JP2001147707A - 加工実績記録装置 - Google Patents

加工実績記録装置

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JP2001147707A
JP2001147707A JP33280299A JP33280299A JP2001147707A JP 2001147707 A JP2001147707 A JP 2001147707A JP 33280299 A JP33280299 A JP 33280299A JP 33280299 A JP33280299 A JP 33280299A JP 2001147707 A JP2001147707 A JP 2001147707A
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tool
machining
recording
pot
processing
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Masahiro Urano
正弘 浦野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工不良品を起こした工具を実際に工具を検
査しなくても特定できる加工実績記録装置を提供する、 【解決手段】 複数種の工具を工具ポット番号に関連付
けて収容した複数の工具マガジンを自動交換可能に保有
し、加工プログラムを格納したNC装置5の制御の基に
工具自動交換を含む加工動作を行う工作機械の加工実績
を記録する加工実績記録装置6であって、NC装置5か
ら工作機械の加工動作状態及び各加工対象物に対する加
工プログラム番号と工具マガジン番号と工具ポット番号
とを受信する通信部7と、通信部7にて受信した各加工
対象物に対する加工プログラム番号と使用工具マガジン
番号と使用工具ポット番号とを記録する記録部8と、前
記各加工対象物に対する加工プログラム番号と使用工具
マガジン番号と使用工具ポット番号とを表示する表示部
9とを備え、前記不良加工対象物を加工した工具を特定
可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の加工実
績記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、長時間自動加工を行う工作機械、
例えばマシニングセンタを使用した生産システムでは、
加工が行われた各加工対象物の加工個数を記録する加工
実績記録装置が一般的に用いられている。
【0003】この加工実績記録装置により、工作機械の
無人稼動中の加工個数及び加工進捗を確認することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来技術では、例えば、工作機械が複数の工具マガジン
を備え、工具のグループ管理を行っていた場合において
加工不良品が生じた際に、同一形状の工具が複数個工具
マガジン内に存在するために加工不良を起こした工具の
特定が困難である。
【0005】このため、不良工具を特定しようとした場
合、工具マガジン内に取り付けられている工具を全て検
査しなくてはならず、多大な時間と労力を必要としてい
た。さらに、加工物の加工寸法が許容される公差から外
れていた場合、どの工具の工具補正量を修正すべきかの
判断が困難であった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、加工不良品を起こした工具、許容公差外の加工
寸法となってしまった加工不良品を加工した工具を、実
際に工具を検査しなくても特定でき、また、工具補正を
行うべき工具を特定できる加工実績記録装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数種の工具を工具ポット番号に関連付けて収容した複
数の工具マガジンを自動交換可能に保有し、加工プログ
ラムを格納した制御装置の制御の基に工具自動交換を含
む加工動作を行う工作機械の加工実績を記録する加工実
績記録装置であって、前記制御装置から工作機械の加工
動作状態及び各加工対象物に対する加工プログラム番号
及び使用工具の履歴情報を受信する通信手段と、通信手
段にて受信した各加工対象物に対する加工プログラム番
号と使用工具情報を記録する記録手段と、前記各加工対
