JPH0658558A - 液体燃料燃焼装置の置台 - Google Patents
液体燃料燃焼装置の置台Info
- Publication number
- JPH0658558A JPH0658558A JP21119492A JP21119492A JPH0658558A JP H0658558 A JPH0658558 A JP H0658558A JP 21119492 A JP21119492 A JP 21119492A JP 21119492 A JP21119492 A JP 21119492A JP H0658558 A JPH0658558 A JP H0658558A
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- Japan
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- fuel
- liquid fuel
- oil
- fuel combustion
- groove
- Prior art date
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- Pending
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料漏れを起こした場合に、燃料の流出をす
ばやく発見できるようにする。 【構成】 置台の外周部に形成した油受け用の凹溝１ａ
に、一般塗料に粉末パウダー例えば、ケイ酸、ケイ酸マ
グネシウム等を入れたツヤ消し塗料２０を塗布し、光沢
が変化するようにした。 【効果】 燃料漏れが発生したときに、油受け用凹溝１
ａ光沢が変化するので、容易に発見できる。
ばやく発見できるようにする。 【構成】 置台の外周部に形成した油受け用の凹溝１ａ
に、一般塗料に粉末パウダー例えば、ケイ酸、ケイ酸マ
グネシウム等を入れたツヤ消し塗料２０を塗布し、光沢
が変化するようにした。 【効果】 燃料漏れが発生したときに、油受け用凹溝１
ａ光沢が変化するので、容易に発見できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、灯油等の液体燃料を
使用する液体燃料燃焼装置の置台に関するものである。
使用する液体燃料燃焼装置の置台に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は液体燃料燃焼装置の構成の概略を
示す正面断面図、図５は側断面図で、図において、１は
装置の最下部に設けられた置台、１ａはこの置台１の外
周に設けられた油受け用の凹溝、２は本体ケーシング、
３はケーシング２内に形成された燃焼室で、その背面上
部には空気取入口４が設けられ、前面上部には温風吐出
口５が設けられている。６は送風機、７はケーシング２
の背面に取り付けられた送風機６の取付枠で、空気取入
口４に向けて開口８が形成されている。９は置台１の上
に固定された燃焼器、１０はその上部に備えられた火炎
形成部である。
示す正面断面図、図５は側断面図で、図において、１は
装置の最下部に設けられた置台、１ａはこの置台１の外
周に設けられた油受け用の凹溝、２は本体ケーシング、
３はケーシング２内に形成された燃焼室で、その背面上
部には空気取入口４が設けられ、前面上部には温風吐出
口５が設けられている。６は送風機、７はケーシング２
の背面に取り付けられた送風機６の取付枠で、空気取入
口４に向けて開口８が形成されている。９は置台１の上
に固定された燃焼器、１０はその上部に備えられた火炎
形成部である。
【０００３】１１は遮熱板で、燃焼時に火炎形成部１０
に形成される火炎１２からの熱を、横方向への伝達を遮
って上方へ導く役割を果たす。１３は空気取入口４から
取り入れた冷風と火炎１２からの熱を混合して温風とす
る燃焼室３内の混合部、１４は取付枠１５を介して置台
１に取り付けられた油受皿、１６は油受皿１４に載置さ
れたカートリッジタンク、１７は油受皿１４の液体燃料
を燃焼器９へ送る送油管、１８は燃焼室３と油受皿１４
およびカートリッジタンク１６を隔てる仕切板、１９は
温風吐出口５の前面に設けられたルーバーを示す。
に形成される火炎１２からの熱を、横方向への伝達を遮
って上方へ導く役割を果たす。１３は空気取入口４から
取り入れた冷風と火炎１２からの熱を混合して温風とす
る燃焼室３内の混合部、１４は取付枠１５を介して置台
１に取り付けられた油受皿、１６は油受皿１４に載置さ
