JPH0656838A - 4−ヒドロキシ−5−ハロピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成方法 - Google Patents

4−ヒドロキシ−5−ハロピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成方法

Info

Publication number
JPH0656838A
JPH0656838A JP5149141A JP14914193A JPH0656838A JP H0656838 A JPH0656838 A JP H0656838A JP 5149141 A JP5149141 A JP 5149141A JP 14914193 A JP14914193 A JP 14914193A JP H0656838 A JPH0656838 A JP H0656838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
pyrimidine
hydroxypyrrolo
hydroxy
following formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5149141A
Other languages
English (en)
Inventor
Charles J Barnett
チャールズ・ジャクソン・バーネット
Michael E Kobierski
マイケル・エドワード・コビエルスキー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JPH0656838A publication Critical patent/JPH0656838A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/70Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
    • C07F7/02Silicon compounds
    • C07F7/08Compounds having one or more C—Si linkages
    • C07F7/18Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
    • C07F7/1804Compounds having Si-O-C linkages
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 直接ハロゲン化による、4−ヒドロキシ−5
−ハロピロロ[2,3−d]ピリミジンの製造方法を提
供する。 【構成】 式I [式中、RはH,C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
シ、アリール、ベンジルまたは式R1−NH−(ただし
1はアミノ保護基)で表される置換基]で表される4
−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジンを不活性
有機溶媒の存在下、シリル化剤と反応させ;次いで、反
応生成物をヨウ素化、臭素化、または塩素化してなる式
II (式中、Rは上記定義と同一であり、Xは臭素、塩素ま
たはヨウ素を表す)で示される4−ヒドロキシ−5−ハ
ロピロロ[2,3−d]ピリミジンの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬および有機化学の分
野に関し、抗葉酸剤タイプの一連の複合代謝拮抗物質を
合成する際の中間体としてとりわけ有用な、4−ヒドロ
キシ−5−ハロピロロ[2,3−d]ピリミジン類の合
成法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術と課題】代謝拮抗物質は癌を治療する際
に、化学療法剤として長年にわたって用いられてきた。
このような医薬のうちの1つのメトトレキサートは、現
在最も広く使用されている抗癌剤の1つであるが、葉酸
類の他の多くの化合物が合成され、試験され、化学およ
び医学の文献で考察されている。これらの化合物は、酵
素レベルで種々の活性を有し、ジヒドロ葉酸レダクター
ゼ、葉酸ポリグルタミン酸シンテターゼ、グリシンアミ
ドリボヌクレオチドホルミルトランスフェラーゼおよび
チミジル酸シンテターゼのような酸素を阻害する。
【0003】さらに最近になって、一連の4−ヒドロキ
シピロロ[2,3−d]ピリミジン−L−グルタミン酸
誘導体が開示されて、特に有用な抗葉酸剤であることが
わかってきている(例えば米国特許第4,996,206号、同
第5,028,608号、同第5,106,974号および同第4,997,838
号参照)。これらの化合物を合成する際には、一群の重
要な中間体である4−ヒドロキシ−5−ハロピロロ
[2,3−d]ピリミジン誘導体類が合成され、次にこ
れら誘導体を通常の方法によって、所望のカルボン酸誘
導体またはL−グルタミン酸誘導体と反応させることが