象物に対する加工プログラム番号と使用工具履歴情報を
表示する表示手段とを備え、不良加工対象物が生じた場
合、前記記録手段を検索し、表示手段に表示される各加
工対象物に対する加工プログラム番号に対応した履歴情
報から当該不良加工対象物を加工した工具を特定するよ
うにしたことことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、複数種の工具を工
具ポット番号に関連付けて収容した複数の工具マガジン
を自動交換可能に保有し、加工プログラムを格納した制
御装置の制御の基に工具自動交換を含む加工動作を行う
工作機械の加工実績を記録する加工実績記録装置であっ
て、前記制御装置から工作機械の加工動作状態及び各加
工対象物に対する加工プログラム番号と工具マガジン番
号と工具ポット番号とを受信する通信手段と、通信手段
にて受信した各加工対象物に対する加工プログラム番号
と使用工具マガジン番号と使用工具ポット番号とを記録
する記録手段と、前記各加工対象物に対する加工プログ
ラム番号と使用工具マガジン番号と使用工具ポット番号
とを表示する表示手段とを備え、不良加工対象物が生じ
た場合、前記記録手段を検索し、表示手段に表示される
各加工対象物に対する加工プログラム番号と使用工具マ
ガジン番号と使用工具ポット番号から、当該不良加工対
象物を加工した工具を特定するようにしたことを特徴と
するものである。
【0009】請求項3記載の発明は、複数種の工具を工
具ポット番号に関連付けて収容した複数の工具マガジン
を自動交換可能に保有し、加工プログラムを格納した制
御装置の制御の基に工具自動交換を含む加工動作を行う
工作機械の加工実績を記録する加工実績記録装置であっ
て、前記制御装置から工作機械の加工動作状態及び各加
工対象物に対する加工プログラム番号と工具マガジン番
号と工具ポット番号と使用工具補正情報とを受信する通
信手段と、通信手段にて受信した各加工対象物に対する
加工プログラム番号と使用工具マガジン番号と使用工具
ポット番号と使用工具補正情報とを記録する記録手段
と、前記各加工対象物に対する加工プログラム番号と使
用工具マガジン番号と使用工具ポット番号と使用工具補
正情報とを表示する表示手段とを備え、寸法公差が許容
範囲から外れた不良加工対象物が生じた場合、前記記録
手段を検索し、前記表示手段に表示される各加工対象物
に対する加工プログラム番号と使用工具マガジン番号と
使用工具ポット番号と使用工具補正情報とから、当該不
良加工対象物を加工した工具を特定するようにしたこと
ことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、請求項1及び請求項2記
載の発明に対応する実施の形態を図1乃至図4を参照し
て説明する。
【0011】図1は、本発明の工作機械1の加工実績記
録装置6の構成を示すブロック図であり、この図1では
加工実績記録装置6を制御装置であるNC(数値制御)
装置5と別体としているが、NC装置5内に設置されて
いても良い。
【0012】図2は、本実施の形態の加工実積記録装置
6が適用される工作機械1の斜視図である。
【0013】図3は、本実施の形態の加工実積記録装置
6の加工プログラム番号、工具マガジンは番号、工具ポ
ット番号の記録形式を示す説明図である。
【0014】図4は、本実施の形態の加工実積記録装置
6の加工プログラム番号、工具マガジン番号、工具ポッ
ト番号の表示例を示す説明図である。
【0015】各加工対象物はNC装置5に予め設定した
加工プログラムにしたがって、図2に示すような工作機
械1により加工がなされる。
【0016】図2に示す工作機械1は、加工機内に単一
若しくは複数の工具マガジン2を具備している。
【0017】また、工作機械1は工具マガジンストッカ
ー40に複数の工具マガジン2を格納でき、工作機械1
内の工具マガジン2と、工具マガジンストッカー40内
の工具マガジン2を自動で交換を行うことができるよう
になっている。
【0018】工具マガジン2の交換は、工作機械1の工
具グループ管理及び寿命管理により行われる。
【0019】加工実積記録装置6は、図3に示すよう
に、各加工対象物の加工プロラム番号をキーとして、加
工実績を記録する。
【0020】加工実績記録装置6は、加工対象物の加工
が開始され、自動工具交換(ATC)が行われるたび
に、使用開始工具3の工具マガジン2と工具ポット番号
15のデータを通信部7を介してNC装置5から受信
