JPH0656406A - 粒状過ホウ酸ナトリウム−1水和物の嵩密度を高める方法 - Google Patents

粒状過ホウ酸ナトリウム−1水和物の嵩密度を高める方法

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JPH0656406A
JPH0656406A JP5135833A JP13583393A JPH0656406A JP H0656406 A JPH0656406 A JP H0656406A JP 5135833 A JP5135833 A JP 5135833A JP 13583393 A JP13583393 A JP 13583393A JP H0656406 A JPH0656406 A JP H0656406A
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compression
roller
sodium perborate
monohydrate
bulk density
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JP5135833A
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Birgit Bertsch-Frank
ベルチュ−フランク ビルギット
Guenter Stein
シュタイン ギュンター
Wolfgang Zikofsky
ツィコフスキー ヴォルフガング
Joerg Herzig
ヘルツィヒ イェルク
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Evonik Operations GmbH
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Degussa GmbH
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    • C01B15/12Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof containing boron
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    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過ホウ酸ナトリウム−4水和物の脱水により
得られた粒子状の過ホウ酸ナトリウム−1水和物の嵩密
度を高める方法 【構成】 過ホウ酸ナトリウム−1水和物を、構造付き
ローラを有するローラプレス中で圧縮し、引続きフレー
クを微粉砕する場合に、圧縮の前に予備圧縮工程を接続
し、ローラ表面及び予備圧縮機の生成物と接触する部分
の温度を20℃より低く保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、過ホウ酸ナトリウム−
4水和物の脱水により得られた過ホウ酸ナトリウム−1
水和物の嵩密度を高める方法に関する。この方法は、異
種物質を添加することなしに、過ホウ酸ナトリウム−1
水和物を前圧縮し、かつ圧縮することより成る。
【0002】
【従来の技術】過ホウ酸ナトリウム−水和物とは、一般
式:
【0003】
【化1】
【0004】の化合物であり、ここで、工業的に通例4
水和物と称されている物質に対してxは6であり、1水
和物と称されている物質に対してxは0である。実際に
活性酸素含有率10.0〜10.4重量%を有する4水
和物に比べて、1水和物は、その高い活性酸素含有率即
ち通例15.0〜16.0%及びその高い溶解速度によ
り優れている。粒状洗剤及び清浄剤中、殊にいわゆる濃
縮洗剤中での過ホウ酸ナトリウム−1水和物の使用のた
めに、従来市場で慣用の嵩密度500〜最大580g/
lの物質の代りに、高い嵩密度特に700〜800g/
lを有するが、相変らず高い溶解速度を有するものを使
用することが重要になっている。
【0005】通例、過ホウ酸ナトリウム−1水和物は、
流動層中で加熱空気を用いて脱水することにより製造さ
れている(例えばドイツ特許第970495号、同第2
258319号、同第1930286号、欧州特許EP
−A第202519号明細書参照)。これらの記載の脱
水では、600g/lより低い嵩密度の1水和物を得る
ことのみが成功している。このように製造された生成物
