JPH0585308B2 - - Google Patents

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JPH0585308B2
JPH0585308B2 JP60054835A JP5483585A JPH0585308B2 JP H0585308 B2 JPH0585308 B2 JP H0585308B2 JP 60054835 A JP60054835 A JP 60054835A JP 5483585 A JP5483585 A JP 5483585A JP H0585308 B2 JPH0585308 B2 JP H0585308B2
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JP
Japan
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machine
workpiece
machining
alternative
processed
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JP60054835A
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JPS61214955A (ja
Inventor
Yoshitaka Kondo
Saburo Furuya
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Hitachi Seiki Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0585308B2 publication Critical patent/JPH0585308B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本発明はライン形NC工作機械における工程変
更処理装置に関する。
(2) 従来の技術 従来、専用工作機械群におけるワーク搬送ライ
ンとして、代表的なものに、単一ワークを多量生
産するときに使用されるトランスフアマシン(以
下、TRMという)がある。また、複数のNC工
作機械を搬送装置で結合し、多種類のワークにお
ける少量生産を行なうフレキシブルマニユフアク
チユアリングシステム(以下、FMSという)が
知られている。
昨今、上記TRMとFMSの中間的な存在のライ
ンとして、複数のNC工作機械を使用し、量産指
向で且つ異種ワークに対応可能なフレキシビリテ
イを有するフレキシブルトランスフアライン(以
下、FTLという)が中量生産形ラインとして脚
光を浴びている。
(3) 発明が解決しようとする問題点 前述のFTLでは、一般にタクトが短い故に加
工能率が高いという利点を有しているが、その反
面ラインを構成する複数のNC工作機械のうち1
台でも故障等でダウンすると全てのNC工作機械
が止つてしまうという問題があつた。
この問題を解決することすなわち故障等でダウ
ンしたNC工作機械(以下ダウン機という)の対
応を柔軟に早く処置することが望まれている。
(4) 目的 本発明の目的は上記事情に鑑みて、問題を解決
するために提案されたものであつて、ダウン機の
対応を柔軟に早期に処置出来るようにしたライン
形NC工作機械における工程変更処理装置を提供
するにある。
(5) 問題を解決するための手段と作用 本発明は前記の目的を達成するために、搬送ラ
イン上に複数の加工ステーシヨンを有し各加工ス
テーシヨンに対応して配置された複数の工作機械
を備えたライン形生産設備において、前記各工作
機械が正常に稼働している場合、これら工作機械
がワークの予め決められた加工箇所の加工を行う
ための加工用プログラムを記憶している正常加工
用プログラムメモリと、前記複数の工作機械の
内、ある工作機械に故障が発生した場合、その故
障した工作機械の加工箇所を代替加工するための
代替機械を指定して代替加工を行うべく、この代
替加工用のプログラムを記憶している代替加工用
プログラムメモリと、前記複数の工作機械の内で
故障の発生した工作機械を特定し入力するための
入力手段と、前記代替機械が前記故障機械の前工
程にあるのか後工程にあるのかを比較判断する比
較判断手段と、前記故障機械で加工中のワークは
加工不良品として加工を行わずそのまま搬送する
処理を行い、前記比較判断手段の判断に基づいて
前記代替機械が故障機械の後工程にある場合にお