れたカートリッジタンク、１７は油受皿１４の液体燃料
を燃焼器９へ送る送油管、１８は燃焼室３と油受皿１４
およびカートリッジタンク１６を隔てる仕切板、１９は
温風吐出口５の前面に設けられたルーバーを示す。
【０００４】図３，図４に示す液体燃料燃焼装置の動作
は良く知られており、ここではその説明は省略するが、
ケーシング２内の燃焼器９、油受皿１４、送油管１７な
どから、燃料漏れが生じた場合、漏れた燃料が室内に流
出して火災が発生する危険性を防止するため、ＪＩＳ規
格で漏れた燃料を受ける置台１の設置が義務付けられて
おり、図３，図４に示す液体燃料燃焼装置においても、
図５に示すような外周に油受け用の凹溝１ａを設けた置
台１が装置最下部に設置されている。
は良く知られており、ここではその説明は省略するが、
ケーシング２内の燃焼器９、油受皿１４、送油管１７な
どから、燃料漏れが生じた場合、漏れた燃料が室内に流
出して火災が発生する危険性を防止するため、ＪＩＳ規
格で漏れた燃料を受ける置台１の設置が義務付けられて
おり、図３，図４に示す液体燃料燃焼装置においても、
図５に示すような外周に油受け用の凹溝１ａを設けた置
台１が装置最下部に設置されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体燃料燃焼装
置の置台は以上のように、外周に油受け用の凹溝１ａが
設けられた置台１が装置最下部に設置されているだけ
で、燃料漏れを積極的に知らせる手段を持たない。その
ため、万一燃料が漏れ出して凹溝１ａが一杯になっても
使用者が燃料漏れに気付きにくく、溢れた燃料が凹溝１
ａから流出して床やタタミに染み込み、知らないで点火
すると火炎の発生の要因となったり、気がついてふき取
っても臭気が残る等の問題点があった。
置の置台は以上のように、外周に油受け用の凹溝１ａが
設けられた置台１が装置最下部に設置されているだけ
で、燃料漏れを積極的に知らせる手段を持たない。その
ため、万一燃料が漏れ出して凹溝１ａが一杯になっても
使用者が燃料漏れに気付きにくく、溢れた燃料が凹溝１
ａから流出して床やタタミに染み込み、知らないで点火
すると火炎の発生の要因となったり、気がついてふき取
っても臭気が残る等の問題点があった。
【０００６】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたもので、装置が燃料漏れを起こして漏れた燃料が
油受け用の凹溝に流出した場合、容易に燃料の流出を発
見できる液体燃料燃焼装置の置台を得ることを目的とし
ている。なお、リークの発見を目的とした先行技術とし
ては、例えば特開昭５７−８２７３６号公報「漏洩検知
テープ」、特開昭６０−９３３２９号公報「パイプ連結
部の内部液体漏洩検知方法及びこれに使用する検知テー
プ」、特開昭６３−１２７１３６号公報「リーク検査方
法」、特開平１−１０５０９５号公報「漏洩流体感知保
温材及びその製造方法」などが存在するが、何れもその
使用目的がプラントなどに限定されており、液体燃料燃
焼装置の機能および外観を損なうことなく、容易に燃料
漏れを発見できるものではない。
されたもので、装置が燃料漏れを起こして漏れた燃料が
油受け用の凹溝に流出した場合、容易に燃料の流出を発
見できる液体燃料燃焼装置の置台を得ることを目的とし
ている。なお、リークの発見を目的とした先行技術とし
ては、例えば特開昭５７−８２７３６号公報「漏洩検知
テープ」、特開昭６０−９３３２９号公報「パイプ連結
部の内部液体漏洩検知方法及びこれに使用する検知テー
プ」、特開昭６３−１２７１３６号公報「リーク検査方
法」、特開平１−１０５０９５号公報「漏洩流体感知保
温材及びその製造方法」などが存在するが、何れもその
使用目的がプラントなどに限定されており、液体燃料燃
焼装置の機能および外観を損なうことなく、容易に燃料
漏れを発見できるものではない。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる液体燃
料燃焼装置の置台は、燃料漏れが生じた場合に、漏れた
燃料が流出して溜まる油受け用の凹溝に、燃料が付着す
ることにより塗装部の光沢が変化する塗料を塗布したも
のである。
料燃焼装置の置台は、燃料漏れが生じた場合に、漏れた
燃料が流出して溜まる油受け用の凹溝に、燃料が付着す
ることにより塗装部の光沢が変化する塗料を塗布したも
のである。
【０００８】
【作用】この発明の液体燃料燃焼装置の置台は、燃料漏