の米国特許第4002434号明細書に記載の方法によ
る種々の溶液でのスプレー及び引続く乾燥により、この
嵩密度は実際に僅かに高められうるが、その工業的経費
は非常に高くなる。
【0006】700g/l以上の嵩密度を有する過ホウ
酸ナトリウム−1水和物を得るための他の試みもされて
いる。米国特許第4115519号明細書に記載の方法
では、メタホウ酸ナトリウム及び過酸化水素の水溶液
を、流動層乾燥器中に存在する核種上にスプレーしてい
る。この場合に得られる顆粒状の1水和物は、1000
g/lの嵩密度を有することができるが、その溶解速度
は、市場で要求されている指定限界よりも著るしく下ま
わる。米国特許第4215097号明細書の教示によれ
ば、先に記載の方法での界面活性物質の共用により、溶
解速度を再び高めることができるが、市場で慣例の値
(15℃及び2g/lの濃度で1分以内に100%溶
解)には達しない。
【0007】スプレー乾燥により製造された無定形過ホ
ウ酸ナトリウム−1水和物の50〜90℃における過ホ
ウ酸ナトリウム−4水和物の共用下での造粒は、欧州特
許(EP−B)第328768号明細書から公知であ
り、添加された4水和物は、造粒条件下で融解し、造粒
助剤として役立つ。この方法で得られる1水和物は、高
い溶解速度と同時に所望の高い嵩密度を示すが、方法パ
ラメータの可能な調節は困難である。
【0008】スプレー乾燥され、実質的に無定形の過ホ
ウ酸ナトリウム−1水和物の造粒の改良は、ドイツ特許
(DE−PS)第3941851号明細書に記載されて
おり、90%が100μmより小さい粒子スペクトルを
有する出発物質を、助剤を添加することなしに、まず予
備圧縮し、次いで、ローラー間で圧縮し、フレークを所
望の程度に微粉砕している。
【0009】前記のドイツ特許第3941851号中に
は、比較実験で、4水和物の脱水により製造された結晶
性で良好な流動性の市販の過ホウ酸ナトリウム−1水和
物は同じ条件下では実際には圧縮できなかったことが示
されている。その原因は、一方では、生成物の非常に良
好な流動性(その結果、圧縮時に作用する圧縮力が消失
する)であり、他方では生成物特性である。圧縮装置中
での摩擦により、生成物温度は70℃まで上昇する。生
成物は分解し、圧縮装置に非常に強力に粘着し、ガラス
様に透明な難溶性フレークを形成する。従って、長時間
の圧縮(これにより所望の生成物を得ることができる)
は、不可能である。
【0010】市販の、即ち過ホウ酸ナトリウム−4水和
物の脱水により製造された過ホウ酸ナトリウム−1水和
物の圧縮ローラの使用下での造粒に伴なう問題は、ドイ
ツ特許出願公開(DE−OS)第3927398号に記
載の方法では、造粒すべき過ホウ酸ナトリウム−1水和
物にアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を添加する
ことにより解消している。この方法によれば、高い溶解
速度の保持下に、嵩密度は著るしく高められる。しかし
ながら、この方法の欠点は、異種塩(ここでは炭酸ナト
リウム−10水和物が特に有用である)を共用すべき必
要性である。
【0011】ドイツ特許出願公開(DE−OS)第41
22513号明細書に記載の方法では、過ホウ酸ナトリ
ウム−4水和物の脱水により得られた過ホウ酸ナトリウ
ム−1水和物から、凝集助剤の不存在下で、少なくとも
僅かに構造付けされたローラプレスを用いる圧縮凝集化
及びフレークの微粉砕により、過ホウ酸ナトリウム−1
水和物−顆粒が製造されている。本発明の出願人によ
り、既に、従来から(ドイツ特許第3941851号に
記載の比較例参照)、市販の過ホウ酸ナトリウム−1水
和物は、この方法では、構造付きロール(横溝付き)を
使用し、ドイツ特許第4122513号に記載と同じ範
囲の圧力を使用したとしても、充分に圧縮できなかった
ことが確認されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、過ホ
ウ酸ナトリウム−4水和物の脱水により製造された市販
の過ホウ酸ナトリウム−1水和物の嵩密度を高めるため
の、ローラ圧縮を基礎とし、異種塩の添加を必要とせず
に長時間作業に好適である方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】ところで、過ホウ酸ナト
リウム−4水和物の脱水により製造された粒状過ホウ酸
ナトリウム−1水和物を構造付きロールを有するローラ
プレス中で圧縮することによりフレークシートにし、こ