多い。
【0004】しかし、対応する4−ヒドロキシピロロ
[2,3−d]ピリミジン類のC−5位を直接ハロゲン
化することによって4−ヒドロキシ−5−ハロピロロ
[2,3−d]ピリミジン類を製造する方法は、ハロゲ
ン化がC−5位とC−6位の両方で起こることが多くて
位置選択性に劣るか、または工程が苛酷で多段階で不便
なために、合成するのに有効ではなかった(例えばCocu
zza,A.J.、Tetrahedron Letters.29巻、4061〜4064
頁、1988年;GersterJ.Het.chem.、207〜213頁、19
69年;および米国特許第4,996,206号参照)。本発明
は、4−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジン類
をそのC−5位で直接ハロゲン化する方法の改良方法を
提供するものである。
【0005】生成する化合物の4−ヒドロキシ−5−ハ
ロピロロ−[2,3−d]ピリミジン類は、抗腫瘍性グ
ルタミン酸誘導体の合成に用いる中間体として特に有用
である。しかし、有機化学の技術分野の当業者であれ
ば、本発明の方法で合成された中間体の有用性は上記の
抗腫瘍剤の合成に限定されないことはわかるであろう。
【0006】
【課題を解決するために手段】本発明は、(a)下記式
II:
【0007】
【化8】 [式中、RはH、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
シ、アリール、ベンジルまたは式R1−NH−(ただし
1はアミノ保護基)]で表される4−ヒドロキシピロ
ロ[2,3−d]ピリミジンをシリル化剤と反応させ;
次いで、(b)上記ステップ(a)で得た反応生成物を
ヨウ素化、臭素化または塩素化する、ことからなる、下
記式I
【0008】
【化9】 (式中、Rは前記定義と同一、およびXは臭素、塩素ま
たはヨウ素)で表される4−ヒドロキシ−5−ハロピロ
ロ[2,3−d]ピリミジンの製造方法に関する。
【0009】本発明は、抗葉酸タイプの一連の複合代謝
拮抗物質を合成する際の中間体として、特に有用な4−
ヒドロキシ−5−ハロピロロ[2,3−d]ピリミジン
類の合成方法に関する。
【0010】式IとIIで表される上記の化合物は、対応
する4(3H)−オキソ化合物と互変異性平衡状態で存
在する。説明するため、下記のように番号をつけたピロ
ロ[2,3−d]ピリミジンリング系に加えて、式IIに
ついての平衡状態を以下に示す。
【0011】
【化10】
【0012】便宜上、4−ヒドロキシ形を式IとIIにつ
いて示し、かつ対応する命名法がこの明細書全体を通じ
て使用されている。しかし、このような表示は対応する
互変異性4(3H)−オキソ形を含有すると解されるべ
きである。
【0013】下記の定義は、前記および本願の開示全体
に用いられる各種の用語を示す。
【0014】「ハロ」という用語は臭素、塩素、フッ素
およびヨウ素を意味する。
【0015】「C1−C4アルキル」という用語は、1〜
4の炭素原子を有する脂肪族の直鎖もしくは分枝鎖を意
味し、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−
ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチル
が含まれる。
【0016】「C1−C4アルコキシ」という用語は、酸
素のブリッジを通じて連結された1〜4の炭素原子を有
するアルキル基を意味し、例えばメトキシ、エトキシ、
n−プロポキシ、イソプロポキシなどがある。
【0017】「アリール」という用語は、例えばフェニ
ル、チエニル、ピリジル、またはフリルのような芳香族
化合物から水素原子を除くことによって誘導される、未
置換もしくは置換の芳香族残基を意味する。これらの芳
香族残基は置換されていないか、またはハロ、C1−C4
アルキルおよびC1−C4アルコキシから独立して選択さ
れる1、2、もしくは3個の置換基で置換されている。
【0018】式IとII中で用いられる、R1で示される
アミノ保護基は、最終の治療用化合物中には一般に見ら
れないが、化学的操作の過程で、さもないと反応するか
もしれないアミノ基を保護するために一部の合成工程で
故意に導入され、次いで合成の後期の段階で除去される
基を意味する。このような保護基を生成および除去する
多数の反応が、多数の標準的書籍に記載されているが、
このような書籍としては、例えば「Protective Groups
in Organic Chemistry」、Plenum Press社(ロンドンお
よびニューヨーク、1973年);Greene,Th.W.、「Protec
ting Groups inOrganic Synthesis」、Wiley社(ニュー
ヨーク、1981年);および「The Peptides」、Vol.I、
Schrooder and Lubke、Academic Press社(ロンドンお
よびニューヨーク、1965年)がある。
【0019】穏やかな条件下で選択的に除去することが
できる、例えばホルミル基のようなアシル基を利用する
