JPH0657377B2 - Fmsにおける加工工具処理装置 - Google Patents

Fmsにおける加工工具処理装置

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JPH0657377B2
JPH0657377B2 JP60228473A JP22847385A JPH0657377B2 JP H0657377 B2 JPH0657377 B2 JP H0657377B2 JP 60228473 A JP60228473 A JP 60228473A JP 22847385 A JP22847385 A JP 22847385A JP H0657377 B2 JPH0657377 B2 JP H0657377B2
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隆史 平野
英記 佐々木
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日立精機株式会社
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/406Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
    • G05B19/4065Monitoring tool breakage, life or condition
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q41/00Combinations or associations of metal-working machines not directed to a particular result according to classes B21, B23, or B24
    • B23Q41/08Features relating to maintenance of efficient operation
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はFMS(フレキシブルマニュファクチュアリン
グシステム)における加工工具処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、FMSにおいて、切削監視装置等によって加工中
の工具が破損した時、工具破損検知信号を発して、シス
テム運転を中断し、破損工具の「工具交換要求通知」を
ホストコンピュータに送信し、又、ワークは不良ワーク
として通知し機械からパレットストッカ、あるいは段取
りステーションへ搬送させる措置を講じていた。
また、加工したワークについて、ワーク計測装置によっ
て加工箇所を計測し、NGであった時、加工続行または
加工打切りを判別し、加工打切りの場合にはシステム運
転を中断し、作業者がその原因を究明し、ホストコンピ
ュータあるいは機械側の制御データ、もしくはハード構
成上の設定し直しや補修を施し、またワークは不良ワー
クとして通知し機械側から搬出させていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述したFMSのシステム運転で不測の
事態が発生した場合、直ちにアラーム信号として運転を
中断していたのでは、ホストコンピュータの加工スケジ
ュルに従って連携的に各構成エレメントが稼動している
ため、運転再開または立上りにおける、あらゆるデータ
の統合、補修データの投入、ハード構成上の運転準備の
し直し等、損失時間が増大し、生産能率向上の妨げとな
っていた。
本発明の目的は上記事情に鑑み問題を解決するために提
案されたものであって、寿命や破損に至っていない加工
工具で加工した箇所を計測しワーク計測NGが発生した
際、加工工具に関する複数の内部データファイルを夫々
照合検査し、アラームの発生度合を最小限に止めること
により、損失時間を極力低減し、生産能率の向上を図っ
たFMSにおける加工工具処理装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段と作用〕
複数のNC工作機械と、この複数のNC工作機械に対応
して設けられる自動パレット交換装置、パレット搬送台
車、パレットストッカおよびツールストッカ等を有し、
ホストコンピュータおよび主制御装置から与えられる加
工スケジュールに従って、複数の種類のワークの加工を
行うFMSにおける加工工具処理装置であって、加工し
たワークの加工寸法を計測する計測センサと、この計測
センサの加工寸法計測結果により前記ワークの加工部位
が加工寸法不良であったことを示す信号である計測不良
信号を発せられた際、計測不良処理の起動信号をかける
