JP2868038B2 - 半導体集積回路装置のテスト回路 - Google Patents

半導体集積回路装置のテスト回路

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JP2868038B2
JP2868038B2 JP4048164A JP4816492A JP2868038B2 JP 2868038 B2 JP2868038 B2 JP 2868038B2 JP 4048164 A JP4048164 A JP 4048164A JP 4816492 A JP4816492 A JP 4816492A JP 2868038 B2 JP2868038 B2 JP 2868038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体集積回路装置の
テスト回路、特にスキャンパス方式のテスト回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のスキャンパス方式のテスト
回路の構成を示すブロック図である。図中、1は機能モ
ジュール、2はスキャンパスである。機能モジュール1
は、例えばRAMやROM等の記憶回路でもよいし、乗
算器やPLAなどでもよい。
【0003】次にスキャンパス2の動作を説明する。は
じめに、半導体集積回路装置の通常動作時は、スキャン
パス2はパラレル入力端子(In−1〜I0)からの信
号をそのままパラレル出力端子(On−1′〜O0)へ
伝える。従って、半導体集積回路装置内の他の機能モジ
ュール(図示せず)からの信号がスキャンパス2を通し
て機能モジュール1の入力端子(An−1〜A0)に伝
わり、所望の動作が行われる。
【0004】これに対しテスト時には、スキャンパス2
はシリアルシフト動作を行い、シリアル入力端子SIか
らテストデータをシリアル入力し機能モジュール1の入
力端子(An−1〜A0)に与える。なお、スキャンパ
ス2のシリアル出力SOは、スキャンパス2のシフト動
作をテストしたり、他の機能モジュールからの信号をシ
リアルに読み出すために用いられる。
【0005】図5に、スキャンパス2の構成例を示す。
ここでは、4ビットのスキャンパスを示している。図
中、3はスキャンレジスタであり、スキャンパス2はス
キャンレジスタ3を直接続することによって構成され
ている。
【0006】さて、このように構成されたスキャンパス
にテストデータを与える方法として、全周期系列をシフ
トインする方法がある。この方法によれば、1ビットの
シフト動作で機能モジュールに対するテストデータを更
新できる。ここで、例えば全周期系列「0000111
101011001000」をこの順で図5のシリアル
入力端子SIからシフトインすることを考えてみる。こ
の様子を図6に示す。
【0007】まず、最初の4回のシフト動作で4つのス
キャンレジスタの保持する値はすべて0になる。次のシ
フト動作では1がシフトインされるので、スキャンレジ
スタの内容は、1000になる。その次のシフト動作で
はもう一度1がシフトインされるので、スキャンレジス
タの内容は、1100になる。このように、1ビットの
シフト動作によってスキャンパス2内のテストデータが
更新されて行く。
【0008】図6の10進表示に示すように、テストデ
ータは0、8、12、14、...、4、2、1と更新
される。これらの値はすべて異なり、0〜15(24
1)の値を尽くしている。一般に、n次の全周期系列を
用いれば、0〜2n −1の値を尽くすようにテストデー
タを与えることができる。例えば、nビットのアドレス
を持つメモリ回路に適用すれば、0番地から2n −1番
地のテストアドレスを順次発生できる。
【0009】ところで、機能モジュール1のテストを行
う場合、テストデータの順序が問題になることがある。
特に、機能モジュール1が記憶素子を含む場合は、テス
トデータの順序をさまざまに変化させてテストすること
が望ましい。図5の回路では、別の全周期系列をシフト
インすることによってこれが実現できる。例えば、全周
期系列「0001001101011110000」を
この順で図5のシリアル入力端子SIからシフトインす
ることを考えてみる。この様子を図7に示す。
【0010】最初の4回のシフト動作でスキャンパスの
保持する値は1000になる。次のシフト動作では0が
シフトインされるので、スキャンレジスタの内容は、0
100になる。その次のシフト動作ではもう一度0がシ
フトインされるので、スキャンレジスタの内容は、00
10になる。このように、1ビットのシフト動作によっ
てスキャンパス2内のテストデータが更新されて行く。
図7の10進表示に示すように、テストデータは8、
4、2、...、3、1、0と更新される。
【0011】ここで、図6と図7の10進表示を比較し