アミドと、2〜8の炭素原子を有し1位が置換されてい
る低級アルカノイル基、例えばトリフルオロアセチルと
が有用である。2,2−ジメチルプロピオニルのような
第3級アルカノイルが特に有用である。その他のアミノ
保護基としては、N−メトキシカルボニル、N−エトキ
シカルボニル、N−(t−ブチルオキシカルボニル)お
よびN−ジイソプロピルメトキシカルボニルのようなN
−アルコキシカルボニル基がある。
【0020】「1〜8の炭素原子を有する低級アルカノ
イル基」という用語は、1〜8の炭素原子を有する直鎖
もしくは分枝鎖の1価の脂肪族アシル基を意味し、例え
ばホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、α−
メチルプロピオニル、バレリル、α−メチルブチリル、
β−メチルブチリル、ピバロイル、オクタノイルなどが
含まれる。
【0021】式IIの化合物は、有機化学者が通常知って
いる方法で製造される。例えば、Davoll,J.、J.Chem.So
c.131巻、1960年には、4−ヒドロキシピロロ[2,
3−d]ピリミジンの合成が記載されている。さらに、
2−メチル−、2−エチル−、n−プロピル−および2
−フェニル−4−ヒドロキシ−ピロロ[2,3−d]ピ
リミジンの合成は、West,R.A.ら、J.Org.Chem.26巻、
3809〜3812頁、1961年に記載されている。あるいは、そ
のピロロ[2,3−d]ピリミジン環の2位は、チエニ
ル、ピリジルおよびフリルのような他のアリール基をも
っていてもよい。フェニルに加えて、これらの各アリー
ル基は、ハロ、C1−C4アルキルおよびC1−C4アルコ
キシから独立して選択される1、2もしくは3個の置換
基で、当該技術分野で公知の通常の方法によって置換す
ることができる。
【0022】好ましい式IIの化合物には、未置換の4−
ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジン、ならびに
2−メチル−、2−エチル−、2−メトキシ−および2
−フェニル−4−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリ
ミジンがある。
【0023】他の好ましい式IIの化合物としては、2−
保護アミノ−4−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリ
ミジンがある。後述する実施例1には2−アミノ−4−
ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジンの好ましい
合成法が記載され、一方、後述する実施例2には2−ア
ミノ置換基を保護する代表的な方法が記載されている。
当該技術分野で公知のアミノ保護基は、式IIの2−アミ
ノ置換基を適切に保護するが、1〜8の炭素原子を有す
る未置換もしくは置換された低級アルカノイル基が好ま
しい。これらの基のなかで2,2−ジメチルプロピオニ
ルが特に好ましい。
【0024】本発明の方法は、(a)不活性溶媒の存在
下、式IIで表される4−ヒドロキシピロロ[2,3−
d]ピリミジンをシリル化剤と反応させ;次いで、
(b)ステップ(a)で生成した生成物をヨウ素化もし
くは臭素化することによって実施される。この方法は、
2つの独立した方法として実施できるが、ステップ
(b)をステップ(a)が完了して直ちに続いて実施す
る単一の工程として、系中で実施する方が好ましい。
【0025】ステップ(a)では、公知のシリル化剤が
使用される(例えばCalvin,E.W.、「Silicon Reagents
in Organic Synthesis」、Academic Press社(ロンドン
など、1988年参照)。この引用文献は本願に援用するも
のとする。特に有用なシリル化剤としては、「トリ−低
級アルキルシリル」化剤類(この用語にはトリ−イソプ
ロピルシリル、トリ−メチルシリルおよびトリエチルシ
リルが含まれる)、トリメチルシリルハライド類、ビス
(トリメチルシリル)炭素(BSU)のようなシリル化
尿素類、ならびにビス(トリメチルシリル)アセトアミ
ド(BSA)のようなシリル化アミド類がある。これら
のシリル化剤のなかでBSAが好ましい。
【0026】一般に不活性な有機溶媒の存在下、式IIの
化合物に対して少なくとも1モル当量のシリル化剤を添
加すれば、ステップ(a)の反応を駆動させるのに充分
である。しかし、式IIの化合物のシリル化を最適に行う
には、1モルの基質に対して少なくとも2モル当量のシ
リル化剤を用いる方が得策である。この反応に用いる適
切な溶媒は、テトラヒドロフラン(THF)および特に
ジメチルホルムアミド(DMF)である。この方法のス
テップ(a)は、約25〜60℃の範囲の温度で行うことが
好ましい。しかし、所定の反応に対する最適の操作温度
は、有機化学者の日常の技術で容易に見つけられる。
【0027】ビス(トリメチルシリル)アセトアミドを
シリル化剤として使用する場合、その反応生成物は、お
そらく下記式III:
【0028】