いては当該故障機械の後工程にあるワークをその
まま代替機械以降の機械にて正常加工処理を行う
とともに前記故障機械の前工程にあるワークはこ
の故障機械の加工部分を前記代替機械で代替加工
を行い、前記代替機械が前記故障機械の前工程に
ある場合においては当該故障機械と代替機械との
あいだにあるワークは加工を行わない未加工品と
して搬送する処理を行うとともに代替機械の前工
程にあるワークは当該故障機械の加工部分を代替
機械で代替加工処理を行うように工程を変更する
工程変更処理手段と、前記代替加工へ移行する場
合、前記工程変更処理手段によつて各ワーク毎に
設定される工程変更処理を行うためのデータが記
憶され、このデータが、前記代替加工のために搬
送されるワークの搬送に対応して順次移行する移
行データ・フアイルとを有する構成とするもので
ある。従つて、本発明はライン形生産設備で、特
定の機械がダウンすると、代替機を指定してライ
ンを止めることなく代替機でダウン機の補充をし
て加工に支障のないように工程変更が可能となり
対応される。
而して生産性は従来に比べて減少せず、逆に稼
動率向上となる。
(6) 実施例 以下、本発明の一実施態様を図面に基づいて詳
細に説明する。
第4図は本発明を実施するに好適なFTLの概
略構成図である。
第4図において、システムは管理部門と作業部
門とで概略構成され、管理部門は中央制御装置1
00を備え、システムオンライン中の各加工工程
の流れや、加工情報としてのNCデータ、工具デ
ータ、準備情報としての加工スケジユールデータ
および段取りスケジユールデータ等を総合的に把
握して管理している。
作業部門では主制御装置101が中央制御装置
100から刻々と送信される加工データを逐次各
マシニングセンタ102a,102b,102
c,102dおよび102eのNC装置103
a,103b,103c,103dおよび103
eに指令を与える。中央制御装置100と共に主
制御装置101およびNC装置103a,103
b,103c,103dおよび103eは光デー
タハイウエイ104にリンケージされ、NLU(ネ
ツトワーク・リンケージ・ユニツト)を介して必
要なデータを必要な時に適宜取り込むようになつ
ている。
また、主制御装置101はワークWを搬送ライ
ン105に搬送せしめる搬送制御装置106、素
材を保管管理している素材ストツカ107、ある
いは加工された加工品をストツクする加工品スト
ツカ108とも接続され制御する。さらに、主制
御装置101は各マシニングセンタ102a,1
02b,102c,102dおよび102eの
PC装置(プログラマブル・コントローラとい
う。)109a,109b,109c,109d
および109eにも接続されている。
而してFTLにおいて、異種ワークWがロツト
単位で素材ストツカ107から搬送され、搬送ラ
イン105に送られ、ステーシヨンST.1から
ST.11まで順次搬送され、各マシニングセンタ
102a,102b,102c,102dおよび
102eで所定の加工が施こされて加工完了後加
工品ストツカ108に保管される。
このFTLで、特に各マシニングセンタ102
a〜102eになんらかの故障が生じなければ問
題がないが、各マシニングセンタ102a〜10
2eのうち、例えばマシニングセンタ102bが
加工中に工具折損等で非常停止となると、FTL
全体が停止してしまい稼動ができないという大き
な問題となる。
本発明はFTLで例えばマシニングセンタ10
2bが故障しダウンした際、その修復作業中にも
稼動を続行し、マシニングセンタ102bの加工
を他のマシニングセンタに分担せしめて対応しよ
うとしたものである。
本発明の原理について第2図を用いて、説明す
る。第2図イおよびロは第4図の搬送ラインの一
部を取り出した説明図である。すなわち、第2図
イは代替機(故障時、その加工を分担する機械)
例えばマシニングセンタ102cがダウン機(故
障の発生した機械)例えばマシニングセンタ10
2bの後工程にある場合、第2図ロは代替機例え
ばマシニングセンタ102aが、ダウン機例えば
マシニングセンタ102bの前工程にある場合の
モデル説明図である。第2図イにおいて、マシニ
ングセンタ102bがダウンした際における搬送
ライン105上の各ステーシヨンST.1からステ
ーシヨンST.7には夫々ワークW1〜W7がある。
代替機はダウン機であるマシニングセンタ102
bの後工程であるマシニングセンタ102cで対
応し、加工しようとする場合、ステーシヨンST.