てみると、部分的に同じ順序でデータが生成されてい
る。すなわち、図6および図7において、14→15→
7→11→5→10→13のデータ順序は共通である。
このことは、全周期系列を替えても、データ順序は部分
的に同じものが多いことを意味する。これは、スキャン
パスの動作がシフト動作であるために前後のデータに相
関関係が強いからである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のス
キャンパスに全周期系列をシフトインする方式では、全
周期系列を替えても部分的に同じような順序でテストデ
ータが生成されることが多く、機能モジュールのテスト
の質が落ちるという問題があった。
【0013】この発明は、スキャンパスに全周期系列を
シフトインしテストデータを生成するテスト方式を用い
ながら、スキャンパスの順序を入れ換えることにより、
大きく異なるデータ系列を生成し質の高いテストを行う
ことが可能な半導体集積回路装置のテスト回路を提供す
ることある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体集積回
路装置のテスト回路は、第1のマルチプレクサ、第1の
マルチプレクサの出力をシリアル入力とする第1のスキ
ャンパス、第1のスキャンパスのシリアル出力を第1の
データ入力し第2のデータ入力を第1のマルチプレクサ
の第1のデータ入力と共通にする第2のマルチプレクサ
および第2のマルチプレクサの出力をシリアル入力とし
シリアル出力を第1のマルチプレクサの第2のデータ入
力とする第2のスキャンパスを備え、かつ第1および第
2のマルチプレクサは、共通の制御入力により、ともに
第1またはともに第2のデータ入力が選択されるように
したものである。
【0015】
【作用】たとえ同じ全周期系列を用いても、第1および
第2のマルチプレクサにおいて第1のデータ入力が選択
されているか第2のデータ入力が選択されているかによ
って、シリアルシフトの経路が第1のスキャンパスから
第2のスキャンパスの順、あるいは第2のスキャンパス
から第1のスキャンパスの順と変わり、このスキャンパ
スの順序に応じて異なるテストデータが生成される。
【0016】
【実施例】 実施例1.図1は本発明の一実施例のテスト回路の構成
を示すブロック図である。図中、1は機能モジュール、
2aおよび2bはスキャンパス、4aおよび4bはマル
チプレクサであり、テスト回路はスキャンパス2a、2
bおよびマルチプレクサ4a、4bから構成される。
【0017】ここで、マルチプレクサ4aの出力はスキ
ャンパス2aのシリアル入力に接続し、マルチプレクサ
4bの出力はスキャンパス2bのシリアル入力に接続し
ている。また、スキャンパス2aのシリアル出力をマル
チプレクサ4bのデータ入力Aに接続し、マルチプレク
サ4bのデータ入力Bは、マルチプレクサ4aのデータ
入力Aと共通に接続するとともに、スキャンパス2bの
シリアル出力をマルチプレクサ4aのデータ入力Bに接
続している。更に、マルチプレクサ4aの制御入力とマ
ルチプレクサ4bの制御入力には共通の制御信号ABが
与えられる。
【0018】次に、制御信号ABが0の場合、マルチプ
レクサ4a,4bはデータ入力A側を選択し、ABが1
の場合はデータ入力B側を選択するものと仮定して動作
を説明する。半導体集積回路装置の通常動作時は、スキ
ャンパス2a、2bはパラレル入力端子(In−1〜I
0)からの信号をそのままパラレル出力端子(On−1
〜O0)へ伝える。従って、半導体集積回路装置内の他
の機能モジュールからの信号が機能モジュール1の入力
端子(An−1〜A0)に伝わり、所望の動作が行われ
る。
【0019】テスト時には、スキャンパス2aおよび2
bはシリアルシフト動作を行い、シリアル入力端子SI
からテストデータをシリアル入力し機能モジュール1の
入力端子(An−1〜A0)に与える。このシフト動作
には、制御信号ABが影響を与える。
【0020】まず、制御信号ABが0の時、マルチプレ
クサ4aおよび4bはデータ入力A側を選択する。この
時、シリアルシフトの経路はスキャンパス2aからスキ
ャンパス2bの順で構成される。他方、制御信号ABが
1の時は、マルチプレクサ4aおよび4bはデータ入力
B側を選択する。この時、シリアルシフトの経路はスキ
ャンパス2bからスキャンパス2aの順で構成される。
【0021】図2は図1のテスト回路の具体的な構成例
を示す回路図である。図中、3はスキャンレジスタであ
る。
【0022】一例として、全周期系列「0000111
101011001000」をこの順でシリアル入力端
子SIからシフトインすることを考えてみる。前述した
ように、制御信号ABの値によって動作は異なる。
【0023】制御信号ABが0の時、マルチプレクサ4