【化11】 (式中、Rは前記定義と同一)で表されるピロロ[2,
3−d]ピリミジンである。
【0029】次に、ステップ(a)による反応生成物を
臭素化、塩素化またはヨウ素化することによって式Iの
化合物が形成される。ステップ(b)は、ステップ
(a)が完了し、続いて直ちに同じ容器内で行うのが理
想的であり、次に反応混合物を室温まで冷却させる。
【0030】ステップ(a)による反応生成物の臭素
化、塩素化およびヨウ素化は、当該技術分野の当業者に
とって公知の方法で達成される。例えば、式IIの化合
物、シリル化剤および不活性有機溶媒の混合物にN−ク
ロロスクシンイミドを添加すると、式IIの化合物はC−
5位が塩素化された式Iの化合物に変換される。
【0031】同様に、式IIの化合物のC−5位の臭素化
は、臭素元素、N−ブロモアセトアミドおよびN−ブロ
モスクシンイミドのような公知の臭素化剤を添加するこ
とによって達成される。これらの臭素化剤のなかでは、
N−ブロモスクシンイミドを使うことが好ましい。
【0032】同様に、式IIの化合物のC−5位のヨウ素
化は、ヨウ素元素、モノ塩化ヨウ素およびN−ヨードス
クシンイミドのような公知のヨウ素化剤を添加すること
によって達成される。これらのヨウ素化剤の中で、N−
ヨードスクシンイミドが好ましい。
【0033】所望の結果に応じて、選択されるハロゲン
化剤を1モルの基質に対して少なくとも1モル当量の量
で、混合物に添加しなければならない。
【0034】この方法のステップ(b)は、光なしで行
うのが好ましい。
【0035】ステップ(a)と(b)にとって必要な反
応時間は、出発物質と操作温度の関数である。所定の方
法に対する最適反応時間は、他の生産の場合と同様、短
い反応時間の方が有利である生産高と、長い反応時間の
方が有利である最大収率との競合するゴールを考慮して
決定される妥協的な時間である。
【0036】本発明の生成物から得られる式Iの化合物
は、生成混合物を水中に注入することによって容易に単
離することができる。その生成物は通常の手順によって
回収することができる。例えば、生成物は濾過によって
収集され、水で洗浄され、乾燥され、メタノール含有ク
ロロホルムのような有機溶媒に再スラリー化され、再濾
過され、次いで再乾燥される。このようにして回収され
た4−ヒドロキシ−5−ハロピロロ[2,3−d]ピリ
ミジンは通常、中間体として使用するのにさらに精製す
る必要はない。
【0037】式Iの化合物は新規なもしくは公知の4−
ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジン−L−グル
タミン酸誘導体を製造するのに用いる中間体として、ま
たは上記L−グルタミン酸誘導体を合成するのに有用な
他の中間体を製造するのに用いる中間体として有用なも
のが好ましい。
【0038】式Iの化合物のこの用途は、当該技術分野
で公知である。例えば、Rが水素かもしくは1〜4の炭
素原子を有するアルキルである式Iの化合物は、有用な
中間体もしくは最終化合物であるN−(ピロロ[2,3
−d]ピリミジン−3イルアシル)−グルタミン酸誘導
体を製造するのに用いられる(Taylorの米国特許第4,99
6,206号)。また式Iの化合物は、米国特許第4,997,838
号および同第5,106,974号でAkimotoが教示しているピロ
ロ[2,3−d]ピリミジン誘導体を製造するのに有用
である。しかし、本発明の方法によって製造される式I
の化合物の用途は、これらの例のこのような用途に限定
されない。
【0039】
【実施例】下記の実施例によって本発明の方法をさらに
説明する。これらの実施例はいずれの場合でも本発明の
適用範囲を限定するものではなく、そのように解すべき
ではない。
【0040】実施例1 2−アミノ−4−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリ
ミジン ブロモアセトアルデヒド・ジエチルアセタール136.7
g、水347mlおよび濃塩酸17.3mlの混合物を激しく撹拌
しながら約30分間約90℃で加熱し、透明な溶液を得た。
その溶液を室温まで冷却させ、NaOAc68.3gを添加
した。得られた溶液を2,4−ジアミノ−6−ヒドロキ
シピリミジン100gとNaOAc34.2gとの水739mlによ
る懸濁液の、予め70〜85℃に加熱したものに、撹拌しな
がら添加した。反応を70〜85℃で2時間続けて反応を完
了させた。得られた混合物を0℃に冷却し、約1.5時間
保持した。得られた混合物を濾過し、収集した生成物を
水500mlとアセトン500mlで洗浄し、乾燥して2−アミノ
−4−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジン72.3
g(収率79%)を得た。少量の試料を熱メタノールによ
ってスラリー化し、濾過し、乾燥することによってさら
に精製した。その精製物の物性は次の通りであった。 融点:>300℃1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ6.03(s、2H)、6.1