5以降のものすなわちワークW5,W6,W7は、
マシニングセンタ102bがダウンする以前に正
常に加工されているため、ダウン前のマシニング
センタ102cによる加工データで加工すればよ
い。ワークW4はマシニングセンタ102bの加
工中にマシニングセンタ102bが故障等でダウ
ンしたので、不良ワークとなる。またステーシヨ
ンST.3以前のワークすなわちワークW1〜W3
ダウン機となつたマシニングセンタ102bの加
工前であるので、ワークW1〜W3は代替機で加工
することとなる。すなわち、ワークW3が代替ワ
ーク第1番目、順次ワークW2が代替ワーク第2
番目、ワークW1が代替ワーク第3番目となる。
なお、ダウン機であるマシニングセンタ102
bによる故障等の検知はダウン機自体の非常停止
あるいは、計測装置等でワークを計測し不良ワー
クを検出するものである。
従つて、ワークW5,W6およびW7は代替せず
にそのまゝマシニングセンタ102cで正常時の
加工データにより加工し、ワークW4は不良ワー
クとして検出し、そのまゝ加工せず加工品ストツ
カ108へ搬送し、ワークW3からマシニングセ
ンタ102cを代替機として、ダウン機であるマ
シニングセンタ102bで加工していた加工デー
タがマシニングセンタ102cに付加されて、加
工が行なわれるように対応処理すればよいことに
なる。なお、本実施例では説明を簡潔にするた
め、代替機を1台としたが加工スケジユールや工
具データ等を勘案し、複数台の代替機を設定して
も構わない。
第2図ロにおいて、マシニングセンタ102b
がダウンした際における搬送ライン105上の各
ステーシヨンST.1からST.7には、第2図イと
同様夫々ワークW1〜W7がある。代替機をダウン
機であるマシニングセンタ102bの前工程であ
るマシニングセンタ102aで対応し加工しよう
とする場合、ステーシヨンST.5以降のものすな
わちワークW5,W6,W7は、すでにダウン機で
あるマシニングセンタ102bがダウン前に正常
に加工されているため、そのまゝマシニングセン
タ102cで正常時の加工データにより加工すれ
ばよい。
ワークW4はマシニングセンタ102bで加工
中にマシニングセンタ102bが故障等でダウン
したのであるから、不良ワークである。また、ス
テーシヨンST.2、ST.3上のワークW2,W3
ライン上逆流することは出来ないため代替機であ
るマシニングセンタ102aで対応することが出
来ないから、未加工品として処理し不良ワークと
はしない必要がある。マシニングセンタ102a
を代替機として加工する代替ワーク第1番目はワ
ークW1となる。
なお、ダウン機であるマシニングセンタ102
bによる故障等の検知は、第2図イで説明したも
のと同様にして検知する。
従つて、ワークW5,W6およびW7は代替せず
正常としてそのまゝマシニングセンタ102cで
加工し、ワークW4は不良ワーク、ワークW2
W3は未加工として検出し、そのまゝ加工せず搬
送し、ワークW1からマシニングセンタ102a
を代替機として、ダウン機であるマシニングセン
タ102bで加工していた加工データをマシニン
グセンタ102aに付加して加工が行われるよう
に対応処理すればよい。
本発明の構成を第2図の原理に基ずき、第1図
に示した制御ブロツク図により詳細に説明する。
第1図において、中央制御装置(CPU)100
に画面付キーボード1から入出力回路1aを介し
て、ダウン機のNo.例えば第2図の説明ではマシニ
ングセンタ102b、代替機のNo.例えば第2図の
説明ではマシニングセンタb、代替機のNo.例えば
第2図の説明ではマシニングセンタ102aある
いは120cを入力する。また、ステーシヨンNo.