aおよび4bはデータ入力A側を選択する。この時、ス
キャンレジスタはA3、A2、A1、A0の順に直列接
続される。従って、この時は、図5の回路と同じ動作を
する。一方、制御信号ABが1の時は、マルチプレクサ
4aおよび4bはデータ入力B側を選択する。この時、
スキャンレジスタはA1、A0、A3、A2の順に直列
接続される。
【0024】図3に、ABが0の場合とABが1の場合
の動作を示す。同図に示すようにABが0の場合は、1
0進表示に示すようにテストデータは0、8、12、1
4、...、4、2、1と更新される。一方、ABが1
の場合は、10進表示に示すようにテストデータは0、
2、3、11、...、1、8、4と更新される。
【0025】これらの2つのデータ順序を比較すると、
5→10の順序だけは共通であるが他には全く共通する
部分がない。これは図6の従来例の場合と違って、大き
く異なる2つのデータ系列が得られることを意味してお
り、これによって質の高いテストを行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、スキャ
ンパスの順序を入れ換える手順を備えたことにより、同
じ全周期系列を用いて大きく異なる2つのテストデータ
系列を生成でき、機能モジュールに対して質の高いテス
トを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すテスト回路のブロッ
ク図である。
【図2】図1のテスト回路の具体的な構成例を示す回路
図である。
【図3】図2の回路に全周期系列をシフトインした場合
の動作を示す図である。
【図4】従来のスキャンパス方式のテスト回路を示すブ
ロック図である。
【図5】図4のスキャンパスの具体的な構成例を示す回
路図である。
【図6】図5の回路に全周期系列をシフトインした場合
の動作を示す図である。
【図7】図5の回路に別の全周期系列をシフトインした
場合の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 機能モジュール 2a 第1のスキャンパス 2b 第2のスキャンパス 4a 第1のマルチプレクサ 4b 第2のマルチプレクサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−132978(JP,A) 特開 平2−234082(JP,A) 特開 昭63−148179(JP,A) 特開 昭63−218878(JP,A) 特開 昭63−198884(JP,A) 特開 昭62−49273(JP,A) 特開 昭62−49272(JP,A) 特開 昭63−42485(JP,A) 特開 昭63−157073(JP,A) 特開 平1−244383(JP,A) 特開 平2−206772(JP,A) 特開 平3−12570(JP,A) 特開 昭64−32182(JP,A) 実開 平2−81061(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/28 - 31/3193 G01R 11/22 - 11/277

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のマルチプレクサと、 第1のマルチプレクサの出力をシリアル入力とする第1
    のスキャンパスと、 第1のスキャンパスのシリアル出力を第1のデータ入力
    し、第2のデータ入力を第1のマルチプレクサの第1の
    データ入力と共通にする第2のマルチプレクサと、 第2のマルチプレクサの出力をシリアル入力とし、シリ
    アル出力を第1のマルチプレクサの第2のデータ入力と
    する第2のスキャンパスとを備え、 第1および第2のマルチプレクサは、共通の制御入力に
    より、ともに第1またはともに第2のデータ入力が選択
    されるようにしたことを特徴とする半導体集積回路装置
    のテスト回路。
JP4048164A 1992-03-05 1992-03-05 半導体集積回路装置のテスト回路 Expired - Fee Related JP2868038B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101432669B1 (ko) * 2006-09-13 2014-08-21 쌩-고벵 이조베르 광물성 모직물을 위한 조성물

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101432669B1 (ko) * 2006-09-13 2014-08-21 쌩-고벵 이조베르 광물성 모직물을 위한 조성물

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