れを所望の程度まで微粉砕することにより、粒状過ホウ
酸ナトリウム−1水和物の嵩密度を高める方法を発見
し、これは、圧縮工程の前に予備圧縮工程を前接続し、
ローラ表面及び予備圧縮機の圧縮帯域の生成物と接触す
る部分の温度を20℃を下まわる温度に保持することを
特徴とする。
【0014】従来の技術水準を考慮すれば、圧縮ローラ
の間で、圧縮すべき1水和物をローラ圧縮機に供給して
予備圧縮された形にし、付加的に、この予備圧縮機の及
びローラ圧縮機の生成物と接触する面を20℃より低く
保持し、圧縮機ローラの表面の各々を有利に13〜17
℃に保持する際に、実質的に連続的なフレークシートを
形成できることは予期できることではなかった。0.1
mmより小さい粒径の物質はダストと理解されている。
【0015】市販の過ホウ酸ナトリウム−1水和物は、
通例、0.1〜0.8mmの粒子スペクトルを有し、ダ
スト分は一般に1重量%を下まわる。このような出発物
質では、少なくともこの方法の始めに、即ちローラプレ
スの作業開始時に、改良されたフレーク形成のために、
圧縮工程にダスト分(0.1mmより小さい粒径)5〜
30重量%を有する過ホウ酸ナトリウム−1水和物を供
給するのが有利であり、従って、市販の過ホウ酸ナトリ
ウム−1水和物を、予備圧縮の前のこの相の間にダスト
状又はダストの多い1水和物と混合する。実質的に連続
的なフレークシートが生じたら直ちに、ダスト状又はダ
ストの多い1水和物を非常に流動性の市販の1水和物に
添加することは、意外にも減少させるか又は全く中止す
ることができる。有利に開始相で混入されるべきダスト
状又はダストの多い(ダスト分は約10%より多い)1
水和物は、任意の起源の1水和物であってよく、即ち、
過ホウ酸ナトリウム−4水和物の公知の脱水法からの1
水和物又はスプレー乾燥法からの1水和物であってよ
い。造粒の間、即ち、フレークの微粉砕の間並びに場合
によっては微粉砕された物質の丸味付けの間に生じるダ
ストは、開始相でのフレーク形成のための添加物として
好適である。フレークの微粉砕の間に不可避的に生じる
ダストを開始相に渡って、予備圧縮すべき及び圧縮すべ
き物質に添加することができ、実際に添加されうること
は、本発明の1つの利点である。
【0016】1水和物の予備圧縮の間及び予備圧縮され
た物質の圧縮の間にも、凝集物を冷却して、1水和物−
フレークの温度を20℃付近に、有利に20℃より下ま
わる温度に保持できることが有利である。このような冷
却なしでは、生成物温度は例えば圧縮スクリューと予備
圧縮機の圧縮領域内で狭くなっている室との間並びに圧
縮ローラの間での摩擦により、迅速に70℃まで上昇
し、強力に粘着し、減少した活性酸素含有率のガラス様
フレークを形成する。
【0017】圧縮工程の前に接続された圧縮工程は、結
果にとって重要であることが判明した。市販の又は5〜
30重量%の1水和物ダストを含有する1水和物を圧縮
ローラのスリット内に、単に圧縮せずに搬送する場合に
は、全く不適当なフレークが形成される。予備圧縮の正
確な程度は、当業者により、予備実験により決定され、
低すぎる予備圧縮は、殊に、低いダスト分の1水和物の
供給の場合には、破片の多いフレークを生じ、高すぎる
予備圧縮は、非常に硬いフレークの形成及び溶解速度の
低下を起こさせる。一般に、予備圧縮の装置の出口即ち
ローラのスリットの直ぐ上の圧力を20kPa以上、有
利に80〜140kPaの範囲に調節する。市販の圧縮
スクリュの使用の際には、圧力及びこれに伴なう予備圧
縮の度合を、スクリューの回転数及び圧縮ローラの回転
速度の選択により制御することができる。
【0018】冷却可能なローラギア及び加圧装置及び水
平又は垂直な物質供給部を備えた圧縮機は当業者には周
知であり市場で入手しうる。ローラは、固定されて又は
1方又は双方に弾力的に設置されていてよい。圧縮ロー
ラには、予備圧縮と同時に、有利に円柱−又は有利に円
柱−円錐スクリューを用いて、適当な冷却可能な筺体
(これは圧縮ローラの直ぐ上に設置されている)中で供
給される。
【0019】本発明方法の実施のために、いわゆる構造
付き平滑ローラ特に微細な横溝付きローラを備えた圧縮
機が好適であり、成形トラフローラは、長時間操業のた
めに好適性が低い。5〜50kN/cm(有効ローラ長
さ)の範囲、有利に5〜20kN/cm殊に10〜20
kN/cmの範囲の接触圧が使用可能である。
【0020】圧縮すべき1水和物にダスト状又はダスト
の多い1水和物を添加するかぎりにおいて、これは、自