し、記録部8に記録する。
【0021】また、加工実績記録装置6は、操作部10
の操作に応じて記録した加工実績を図4に示すように、
加工された加工対象物ごとに加工プログラム番号11、
工具マガジン番号12、工具ポット番号15を表示部9
に表示する。
【0022】これにより、作業者は、前記操作部10を
操作し、加工不良品を起こした工具3を、前記記録部8
の検索作業及び表示部9の表示確認作業だけで特定する
ことができる。
【0023】即ち、同一種類の工具3が同一又は異なる
工具マガジン2に多数ある場合、本実施の形態の工具特
定方法は特に有効である。
【0024】次に、請求項3の発明に対応する実施の形
態を、図5、図6を参照して説明する。
【0025】図5は、請求項3の発明に対応する実施の
形態の加工プログラム番号25、工具マガジン番号2
9、工具ポット番号30、長補正番号(工具長補正番
号)32及び径補正番号(工具径補正番号)33からな
る工具補正情報の記録形式を示す説明図である。
【0026】図6は、請求項3の発明に対応する実施の
形態の加工プログラム番号25、工具マガジン番号2
9、工具ポット番号30、長補正番号32、径補正番号
33の表示例を示す説明図である。
【0027】加工実績記録装置6は、既述した場合と同
様、図5に示すように、各加工対象物の加工プログラム
番号25をキーとして加工実績を記録する。
【0028】加工実績記録装置6は、加工対象物の加工
が開始され、自動工具交換(以下ATC)が行われるた
びに、使用開始工具3の工具マガジン番号29と工具ポ
ット番号30と長補正番号32、径補正番号33データ
を通信部7を介してNC装置5から受信し、記録部8に
記録する。
【0029】加工実績記録装置6は、記録した加工実績
を図6に示すように、加工された加工対象物ごとに工具
マガジン番号29と工具ポット番号30と長補正番号3
2、径補正番号33のデータを表示部9に表示する。
【0030】(実施の形態1) (構成)次に、本発明の具体的な実施の形態1を、図7
乃至図11を参照して説明する。
【0031】図7は、実施の形態1の工作機械の斜視図
である。図8は実施の形態1の工具マガジシ2の平面図
である。図9は、実施の形態1の構成を示すブロック図
である。図10は、実施の形態1の加工実積記録装置6
の加工プログラム番号11、加工開始時刻12等の記録
形式を示す説明図である。
【0032】図11は実施の形態1の加工プログラム番
号、加工開始時刻等の表示例を示す図である。
【0033】本実施の形態1の工作機械1は、工作機機
1内に2つの工具マガジン2を設置可能であり、また、
機外の工具マガジンストッカー40内の工具マガジン2
と機内の工具マガジン2とを交換可能である。
【0034】工具マガジン2の工具ポット4には、工具
3が設置されている。各工具マガジン2には、各々固有
の識別番号が付けられている。また、各工具ポット4に
対しても各々識別番号が付けられている。
【0035】各工具3に対しては、その形状毎にグルー
プ番号が付けられており、NC装置5により工具グルー
プ管理が行われる。各ポット4に設置された工具3の工
具グループ番号の対応は、NC装置5に対する設定によ
り行われる。工作機械1は、NC装置5に予め設定され
たスケジュールにより加工動作を行う。
【0036】図9に示すように、本実施の形態1の加工
実績記録装置6はNC装置5と接続され、NC装置5の
起動中、停止中、工具マガジン2の自動交換動作等の状
態を通信部7を介して受信し、これらの情報を記録部8
に記録し、また、表示部9に表示可能となっている。
【0037】また、加工実績記録装置6は、NC装置5
の実行中の制御プログラム番号、自動交換時の工具マガ
ジン番号、使用を開始した工具3の工具ポット番号、使
用を開始した工具3の工具グループ番号も通信部7を介
して受信し、これらの情報を記録部8に記録し、また、
前記表示部9に表示可能となっている。
【0038】加工実績記録装置6の記録部8は、図10
に示すように、加工対象物の記録を行うテーブル19
と、各加工対象物に使用された工具3の履歴を記録する
テーブル20に分けられる。
【0039】加工対象物の記録を行うテーブル19は、
加工を行った加工プログラム番号を記録するフイールド
11と、加工開始時刻を記録するフイールド12と、加
工終了時刻を記録するフィールド13とからなる。
【0040】工具3の履歴を記録するテーブル20は、