であるST.1からST.7の計測センサ2がインタ
ーフエイス2aを介して接続されている。
前もつてCPU100には加工工程毎すなわち
機械別およびワーク別にマシンプログラムデータ
を正常加工用、各故障状況に対応した代替加工用
としてマシンプログラムデータ・メモリ3に記憶
されている。また各機械および各種ワーク毎の加
工プログラムを加工プログラム・メモリ4、工具
データを工具データ・フアイル5に記憶させる。
今、マシニングセンタ102a〜102eのうち
いずれかが故障してダウンした時に、そのダウン
機であるステーシヨンNo.を計測センサー2で検知
したり、あるいは、人手で画面付キーボード1で
CPU100に入力し、ダウン機ST.メモリDに一
旦記憶させる。マシンプログラムデータ・メモリ
3からどのマシニングセンタが代替機として最適
かがあらかじめ設定さているので、その代替ステ
ーシヨンNo.を代替機ST・メモリCに一旦記憶さ
せる。
ダウン機STメモリDからその値を加工不良
ST・メモリDNに送り、その値DNとダウン機の
No.Dをダウン時移行データ・フアイル6にフアイ
ルする。ダウン時移行データ・フアイル6中は第
2図で説明した如く、マシニングセンタ102b
すなわちST・No.4がダウン時のST・No.であり、
DN欄およびD欄のST・No.4にフラツグ“1”
を立てフアイルする。
代替機ST・メモリCから第2図ロの場合には
その値をダウン時移行データ・フアイ6のC欄で
ST・No.の2にフラツグ“1”を立てフアイルす
る。すなわち、代替機がダウン機の前工程にある
ことを示す。
ダウン機ST・メモリDおよび代替機ST・メモ
リCから夫々の値を比較器7,8に取り込ませ
る。代替機が前工程、すなわちD>Cの場合には
比較器7で比較判別してビツト信号によりアン
ド・ゲート9を開かせ、そのアンド・ゲート9を
代替機ST・No.Cが通過して演算部11でC−1
の演算を行う。また代替機が後工程、すなわちD
<Cの場合には比較器8で比較判別し、ビツト信
号によりアンド・ゲート10を開かせ、そのアン
ド・ゲート10をダウン機ST・No.Dが通過して
演算部12でD−1の演算を行う。演算部11,
12で処理されたC−1,D−1の値がオア・ゲ
ート13に取り込まれて、その値のどちらかを通
過せしめて、代替加工1番目ST・メモリIに記
憶させる。第2図ロの場合にはC−1=1であ
る。従つて、ダウン時移行データ・フアイル6の
I欄のST.No.1にフラツグ“1”を立ててフアイ
ルする。
次にSTカウンタ14が順次STNo.のNi(1から
Nまで)を比較器15に送り、かつ、ダウン機
ST・メモリDおよび代替加工1番目ST・メモリ
Iから夫々DおよびIの値を比較器15に取り込
ませる。
比較器15で、I<Ni<Dの比較判別をして、
I<Ni<Dの条件を満足すると、アンド・ゲー
ト16を開かせて、カウンタNo.のNiを通過をさ
せて、未加工ワークST・メモリAに記憶させる。
さらに未加工ワークST・メモリAからダウン時
移行データ・フアイル6のA欄にフラツグ“1”
を立てフアイルする。第2図ロの場合には、ST.
No.2とNo.3にフラツグ“1”が立つ。
また、STカウンタ14は順次STNo.のNiを比
較器17に送り、かつダウン機ST・メモリDか
らその値Dを比較器17に取り込ませる。
比較器17で、D<Niの比較判別をして、D
<Niの条件を満足すると、アンド・ゲート18
を開かせてSTカウンタNiを通過させて、正常加
工ワークST・メモリGに記憶させる。さらに正
常加工ワークST・メモリGからダウン時移行デ
ータ・フアイル6のG欄にフラツグ“1”を立て
フアイルする。第2図ロの場合には、ST・No.5,
6および7にフラツグ“1”が立つ。
このように処理されたDN,D,C,I,Aお
よびGの値はすべてダウン時移行データ・フアイ
ル6に一括してフアイルされる。
而して、加工プログラム・メモリ4およびダウ
ン時移行データ・フアイル6をもとに実際の代替
加工移行時のリアルタイム加工データとして書き
替えてリアルタイム加工データフアイル19にフ
アイルさせる。また、ダウン時移行データフアイ
ル6のそれらのデータは順次搬送信号を取り込む
ことによつてアンド・ゲート20を開かせ、デー
タシフト処理部21で処理し、代替移行シフトデ
ータ・フアイル22にフアイルさせる。すなわち
ダウン機発生から全STが代替加工に移行するま
での間、各ワークがダウン時移動データフアイル
6に基づいて加工がなされ、次工程への搬送信号
によつてダウン時移行データも次工程へシフトさ
れる。また、リアルタイム加工データフアイルの
ダウン時移動データも対応して書き変えられる。
