JPH0656845A - セファロスポリンプロドラッグエステルの7−アミノ−3−メトキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸への分解法 - Google Patents
セファロスポリンプロドラッグエステルの7−アミノ−3−メトキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸への分解法Info
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- JPH0656845A JPH0656845A JP5119430A JP11943093A JPH0656845A JP H0656845 A JPH0656845 A JP H0656845A JP 5119430 A JP5119430 A JP 5119430A JP 11943093 A JP11943093 A JP 11943093A JP H0656845 A JPH0656845 A JP H0656845A
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Abstract
エム−4−カルボン酸エステルまたはこれらの塩のエス
テル分解による7−アミノ−3−メトキシメチルセフ−
3−エム−4−カルボン酸の製造法を提供する。 【構成】 下記式(II)の化合物をギ酸、トリフルオロ
酢酸、メタンスルホン酸もしくはトリフルオロメタンス
ルホン酸、またはこれらの酸のうちの2つの酸の混合物
で処理することからなる下記式(I)の化合物の製造
法。 (式中、R1 はメチルまたはエチル、R2 はC2 〜C6
−アルキルまたはC1 〜C6 −アルコキシ、HXは−塩
基酸または多塩基酸、Xは有機アニオンまたは無機アニ
オンである)
Description
セフ−3−エム−4−カルボン酸エステルまたはこれら
の塩からのエステル分解による7−アミノ−3−メトキ
シメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸(7−MAC
A)の製造法に関する。
環が不安定なため7−アミノ−3−メトキシメチルセフ
−3−エム−4−カルボン酸エステルについては満足の
いくほど使用できないような反応条件を必要とする。例
えば、水またはジオキサンもしくはアルコールのような
有機溶媒中におけるKOH、NaOHまたはナトリウム
アルコキシドのような塩基を用いたエステルのアルカリ
性加水分解は分解生成物だけをもたらす。フェノールお
よび酸触媒を用いたセファロスポリンエステルの分解は
S. ToriiらのJ. Org. Chem. 56, 3633(1991年)に記載
されている。しかしながら、この方法を7−アミノ−3
−メトキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸エス
テルについて使用したところ、所望のカルボン酸は低収
率かつ不十分な純度でしか得られなかった。
−A−0 514 791およびEP−A−0 531 8
75に記載されているようなジアステレオマー的に純粋
なセファロスポリンプロドラッグエステルの合成におい
ては、対応するカルボン酸のエステル化後にジアステレ
オマー混合物として得られる7−アミノ−3−メトキシ
メチルセフ−3−エム−4−カルボン酸エステルは基本
的に純粋なジアステレオマーに分割されることが必要不
可欠である。このようにして、種々の薬理活性を有する
ジアステレオマーが得られる。したがって、本発明は7
−アミノ−3−メトキシメチルセフ−3−エム−4−カ
ルボン酸エステル、特に低活性のジアステレオマーまた
はこれらの種々の混合物を高収率で再び対応するカルボ
ン酸に変換することができ、それにより新たなエステル
化に使用することができる方法を開発するという目的に
基づくものである。
C6−アルキルまたはC1〜C6−アルコキシであり、H
Xは一塩基酸または多塩基酸であり、そしてXは有機ア
ニオンまたは無機アニオンである)の7−アミノ−3−
メトキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸エステ
ルまたはこれらの塩を酸、好ましくは2つの酸の混合物
で処理することからなる式I
−カルボン酸の製造法により達成される。
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、シクロペンチ
ル、ヘキシルまたはシクロヘキシルであってよく、好ま
しくはn−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−
ブチルまたはシクロヘキシルであり、特に好ましくはt
−ブチルである。また、C1〜C6−アルコキシはメトキ
シ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−
