示したスキャンレジスタのクロック信号
の供給回路を、AND回路の入力側から出力側に変更し
たときのスキャンレジスタを示す回路図である。
【図3】請求項1の発明の他の実施例による半導体集積
回路装置のテスト補助回路のスキャンレジスタを示す回
路図である。
【図4】図3に示したスキャンレジスタのクロック信号
の供給回路を、AND回路の入力側から出力側に変更し
たときのスキャンレジスタを示す回路図である。
【図5】請求項1〜請求項6の発明の一実施例による半
導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するスキャン
レジスタの通常動作モードを示すタイミングチャートで
ある。
【図6】請求項1および請求項2の発明の一実施例によ
る半導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するスキ
ャンレジスタの通常動作モード,シフトモード,テスト
モードを示すタイミングチャートである。
【図7】請求項3および請求項4の発明の一実施例によ
る半導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するスキ
ャンレジスタを示す回路図である。
【図8】図7に示したスキャンレジスタのクロック信号
の供給回路を、AND回路の入力側から出力側に変更し
たときのスキャンレジスタを示す回路図である。
【図9】図7に示すセット/リセット付きのラッチ回路
のセット端子とリセット端子に接続されたAND回路の
入力側の接続を変更したときのスキャンレジスタを示す
回路図である。
【図10】図8に示すセット/リセット付きのラッチ回
路のセット端子とリセット端子に接続されたAND回路
の入力側の接続を変更したときのスキャンレジスタを示
す回路図である。
【図11】請求項3および請求項4の発明の一実施例に
よる半導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するス
キャンレジスタのシフトモード,テストモードを示すタ
イミングチャートである。
【図12】請求項3および請求項4の発明の一実施例に
よる半導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するス
キャンレジスタのシフトモード,テストモードを示すタ
イミングチャートである。
【図13】請求項5および請求項6の発明の一実施例に
よる半導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するス
キャンレジスタを示す回路図である。
【図14】図13に示したスキャンレジスタのクロック
信号の供給回路を、AND回路の入力側から出力側に変
更したときのスキャンレジスタを示す回路図である。
【図15】請求項5および請求項6の発明の一実施例に
よる半導体集積回路装置のテスト補助回路を構成するス
キャンレジスタのシフトモード,テストモードを示すタ
イミングチャートである。
【図16】従来の半導体集積回路装置のテスト補助回路
のスキャンレジスタを示す回路図である。
【図17】図16に示した従来のスキャンレジスタによ
り構成したスキャンパスを示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/28 G01F 11/22

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスキャンレジスタを直列に接続し
    てスキャンパスを構成してなる半導体集積回路装置のテ
    スト補助回路において、上記スキャンレジスタは、制御
    入力により複数の信号の内から1つの信号を選択し出力
    するセレクタ回路と、そのセレクタ回路により選択され
    た信号をクロック信号を基に読み込みラッチする第1の
    ラッチ回路と、その第1のラッチ回路の出力をクロック
    信号を基にラッチする第2のラッチ回路と、上記第1の
    ラッチ回路の入力と上記第2のラッチ回路の出力とを比
    較し比較結果信号を出力する比較回路と、クロック信号
    および上記比較結果信号およびモード制御信号を入力と
    して、上記モード制御信号が通常動作モードに設定され
    た場合には、上記クロック信号を上記第1のラッチ回路
    と第2のラッチ回路のクロック信号入力端子に伝え、モ
    ード制御信号がテストモードに設定された場合には、上
    記比較結果信号の状態に応じて上記クロック信号を上記
    第1のラッチ回路のクロック信号入力端子に伝えるイネ
    ーブル手段とを備えていることを特徴とする半導体集積
    回路装置のテスト補助回路。
  2. 【請求項2】 複数のスキャンレジスタを直列に接続し
    てスキャンパスを構成してなる半導体集積回路装置のテ
    スト補助回路において、上記スキャンレジスタは、制御
    入力により複数の信号の内から1つの信号を選択し出力
    するセレクタ回路と、そのセレクタ回路により選択され
    た信号をクロック信号を基に読み込みラッチする第1の
    ラッチ回路と、その第1のラッチ回路の出力をクロック
    信号を基にラッチする第2のラッチ回路と、上記セレク
    タ回路に入力される上記複数の信号の内の1つの信号と
    上記第2のラッチ回路の出力とを比較し比較結果信号を
    出力する比較回路と、クロック信号および上記比較結果
    信号およびモード制御信号を入力として、上記モード制
    御信号が通常動作モードに設定された場合には、上記ク
    ロック信号を上記第1のラッチ回路と第2のラッチ回路
    のクロック信号入力端子に伝え、モード制御信号がテス
    トモードに設定された場合には、上記比較結果信号の状
    態に応じて上記クロック信号を上記第1のラッチ回路の
    クロック信号入力端子に伝えるイネーブル手段とを備え
    ていることを特徴とする半導体集積回路装置のテスト補
    助回路。
  3. 【請求項3】 複数のスキャンレジスタを直列に接続し
    てスキャンパスを構成してなる半導体集積回路装置のテ
    スト補助回路において、上記スキャンレジスタは、制御