第2図ロでST.No.1からNo.2に工程を移行(ワー
ク搬送処理)させた場合のフアイルは第1図に示
したとおりとなる。
本発明の動作を第3図のフローチヤートに基づ
いて説明する。
第3図において、まず第段でダウン機のST
No.を計測装置のセンサあるいは画面付キーボード
1でCPU100に入力する。
第段でマシンプログラムデータフアイル3や
工具データフアイル5等の代替情報の読み込みを
行なう。次に、第段でダウン機以外の現在使用
されている各マシニングセンタの中で代替機とし
て代替出来るかどうか判断する。
もし、代替機がなければ、第段で代替不可の
メツセージを発し、第段でダウンした時点で他
に未加工の異種ワークが素材ストツカ107にあ
るかどうか判断し、異種ワークがある場合には、
再度第段の手前にフイードバツクされ、判断さ
れる。異種ワークがなければ、生産を停止する。
第段で代替できる機械がある場合には、第
段で不良ワークの処理を施す。すなわち、ダウン
機ST・メモリDから加工不良ST・メモリDNに
加工不良ワークのST・No.DNを記憶させ、さら
にダウン時移行データフアイル6のDN欄にフア
イルする。
第段で代替機がダウン機の前工程であるか後
工程であるかを判断する。代替機がダウン機の後
工程である場合、比較器8でD<Cの比較を行
い、条件を満足するとビツト信号が立つ。
代替機がダウン機の前工程である場合は、比較
器7でD>Cの比較を行い、条件を満足すると、
ビツト信号が立つ。
第段で前工程である場合は、演算部11でC
−1の演算を行い、代替加工1番目のST・メモ
リIにその値のIを記憶させてダウン時移行デー
タ・フアイル6のI欄にフアイルする。代替機が
ダウン機の後工程である場合は、比較器8でD<
Cの比較を行い、条件を満足すると代替加工1番
目のST・メモリIにその値のIを記憶させてダ
ウン時移動データ・フアイル6のIの欄にフアイ
ルする。さらに第段、第段で未加工ワーク
STのNo.Aと正常加工ワークST・No.Gを夫々比較
器15,17で比較し、その値を夫々の未加工ワ
ークST・メモリA、正常加工ワークST・メモリ
Gに記憶させると共に、ダウン時移行データフア
イル6のA,G欄にフアイルする。
次に、第段で代替機に工具段取が必要かどう
か判断し、工具段取が必要な場合には、第段で
工具段取を指示し、第段で工具段取を完了させ
る。工具段取が完了し、又は第段で工具段取が
必要ないと判断された場合には、ダウン時移行デ
ータ・フアイル6にフアイルされた夫々のデータ
DN,D,C,IAおよびGをリアルタイム加工デ
ータ・フアイル19に転送し搬送信号の都度書き
替える。
第段で代替第1番目のワークが代替機に入つ
た時、代替移行処理を行い代替機にプログラムを
新しく入替処理する。続いて第段で代替機によ
り加工を行う。このようにFTLにおいて故障等
でマシニングセンタがダウンした際には上述した
フローチヤートに基づき処理すれば、機械がダウ
ンしてもスムーズに対応出来、生産を停止せしめ
ることなく加工が可能である。
(7) 効果 本発明の工程変更処理装置をライン形NC工作
機械に持たせることによつて、従来のFTLにお
ける生産で工具折損等の故障でダウン機が発生す
ると、全体の流れはストツプし生産の加工が中断
し生産性の低下をきたすということがなくなり、
ただちに代替機に置換えて生産を続行することが
出来る。また、不良品は極少に抑えると共に、対
応がスムーズに処置出来るため、停止時間を少な
く生産を低下せしめることなく、従来と同等の生
産量を上げ、延いては稼動率向上にもつながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を説明する構成ブロツク
図である。第2図は第4図の搬送ラインの一部を
取り出した説明図で、イは代替機がダウン機の後
工程にある場合、ロは代替機がダウン機の前工程
にある場合の説明図である。第3図は本発明の動
作を説明するフローチヤート図である。第4図は
本発明を実施するに好適なFTLラインの概略構
成図である。 1……画面付キーボード、2……計測装置、3
……マシンプログラムデータ、4……加工プログ
ラム・メモリ、6……ダウン時移行データ・フア
イル、7,8,15,17……比較器、DN……
加工不良ST・メモリ、D……ダウン機ST・メモ
リ、C……代替ST・メモリ、I……代替加工1
番目ST・メモリ、A……未加工ワークST・メモ
リ、G……正常加工ST・メモリ、100……中
央制御装置、101……主制御装置、102a〜
102e……NCマシニングセンタ、103a〜
103e……各NC装置、104……光データハ
イウエイ、105……搬送ライン、ST.1〜ST.