加工がなされた加工対象物の個数分存在する。
【0041】工具3の履歴を記録するフィールド20
は、工具マガジン番号を記録するフィールド14と、工
具ポット番号を記録するフィールド15と、工具グルー
プ番号を記録するフィールド16と、工具3の使用開始
時刻を記録するフィールド17と工具3の使用終了時刻
を記録するフィールド18とからなる。
【0042】加工実績記録装置6の表示部9が行う前記
記録部8の記録内容に対応した表示部9における表示例
を図11に示す。加工対象物の記録を行うテーブル19
に対応する表示21と、指定された加工対象物22に対
応する使用された工具3の履歴のテーブル20に対応す
る表示23とを行う。指定する加工対象物の変更は表示
部9に表示される操作ボタン24を図示しないマウスで
クリックしたり、又は、前記操作部10のキー操作で行
うことができる。
【0043】(作用)本実施の形態1において、工作機
械1は、NC装置5に設定されている加工スケジュール
(プログラム)に従って加工を行う。
【0044】工作機械1の状態が起動状態に変化した時
点で、加工実績記録装置6は、加工対象物の記録を行う
テーブル19に新規のレコードと加工対象物に使用され
た工具3の履歴を記録するテーブル20とを作成する。
次に、NC装置5から受信した加工プログラム番号と加
工開始時刻をそれぞれのフィールド11、12に記録す
る。
【0045】自動工具交換が行われると、加工を終了し
た工具3に対しては、該工具3の使用が終了した時刻を
使用終了時刻を記録するフィールド18に記録する。
【0046】また、加工を開始する工具3に対しては、
加工対象物に使用された工具3の履歴を記録するテーブ
ル20に対し新規のレコードを作成し、NC装置5から
受信した工具マガジン番号と工具ポット番号と工具グル
ープ番号と使用開始時刻とを各フィールド14乃至17
に各々記録する。
【0047】さらに、工作機械1の状態が、停止状態に
変化した時点で、加工が終了した時刻を加工終了時刻を
記録するフィールド13に記録する。
【0048】記録部8に記録した加工実績のデータは、
図11に示すように表示部9により表示される。
【0049】(効果)本実施の形態1によれば、加工さ
れた加工対象物の検査の結果、加工不良と判断された場
合に、同一形状の工具3が多数設置された工作機械1で
あっても、該加工対象物の使用工具3の加工履歴を表示
部9に表示し検証することにより、設置された全ての工
具3を確認すること無しに、加工対象物の不良原因とな
ったいずれかの工具3を速やかに特定することがかのう
となる。
【0050】これにより、作業者の労力を軽減させるこ
とができる。また、当該工具3の加工開始時刻、加工終
了時刻を検証することにより、加工対象物の不良発生時
点も特定することが可能となる。
【0051】(実施の形態2) (構成)次に、本発明の具体的な実施の形態2について
図12、図13を参照して説明する。
【0052】尚、以下の説明では、上述した実施の形態
1と異なる点を主にし、図12、図13を参照して説明
する。
【0053】図12は、実施の形態2の加工実積記録装
置6の加工プログラム番号、加工開始時刻等の記録形式
を示す説明図である。13図は、実施の形態2の工具マ
ガジン番号、使用開始時刻等の表示例を示す図である。
【0054】加工実績記録装置6は、NC装置5から現
在使用している工具3の工具長補正番号、工具径番号を
通信部7を介して受信し、これらの情報を記録部8に記
録し、また、表示部9に表示可能となっている。
【0055】加工実績記録装置6の記録部8は、実施の
形態1と同様に、図12に示すように、加工対象物の記
録を行うテーブル28と各加工対象物に使用された工具
3の履歴を記録するテーブル36とに分けられる。工具
3の履歴を記録するテーブル36は、加工がなされた加
工対象物の個数分存在する。
【0056】加工対象物の記録を行うテーブル28は、
実施の形態1と同一である。
【0057】工具の履歴を記録するフィールド36は、
工具マガジン番号を記録するフィールド29と。工具ポ
ット番号を記録するフィールド30と、工具グループ番
号を記録するフィールド31と、工具長補正番号を記録
するフィールド32と、工具径補正番号を記録するフィ
ールド33と、工具3の使用開始時刻を記録するフィー
ルド34と、工具の使用終了時刻を記録するフィールド
35とからなる。
【0058】加工実績記録装置6の表示部9が行う前記
