JPS5911319Y2 - 暖房器 - Google Patents

暖房器

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JPS5911319Y2
JPS5911319Y2 JP12206179U JP12206179U JPS5911319Y2 JP S5911319 Y2 JPS5911319 Y2 JP S5911319Y2 JP 12206179 U JP12206179 U JP 12206179U JP 12206179 U JP12206179 U JP 12206179U JP S5911319 Y2 JPS5911319 Y2 JP S5911319Y2
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JP
Japan
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combustion
air
combustor
room
combustion chamber
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Application number
JP12206179U
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English (en)
Other versions
JPS5640341U (ja
Inventor
「鉄」衛 内田
修 関
敏郎 植木
建一 水品
Original Assignee
株式会社コロナ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は燃焼器の燃焼熱をそのまま温風ファンによっ
て送風される室内空気と共に室内に放出し暖房を行う暖
房器に関する。
従来この種の暖房器としては、燃焼器の燃焼部を上方の
みが開口した燃焼室で覆い、燃焼で発生した燃焼熱をそ
のまま燃焼室上方の開口から温風ファンによって送風さ
れる室内空気と共に前方の放出グリルを介して室内に放
出して暖房を行うものは知られているが(例えば実開昭
50−93958号)、これによれば燃焼器での燃焼は
燃焼部を覆った燃焼室内の比較的狭い所で;行われるも
のであるから、燃焼空気不足による異常燃焼が生じる恐
れがあり、そして異常燃焼が生じれば燃焼熱がそのまま
放出される構造であるので、有害な一酸化炭素及び強い
臭気が直接室内に放出されるものであった。
この考案はこの点に着目し上記欠点を解消した暖房器を
提供することを目的とするもので、燃油の気化ガスを燃
焼させる燃焼器1上部の炎口2を燃焼室4内に位置させ
、燃焼で発生した燃焼熱を温風ファン13よりの送風に
よって直接室内に放出し暖房を行うものに於いて、前記
燃焼室4下部には複数個の空気孔8を有し炎口2に下方
より燃焼用の二次空気を供給する整炎板9を備えると共
に上部には上昇してくる燃焼熱を拡散する如く複数個の
通気孔10を有した拡散板11及び該拡散板11上方で
温風ファン13よりの送風を流通させる流通路14を備
えたものである。
次に図面に示すこの考案一実施例について説明すれば、
1は凹状で上部周囲に多数で2段列の炎口2を形威した
燃焼器で、底部には摂氏約200〜240゜に加熱する
加熱ヒーター3を備え、燃油を気化すると共に上部の炎
口2で燃焼させるものである。
4は燃焼器1上部を下方に突出させ且つこれを覆った逆
凸状の燃焼室で、底部には燃焼器1が貫通する貫通孔5
及び外枠6背面下部の送気口7より流入する冷気を燃焼
器1下方より炎口2に燃焼用の二次空気として供給し完
全燃焼させる複数個の空気孔8を有した整炎板9を備え
ている。
又燃焼室4上部には、複数個の通気孔10を有し燃焼器
1で発生し上昇してくる燃焼熱を拡散する拡散板11と
、該拡散板11と上板12との間及び燃焼室4背面で後
方の温風ファン13からの送風が後方から前方に向って
流通する流通路14とが備えられ、拡散板11によって
拡散した燃焼熱を温風ファン13の送風と流通路14で
瞬時にしかも良好に混合し、万一燃焼器1で不完全燃焼
した場合も一酸化炭素或いは臭気を抑制するものである
15は拡散板11上方に後方から前面に向って上り傾斜
して備えられ、拡散板11を通過した燃焼熱及び送風を
前方で混合させる如く案内する第1案内片。
16は流通路14及び燃焼室4上方と外枠6上面との間
を流通して前面上方に備えられた放出グリル17より室