体公知の方法で、例えば、ミキサーを用いるか又は配量
装置を用いる単純な合同装入により行なうことができ
る。
【0021】ローラ圧縮に引続き、得られたフレークを
所望の程度まで微粉砕する(造粒とも称される)ための
自体公知の手段及び例えば篩及び空気圧分級装置を用い
る顆粒の粒子分級を接続する。過大粒子を微粉砕装置に
戻し、過小粒子を予備圧縮工程に戻す。特に、フルイを
用いて、過大粒子を分離し、次いで顆粒を適度な機械的
応力下に、例えば回転管又は流動層中で丸味付けをし、
空気圧分級装置中での付着ダストを除去するのが有利で
ある。フレークの微粉砕のために、簡単なカッター、ミ
ル又はクラッシャーが好適であり、特に、1段又は多段
−ワイヤバスケット造粒機、及びローラミルを使用する
のが有利である。
【0022】本発明の方法によれば、簡単な方法で、か
つ他の塩を共用することなしに、使用1水和物に比べ
て、実際に変らない溶解速度、活性酸素含分及び摩滅で
増大された、特に700g/l以上の嵩密度により優れ
ている過ホウ酸ナトリウム−1水和物品質が得られる。
従って、本発明方法により製造された生成物は、粒状洗
剤、漂白剤及び清浄剤中で非常に良好な活性酸素成分と
して使用されうる。漂白成分の嵩密度は、残りの成分の
それに適合させて、その混入の際に分離しないようにす
ることができる。
【0023】
【実施例】市販の脱水により得られた、嵩密度540g
/l、ダスト(<0.1mm)分1重量%以下、0.1
〜0.2mmの粒子分約3重量%、粗大分(>0.8m
m)1重量%以下を有する、過ホウ酸ナトリウム−1水
和物(DEGUSSA社の品質Q40)を、予備圧縮機
を備え、横溝付きの、冷却可能な固定されたローラを有
するローラ圧縮装置中で処理した。ローラの上に設置さ
れた予備圧縮機(これは材料供給の役目もする)は、円
柱−円錐形の冷却可能な筺体及び調節可能な圧縮スクリ
ュより成った。
【0024】圧縮の際に得られたフレークをワイヤバス
ケット造粒機中で、所望の粒径まで微粉砕し、引続き振
動篩を用いて篩別し、生成物から、流動層中での空気圧
分級により付着ダスト及びこの流動化の間に生じるダス
トを除去した。
【0025】例1 ここでは、開始相で、1水和物(品質Q40)と品質Q
40 100重量部当り40重量部の1水和物ダストと
を混合し、この混合物を予備圧縮機に供給した。この予
備圧縮機の出口の圧力を、予備圧縮スクリュ及びローラ
の回転数の調節により120kPaに調節した。約10
kN/cmのローラ接触圧及び物質処理量26kg/h
での約数分以内の申し分のないフレーク形成の後に、フ
レークが摩滅することなしにかつ圧縮されなかった1水
和物が貫流することなしに、1水和物ダストの添加量は
0まで戻された。予備圧縮機の筺体並びにローラの表面
の温度を冷却水を用いて15〜17℃に保持し、出口で
のフレークの温度は19℃であった。
【0026】26kg/hの処理量で22時間の全作業
時間内に、スラッグ化及びフレークの摩滅による中断は
起こらなかった。0.2〜0.8mmの間の粒子分の嵩
密度は730g/lであった。活性酸素含分は15.5
%であり、溶解時間(1g/水500ml、15℃)は
14〜31秒であった。
【0027】例2 フレーク形成までの開始相の原理的実施は、例1と同じ
であった。但し、フレーク形成の後に、造粒された生成
物の微粉砕及び微粉砕時に生じたダストの多い1水和物
の全てを、予備圧縮すべき生成物(Q40)と混合した
(Q40 100部当り、粒子スペクトル1〜200μ
mを有する戻し導入物約40部を混合した)。
【0028】18時間内に、26kg/hの処理量で、
障害が現われなかった。0.2〜0.8mmの粒径分の
嵩密度は、785g/lであり、活性酸素含有率は1
5.3%であり、溶解時間は24〜31秒であった。
【0029】比較例1 過ホウ酸ナトリウム−1水和物(品質Q40)を、直径
95mm、長さ2mの垂直管を介して、圧縮ローラに供
給した。この方法で、圧縮機ローラの前の入口圧0.1
1Paが生じる。ローラ回転数を5min~1に調節し
た。
【0030】圧縮機ローラの間では、低い回転数にもか
かわらず、供給された物体の約5%のみが圧縮された。
フレーク断片の強度は、造粒工程の後に圧縮された物質
を認めることができない程度に低かった。
【0031】比較例2 Q40を予備圧縮スクリューを通して、圧縮ローラ(回
転数5min~1)に供給した。スクリューの消費力から
20kPaの圧力が算出される。低い入口圧により供給