起動指令手段と、この起動指令手段によって計測不良処
理起動指令がかけられたとき、計測プログラムデータ・
ファイルに記憶されている計測プログラムデータと、N
Cデータファイルに記憶されているNCデータとに誤り
がないか否かを、相互に共通するデータを抽出、比較、
照合し、誤りがある場合加工データアラーム信号を出力
する加工データチェックプログラムを実行処理する加工
データチェックプログラム処理手段と、前記起動指令手
段によって計測不良処理起動指令がかけられたとき、前
記加工寸法不良の部位を加工した当該工具が加工すべき
工具であるか否か、または、工具データに誤りがないか
否かをツールファイル、NCツールファイルおよび工具
マガジンファイルの工具設定データの一致で確認し、誤
りがあった場合に工具交換要求信号を出力する工具設定
データチェックプログラムを実行処理する工具設定デー
タチェックプログラム処理手段と、前記起動処理手段に
よって計測不良処理起動指令がかけられたとき、前記加
工寸法不良の部位を加工した当該加工工具のオフセット
データに誤りがないか否かを、NCデータファイル、ツ
ールセンタファイル、NCツールファイルの工具オフセ
ットデータの一致で確認し、誤りがあった場合に工具交
換要求信号を出力する工具オフセットデータチェックプ
ログラムを実行処理する工具オフセットデータチェック
プログラム処理手段と、前記起動処理手段によって計測
不良処理起動指令がかけられたとき、加工したワークが
加工すべきワークであったか否か、または、ワークデー
タに誤りがないか否かを、加工スケジュールファイル、
ワークパレット情報ファイルの相互のワークデータの一
致で確認し、誤りがあった場合にワークデータアラーム
信号を出力するワークデータチェックプログラムを実行
処理するワークデータチェックプログラム処理手段と、
前記各処理手段の出力指令に基づいて工具交換の要否、
加工データアラームおよびワークデータアラームの通知
の要否を行う選択回路と、前記計測センサ、前記各手
段、前記選択回路を統括制御する中央処理装置とを有
し、前記加工寸法不良が一回目のとき前記各処理手段に
おいて加工データ、工具設定データ、工具オフセットデ
ータ、ワークデータの確認処理をし、加工データアラー
ム信号、ワークデータアラーム信号出力処理および工具
交換通知処理を行い、加工寸法不良が二回続けて生じた
とき加工工具不良アラーム信号を出力することを特徴と
する。
而して本発明の装置を採用することによって、加工デー
タ、工具設定データ、工具オフセットデータ、ワークデ
ータの共通項目について抽出してデータの誤りを確認
し、その不備をチェックする機能を有することから、シ
ステム運転を極力続行しシステム中断を最小限にとどめ
ることになり、生産能率の向上、稼働率が高められる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施態様を図面に基づいて詳細に説明
する。
(1) まず、本発明を実施する好適なFMSラインの全
体構成を説明する。
第2図は本発明を実施するに好適なFMSラインの概略
構成図である。
第2図において、システムは管理部門と作業部門とで概
略構成され、管理部門はライン管理制御部100および
総合管理制御部101を備えている。ライン管理制御部
100はシステムオンライン中の各加工工程の流れを、
スケジュールに従って、柔軟に管括し、その上位にある
総合管理制御部101はツールステーション119,各
NC機103a,103b,103c,103dの工具
マガジン121a,121b,121c,121dおよ
び工具室120における工具の管理データや加工スケジ
ュールデータおよび段取りスケジュールデータ等を総合
的に把握して管理している。ライン管理制御部100と
総合管理制御部101は、CCU(コミュニケーション
・コントロール・ユニット)間でモデムM(変復調装
置)を介して接続され、データの送受信が行われる。
作業部門ではライン管理制御部100から刻々と送信さ
れるNC加工データを遂次各NC機103a,103
b,103c,103dのNC装置104a,104
b,104c,104dに与える。ライン管理制御部1
00と共に主制御装置102およびNC装置104a,
104b,104c,104dは光データハイウエイ1
05にリンケージされ、NLU(ネットワーク・リンケ
ージ・ユニット)を介して必要なデータを必要な時に適
宜取り込むようになっている。
主制御装置102は各NC機103a,103b,10
3cおよび103dのPC装置(プログラマブル・コン
トローラという)122a,122b,122cおよび
122dに接続されている。
主制御装置102は各NC機103a,103b,10
3c,および103dのAPC(自動パレット交換装