ブトキシ、イソブトキシ、t−ブトキシ、n−ペンチル
オキシ、シクロペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシお
よびシクロヘキシルオキシであってよく、好ましくはn
−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、t−ブ
トキシおよびシクロヘキシルオキシであり、特に好まし
くはイソプロポキシである。
〔HX(ここで、HXは一塩基酸または多塩基酸であ
り、そしてXは無機または有機の、生理学的に許容しう
るアニオンである)との〕これらの塩の形態で使用され
る。無機酸としてのHXは例えば理論量のHCl、HB
r、HI、HBF4、HNO3、HClO4、H2SO4ま
たはH3PO4である。有機酸としてのHXは脂肪族また
は芳香族のスルホン酸、ギ酸、酢酸またはトリフルオロ
酢酸である。HXは好ましくは無機酸のHCl、HBr
およびH2SO4、並びに有機酸のメタンスルホン酸、エ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸および4−エチルベンゼンスルホン酸、ギ酸、
酢酸およびトリフルオロ酢酸である。HCl、メタンス
ルホン酸およびp−トルエンスルホン酸が特に好まし
い。
酸または2つの酸の混合物と反応させるという特徴があ
る。本目的のために、次の酸を使用することができる:
ギ酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸およびトリ
フルオロメタンスルホン酸。トリフルオロ酢酸、メタン
スルホン酸およびトリフルオロメタンスルホン酸、並び
に次の混合物が好ましい:トリフルオロ酢酸/メタンス
ルホン酸、トリフルオロ酢酸/トリフルオロメタンスル
ホン酸、ギ酸/硫酸、ギ酸/トリフルオロ酢酸、ギ酸/
メタンスルホン酸およびギ酸/トリフルオロメタンスル
ホン酸。ギ酸/硫酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホ
ン酸およびトリフルオロメタンスルホン酸またはこれら
の最後に述べた酸の2つの混合物が各々の場合特に好ま
しい。
量の比は20:1〜1:1であり、好ましくは12:1
〜5:1であり、そして特に約10:1の比が好まし
い。
て、使用される酸の量は1〜20、好ましくは8〜1
2、特に約11モル当量である。溶媒としてヘキサフル
オロイソプロパノールが使用される場合、使用する酸の
量は1〜2、好ましくは1〜1.5モル当量である。し
かしながら、特定の溶媒が使用されない場合、セファロ
スポリンエステル:酸の量は40〜80、好ましくは5
0〜60モル当量である。
次の溶媒の1つを加えて行うことができる:水、アセト
ン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテ
ル、アセトニトリル、ジクロロメタン、ベンゼン、トル
エン、アニソールおよび1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロイソプロパノール(HFIP)。ジクロロメタ
ン、ヘキサフルオロイソプロパノール、アセトニトリル
およびトルエン、特にジクロロメタンおよびヘキサフル
オロイソプロパノールが好ましい。
0℃、好ましくは0℃〜25℃(室温)である。反応は
好ましくはCH2Cl2が溶媒として使用される場合は室
温で、そしてHFIPが溶媒として使用される場合は0
℃〜5℃で行われる。反応温度、溶媒および酸付加生成
物に応じて、反応時間は2〜20時間である。
アミノメトキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸
(7−MACA)は後処理され、そして氷水で加水分解
し、次いで例えばアンモニア、10〜40%水酸化カリ
ウム溶液または水酸化ナトリウム溶液のような塩基の添
加により沈殿させた後単離される。生成物は水、アセト
ンおよびジエチルエーテルで洗浄され、そして常法によ
り乾燥される。不純物は生成物溶液を活性炭で処理する
ことにより、またはDiaion HP20(登録商標名;Mit
subishi Chem. Ind. 社製)上における撹拌もしくはク
ロマトグラフィーにより除去することができる。
水分解法と比較して、式Iの化合物を良好な収率かつ非
常に高い純度で与えるという点で優れている。このよう
にして得られた生成物はEP−A−0 329 008、
EP−A−0 514 791およびEP−A−0 53
1 875に記載の方法と類似したエステル化により一
般式IIの混合物に変換され、また本発明の方法によりリ
サイクルされる式Iの化合物はBiochemie社(Kundle, Au
stria)から商業的に入手しうる7−MACAと同じ反応
特性を示す。
プロピオニルオキシ)エチル7−アミノ−3−メトキシ
メチルセフ−3−エム−4−カルボキシレート塩酸塩を
400mlの塩化メチレン中で懸濁し、222.4g(1.