    入力により複数の信号の内から1つの信号を選択し出力
    するセレクタ回路と、そのセレクタ回路により選択され
    た信号をクロック信号を基に読み込みラッチするセット
    /リセット端子を有する第1のラッチ回路と、その第1
    のラッチ回路の出力をクロック信号を基にラッチする第
    2のラッチ回路と、上記第2のラッチ回路の出力データ
    と上記第1のラッチ回路の入力データ,上記モード制御
    信号,上記クロック信号を入力とし、上記モード制御信
    号がテストモードの場合に上記第2のラッチ回路の出力
    データと上記第1のラッチ回路の入力データを比較し、
    その比較結果に応じて上記クロック信号に同期したセッ
    ト信号またはリセット信号を上記第1のラッチ回路に供
    給する比較回路と、クロック信号およびモード制御信号
    を入力として、モード制御信号が通常動作モードに設定
    された場合には、上記クロック信号を上記第1のラッチ
    回路および上記第2のラッチ回路のクロック入力端子に
    伝え、モード制御信号がテストモードに設定された場合
    には、上記クロック信号を上記第1のラッチ回路および
    上記第2のラッチ回路のクロック入力端子に伝えないよ
    うに構成したイネーブル手段とを備えていることを特徴
    とする半導体集積回路装置のテスト補助回路。
  4. 【請求項4】 複数のスキャンレジスタを直列に接続し
    てスキャンパスを構成してなる半導体集積回路装置のテ
    スト補助回路において、上記スキャンレジスタは、制御
    入力により複数の信号の内から1つの信号を選択し出力
    するセレクタ回路と、そのセレクタ回路により選択され
    た信号をクロック信号を基に読み込みラッチするセット
    /リセット端子を有する第1のラッチ回路と、その第1
    のラッチ回路の出力をクロック信号を基にラッチする第
    2のラッチ回路と、上記第2のラッチ回路の出力データ
    と上記セレクタ回路に入力される上記複数の信号の内
    1つの信号,モード制御信号,上記クロック信号を基
    に、上記モード制御信号がテストモードの場合に上記第
    2のラッチ回路の出力データと上記セレクタ回路に入力
    される上記複数の信号の内の1つの信号を比較し、その
    比較結果に応じて上記クロック信号に同期したセット信
    号またはリセット信号を上記第1のラッチ回路に供給す
    る比較回路と、クロック信号およびモード制御信号を入
    力として、モード制御信号が通常動作モードに設定され
    た場合には、上記クロック信号を上記第1のラッチ回路
    および上記第2のラッチ回路のクロック入力端子に伝
    え、モード制御信号がテストモードに設定された場合に
    は、上記クロック信号を上記第1のラッチ回路および上
    記第2のラッチ回路のクロック入力端子に伝えないよう
    に構成したイネーブル手段とを備えていることを特徴と
    する半導体集積回路装置のテスト補助回路。
  5. 【請求項5】 複数のスキャンレジスタを直列に接続し
    てスキャンパスを構成してなる半導体集積回路装置のテ
    スト補助回路において、上記スキャンレジスタは、制御
    入力により複数の信号の内から1つの信号を選択し出力
    するセレクタ回路と、そのセレクタ回路により選択され
    た信号をクロック信号を基に読み込みラッチするセット
    端子を有する第1のラッチ回路と、その第1のラッチ回
    路の出力をクロック信号を基にラッチする第2のラッチ
    回路と、クロック信号およびモード制御信号を入力とし
    て、モード制御信号が通常動作モードに設定された場合
    には、上記クロック信号を上記第1のラッチ回路のクロ
    ック入力端子に伝え、モード制御信号がテストモードに
    設定された場合には、上記クロック信号を上記第1のラ
    ッチ回路のクロック入力端子に伝えないように構成した
    イネーブル手段と、期待データと上記第1のラッチ回路
    の入力データと上記モード制御信号と上記クロック信号
    を入力とし、上記モード制御信号がテストモードの場合
    に上記期待データと上記第1のラッチ回路の入力データ
    とを比較し、その比較結果に応じて上記クロック信号に
    同期したセット信号を上記第1のラッチ回路に供給する
    比較回路とを備えていることを特徴とする半導体集積回
    路装置のテスト補助回路。
  6. 【請求項6】 複数のスキャンレジスタを直列に接続し
    てスキャンパスを構成してなる半導体集積回路装置のテ
    スト補助回路において、上記スキャンレジスタは、制御
    入力により複数の信号の内から1つの信号を選択し出力
    するセレクタ回路と、そのセレクタ回路により選択され
    た信号をクロック信号を基に読み込みラッチするセット
    端子を有する第1のラッチ回路と、その第1のラッチ回
    路の出力をクロック信号を基にラッチする第2のラッチ
    回路と、クロック信号およびモード制御信号を入力とし
    て、モード制御信号が通常動作モードに設定された場合
    には、上記クロック信号を上記第1のラッチ回路のクロ
    ック入力端子に伝え、モード制御信号がテストモードに
    設定された場合には、上記クロック信号を上記第1のラ
    ッチ回路のクロック入力端子に伝えないように構成した
    イネーブル手段と、期待データと上記セレクタ回路に入
    力される上記複数の信号の内の1つの信号と上記モード
    制御信号と上記クロック信号を入力とし、上記期待デー
    タと上記セレクタ回路に入力される上記複数の信号の内
    の1つの信号とを比較し、上記モード制御信号がテスト
    モードの場合に上記比較結果に応じて上記クロック信号
    に同期したセット信号を上記第1のラッチ回路に供給す
    る比較回路とを備えていることを特徴とする半導体集積
    回路装置のテスト補助回路。
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