置)123a,123b,123cおよび123dに接
続されている。
また、主制御装置102は軌道106,107上を走行
する無人台車108,スタッカクレーン109を制御す
る地上盤110とも接続されている。さらに工具の供給
を行うツールストッカを備えたツールステーション11
9または段取りステーシヨン111にある主として段取
りの手動操作を司どる操作盤112が接続されている。
さらに、段取り情報の入力と段取りの指示を表示する端
末機113がNLUに接続されている。
作業者は負荷計算され作成された段取りスケジュールデ
ータおよび加工スケジュールデータを端末機113によ
り出力し、一日の作業スケジュールを確認する。
段取りステーション111では、必要なワークと必要な
パレットをワークストレージ114およびパレットスト
レージ115から取出し、取付けステーション116で
所要の治工具を用いてワークをパレットに取付ける。
第2図のFMS各制御系統の管制下において、段取り側
パレットストッカ117に準備されたパレットPはスタ
ッカ・クレーン109によって機械側パレットストッカ
118の所定位置に一旦待機される。主制御装置102
の指令によって所望のパレットPは無人台車108で搬
送され、例えばNC機103bのAPC123bに搬入
される。加工の済んだパレットPは、無人台車108に
よって、次の工程に移行するか、あるいは機械側パレッ
トストッカ118に載置される。
(2) 次の本発明の構成を具体的に説明する。
第1図は本発明の構成を説明する制御ブロック図であ
る。
第1図において、CPU(ライン管理制御部)100に
第2図で説明した主制御装置102およびNLUが接続
されてFMSラインが制御される。
NC機103a,103bおよび103cの工具主軸に
は工具Tが挿着されワークWを加工し、NC機103d
の工具主軸には計測用センサTSが挿着され加工後のワ
ークWの加工寸法等が計測されているものとする。今ワ
ークWの加工を開始すると、加工指令信号がアンド・ゲ
ート2に取り込まれる。加工中に工具が破損した場合、
切削監視装置等から工具破損検知信号が出力されアンド
・ゲート2を開かせて起動指令信号として破損工具処理
プログラム・メモリ3に取り込まれる。破損工具処理プ
ログラム・メモリ3に起動指令信号が取り込まれること
によって破損工具処理プログラムが作動して後述する破
損工具の処理がなされる。加工開始指令信号はアンド・
ゲート4にも取り込まれる。工具破損検知信号があがら
ない場合にはアンド・ゲート4が開いてメモリ・セット
信号がセットメモリ5に取り込まれる。なお、加工中に
工具破損が生じた時には、セットメモリ5にリセット信
号が出力される。つまり、工具破損が生じた時は、ビッ
ト信号がセットされない。逆に工具破損が生じていない
時は、ビット信号がセットされている。
セット・メモリ5にメモリ・セット信号が取り込まれる
とビット1がセットされてアンド・ゲート6に取り込ま
れる。
ワークWの計測中に、計測NG1st(1回目)信号がア
ンド・ゲート6に取り込まれると、起動指令信号が後述
する計測NG処理プログラム・メモリ7内の各プログラ
ムを作動させる。さらにメモリ・セット信号としてセッ
ト・メモリ8に取り込まれる。なお本発明の加工工具の
処理が終了すると、リセット信号がセット・メモリ8に
取り込まれる。セット・メモリ8の信号はアンド・ゲー
ト9に取り込まれる。アンド・ゲート9では前記計測N
G1st信号が発せられた計測箇所において、その計測前
に加工した工具が、同一あるいは次のワークの他の加工
箇所を加工し、該加工箇所を計測した際再度計測NGが
発生した場合、計測NG2nd(2回目)信号として開き
ALM(アラーム)信号を出力する。
CPU100には夫々計測プログラムデータファイル1
0,NCデータファイル11,ツールセンターファイル
12,NCツールファイル13,工具マガジンファイル
14,加工スケジュールファイル15およびワークパレ
ット情報ファイル16が接続されている。
計測プログラムデータファイル10の内容の一例は第3
図(A)に示す如く工具マガジンのポットNo.T60の計測
用センサTsを主軸に自動装着し、種々の指令データに
よりワークWの加工箇所の計測動作を指定する計測プロ
グラムが準備されている。
NCデータファイル11の内容の一例は第3図(B)に示
す如く、加工する工具を主軸に自動装着し、種々の指令
データによりワークWの加工動作を指定するNCデータ
が準備されている。
ツールセンターファイル12の内容の一例は第3図(C)
に示す如く、加工工具固有のツールセンター番号毎に格
納場所,工具種類,工具のオフセットコード(長さ,
径),オフセット値(長さ,径),寿命時間,切削時間
および工具状態等がファイルされている。工具の寿命に