95モル)のトリフルオロ酢酸および18.8g(19
5.6ミリモル)のメタンスルホン酸で処理した。室温
で2時間撹拌した後、反応混合物を真空濃縮し、そして
油状残留物を120mlの水に入れた。溶液を160gの
Diaion HP20上で10分間撹拌し、固体を吸引濾過
器を用いて吸引濾去し、そして400mlの水で洗浄し
た。濾液を10gのClarocarbon F(Merck 2508)
で処理し、活性炭を濾層により除去し、そして40mlの
水で洗浄した。pH2.5で氷冷しながら濃NH4OHを加
えて生成物を沈殿させた。固体を濾去し、それぞれ10
0mlの水、アセトンおよびエーテルで2回洗浄し、そし
て油ポンプ真空下で乾燥した。 収得量:27g(57%)、7−アミノ−3−メトキシ
メチルセフ−3−エム−4−カルボン酸(7−MAC
A)。1 H-NMR(270 MHz, DMSO-d6):δ=3.20(s, 3H, OCH3);
3.35〜3.60(AB 系, 2H, SCH2);4.15(s, 2H, OCH2);4.
76(d, 1H, H-6);4.98(d, 1H, C-7)。
ル)の1−(2,2−ジメチルプロピオニルオキシ)エ
チル7−アミノ−3−メトキシメチルセフ−3−エム−
4−カルボキシレートp−トルエンスルホン酸塩を1
0.46g(91.7ミリモル)のトリフルオロ酢酸で処
理し、そして混合物を室温で16時間撹拌した。反応混
合物を真空下で濃縮した後、残留物を水に入れ、活性炭
を通して濾過し、そして溶離剤として2N塩酸を使用す
る10gのDiaion HP20上におけるクロマトグラフ
ィーを行った。合一した生成物フラクションを真空下で
濃縮してもとの容量の半分にし、そして氷冷しながら濃
NH4OHを加えて溶液のpHを2.5に調節した。0℃で
30分後、沈殿した7−MACAを吸引濾過し、そして
連続して水、アセトンおよびジエチルエーテルで洗浄し
た。 収得量=1.4g(62%)、実施例1で得られた生成
物と同じ白色固体。
プロピオニルオキシ)エチル7−アミノ−3−メトキシ
メチルセフ−3−エム−4−カルボキシレートトルエン
スルホン酸塩の溶液を20mlのギ酸中で懸濁し、そして
0.2mlの濃硫酸で処理した。室温で3時間撹拌した
後、反応溶液をDiaion HP20を通して濾過し、2N
HClで溶離した。次いで実施例2と同様にして7−M
ACAの単離を行った。 収得量:590mg(27%)
プロピオニルオキシ)エチル7−アミノ−3−メトキシ
メチルセフ−3−エム−4−カルボキシレート塩酸塩を
50mlのヘキサフルオロイソプロパノールに溶解し、そ
して0.8ml(12.3ミリモル)のメタンスルホン酸で
処理した。0〜5℃で17時間後、20gの氷を反応混
合物に加え、そして濃NH4OHを使用してpHを2.5に
調節した。ヘキサフルオロイソプロパノールを室温で真
空蒸留することにより除去し、pHを2.5に再調節し、
そして水性懸濁液を0℃でさらに60分間撹拌して沈殿
を完了させた。固体を吸引濾過し、そして氷水、メタノ
ールおよびアセトンで洗浄した。粗生成物を塩酸/氷水
混合物に溶解し、活性炭(Clarocarbon F、Merck250
8)を添加して精製した。濾過後、7−アミノ−3−メ
トキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸を上記の
ようにして再沈殿させることができる。 収得量:1.9g(74%)、白色固体。
ロピオニルオキシ)エチル7−アミノ−3−メトキシメ
チルセフ−3−エム−4−カルボキシレート塩酸塩を6
0mlの水中における5gの重炭酸ナトリウムの溶液中で
懸濁し、100mlの酢酸エチルで処理し、そして室温で
20分間撹拌した。相を分離し、そして水性相をそれぞ
れ50mlの酢酸エチルで2回抽出した。合一した有機相
を真空下で濃縮し、残留物を4.66g(24.5ミリモ
ル)のp−トルエンスルホン酸水和物で処理した。1分
後、100mlのトリフルオロ酢酸を反応混合物に加え、
そして室温で3時間撹拌した。さらに、実施例4に記載
のようにして後処理を行った。 収得量:4.08g(70%)、無色の結晶。
法と同様にして、4mlのアセトニトリル中における1.