れが生じた場合に、漏れた燃料が流出する油受け用の凹
溝に、燃料が付着することにより塗装部の光沢が変化す
る塗料を塗布することとしたので、燃料の流出の発見が
容易になる。
れが生じた場合に、漏れた燃料が流出する油受け用の凹
溝に、燃料が付着することにより塗装部の光沢が変化す
る塗料を塗布することとしたので、燃料の流出の発見が
容易になる。
【０００９】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図面を用いて説
明する。図１はこの発明の一実施例を示す図で、（イ）
は平面図、（ロ）は断面図を示す。図において、１は置
台、１ａは置台１の外周に設けられた油受け用の凹溝、
２０の斜線部分は通常はツヤがない状態で、水や液体燃
料が付着することにより光沢が変化するツヤ消し塗料を
塗布した塗装部分を示す。このツヤ消し塗料２０は、通
常（乾燥時）には、光沢を有しない状態であるが、液体
燃料等が付着することで光沢を生じる塗装であれば良
く、例えば一般塗料に粉末パウダー（ケイ酸、ケイ酸マ
グネシウム等）を入れたものなどが考えられる。
明する。図１はこの発明の一実施例を示す図で、（イ）
は平面図、（ロ）は断面図を示す。図において、１は置
台、１ａは置台１の外周に設けられた油受け用の凹溝、
２０の斜線部分は通常はツヤがない状態で、水や液体燃
料が付着することにより光沢が変化するツヤ消し塗料を
塗布した塗装部分を示す。このツヤ消し塗料２０は、通
常（乾燥時）には、光沢を有しない状態であるが、液体
燃料等が付着することで光沢を生じる塗装であれば良
く、例えば一般塗料に粉末パウダー（ケイ酸、ケイ酸マ
グネシウム等）を入れたものなどが考えられる。
【００１０】次に動作について説明する。ケーシング２
内の燃焼器９、油受皿１４、送油管１７などから燃料漏
れが生じた場合、漏れた燃料は各部品の外周を伝わって
下方へ流れ、置台１上へ流出し、置台１の外周部に設け
られている凹溝１ａに溜まる。
内の燃焼器９、油受皿１４、送油管１７などから燃料漏
れが生じた場合、漏れた燃料は各部品の外周を伝わって
下方へ流れ、置台１上へ流出し、置台１の外周部に設け
られている凹溝１ａに溜まる。
【００１１】この実施例における置台１は、図１に示す
ように油受け用の凹溝１ａにツヤ消し塗料２０を塗布す
ることにより、凹溝１ａに燃料が流出すると、その段階
で凹溝１ａが光沢を出し、使用者にすばやく燃料漏れを
気付かせることができ、溢れた燃料が凹溝１ａから床や
タタミに流出するのを防ぐことができる。
ように油受け用の凹溝１ａにツヤ消し塗料２０を塗布す
ることにより、凹溝１ａに燃料が流出すると、その段階
で凹溝１ａが光沢を出し、使用者にすばやく燃料漏れを
気付かせることができ、溢れた燃料が凹溝１ａから床や
タタミに流出するのを防ぐことができる。
【００１２】図２はこの発明の他の実施例を示す図で、
液体燃料燃焼装置の置台１全体にツヤ消し塗料２０を塗
布したものであり、このようにすることによって燃料漏
れの発見がより早くできる。また、置台１に傾斜を設
け、漏れた液体燃料が特定の１箇所に集中するような構
造とし、この漏れた液体燃料が集中する箇所だけにツヤ
消し塗料２０を塗布する構造としても良い。なお、上記
実施例では、液体燃料が付着することにより光沢が変化
するツヤ消し塗料２０を用いることとしているが、ツヤ
消し塗料を塗布したシートを張り付けることによっても
同様な効果を奏する。
液体燃料燃焼装置の置台１全体にツヤ消し塗料２０を塗
布したものであり、このようにすることによって燃料漏
れの発見がより早くできる。また、置台１に傾斜を設
け、漏れた液体燃料が特定の１箇所に集中するような構
造とし、この漏れた液体燃料が集中する箇所だけにツヤ
消し塗料２０を塗布する構造としても良い。なお、上記
実施例では、液体燃料が付着することにより光沢が変化
するツヤ消し塗料２０を用いることとしているが、ツヤ
消し塗料を塗布したシートを張り付けることによっても
同様な効果を奏する。
【００１３】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、液体燃
料燃焼装置の機能および外観を損なうことなく簡単な構
成で燃料漏れの発見が容易にでき、溢れた燃料が油受け
用の凹溝から流出して火炎や臭気の発生等の問題点を回
避できる効果がある。
料燃焼装置の機能および外観を損なうことなく簡単な構
成で燃料漏れの発見が容易にでき、溢れた燃料が油受け
用の凹溝から流出して火炎や臭気の発生等の問題点を回