内に放出される燃焼熱及び熱気を放出グリル17に案内
する上板12先端の第2案内片。
18は燃焼室4前面の燃焼器1と対向する位置に形威さ
れた覗窓で、外枠6前面の前パネル19に備えた透孔2
0を介して燃焼状態を確認出来る如くしている。
21は燃焼室4外周に張り付けられた断熱材。
21′は置台で゛ある。
22は燃焼室4下方に前後のみを仕切った仕切板23を
介して備えられた燃焼機構。
次に第3図に示すこの燃焼機構22について説明すれば
、24は燃焼器1の側部下方に空気噴出口25を接続し
た送風路で、該送奔路24の他方にはモーター26と一
体の燃焼用ファン27を内装していると共に途中から分
岐管28を分岐して油受皿29に連通させている。
30は燃油を粒状あるいは霧状にし乍ら燃焼器1に供給
するノーズル体で送風路24の噴出口25内に貫通して
位置させて燃焼器1内にのぞませ、且つノーズル体30
には油受皿29と連通ずる送油管31の一方と接続して
いる。
32は送風路24の分岐管28を分岐した位置に該分岐
管28がほぼ中心となるように無頭凹状、且つ空気の入
口側aと、空気の出口側bの対向する側に対称形で風量
及び風圧が加減できる調節穴32’,32”を穿ちたダ
ンパーで回転自在に装着されている。
又ダンパー32を凹状の対向する面に調節穴32’,3
2”を穿ちた理由は調節穴が1個であると風量と風圧と
のバランスが正比例せず、これが空気量と燃油量とがア
ンバランスとなることを防止する為である。
前記ダンパー32には一体に火力調節ハンドル33と電
源スイッチ(図示せず)とを備え、風量風圧の加減によ
って油受皿29に負荷する圧力に応じた燃油量の増減及
び燃焼器1に供給される燃焼空気量に応じて火力調節を
行い、同時に通電を開始させる。
34は送油管31の途中に設けた電磁弁で、モーター2
6と共に加熱ヒーター3が設定温度に達すると検知手段
にて通電され開口する。
35は油受皿29に着脱自在とするカートリッジ式の給
油タンクで、油受皿29に接着時パッキン材36を介し
て密閉状態となり、且つこの給油時油受皿29の油面位
はノーズル体30より低い位置にし、更に油受皿29よ
り離別時に開放され分岐管28からの圧力を放出し燃油
は供給されない。
次にこの考案の作動について説明する。
今火力調節ハンドル33を回転させれば、まず加熱ヒー
ター3が通電され燃焼器1を加熱する。
更にこの状態で数分間経過すると、加熱ヒーター3は燃
焼器1を設定温度に昇温するので、温度検知素子(図示
せず)がこれを検知し、点火器(図示せず)が火花放電
を開始し、更に燃焼用ファン27が回転して送風路24
に燃焼空気を供給する。
この時燃焼空気はダンパー32の調節穴32’,32”
に応じて燃焼器1に供給され、更に分岐管28から分流
して油受皿29にも供給される。
この油受皿29に供給された燃焼空気の一部は油面位を
押下げ、燃油を送油管31及ひソーズル体30を介して
霧状として燃焼器1内に噴出する。
これにより燃油は設定温度に昇温しでいる燃焼器1の内
壁面に接触し、瞬時に気化ガスとなり、上昇して点火器
にて着火され炎口2より青火燃焼を開始する。
又この燃焼器1の炎口2には、送気口7から流入した冷
気が整炎板9の空気孔8を介して燃焼用の二次空気とし
て供給されるので、従来の燃焼用ファン27よりの空気
のみで燃焼するのと違い.燃焼”空気不足によって不完
全燃焼することなく充分な燃焼空気で常に完全燃焼する
ものであり、従って燃焼熱をそのまま室内に暖房用とし
て放出しても一酸化炭素或いは強い臭気などの心配はな
く快適な暖房が得られるものである。
更に送気口7より冷気が流入し整炎板9の空気孔8より
燃焼室4内に流通することにより、燃焼室4下方の燃焼
機構22は常に冷たい外気で冷却されることになり、誤
動作及び故障などが防止されるものである。
又かりに何らかの原因で燃焼が不完全燃焼となった場合
でも、燃焼室4上部に拡散板11及びその直ぐ上に燃焼
熱を室内に放出する温風ファン13の送風が流通する流
通路14が備えられているので、上昇してくる燃焼熱は
拡散板11の複数個の通気孔10の通過に伴なって拡散
され、直ぐ上を流通する送風と瞬時にしかも良好に混合
し、不完全燃焼による一酸化炭素及び臭気はこの混合で
抑制され放出グリル17から温風として室内に放出され
るので、多量の一酸化炭素或いは強い臭気が室内に放出
されることは完全に防止されるものである。
更に完全燃焼時でも、この拡散板11と流通路14とに