記録部8の記録内容に対応した表示部9における表示例
を図13に示す。即ち、表示部9は加工対象物の記録を
行うテーブル28に対応する表示37と、指定された加
工対象物38に対応する使用された工具3の履歴の表示
39とを行う。指定する加工対象物の変更については、
実施の形態1の場合と同様にして操作ボタン40で行う
ことができる。
【0059】尚、工作機械1は、1本の工具3ごとに複
数の工具長補正と工具径補正を設けることができる。
【0060】(作用)本実施の形態2において、工作機
械1の状態が起動状態に変化した時点で、加工実績記録
装置6は、加工対象物の記録を行うテーブル28に、新
規のレコードと加工対象物に使用された工具3の履歴を
記録するテーブル36を作成する。
【0061】続けてNC装置5から受信した加工プログ
ラム番号と加工開始時刻をそれぞれのフィールド25、
26に記録する。
【0062】自動工具交換が行われると、加工を終了し
た工具3に対しては、該工具3の使用が終了した時刻を
使用終了時刻を記録するフィールド35に記録し、加工
を開始する工具3に対しては、加工対象物に使用された
工具3の履歴を記録するテーブル36に対し新規のレコ
ードを作成し、NC装置5から受信した工具マガジン番
号と工具ポット番号と工具グループ番号と工具長補正番
号と工具径補正番号と使用開始時刻とを、各フィールド
29、30、31、32、33、34に各々記録する。
【0063】工作機械1の状態が停止状態に変化した時
点で、加工が終了した時刻を加工終了時刻を記録するフ
ィールド27に記録する。記録した加工実績のデータ
は、図13に示すように表示部9により表示される。
【0064】(効果)本実施の形態2によれば、加工さ
れた加工対象物の検査の結果、加工寸法が許容される公
差を外れていた場合に、複数の工具長補正、工具径補正
をかけることが可能な工作機械1の場合であっても、ど
の工具マガジン2のどの工具3のどの番号につていの工
具3の工具長補正、工具径補正を変更すべきかを加工実
績を参照して容易に判断することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、加工対象
物が不良と判断された場合、実際に工具を検査しなくて
も不良加工対象物を発生させた工具を容易に特定するこ
とができる工作機械の加工実績記録装置を提供すること
ができる。
【0066】また、本発明によれば、加工対象物の加工
寸法が公差から外れていた場合に、該当する工具を容易
に特定し、その工具の工具長さ、工具径を修正すべき否
かの判断を容易に行うことができる工作機械の加工実績
記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工作機械の加工実績記録装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態の加工実積記録装置が適用
される工作機械の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の加工実積記録装置の加工
プログラム番号、工具マガジン番号、工具ポット番号の
記録形式を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の加工実積記録装置の加工
プログラム番号、工具マガジンは番号、工具ポット番号
の表示例を示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の加工実積記録装置の加工
プログラム番号、工具マガジンは番号、工具ポット番
号、長補正番号、径補正番号の記録形式を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態の加工実積記録装置の加工
プログラム番号、工具マガジンは番号、工具ポット番
号、長補正番号、径補正番号の表示例を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態1の加工実積記録装置が適
用される工作機械の斜視図である。
【図8】本発明の実施の形態1の工具マガジンの平面図
である。
【図9】本発明の実施の形態1の加工プログラム番号、
工具マガジン番号、工具ポット番号等の記録形式を示す
説明図である。
【図10】本発明の実施の形態1の加工プログラム番
号、工具マガジン番号、工具ポット番号等の記録形式を