された物体の約30%だけが圧縮されてフレーク断片に
された。造粒及び分級の後に、0.2mm〜0.8mm
の粒子分は、出発物質の21%であった。嵩密度は低い
圧縮に依り625g/lであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング ツィコフスキー ドイツ連邦共和国 ロンネブルク 1 タ ンネンヴェーク 2アー (72)発明者 イェルク ヘルツィヒ ドイツ連邦共和国 マインタール 2 ズ デーテンシュトラーセ 7

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過ホウ酸ナトリウム−4水和物の脱水に
    より製造された粒状過ホウ酸ナトリウム−1水和物を構
    造付きローラを備えたローラプレス中で圧縮してフレー
    クシートにし、これを公知方法で所望程度まで微粉砕す
    ることにより、前記粒状過ホウ酸ナトリウム−1水和物
    の嵩密度を高める場合に、圧縮の前に前圧縮工程を接続
    し、ローラ表面及び前圧縮機の圧縮帯域の生成物と接触
    する部分の温度を20℃を下まわる温度に保持すること
    を特徴とする、粒状過ホウ酸ナトリウム−1水和物の嵩
    密度を高める方法。
  2. 【請求項2】 作業開始から実質的に連続的なフレーク
    シートの形成されるまでの前圧縮工程に、5〜30重量
    %の範囲のダスト分(粒径0.1mmより小さい)を有
    する過ホウ酸ナトリウム−1水和物を導入する、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 いわゆる構造付き平滑ローラを備えたロ
    ーラの間での圧縮を5〜20kN/有効ローラ長cmの
    接触圧で実施する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 1以上の円柱スクリュ又は円柱−円錐ス
    クリュを用いて前圧縮工程を実施し、前圧縮された物質
    を直接、圧縮ローラのローラスリットに導入する、請求
    項1から3までのいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前圧縮の間に、20kPaより大きい圧
    力に調節する、請求項1から4までのいずれかに記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 圧縮ローラの表面の温度を13〜17℃
    の範囲に保持する、請求項1から4のいずれかに記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 ローラ及び前圧縮機の室の冷却により、
    前圧縮及び圧縮されるべき物質の温度を20℃より低く
    保持する、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 圧縮の間に得られるフレークシートを、
    破砕及び所望の場合には丸味付けにより顆粒形に変じ、
    不所望の粗大分及び微細分を分級により分離除去する、
    請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 0.2mmより小さい粒径を有する微細
    分を前圧縮工程に戻し導入する、請求項8に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれかの方法で得
    られた高い嵩密度有利に700g/l以上の嵩密度の過
    ホウ酸ナトリウム−1水和物より成ることを特徴とす
    る、粒状の洗剤、漂白剤及び清浄剤中で使用される活性
    酸素成分。
JP5135833A 1992-06-12 1993-06-07 粒状過ホウ酸ナトリウム−1水和物の嵩密度を高める方法 Pending JPH0656406A (ja)

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DE4219229A DE4219229A1 (de) 1992-06-12 1992-06-12 Verfahren zur Erhöhung des Schüttgewichts von Natriumperborat-monohydrat
DE4219229.3 1992-06-12

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