3(m、1H)、6.56(dd、J=3.3、2.3Hz、1H)、1
0.23(bs、1H)、10.93(bs、1H)。
【0041】実施例2 2−(2,2−ジメチルプロピオニル)アミノ−4−ヒ
ドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジン 実施例1で得た2−アミノ−4−ヒドロキシピロロ
[2,3−d]ピリミジン50gをトルエン225ml中に懸
濁させ、次にそのトルエンをさらに水が分離されなくな
るまで留去させた。得られた混合物に、無水ピバリン酸
182.8gと4−ジメチルアミノピリジン1.82gを添加し
た。温度を140〜145℃まで上昇させて残留していたトル
エンを留去した。約8時間後、HPLC分析(アセトニ
トリル、1%HOAc水溶液3:7、C18カラム、254n
mにおける検出、流量2.0ml/min)によって反応が完了し
たことを確認し、反応混合物を室温まで冷却させた。次
に、t−ブチルメチルエーテル(TBME)を添加して
生成物を沈澱させ、生成した混合物を約−5℃まで徐々
に冷却し、濾過した。得られた湿潤ケーキをTBMEで
再度スラリー化し、濾過し、45〜50℃で減圧乾燥した。
このようにして得られた生成物を1N HCl−DMF
(9:1)でスラリー化し、濾過し、乾燥して下記物性
の2−(2,2−ジメチルプロピオニル)アミノ−4−
ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジンを45.7g
(収率65%)得た。 融点:296〜301℃(分解)1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ1.19(s、9H)、6.3
6(dd、J=1.8、3.2Hz、1H)、6.91(dd、J=2.2、
3.2Hz、1H)、10.76(bs、1H)、11.54(bs、1
H)。
【0042】実施例3 4−ヒドロキシ−5−ヨードピロロ[2,3−d]ピリ
ミジン 4−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジン1.0g
をDMF20mlに入れた溶液に、ビス(トリメチルシリ
ル)アセトアミド3.3g(2.2当量)を添加し、得られた
溶液を油溶中で約2時間40℃にて撹拌した。シリル化反
応の完了は反応液の一部をとり、NMR分析によって確
認した(ピロールのC−Hのダブレットが消失し、87.1
7に単一のはっきりとスプリットしたダブレットが出現
する、約2時間)。得られた混合物を水50mlに撹拌しな
がら注入した。1〜2時間後、生成物を濾過によって収
集し、水で洗浄し、乾燥し、10倍量の10%メタノール
含有クロロホルムで再スラリー化した。次に濾過し、乾
燥して下記物性を有する4−ヒドロキシ−5−ヨードピ
ロロ[2,3−d]ピリミジンを1.7g(88%収率)得
た。 融点:248〜253℃(分解)1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ7.17(d、J=2.4Hz、
1H)、7.80(d、J=2.3Hz、1H)、11.82(s、1
H)、12.14(s、1H)。13C NMR(75.5MHz、DMSO-
d6)δ53.8、107.3、125.5、143.6、147.9、157.8。 元素分析: C H N C64IN3Oとして 27.61 1.54 16.10%の計算値 実測値 27.71 1.48 15.85%
【0043】実施例3に記載の手順に従い、適切な反応
試薬を用いて実施例4と5を実施した。
【0044】実施例4 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−ヨードピロロ[2,
3−d]ピリミジン 標題の化合物の収率は87%で、物性は以下のとおりで
あった。 融点:270〜275℃(分解)1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ2.23(s、3H)、7.0
8(d、J=2.2Hz、1H)、11.74(s、1H)、11.93
(s、1H)。13C NMR(75.5MHz、DMSO-d6)δ20.
8、53.6、105.0、124.8、148.6、153.1、158.6。 元素分析: C H N C76IN3Oとして 30.57 2.20 15.28%の計算値 実測値 30.30 2.16 14.99%
【0045】実施例5 2−(2,2−ジメチルプロピオニル)アミノ−4−ヒ
ドロキシ−5−ヨードピロロ[2,3−d]ピリミジン 標題の化合物の収率は72%で、物性は下記のとおりであ
った。 融点:255〜260℃(分解)1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ1.20(s、9H)、7.0
7(d、J=2.0Hz、1H)、10.65(s、1H)、11.74
(s、1H)、11.79(s、1H)。13C NMR(75.5MH
z、DMSO-d6)δ26.3、39.7、54.1、103.8、125.0、146.