示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態1の加工プログラム番
号、工具マガジン番号、工具ポット番号等の表示例を示
す説明図である。
【図12】本発明の実施の形態2の加工プログラム番
号、工具マガジン番号、工具ポット番号、径補正番号等
の記録形式を示す説明図である。
【図13】本発明の実施の形態2の加工プログラム番
号、工具マガジン番号、工具ポット番号、径補正番号等
の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 工作機機 2 工具マガジシ 3 工具 4 工具ポット 5 NC装置 6 加工実積記録装置 7 通信部 8 記録部 9 表示部 10 操作部 40 工具マガジンストッカー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種の工具を工具ポット番号に関連付
    けて収容した複数の工具マガジンを自動交換可能に保有
    し、加工プログラムを格納した制御装置の制御の基に工
    具自動交換を含む加工動作を行う工作機械の加工実績を
    記録する加工実績記録装置であって、 前記制御装置から工作機械の加工動作状態及び各加工対
    象物に対する加工プログラム番号及び使用工具の履歴情
    報を受信する通信手段と、 通信手段にて受信した各加工対象物に対する加工プログ
    ラム番号と使用工具情報を記録する記録手段と、 前記各加工対象物に対する加工プログラム番号と使用工
    具履歴情報を表示する表示手段とを備え、 不良加工対象物が生じた場合、前記記録手段を検索し、
    表示手段に表示される各加工対象物に対する加工プログ
    ラム番号に対応した履歴情報から当該不良加工対象物を
    加工した工具を特定するようにしたこと、 を特徴とする加工実績記録装置。
  2. 【請求項2】 複数種の工具を工具ポット番号に関連付
    けて収容した複数の工具マガジンを自動交換可能に保有
    し、加工プログラムを格納した制御装置の制御の基に工
    具自動交換を含む加工動作を行う工作機械の加工実績を
    記録する加工実績記録装置であって、 前記制御装置から工作機械の加工動作状態及び各加工対
    象物に対する加工プログラム番号と工具マガジン番号と
    工具ポット番号とを受信する通信手段と、 通信手段にて受信した各加工対象物に対する加工プログ
    ラム番号と使用工具マガジン番号と使用工具ポット番号
    とを記録する記録手段と、 前記各加工対象物に対する加工プログラム番号と使用工
    具マガジン番号と使用工具ポット番号とを表示する表示
    手段とを備え、 不良加工対象物が生じた場合、前記記録手段を検索し、
    表示手段に表示される各加工対象物に対する加工プログ
    ラム番号と使用工具マガジン番号と使用工具ポット番号
    から、当該不良加工対象物を加工した工具を特定するよ
    うにしたこと、を特徴とする加工実績記録装置。
  3. 【請求項3】 複数種の工具を工具ポット番号に関連付
    けて収容した複数の工具マガジンを自動交換可能に保有
    し、加工プログラムを格納した制御装置の制御の基に工
    具自動交換を含む加工動作を行う工作機械の加工実績を
    記録する加工実績記録装置であって、 前記制御装置から工作機械の加工動作状態及び各加工対
    象物に対する加工プログラム番号と工具マガジン番号と
    工具ポット番号と使用工具補正情報とを受信する通信手
    段と、 通信手段にて受信した各加工対象物に対する加工プログ
    ラム番号と使用工具マガジン番号と使用工具ポット番号
    と使用工具補正情報とを記録する記録手段と、 前記各加工対象物に対する加工プログラム番号と使用工
    具マガジン番号と使用工具ポット番号と使用工具補正情
    報とを表示する表示手段とを備え、 寸法公差が許容範囲から外れた不良加工対象物が生じた
    場合、前記記録手段を検索し、前記表示手段に表示され
    る各加工対象物に対する加工プログラム番号と使用工具
    マガジン番号と使用工具ポット番号と使用工具補正情報
    とから、当該不良加工対象物を加工した工具を特定する
    ようにしたこと、 を特徴とする加工実績記録装置。
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