09g(2.0ミリモル)の1−(2,2−ジメチルプロ
ピオニルオキシ)エチル7−アミノ−3−メトキシメチ
ルセフ−3−エム−4−カルボキシレートp−トルエン
スルホン酸塩の懸濁液を0.94g(10ミリモル)の
フェノールおよび1.154ml(2.0ミリモル)のトリ
フルオロ酢酸で処理し、そして混合物を40℃で撹拌し
た。反応をHPLC〔LiChrosorbRP 18(登録商標
名)、250×4mm、Hibar社製;溶離剤A=MeOH
/水(4:1)+0.1%NH4OAc、水(溶離剤B)
を用いてA/B=6:4までグラジエント溶離する〕に
よりチェックした。6時間後、出発物質は完全に反応
し、複雑な生成物混合物が生成した。HPLCによる比
較測定の結果、所望の7−MACAは混合物中にわずか
3.5%の相対比率でしか含まれていないことがわかっ
た。
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1.式II
C6−アルキルまたはC1〜C6−アルコキシであり、H
Xは一塩基酸または多塩基酸であり、そしてXは有機ア
ニオンまたは無機アニオンである)の7−アミノ−3−
メトキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸エステ
ルまたはこれらの塩を酸、好ましくは2つの酸の混合物
で処理することからなる式I
−カルボン酸の製造法。
がn−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチ
ル、シクロヘキシル、n−プロポキシ、イソプロポキ
シ、n−プトキシ、t−ブトキシまたはシクロヘキシル
オキシであり、そしてHXがHCl、HBr、HI、H
BF4、HNO3、HClO4、H2SO4もしくはH3PO
4のような無機酸、または脂肪族もしくは芳香族スルホ
ン酸、ギ酸、酢酸およびトリフルオロ酢酸のような有機
酸である前項1記載の式Iの7−アミノ−3−メトキシ
メチルセフ−3−エム−4−カルボン酸の製造法。 3.式IIの化合物をギ酸、トリフルオロ酢酸、メタンス
ルホン酸およびトリフルオロメタンスルホン酸のような
プロトン酸または2つの酸の混合物と反応させる前項1
記載の式Iの7−アミノ−3−メトキシメチルセフ−3
−エム−4−カルボン酸の製造法。 4.トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸およびトリフ
ルオロメタンスルホン酸、並びにトリフルオロ酢酸/メ
タンスルホン酸、トリフルオロ酢酸/トリフルオロメタ
ンスルホン酸、ギ酸/硫酸、ギ酸/トリフルオロ酢酸、
ギ酸/メタンスルホン酸およびギ酸/トリフルオロメタ
ンスルホン酸のような混合物が使用される前項3記載の
式Iの7−アミノ−3−メトキシメチルセフ−3−エム
−4−カルボン酸の製造法。
Claims (1)
- 【請求項1】 式II 【化1】 (式中、R1はメチルまたはエチルであり、 R2はC1〜C6−アルキルまたはC1〜C6−アルコキシ
であり、 HXは一塩基酸または多塩基酸であり、そしてXは有機
アニオンまたは無機アニオンである)の7−アミノ−3
−メトキシメチルセフ−3−エム−4−カルボン酸エス
テルまたはこれらの塩を酸、好ましくは2つの酸の混合
物で処理することからなる式I 【化2】 の7−アミノ−3−メトキシメチルセフ−3−エム−4
−カルボン酸の製造法。
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