9、147.9、156.5、180.9。 元素分析: C H N C1113IN42として 36.68 3.64 15.56%の計算値 実測値 37.14 3.63 15.53%
【0046】実施例6 4−ヒドロキシ−5−ブロモピロロ[2,3−d]ピリ
ミジン 4−ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジン1.0g
をDMF20mlに入れた溶液に、ビス(トリメチルシリ
ル)アセトアミド3.8g(2.5当量)を添加し、得られた
溶液を油溶中で約2時間40℃で撹拌した。シリル化反応
の完了は、反応液の一部をとり、N−3プロトンシグナ
ルの消失を示すNMR分析によって確認した。生成した
反応混合物を室温まで冷却し、次にN−ブロモスクシン
イミド(NBS)1.6g(1.2当量)を一度に添加した。
得られた反応混合物を光から保護し、反応の完了がNM
R分析で確認できるまで(ピロールのC−Hダブレット
が消失し、単一のはっきりとスプリットしたダブレット
が87.16に出現する、約2時間)室温で撹拌した。得ら
れた反応混合物を撹拌しながら水50mlの中に注入した。
1〜2時間後に、生成物を濾過して収集し、水で洗浄
し、乾燥し、10倍量の10%メタノール含有クロロホルム
で再スラリー化した。濾過し乾燥して、下記物性を有す
る4−ヒドロキシ−5−ブロモピロロ−[2,3−d]
ピリミジン1.2g(75%収率)を得た。 融点:269〜271℃(分解)1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ7.16(d、J=2.0Hz、
1H)、7.80(d、J=2.1Hz、1H)、11.87(s、1
H)、12.15(s、1H)。13C NMR(75.5MHz、DMSO-
d6)δ89.3、105.5、120.4、144.3、147.4、157.5。
【0047】実施例6に記載の手順に従い、適切な反応
試薬を用いて、実施例7と8を実施した。
【0048】実施例7 2−メチル−4−ヒドロキシ−5−ブロモピロロ[2,
3−d]ピリミジン 標題の化合物の収率は84%で、物性は下記のとおりであ
った。 融点:300〜305℃(分解)1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ2.23(s、3H)、7.0
7(d、J=2.1Hz、1H)、11.77(s、1H)、11.91
(s、1H)。13C NMR(75.5MHz、DMSO-d6)δ20.
8、89.1、103.2、119.6、148.1、153.5、158.2。 C76BrN3Oとして計算されたHRMSm/z
(M+)は227.9773、実測値は227.9789。
【0049】実施例8 2−(2,2−ジメチルプロピオニル)アミノ−4−ヒ
ドロキシ−5−ブロモピロロ[2,3−d]ピリミジン 標題化合物の収率は59%で、物性は下記のとおりであっ
た。 融点:277〜281℃(分解)1 H NMR(300MHz、DMSO-d6)δ1.18(s、9H)、7.0
9(d、J=2.5Hz、1H)、10.82(s、1H)、11.82
(s、1H)、11.87(s、1H)。13C NMR(75.5MH
z、DMSO-d6)δ26.3、39.7、89.5、101.9、119.6、147.