避できる効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す図である。
【図２】この発明の他の実施例を示す図である。
【図３】液体燃料燃焼装置の構成の概略を示す図であ
る。
る。
【図４】液体燃料燃焼装置の構成の概略を示す図であ
る。
る。
【図５】従来の置台を示す図である。
１ 置台 １ａ 油受け溝 ２０ ツヤ消し塗料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年９月２１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００２】
【従来の技術】図３は液体燃料燃焼装置の構成の概略を
示す正面断面図、図４は側断面図で、図において、１は
装置の最下部に設けられた置台、１ａはこの置台１の外
周に設けられた油受け用の凹溝、２は本体ケーシング、
３はケーシング２内に形成された燃焼室で、その背面上
部には空気取入口４が設けられ、前面上部には温風吐出
口５が設けられている。６は送風機、７はケーシング２
の背面に取り付けられた送風機６の取付枠で、空気取入
口４に向けて開口８が形成されている。９は置台１の上
に固定された燃焼器、１０はその上部に備えられた火炎
形成部である。
示す正面断面図、図４は側断面図で、図において、１は
装置の最下部に設けられた置台、１ａはこの置台１の外
周に設けられた油受け用の凹溝、２は本体ケーシング、
３はケーシング２内に形成された燃焼室で、その背面上
部には空気取入口４が設けられ、前面上部には温風吐出
口５が設けられている。６は送風機、７はケーシング２
の背面に取り付けられた送風機６の取付枠で、空気取入
口４に向けて開口８が形成されている。９は置台１の上
に固定された燃焼器、１０はその上部に備えられた火炎
形成部である。
Claims (1)
- 【請求項１】 液体燃料燃焼装置の最下部に取り付けら
れ、外周に油受け用の凹溝が設けられた液体燃料燃焼装
置の置台において、上記油受け用の凹溝に漏れた燃料が
付着することにより光沢が変化する塗料を塗布したこと
を特徴とする液体燃料燃焼装置の置台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21119492A JPH0658558A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 液体燃料燃焼装置の置台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21119492A JPH0658558A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 液体燃料燃焼装置の置台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658558A true JPH0658558A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16601941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21119492A Pending JPH0658558A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 液体燃料燃焼装置の置台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658558A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102539891A (zh) * | 2012-02-22 | 2012-07-04 | 华为技术有限公司 | 变压器原边电压获取方法及装置 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP21119492A patent/JPH0658558A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102539891A (zh) * | 2012-02-22 | 2012-07-04 | 华为技术有限公司 | 变压器原边电压获取方法及装置 |
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