よって上昇してくる燃焼熱は温風ファン13の送風と瞬
時にしかも良好に混合するので、放出グリル17より室
内に放出される温風には、温風むらがなく全体として温
風が均一な温風が得られ、使用者に不快感を与えること
なく良好な暖房が得られるものである。
以上の如くこの考案は、燃油の気化ガスを燃焼させる燃
焼器1上部の炎口2を燃焼室4内に位置させ、燃焼で発
生した燃焼熱を温風ファン13よりの送風によって直接
室内に放出し暖房を行うものに於いて、前記燃焼室4下
部には複数個の空気孔8を有し炎口2に下方より燃焼用
の二次空気を供給する整炎板9を備えると共に上部には
上昇してくる燃焼熱を拡散する如く複数個の通気孔10
を有した拡散板11及び該拡散板11上方で温風ファン
13よりの送風を流通させる流通路14を備えたもので
あるから、燃焼室に備えられた整炎板によって、燃焼器
には空気孔を介して燃焼器下方より燃焼用の二次空気が
供給されるので、常に燃焼は十分な燃焼空気供給によっ
て完全燃焼するものであり、従来の如く燃焼空気不足に
よる不完全燃焼によって一酸化炭素或いは強い臭気等が
発生するようなことがなく快適な暖房が得られるもので
ある。
更に燃焼室上部には拡散板及び該拡散板上方には温風フ
ァンの送風が流通する流通路が備えられているので、万
一燃焼が不完全燃焼となっても、燃焼室を上昇する燃焼
熱は拡敗板の通気孔通過に伴なって拡散状態となり、流
通路を流通する送風と瞬時にしかも良好に混合すること
で、不完全燃焼による一酸化炭素或いは強い臭気は抑制
され、多量の一酸化炭素或いは強い臭気が室内に放出さ
れるようなことは確実に防止されるものである。
又上記した拡散板と流通路とによって、燃焼熱と温風フ
ァンによる送風とは良好に混合するので、室内に放出さ
れる温風には温度のむらがなく全体に均一な温風が得ら
れ、使用者に不快感を与えることなくより快適な暖房が
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例を付した暖房器の断面図、第
2図は同前パネルを取外した状態の正面図、第3図は同
燃焼機構の簡略図。 1・・・・・・燃焼器、2・・・・・・炎口、4・・・
・・・燃焼室、8・・・・・・空気孔、9・・・・・・
整炎板、10・・・・・・通気孔、11・・・・・・拡
散板、13・・・・・・温風ファン、14・・・・・・
流通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃油の気化ガスを燃焼させる燃焼器1上部の炎口2を燃
    焼室4内に位置させ、燃焼で発生した燃焼熱を温風ファ
    ン13よりの送風によって直接室内に放出し暖房を行う
    ものに於いて、前記燃焼室4下部には複数個の空気孔8
    を有し炎口2に下方より燃焼用の二次空気を供給する整
    炎板9を備えると共に上部には上昇してくる燃焼熱を拡
    散する如く複数個の通気孔10を有した拡散板11及び
    該拡散板11上方で温風ファン13よりの送風を流通さ
    せる流通路14を備えた事を特徴とする暖房器。
JP12206179U 1979-09-04 1979-09-04 暖房器 Expired JPS5911319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12206179U JPS5911319Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 暖房器

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JP12206179U JPS5911319Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04 暖房器

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Publication Number Publication Date
JPS5640341U JPS5640341U (ja) 1981-04-15
JPS5911319Y2 true JPS5911319Y2 (ja) 1984-04-07

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ID=29354157

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