1、147.3、156.0、180.9。 元素分析: C H N C1113BrN42として 42.19 4.18 17.89%の計算値 実測値 41.77 4.10 17.58%
【0050】実施例9 ジメチル N−[4−(4−ヒドロキシピロロ[2,3
−d]ピリミジン−5−イルエチニル)ベンゾイル−L
−グルタメート 4−ヒドロキシ−5−ヨードピロロ[2,3−d]ピリ
ミジン10mmolとジメチルホルムアミド40mlの混合物に、
ジメチル N−(4−エチニルベンゾイル)−L−グル
タメート4.0g、ヨウ化銅(I)0.38g、トリエチルア
ミン3mlおよびテトラキス(トリフェニルホスフィン)
パラジウム1.0gを添加する。この混合物を室温で2時
間撹拌し、次いで水500mlに注入する。濾過して固体を
集め風乾し、メタノール200ml中で還流する。得られた
混合物を冷却し、濾過して固体を集め、次いで10%メタ
ノール含有の塩化メチレン2Lに溶解して標題の化合物
を得る。
【0051】実施例10 N−{4−[2−(4−ヒドロキシピロロ[2,3−
d]ピリミジン−5−イル)エチル]ベンゾイル}−L
−グルタメート ジメチル N−[4−(4−ヒドロキシピロロ[2,3
−d]ピリミジン−5−イルエチニル)ベンゾイル]−
L−グルタメート1.1gと50%メタノール含有塩化メチ
レン100mlとの混合物を50気圧で24時間水素化し、濾
過し、減圧で濃縮する。残渣にエーテルを添加し、濾過
して固体を集め、乾燥して標題の化合物を得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・エドワード・コビエルスキー アメリカ合衆国46142インディアナ州グリ ーンウッド、シャドウ・ヒル・コート3969 番

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)下記式: 【化1】 [式中、RはH、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
    シ、アリール、ベンジルまたは式R1−NH−(ただし
    1はアミノ保護基)で表される置換基]で表される4
    −ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジンを不活性
    有機溶媒の存在下、シリル化剤と反応させ;次いで、 (b)ステップ(a)で得た反応生成物をヨウ素化、臭
    素化、または塩素化する;ことからなる下記式: 【化2】 (式中、Rは上記定義と同一であり、Xは臭素、塩素ま
    たはヨウ素を表す)で示される4−ヒドロキシ−5−ハ
    ロピロロ[2,3−d]ピリミジンの製造方法。
  2. 【請求項2】 (a)下記式: 【化3】 [式中、RはH、C1−C4アルキル、C1−C4アルコキ
    シ、アリール、ベンジルまたは式R1−NH−(ただし
    1はアミノ保護基)で表される置換基]で表される4
    −ヒドロキシピロロ[2,3−d]ピリミジンを不活性
    有機溶媒の存在下、シリル化剤と反応させ; (b)ステップ(a)で得た反応生成物をヨウ素化、臭
    素化、または塩素化し; (c)ステップ(b)で得た反応生成物、すなわち下記
    式: 【化4】 (式中、Rは上記定義と同一であり、Xは臭素、塩素ま
    たはヨウ素である)で表される化合物を下記式: 【化5】 (R2は同一もしくは異なってもよいカルボキシ保護
    基)で表される化合物と縮合させ; (d)ステップ(c)で得た反応生成物、すなわち下記
    式: 【化6】 (式中、RおよびR2は上記定義と同一であり、*印
    は、その炭素原子の周囲の立体配置がL配置であること
    を表す)で示される化合物を水素化し;次いで、 (e)ステップ(d)で得た反応生成物を医薬として許
    容される塩に、任意に変換する;ことからなる、下記
    式: 【化7】 (式中、Rおよび*印の定義は上記定義と同一)で表さ
    れる化合物またはその塩の製造方法。
JP5149141A 1992-06-22 1993-06-21 4−ヒドロキシ−5−ハロピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成方法 Pending JPH0656838A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/902,116 US5235053A (en) 1992-06-22 1992-06-22 Process for the synthesis of 4-hydroxy-5-halopyrrold[2,3-d]pyrimidine intermediates
US902116 1992-06-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0656838A true JPH0656838A (ja) 1994-03-01

Family

ID=25415324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5149141A Pending JPH0656838A (ja) 1992-06-22 1993-06-21 4−ヒドロキシ−5−ハロピロロ[2,3−d]ピリミジンの合成方法

Country Status (15)

Country Link
US (1) US5235053A (ja)
EP (1) EP0576211B1 (ja)
JP (1) JPH0656838A (ja)
KR (1) KR100285891B1 (ja)
AT (1) ATE204577T1 (ja)
BR (1) BR9302432A (ja)
CA (1) CA2098694A1 (ja)
DE (1) DE69330627T2 (ja)
DK (1) DK0576211T3 (ja)
ES (1) ES2160589T3 (ja)
HU (1) HU214019B (ja)
IL (3) IL119053A (ja)
MX (1) MX9303671A (ja)
PT (1) PT576211E (ja)
TW (1) TW226376B (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2127274C1 (ru) * 1992-09-25 1999-03-10 Эли Лилли Энд Компани СПОСОБ ПОЛУЧЕНИЯ 5-ЗАМЕЩЕННЫХ ПИРРОЛО (2,3-α)ПИРИМИДИНОВ
US5426187A (en) * 1993-11-30 1995-06-20 Eli Lilly And Company Process for the preparation of 4-hydroxy-5-substituted ethynylpyrrolo [2,3-d]pyrimidine intermediates