11……各ステーシヨン、W1〜W7……各ステー
シヨンにおけるワーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 搬送ライン上に複数の加工ステーシヨンを有
    し、各加工ステーシヨンに対応して配置された複
    数の工作機械を備えたライン形生産設備におい
    て、 前記各工作機械が正常に稼働している場合、こ
    れら工作機械がワークの予め決められた加工箇所
    の加工を行うための加工用プログラムを記憶して
    いる正常加工用プログラムメモリと、 前記複数の工作機械の内、ある工作機械に故障
    が発生した場合、その故障した工作機械の加工箇
    所を代替加工するための代替機械を指定して代替
    加工を行うべく、この代替加工用のプログラムを
    記憶している代替加工用プログラムメモリと、 前記複数の工作機械の内で故障の発生した工作
    機械を特定し入力するための入力手段と、 前記代替機械が前記故障機械の前工程にあるの
    か後工程にあるのかを比較判断する比較判断手段
    と、 前記故障機械で加工中のワークは加工不良品と
    して加工を行わずそのまま搬送する処理を行い、
    前記比較判断手段の判断に基づいて前記代替機械
    が該故障機械の後工程にある場合該故障機械の後
    工程にあるワークは正常に稼働しているときと同
    様に正常加工プログラムで加工を行う正常加工処
    理を行うとともに該故障機械の前工程にあるワー
    クは該故障機械の加工箇所を該代替機械で代替加
    工プログラムで加工を行う代替加工処理を行い、
    前記代替機械が前記故障機械の前工程にある場合
    該故障機械と該代替機械とのあいだにあるワーク
    は加工が行なわれない未加工品として搬送する処
    理を行い、該故障機械の後工程にあるワークは正
    常加工処理を行うとともに該代替機械の前工程に
    あるワークは該故障機械の加工箇所を該代替機械
    で代替加工処理を行うように工程を変更する工程
    変更処理手段と、 前記代替加工へ移行する場合、前記工程変更処
    理手段によつて行われた各ワーク毎の工程変更処
    理のためのデータが記憶され、該ワークの搬送に
    伴つて該データが順次移行されていく移行デー
    タ・フアイルとを有することを特徴とするライン
    形NC工作機械における工程変更処理装置。
JP60054835A 1985-03-19 1985-03-19 ライン形nc工作機械における工程変更処理装置 Granted JPS61214955A (ja)

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JP60054835A JPS61214955A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 ライン形nc工作機械における工程変更処理装置

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JP60054835A JPS61214955A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 ライン形nc工作機械における工程変更処理装置

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JPS61214955A JPS61214955A (ja) 1986-09-24
JPH0585308B2 true JPH0585308B2 (ja) 1993-12-07

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JP60054835A Granted JPS61214955A (ja) 1985-03-19 1985-03-19 ライン形nc工作機械における工程変更処理装置

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Cited By (1)

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