ついては、このツールセンターファイル12によって管
理されている。工具毎に寿命時間を設定し、加工のたび
に切削時間を減算し残寿命時間を算出して工具の摩耗状
態をみる。
NCツールファイル13は第3図(D)に示す如く、加工
するワーク毎に使用する工具を網羅したもので、工具マ
ガジンのポット番号毎にツールセンター番号,オフセッ
トコード(長さ,径)および使用予測時間等がファイル
されている。
工具マガジンファイル14は第3図(E)に示す如く、工
具マガジンに収納されている現時点の工具をマガジンポ
ットNo.毎にツールセンターNo.および工具交換要求通知
の有無(FLAG),がファイルされている。
加工スケジュールファイル15は第3図(F)に示す如
く、機械毎に加工開始時刻,加工時間,ワークコードお
よびNCツールファイル名等がファイルされている。
ワークパレット情報ファイル16は第3図(G)に示す如
く、機械毎にパレット種類,パレット番号,治具コー
ド,ワークコード,ワーク名および工具群(複数工具の
一括名称)等がファイルされている。
本発明の計測NG処理プログラム・メモリ7は加工デー
タチェックプログラム・メモリ7a,工具設定データチ
ェックプログラム・メモリ7b,工具オフセットデータ
チェックプログラム・メモリ7cおよびワークデータチ
ェックプログラム・メモリ7dから構成され、加工デー
タチェックプログラム・メモリ7aは計測プログラムデ
ータ・ファイル10とNCデータファイル11に接続さ
れ、計測プログラムデータとNCデータに対し加工チェ
ックプログラムが作動してチェック(検査)が行われ
る。すなわち、加工の動作データと計測の動作データに
誤りがないか、相互に共通するデータを抽出、比較し、
照合する。誤りがあれば、アラームを発する。
工具設定データチェックプログラム・メモリ7bはツー
ルセンターファイル12,NCツールファイル13およ
び工具マガジンファイル14に接続され、ツールセンタ
ーファイル12,NCツールファイル13および工具マ
ガジンファイル14のデータに対し工具設定データチェ
ックプログラムが作動してチェック(検査)が行われ
る。すなわち、当該工具が加工すべき工具であったかど
うか、また設定された工具のデータに誤りがないか、三
者のデータの一致を確認する。誤りがあれば工具交換要
求信号を発する。誤りがなければ工具OKとして処理さ
れる。
工具オフセットデータチェックプログラム・メモリ7c
はNCデータファイル11,ツールセンターファイル1
2およびNCツールファイル13に接続され、NCデー
タファイル11,ツールセンターファイル12およびN
Cツールファイル13のデータに対し工具オフセットデ
ータチェックプログラムが作動してチェック(検査)が
行われる。すなわち、計測NG1st信号のあった当該工
具のオフセットデータに誤りがないか三者のデータの一
致を確認する。誤りがあれば、工具交換要求信号を発す
る。誤りがなければ工具OKとして処理される。さら
に、ワークデータチェックプログラム7dは加工スケジ
ュールファイル15およびワークパレット情報ファイル
16に接続され加工スケジュールファイル15とワーク
パレット情報ファイル16のデータに対しワークデータ
チェックプログラムが作動してチェック(検査)が行わ
れる。すなわち、加工したワークが加工すべきワークで
あったかどうか、またワークデータに誤りがないか相互
のデータの一致を確認する。誤りがあれば工具OKの処
理がなされると共にアラーム信号を発する。
計測NG処理プログラム・メモリ7に記憶された夫々の
計測NG処理プログラムが作動処理してそれらの結果の
信号が選択回路17に取り込まれて工具交換要求信号あ
るいは工具OK信号もしくはALM(アラーム)信号と
して選択され出力される。
選択回路17で選択された工具交換要求信号は工具交換
要求処理プログラム・メモリ18に取り込まれて第4図
に示す如きフローチャートに基づき作動する。すなわち
第4図において、第3図(D)の次ワークの加工に使用す
るNCツールファイル13と第3図(E)の工具マガジン
ファイル14とを比較照合して、NC機の工具マガジン
に在り次ワークの加工に使用するツールに工具交換要求
があるかどうか判断する。工具交換が有れば、工具マガ
ジンファイル14にフラッグ(工具交換要求有り)を立
てると同時に工具交換要求ファイル19に登録するよう
指令する。そして他の次ワークの加工に使用ツールが有
るかどうか判断を繰り返す。もし無ければ工具交換要求
ファイル作成は終了し、工具交換要求処理プログラムの
動作が終了する。そして、次ワークの加工前に当該工具
と予備工具が交換される。
(3) 本発明の動作を第5図のフローチャートに基づい
て説明する。
第5図において、加工が開始され、第段階で切削監視