US6002004A (en) * 1995-03-28 1999-12-14 Witco Vinyl Additives Gmbh Pyrrolodiazine derivatives as stabilizers for chilorine-containing polymers
CA2293621C (en) * 1997-08-05 2003-12-30 Robert Lee Dow 4-aminopyrrole(3,2-d) pyrimidines as neuropeptide y receptor antagonists
CN100374441C (zh) * 2003-06-06 2008-03-12 天津倍方科技发展有限公司 二氢吡咯[2,3-d]嘧啶-4-酮衍生物,其制备方法及其制药用途

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO169490C (no) 1988-03-24 1992-07-01 Takeda Chemical Industries Ltd Analogifremgangsmaate for fremstilling av terapeutisk aktive pyrrolopyrimidinderivater
US5028608A (en) 1989-12-11 1991-07-02 The Trustees Of Princeton University N-(6-Amino-(pyrrolo(2,3-d)pyrimidin-3-ylacyl) )-glutamic acid derivatives
IL96531A (en) * 1989-12-11 1995-08-31 Univ Princeton History of Acid N- (Diomeric-H1-Pyrolo] D-2,3 [Pyrimidine-3-Ilacyl (-glutamic, preparation and pharmaceutical preparations containing them)

Also Published As

Publication number Publication date
HU214019B (hu) 2000-06-28
IL106054A0 (en) 1993-10-20
HU9301829D0 (en) 1993-09-28
IL119053A (en) 1998-12-06
PT576211E (pt) 2001-12-28
CA2098694A1 (en) 1993-12-23
EP0576211B1 (en) 2001-08-22
DE69330627T2 (de) 2002-06-13
KR940000461A (ko) 1994-01-03
ATE204577T1 (de) 2001-09-15
TW226376B (ja) 1994-07-11
HUT65439A (en) 1994-06-28
MX9303671A (es) 1993-12-01
US5235053A (en) 1993-08-10
EP0576211A2 (en) 1993-12-29
IL119053A0 (en) 1996-11-14
KR100285891B1 (ko) 2001-04-16
BR9302432A (pt) 1994-01-11
EP0576211A3 (en) 1994-06-15
DE69330627D1 (de) 2001-09-27
ES2160589T3 (es) 2001-11-16
DK0576211T3 (da) 2001-10-08
IL106054A (en) 1997-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5416211A (en) Process for preparing 5-substituted pyrrolo-[2,3-d]pyrimidines
JPS63183580A (ja) 縮合ピリジン化合物類の製造方法
US5892034A (en) Process for preparing 5-substituted pyrrolo- 2,3-d!pyrimidines
EP0576211B1 (en) Process for the synthesis of 4-hydroxy-5-halopyrrolo 2,3-D pyrimidine intermediates
KR20040008158A (ko) 세프포독심 산의 제조 방법
US20030208065A1 (en) Process for purification of a cephalosporin derivative
US20050245750A1 (en) Process for preparing 1,3-benzodioxole-2-spirocycloalkane derivative
JPS6178791A (ja) セフエム誘導体の製造法
EP0595467B1 (en) Process for preparing antifolate 4-hydroxypyrrolo 2,3-d pyrimidine derivatives
US5426187A (en) Process for the preparation of 4-hydroxy-5-substituted ethynylpyrrolo [2,3-d]pyrimidine intermediates
JP2572382B2 (ja) セフアロスポリン誘導体の新規製造方法
JPH0613477B2 (ja) 5−ヒドラジノ−1h−ピラゾ−ル系化合物
AU607914B2 (en) Process for the preparation of cephalosporin derivatives
AU609452B2 (en) Cephalosporin derivatives and a process for the preparation thereof
JPH03181485A (ja) 7―(d―2―アミノ―2―フェニルアセトアミド)―3―セフェム―4―カルボン酸一水和物の製造方法及びその方法で生成される中間体
JPH05140170A (ja) 7−アミノ−3−アジドメチル−3−セフエム−4−カルボン酸の新規製造法
CA2052315A1 (en) Cyclobutane derivatives
JPH10251257A (ja) イミダゾピリジン誘導体の製造法及びその中間体塩酸 塩
WO2008062013A1 (en) Preparation of 4-substituted 2-amino-benzo[4,5]furo [3,2-d]pyrimidine derivatives
JPS60166689A (ja) セフアロスポリン誘導体およびその製造法
JPH08119941A (ja) キノリン−2−イル安息香酸類の製造方法
JPH0128748B2 (ja)
JPH06184165A (ja) 新規セファロスポリン誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020219