装置等により、加工中に工具破損が有るかどうか判断す
る。第段の工具破損判断で、工具が破損していれば、
第段で二点鎖線枠で囲った破損工具処理プログラム・
メモリ3の破損工具処理プログラムが作動し、工具交換
要求通知を出力し、破損工具の自動退避あるいは手動待
避の処理がなされる。ワークは不良ワークとして処理さ
れる。
第段で工具の破損がなくワークの計測があった場合、
第段に進み、計測センサTSによりワーク計測の一回
目としての処理を行う。
第段で一回目におけるワーク計測NGがあった場合は
ワーク計測NG1st信号を発し、第段に進み、計測N
G処理プログラム・メモリ7に記憶された計測NG処理
プログラムが作動する。すなわち、計測センサの加工寸
法計測結果でワークが加工寸法不良であったことを示す
信号である計測不良信号(ワーク計測NGIst信号)を
発した際、このワーク計測NGIst信号によって計測不
良処理起動指令がかけられたとき、計測プログラムデー
タ・ファイルに記憶されている計測プログラムデータ
と、NCデータファイルに記憶されているNCデータと
に誤りがないか否かを、相互に共通するデータを抽出、
比較、照合し、誤りがある場合加工データアラーム信号
を出力する加工データチェックプログラムを実行処理す
る。ワーク計測NG1st信号によって計測不良処理起動
指令がかけられたとき、加工寸法不良の部位を加工した
当該工具が加工すべき工具であるか否か、または、工具
データに誤りがないか否かをツールファイル、NCツー
ルファイルおよび工具マガジンファイルの工具設定デー
タの一致で確認し、誤りがあった場合に工具交換要求信
号を出力する工具設定データチェックプログラムを実行
処理する。計測不良処理起動指令がかけられたとき、加
工寸法不良の部位を加工した当該加工工具のオフセット
データに誤りがないか否かを、NCデータファイル、ツ
ールセンタファイル、NCツールファイルの工具オフセ
ットデータの一致で確認し、誤りがあった場合に工具交
換要求信号を出力する工具オフセットデータチェックプ
ログラムを実行処理する。起動処理手段によって計測不
良処理起動指令がかけられたとき、加工したワークが加
工すべきワークであったか否か、または、ワークデータ
に誤りがないか否かを、加工スケジュールファイル、ワ
ークパレット情報ファイルの相互のワークデータの一致
で確認し、誤りがあった場合にワークデータアラーム信
号を出力するワークデータチェックプログラムを実行処
理する。
第段で計測NG処理の結果、ファイル内にアラームデ
ータが有るかどうか判断し、有った場合にはアラーム信
号を出力する。(第段)第段で工具交換が必要かど
うか前記4つの処理プログラムにより統合的に判断され
る。第で工具交換が必要であれば、第段で予備工具
を要求する為の工具交換要求通知の信号を出力する。第
段で工具交換が必要でなければ第段で工具OK信号
を出力して第段に進む。
第段では次工程続行をするかどうかの判断を行い、次
工程続行をすると判断されれば、第段で次工程続行通
知の処理を行い、第段で次工程続行をする必要がない
と判断されれば第段で次工程打切通知の処理を行う。
第段では、ワーク計測NG1st信号が発せられた計測
箇所において、その計測前に加工した工具に関して、前
述の計測NG処理の結果、工具OK信号が出力された場
合の処理である。当該工具が同一あるいは次のワークの
他の加工箇所を加工し、該加工箇所を計測した際、再度
計測NGが発生したかどうかを判断する。この時はワー
ク計測NG2ndであるとして処理される。すなわち第
段でワーク計測NG2ndであるかどうか判断し、ワーク
計測NG2ndであると判断されれば、第段でALM
(アラーム)信号が出力される。
〔効果〕
本発明は工具破損検知以外の加工工具の不具合をチェッ
クする機能,すなわちFMSにおける各内部データファ
イルのうち工具データ,加工データおよびワークデータ
の共通項目について抽出してデータの誤りを確認し、そ
の不備をチェックする機能を有せしめたことからシステ
ム運転を極力続行しシステム中断を最小限にとどめるこ
とが出来る。延いては生産能率の向上と稼動率を高める
効果を奏する。
さらに、本発明は破損工具の検知がなかった場合におい
ても、工具の不具合箇所を検査し、工具交換要求信号を
出力するので単純なミスやセットミス等の工具設定ミス
あるいは工具のオフセットデータのミスを速やかに把握
出来、しかもその対応措置が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を説明する制御ブロック図であ
る。 第2図は本発明を実施するに好適のFMSラインの概略
構成図である。 第3図(A)は計測プログラムデータの一例を示す見本
図、第3図(B)はNCデータファイルの一例を示す見本
図、第3図(C)はツールセンタファイルの一例を示す見
本図および第3図(D)はNCツールファイルの一例を示
す見本図である。 第3図(E)はツールマガジンファイルの一例を示す見本
図、第3図(F)は加工スケジュールファイルの一例を示
す見本図および第3図(G)はワークパレット情報ファイ
ルの一例を示す見本図である。 第4図は工具交換要求処理プログラムを作動させるフロ
ーチャートである。 第5図は本発明の動作を説明するフローチャートであ
る。 3……破損工具処理プログラム・メモリ 5,8セット・メモリ 7……計測NG処理プログラム・メモリ 10……計測プログラムデータファイル 11……NCデータファイル 12……ツールセンタファイル 13……NCツールファイル 14……ツールマガジンファイル 15……加工スケジュールファイル 16……ワークパレット情報ファイル 18……工具交換要求処理プログラム・メモリ 19……工具交換要求ファイル 100……CPU、102……主制御装置 103a〜103d……NC機、TS……タッチセンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のNC工作機械と、この複数のNC工
    作機械に対応して設けられる自動パレット交換装置、パ
    レット搬送台車、パレットストッカおよびツールストッ
    カ等を有し、ホストコンピュータおよび主制御装置から
    与えられる加工スケジュールに従って、複数の種類のワ
    ークの加工を行うFMSにおける加工工具処理装置であ
    って、 加工したワークの加工寸法を計測する計測センサと、 この計測センサの加工寸法計測定結果により前記ワーク
    の加工部位が加工寸法不良であったことを示す信号であ
    る計測不良信号を発せられた際、計測不良処理の起動信
    号をかける起動指令手段と、 この起動指令手段によって計測不良処理起動指令がかけ
    られたとき、計測プログラムデータ・ファイルに記憶さ
    れている計測プログラムデータと、NCデータファイル
    に記憶されているNCデータとに誤りがないか否かを、
    相互に共通するデータを抽出、比較、照合し、誤りがあ
    る場合加工データアラーム信号を出力する加工データチ
    ェックプログラムを実行処理する加工データチェックプ
    ログラム処理手段と、 前記起動指令手段によって計測不良処理起動指令がかけ
    られたとき、前記加工寸法不良の部位を加工した当該工
    具が加工すべき工具であるか否か、または、工具データ
    に誤りがないか否かをツールファイル、NCツールファ
    イルおよび工具マガジンファイルの工具設定データの一
    致で確認し、誤りがあった場合に工具交換要求を出力す
    る工具設定データチェックプログラムを実行処理する工
    具設定データチェックプログラム処理手段と、 前記起動処理手段によって計測不良処理起動指令がかけ
    られたとき、前記加工寸法不良の部位を加工した当該加
    工工具のオフセットデータに誤りがないか否かを、NC
    データファイル、ツールセンタファイル、NCツールフ
    ァイルの工具オフセットデータの一致で確認し、誤りが
    あった場合に工具交換要求を出力する工具オフセットデ
    ータチェックプログラムを実行処理する工具オフセット
    データチェックプログラム処理手段と、 前記起動処理手段によって計測不良処理起動指令がかけ
    られたとき、加工したワークが加工すべきワークであっ
    たか否か、または、ワークデータに誤りがないか否か
    を、加工スケジュールファイル、ワークパレット情報フ
    ァイルの相互のワークデータの一致で確認し、誤りがあ
    った場合にワークデータアラーム信号を出力するワーク
    データチェックプログラムを実行処理するワークデータ
    チェックプログラム処理手段と、 前記各処理手段の出力指令に基づいて工具交換の要否、
    加工データアラームおよびワークデータアラームの通知
    の要否を行う選択回路と、 前記計測センサ、前記各手段、前記選択回路を統括制御
    する中央処理装置とを有し、 前記加工寸法不良が一回目のとき前記各処理手段におい
    て加工データ、工具設定データ、工具オフセット、ワー
    クデータの確認処理をし、加工データアラーム信号、ワ
    ークデータアラーム信号出力処理および工具交換通知処
    理を行い、加工寸法不良が二回続けて生じたとき加工工
    具不良アラーム信号を出力することを特徴とするFMS
    における加工工具処理装置。
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